JPH11290341A - 内視鏡用処置具保持装置 - Google Patents
内視鏡用処置具保持装置Info
- Publication number
- JPH11290341A JPH11290341A JP10095544A JP9554498A JPH11290341A JP H11290341 A JPH11290341 A JP H11290341A JP 10095544 A JP10095544 A JP 10095544A JP 9554498 A JP9554498 A JP 9554498A JP H11290341 A JPH11290341 A JP H11290341A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- treatment tool
- tip
- holding member
- endoscope
- holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Endoscopes (AREA)
Abstract
つ確実に無理なく保持することができる内視鏡用処置具
保持装置を提供すること。 【解決手段】内視鏡用処置具10の先端側の部分を挟み
付けて鉛直に保持するための一対の先端保持部材31を
支持壁1に沿ってあい対向して左右に配置し、少なくと
も一方の先端保持部材31に、その先端保持部材31を
他方の先端保持部材31に押し付けるように作用する回
転力を付与した。
Description
を使用しない時に保持しておくための内視鏡用処置具保
持装置に関する。
のなので使用しないときには清潔に保持しておかなけれ
ばならないが、一般に非常に細長くてふらつき易く、汚
れ易いものである。そこで一般には、手元側操作部と先
端側の部分を上方で別々に保持して、中間の可撓性シー
ス部分をU字状に吊り下げるようにしている。
て処置具の先端側の部分を保持する構造として、従来
は、ゴム等のような弾力性のある部材にスリ割りを形成
してそこに処置具の先端付近を挟み込むようにしたもの
(特開昭58−159740号)や、洗濯ばさみ状の先
端保持部材の内面に形成された溝内に処置具の先端付近
を挟み込むようにしたもの(特開昭61−170447
号)等があった。
付近の太さには相当な差があり、細いものは1mm程度
なのに対して、太いものは5mm程度ある。
置具保持装置では、太い処置具を保持するのにちょうど
よい形状にすると細い処置具をうまく保持することがで
きず、細い処置具を保持するのにちょうどよい形状にす
ると太い処置具をうまく保持することができない欠点が
あった。
置具であっても容易かつ確実に無理なく保持することが
できる内視鏡用処置具保持装置を提供することを目的と
する。
め、本発明の内視鏡用処置具保持装置は、内視鏡用処置
具の先端側の部分を挟み付けて鉛直に保持するための一
対の先端保持部材を支持壁に沿ってあい対向して左右に
配置し、少なくとも一方の先端保持部材に、その先端保
持部材を他方の先端保持部材に押し付けるように作用す
る回転力を付与したことを特徴とする。
が下端側において上記支持壁に回動自在に支持されてお
り、その先端保持部材の自重によって上記回転力が与え
られていてもよく、或いは、上記少なくとも一方の先端
保持部材に上記回転力を付与するためのスプリングが設
けられていてもよい。
が弾力性のある部材によって形成され、その弾力性によ
ってその先端保持部材に上記回転力が与えられていても
よい。
が上端側において上記支持壁に回動自在に支持されてい
て、その先端保持部材に上記回転力を付与するためのス
プリングが設けられていてもよい。
態を説明する。図1は本発明の第1の実施の形態の内視
鏡用処置具保持装置に内視鏡用処置具10が保持された
状態を示している。
具10の操作部11を引っ掛けて吊り下げることができ
るように支持壁1から突設されたフック20と、内視鏡
用処置具10の可撓性シース12部分を先端処置部材1
3の近傍で挟み付けて鉛直に保持するための先端保持部
30とが対になって構成されており、中間の可撓性シー
ス12部分をU字状に吊り下げた状態で内視鏡用処置具
10を保持することができる。
端保持部材31は、各々挟角が45°程度の円弧状に曲
がった形状の板状部材であり、凸面どうしがあい対向す
る状態で支持壁1の鉛直面に沿って左右に対称に配置さ
れている。
の間隔をあけて回転軸32によって支持壁1に回転自在
に取り付けられている。その結果、一対の先端保持部材
31には、回転軸32を中心として回転する回転力が各
々の自重によって作用しており、上端近傍において互い
の凸面どうしが押し付けあう状態に当接しあっている。
33は、先端保持部材31が不必要な範囲まで回転する
のを規制するためのストッパである。
視鏡用処置具10の先端側の部分を保持する際には、図
2に示されるように、内視鏡用処置具10の先端部分を
一対の先端保持部材31の間に下方から押し入れる。
端保持部材31は軽く開かれて、その間を内視鏡用処置
具10の先端処置部材13が上方に通過し、可撓性シー
ス12部分が先端処置部材13の近傍で一対の先端保持
部材31の間に挟まれた状態になる。
シース12を軽く下方に引っ張ってやると、一対の先端
保持部材31に可撓性シース12の外面に食い込もうと
する力が作用して、可撓性シース12が一対の先端保持
部材31で挟み付られた状態に保持される。
5mm程度の太い内視鏡用処置具10の場合を示してい
るが、図4に示されるような可撓性シース12の直径が
例えば1mm程度の細い内視鏡用処置具10の場合で
も、前述と全く同じ動作で先端保持部30に保持され
る。
係なく、内視鏡用処置具10を容易かつ確実に無理なく
保持することができる。なお、先端保持部材31の間か
ら内視鏡用処置具10の可撓性シース12を外す際に
は、可撓性シース12を少し上方に持ち上げながら手前
へ取り出せばよい。
に限定されるものではなく、例えば図5に示されるよう
な、「く」の字状に形成してもよいし、その他各種の形
状をとることができる。これは、以下の実施の形態にお
いても同様である。
用処置具保持装置を示しており、一対の先端保持部材3
1のうちの一方の先端保持部材31Aは第1の実施の形
態と同様に回転軸32を中心に回転自在に支持壁1に取
り付け、他方の先端保持部材31Bは支持壁1に固定的
に設けたものである。
持壁1に固定しても差し支えないことは以下の実施の形
態においても同様であり、この実施の形態においては、
固定されている先端保持部材31Bに長い鉛直面を形成
して、可撓性シース12との接触面積が大きくなるよう
にしてある。
鏡用処置具保持装置を示しており、一端が支持壁1に取
り付けられた引っ張りコイルスプリング34の他端側を
先端保持部材31に取り付けて、引っ張りコイルスプリ
ング34の付勢力が、一対の先端保持部材31を当接し
合わせる回転力として作用するようにしたものである。
その他の部分は第1の実施の形態と同じである。
材31の間に内視鏡用処置具10の可撓性シース12を
挟み込んだ後で、可撓性シース12を下方に引っ張る必
要がない。先端保持部材31の間から内視鏡用処置具1
0の可撓性シース12を外す際には、可撓性シース12
を上方に持ち上げながら手前へ取り出せばよい。
用処置具保持装置を示しており、先端保持部材31をゴ
ム材等のような弾力性のある部材によって形成してその
下端部31aを支持壁1に固定し、その弾力性によって
一対の先端保持部材31どうしを当接させたものであ
る。このように構成しても、前述の各実施の形態と同様
に内視鏡用処置具10を保持することができる。
材31は下端部31a以外の部分が支持壁1の壁面から
少し離れるようにしておくとよい。また、先端保持部材
31の断面形状(図8におけるX−X断面)は、図10
(A)に示されるような矩形でもよいが、図10(B)
に示されるように可撓性シース12に触れる側の部分を
薄く形成しておくと、先端保持部材31が可撓性シース
12の凹凸に馴染んで変形するので、両者の係合がより
確実に行われる。
ており、図7に示される第3の実施の形態と比較して、
先端保持部30を上下反対向きに配置したものである。
したがって、先端保持部材31は上端側において支持壁
1に回転自在に取り付けられていて、引っ張りコイルス
プリング34だけで閉じ方向の回転力が付与されてい
る。
視鏡用処置具10の可撓性シース12を保持する際に
は、図12に示されるように、一対の先端保持部材31
の間に可撓性シース12を上側から斜め下方に押し込め
ばよく、可撓性シース12を下方に強く引っ張ってしま
った場合には、可撓性シース12が先端保持部材31の
間から抜き出されて無理な力がかからない。
側の部分を挟み付けて鉛直に保持するための一対の先端
保持部材を支持壁に沿ってあい対向して左右に配置し、
少なくとも一方の先端保持部材にその先端保持部材を他
方の先端保持部材に押し付けるように作用する回転力を
付与したことにより、太さが大幅に相違する処置具であ
っても、同じように一対の先端保持部材の間に挟み込ん
で、容易かつ確実に無理なく保持することができる。
持装置に処置具が保持された状態の斜視図である。
持装置に処置具が保持される直前の状態の正面図であ
る。
持装置に処置具が保持される際の状態の正面図である。
持装置に径の細い処置具が保持された状態の正面図であ
る。
なる形状例を示す正面図である。
持装置に処置具が保持された状態の正面図である。
持装置に処置具が保持された状態の正面図である。
持装置に処置具が保持された状態の正面図である。
視図である。
保持装置に処置具が保持された状態の正面図である。
保持装置に処置具が保持される際の状態の側面図であ
る。
Claims (5)
- 【請求項1】内視鏡用処置具の先端側の部分を挟み付け
て鉛直に保持するための一対の先端保持部材を支持壁に
沿ってあい対向して左右に配置し、少なくとも一方の先
端保持部材に、その先端保持部材を他方の先端保持部材
に押し付けるように作用する回転力を付与したことを特
徴とする内視鏡用処置具保持装置。 - 【請求項2】上記少なくとも一方の先端保持部材が下端
側において上記支持壁に回動自在に支持されており、そ
の先端保持部材の自重によって上記回転力が与えられて
いる請求項1記載の内視鏡用処置具保持装置。 - 【請求項3】上記少なくとも一方の先端保持部材に上記
回転力を付与するためのスプリングが設けられている請
求項1又は2記載の内視鏡用処置具保持装置。 - 【請求項4】上記少なくとも一方の先端保持部材が弾力
性のある部材によって形成され、その弾力性によってそ
の先端保持部材に上記回転力が与えられている請求項1
記載の内視鏡用処置具保持装置。 - 【請求項5】上記少なくとも一方の先端保持部材が上端
側において上記支持壁に回動自在に支持されていて、そ
の先端保持部材に上記回転力を付与するためのスプリン
グが設けられている請求項1記載の内視鏡用処置具保持
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10095544A JPH11290341A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 内視鏡用処置具保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10095544A JPH11290341A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 内視鏡用処置具保持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11290341A true JPH11290341A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14140520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10095544A Pending JPH11290341A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 内視鏡用処置具保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11290341A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008093322A3 (en) * | 2007-01-31 | 2009-03-12 | Stryker Gi Ltd | Endoscope stand |
JP2015228922A (ja) * | 2014-06-03 | 2015-12-21 | 株式会社東芝 | 術具保持装置 |
WO2016009705A1 (ja) * | 2014-07-16 | 2016-01-21 | 株式会社カネカ | 医療用チューブの搬送用支持具、該搬送用支持具を用いる医療用チューブの製造システム、及び前記搬送用支持具を用いる医療用チューブの製造装置、並びに前記搬送用支持具を用いた医療用チューブの製造方法 |
JP2016209186A (ja) * | 2015-05-01 | 2016-12-15 | オリンパス株式会社 | 内視鏡システム |
-
1998
- 1998-04-08 JP JP10095544A patent/JPH11290341A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008093322A3 (en) * | 2007-01-31 | 2009-03-12 | Stryker Gi Ltd | Endoscope stand |
JP2015228922A (ja) * | 2014-06-03 | 2015-12-21 | 株式会社東芝 | 術具保持装置 |
WO2016009705A1 (ja) * | 2014-07-16 | 2016-01-21 | 株式会社カネカ | 医療用チューブの搬送用支持具、該搬送用支持具を用いる医療用チューブの製造システム、及び前記搬送用支持具を用いる医療用チューブの製造装置、並びに前記搬送用支持具を用いた医療用チューブの製造方法 |
US10507308B2 (en) | 2014-07-16 | 2019-12-17 | Kaneka Corporation | Carrying support for medical tube, medical tube manufacturing system using such carrying support, medical tube manufacturing device using such carrying support and medical tube manufacturing method using such carrying support |
JP2016209186A (ja) * | 2015-05-01 | 2016-12-15 | オリンパス株式会社 | 内視鏡システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH11290341A (ja) | 内視鏡用処置具保持装置 | |
WO2020008530A1 (ja) | 医療用処置具 | |
JP2000033092A (ja) | 超音波処置装置 | |
JPH0246326Y2 (ja) | ||
JP3911099B2 (ja) | ボトルのキャップ除去装置 | |
JP7327763B2 (ja) | 医療デバイス用のクランプ | |
JP3840795B2 (ja) | 脱毛装置 | |
JPH02177Y2 (ja) | ||
JP4534755B2 (ja) | 脱毛装置 | |
JP2001240096A (ja) | 蓋構造 | |
JP7486612B2 (ja) | ヘアクランプ要素の対のヘアクランプ性能の改善 | |
JP3846067B2 (ja) | 脱毛装置 | |
JP3271852B2 (ja) | 脱毛装置 | |
JPH0627324Y2 (ja) | リード研削器 | |
JPH07171686A (ja) | 点溶接機の電極チップのチップ部取り外し装置 | |
US20220233069A1 (en) | Apparatus for assisting eyelid examination | |
JP3522237B2 (ja) | シート状端縁部保持構造及びその構造を用いた清掃用具 | |
JP3157885B2 (ja) | 脱毛装置 | |
JP2005125040A (ja) | 指先のローラー式マッサージ具 | |
JPH11278861A (ja) | 光ファイバ母材の把持装置 | |
KR200190042Y1 (ko) | 클립 | |
JP2010162406A (ja) | 脱毛装置 | |
JP2005245664A (ja) | 清掃用具 | |
JP2004052877A (ja) | 軸の固定方法および固定装置 | |
JP3179826B2 (ja) | 脱毛装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050224 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061026 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061102 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061220 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070322 |