JP2837269B2 - 脱毛装置 - Google Patents

脱毛装置

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JP2837269B2
JP2837269B2 JP2509027A JP50902790A JP2837269B2 JP 2837269 B2 JP2837269 B2 JP 2837269B2 JP 2509027 A JP2509027 A JP 2509027A JP 50902790 A JP50902790 A JP 50902790A JP 2837269 B2 JP2837269 B2 JP 2837269B2
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epilation
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    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D26/00Hair-singeing apparatus; Apparatus for removing superfluous hair, e.g. tweezers
    • A45D26/0023Hair-singeing apparatus; Apparatus for removing superfluous hair, e.g. tweezers with rotating clamping elements

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  • Manipulator (AREA)
  • Dry Shavers And Clippers (AREA)
  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、好ましくは握り状に形成されたケーシング
と、前記ケーシングの中に受けられ少なくとも1つの脱
毛ヘッドの脱毛部材と駆動関係に連結されたモータとを
有する脱毛装置に関するものである。
公知のこの型の脱毛装置(FR−A1 25 56 939)に
おいて、脱毛ヘッドは幾何学的に円筒形胴として形成さ
れ、その作動面が胴軸線に対して平行に延在する胴側面
の狭いバンドから成る。この構造の1つの欠点は、脱毛
操作中に皮膚が胴側面に沿って引っ張られ、場合によっ
ては挾まれ皮膚面に対して垂直方向に引っ張られる事に
ある。これはきわめて痛い。他の欠点は、脱毛装置の操
作と案内がその移動方向によって大きく決定される事に
ある。効果的に作用するためには、脱毛装置の運動方向
が胴軸線に対してできるだけ横方向でなければならな
い。最後に公知の脱毛装置は、例えば体毛の生え際、上
唇区域(鼻区域)などの小皮膚区域および細かな輪郭部
分の処置に不適当である。
米国特許第2、592、484号に記載の脱毛装置は、この
脱毛装置を皮膚に沿って案内するための可調整案内プレ
ートと、脱毛のため交互に駆動される一対の脱毛部材と
を備え、前記脱毛部材は、前記案内プレートの下側面と
同一水準の作動位置において連続的に皮膚と係合させら
れる。
本発明の目的は、脱毛操作中に皮膚を挟む事を防止す
ると共に、脱毛装置の操作と案内がもはや脱毛装置の運
動方向によって決定されないようにするにある。さら
に、比較的短い体毛が含まる区域でも、除去される体毛
を容易に挿入し、確実に保持し、その効率的引き抜きが
保証される。
本発明によれば、脱毛ヘッドがケーシングの中に取り
付けられケーシングによって部分的に包囲されるシリン
ダとして形成され、皮膚上に配置される前記シリンダの
作動面Aがこのシリンダの端面によって画成される事に
よって前記の要件が達成される。本発明のこの手段は、
脱毛動作中に皮膚を「押し下げ」て痛みを著しく減少さ
せ、また皮膚面に沿った小円形の作動運動を可能とし、
これは挿入される体毛の数を増大すると共に挿入動作を
容易にする。
本発明のさらに望ましい実施態様においては、前記シ
リンダはその内部に脱毛部材を収容した中空円筒体とし
て構成され、脱毛部材を制御するカムが中空円筒体の軸
線(B)に沿って配置され、また前記2成分、すなわち
中空円筒体とカムの少なくとも一方がケーシングの中に
回転自在に担持されてモータによって駆動される。この
構造は、操作しやすい包囲された平滑な脱毛ヘッド構造
を成す利点がある。
本発明のさらに他の実施態様は、請求項3によりわず
かの部材を必要とする簡単な低コストの脱毛ヘッド構造
を提供するにある。
さらに請求項4は本発明の他の望ましい実施態様を記
載している。この実施態様は、少し複雑な構造を含む
が、顕著な利点を示す。すなわち脱毛作用を加えられる
皮膚の箇所が連続的に変動される。カムはその閉鎖行程
を決定する円弧区域のサイズが縮小され、従って脱毛ヘ
ッド全体のサイズを縮小させる事ができる。
本発明のさらに他の望ましい実施態様として、請求項
14は、脱毛部材のそれぞれの閉鎖位置を決定し従って2
つの対向した脱毛部材と協働する2つの対向円弧部分を
有する対称カムを含む構造を開示している。
この型のカム構造を使用すれば、脱毛部材の数を倍加
する事ができ、例えば4個の脱毛部材を使用し、その結
果、脱毛サイクル数も同様に増加される。
脱毛ヘッドのサイズの縮小は、ケーシング上に数個
の、例えば2個または3個の脱毛部材を搭載できる利点
を示し、これにより脱毛装置の脱毛サイクル数をさらに
増大する事ができる(請求項17および18)。
本発明のさらに他の実施態様が請求項19および20にお
いて開示されている。これにより、脱毛部材の運動を二
重に使用できる利点がある。すなわち脱毛部材が一方の
側の閉鎖位置に入った時、他方の側に体毛の導入アパチ
ュアを形成する。このようにして脱毛サイクル数が実質
的に増大される。
本発明のさらに他の実施態様において、中空円筒体と
カムのそれぞれの軸が軸線の方向に摺動自在に案内さ
れ、また少なくとも中空円筒体が戻しバネを備える。こ
れにより、脱毛ヘッドにある程度の弾性を与え、皮膚の
接触圧が過大となった時に脱毛ヘッドを弾性的に降伏さ
せてケーシングの中に後退させる事ができる。
他の請求項はそれぞれ単独でまたは部分的にまたは結
合的に、本発明の脱毛装置の他の望ましいまたは有効な
実施態様を示す。
以下、本発明を図面に示す実施例について説明するが
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。付
図において、 第1図は本発明による脱毛装置の長手方断面図、 第2図は本発明による脱毛ヘッドの長手方断面図、 第3図は第2図の脱毛ヘッドの平面図、 第4図は第2図の脱毛ヘッドの第1変形の平面図、 第5図は第2図の脱毛ヘッドの第2変形の平面図、 第6図は第2図の脱毛ヘッドの第3変形の平面図、 第7図は第1図の脱毛装置の変形の長手方断面図、 第8図は2つの概略図示された脱毛ヘッドを含む脱毛
装置の斜視図、 第9図は3つの概略図示された脱毛ヘッドを含む脱毛
装置の斜視図、 第10図は第1図の脱毛ヘッドの変形の内側を示す部分
的斜視図、 第11図は第10図の追加構造を示す平面図、 第12図は第1図および第7図の脱毛装置の変形の長手
方断面図、 第13図は第1図の脱毛装置のさらに他の変形の長手方
断面図である。
第1図に図示の体毛引き抜き装置、簡単に「脱毛装
置」は実質的にケーシング1から成り、このケーシング
は原動機2を格納し、この原動機は一次電池または二次
電池あるいは電灯線から給電されるモータあるいはバネ
式原動機とする。
ケーシング1は脱毛装置を操作するための握りとして
作用するように形成されている。ケーシング1はさらに
モータ区画4を歯車区画6から離間する仕切り3を含
み、この歯車区画6は脱毛装置5を部分的に包囲してい
る。歯車区画6の中の減摩軸受8の中に、中空円筒体7
(シリンダ)が回転自在に担持され、この円筒体7は脱
毛ヘッド5の一部を成す。中空円筒体7の殻体は、第1
及び第3に示すように、均一な曲率を有する。減摩軸受
8の代わりに公知構造の平面軸を使用する事もできる。
中空円筒体7の近位端に取り付けられた歯車13の噛み合
うピニオン11がモータ2の軸9に固着され、この軸9は
仕切り3の中の開口10を通して歯車区画6の中に延在す
る。このようにして、歯車列11、13は、回転中空円筒体
7とモータ2との間に駆動連結を成す。歯車列の代わり
に、ベルトまたはストリング駆動などのそれ自体公知の
連続変速ドライブを使用する事ができる。中空円筒体7
の回転速度がモータの回転速度より小となるように伝動
装置が構成されている。
歯車区画6の内部において中空円筒体7の内側面に対
して2枚の板バネ15が相互に対向するように固着され、
図1に示すように、これらのバネ15はそれぞれの自由端
部に顎タイプの脱毛部材16を担持し、これらの脱毛部材
は下記に詳細に説明するように中空円筒体7の対応の内
側面14に当接するように移動させられる。
仕切り3の中に、前記モータ軸9と平行に軸17が取り
付けられ、この軸17は中空円筒体7を通してその外側リ
ム18まで延在しまたカム19を担持する。このカムは板バ
ネ15の作用で脱毛部材16を中空円筒体7の内側面に弾性
的に当接させるように構成されている。中空円筒体7の
リム18は脱毛装置の作動中に皮膚上に配置され中空円筒
体7の端面を成し、脱毛ヘッド5の作動面Aを画成す
る。
中空円筒体7の部材と脱毛部材16とから成る脱毛装置
の基本的機械モードは第2図および第3図から明らかで
あろう。これらの図において同様の部材は第1図と同一
数字で示される。
カム20は第1図の表示と相違し、非対称構造であっ
て、固定ネジ21によって軸17に調節自在に取り付けられ
ている。板バネ15は、それぞれの自由端部に取り付けら
れた顎タイプの脱毛部材22を解放位置に向かって弾発し
て脱毛部材と中空円筒体7の対応内側面14との間にギャ
ップ23を形成するように構成されている。カム20は、そ
の円形の外周面部分24が脱毛部材22を弾発して、脱毛部
材22が中空円筒体7の内側面14に当接する近接位置に入
らせるように構成されている。脱毛部材22の脱毛力は、
カム20を軸17に沿って移動させる事によって調節自在で
ある。板バネ15の振動を防止するため、これらのバネの
固定末端に減衰ストリップ25を固着する事ができる。皮
膚を挟まないように、脱毛部材22は中空円筒体7のリム
18に対して少し、近似的にa=0.1−0.4mmだけ内側に引
っ込められている。皮膚が中空円筒体7の過度にドーム
状に入る事を防止するため、外側凸形面を有するヘッド
26が軸17の自由端部に着座させられている。
中空円筒体7の殻体の外側縁は部分的に凹凸を有し、
第8図と第9図に図示のように脱毛部材22と協働する殻
体部分27が作動面Aに対して銃眼状に延在する。この殻
体部分27上に、アパチュア28が備えられ、挟まれた体毛
がこのアパチュアを通して排出される。この場合、脱毛
部材22は、アパチュア28から離間するための凹部29を適
当に備えている。挟まれる体毛の挿入を容易にするた
め、殻体部分27の垂直縁30がベベルを成す。
第1図、第2図および第3図に図示の脱毛装置の作動
モードは下記である。
図示されていない適当な公知構造のスイッチによって
モータ2が生かされ、モータ軸9が歯車列11、13を作動
して脱毛ヘッド5の中空円筒体7の回転を生じる。つぎ
に第1図と第2図において作動面Aを画成するこの脱毛
装置の端面を皮膚の選定された区域上に配置し、皮膚に
沿って円形に移動させる。中空円筒体7を第3図におい
て例えば矢印b方向に回転させるとすれば、中空円筒体
に固着された脱毛部材16または22がカム面の半径Rの突
出円弧部分24と接触している限り、カム19または20がこ
れらの脱毛部材16または22をその近接位置に押圧する。
回転の残余部分において、脱毛部材16または22はその板
バネ15の作用で内側に後退し、従って前記のギャップ23
を開く。皮膚面上の脱毛ヘッド5の円形運動の結果とし
て、体毛がギャップ23の中に入り、これらの体毛は、脱
毛部材16または22が近接位置に入るに従って脱毛部材に
よって保持され、中空円筒体7の回転が続くに従って皮
膚から引き抜かれる。脱毛ヘッド上に2個の脱毛部材が
存在するので、この動作サイクルは脱毛ヘッドの回転ご
とに2回繰り返される。
カム面の円弧部分24の長さおよび/または歯車比を変
動させる事により、脱毛部材16、22の閉鎖期間および引
き抜き行程の長さが変動される。
しかしこの実施態様において、前記のような非対称カ
ムは中空円筒体7の回転ごとに軸17が交互に逆方向に曲
げ応力を受けるという欠点がある。第4図および第1図
のカム19の対称的形状によって、より有利な利点が得ら
れる。脱毛部材が対向位置に配置されているので、カム
19は半径Rを有するカム面の対向円弧部分31を備える。
従って、カム19の閉鎖位置において、軸17に対して片側
放射方向圧が加えられない。さらに、この構造の結果、
中空円筒体7の回転ごとに脱毛部材16の4閉鎖位置を得
る事ができる。第4図は閉鎖位置にある脱毛部材16を示
す。
第5図に図示のように脱毛部材16と同一形状および構
造のさらに2つの脱毛部材32が中空円筒体7のスペース
の中に対称的に配置されれば、近接位置の数を倍加する
事ができる。この図において、脱毛部材16は閉鎖位置に
あるが、脱毛部材32は解放位置にあり、これらの脱毛部
材32と、前記の銃眼部分27と同一構造のシリンダ殻体の
直立銃眼部分33との間に、ギャップ34を形成する。この
ような構造の結果、中空円筒体7の1回転ごとに8閉鎖
位置が得られる。
第6図は第4図と類似の脱毛ヘッドを示すが、脱毛ヘ
ッドの回転方向Uに見られた時に脱毛部材16の前方に突
出櫛状部材35が追加され、また脱毛部材16は、櫛状部材
35によって持ち上げられた体毛をギャップ34(第5図)
の中に入れしやすくするためにベベル36を備えている。
第6図に図示の側面図は略図であって、櫛状部材35が作
動面Aまで延在する事を示す。数字27は、脱毛部材16と
協働する中空円筒体7の殻体の銃眼部分を示す。
第7図は第1図の脱毛装置の変形の細部を示す。この
脱毛装置とその個々のコンポーネントは他の点では同型
であるが、カムキャリヤが定置軸でなく、ケーシング1
減摩軸受38の中に回転自在軸支された軸37である。この
軸37のモータ2に近い端部39は歯車40を担持し、この歯
車40はモータ軸9上の第2ピニオン41と噛み合う。モー
タ軸9の第1ピニオン42は第1図と同様に中空円筒体7
の歯車43と駆動関係に連結されている。軸37とそのカム
19が中空円筒体7および脱毛ヘッド5の脱毛部材16より
も低い回転速度で、しかし同一方向U(第4図)に回転
するように、両方の歯車列40、41と42、43のサイズが決
定されている。この構造においても第1図について前述
したように、歯車列の代わりに連続変速ドライブを使用
する事ができる。
このような回転軸をカムキャリヤとして使用する事
は、カムの半径Rを不変としてカムの閉鎖行程区域が小
となる利点を有する。例えば、軸37がそのカム19または
20と共に中空円筒体7の回転速度の半分の速度で回転す
る場合、これらのカムの外周部分24のラジアンは半減す
る。脱毛ヘッド5の回転ごとの引き抜きサイクルの数が
増大し、また引き抜き作用の生じる皮膚上の箇所が移動
する。
このような手段によって脱毛ヘッドの全体サイズを縮
小させる事ができるので、第8図に図示のように逆回転
方向Uを有する同等サイズまたはすこし相違するサイズ
の2つの隣接脱毛ヘッド5を配備する事ができる。これ
により、体毛の引き抜き前に皮膚を引き延ばす事がで
き、皮膚上の脱毛ヘッド5の案内運動が容易になる。第
8図において、脱毛ヘッド7は簡単な形状の中空円筒体
7として図示されており、内部要素は省略されている。
しかし中空円筒体7の殻体の銃眼部分27は明瞭に見られ
る。
第9図の脱毛装置についても同様であって、この脱毛
装置はそれ自体公知のようにケーシング1の上端部の平
面において正三角形の隅部に3個の脱毛ヘッド5が配置
されている。しかし、これらの脱毛ヘッドは同一方向U
に回転する。
第1図およびそれ以下の図に示す脱毛ヘッド5の原理
を第10図に図示のように逆転させる事もできる。この図
において、回転中空円筒体の端面(図示されず)はディ
スク44によってカバーされ、このディスクの作動面Aを
画成する外側面45は脱毛操作中に皮膚上に載置される。
中空円筒体内部に面するディスク44の側面の上におい
て、顎タイプの脱毛部材46がウエブ部材47によって摺動
自在に案内され、このウエブに対してバネ48が作用し、
このバネ48はウエブ部材47とその脱毛部材46をディスク
44の中心に向かって押圧して、静止カム49に係合させる
と共に、脱毛部材をディスク44の外周50と係合するよう
に矢印cの方向に押圧する。ディスク44の1回転ごと
に、各脱毛部材46はディスク44の対応の外周面50から一
度持ち上げられてギャップ51を形成し(図において左
側)、つぎにカム49のステップ部分52によって閉鎖位置
まで急激に戻される(図において右側)。
第11図はこの構造の細部を示す。ディスクの回りにリ
ング53が機械的に連結され、このリングの半径R1はディ
スク44の外周面50とリング53との間に環状のスペース54
が保持されるようなサイズを有し、このスペースは、脱
毛部材46の厚さを考慮して体毛導入ギャップ55の所望の
幅に対応する。この手段により、脱毛部材46の任意の位
置は閉鎖位置と解放位置をとる。例えば、第11図の左側
下において、脱毛部材46は、矢印c方向に作用するバネ
48の作用に対抗して、カム49によって外側にリング53に
当接するように押圧されている。すなわちこの脱毛部材
46はリング外周面に対して近接位置にあるが、同時に体
毛の導入ギャップ55がこの脱毛部材46とディスク44の外
側外周50との間に開かれている。第11図の上方および右
側に示す脱毛部材の他の2位置において、逆の状態とな
る。これらの場合、脱毛部材とディスク44の外周面50と
の間に閉鎖位置が存在し、脱毛部材とリング53との間に
ギャップ55が形成されている。前記の付図に記載された
ようなカム49の形状および脱毛部材46の構造のそれぞれ
の変形をこの構造において使用する事ができる。
第12図の脱毛装置5は第1図の脱毛装置の変形を示
す。この構造は第7図の脱毛装置5の要素を含む。第1
図と逆の関係位置において、中空円筒体7はケーシング
1の中に剛着され、また固定カムキャリヤの代わりに、
カム19を取り付けた軸37がケーシング1の中に回転自在
に担持されている。第7図の実施態様と同様に、ピニオ
ン41がモータ2の軸9上に取り付けられて、軸37上に取
り付けられ歯車40と噛み合い、このようにして軸37をカ
ム19と共に回転させる事ができる。脱毛ヘッド5の他の
要素の関係位置と動作モードは第1図および第7図の実
施態様と同様であるが、その相違点は皮膚に沿って脱毛
装置を運動させる事によって引き抜き操作を実施する必
要がある事である。この他の種々の変形、特にカム形状
および脱毛部材の数と配置に関する実施態様をこの場合
に大幅に利用する事ができる。
第13図に図示の実施態様は下記の追加要素以外は第1
図の実施態様と同様であって、ケーシング1の中の中空
円筒体7は、ケーシング1の仕切り3上に支持された戻
しバネ56の作用に対抗して、カム19を担持する軸17の軸
線B方向に、ケーシング1の中に摺動自在に配置されて
いる。軸17も同一方向に移動自在であり、そのためピン
57を備え、このピンがその移動行程を制限するケーシン
グ1の仕切り3のみぞ穴58の中を案内される。このよう
にして、脱毛ヘッド5全体が皮膚に対する脱毛装置の過
度の接触圧に際して弾性的に降伏する事ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−274203(JP,A) 特開 平2−60603(JP,A) 特開 平2−29208(JP,A) 特開 昭60−156407(JP,A) 特表 平2−503526(JP,A) 実開 昭55−95607(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A45D 26/00

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータ(2)を収容するケーシング(1)
    と、ケーシング(1)に取付けられ脱毛部材を有する脱
    毛ヘッド(5)とを備え、 脱毛ヘッド(5)は、皮膚と接触して配置される作動面
    (A)を成す端面を有するとともに均一な曲率のシリン
    ダ殻体を有するシリンダとして形成され、 脱毛部材は、解放位置からシリンダの均一の曲率の殻体
    と係合する閉鎖位置まで可動である、 ことを特徴とする皮膚から毛を脱毛するための握り状の
    脱毛装置。
  2. 【請求項2】脱毛部材は、シリンダの殻体に弾性的に取
    付けられていることを特徴とする請求項1に記載の脱毛
    装置。
  3. 【請求項3】シリンダは、ケーシング(1)内に回転可
    能に保持され、歯車列によってモータと駆動関係にある
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の脱毛装置。
  4. 【請求項4】シリンダは、脱毛部材の閉鎖位置および解
    放位置への制御運動のためにケーシングに固定して形成
    された調節自在のカム(19、20、49)と連携されている
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の脱
    毛装置。
  5. 【請求項5】シリンダは、ケーシング(1)上に固定し
    て配置され、脱毛部材の閉鎖位置および解放位置への制
    御運動のためにモータ(2)によって回転駆動されるカ
    ムと連携されていることを特徴とする請求項1または2
    に記載の脱毛装置。
  6. 【請求項6】シリンダは、中空円筒体(7)として形成
    され、脱毛部材は顎タイプの脱毛部材(16、22、46)と
    して形成され、脱毛部材(16、22、46)は、カム(19、
    20、49)によって中空シリンダ(7)の殻体の内側表面
    と係合するようになっていることを特徴とする請求項1
    乃至5のいずれかに記載の脱毛装置。
  7. 【請求項7】シリンダは、ディスク(44)として形成さ
    れ、脱毛部材は、ディスク(44)の外周(50)と係合可
    能であり、ディスク(44)と脱毛部材とは、中空円筒体
    (7)またはリング(53)によって包囲されていること
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の脱毛装
    置。
  8. 【請求項8】ディスク(44)は、中空円筒体(7)また
    はリング(53)の内側の中央に配置されており、環状の
    スペース(54)がディスク(44)と脱毛部材(16、22、
    46)を受容する中空円筒体との間に設けられていること
    を特徴とする請求項6または7に記載の脱毛装置。
  9. 【請求項9】シリンダは、シリンダの軸線(B)の方向
    に摺動自在に案内されるようにケーシング(1)に配置
    され、ケーシングの内部の戻しバネ(56)によって作動
    されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記
    載の脱毛装置。
  10. 【請求項10】脱毛ヘッド(5)の中空円筒体(7)の
    端面がディスク(44)によってカバーされ、その外側面
    (45)が作動面(A)を成し、また脱毛部材(46)はデ
    ィスク(44)の内側面に沿って放射方向に案内され、こ
    れらの脱毛部材(46)はバネ(48)の作用によってディ
    スク(44)の外周(50)に当接させられ、またこれらの
    脱毛部材は脱毛部材(16、22、46)の上に備えられたウ
    エブ部材(47)を介して、同一バネ(48)の作用によっ
    て、放射方向(矢印c方向)に静止カムまたは回転カム
    (49)に対して押圧されることを特徴とする請求項6ま
    たは8に記載の脱毛装置。
  11. 【請求項11】中空円筒体(7)が歯車列(11、13)に
    よってモータ(2)と駆動関係に連結され、脱毛部材
    (16、22、46)が中空円筒体(7)の内部に固着され
    て、作動面(A)の区域において中空円筒体(7)の内
    側面(14)と弾性的に当接させられるように成され、軸
    (17)がケーシング(1)の中に取り付けられ、この軸
    (17)は軸線(B)に沿って定心されて中空円筒体
    (7)の中をその作動面(A)まで延在し、脱毛部材
    (16、22、46)に作用する少なくとも1つのカム(19、
    20、49)が軸(17)に固着されていることを特徴とする
    請求項6乃至10のいずれかに記載の脱毛装置。
  12. 【請求項12】中空円筒体(7)は歯車列(11、13)に
    よってモータ(2)と駆動関係に連結され、脱毛部材
    (16、22、46)が中空円筒体(7)の内部に固着され
    て、これらの脱毛部材は作動面(A)の区域において中
    空円筒体(7)の内側面(14)と弾性的に当接させられ
    るように成され、軸(37)がケーシング(1)の中に回
    転自在に取り付けられ、この軸(37)は軸線(B)に沿
    って定心されて中空円筒体(7)の中をその作動面
    (A)まで延在し、脱毛部材(16、22、46)に作用する
    少なくとも1つのカム(19、20、49)が軸(37)に固着
    され、また軸(37)はモータ(2)に近いその端部に歯
    車(40)を備え、この歯車(40)がモータ軸(9)上に
    取り付けられた第2ピニオン(41)と噛み合い、ここに
    前記両方の歯車列(11、13および40、41)のそれぞれの
    歯車比は、軸(37)が中空円筒体(7)と同一方向に回
    転するが中空円筒体(7)より低い回転速度で回転する
    ように選定されたことを特徴とする請求項6乃至10のい
    ずれかに記載の脱毛装置。
  13. 【請求項13】脱毛部材(16、22、46)の軸受に近い端
    部が板バネ(15)を介して中空円筒体(7)の内側面
    (14)に対して固着され、また前記カム(19、20、49)
    が前記の板バネ(15)に作用することを特徴とする請求
    項2乃至12のいずれかに記載の脱毛装置。
  14. 【請求項14】脱毛部材(16、22、46)は、作動面
    (A)に当接する中空円筒体(7)の外側リム(18)に
    対して小距離(a)だけ内側に引っ込められていること
    を特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載の脱毛装
    置。(第2図)
  15. 【請求項15】殻体部分(27)の垂直縁(30)および回
    転方向(U)における脱毛部材(16、22、46)の垂直縁
    はベベルを備えることを特徴とする請求項1乃至14のい
    ずれかに記載の脱毛装置。
  16. 【請求項16】脱毛部材は、均一間隔で配置された2個
    または4個の脱毛部材(16、32)を含むことを特徴とす
    る請求項1乃至15のいずれかに記載の脱毛装置。
  17. 【請求項17】2つの脱毛部材(16)と協働する2つの
    対向円弧部分(31)を有する対称カム(19)を含むこと
    を特徴とする請求項4乃至16のいずれかに記載の脱毛装
    置。
  18. 【請求項18】回転方向(U)に見て各脱毛部材(16、
    32)の前方のシリンダに櫛状部材(35)が固着され、こ
    の櫛状部材は近似的に作動面(A)の区域に湾曲歯を有
    することを特徴とする請求項1乃至17のいずれかに記載
    の脱毛装置。
  19. 【請求項19】2個の脱毛ヘッド(5)がケーシング
    (1)上に配置され、それらの回転方向(U)が逆方向
    であることを特徴とする請求項1乃至18のいずれかに記
    載の脱毛装置。
  20. 【請求項20】同一回転方向(U)の3個の脱毛ヘッド
    (5)がケーシング(1)上に配置され、これらの脱毛
    ヘッドはそれぞれ正三角形の隅部に配置されることを特
    徴とする請求項1乃至19のいずれかに記載の脱毛装置。
  21. 【請求項21】シリンダは、その内部に脱毛部材を収容
    した中空円筒体(7)として構成され、脱毛部材を制御
    するカム(19、22)が中空円筒体(7)の軸線(B)に
    沿って配置され、また前記2成分、すなわち中空円筒体
    (7)およびカム(19、22)の少なくとも一方がケーシ
    ング(1)の中に回転自在に担持されモータ(2)によ
    って駆動されることを特徴とする請求項1または2に記
    載の脱毛装置。
  22. 【請求項22】脱毛部材は、カム(19、20、49)によっ
    て中空シリンダ(7)の外側の殻体(50)と係合するよ
    うになっている顎タイプの脱毛部材(16、22、46)とし
    て形成されていることを特徴とする請求項7乃至21のい
    ずれかに記載の脱毛装置。
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