JP4720886B2 - 脱毛装置 - Google Patents

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Description

本発明は、脱毛装置、殊に体毛を引き抜き脱毛する脱毛装置に関するものである。
従来から、この種の脱毛装置として特許文献1などがあり、美容などに利用されている。
この脱毛装置の脱毛ヘッドは、対になったクランプ部を外周に複数有する回転体からなり、クランプ部の間に導入された毛をつかんで回転体の回転により引き抜くものである。
そして、対になったクランプ部は、開き状態で回転軸方向に開き幅を有しており、全てのクランプ部の開き幅の合計が、少なくとも脱毛ヘッドのクランプ部を配置できる領域の回転軸方向の幅(有効引き抜き幅L)に相当するように構成してある。
しかしながら、図10に示すように、クランプ部は回転体の回転軸方向に直交して配置されており、クランプ部の毛を挟持できる領域S’は回転軸方向に対して幅の無い点でしかない。
そのため、回転軸方向において上記点に根元が位置した毛しか脱毛される機会が無く、短い毛では点に位置し難く、肌の同じ範囲に繰り返し脱毛処理を行わないと毛を引き抜くことができず、脱毛処理に費やす時間が長くかかってしまうという問題を有している。
特表2006−524521号公報
そこで、本発明は、上記の問題に鑑みて発明したものであり、短い毛に対する脱毛効率を向上することで、脱毛処理に費やす時間を短くした脱毛装置を提供することを、課題とした。
上記課題を解決するために本発明に係る脱毛装置1は、脱毛装置本体2の一端に脱毛手段14を設けており、前記脱毛手段14は、少なくとも一つ以上の回転駆動するシリンダー16と、該シリンダー16の外周に設けた複数の脱毛部21と、からなるものである。そして、前記脱毛部21の開閉により毛を挟持して前記シリンダー16の回転により引き抜き脱毛する脱毛装置1である。更に、前記脱毛部21が、対向する面を開閉して毛を挟持する一対の挟持片を備え、前記脱毛部21の前記対向する面で毛を挟持する挟持可能領域Sは前記シリンダー16の円周方向に長さを有しており、前記対向する面を回転軸47方向に所定の角度で傾けて前記回転軸47に直交しないものとしたことを特徴とする。
このような構成をすることで、脱毛部21により毛を挟持する挟持可能領域Sが、点ではなく回転軸47方向に幅を備えた線状になり、毛、特に短い毛を挟持可能領域Sに位置させ易くなり、脱毛する機会が多くなり、脱毛効率を向上することができる。
そして、全ての前記脱毛部21を他の脱毛部21に対して回転軸47方向にずらして前記シリンダー16に配置する。このような構成をすることで、前記シリンダー16の一回転当たりの前記脱毛部21に導入される毛の範囲が広がり、脱毛部21により毛を挟持する機会が多くなり、脱毛効率を向上することができる。
更に、前記挟持可能領域Sの回転軸47方向の幅の合計を、前記シリンダー16の回転軸47方向における前記脱毛部21を配置した領域の幅L(以下、有効引き抜き幅Lと記載)以上とする。このような構成をすることで、前記シリンダー16が一回転した時に、前記シリンダー16の有効引き抜き幅Lにおいて、前記脱毛手段14の挟持可能領域Sが位置しない領域(脱毛される機会が無い領域)を無くすことができ、脱毛効率を向上することができる。
また、前記脱毛部21が回転軸47方向に複数並んで脱毛列20を構成しており、該脱毛列20を前記シリンダー16に複数列設ける。このような構成をすることで、前記シリンダー16の一回転当たりの脱毛の機会を多くすることができ、脱毛部21により毛を挟持する機会が更に増し、脱毛効率を向上することができる。
そして、少なくとも一つ以上の前記脱毛部21を、同じ脱毛列20に並んだ他の脱毛部21と異なる傾きで配置する。このような構成をすることで、毛の導入方向を一方向のみでなく複数の方向から導入可能となり、複雑な毛流であっても毛の導入効率が増すため、脱毛効率を向上することができる。
更に、少なくとも一つ以上の前記脱毛部21を、同じ脱毛列20に並んだ他の脱毛部21と反対の角度で傾けて配置する。このような構成をすることで、脱毛動作をしつつ、前記脱毛部21と肌との接触面により肌を引き伸ばすことができ、毛が引き起こされて、脱毛部21が毛を挟持しやすくなり、脱毛効率を向上することができる。
また、同じ脱毛列20に並んだ前記脱毛部21を、該脱毛列20の中央で数および角度を左右対称で配置する。このような構成をすることで、肌の引き伸ばし効果を左右均等にすることができ、効果的に毛が引き起こされて、脱毛部21が毛を挟持する機会が多くなり、脱毛効率を向上することができる。
そして、前記脱毛部21の傾きを回転方向Tの先端側が該脱毛列20の中央から離れる向きとする。このような構成をすることで、脱毛時に肌を前記シリンダー16の端部側に向かって引き伸ばすことができ、肌を効果的に引き伸ばせるため、毛の引き起こし効果が向上して、脱毛効率を向上することができる。
また、各脱毛列20を構成する前記脱毛部21の間にリブ28a、28b、28cを配置してあり、回転軸47方向に隣り合う脱毛部21の傾きと異なる傾きで前記リブ28a、28b、28cを傾ける。このような構成をすることで、肌が前記リブ28a、28b、28cに接することで、隣り合う前記脱毛部21の間への肌の落ち込みを防止でき、落ち込んだ肌が他の脱毛部21に挟まれる虞が無くなる。
また更に、前記脱毛手段14が複数の前記シリンダー16からなるものであって、全ての前記シリンダー16を同じ方向に回転駆動させる。このような構成をすることで、手前のシリンダー16が毛を挟持し損ねても、以降のシリンダー16でその毛を挟持して脱毛する機会があるため、一回の脱毛動作における脱毛の機会が増加する。
そして、前記脱毛手段14がガード10で覆われており、該ガード10が前記脱毛手段14に毛を導入する導入孔13を複数備える。このような構成をすることで、肌に接触した前記ガード10により肌を押さえた状態で脱毛を行えるため、脱毛時の刺激を和らげられる。
更に、前記導入孔13がガード10に設けた桟12により分割されて形成したものであって、前記桟12を回転軸47方向側に傾けて設ける。このような構成をすることで、前記脱毛装置1の移動に伴い前記桟12による肌伸ばし効果を回転軸47方向に少しずつ変えながら得ることができ、肌に対する刺激を抑えられる。
上記のように、シリンダー一回転あたりでの毛、特に短い毛を挟持する機会が多くなったことで、脱毛効率が向上すると共に、肌の同じ領域を繰り返し行う必要が無くなり、脱毛処理に費やす時間(以下、脱毛処理時間と記載)が短縮される。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。
脱毛装置1は、図1に示すように、手で把持する把持部である装置本体2と、装置本体2の内部に備えた駆動源4例えばモータと、装置本体2の一端に設けた毛を脱毛するための脱毛手段14と、駆動源4の駆動を脱毛手段14に伝達する駆動伝達部6例えば複数の歯車と、装置本体2の外面に設け駆動源4を操作する操作手段3例えばスイッチと、からなるものである。
そして、駆動源4の駆動を駆動伝達部6が脱毛手段14に伝達することで、脱毛手段14が脱毛動作を行う構成である。更に、脱毛装置1は、肌の脱毛処理を行いたい部位に脱毛手段14を当て、脱毛装置1を肌に対して所定の方向U(以下、執行方向Uと記載)に動かすことで、連続して脱毛処理を行うものである。なお、駆動源4、駆動伝達部6、操作手段3は脱毛手段14が脱毛動作を行えるものであればよい。
上記脱毛手段14は、図3に示すように、執行方向Uに対して回転軸47が直交した二つの脱毛ヘッド15であり、二つの脱毛ヘッド15は互いの回転軸47を前後に平行に並んだ配置で取り付けてある。そして、夫々の脱毛ヘッド15の本体は、夫々の回転軸47を軸に回転するシリンダー16である。
また、上記前後に並んだシリンダー16には、回転軸47方向の同じ側の端部に駆動伝達部6からの駆動を受ける脱毛ヘッド歯車17が夫々設けてある。そして、上記脱毛ヘッド歯車17に駆動伝達部6から駆動が伝達されると、シリンダー16の脱毛処理を行う側が執行方向Uと同じ向きに二つ同時に回転する構成となっている。
また、上記シリンダー16の外周には、図4および図5に示すように、脱毛部21が複数取り付けてある。そして、図6に示すように、上記脱毛部21は、回転軸47に沿ってシリンダー16の外周に開口した脱毛列取付部46と、脱毛列取付部46を覆って配置された脱毛列支持板40と、によりシリンダー16に位置決めされて、回転軸47方向に四つ並ぶことで、脱毛列20を構成している。
また、脱毛部21は、図4に示すように、対向する面を開閉して毛を挟持する一対の挟持片を備えいる。そして、上記挟持片は、シリンダー16の円周方向に長さを有し、且つシリンダー16の外径より小さい径で回転軸47側に中心を有する円弧形状のものである。なお、挟持片の対向した面の寸法が脱毛部21が毛を挟持する挟持可能領域Sである。
更に、一対の挟持片は、シリンダー16に固定された固定挟持片23aと、固定挟持片23aに向けて動く可動挟持片31aとの組み合わせ、あるいはシリンダー16に固定された固定挟持片23bと、固定挟持片23bに向けて動く可動挟持片31bとの組み合わせの二種類で構成されている。なお、二種類の差異に関しては後述とする。
したがって、可動挟持片31aが動き固定挟持片23aに面接触する、あるいは可動挟持片31bが動き固定挟持片23bに面接触することで、挟持可能領域Sに位置する毛が挟持されて、シリンダー16の回転により引き抜かれる構成である。
また、可動挟持片31a、31bは、図6および図7に示すように、可動爪30a、30bの一端に設けてあり、可動爪30a、30bの反対側の端部にはレバー取付部33a、33bが延設してある。そして、可動爪30a、30bの中央付近には、可動爪ピン挿通孔34が回転軸47方向に貫通した設けてある。
また、可動挟持片31aと対である固定挟持片23aは、図6に示すように、平面視略平行四辺形の固定爪22aの端部の立ち上がり部であり、可動挟持片31bと対である固定挟持片23bは、平面視略平行四辺形の固定爪22bの端部の立ち上がり部である。そして、固定爪22a、22bが正面視略コ字形状をなすことで、二つの同じ固定挟持片23a、23aまたは23b、23bを一体で形成した構成となっている。
また、脱毛列取付部46より回転軸47側のシリンダー16内部には、図7および図8に示すように、開閉レバー挿入孔19が回転軸47に沿ってシリンダー16を貫通している。そして、開閉レバー挿入孔19には、シリンダー16両端側から夫々開閉レバーが差し込まれている。
更に、開閉レバーは、長さの異なる6種類、36a、36b、36c、36d、36e、36fで構成されている。しかし、図5に示すように、一つに開閉レバー挿入孔19にシリンダー16両端から挿入される対となる組み合わせは夫々一組であり、対となった状態の開閉レバーの長手寸法の合計はいずれも略同じ寸法となる。具体的には、開閉レバー36aと開閉レバー36fとが対をなし、開閉レバー36bと開閉レバー36eとが対をなし、開閉レバー36cと開閉レバー36dとが対をなす構成である。
そして、上記開閉レバー36a、36b、36c、36d、36e、36fは、回転軸47に沿って長い本体である軸部37と、軸部37の長手方向のシリンダー16の端部側の端部に設けたローラ当たり部39と、軸部37に所定の間隔で同じ方向に切り欠いた二つの可動爪取付部38と、からなるものであり、可動爪取付部38は開閉レバー36a、36b、36c、36d、36e、36fごとにレバー取付部33aまたは33bのいずれか一方のみを取り付けるものである。
また、開閉レバー挿入孔19に差し込んだ一対の開閉レバーの間には、図7に示すように、復帰ばね45が取り付けてある。上記復帰ばね45は、差し込んだ側の端部に向けて開閉レバー36a、36b、36c、36d、36e、36fを付勢している。
そして、対をなす開閉レバー、例えば開閉レバー36aを脱毛ヘッド歯車17側からシリンダー16に挿入して、対となる開閉レバー36fを他端側からシリンダー16に挿入して構成した場合、の夫々のロータ当たり部39に、外部から略同時に荷重が加わると、図7に示すように、開閉レバー36aと開閉レバー36fとが、回転軸47と平行にシリンダー16の中央に向かって変位する。
この時、開閉レバー36aの変位により、開閉レバー36aに取り付けた二つの可動爪30bが動き、可動挟持片31bが固定挟持片23bに面接触して、挟持可能領域Sを閉じる。また、開閉レバー36fの変位により開閉レバー36fに取り付けた二つの可動爪30aが動き、可動挟持片31aが固定挟持片23aに面接触して、挟持可能領域Sを閉じる。
また、ローラ当たり部39への荷重が無くなると、復帰ばね45により開閉レバー36aと、開閉レバー36fとが元の位置に戻る。この時、開閉レバー36aの動きに合せて二つの可動爪30bが動き、且つ開閉レバー36fの動きに合せて二つの可動爪30aが動き、可動挟持片31aと固定挟持片23a、および可動挟持片31bと固定挟持片23bが夫々の面接触を解き、該脱毛列20を構成する四つの脱毛部21が再度挟持可能領域Sを形成する。
しかし、開閉レバー36fを脱毛ヘッド歯車17側からシリンダー16に挿入して、開閉レバー36aを他端側からシリンダー16に挿入した対となる開閉レバーの配置を前記配置と逆にした場合には、開閉レバー36fが可動爪30bを動かし、開閉レバー36aが可動爪30aを動かすものとなる。
したがって、一対の開閉レバーにおいて、脱毛ヘッド歯車17側からシリンダー16に挿入した開閉レバーが可動爪30bを動かし、他端側からシリンダー16に挿入した対となる他方の開閉レバーが可動爪30aを動かす構成である。尚且つ、一対の開閉レバーには略同時に荷重がかかり略揃って変位するため、一つの脱毛列20を構成する四つの脱毛部21が略一斉に毛の挟持動作を行う構成となっている。
また、脱毛列20を構成する脱毛部21の間には、図6〜8に示すように、脱毛ヘッド15への肌の落ち込みを防止する三種類の肌押さえ26a、26b、26cが配置されている。
上記肌押さえ26a、26b、26cは、本体外周側の面にリブ28a、28b、28cを設けると共に、その反対の裏面の略中央に凸部29a、29b、29cを設けたものである。そして、上記凸部29a、29b、29cには、回転軸47方向に貫通して開口した肌押さえピン挿通孔27が設けてある。
更に、肌押さえ26aは二つの固定挟持片23aの間に位置しており、肌押さえ26bは二つの固定挟持片23bの間に位置しており、肌押さえ26cは脱毛列20の中央に位置している。
また、シリンダー16の外周の脱毛列20を取り付けた位置と、該脱毛列20を動作させる一対の開閉レバーとの間には、ピン挿入孔18が設けてある。上記ピン挿入孔18は、シリンダー16の脱毛ヘッド歯車17が設けていない側の端部から回転軸47に沿って形成されており、脱毛ヘッド歯車17が設けていない側の端部に開口したものである。
そして、ピン挿入孔18は、図7および8に示すように、肌押さえピン挿通孔27と略同じ径であり、各肌押さえピン挿通孔27および各可動爪ピン挿通孔34と連通して、回転軸に沿った略一直線状の連通孔を構成するものである。そして、ピン挿入孔18以下の径で連通孔より長い寸法の抜け止めピン44を上記連通孔に挿入することで、上記脱毛列20および上記肌押さえ26a、26b、26cをシリンダー16に抜け止めすることができる。
更に、ピン挿入孔18の差込み口をヒートシールすることで、抜け止めピン44自体の抜け止めを行っている。なお、可動爪ピン挿通孔34は、可動爪30a、30bが開閉レバー36a、36b、36c、36d、36e、36fにより動く際に支障をきたさないため、抜け止めピン44の径に対して余裕を有した寸法である。
また、図5および図8に示すように、脱毛列20は、回転軸47方向に沿って、且つ円周を六等分した60°づつ離してシリンダー16に合計六列配置されている。
更に、シリンダー16に取り付けた六つの脱毛列20は、図10(a)に示すように、外周を平面上に展開すると、回転軸47方向に夫々略等しい量でシリンダー16にずれて配置してある。これにより、近接する脱毛箇所の間隔を均等にすることができる。したがって、脱毛する部位を変えつつ連続した脱毛処理が行われ、使用者に大きな刺激を一度に与えることなく、小さな刺激を連続的に与える構成となる。
また、脱毛部21は所定の角度で傾けてあり、回転軸47に直交しないものである。そして、脱毛部21は、該脱毛部21が構成する脱毛列20の中央で傾く方向を反対としおり、具体的には、固定挟持片23aと可動挟持片31aとからなる脱毛部21に対して、固定挟持片23bと可動挟持片31bとからなる脱毛部21が逆向きに傾いている。
したがって、脱毛列20は、傾きの異なる脱毛部21を二つずつ並べた左右対称とした構成である。なお、傾けた角度は、30°以下が好ましく、本実施形態では12〜13°である。
このような構成としたことで、一対の挟持片が毛を挟持できる領域である挟持可能領域Sは、回転軸47方向において、図10(b)に示すように従来の点ではなく、図9(b)に示すように所定の幅を有する。
そして、挟持可能領域Sが回転軸47方向に幅を有したことで、脱毛ヘッド15の一回転あたりの挟持可能領域Sの上記幅の合計が、シリンダー16の脱毛部21を配置できる領域の回転軸47方向の幅である有効引き抜き幅Lより長い構成となる。
したがって、脱毛部21を傾けたことで、脱毛部21を回転軸47に直交して設けた従来の脱毛装置に比べ、毛、特に短い毛の根元を挟持する機会が増しており、短い毛に対する脱毛効率が向上した脱毛装置1となる。
また、二つ並んだ脱毛ヘッド15は、図3に示すように、前後で取付角度を所定の角度ずらしている。なお、脱毛列20を配置した角度の半分が好ましく、本実施形態では、30°である。
そのため、前方の脱毛ヘッド15の脱毛動作に遅れて、後方の脱毛ヘッド15が脱毛動作を開始する。更に、後方の脱毛ヘッド15の上記脱毛動作が終了すると、今度は前方の脱毛ヘッド15が脱毛動作を開始する。
このように、前後の脱毛ヘッド15でずらしたことで、前後の脱毛ヘッド15の脱毛動作の時期がずれて、二つの脱毛ヘッド15が同時に毛を引き抜くことが無くなり、脱毛動作を交互に行う構成とした脱毛装置1となる。
したがって、脱毛効率が向上しても脱毛による刺激が大きくならず、連続的な小さな刺激に分散され、脱毛装置1使用時に大きな痛みが発生するのを防止できる。
また、二つの脱毛ヘッド15は前後に並んで配置しているが、図3に示すように、脱毛ヘッド15は他方の脱毛ヘッド15に対して回転軸47方向に所定量ずらして配置されている。
そして、前後の脱毛ヘッド15を回転軸47方向にずらして配置したことで、二つの脱毛ヘッド15の脱毛する位置が互いにずれた構成となる。そのため、脱毛手段14による脱毛の機会を更に増やすことができ、より脱毛効率の向上した脱毛装置1となる。
また、脱毛による皮脂、毛屑などが挟持片に溜まると、皮脂、毛屑などにより面接触が妨げられ、十分に毛を挟持できずに脱毛性能が低下する恐れがある。そこで、挟持片、例えば可動挟持片31a、31bの外周よりオフセットした位置に、円周に沿って凹部35を設けた。
上記凹部35を設けたことにより、凹部35に皮脂、毛屑などが溜まり挟持片の面接触を妨げなくなり、脱毛性能の低下を防止したものとなる。なお、凹部35は、固定挟持片23a、23bに設けてあってもよく、ましてや可動挟持片31a、31bと固定挟持片23a、23bの両方に設けてあってもよい。
更に、可動挟持片31a、31bの回転方向T側の端部には、該可動挟持片31a、31bの角度より更に角度を大きく傾けた可動側導入部32a、32bが延設してある。そして、上記可動側導入部32a、32bを延設したことにより、脱毛ヘッド15の回転時に、回転方向Tに対して向かってくる毛が可動側導入部32a、32bにガイドされて、挟持可能領域Sに誘い込み易くなり、脱毛効率を高くすることができる。
また、固定挟持片23a、23bの回転方向T側の端部には、固定挟持片23a、24bの傾きより更に角度を大きく傾けた固定側導入部24a、24bが延設してある。
したがって、可動側導入部32a、32bおよび固定側導入部24a、24bを延設したことで、脱毛部21に毛を誘い込み易くなり、毛、特に短い毛の根元を脱毛する機会が増して脱毛効率が向上し、脱毛処理時間を短縮できる。なお、可動爪30a、30b、固定爪22a、22bに薄い金属材料を用いて、端部を曲げることで各部位を形成すれば、安価に且つ部品点数を少なくできる。
また、上記リブ28a、28b、28cは、固定挟持片23a、23bより円周外方に突出しない寸法である。そして、リブ28aは固定挟持片23aの傾けた方向と逆向きで設けてあり、リブ28bは固定挟持片23bの傾けた方向と逆向きで設けてあり、リブ28cを回転方向Tに沿って設けてある。
このように、隣接する固定挟持片23a、23bの傾きと異なる方向に向けてリブ28a、28b、28cを設けたことで、脱毛列20の隣接する脱毛部21の間に肌が落ち込むことを防止する。そして、後列の脱毛列20を構成する脱毛部21に向けてリブ28a、28b、28cを設置できるため、脱毛部21への毛の導入効率が向上し、且つ肌を効果的に押さえることができ、脱毛部21と肌との接触を和らげ、肌当たりのよい脱毛ヘッド15となる。
また、図1に示すように、装置本体2の脱毛手段14を設けた端部には、ヘッドフレーム7が設置してある。そして、ヘッドフレーム7は開口部を有しており、脱毛手段14の一部を外部に露出している。更に、ヘッドフレーム7に囲まれた空間には、脱毛列20が開口部側に位置した時に、該脱毛列20を動かす一対の開閉レバー、例えば開閉レバー36aと開閉レバー36f、に荷重をかけるローラ9が対向して設けてある。
また、ヘッドフレーム7の開口部には、薄い板金を曲げ構成した薄板状のガード10が脱毛手段14の露出した部分を覆って配置してある。上記ガード10は、図1および2に示すように、脱毛手段14に毛を導入するための毛導入部11を備えており、毛導入部11は桟12により複数の毛導入孔13に分割されている。そして、上記桟12は所定角度で傾いており、執行方向Uに対して平行ではないものである。そのため、ガード10により、肌の脱毛処理を行う部位が押さえられ、肌伸ばし効果が得られる。尚且つ、桟12を傾けたことで、脱毛手段14が桟12により常に隠れてしまって脱毛処理を行えない位置が発生することを防止している。
もちろん、脱毛手段14は、本実施形態では配置数や角度に数字の記載があるが、上記数字のみに限定するのでは無く、本願発明を実施可能とするものであれば、適宜変更可能である。
本発明の脱毛装置における(a)は正面図であり、(b)は平面図であり、(c)はA−A断面図であり、(d)はB−B断面図である。 同上のガードにおける(a)は正面図であり、(b)は平面図であり、(c)は側面図であり、(d)は斜視図である。 同上のガードを外した脱毛装置の平面図である。 同上の脱毛ヘッドの斜視図である。 同上の脱毛ヘッドにおける(a)は正面図であり、(b)(c)は側面図である。 同上の脱毛ヘッドにおける分解斜視図である。 同上の脱毛ヘッドのC−C断面図である。 同上の脱毛ヘッドのD−D断面図である。 同上の脱毛ヘッドにおける(a)は脱毛部の配置の構成図であり、(b)は脱毛部の挟持可能領域の構成図である。 従来の脱毛ヘッドにおける(a)は脱毛部の配置の構成図であり、(b)は脱毛部の挟持可能領域の構成図である。
符号の説明
1 脱毛装置
2 装置本体
14 脱毛手段
15 脱毛ヘッド
16 シリンダー
17 脱毛ヘッド歯車
20 脱毛列
21 脱毛部
47 回転軸

Claims (12)

  1. 脱毛装置本体の一端に脱毛手段を設けており、前記脱毛手段は、少なくとも一つ以上の回転駆動するシリンダーと、該シリンダーの外周に設けた複数の脱毛部と、からなるものであり、前記脱毛部の開閉により毛を挟持して前記シリンダーの回転により引き抜き脱毛する脱毛装置であって、前記脱毛部が、対向する面を開閉して毛を挟持する一対の挟持片を備え、前記脱毛部の前記対向する面で毛を挟持する挟持可能領域は前記シリンダーの円周方向に長さを有しており、前記対向する面を回転軸方向に所定の角度で傾けて前記回転軸に直交しないものとしたことを特徴とする脱毛装置。
  2. 全ての前記脱毛部を他の脱毛部に対して回転軸方向にずらして前記シリンダーに配置したことを特徴とする請求項1記載の脱毛装置。
  3. 前記挟持可能領域の回転軸方向の幅の合計を、前記シリンダーの回転軸方向における前記脱毛部を配置した領域の幅以上としたことを特徴とする請求項2記載の脱毛装置。
  4. 前記脱毛部が回転軸方向に複数並んで脱毛列を構成しており、該脱毛列を前記シリンダーに複数列設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の脱毛装置。
  5. 少なくとも一つ以上の前記脱毛部を、同じ脱毛列に並んだ他の脱毛部と異なる傾きで配置したことを特徴とする請求項4記載の脱毛装置。
  6. 少なくとも一つ以上の前記脱毛部を、同じ脱毛列に並んだ他の脱毛部と反対の角度で傾けて配置したことを特徴とする請求項5記載の脱毛装置。
  7. 同じ脱毛列に並んだ前記脱毛部を、該脱毛列の中央で数および角度を左右対称で配置したことを特徴とする請求項6記載の脱毛装置。
  8. 前記脱毛部の傾きを回転方向の先端側が該脱毛列の中央から離れる向きとしたことを特徴とする請求項5〜7のいずれか一つに記載の脱毛装置。
  9. 各脱毛列を構成する前記脱毛部の間にリブを配置してあり、回転軸方向に隣り合う脱毛部の傾きと異なる傾きで前記リブを傾けたことを特徴とする請求項4〜8のいずれか一つに記載の脱毛装置。
  10. 前記脱毛手段が複数の前記シリンダーからなるものであって、全ての前記シリンダーを同じ方向に回転駆動させたことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の脱毛装置。
  11. 前記脱毛手段がガードで覆われており、該ガードが前記脱毛手段に毛を導入する導入孔を複数備えたことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の脱毛装置。
  12. 前記導入孔がガードに設けた桟により分割されて形成したものであって、前記桟を回転軸方向側に傾けて設けたことを特徴とする請求項11記載の脱毛装置。
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