JP2015530212A - 脱毛器 - Google Patents

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Abstract

本開示は、毛髪を捕捉する方向に沿って、取り付け具又は脱毛器のハウジングに対して駆動運動するように配置された、毛髪をクランプし、引き抜く、少なくともクランプユニットを有する脱毛器の取り付け具又は脱毛器に関し、クランプユニットは、クランプ面及び毛髪ガイド面を有する可動クランプ要素と、クランプ面及び毛髪ガイド面を有する固定クランプ要素とを含み、可動クランプ要素及び固定クランプ要素は、2つのクランプ面が、その間に毛髪を受容するための隙間が形成されるように、最小の距離を有する、開位置と、2つのクランプ面が互いに当接する閉位置との間で周期的に移動できるように配置されており、2つの毛髪ガイド面は、開位置において、毛髪を捕捉する方向において隙間の前方に漏斗形状を形成し、この漏斗形状は、毛髪を捕捉する方向と垂直な幅方向で測定した幅を有し、この漏斗形状幅は、可動クランプ要素の毛髪ガイド面の幅、隙間幅、及び固定クランプ要素の毛髪ガイド面の幅の合計により求められ、固定クランプ要素の毛髪ガイド面の幅は、可動クランプ要素の毛髪ガイド面の幅より大きく、任意により、固定クランプ要素の毛髪ガイド面の幅は、可動クランプ要素の毛髪ガイド面の幅及び隙間幅の合計とほぼ同じ大きさである。

Description

本発明は、脱毛器に関する。
脱毛器は、2つのクランプ要素を含むクランプユニットが上部に配置された、クランプシリンダを含み得ることが既知である。動作中、クランプシリンダが、そのシリンダ軸を中心に回転するように駆動される。クランプユニットは、隙間内に毛髪が入り得るように、2つのクランプ要素の間に隙間が延びる開位置と、2つのクランプ要素が少なくともクランプ線に沿って互いに当接する閉位置であって、閉位置にある際に、クランプユニットがクランプシリンダ上で回転し続けるときに、クランプ要素の間でクランプされた毛髪がユーザの皮膚から引き抜かれる、閉位置との間で周期的に移動するように配置されている。欧州特許第1 796 501(B1)号は、概ね、複数のクランプユニットを有するクランプシリンダについて記載する。
欧州特許第1 796 501(B1)号
脱毛器の効率性を向上させる、すなわち、クランプされ、引き抜かれる毛髪の数を増加させることが、一般的に所望されている。
したがって、本開示の目的は、既知の装置を超える、増加されたクランプ効率性及び引き抜き効率性を有する脱毛器を提供することである。
1つの態様によると、長手方向シリンダ軸を中心として回転するように配置されたクランプシリンダを含む脱毛器が提供され、少なくとも1つのクランプユニットが毛髪をクランプし、引き抜くためにクランプシリンダ上に提供され、クランプユニットは毛髪を捕捉する方向に沿って駆動運動するように配置され、クランプユニットはクランプシリンダの周辺部の突出部分を形成し、動作中、ユーザの皮膚に接触することを意図されない、クランプシリンダの低い高さの表面の少なくとも一部は、規則的な構造、又はクランプシリンダの他の部分における毛髪に対する摩擦係数よりも、毛髪に対してより高い増加された摩擦係数を備えた低い高さの表面部分のいずれかを含む。別の方法としては、クランプユニットの別の部分によって提供される摩擦係数よりも、ほんの少しだけ高い、低い高さの表面部分(特に毛髪に関連しない)の摩擦係数が提供されてもよい。この他の部分は、例えば、クランプユニットの外側皮膚接触表面であってもよい。皮膚と接触しない低い高さの表面が、反対の特徴を呈する一方で、クランプにユニットが皮膚上を円滑に滑るように配置されることで、毛髪の把持及び再方向付けを容易にする。この効果はまた、クランプシリンダの低い高さ部分の表面構造によって達成されてもよい。クランプシリンダの低い高さは、クランプシリンダの他の突出部に対してベース高さとして画定される。クランプユニットは、このような突出部の1つの例であってもよい。上記又は下記の、毛髪を起こす/再方向付けすることに関連する態様は、クランプユニットの他の機構から独立していてもよく、又はこれらと組み合わせてもよい。
1つの態様によると、長手方向シリンダ軸に対して平行に延びるリッジを含む規則的な構造が提供される。したがってリッジは、処置される体上でのクランプシリンダの移動方向に対して横切るように延びる。これにより起立される毛髪の把持が容易になる。リッジは、クランプシリンダのジグザグな周辺部の断面を作ってもよい。あるいは、リッジは、溝部又は波形部又は低い表面部分に他の機構を作ってもよい。
1つの態様によると、リッジが、0.05mm〜約0.5mmの範囲の半径方向高さを有するように提供されてもよい。毛髪を起こす構造体は、好ましくは微視的高さで提供される。上記の範囲の数字を備えるリッジ構造は、少なくとも約1平均毛髪直径〜10倍の平均毛髪直径の範囲の深さ又は高さである。半径方向高さ(又は深さ)は、長手方向軸からクランプシリンダの周辺部における点を通るように提供される半径方向線までの仮想の伸張部分の方向を指す。更に、この範囲及び最小伸張部分により、脱毛時、構造化された表面が皮膚に対して押圧されないことが確実である。
1つの態様によると、半径方向高さが、約0.08mm〜約0.2mmの範囲であるように提供される。
1つの態様によると、リッジ間の円周距離が、約0.2mm〜約2mmの範囲であるように提供される。これにより、射出成形による良好な製造が可能でありながら、起立される毛髪の把持効率性が改善される。
1つの態様によると、毛髪に関して増加された摩擦係数を備えた低い高さの表面部分は、クランプシリンダの別の部分と比べてより粗い表面を含む。したがって、皮膚と接触するこのような部分は、皮膚とは接触しないが毛髪を起こすのに役立つように意図されるクランプシリンダの低い高さ部分よりも平滑であり、皮膚上をよく滑ることが好ましい。毛髪の端部が粗い凹部に捕捉されるときに、毛髪は起こせられ、ひいては再方向付けされる。
1つの態様によると、粗い表面が、0.05mm〜約0.5mmの深さを備える凹部を含むように提供される。この深さは、長手方向軸から、クランプシリンダの周辺部におけるある点を通って提供される半径方向線までの仮想の伸張部分の方向を指す。したがって、これは表面に垂直な方向で測定される。更に、この範囲及び最小伸張部分を備える場合、脱毛時、構造化された表面が皮膚に対して押圧されないことは確実である。
1つの態様によると、毛髪に対して増加された摩擦係数を備えた低い高さの表面部分は、コーティング済み表面を含むように提供される。コーティング済み表面は、毛髪が表面に沿って滑り得ないような摩擦係数に増加させ得ることが分かった。
1つの態様によると、コーティング済み表面はエラストマーを含むように提供される。
1つの態様によると、少なくとも毛髪をクランプし、引き抜くクランプユニットを含む、脱毛器が提供され、クランプユニットは、毛髪を捕捉する方向に沿って駆動運動するように配置され、クランプユニットはクランプ区分及び少なくとも翼状区分を有する可動(第1)クランプ要素を含み、クランプ区分はクランプ面を有し、翼状区分はガイド面を有し、このガイド面は、少なくとも毛髪を捕捉する方向に対してクランプ面から外側に傾いており、固定(第2)クランプ要素はクランプ区分、及び少なくとも翼状区分を有し、クランプ区分はクランプ面を有し、翼状区分はガイド面を有し、このガイド面は、少なくとも毛髪を捕捉する方向に対してクランプ面から外側に傾いており、クランプユニットは、毛髪を受容する、毛髪を捕捉する方向と垂直な幅方向に最小幅を有する隙間が、可動クランプ要素のクランプ面、及び固定クランプ要素のクランプ面との間に延びる開位置と、可動クランプ要素のクランプ面と、固定クランプ要素のクランプ面が少なくともクランプ線に沿って互いに当接する閉位置との間で周期的に移動するように配置され、可動クランプ要素のガイド面は、毛髪を隙間の方に案内する漏斗形状の第1の側を画定し、固定クランプ要素のガイド面は漏斗形状の第2の側を画定し、毛髪を捕捉する方向に垂直な幅方向で測定された固定クランプ要素の毛髪ガイド面の幅は、可動クランプ要素の毛髪ガイド面の対応する幅よりも大きい。
1つの態様によると、固定クランプ要素の毛髪ガイド面の幅が、可動クランプ要素の毛髪ガイド面の幅、及び開位置における隙間幅との合計とほぼ同じ大きさであるように提供される。
1つの態様によると、クランプ要素は、仮想筒形シリンダの表面上に存在する外側表面を有するように提供される。
1つの態様によると、クランプユニットは、回転軸を中心として回転するクランプシリンダ上に配置され、可動クランプ要素は、毛髪を捕捉する方向に垂直な方向に、又は回転軸に平行な方向に可動であるように提供される。
1つの態様によると、クランプユニットが毛髪を捕捉する合計有効幅は2mm〜7mmであり、これは、クランプユニット内の隣接する両方の翼状区分の幅、及び開位置にある際の両方のクランプ区分の間の隙間幅との合計であるように提供される。
1つの態様によると、長手方向シリンダ軸を中心として回転するように配置されたクランプシリンダを含む脱毛器が提供され、少なくとも1つのクランプユニットが毛髪をクランプし、引き抜くためにクランプシリンダ上に提供され、クランプユニットは毛髪を捕捉する方向に沿って駆動運動するように配置され、クランプシリンダの表面部分は、0.05mm〜0.5mmの半径方向高さ伸張部分を備える毛髪を起こす構造体を備える。
1つの態様によると、毛髪を起こす構造体は、クランプシリンダ周辺部の回転方向に沿って、長手方向シリンダ軸に垂直な方向においてよりも、長手方向シリンダ軸に平行な方向においてより大きい伸張部分を有するように提供される。
1つの態様によると、長手方向シリンダ軸を中心として回転するように配置されたクランプシリンダを含む脱毛器が提供され、少なくとも1つのクランプユニットが毛髪をクランプし、引き抜くためにクランプシリンダ上に提供され、クランプユニットは、毛髪を捕捉する方向に沿って、駆動運動するように配置され、クランプシリンダの表面部分には毛髪を起こす表面を備え、毛髪を起こす表面は、エストラマー軟質材料によって製造され、クランプシリンダは射出成形済み硬質−軟質ポリマー材料を含む。硬質ポリマークランプシリンダベースに2成分の射出成形エラストマー成分を提供することにより、容易にクランプシリンダ製造することができることとクランプシリンダの強度及び毛髪を起こす要件も備えることを良好に両立させる。
本開示は、例示的実施形態の詳細な説明及び図面の参照により、更に明瞭にされる。
取り付け具及びハウジング区分を含む脱毛器の全体的な図。 取り外された状態の、図1に図示された取り付け部の図。 本開示の少なくとも1つの態様による、クランプシリンダの例示的実施形態の図。 本開示の少なくとも1つの態様による、クランプシリンダの一部分の拡大図の例示的実施形態の図。 開位置にある、本明細書の少なくとも1つの態様による、クランプユニットの例示的実施形態の概略図。 閉位置にある、図4Aで図示されたクランプユニットの図。 開位置にある、図示された本明細書の少なくとも1つの態様による、クランプユニットの別の例示的実施形態の概略図。 閉位置にある、図5Aに図示されたクランプユニットの図。 長手方向のシリンダ軸と垂直な平面で切り取られたクランプシリンダの断面図。
本開示の任意の態様による、脱毛器の取り付け具又は脱毛器は、特に、その上に少なくとも1つのクランプユニットが配置されるキャリア(例えば、クランプシリンダ又はクランプディスク)を含み得、このクランプユニットは2つのクランプ要素を含み、少なくとも一方のクランプ要素が可動クランプ要素であり、他方のクランプ要素はまた可動クランプ要素又は固定クランプ要素のうちのいずれかである。クランプユニットは、クランプシリンダから突出するクランプシリンダの周辺部の別個の部分を形成する。クランプユニット(すなわちキャリア−例えば、クランプシリンダ)は、毛髪を捕捉する方向に沿って駆動運動するように配置されてもよい。各クランプ要素は、クランプ面を有するクランプ区分を有する。クランプユニットのクランプ要素は、毛髪が隙間に送り込まれ得るように、最小隙間幅を有する自由隙間が、クランプ要素のクランプ面の間に延びる開位置(すなわち、クランプ面は向かい合って配置される)と、クランプ面が少なくともクランプ線に沿って互いに当接する(下記に更に記載されるように、クランプ面はまた層状で互いに当接し得る)閉位置との間を周期的に移動するように配置される。閉位置にあるクランプ面間にクランプされた毛髪は、クランプユニットが閉位置のままで、ユーザの皮膚に対して毛髪を捕捉する方向に沿って移動し続けたときに、最終的に皮膚から引き抜かれる。クランプ要素はそれぞれ、特に、クランプ面が配置されるクランプ区分、及び毛髪を捕捉する方向に対してクランプユニットの前部に配置され、その上をガイド面が配置される翼状区分を含んでもよい。翼状区分は、毛髪を捕捉する方向に対し、クランプ区分から外側に傾く角度を有し、これにより、クランプユニットが開位置にあるとき、及びクランプユニットが閉じつつあるとき、すなわち、隙間が閉じる前にガイド面によって、狭まりつつある隙間内に毛髪が案内されるとき(すなわち、隙間が小さすぎて毛髪が隙間に送達されなくなるまで)、クランプ面の間に延びる隙間に向かって毛髪を案内するように、クランプユニットの2つのクランプ要素の翼状区分のガイド面それぞれが、漏斗形状の一方の側を形成する。漏斗形状の、2つのこのように形成される側部はそれぞれ、毛髪を捕捉する方向と垂直な方向の幅方向で測定される幅を有し(幅方向はまた、閉位置におけるクランプ面とも本質的に垂直である)、特に、本開示の少なくとも1つの態様により、クランプユニットは、可動クランプ要素及び固定クランプ要素を備え、可動クランプ要素のガイド面の幅は、固定クランプ要素のガイド面の幅よりも小さい。一部の実施形態では、固定クランプ要素のガイド面の幅はひいては、可動クランプ要素のガイド面の幅と、開位置における隙間幅の合計とほぼ同じ程度の大きさであるように選択されてもよい。
本開示の少なくとも一態様による、脱毛器の取り付け具又は脱毛器の、一部の実施形態では、複数のクランプユニットは、長手方向中央軸を中心に駆動運動するように配置されたクランプシリンダ上に配置される。したがって、クランプユニットは、回転軸を中心として回転するクランプシリンダ上に配置され、可動クランプ要素は、毛髪を捕捉する方向に垂直な方向に、又は言い換えれば回転軸(クランプシリンダ長手方向中央軸と同じ軸である)に平行な方向に可動である。幅方向は、ひいては長手方向シリンダ軸に対して平行である。クランプユニットはひいては、開位置におけるクランプユニットの隙間が長手シリンダ方向で重複しないように、すなわち、複数のクランプユニットの全ての隙間幅の合計が、クランプシリンダの有効幅(クランプシリンダが脱毛を行う幅)の100%未満、特に90%未満、80%未満、70%未満、又は65%未満を占めるように配置されてもよい。したがって、全てのクランプユニットのクランプ区分の間の全ての隙間の合計は、クランプシリンダの全幅よりも小さい。複数のクランプユニットのそれぞれが、クランプユニットの前方に形成された漏斗形状を有する一部の実施形態では、全てのクランプユニットの全ての漏斗形状の全幅の合計は、クランプシリンダの有効幅の100%超、特に200%超、又は300%超を占める。したがって、より小さなクランプ隙間/クランプユニットがもたらされるにもかかわらず、高い除毛効率性が達成される。
本発明の少なくとも1つの態様による脱毛器の取り付け具又は脱毛器の、一部の実施形態において、2つのクランプ要素を含む少なくとも1つのクランプユニットが、クランプシリンダ上に配置され、クランプユニットの閉位置において2つのクランプ要素が互いに当接する長さは、クランプシリンダの筒形シリンダの周辺部の約8%〜12%の範囲であり、特に、約8.5%〜約10.5%の範囲、更に特に約10%の値を有する。
本開示の少なくとも一態様による、脱毛器の取り付け具又は脱毛器の、一部の実施形態では、キャリア(例えば、クランプシリンダ、又はクランプディスク)は、通常の動作中にユーザの皮膚と接触することを意図されない、下方に位置する表面を有し、この下方に位置する表面は、微視的又は巨視的質感を有するか、又はキャリアが作製されるベース材料と毛髪との間の摩擦と比較して、毛髪とより高い摩擦を生じる、摩擦向上材料の表面コーティング又は表面層を有する。巨視的質感は特に、長手シリンダ方向に延びるリッジとして実現されてもよく、このリッジは約0.02mm〜約2.0mmの範囲の高さ、特に、約0.05mm〜0.5mm、更に特に約0.1mmの値を有してもよい。加えて、リッジ間の円周距離は、0.2mm〜約2.0mmの範囲であってもよい。微視的質感は特に、例えば、グラスファイバ、又はセラミック粒子など、ベース材料中の充填剤料によって実現され得る、一定の粗さによって達成され得る。
本開示の少なくとも一態様による、脱毛器の取り付け具又は脱毛器の、一部の実施形態において、少なくとも1つのクランプユニットがキャリア(例えば、クランプシリンダ、又はクランプディスク)上に配置され、このクランプユニットは、クランプ面を有するクランプ区分、及びガイド面を有する翼状区分を有するクランプ要素を有し、このガイド面はクランプ面から外側に傾いており(すなわち、翼状区分はクランプ区分から外側に傾く)、ガイド面は三次元形状を有し、すなわち、ガイド面はデカルト座標系の平面内に存在しない。
本開示の少なくとも一態様による、脱毛器の取り付け具又は脱毛器の、一部の実施形態では、少なくともクランプユニットが、キャリア(例えば、クランプシリンダ、又はクランプディスク)上に配置され、このクランプユニットはクランプ区分及び翼状区分を有する可動クランプ要素を有し、翼状区分は、可撓性であるか、又はクランプ区分においてヒンジ留めされ、翼状区分は非制限の値である既定値でクランプ区分から外側に傾くように予負荷を受け、翼状区分がクランプ区分から傾く角度は、予負荷に対向してかかる力によって修正することができる(特に減らされる)。特に、予負荷に対向してかかる力は、クランプユニットが開位置にあるときに、翼状区分の自由端が当接する固定壁要素によって提供され得、翼状区分がクランプ区分から傾く角度が修正される(特に、増加する)ように可動クランプ要素が移動する際に、翼状区分の自由端がその移動の少なくとも一部にわたって、この固定壁要素に沿って摺動する。
図1は、取り外し可能な取り付け具10、及びユーザの手が把持し得るハウジング区分20を有する、脱毛器1の例示的実施形態の図である。ハウジング区分20は、オン/オフスイッチ21(これは、異なる速度設定の間をスイッチするのにも使用され得る)、及び/又は、例えば熱可塑性エラストマー又は天然ゴムなどの、(特定の構造の)摩擦向上材料から作製され得る把持領域22を含み得る。ハウジング区分はまた、駆動及び/又はエネルギー源(例えば、アキュムレータ)を含み得る。図示された実施形態において、取り付け具10は、複数のクランプユニット12を有するクランプシリンダ11を含む。クランプシリンダ11は、中央軸A(すなわち、長手方向シリンダ軸)を中心として駆動運動するように配置され、これにより、クランプユニット12は毛髪を捕捉する方向Dに沿って移動する。取り付け具10は、開口部14を有する取り外し可能なキャップユニット13を含んでもよく、開口部14を通じてユーザの皮膚に接触するようにクランプシリンダ11が延びている。開口部14は、長手シリンダ方向で測定される、クランプシリンダ11の有効幅Eを画定し、これは、動作中に脱毛器が毛髪をクランプし、引き抜くことができる幅である。ユーザは典型的には、毛髪を捕捉する方向Dと一致する、移動方向Mに沿って、皮膚上で脱毛器を移動させる。以下に更に詳細に説明されるように、クランプユニット12のそれぞれは、少なくとも一方のクランプ要素が可動に配置される2つのクランプ要素を含む。クランプ要素は、毛髪がクランプ要素のクランプ面間に延びるような隙間内に入り得るような開位置と、クランプ面が少なくともクランプ線に沿って互いに当接する閉位置との間を周期的に移動するように配置される。一般的に知られているように、閉位置にあるクランプユニットによってクランプされた毛髪は、クランプユニットが閉位置のまま、毛髪を捕捉する方向Dに沿って移動し続けるときに、最終的に皮膚から引き抜かれる。欧州特許第1 796 501号(B1)は、複数のクランプユニットを備えたクランプシリンダを有する脱毛器について概ね記載しており、この明細書の内容は、参照により本明細書に組み込まれる。
図1及び下記の例示的実施形態において、脱毛器又は脱毛器の取り付け具は、クランプユニットを運ぶクランプシリンダを有し、このクランプユニットは、毛髪を捕捉する方向に沿って駆動されるように配置された任意の他のキャリアで配置されてもよいことが記載されている。例えば、クランプユニットは、その中央軸を中心として駆動回転するように配置されているディスクに提供されてもよい。
図2は、取り外された状態で図示された脱毛器のための取り付け具10の例示的実施形態であり、この取り付け具10は、図1に関して記載される取り付け具によるものである。ここでは脱毛器の取り付け具が取り外し可能であることが示されているが、取り付け具について記載された機構はまた、取り外し可能な取り付け具を有しない(すなわち、クランプユニットが脱毛器のキャリア(例えば、クランプシリンダ)に配置される)脱毛器で実現され得ることを除外するものではない。
図1及び図2の脱毛器及び取り付け具の両方は、(滑らない)摩擦表面23を備えた低い高さの表面を備えたクランプシリンダを含み、この摩擦表面は、エラストマーコーティング又は増加された表面粗さのいずれかによって作製されている。
図3Aは、斜視図で示されたクランプシリンダ30の例示的実施形態を示す。複数のクランプユニット31は、クランプシリンダ30上に配置されている。各クランプユニット31は、固定クランプ要素32及び可動クランプ要素33を含む。固定クランプ要素32は、クランプシリンダベース材料と一体型に作製されてもよく、例えば、固定クランプユニットは可塑性材料から作製されてもよく、及び可塑性射出成形プロセスによってクランプシリンダの一部と共に製造されてもよい。以前に言及されているように、クランプ要素32、33は、毛髪が隙間に入ることができるように隙間34がクランプ要素の間に延びる開位置と、クランプ要素が互いに当接し、よって隙間内に入った毛髪をクランプする閉位置との間で周期的に移動するように配置されている。可動又は固定クランプ要素の一方の少なくとも1つの翼区分が、最外弧状部分を含む。可動クランプ要素又は固定クランプ要素の少なくとも一方のクランプ区分もまた、最外弧状部分を含む。したがって、クランプ要素32、33は、本質的に筒形シリンダの表面上に位置する、外側表面32A、33Aを有する。外側表面32A、33Aは、動作中にユーザの皮膚と接触することを意図されている。示される例示的実施形態において、クランプシリンダ表面のより低い高さ(図6を参照して、すなわち、筒形シリンダの下の、クランプシリンダの高さ上で)において、長手シリンダ方向に延びる、規則的なパターンのリッジ36が提供される。一部の実施形態では、筒形シリンダは、約19mmの直径を有してもよく、低い高さの表面(すなわち、リッジの頂部により画定される表面)により画定されるシリンダは、約17mmの直径を有してもよい。一部の実施形態では、リッジは約0.05mm〜0.5mm、又は例えば0.1mmの高さを有してもよい。リッジ(又は同様の構造)の形状及び機能が以下で更に詳細に記載されるが、リッジとして示されるこのような構造は、皮膚の近くある毛髪を起こすために役立つ。クランプシリンダ30は、取り付け具に設けられる対応するベアリングが支持し得る軸39を含み、これによりクランプシリンダ30がその中央軸Cを中心として回転方向Rに回転できるようになる。ばね38は、クランプシリンダ部を一緒に圧迫し、閉位置においてクランプ要素を一緒に圧迫するためのクランプ力をもたらす。クランプシリンダ30はまた、追加の歯車と係合するために設けられた、少なくとも1つの歯車37を含んでもよく、この追加の歯車は動作中に駆動されてもよく、この追加の歯車は、ハウジング区分の一部であってもよい。
図3Aに示されるクランプシリンダの例示的実施形態は、複数のクランプ要素を有するが、本開示により、クランプシリンダが少なくとも1つのクランプユニットを有することで十分であることに留意する。2つ以上のクランプユニットの場合において、クランプユニットはそれぞれ異なっていてもよく、例えば、1つのクランプユニットが固定クランプ要素及び可動クランプ要素を含んでもよく、別のクランプユニットが2つの可動クランプユニットを含んでもよいことに留意する。例示的実施形態に関して示され、記載される全ての機構は、この組み合わせにおいてのみ開示される必要は必ずしもなく、本開示の趣旨及び範囲を逸脱することなく分離され得る全ての機構は、他の全ての機構から別個に開示されるものと考えるべきであることに概ね留意する。例えば、図3Aに関連して記載されるクランプシリンダ上に提供されるリッジは、任意の機構であり得るばかりでなく、実際に本開示の別個の態様であるものとみなされ得る。
一般的に脱毛シリンダは、摩擦増加された低い高さの表面を備えていてもよく、この(毛髪に対する)摩擦強化は、巨視的な構造(例えば、図3Aにて図示及び記載されたリッジ)によって、又は微視的な構造(例えば、一定の粗さ)によって達成されてもよく、又はクランプシリンダの作製に使用される可塑性材料を使った場合と比べて、毛髪との摩擦を増加(例えば、ケラチンフィラメント)させる材料選択によって達成されることに留意する。例えば、クランプシリンダの低い高さの表面は、人工ゴムのコーティングを有してもよい。低い高さの表面の摩擦強化は、皮膚に近くで横たわっている位置から立ち上がる毛髪の量を潜在的に増加させることが見出された。皮膚付近に横たわる毛髪は、皮膚表面の上にわずかに一定の高度を有する。低い高さの表面は、このように、良好な毛髪を起こす有効性を提供するために約0.25mm〜約3.0mmの、特に約0.5mm〜1.5mmの典型的な値で筒形シリンダから引っ込んでいる。更に毛髪を起こすことにより、脱毛器の効率性は増加するであろう。脱毛器の低い高さの表面の増加された摩擦は、クランプシリンダのベース材料内で実現されている微視的又は巨視的な構造によって、又は異なる材料で被覆されている低い高さの表面のコーティング又は層によって提供されており、この機構は、本開示の独立した態様として考えられているが、この機構はまた、本開示の全ての他の機構と併用されてもよい。
図3Bは、図3Aのクランプシリンダと同様の、クランプシリンダの一部分を示す。図3Bの拡大図は、この実施例では、クランプシリンダ30の低い高さ部分上に平坦な高い部分を交互に有する溝として提供され得るリッジ36を図示する。これは、表面構造に射出成型された規則的な繰り返しパターンである。リッジ36は長手方向シリンダ軸C(図3Aに図示)に対して平行に延びる。
図4Aは、開位置にある、概略的に図示されたクランプユニット100の例示的実施形態を図示し、このクランプユニット100は、図3Aに示されるようにクランプシリンダ上に配置されてもよい。クランプユニットは、可動クランプ要素110及びこれと向かい合って配置された固定クランプ要素120を有する。可動クランプ要素110は、ステンレス鋼シート材料などの金属シートから作製されてもよいが、可動クランプ要素は、プラスチック又は強化プラスチックなどの他の材料から作製されてもよいことを除外すべきではない。固定クランプ要素120は、クランプシリンダの少なくとも一部である一体化部分でもよく、可塑性材料から(例えば、可塑性射出成形プロセスによって)作製されてもよく、特に、グラスファイバ又はセラミック粒子などの充填物質によって強化された可塑性材料から作製されてもよい。
可動クランプ要素110は、クランプ区分111及び翼状区分112を有する。クランプ区分111は、長さL1を有する長さ方向Lに延び、及びクランプ面113を有する。長さ方向Lは、動作中にクランプユニット100を移動する方向に沿った毛髪を捕捉する方向と一致する(図1の参照番号Dを参照のこと)。固定クランプ要素120は、クランプ区分121及び翼状区分122を有する。クランプ区分121は、長さL1を備える長さ方向Lに延び、可動クランプ要素110のクランプ面113に面するクランプ面123を有する。2つの対向して配置されたクランプ要素110、120の位置は、閉位置(図4B)において、有効クランプ長さはまた、L1になるような長さ方向Lと一致する。図4Aに示される開位置において、隙間130は、可動クランプ要素110のクランプ面113及び固定クランプ要素120のクランプ面123の間を延びる。隙間130は、開位置において、幅方向Wに最小隙間幅W2を有する(幅方向Wは長さ方向Lに垂直であり、すなわち幅方向は毛髪を捕捉する方向に垂直である)。クランプ区分111、121は、開位置において必ずしも互いに平行でなくてもよいので、最小隙間幅W2は、隙間伸張部分全体にわたって同じでなくてもよい。最小隙間幅W2は、毛髪が隙間に入り得るような大きさである。典型的な人間の毛髪の直径は、80μm±40μmの範囲内であり得、隙間幅W2は約0.1mm〜約2.0mmの範囲内で、特に約0.4mm〜約1.4mmの範囲内であってもよい。一部の実施形態では、最小隙間幅W2は約0.6mmであってもよい。
固定クランプ要素120の翼状区分122は、クランプ区分121のクランプ面123から外側に角度125だけ傾くガイド面124を含み、これにより漏斗形状の第1の側がクランプユニット100の前方側部101が形成される。クランプユニット100の前方側部101は、クランプユニット100が、(本明細書内では長さ方向Lと一致する)毛髪を捕捉する方向に沿って移動するときに、動作中そこから毛髪がクランプユニット100に近づく側である。翼状区分122のガイド面124は、長さL2にわたって長さ方向Lに延び、及び幅W3にわたって幅方向Wに延びる。可動クランプ要素110の翼状区分112は、クランプ区分111のクランプ面113から外側に角度115で傾くガイド面114を有することにより、漏斗形状の第2の側を形成する。翼状区分112のガイド面114は、長さL3にわたって長さ方向Lに延び、及び幅W1にわたって幅方向Wに延びる。したがって、クランプユニット100が毛髪を捕捉し、ひいては引っ張り得る合計有効幅W4は、翼状区分112及び122の幅と、隙間幅W2との合計によって求められる(W4=W1+W2+W3)。クランプユニットが毛髪を捕捉する合計有効幅は、2mm〜7mmであってもよく、これはクランプユニット内の隣接する両方の翼状区分の幅、及び開位置にある両方のクランプ区分の間の隙間幅との合計である。
一般的に既知であるように、可動クランプ要素120はバネ荷重式であってもよく、クランプユニット100は、それぞれの作動装置が2つのクランプ要素110、120を互いに向かい合わせに推進しない限り、開位置にあるようになっている。
動作中、クランプユニット100はユーザの皮膚に対して、皮膚上で成長する毛髪が、クランプユニット100の前方側部101からクランプユニット100に近づき、ガイド面114及び124によって隙間130内に案内されるように移動し、この隙間は、クランプ面113及び123が互いに圧迫されるまで閉鎖され、これにより、隙間130内の毛髪は次にクランプされ、最終的にクランプユニット100とユーザの皮膚との間の相対運動により皮膚から引き抜かれる。クランプユニット100とユーザの皮膚との間の相対運動は、典型的には2つの成分を有する。例えば、クランプシリンダを回転させることにより、クランプユニット100に動力を与える脱毛器の駆動によりもたらされる、通常、より速い成分、及び手動により皮膚上で脱毛器を動かすことでユーザによりもたらされる運動によって付与される、通常、より遅い成分。クランプシリンダは、約500rpm〜約5000rpmの範囲、特に、約1000rpm〜約2500rpmの範囲にある、毎分回転数(rpm)で駆動され得る。一部の実施形態では、クランプシリンダは、約1300rpm〜約1900rpmの範囲内で回転し得る。
一部の実施形態では、固定クランプ要素120のガイド面124が幅方向Wに延びる幅W3は、漏斗形状の第1の側の外側縁部にて捕捉された毛髪を、クランプユニットによって引っ張られた状態にすることができる値に設定されてもよい。この値は、特に、脱毛される典型的な毛髪長さ及び脱毛事象間の典型的期間に依存してもよい。人間の皮膚で成長する毛髪の典型的な成長長さは、約0.2mm/日である。脱毛事象間の典型的期間は、2週間、すなわち14日間であり得、これにより毛髪は各脱毛事象の間に2.8mm成長する。脱毛の間、皮膚から引き抜かれない一部の毛髪は典型的には、皮膚表面下約0.5〜1.0mmで破断しており、よって、破断している毛髪の皮膚上の長さは、およそ1.8mm〜2.3mmの範囲であり得る(毛根の少なくとも一部と一緒に引き抜かれる毛髪は、まず毛根が再形成される必要があるために、伸びるまで一定の期間を必要とする)。毛髪の一定の長さが、信頼できる脱毛のために、クランプユニットの隙間に延びる必要があると仮定すれば、固定クランプ要素のガイド面の幅W3のための典型的な値は、したがって約0.4mm〜約2.0mmの範囲内であってもよい。可動クランプ要素110は固定クランプ要素120に移動するので、漏斗形状の第2の側の有効幅は、隙間幅W2、及び可動クランプ要素110のガイド面114の幅W1との合計によって決定される。したがって、漏斗形状の幅を対称に設定するためには、W1を、W3からW2を引いたものとすることを必要とする(W1=W3−W2)。これは、対称なガイド効率性のため、翼状区分は非対称に実現されてもよいことを意味し、例えば、可動クランプ要素110の翼状区分112のガイド面114は、固定クランプ要素120の翼状区分122のガイド面124の幅W3と比較して、より短い幅W1を有してもよい。言い換えるならば、固定クランプユニットは、可動クランプユニットの翼状区分より長い及び/又はより幅のある伸張部分の翼状区分を含む。
一部の実施形態では、固定クランプ要素120の翼状区分122のガイド面124の長さL2は約2mm〜約8mmの範囲内であってもよく、対応する幅W3は約0.5〜約3.0mmの範囲内であってもよい。一部の実施形態では、長さL2は約5mmであってもよい。いくつかの実施形態において、幅W3は約1.5mmであってもよく、これは2週間後の上記の途切れた毛髪の長さを適切に考慮した値としてみなすことができ、よって、典型的な毛髪長さに基づいて適合された高い効率性をもたらすことができる。より幅の広いW3は、毛髪が長い場合(例えば、より長い期間が脱毛事象間に介在する場合)、効率性を更に向上させることできるが、より幅の広いW3はまた、クランプユニットが配置されたキャリア(例えば、クランプシリンダ)上により利用可能な空間を必要とする。一部の実施形態では、可動クランプ要素110の翼状区分112のガイド面114の長さL3は、約0.1mm〜約4.0mmの範囲内であってよく、幅W1は約0.1mm〜約2.0mmの範囲内であってもよい。一部の実施形態では、長さL3は、約2mmであってもよい。一部の実施形態では、幅W1は、約0.8mmであってもよい。
一部の実施形態において、可動クランプ要素110のクランプ面113と、可動クランプ要素110の翼状区分112のガイド面114との間の角度115、及び/又は固定クランプ要素120のクランプ面123と、固定クランプ要素120の翼状区分122のガイド面124との間の角度125は、約5°〜約45°の範囲、特に約10°〜約30°の範囲であり得る。一部の実施形態では、対応する角度115、125は異なることがあり得、特に角度115は角度125よりも大きいことがあり得る。一部の実施形態では、可動クランプ要素110のクランプ面113と可動クランプ要素110の翼状区分112のガイド面114との間の角度115は、約22.5°であり得る。一部の実施形態では、固定クランプ要素120のクランプ面123と固定クランプ要素120の翼状区分122のガイド面124との間の角度125は、約16°であり得る。
一部の実施形態では、代替的に、又は追加的に、固定クランプ要素120のガイド面124が幅方向Wに延びる幅W3は、最小隙間幅W2、及び可動クランプ要素110の翼状区分112のガイド面114の幅W1との和とほぼ同じであり(W3≒W1+W2)、特にW3とW2+W1との差は10%以下であり、任意により5%以下であり、更にまた特に、W3はW1+W2と等しい(W3=W1+W2)。
図4Bは、図4Aでは開位置にあるクランプユニット100を、閉位置にある状態で、概略的に示す。閉位置に到達するために、可動クランプ要素110は、図4Aに示されるように、ほぼ閉鎖方向Mに沿って、固定クランプ要素120の方へと移動し、これにより、閉位置において、可動クランプ要素110のクランプ面113は、少なくともクランプ線に沿って固定クランプ要素120のクランプ面123に当接し、任意によりクランプ面113、123は、層状に互いに当接する。クランプ面は、クランプ線に沿って互いに当接するだけで十分であり得るが、クランプ線に沿って高い圧力が存在し得、この高い圧力のために引き抜く手順の間に毛髪が切れることがあり得、又は破断することがあり得る。したがって、層状のクランプ領域は、切れるか、破断する毛髪の数を低減させる傾向を有し得る。
有効毛髪捕捉領域Aが画定されてもよく、これは、クランプユニットにより毛髪がクランプされる領域であり、より大きな領域から隙間へと毛髪を案内し得るガイド面の効果は無視するものとする。有効毛髪捕捉領域Aはひいては、クランプユニットのクランプ長さl、クランプユニットのクランプ要素が閉じる閉鎖速度c、隙間幅d、及びクランプユニットが皮膚に対して移動する速度vに依存し、したがってA=d(l−1/2v・d/c)である。典型的な閉鎖速度cは、約0.7m/s〜約1.3m/sの範囲、特に約1m/sであり得る。したがって、先行技術の装置において既知の、典型的な4.0mmのクランプ長さ、0.9mmの隙間幅、及び2000mm/sの移動速度での、閉鎖速度1000mm2/sの閉鎖時間に対する有効毛髪捕捉領域は、2790mm/sである。クランプユニット及び脱毛器のパラメーターが、閉鎖時間に対する有効毛髪捕捉領域が、少なくとも3500mm2/s、又は少なくとも4000mm2/s、又は少なくとも4500mm2/sであるように選択されると、全体的な脱毛効率性が向上する。
図5Aは、少なくとも本開示の一態様による、脱毛器のクランプユニット200の概略図であり、このクランプユニット200は開位置にあるものとして示される。クランプユニット200は、可動クランプ要素210、及び固定クランプ要素220を含む。図4A及び図4Bに示されるクランプユニット100と同様に、可動クランプ要素はクランプ区分211及び翼状区分212を含み、クランプ区分211はクランプ面213を有し、翼状区分212はクランプ面213から外側へと角度215で傾くガイド面214を有する。したがって、固定クランプ要素220はクランプ区分221及び翼状区分222を含み、クランプ区分221はクランプ面223を有し、翼状区分222はクランプ面223から外側へと角度225で傾くガイド面224を有する。クランプ面213及び223は、本質的に互いに反対に配置され、開位置において、毛髪を受容するような大きさの隙間230により分離される。示される例示的実施形態において、可動クランプ要素210の翼状区分212は、ヒンジ219によりクランプ区分211にヒンジ留めされ、翼状区分211はストッパ要素240と接触する自由端216を有する。ヒンジ219は、クランプ区分211と、翼状区分212との間に配置される弾性材料により実現され得、両区分とも金属シート材料から作製され得る。翼状区分212は予負荷Fを受け、無調整の状態でガイド面214が、クランプ面213から外側に傾く角度は、図5Aに示される角度215よりも大きくなっており、この角度215は翼状区分212が予負荷Fの存在下において移動するように制約を与える、ストッパ要素240の相対位置により決定される。矢印Nにより示されるように、可動クランプ要素210は、固定クランプ要素220の方へと移動されて、図5Bに示される閉位置を達成する。可動クランプ要素210が方向Nに沿って移動するとき、可動クランプ要素210の翼状区分212の自由端216は、予負荷Fがかかっているために、ストッパ要素240と接触したままであり、方向Pに沿って移動する。
図5Bは、図5Aに示されるクランプユニット200の閉位置を概略的に示す。閉位置において、可動クランプ要素210のクランプ面213、及び固定クランプ要素220のクランプ面223は、少なくともクランプ線に沿って互いに当接する。閉位置において、可動クランプ要素210の翼状区分212のガイド面214は、クランプ面213から外側に角度215Aで傾いており、この角度は、図5Aにおいて開位置にある対応する表面が有する角度21よりも大きい。
クランプユニットが閉じている際に翼状区分のガイド面の幅が増加するように、予負荷を受けた可動クランプ要素の翼状区分を提供することは、本開示の別個の態様としてみなされるが、この機構が本開示において記載される他の全ての機構と組み合わせ得ることを排除するものではないことに留意する。
一部の実施形態では、図4A又は図5Aに示される複数の40のクランプユニットが、図3Aに示されるクランプシリンダ上に配置されてもよい。クランプシリンダは、31.9mmの有効クランプ幅を有し得るが、各クランプユニットの隙間幅は、0.6mmであり得、各クランプユニットの合計漏斗形状幅は、約2.6mmであり得る。クランプユニットの隙間は、これらが、長手方向シリンダ軸方向で重複しないように、クランプシリンダ上に配置されることを想定し、合計隙間幅(すなわち、各0.6mmである40の隙間幅全ての和)は24mmであり、これは、クランプシリンダが約61%の隙間カバー範囲を有することを意味する。他方で、全てのクランプユニットの合計の漏斗形状の幅は104mmであり、これはクランプシリンダが、漏斗形状により約326%が占められていることを意味する。換言すると、皮膚上で成長するそれぞれの毛髪はクランプシリンダ一回転ごとに、3つを超えるクランプユニットによりクランプされ得、引き抜かれることがある。脱毛シリンダの隙間カバー範囲は、100%未満であるが、漏斗形状のカバー範囲は100%超であることが、本開示の一般的態様としてみなされる。特に、隙間のカバー範囲は、約20%〜約95%(特に、約50%〜約80%)の範囲であり得、追加的に又は代替的に、漏斗形状カバー範囲は、約105%〜約500%の範囲であり得る(特に、約150%〜約450%、及び更に任意により、より低い漏斗形状カバー範囲の値は少なくとも200%又は更に少なくとも300%であり得る)。長手方向シリンダ軸方向におけるクランプユニットの間の距離が隙間幅よりも大きく(特に、この距離は隙間幅よりも少なくとも25%大きく、又は更に特に、この距離は隙間幅よりも少なくとも30%大きい)、かつ任意により追加的に、各クランプユニットが、クランプシリンダの周囲において異なる角度位置を有するようなクランプユニットの周囲構成を備えることが(例えば、40のクランプユニットの場合、クランプユニット間の角度距離は9°であり得る)、クランプユニットの大きな漏斗形状幅を実現するために十分な空間をもたらす上で役に立つことが見出された。
図6は、クランプシリンダ300の例示的実施形態の断面図であり、この断面図は、長手方向シリンダ軸と垂直な平面でとったものである。可動クランプ要素310は、クランプ長さlに沿って延びるクランプ面313を有することが見られ得る(クランプ長さlは、可動クランプ要素310の頂部の高さで測定され、この頂部の高さは可動クランプ要素310の上面310Aにより画定され、この頂面310Aは、動作中にユーザの皮膚に接触することが意図される)。示される実施形態において、可動クランプ要素の外側表面310Aが、シリンダの湾曲に適合することにも留意する。また、固定クランプ要素の部品に3つの切り込みが見られ得、その1つが、動作中にユーザの皮膚と接触することが意図される上面320Aを有する、固定クランプ要素320として例示的に特定される。外側表面310A、320Aは、直径D1を有する外側筒形シリンダ上に位置し、この直径D1は、約10mm〜約40mmの範囲であり得る。図6において、リッジ336の規則的なパターン(これは、図3Aに示されるシリンダ軸Cと平行に延びてもよい)は、低い高さのシリンダ表面上に配置され、この低い高さのシリンダは、筒形シリンダと同軸であり、直径D2を有し、D2<D1であることが更に見られ得る。一部の実施形態では、D2は、D1の約80%であり得る。一部の実施形態では、クランプ長さlは、断面の中心点から測定して約36°の角度範囲にわたって延び、又は言い換えれば、クランプ長さlは、外側筒形シリンダの周辺部の約10%であり得る(すなわち、l=0.1・2・πD1/2)。一般的に、クランプ長さlは、筒状シリンダの周辺部の約8%〜約12%の範囲であり得、特に約8.5%〜約10.5%の範囲であり得る。一般的にクランプ長さlの増加は、クランプシリンダの効率性を向上させ得るが、クランプ要素はまた、そのクランプ長さにわたり、皮膚と接触する必要がある(元来クランプされていない毛髪のために効率性が更に向上し得ないので)。クランプシリンダの周辺部の約1/10のクランプ長さが、長さの増加による効率性の増加と、全長さ範囲にわたる確実な皮膚との接触との良いバランスをもたらすことが見出された。
本明細書に開示した寸法及び値は、記載された正確な数値に厳密に限定されるものと理解されるべきではない。むしろ、特に断らない限り、そのような寸法のそれぞれは、記載された値及びその値の周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味するものとする。例えば、「40mm」として開示される寸法は、「約40mm」を意味することを意図する。

Claims (17)

  1. 長手方向シリンダ軸を中心として回転するように配置されたクランプシリンダ(30)と、毛髪をクランプし、引き抜くために前記クランプシリンダ(30)上に提供された少なくとも1つのクランプユニット(31)とを含む脱毛器であって、前記クランプユニット(31)は、毛髪を捕捉する方向(L)に沿って駆動運動するように配置され、前記クランプユニット(31)は、前記クランプシリンダ(30)の周辺部の突出部分を形成し、前記クランプシリンダは、動作中、ユーザの皮膚に接触することを意図されない、低い高さの表面(23)を含み、前記クランプシリンダ(30)の前記低い高さの表面(23)の少なくとも一部は、規則的な構造、又は前記クランプシリンダの他の部分における毛髪に対する摩擦係数よりも、毛髪に対してより高い摩擦係数を備えた前記低い高さの表面部分のうちの一方を含む、脱毛器。
  2. 前記規則的な構造は、前記長手方向シリンダ軸(C)に対して平行に延びるリッジ(36)を含む、請求項1に記載の脱毛器。
  3. 前記リッジ(36)は、0.05mm〜約0.5mmの範囲内の半径方向高さを有する、請求項2に記載の脱毛器。
  4. 前記リッジ(31)の前記半径方向高さは、約0.08mm〜約0.2mmの範囲内である、請求項3に記載の脱毛器。
  5. 前記リッジ(36)間の円周距離は、約0.2mm〜約2mmの範囲内である、請求項2に記載の脱毛器。
  6. 毛髪に対して増加された摩擦係数を備えた前記低い高さの表面部分(23)は、前記クランプシリンダ(11、30)の別の部分と比べて、より粗い表面を含む、請求項1に記載の脱毛器。
  7. 前記粗い表面は、0.05mm〜約0.5mmの深さの凹部を含む、請求項6に記載の脱毛器。
  8. 毛髪に対して増加された摩擦係数を備えた前記低い高さの表面部分(23)は、コーティング済み表面を含む、請求項1に記載の脱毛器。
  9. 前記コーティング済み表面は、エラストマーを含む、請求項8に記載の脱毛器。
  10. 前記クランプユニットは、
    クランプ区分及び少なくとも翼状区分を有する可動第1クランプ要素(33)であって、前記クランプ区分は、クランプ面を有し、前記翼状区分は、ガイド面を有し、前記ガイド面は、少なくとも前記毛髪を捕捉する方向に対して前記クランプ面から外側に傾く、可動第1クランプ要素(33)と、
    クランプ区分及び少なくとも翼状区分を有する固定第2クランプ要素であって、前記クランプ区分は、クランプ面を有し、前記翼状区分は、ガイド面を有し、前記ガイド面は、少なくとも前記毛髪を捕捉する方向に対して前記クランプ面から外側に傾く、固定第2クランプ要素と、を更に含み、
    前記クランプユニットは、毛髪を受容し、前記毛髪を捕捉する方向と垂直な幅方向で最小幅を有する隙間が、前記可動第1クランプ要素の前記クランプ面と、前記固定第2クランプ要素の前記クランプ面との間で延びる開位置と、前記可動第1クランプ要素の前記クランプ面及び前記固定第2クランプ要素の前記クランプ面が、少なくともクランプ線に沿って互いに当接する閉位置との間で周期的に移動するように配置され、
    前記可動第1クランプ要素の前記ガイド面が、毛髪を前記隙間の方に案内する漏斗形状の第1の側を画定し、前記固定第2クランプ要素の前記ガイド面が前記漏斗形状の第2の側を画定し、
    前記毛髪を捕捉する方向と垂直な幅方向で測定した前記固定第2クランプ要素の前記毛髪ガイド面の前記幅が、前記可動第1クランプ要素の前記毛髪ガイド面の前記対応する幅よりも大きい、請求項1に記載の脱毛器。
  11. 前記固定第2クランプ要素の前記毛髪ガイド面の前記幅が、前記可動第1クランプ要素の前記毛髪ガイド面の前記幅と、前記開位置における前記隙間の前記幅との合計とほぼ同じ大きさである、請求項10に記載の脱毛器。
  12. 前記第1及び前記第2クランプ要素は、仮想筒形シリンダの表面上に存在する外側表面を有する、請求項10に記載の脱毛器。
  13. 前記クランプユニットは、回転軸を中心として回転するクランプシリンダ上に配置され、前記可動第1クランプ要素は、前記毛髪を捕捉する方向に垂直な方向に、又は前記回転軸に平行な方向に可動である、請求項10に記載の脱毛器。
  14. 前記クランプユニットが毛髪を捕捉する合計有効幅は、2mm〜7mmであり、これは、クランプユニット内の隣接する両方の翼状区分の前記幅と、前記開位置にある、両方のクランプ区分の間の前記隙間幅との合計である、請求項10に記載の脱毛器。
  15. 長手方向シリンダ軸を中心として回転するように配置されたクランプシリンダと、毛髪をクランプし、引き抜くために前記クランプシリンダ上に提供された少なくとも1つのクランプユニットとを含む脱毛器であって、前記クランプユニットは、毛髪を捕捉する方向に沿って駆動運動するように配置され、前記クランプシリンダの表面部分は、0.05mm〜0.5mmの半径方向高さの伸張部分を備えた毛髪を起こす構造体を備えた、脱毛器。
  16. 前記毛髪を起こす構造体は、前記クランプシリンダ周辺部の回転方向に沿って、前記長手方向シリンダ軸(C)に対して垂直な方向においてよりも、前記長手方向シリンダ軸(C)に対して平行な方向においてより大きい伸張部分を有する、請求項15に記載の脱毛器。
  17. 長手方向シリンダ軸(C)を中心として回転するように配置されたクランプシリンダと、毛髪をクランプし、引き抜くために前記クランプシリンダ上に提供された少なくとも1つのクランプユニットとを含む脱毛器であって、前記クランプユニットは、毛髪を捕捉する方向に沿って駆動運動するように配置され、前記クランプシリンダの表面部分には毛髪を起こす表面が備えられ、前記毛髪を起こす表面は、エラストマー軟質材料によって製造され、前記クランプシリンダは、射出成形済み硬質−軟質ポリマー材料を含む、脱毛器。
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