JPH09224737A - 脱毛装置 - Google Patents

脱毛装置

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JPH09224737A
JPH09224737A JP3801196A JP3801196A JPH09224737A JP H09224737 A JPH09224737 A JP H09224737A JP 3801196 A JP3801196 A JP 3801196A JP 3801196 A JP3801196 A JP 3801196A JP H09224737 A JPH09224737 A JP H09224737A
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skin
raising
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roller
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Shigezaemon Iwasaki
重左エ門 岩崎
Toshihiro Takeuchi
利浩 竹内
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 寝た毛やくせ毛、短い毛を確実に起こし、効
率の良い脱毛を行うと共に肌に対する刺激が少なく、脱
毛刺激の少ない脱毛装置を提供する。 【解決手段】 手で持つことができるように把持部を有
する本体ケーシング1の上端開口部に、開閉して毛を掴
む複数の爪を備えて回転又は回動によって毛を引き抜く
ための引き抜き手段を設けた脱毛装置において、引き抜
き手段の前方に、引き抜き手段と一体に設けられて引き
抜き手段と一体に回転又は回動するくし形状のエラスト
マ等の軟質材料からなる毛起こし手段を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、美容などの目的の
ために体毛を除毛するのに使用される脱毛装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、回転する脱毛手段に一体に毛
の櫛すき効果を良くするための手段を設けて毛の導入を
良くしようとするものが、特開平2ー26857号公
報、ヨーロッパ特許第0467733号明細書、特表平
7ー500984号公報により知られている。
【0003】特開平2ー36857号公報に示された従
来例にあっては、毛を挟持する刃に設けられた把持帯域
間に窪みを設けることで各把持帯域により毛に櫛すき効
果を生じさせるようにしている。また、ヨーロッパ特許
第0467733号明細書に示された従来例にあって
は、引き抜き手段の前方にブラシを設けて毛を立たせる
ようにしている。
【0004】また、特表平7ー500984号公報にあ
っては、コイル状のばねにより形成されたクランプ装置
にコームを設けている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
にあっては、毛を先端で引っ掛けて起こすため、肌に密
着した毛や短い毛では毛がすべってしまって起こされな
いことがあり、脱毛効率が良くないという問題がある。
また、器具を肌に押し付けることにより肌に刺激を与え
てしまい、脱毛刺激が大きいという問題がある。また、
ブラシでは肌に押し付けると毛を倒してしまい毛を起こ
さないことがある。
【0006】本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発
明したものであって、寝た毛やくせ毛、短い毛を確実に
起こし、効率の良い脱毛を行うと共に肌に対する刺激が
少なく、脱毛刺激の少ない脱毛装置を提供することを課
題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の脱毛装置は、手で持つことができるように
把持部を有する本体ケーシングの上端開口部に、開閉し
て毛を掴む複数の爪を備えて回転又は回動によって毛を
引き抜くための引き抜き手段を設けた脱毛装置におい
て、引き抜き手段の前方に、引き抜き手段と一体に設け
られて引き抜き手段と一体に回転又は回動するくし形状
のエラストマ等の軟質材料からなる毛起こし手段を設け
て成ることを特徴とするものである。このような構成と
することで、くし形状の摩擦係数の高い軟質材料からな
る毛起こし手段により、わずかな毛との接触によっても
毛との接触抵抗が大きくなり、この結果、容易に毛を起
こすことができることになり、また、軟質材料であるた
め肌当たりも良いものである。
【0008】また、軟質材料が射出成形可能な熱可塑性
エラストマから成ることが好ましい。また、軟質材料か
らなる毛起こし手段がショアA硬度40°〜80°の硬
度で、先端巾0.2〜1.0mm、厚み0.2〜1.0
mm、高さ1〜3mmのくし状に形成してあることが好
ましい。このようにくし状で弾性を持たせることで肌当
たりが良く、また、肌の凹凸に対応することができるこ
とになる。
【0009】また、引き抜き手段に回転自在なローラ手
段、軟質材料からなる毛起こし手段を一体に設けると共
に、引き抜き手段の前方に毛起こし手段を配置し且つ毛
起こし手段の前方にローラ手段を配置し、各手段の間に
凹部を設けることも好ましい。このような構成とするこ
とで、肌当たりもよく毛の導入も良くすることができ
る。
【0010】また、軟質部材からなる毛起こし手段が硬
質部材からなる支持台に軟質と硬質との2材質一体成形
により形成してあることが好ましく、また、このものに
おいて、軟質部材と硬質部材との成形溶着面に突起部を
形成することも好ましい。このような構成とすること
で、軟質部材と硬質部材とが強固に溶着一体化されるこ
とになる。
【0011】また、引き抜き手段の前方に配置した毛起
こし手段が前後方向よりも左右方向に撓みやすくなって
いることも好ましい。このような構成とすることで、肌
に押し付けた場合に、毛起こし手段が左右方向に撓んで
この左右方向に撓んだ部分でも毛を起こすことができる
ものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態を添付図面
に基づいて説明する。添付図面に示す実施形態の脱毛装
置は以下のような構成となっている。本体ケーシング1
内に配した駆動ユニット6の上端部に脱毛手段となる脱
毛爪3と肌当て部材5とを設けるとともに、本体ケーシ
ング1上端のサブハウジング17の上面開口に上記脱毛
手段となる脱毛爪3を臨ませ、更に脱毛爪3の前後にそ
れぞれ肌当て部材5を配置したものである。、本体ケー
シング1は前後二つ割りで形成されたハウジング10
と、ハウジング10の上端面に配された上面板16と、
この上面板16上に着脱自在に配された枠状のサブハウ
ジング17から構成され、下端に電源ジャック14を、
側面にスイッチ15をそれぞれ備えている。そしてハウ
ジング10が手に持つ部分、つまり把持部となってい
る。
【0013】本体ケーシング1内に配される駆動ユニッ
ト6は、本体ケーシング1に対して上下動自在に組み込
まれるとともにばね18によって上方へばね付勢される
ことでフローティング支持されたものであって、図5に
示すように、メインフレーム61とメインフレーム61
の両サイドに固着される一対のサイドカバー62、62
によって構成されているフレーム60を具備しており、
本体ケーシング1には支持アーム9を介して取付けられ
ている。
【0014】この支持アーム9は図5に示すように平面
形状がコ字形となっているもので、中央部に設けた孔9
0をハウジング10の内面に設けた突起99、99に係
合させることでハウジング10に取り付けられる。そし
て、支持アーム9の両側片は図5から明らかなように、
各々上下一対の薄肉の弾性片91、91で形成されてお
り、両弾性片91、91の先端間をつないでいる部分
に、駆動ユニット6の重心位置の両側面に形成された突
起63と係合する係合孔93を備えている。弾性片91
の撓みにより、本体ケーシング1に対して駆動ユニット
6が上下動自在とされているわけであり、更に、駆動ユ
ニット6の下端面と本体ケーシング1の内底面との間に
配されたばね18により、上方に付勢されているもので
ある。図中68は駆動ユニット6のフレーム60の外周
面に設けられたフランジ64の下面と、ハウジング10
の内面に設けられた内フランジ69との間に配されてい
本体ケーシング1内への毛屑の侵入を防いでいる防塵パ
ッキンである。
【0015】このようにフローティング支持された駆動
ユニット6のフレーム60の下部にはモータ11が納め
られ、上端部には脱毛爪3を備えた脱毛ブロック2が配
設され、上下方向中央部には脱毛爪3の駆動のための確
動カム7が納められ、更に、フレーム60の一側には脱
毛ブロック2を往復回動させるための駆動手段が納めら
れている。
【0016】上記確動カム7は、脱毛ブロック2におけ
る脱毛爪3を駆動するためのもので、一対のカム溝7
2、72が外周面に形成されている回転軸70と、上記
カム溝72、72内を各々摺動する舟型のころ76を備
えた一対のカムフォロア75、75とからなるもので、
上記回転軸70の一端に固着されたギア71が、フレー
ム60によって支持されている中間ギア13を介してモ
ータ11の出力軸に設けられたピニオン12に噛み合っ
ている。ここにおける回転軸70は軸受79、79によ
ってフレーム60に回転自在に且つ軸方向に動き得る状
態で支持されたもので、ギヤ71と軸受け79との間に
僅かに隙間が形成してあって遊びを持たせてある。ま
た、上記一対のカム溝72、72は、共にたすき状に形
成されるとともに回転軸70の軸方向に間隔をおいた状
態で形成されており、一対のカムフォロア75、75の
各ころ76、76は、カム溝72、72における交差部
分に位置している時を除き、回転軸70の軸方向におい
て相反するところに位置するようにされている。また、
回転軸70は上述のように軸方向に動き得るとはいえ、
一対のカムフォロア75、75による位置規制を受ける
ために、その軸方向位置が不安定となることはない。
【0017】上記一対のカムフォロア75、75は、図
1乃至図3、図5に示すように、フレーム60から立設
した軸67、67の回りに各々回転自在となっているも
ので、各ころ76は軸67から偏心した位置の下面側に
設けられている。また、各カムフォロア75における軸
67を挟んでころ76と反対側の位置の上面には、脱毛
爪3の駆動用の駆動ころ77が設けられている。図中の
160はサブハウジング係止用フック、65はメインフ
レーム60の中央部上面に配される上蓋、66は防塵板
であり、各カムフォロア75、75の軸67と同心の円
柱部が上蓋65と防塵板66とを上下に貫通している。
【0018】次に、本発明における脱毛ブロック2につ
いて詳述する。フレーム60上端部に配されている脱毛
ブロック2は、図1乃至図3、図6、図7に示すよう
に、軸26によってフレーム60の両側上端部間に回転
自在に架設されている回転体23に、脱毛爪3と、上記
カムフォロア75,75の動きを受けて脱毛爪3を動か
す一対のスライダー28,28とを設けたもので、一端
にギア27が設けられている回転体23の下部側に位置
している両スライダー28,28は、回転体23の両端
間に架設された軸29,29によって回転体23に対
し、上記軸26と平行な方向にスライド自在とされてい
る。
【0019】脱毛ブロック2における脱毛爪3は、回転
体23の軸方向に所定の間隔で並んでいる複数枚の固定
爪3aと、各固定爪3a間に配されている複数枚の可動
爪3bとからなるもので、可動爪3bは、図8に示すよ
うに、一端の係合突起37の数と位置とが異なる2種が
回転体23の軸方向において交互に配設されているとと
もに、両側縁から突出する支持突起38,38が回転体
23によって支持されることで、回転体23に対し、回
転体23の軸方向と直交する方向の軸のまわりに揺動自
在とされている。図8中の39は可動爪3bにおける前
記軸26が挿通される孔である。また、可動爪3bには
弾性片38aが設けてあり、図7においてSで示す固定
爪3a間の溝に圧入されてがたつきによる騒音の低減を
図るようにしている。ここで、図8(c)のように可動
爪3bの弾性片38aが固定爪3aの図7においてSで
示す部分の端部に設けた弧状突部3a1 に弾接して支持
され、このことにより弾性片38aの弾接部分が可動爪
3bの回動支点となり、これによりがたつきなくなり、
騒音が低減されるのである。弾性片38aとしては図8
に示すような切り起こし片の他に、ゴム状のものなどの
弾性体を貼り合わせ等の固着手段で設けてもよい。
【0020】回転体23にスライド自在に取り付けられ
ている一対のスライダー28,28は、軸方向において
相互に重なる部分を備えているとともに上記確動カム7
によって相反する方向にスライド駆動されて、一方のス
ライダー28が回転体23の軸方向に並んでいる複数枚
の可動爪3bうちの1枚おきを同時に揺動させ、他方の
スライダー28が残る可動爪3bを同時に逆方向に揺動
させるもので、両スライダー28,28には可動爪3b
の係合突起37が係合する係合溝280が上面に設けら
れている。ただし、一方のスライダー28は一列に並ぶ
係合溝280を、他方のスライダー28は2列で並ぶ係
合溝280を一方のスライダー28の係合溝280の両
脇に備えたものとなっており、一列に並んでいる複数枚
の可動爪3bが両スライダー28,28に交互に係合し
ている。そして両スライダー28,28の下面には、夫
々軸26を中心とする円弧となっている溝281が設け
られており、各溝281に前記カムフォロア75,75
の各駆動ころ77が係合している。
【0021】また、図6、図7に示すように回転体23
の円周部には固定爪3aの前方に大きな凹所230が設
けられており、この凹所230には回転自在に取付けら
れたローラ231が回転体23に設けられた端部に位置
する固定爪3aの周方向にある取付け孔232に軸23
3によって圧入固定してある。この時、ローラ231に
軸233を圧入固定して、取付け孔232に軸233を
遊挿してもよい。これにより回動時に回転体23のリブ
の摺動刺激によって悪くなっていた肌当たりは回動自在
に取付けられたローラ231によって肌を引っ張らずに
転がるために肌当たりが良いものとなり、骨部でも固定
爪3aと可動爪3bの肌への衝撃がローラ231によっ
てやわらげられるため、肌当たりが非常に良いものとな
る。
【0022】また、図6、図7に示すように回転体23
には射出成形可能な熱可塑性の弾性エラストマにより形
成された毛起こし手段となるくし状のフィン234が固
定爪3aとローラ231との間の凹所230のほぼ中央
に設けてあって、該フィン234は回転体23と一体に
回転するようになっている。駆動ユニット6におけるメ
インフレーム61と一方のサイドカバー62との間に組
み込まれる駆動手段は、図1、図5に示すように、確動
カム7における回転軸70の一端面の偏心部に一端が軸
81で連結されているリンク80と、フレーム60に軸
84で支持されているギア83とからなるもので、上記
リンク80の他端はギア83の偏心部に軸82で連結さ
れており、ギア83は脱毛ブロック2における回転体2
3に設けられた前記ギア27にかみ合っている。
【0023】今、モータ11を回転させれば、中間ギア
13を介して回転軸70が回転するものであり、この回
転軸70の回転で、リンク80とギア83とにより、脱
毛ブロック2全体が軸26を中心に所定角度内の往復回
動を行う。この回動は、ローラ231がサブハウジング
17の上面開口のほぼ中央に位置する状態と、脱毛爪3
における可動爪3bが同じ位置にくる状態との間でなさ
れるようにしてある。そして上記回動と同時に、確動カ
ム7における一対のカムフォロア75,75が夫々軸6
7を中心に相反する方向の往復回動を行って、脱毛ブロ
ック2における一対のスライダー28,28に相反する
方向の往復直線運動を行わせるために、スライダー2
8,28の往復動で往復揺動を行う可動爪3bは、一つ
おきの固定爪3aの両面に隣合う2つの可動爪3bが同
時に接する動作と、残る固定爪3aの両面に隣合う2つ
の可動爪3bが同時に接する動作とを繰り返す。
【0024】ここにおいて、本実施例に係るものでは、
脱毛ブロック2の軸26を中心とする2回の往復回動の
間に、可動爪3bが1回の往復動を行うように、確動カ
ム7を構成してある。つまり、脱毛ブロック2の軸26
を中心とする1回の往復回動の間に、可動爪3bが一側
の固定爪3aに接している状態から他側の固定爪3aに
接する状態に移行するようにしてある。また、この可動
爪3bの上記移行は、脱毛ブロック2の軸26を中心と
する往復回動の両死点のうち、可動爪3bがサブハウジ
ングの上面開口に位置している時の死点の時点で大半が
なされるとともにこの時点の移行で可動爪3bが固定爪
3aに接するようになっており、他方の死点において、
接していた固定爪3aから可動爪3bがわずかに離れる
動きがなされるものとなっている。
【0025】つまり、ローラ231が肌に接している状
態から、脱毛ブロック2の軸26を中心とする一方向回
転によって、固定爪3aと可動爪3bとが肌に面する位
置に来た時、固定爪3aと可動爪3bとによる毛の挟持
がなされ、この挟持がなされた状態のままで脱毛ブロッ
ク2の逆方向回転がなされることで毛の引き抜きがなさ
れるとともに、上記ローラ231が再度肌に接する状態
となった時、挟持していた毛の解放がなされるという動
作が繰り返されることになる。
【0026】次に、肌当て部材5につき説明する。肌当
て部材5は、本体ケーシング1の上部のサブハウジング
17の開口内に位置するとともに本体ケーシング1に対
してスイング及びフロート自在となっている。すなわ
ち、脱毛手段である脱毛ブロック2の前後にそれぞれ配
置した前後の肌当て部材5の両端部間を連結部50によ
り一体に連結して肌に当接する部材Aが構成してある。
つまり、本実施形態においては連結部50により連結し
た前後の肌当て部材5が肌に当接する互いに離間した2
つの部材となっている。ここで、前に位置する肌当て部
材5はくし状のコーム51により構成してあり、寝た毛
やくせ毛を起こすようになっている。図13の動作図
(a)(b)(c)に示すようにこのコーム51により
肌を伸ばしながら寝た毛やくせ毛を起こし、フィン23
4で起こした毛を維持し、挟持部へ毛を導入し、脱毛を
行う。図13の矢印は脱毛爪3を有する回転体23の回
動方向を示している。コーム51はウレタン系のエラス
トマよりなる弾性エラストマで外周を囲んであり、弾性
エラストマはコーム51を有する肌当て部材5を成形す
る際に弾性エラストマと硬質材料との2材質を一体成形
する2材質成形により成形してある。ここで、上記のよ
うに2材質成形により形成するに当たり、図20に示す
ように肌当て部材5の主体を形成する硬質材料で形成さ
れる硬質部5aに突起部5a1 を設けることで、コーム
51の外面部を構成する軟質材料である弾性エラストマ
51aが硬質材料よりなる硬質部5aに対して使用時に
図19の矢印方向にずれるのを防止している。また、硬
質部5aに孔5a2 を設けてこの孔5a2 に軟質材料で
ある弾性エラストマ51aが一体に充填されて弾性エラ
ストマ51aと硬質部5aとを強固に一体化している。
【0027】この弾性エラストマはショアA硬度が40
°〜80°であり、肌当たりを良くしながら肌を伸ば
し、毛を整毛することができるようにしている。更に、
コーム51は前方へ突出部51aを設けて毛を起こし易
くしてある。図6に示すように連結部50の一部は連結
部50の主体から一体に連出された弾性を有するヒンジ
部52となっていてこの弾性を有するヒンジ部52によ
りコーム51が一体に連結支持してあり、このため、前
方の肌当て部材5は連結部50の主体に対して独立して
フロートすることができるように構成してあって、更に
肌当たりを良くしている。また連結部50の主体の上面
部には肌押さえ部53が上記と同様の弾性エラストマで
突出形成してある。後ろに位置する肌当て部材5はロー
ラ54により構成してあり、該ローラ54は弾性エラス
トマにより形成してあって軸54aにより回転自在に取
付けてあり、肌に追従して転がるようにしてある。
【0028】図6に示すように、連結部50の主体の外
側面部には上面が円弧面となった凸部55が設けてあ
り、該凸部55の外側面にボス56が突設してあり、ま
た、凸部55部分から上記したヒンジ部52が連出して
ある。更に凸部55の下端部には支点溝57が設けてあ
る。一方、本体ケーシング1の上部にサブハウジング1
7の両側の内面部の中央部にはそれぞれ対向するように
上下方向に長い長孔171が設けてある。そして、連結
部50で連結した前後の肌当て部材50はサブハウジン
グ17内に下方より挿入されてサブハウジング17の開
口に臨ませられるのであるが、ここで、上記前後の肌当
て部材5を連結する連結部50の凸部55に設けたボス
56が長孔171に上下移動自在に係合してある。サブ
ハウジング17の開口の両側には上面片部172が設け
てあり、上面片部172は断面円弧状をしていて下面側
が円弧状をした凹部173となっている。
【0029】ハウジング10にサブハウジング17を取
付けた状態で、サイドカバー62に設けた支点リブ62
aが連結部50の支点溝57に嵌まり込み、ばね18の
上方押圧力が駆動部のサイドカバー62を介して支点リ
ブ62aに伝達され、支点溝57を介して連結部50の
凸部55を凹部173に接触させるようになっている。
ここで、円弧状をした凹部173の曲率半径R1 が円弧
状をした凸部55の曲率半径R2 よりも大きく設定して
あり、このため、円弧状の凸部55は円弧状の凹部17
3に一点で当たり、この一点で当たる部分が肌に当接す
る部材Aのスイングの支点部Pとなっており、また、同
時にこのスイングの支点部Pは肌に当接する部材Aのフ
ロートに当たっての上端支持部を構成している。
【0030】つまり、図11及び図12に示すように肌
への押付けによるスイングにより上記支点部(肌に当接
する部材Aのサブハウジング17への上端支持部)
1 、P 2 が駆動部の下方へのフロートにより反対方向
に移動するものであり、押圧力Fによりばね18を下方
に押圧することによりスイング可能となる。この時、押
圧力Fによるばね18のフロートにより支点部Pが可変
され、図10のB1 に対して、図11のB2 、図12の
3 が長くなり、少ない押圧力Fでもばね18を押圧し
てフロートさせることができ、ボス56を中心にスイン
グ可能となる。また、図11や図12の状態において外
力である押圧力Fを解除、つまり肌から離した時、中心
から距離Hだけ離れていた支点部P1 又はP2 はばね1
8のばね力により図10に示す初期位置に肌に当接する
部材Aを戻すものである。この外力が作用しない状態に
おける肌に当接する部材Aのスイングの支点部Pの初期
位置が、脱毛手段の回転又は回動中心を通るフロート方
向線に設けてある。
【0031】このように支点部Pを可変自在とすること
で、肌への押付けによるスムーズなスイングが得られ、
構造が簡単で且つ小型の脱毛器を提供することができる
ことになる。また、すでに述べているように、円弧状を
した凹部173の曲率半径R1 を円弧状をした凸部55
の曲率半径R2 よりも大きく、即ちR1 ≧R2 に構成す
ることで、スムーズなスイングができるようになってい
る。
【0032】添付図面に示す実施形態においては、肌に
当接する互いに離間した少なくとも2つの部材が連結さ
れていて本体ケーシング1に対して一体にスイング及び
フロート自在となった肌に当接する部材Aの例として、
前後の肌当て部材5を連結部50で一体に連結して構成
した例を示したが、他の実施形態としては、脱毛手段と
脱毛手段とを連結部で連結することで、肌に当接する部
材Aを構成し、該肌に当接する部材Aを前述の実施形態
と同じように本体ケーシング1に対してスイング及びフ
ロート自在としてもよいものである。また、肌当て部材
5と脱毛手段とを連結部で連結することで、肌に当接す
る部材Aを構成し、該肌に当接する部材Aを前述の実施
形態と同じように本体ケーシング1に対してスイング及
びフロート自在としてもよいものである。
【0033】ところで、図6、図7に示すように回転体
23には射出成形可能な熱可塑性の弾性エラストマ(例
えはウレタン系のエラストマ)により形成されたくし状
のフィン234が固定爪3aとローラ231との間の凹
所230のほぼ中央に設けてあり、回転体23と一体回
転するようになっていて、該フィン234により寝た毛
やくせ毛や短い毛を起こすようになっている。更に、フ
ィン234を構成する弾性エラストマの硬度は肌当たり
を良く、毛を起こし易くするためにショアA硬度を40
°〜80°にしている。また、厚みは0.2〜1.0m
m、先端巾は0.2〜1.0mm、高さ1〜3mmに設
定し、肌に優しい弾性を有するようにしている。ここ
で、図22に示す実施形態においては、先端の厚みS1
が0.4mm(根元の厚みS2 が0.7mm)、先端巾
3 が0.5mm(根元の巾S4 が0.6mm)、高さ
5 が1.5mmとなっており、このようにフィン23
4の厚みと巾に差を付けることで、フィン234を肌に
押し付けた際における撓んで倒れる方向を規制してい
る。また、フィン234は図22(a)のように平面視
で角が丸くなった角形をしており、このように平面視で
角形とすることでも、上記と同様にフィン234を肌に
押し付けた際における撓んで倒れる方向を規制してい
る。これらの構成によりフィン234は肌に押し当てた
場合に図14に示すように毛抜き操作時の進行方向と直
行する方向(つまり進行方向を前方とすると左右方向)
に撓み、摩擦抵抗が大きいため、左右方向に撓んだ部分
でも毛を起こすことができるものである。
【0034】また、軟質の弾性エラストマ製のフィン2
34は硬質部材の支持台235に2材質一体成形してあ
り、この際、図21、図22に示すように支持台235
に突出部235aを設けて溶着面を増し、溶着力を強く
している。また、支持台235にボス235b、ウエル
ダ溶接用リブ235cを設けて、図23に示すように回
転体23の孔23aにボス235bをはめ込んで位置決
めし、回転体23にウエルダ溶接により固定しており、
この場合、ウエルダ溶接用リブ235c部分が溶けて回
転体23に溶着している。ウエルダによる溶着強度を良
くするために支持台235と回転体23は同一材料が良
いものである。また、支持台235を回転体23にフッ
ク等で固定してもよいものである。ここで、硬質部材の
回転体23にフィン234を2材質一体成形してもよ
い。
【0035】しかして、図13(a)(b)(c)の順
序で脱毛するのであるが、すでに述べたように、コーム
51により肌を伸ばしながら毛を起こし(特にコーム5
1は長い毛に対して有効である)、フィン234で起こ
した毛を維持し、脱毛手段の挟持部に導入して脱毛する
のであり、フィン234は脱毛手段と一体に動作し、し
かもフィン234と脱毛手段との距離は不変のため、脱
毛手段である可動爪3a、固定爪3bにより脱毛する直
前まで毛を起こすことができ、この結果、短い毛であっ
てもフィン234で確実に毛起こしができるものであ
る。また、この場合、図13に示すように弾性エラスト
マで外周を囲んだコーム51により肌を伸ばした状態で
脱毛手段と一体に動作するフィン234により毛起こし
をするので、短い毛でも押さえ付けず毛起こしができて
短い毛をより確実に毛起こしができるものである。つま
り、フィン234は短い毛に対して特に有効である。上
記のようにしてフィン234は、図13に示すようにコ
ーム51で起こされなかった毛を起こし、確実に脱毛爪
3に毛の根元部を導入し、効率の良い脱毛を行うと共
に、脱毛による刺激を低減している。
【0036】また、図14のように、弾性エラストマに
より形成したフィン234は弾性を有するとともに摩擦
抵抗が大きいものであり、毛との接触により容易に毛を
起こすことができるものである。また、回転体23の固
定爪3aの前方の凹所230の中間部分にフィン234
を設けることで、ローラ231とフィン234及び脱毛
爪3a、3bの各手段の間に2〜4mm巾の凹部が形成
される。このことにより、毛が毛起こしフィン234及
び脱毛爪3a、3bに容易に係合し、毛が起こされ導入
されるので、効率の良い脱毛ができ、毛の根元をつかむ
ため脱毛刺激が少ないものである。更に、可動爪3a、
固定爪3bに脱毛時の進行方向であるフィン234側に
向けて突出部を設けることでさらに毛を起こすようにな
っている。
【0037】更に、図15乃至図18にはフィン234
の種々の実施形態が示してある。すなわち、図15はフ
ィン234がローラ231に対して直交して一定間隔を
へだてて複数並設した例であって、図7に示す実施形態
を示すものである。図16はローラ231に対してフィ
ン234を傾斜させて並設した例(この例においては、
中央を境にして左右のフィン234の傾斜を逆方向とし
てある例)であり、傾斜させることで素通りする毛を起
こし易くしている。また、図17はフィン234を交互
に千鳥状に配置した例であり、導入隙間Mを大きくする
ことで、毛の導入を良くしている。また、図18は複数
のフィン234をローラ231に対して平行に且つ交互
に千鳥状に配置した例であり、横方向に長いフィン23
4により肌当たりを良くしている。
【0038】なお、添付図面において101は毛を示
し、100は肌を示している。
【0039】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、上記のように、手で持つことができるように把持部
を有する本体ケーシングの上端開口部に、開閉して毛を
掴む複数の爪を備えて回転又は回動によって毛を引き抜
くための引き抜き手段を設けた脱毛装置において、引き
抜き手段の前方に、引き抜き手段と一体に設けられて引
き抜き手段と一体に回転又は回動するくし形状のエラス
トマ等の軟質材料からなる毛起こし手段を設けてあるの
で、引き抜き手段と一体に回転又は回動するくし形状の
エラストマ等の軟質材料からなる毛起こし手段によりわ
ずかな接触によっても接触抵抗が大きくて長い毛や短い
毛などを容易に起こして引き抜き手段へ導入でき、効率
の良い脱毛をすることができるものであり、また、毛起
こし手段がエラストマ等の軟質材料からなるので肌当た
りが良く、脱毛刺激を低減できるものである。
【0040】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、軟質材料が射出
成形可能な熱可塑性エラストマから成るので、射出成形
により一体の櫛状の毛起こし手段を形成できて、安価に
なるものである。また、請求項3記載の発明にあって
は、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、軟質材料
からなる毛起こし手段がショア硬度A40°〜80°の
硬度で、先端巾0.2〜1.0mm、厚み0.2〜1.
0mm、高さ1〜3mmのくし状に形成してあるので、
肌への弾性が良くて肌当たりが良くなり、毛を効率良く
起こす剛性を確保できて効率的な脱毛ができ、脱毛刺激
が少なく、また、また、肌の凹凸に対応することができ
るものである。
【0041】また、請求項4記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、引き抜き手段に
回転自在なローラ手段、軟質材料からなる毛起こし手段
を一体に設けると共に、引き抜き手段の前方に毛起こし
手段を配置し且つ毛起こし手段の前方にローラ手段を配
置し、各手段の間に凹部を設けてあるので、ローラ手段
により肌当り良く肌を押さえて毛を起こし易くし、引き
続く軟質材料からなる毛起こし手段で容易に毛を効率良
く起こし、引き続く引き抜き手段に効率良く導入して挟
持して効率の良い脱毛ができるものである。また、各手
段の間に凹部を設けることで、毛が毛起こし手段や引き
抜き手段に容易に係合し、毛が起こされて導入されるの
で効率の良い脱毛ができ、毛の根元を掴んで脱毛刺激の
少ない脱毛ができるものである。
【0042】また、請求項5記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、軟質部材からな
る毛起こし手段が硬質部材からなる支持台に軟質と硬質
との2材質一体成形により形成してあるので、軟質部材
を簡単な構造で支持台に保持でき、回転体にウエルダ溶
接等により固定できるものである。また、請求項6記載
の発明にあっては、上記請求項5記載の発明の効果に加
えて、軟質部材と硬質部材との成形溶着面に突起部を形
成してあるので、溶着面を増し、軟質部材の溶着面の保
持強度を高めることができるものである。
【0043】また、請求項7記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、引き抜き手段の
前方に配置した毛起こし手段が前後方向よりも左右方向
に撓みやすくなっているので、軟質材料よりなる毛起こ
し手段を肌に押し付けた場合、毛起こし手段が左右に撓
んで左右に撓んだ部分で毛起こしができて効果的な毛起
こしができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の正面断面図である。
【図2】同上の一部省略した側面断面図である。
【図3】同上の拡大正面断面図である。
【図4】同上の平面図である。
【図5】同上の本体の分解斜視図である。
【図6】同上の脱毛ブロックの分解斜視図である。
【図7】同上の脱毛ブロックにおける回転体の斜視図で
ある。
【図8】(a)(b)はそれぞれ可動爪の斜視図であ
り、(c)は可動爪を固定爪間に圧入支持した部分の断
面図である。
【図9】同上の拡大正面図である。
【図10】同上の肌に当接する部材が初期位置に位置し
ている状態の断面図である。
【図11】同上の肌に当接する部材の前側を押圧した時
のスイングしている状態の動作を示す説明図である。
【図12】同上の肌に当接する部材の後側を押圧した時
のスイングしている状態の動作を示す説明図である。
【図13】(a)(b)(c)はそれぞれ脱毛状態を示
す動作順序の説明図である。
【図14】同上の毛起こし手段が左右方向に撓んで毛を
起こしている状態を示す説明図である。
【図15】(a)はフィンとローラの位置関係を示す平
面図であり、(b)はフィンの側面図である。
【図16】フィンとローラの位置関係を示す他の実施形
態の平面図である。
【図17】(a)はフィンとローラの位置関係を示す更
に他の実施形態の平面図であり、(b)はフィンの側面
図である。
【図18】(a)はフィンとローラの位置関係を示す更
に他の実施形態の平面図であり、(b)はフィンの側面
図である。
【図19】肌当て部材の2材質一体成形状態を示す説明
図で、右半分は弾性エラストマを図面上省略していない
状態を示し、左半分は弾性エラストマを図面上省略した
状態を示している。
【図20】図19のXーX線の拡大断面図である。
【図21】弾性エラストマにより形成されたくし状のフ
ィンを支持台に2材質一体成形した状態を示す正面図で
ある。
【図22】(a)は図21のY部分の拡大平面図であ
り、(b)は拡大断面図であり、(c)は拡大正面図で
ある。
【図23】支持台を回転体に取付けている状態の断面図
である。
【符号の説明】
1 本体ケーシング 2 脱毛ブロック 3 脱毛爪 234 フィン 235 支持台 231 ローラ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手で持つことができるように把持部を有
    する本体ケーシングの上端開口部に、開閉して毛を掴む
    複数の爪を備えて回転又は回動によって毛を引き抜くた
    めの引き抜き手段を設けた脱毛装置において、引き抜き
    手段の前方に、引き抜き手段と一体に設けられて引き抜
    き手段と一体に回転又は回動するくし形状のエラストマ
    等の軟質材料からなる毛起こし手段を設けて成ることを
    特徴とする脱毛装置。
  2. 【請求項2】 軟質材料が射出成形可能な熱可塑性エラ
    ストマから成ることを特徴とする請求項1記載の脱毛装
    置。
  3. 【請求項3】 軟質材料からなる毛起こし手段がショア
    A硬度40°〜80°の硬度で、先端巾0.2〜1.0
    mm、厚み0.2〜1.0mm、高さ1〜3mmのくし
    状に形成してあることを特徴とする請求項1記載の脱毛
    装置。
  4. 【請求項4】 引き抜き手段に回転自在なローラ手段、
    軟質材料からなる毛起こし手段を一体に設けると共に、
    引き抜き手段の前方に毛起こし手段を配置し且つ毛起こ
    し手段の前方にローラ手段を配置し、各手段の間に凹部
    を設けて成ることを特徴とする請求項1記載の脱毛装
    置。
  5. 【請求項5】 軟質部材からなる毛起こし手段が硬質部
    材からなる支持台に軟質と硬質との2材質一体成形によ
    り形成してあることを特徴とする請求項1記載の脱毛装
    置。
  6. 【請求項6】 軟質部材と硬質部材との成形溶着面に突
    起部を形成して成ることを特徴とする請求項5記載の脱
    毛装置。
  7. 【請求項7】 引き抜き手段の前方に配置した毛起こし
    手段が前後方向よりも左右方向に撓みやすくなっている
    ことを特徴とする請求項1記載の脱毛装置。
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