JP3427134B2 - 脱毛装置 - Google Patents

脱毛装置

Info

Publication number
JP3427134B2
JP3427134B2 JP11317194A JP11317194A JP3427134B2 JP 3427134 B2 JP3427134 B2 JP 3427134B2 JP 11317194 A JP11317194 A JP 11317194A JP 11317194 A JP11317194 A JP 11317194A JP 3427134 B2 JP3427134 B2 JP 3427134B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
skin
rotating body
stretching member
skin stretching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11317194A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07313243A (ja
Inventor
重左エ門 岩崎
秀一 末吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP11317194A priority Critical patent/JP3427134B2/ja
Publication of JPH07313243A publication Critical patent/JPH07313243A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3427134B2 publication Critical patent/JP3427134B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、美容などの目的のため
に体毛を取り除くのに使用される脱毛装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】この種の脱毛装置として例えば、特開平
3ー193004号公報を上げることができる。
【0003】特開昭3ー193004号公報においては
回転体からなる肌引き伸ばし手段を備えた脱毛装置であ
るが、肌引き伸ばし手段は肌と直交する軸を中心として
回転するため、肌が捩じられて、肌を十分に引き伸ばす
ことができない。
【0004】また、脱毛装置を肌に沿わせて移動させる
時の進行方向の前方側に肌引き伸ばし手段を設けるもの
もあるが、このものは、進行方向と平行に肌を引き伸ば
すものであるが、進行方向と直交する方向には肌が伸び
ないばかりか却って縮んでしわが発生してしまう。
【0005】また、出願人はこの種の脱毛装置としてす
でに特願平6−30459号(これは特開平6ー343
777号公報として公開されている)を出願している
が、このものは、回転駆動される肌引き伸ばし手段によ
って、進行方向及びこれと直交する方向に肌を引き伸ば
すものであり、確実に肌の引き伸ばしができるが、脱毛
手段の側方で回転する回転体上に脱毛手段との間隔が進
行方向前方側で狭く後方側で広く(つまりハの字状)な
った肌との接触部材を複数設けて、これらの接触部材が
次々と肌と接触することで肌を引き伸ばすようになって
いることから、肌の引き伸ばし動作が断続的になってし
まうものである。
【0006】また、脱毛装置ではないが、回転体からな
る肌引き伸ばし部材を刃部に隣接して設けた電気かみそ
りが知られている(特開昭60ー2271号公報)が、
一方向にのみ肌を引き伸ばすため、これと直交する方向
には肌が伸びないばかりか、却って縮んでしわが発生し
てしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の従来例
の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とす
るところは、肌を縮めることなく、しかも連続的に肌を
引き伸ばし、脱毛刺激を低減できる脱毛装置を提供する
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決して本発明の目的を達成するため、本発明の脱毛装置
は、毛を脱毛するための脱毛手段を略矩形状をしたケー
スの一端部に位置させ、この脱毛手段の側方において、
ケースの一端部の少なくとも互いに平行でない隣合う2
辺に自転駆動される回転体からなる肌引き伸ばし部材を
設けて成ることを特徴とするものである。
【0009】また、毛を脱毛するための脱毛手段を略円
形状をしたケースの一端部に位置させ、脱毛手段の側方
において、ケースの一端部の脱毛手段の周囲の少なくと
も半周以上に自転駆動される回転体からなる肌引き伸ば
し部材を設けて成ることも好ましい。
【0010】また、脱毛手段の略全周を囲む肌引き伸ば
し部材を設けることも好ましい。
【0011】また、各辺に設けた肌引き伸ばし部材が一
体のものであることも好ましい。
【0012】また、ケースの端部の脱毛手段の周りの肌
引き伸ばし部材を配置していない部分で且つ肌引き伸ば
し部材と対向する位置に肌に接触する肌押さえ部材を設
けることも好ましい。そして、この肌押さえ部材が遊転
自在なローラであることも好ましい。
【0013】また、肌引き伸ばし部材を構成する回転体
を弾性部材で形成することも好ましい。
【0014】また、肌引き伸ばし部材を構成する回転体
をコイルで形成することも好ましい。
【0015】また、肌引き伸ばし部材に毛起こし部を設
けることも好ましい。そして、この毛起こし部を回転体
の回転軸と平行な方向に伸びる突起で形成することも好
ましい。
【0016】また、肌引き伸ばし部材を構成する回転体
の回転駆動伝達部にクラッチ機構を設けることも好まし
い。
【0017】
【作用】上記のような構成の本発明によれば、毛を脱毛
するための脱毛手段を略矩形状をしたケースの一端部に
位置させ、この脱毛手段の側方において、ケースの一端
部の少なくとも互いに平行でない隣合う2辺に自転駆動
される回転体からなる肌引き伸ばし部材を設けること
で、前方及び側方に肌が引き伸ばされた状態で、脱毛処
がなされることになる。
【0018】また、毛を脱毛するための脱毛手段を略円
形状をしたケースの一端部に位置させ、脱毛手段の側方
において、ケースの一端部の脱毛手段の周囲の少なくと
も半周以上に自転駆動される回転体からなる肌引き伸ば
し部材を設けることで、中心から外側に放射状に肌が引
き伸ばされた状態で、脱毛処理がなされることになる。
【0019】また、脱毛手段の略全周を囲む肌引き伸ば
し部材を設けることで、全方位に肌を引き伸ばして、
毛処理ができることになる。
【0020】また、各辺に設けた肌引き伸ばし部材が一
体のものであると、前方及び側方への肌の引き伸ばしの
ための構成が簡略化されることになる。
【0021】また、ケースの端部の脱毛手段の周りの肌
引き伸ばし部材を配置していない部分で且つ肌引き伸ば
し部材と対向する位置に肌に接触する肌押さえ部材を設
けることで、肌押さえ部材で肌を押さえた状態でこれと
対向する位置に位置する肌引き伸ばし部材により確実に
肌を引き伸ばすことができることになる。
【0022】また、肌押さえ部材が遊転自在なローラで
あると脱毛装置を肌に接して移動させる時、肌押さえ部
材が脱毛手段の方に肌を押して弛ませることを防止する
ことができる。
【0023】また、肌引き伸ばし部材を構成する回転体
を弾性部材で形成することで、肌当たりがソフトにな
る。
【0024】また、肌引き伸ばし部材を構成する回転体
をコイルで形成すると、肌との滑りが良くなる。
【0025】また、肌引き伸ばし部材に毛起こし部を設
けることで、短い毛でも確実に脱毛できることになる。
【0026】また、毛起こし部を回転体の回転軸と平行
な方向に伸びる突起で形成することで、簡単な構成で毛
起こし部を構成できることになる。
【0027】また、肌引き伸ばし部材を構成する回転体
の回転駆動伝達部にクラッチ機構を設けることで、回転
体に毛を挟んだり、異物をかみこんだりした場合にクラ
ッチ機構が作動するようにすることで、回転体の回転を
停止して安全を図ることができるものである。
【0028】
【実施例】以下本発明を添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。図1乃至図6に本発明の一実施例が示して
ある。脱毛装置は、モータ11を内蔵する本体となるケ
ース1と、脱毛手段を内蔵する脱毛ブロック2とからな
るもので、ケース1は二つ割りハウジング10内に上記
モータ11を配置するとともに、電源ジャック14とス
イッチ15、そして、モータ11の出力軸に取付けたピ
ニオン12と噛合する中間ギア13を設けたものとして
形成される。この実施例においては図3に示すように、
ケース1の一端部は矩形状をしており、この矩形状をし
たケース1の一端部に脱毛手段となる脱毛ブロック2が
配置してある。
【0029】脱毛ブロック2はビス45により連結され
るケーシング20、21と、ケーシング20、21の対
向面に各々固着される一対のカム板22、22、カム板
22、22間に配設されて両端の軸部が軸支される軸ま
わりの回転が自在な基台23、基台23の外周面に配設
される複数個の脱毛爪3とからなるもので、上記基台2
3の一端側に外周面にはモータ11に取付けられたピニ
オン12と噛合する中間ギア13と噛合するギア24が
一体に形成してある。
【0030】ここにおける脱毛爪3は、図5に示すよう
に、端面同士が小間隙を介して対向する一対の直線上に
並ぶロッド31、32からなるもので、各ロッド31、
32にはレバー35、35が一体に形成されているとと
もに、レバー35、35間には薄肉の板ばね部36がや
はり一体に形成されている。そしてこの脱毛爪3は上記
レバー35が基台23の外周面に形成された蟻溝型の溝
25、25にスライド自在に係合することによって、基
台23に対して軸方向にスライド自在に取付けられてい
る。尚、基台23の周方向に並ぶ複数個の脱毛爪3は各
ロッド31、32間の板ばね部36の弾性で形成される
隙間部分が基台23の軸方向にずれた位置にくるように
形成されている。
【0031】そして、このように基台23に脱毛爪3が
取付けられた時、脱毛爪3におけるレバー35の端部が
カム板22、22と接するのであるが、両カム板22、
22はケーシング20、21の開口部側で間隔が狭くな
るように形成されていることから、モータ11の出力で
基台23が回転駆動される時、各脱毛爪3は回転体23
が一回転する間に軸方向に駆動されるものであり、この
間、一対のロッド31、32の端面同士がケーシング2
0、21の開口部側のところにおいて板ばね部36の弾
性に抗して接触する状態が生じるようになっている。図
6はこの時の動きを順に示しており、図6(a)に示す
ように隙間を介して相対している一対のロッド31、3
2は、図6(b)に示すようにハウジング20、21の
開口部のところに達した時点で端面同士を接触させるも
のであって、この時、毛をロッド31、32間に挟み込
むものであり、そして、上記接触状態が図6(c)に位
置するまでしばし維持されるために毛は引き抜かれるも
のである。このようにして順次脱毛されるため刺激が少
ないものである。
【0032】上記のようにして脱毛される本発明の脱毛
装置において、図1、図3、図4に示すように、弾性を
有する回転駆動される回転体100を脱毛ブロック2の
周囲、つまりケース1の一端部の開口部の周囲部に設け
た凹部20a、21aに回転自在に嵌め込んであり、こ
の場合、回転体100が脱毛爪3よりも肌側に突出する
ように配置してある。そして、図2のようにギア24の
回転をハウジング21に回転自在に取付けた摩擦車10
1に伝達し、摩擦車101を回転体100に接触させて
摩擦車101の回転を回転体100に伝達するようにな
っている。つまり、摩擦車101を介してギア24の回
転が回転体100に伝達されて回転体100が回転する
ようになっている。この場合の回転体100の回転方向
Cは図1、図3に示すように脱毛ブロック2の外方向に
向けて回転するようになっている。図2において20a
はハウジング20又は21に設けた窓部であり、この窓
部20a部分で摩擦車101と回転体100とが接触し
ている。
【0033】ここで、上記のように、摩擦車101によ
り回転体100に回転を伝達しているのは、肌を十分伸
ばす回転動力を伝えることができ、しかも、回転体10
0で肌を挟み込んだり、あるいは回転体100に異物を
かみ込んだ時に、回転体100がスリップしていわゆる
摩擦クラッチとすることで安全性を確保している。
【0034】また、回転体100はゴムやエラストマー
等の弾性体で構成し、肌との接触を良くして肌当たりを
良好にしている。
【0035】しかして、図6のように回転体100によ
り肌が外側に常に均等に伸ばされた中央の肌を脱毛する
ことになり、このため、脱毛の刺激が非常に少なくなる
ものである。また、このように肌を伸ばすため毛を起毛
させることができ、脱毛効率も良くなることになる。こ
こで、上記のように、回転体100が脱毛爪3よりも肌
側に突出するように配置してあることで、図6に示すよ
うに肌には回転体100が当たりながら回転し、脱毛爪
3は肌に強く当たらず、この結果、脱毛爪3の回転方向
の前方へ肌を弛ませることがないものであって、肌伸ば
し手段である回転体100による肌伸ばし効果を減少さ
せないようになっている。
【0036】上記実施例においては、脱毛手段である脱
毛ブロック2の略全周を囲む肌引き伸ばし部材を設けた
例を示したが、図11の実施例のように、肌伸ばし部材
を全周に設けなくても、進行方向及び進行方向と直交す
る方向においてそれぞれ肌を外側へ伸ばす回転体100
が設けてあれば、他辺は肌を押さえる押さえ部材10
2、103だけでも同様の効果が得られる。この時、図
11において脱毛爪3の回転方向をD方向とすると、肌
を押さえる肌押さえ部102はなくても脱毛爪3自体が
肌を器具の進行方向Aと反対側へ伸ばすことになり、前
述の実施例と同様の効果がある。図11中120は抜け
止め用突部120であり、抜け止め用突部120により
回転体100が凹部20a、21aから抜けないように
してある。
【0037】また、図7には回転体100の他の実施例
が示してある。この実施例においては、回転体100を
コイルばねで構成した例が示してある。このように回転
体100をコイルばねで構成すると肌との滑りがよく、
肌当たりが良くなる。ここで、コイルばねはばねが各々
密着状態がないようにして毛を挟むことを防止してい
る。
【0038】図8には本発明の更に他の実施例が示して
ある。この実施例においては、弾性体よりなる回転体1
00に毛起こし部100を設けた実施例が示してある。
この実施例では毛起こし部100aを回転体100の回
転軸と平行な方向に伸びる突起で形成してある。このよ
うな毛起こし部100aを設けると、回転体100が肌
に接して回転し、これに伴い、図8(b)のように毛起
こし部100aにより毛を引っ掛けて起こすことで脱毛
効率を良くしている。
【0039】図9には脱毛爪3の一例の展開図が示して
あり、毛を挟むための隙間3aを順次ずらせて配置して
ある。ここで、同一部分を一回転で数回脱毛するように
脱毛爪3を図10(a)のように板状に形成し、毛を挟
むための隙間3aを多く取るようにすると更に脱毛効率
を上げることができる。図10(b)は脱毛爪3を板状
に形成すると共に爪を曲げた例を示す。この板状に形成
するものは鈑金により形成してもよい。
【0040】なお、添付図において矢印Aは脱毛装置の
進行方向を示し、矢印Bは脱毛ブロックの回転方向を示
しているが、図3に示す実施例においては、回転体10
0が全周に設けてあるので、脱毛手段である脱毛ブロッ
ク2の回転方向は逆でもよいものである。また、図11
に示す実施例では脱毛ブロック2の回転方向と脱毛装置
の進行方向の前方に位置する回転体100の回転方向と
は逆にしてあり、このことにより脱毛ブロック2と進行
方向の前方に位置する回転体100との間で更に肌が引
き伸ばされることになる。ここで、Aは脱毛装置の進行
方向を示し、B、Dは脱毛ブロック2の回転方向を示
し、Cは回転体100の回転方向を示している。
【0041】なお、本発明において、脱毛手段は添付図
面に示した回転式のものにのみ限定されず、脱毛手段が
回動式のものであってもよいのは勿論である。
【0042】ところで、上記した各実施例において肌引
き伸ばし部材による肌の引き伸ばしについてさらに詳述
すると、今、肌引き伸ばし部材の肌に対する移動速度を
vとし、脱毛装置を移動させる時の進行速度をVとした
場合、図3、図13に示す実施例においては、進行方向
の前方においてはv+V、進行方向の後方においてはv
−Vとなり、したがって(v+V)+(v−V)=2v
となり、2vで肌が引き伸ばされることになる。また、
図11に示す実施例においては、進行方向の前方におい
てはv+V、進行方向の後方においては−Vとなり、し
たがって(v+V)+(−V)=vとなり、vで肌が引
き伸ばされることになる。また、図9において、肌当て
部材がローラの場合は、進行方向の前方においてはv+
V、進行方向の後方においては0となり、したがって
(v+V)+0=v+Vとなり、v+Vで肌が引き伸ば
されることになる。このため、肌当て部材を設ける場合
にはローラとする方が肌の引き伸ばし効率が向上するこ
とになる。
【0043】なお、添付図面に示す実施例では脱毛装置
のケース1の端部を矩形状として、この矩形状をしたケ
ース1の端部中央部に脱毛手段を配置した例を示した
が、脱毛装置のケース1の端部を円形状として、この円
形状をしたケース1の端部中央部に脱毛手段を配置して
もよいのは勿論である。
【0044】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、上述のように、毛を脱毛するための脱毛手段を略矩
形状をしたケースの一端部に位置させ、この脱毛手段
側方において、ケースの一端部の少なくとも互いに平行
でない隣合う2辺に自転駆動される回転体からなる肌引
き伸ばし部材を設けてあるので、前方及び側方に肌が引
き伸ばされた状態で、脱毛処理ができるものである。
の結果、脱毛刺激の少ない脱毛ができ、また、回転体か
らなる引き伸ばし部材により起毛させて脱毛ができて、
短い毛でも確実に脱毛ができ、脱毛効率が良く、また肌
当たりが良くなるものであり、更に、回転体からなる引
き伸ばし部材により肌が伸ばされるので、脱毛手段によ
り肌を挟むことがないものである
【0045】また、請求項2記載の発明にあっては、毛
脱毛するための脱毛手段を略円形状をしたケースの一
端部に位置させ、脱毛手段の側方において、ケースの一
端部の脱毛手段の周囲の少なくとも半周以上に自転駆動
される回転体からなる肌引き伸ばし部材を設けてあるの
で、中心から外側に放射状に肌が引き伸ばされた状態
で、脱毛処理ができるものである。この結果、脱毛刺激
の少ない脱毛ができ、また、回転体からなる引き伸ばし
部材により起毛させて脱毛ができて、短い毛でも確実に
脱毛ができ、脱毛効率が良く、また肌当たりが良くなる
ものであり、更に、回転体からなる引き伸ばし部材によ
り肌が伸ばされるので、脱毛手段により肌を挟むことが
ないものである
【0046】また、請求項3記載の発明にあっては、請
求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、脱毛手
の略全周を囲む肌引き伸ばし部材を設けてあるので、
全方位に肌を引き伸ばして、より効率的な脱毛処理がで
きるものである。
【0047】また、請求項4記載の発明にあっては、請
求項1記載の発明の効果に加えて、各辺に設けた肌引き
伸ばし部材が一体のものであるので、前方及び側方への
肌の引き伸ばしのための構成が簡略化できて、部材点数
が減少し、コストを低減できるものである。
【0048】また、請求項5記載の発明にあっては、請
求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、ケース
の端部の脱毛手段の周りの肌引き伸ばし部材を配置して
いない部分で且つ肌引き伸ばし部材と対向する位置に肌
に接触する肌押さえ部材を設けてあるので、肌押さえ部
材で肌を押さえた状態でこれと対向する位置に位置する
肌引き伸ばし部材により確実に肌を引き伸ばすことがで
きて、効果的な肌の引き伸ばしができるものである。
【0049】また、請求項6記載の発明にあっては、請
求項5記載の発明の効果に加えて、肌押さえ部材が遊転
自在なローラであるから、脱毛装置を肌に接して移動さ
せる時、肌押さえ部材が脱毛手段の方に肌を押して弛ま
せることを防止するものである。
【0050】また、請求項7記載の発明にあっては、請
求項1乃至請求項4のいずれかに記載の発明の効果に加
えて、肌引き伸ばし部材を構成する回転体を弾性部材で
形成してあるので、肌当たりがソフトになり、肌触りを
よくして肌を引き伸ばすことができるものである。
【0051】また、請求項8記載の発明にあっては、請
求項1乃至請求項4のいずれかに記載の発明の効果に加
えて、肌引き伸ばし部材を構成する回転体をコイルで形
成してあるので、肌との滑りがよく、肌当たりが良くな
るものである。
【0052】また、請求項9記載の発明にあっては、請
求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、肌引き
伸ばし部材に毛起こし部を設けてあるので、毛起こし部
により毛を起こして脱毛ができ、脱毛効率を向上させる
ことができる。
【0053】また、請求項10記載の発明にあっては、
請求項9記載の発明の効果に加えて、毛起こし部を回転
体の回転軸と平行な方向に伸びる突起で形成してあるの
で、回転体の回転に伴い、効率よく毛起こし部により起
毛させることができるものである。
【0054】また、請求項11記載の発明にあっては、
請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、肌引
き伸ばし部材を構成する回転体の回転駆動伝達部にクラ
ッチ機構を設けてあるので、回転体に毛を挟んだり、異
物をかみこんだりした場合にクラッチ機構が作動するよ
うにすることで、回転体の回転を停止して安全を図るこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の正面断面図である。
【図2】同上の回転体の動力伝達機構の一例を示す断面
図である。
【図3】同上の全体斜視図である。
【図4】同上の分解斜視図である。
【図5】同上の脱毛爪の斜視図である。
【図6】(a)(b)(c)は同上の動作説明図であ
る。
【図7】同上の回転体の他の実施例の斜視図である。
【図8】(a)は同上の回転体に毛起こし部を設けた例
を示す斜視図であり、(b)は(a)のPーP線におけ
る動作状態を示す断面図である。
【図9】同上の脱毛爪の展開図である。
【図10】(a)(b)は同上の脱毛爪を示す斜視図で
ある。
【図11】本発明の他の実施例の斜視図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 脱毛ブロック 100 回転体 100a 毛起こし部 102 肌押さえ部材 103 肌押さえ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−144092(JP,A) 特開 昭60−2271(JP,A) 特開 平4−348703(JP,A) 実開 平3−970(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A45D 26/00 B26B 19/42

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 毛を脱毛するための脱毛手段を略矩形状
    をしたケースの一端部に位置させ、この脱毛手段の側方
    において、ケースの一端部の少なくとも互いに平行でな
    い隣合う2辺に自転駆動される回転体からなる肌引き伸
    ばし部材を設けて成ることを特徴とする脱毛装置
  2. 【請求項2】 毛を脱毛するための脱毛手段を略円形状
    をしたケースの一端部に位置させ、脱毛手段の側方にお
    いて、ケースの一端部の脱毛手段の周囲の少なくとも半
    周以上に自転駆動される回転体からなる肌引き伸ばし部
    材を設けて成ることを特徴とする脱毛装置
  3. 【請求項3】 脱毛手段の略全周を囲む肌引き伸ばし部
    材を設けて成ることを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載の脱毛装置
  4. 【請求項4】 各辺に設けた肌引き伸ばし部材が一体の
    ものであることを特徴とする請求項1記載の脱毛装置
  5. 【請求項5】 ケースの端部の脱毛手段の周りの肌引き
    伸ばし部材を配置していない部分で且つ肌引き伸ばし部
    材と対向する位置に肌に接触する肌押さえ部材を設けて
    成る請求項1又は請求項2記載の脱毛装置
  6. 【請求項6】 肌押さえ部材が遊転自在なローラである
    ことを特徴とする請求項5記載の脱毛装置
  7. 【請求項7】 肌引き伸ばし部材を構成する回転体を弾
    性部材で形成して成ることを特徴とする請求項1乃至請
    求項4のいずれかに記載の脱毛装置
  8. 【請求項8】 肌引き伸ばし部材を構成する回転体をコ
    イルで形成して成ることを特徴とする請求項1乃至請求
    項4のいずれかに記載の脱毛装置
  9. 【請求項9】 肌引き伸ばし部材に毛起こし部を設けて
    成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の脱毛
    装置
  10. 【請求項10】 毛起こし部を回転体の回転軸と平行な
    方向に伸びる突起で形成して成る請求項9記載の脱毛装
  11. 【請求項11】 肌引き伸ばし部材を構成する回転体の
    回転駆動伝達部にクラッチ機構を設けて成ることを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載の脱毛装置
JP11317194A 1994-05-26 1994-05-26 脱毛装置 Expired - Fee Related JP3427134B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11317194A JP3427134B2 (ja) 1994-05-26 1994-05-26 脱毛装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11317194A JP3427134B2 (ja) 1994-05-26 1994-05-26 脱毛装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07313243A JPH07313243A (ja) 1995-12-05
JP3427134B2 true JP3427134B2 (ja) 2003-07-14

Family

ID=14605362

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11317194A Expired - Fee Related JP3427134B2 (ja) 1994-05-26 1994-05-26 脱毛装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3427134B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE218824T1 (de) * 1996-08-06 2002-06-15 Braun Gmbh Drehzylinder für ein epilationsgerät
JP3410645B2 (ja) * 1997-02-25 2003-05-26 松下電工株式会社 脱毛装置
FR2810215B1 (fr) 2000-06-15 2002-08-30 Seb Sa Appareil a epiler a pinces d'arrachage
JP4573257B2 (ja) * 2004-01-19 2010-11-04 九州日立マクセル株式会社 電気かみそり
JP5522715B2 (ja) * 2009-05-28 2014-06-18 日立マクセル株式会社 ロータリー式の電気かみそり
JP2013111314A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Panasonic Corp かみそり器
JP6284792B2 (ja) * 2014-03-13 2018-02-28 マクセルホールディングス株式会社 電気かみそり

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07313243A (ja) 1995-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2738669B2 (ja) 脱毛器具
US4960422A (en) Depilating appliance
JP2992356B2 (ja) 脱毛装置
JP3427134B2 (ja) 脱毛装置
EP0671136A1 (fr) Appareil pour épiler la peau humaine
JP3401034B2 (ja) 脱毛器具
JPH0777565B2 (ja) 脱毛器具
JP2823316B2 (ja) 脱毛装置
EP0576538A1 (en) Rotary head multi-tweezer hair removal device
US5207689A (en) Depilating appliance
JP2010069240A (ja) 脱毛装置
JP2878386B2 (ja) 脱毛装置
JPH04231007A (ja) 脱毛装置
JP3475485B2 (ja) 脱毛装置
JP3180090B2 (ja) 脱毛装置及びこれを用いた脱毛方法
JP3640113B2 (ja) 脱毛装置
JPH0956446A (ja) 脱毛装置
JP3271852B2 (ja) 脱毛装置
JP3517928B2 (ja) 脱毛装置
JP3271841B2 (ja) 脱毛装置
JP3521847B2 (ja) 脱毛装置
JP3422085B2 (ja) 脱毛装置
JPH0229208A (ja) 脱毛装置
JPH04348703A (ja) 脱毛装置
JPH04348704A (ja) 脱毛装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030325

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080516

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090516

Year of fee payment: 6

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090516

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100516

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100516

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110516

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120516

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees