JP2002141145A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2002141145A
JP2002141145A JP2000333366A JP2000333366A JP2002141145A JP 2002141145 A JP2002141145 A JP 2002141145A JP 2000333366 A JP2000333366 A JP 2000333366A JP 2000333366 A JP2000333366 A JP 2000333366A JP 2002141145 A JP2002141145 A JP 2002141145A
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locking
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arm
housings
fitting
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紘敬 野口
Kenji Inoue
研二 井上
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/64Means for preventing incorrect coupling
    • H01R13/641Means for preventing incorrect coupling by indicating incorrect coupling; by indicating correct or full engagement
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/436Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
    • H01R13/4367Insertion of locking piece from the rear

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 解除部の強度を高める。 【解決手段】 雌ハウジング20の上面には、ロックア
ーム25と一対の保護壁32とが突設されると共に、両
保護壁32間には後方から検知部材40が組み付けられ
る。検知部材40には、一対の係止アーム51が設けら
れ、その前端の係止面53が保護壁32から突設された
係止突部37に係止されることで、検知部材40は待機
位置から前止まりされる。雄ハウジング10のフード部
11内には、一対の解除リブ60が設けられ、両ハウジ
ング10,20の嵌合方向に沿って延びる上面がフード
部11の天井面と連結されている。両ハウジング10,
20を嵌合させると、解除リブ60が係止アーム51の
係合突起54に係合すると共に、係止アーム51を係止
突部37との係止状態を解除させるように撓み変形させ
る。手前側の解除リブ60Aと奥側の解除リブ60Bと
では、係止アーム51に対する係合面61A,61Bが
前後に位置ずれして形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、嵌合検知機能を備
えたコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、雄雌のコネクタハウジングの嵌合
状態を検知するための検知部材を備えたコネクタとし
て、実開平1−166977号公報に記載されたものが
知られている。このコネクタは、図17に示すように、
互いに嵌合される雌雄のハウジング1,2のうち、雌ハ
ウジング2には、雄ハウジング1に設けたロック部3に
係止されるロックアーム4が設けられるとともに、この
ロックアーム4を左右から挟み込む一対の係止アーム5
を備えた検知部材6が後方から取り付けられており、こ
の検知部材6は、ロックアーム4に沿って前後に移動可
能とされている。ロックアーム4の左右の側面には、図
18に示すように、係止アーム5の先端に突き当て可能
な係止突起7が一対設けられ、これにより検知部材6
は、嵌合前の段階で前方への移動が規制されている。両
ハウジング1,2が嵌合されるのに伴ってロックアーム
4が撓んで、その後端部から左右に突設された係合部8
が検知部材6に干渉可能な位置に変位されることで、嵌
合途中における検知部材6の前方への移動が規制され
る。一方、雄ハウジング1側には、図17に示すよう
に、解除アーム9が突設されており、この解除アーム9
は、両ハウジング1,2が嵌合されるのに伴って、雌ハ
ウジング2側の係止アーム5に係合してこれを撓み変形
させて係止アーム5の係止突起7に対する突き当て状態
が解除される。両ハウジング1,2が正規嵌合に至る
と、復帰したロックアーム4の係合部8が検知部材6と
非干渉の位置に配されて、検知部材6の移動動作が許容
される。
【0003】このように、検知部材6は両ハウジング
1,2が正規嵌合されたときにだけその移動規制が解除
されるから、検知部材6の移動の可否によって、両ハウ
ジング1,2が正規嵌合に至ったかを検知することがで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した解
除アーム9は、基端が雄ハウジング1の奥端面に連結さ
れるとともに自由端が嵌合方向に沿って前方へ突出する
片持ち状に形成されているため、強度的に問題があり、
例えば嵌合前の状態で雄ハウジング1内に異物が侵入
し、異物が解除アーム9に干渉した場合には、解除アー
ム9が変形したり、また場合によっては破損して、その
機能を発揮できなくなるおそれがあった。本発明は上記
のような事情に基づいて完成されたものであって、解除
部の強度を高めることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、互いに嵌合可能な
一対のコネクタハウジングのうち、一方のコネクタハウ
ジングには、両コネクタハウジングが嵌合される途中で
は撓み空間内に弾性変形され、正規嵌合に至ると、弾性
復帰して他方のコネクタハウジングに係止して前記両コ
ネクタハウジングを嵌合状態に保持可能なロックアーム
が設けられるとともに、前記撓み空間から退避した待機
位置と撓み空間内に進入した検知位置との間を移動可能
とされ、嵌合途中では前記撓み空間内に前記ロックアー
ムが進入することで移動動作が規制される検知部材が組
み付けられており、前記検知部材には、撓み変形可能な
係止アームが設けられ、この係止アームが前記一方のコ
ネクタハウジングに設けられた係止部に係止すること
で、少なくとも前記両コネクタハウジングが離間した状
態で前記検知部材が前記待機位置から前記検知位置へ移
動するのが規制されるようになっており、且つ、前記他
方のコネクタハウジングには、前記両コネクタハウジン
グが嵌合されるのに伴って、前記係止アームに係合して
前記係止部との係止状態を解除するように係止アームを
撓み変形させる解除部が前記両コネクタハウジングの嵌
合方向に沿って延出して設けられているものにおいて、
前記解除部は、前記他方のコネクタハウジングの壁面に
前記嵌合方向に沿って連結されている構成としたところ
に特徴を有する。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記係止アームと前記係止部とがそれぞれ一
対ずつ設けられるとともに、前記解除部が一対設けられ
ているものにおいて、一対の解除部または一対の係止ア
ームのうちのいずれか一方の組における相手側に対する
係合面が前記嵌合方向の前後に位置ずれして配設される
ことで、前記両コネクタハウジングの嵌合過程で前記係
止部から前記係止アームが解離されるタイミングに時差
が生じる設定となっているところに特徴を有する。
【0007】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2に記載のものにおいて、前記他方のコネクタハウジン
グには、前記両コネクタハウジングが嵌合されるのに伴
って前記一方のコネクタハウジングに摺接して嵌合動作
を案内可能な案内リブが前記嵌合方向に沿って延出して
設けられており、前記解除部がこの案内リブに前記嵌合
方向に沿って連結されているところに特徴を有する。
【0008】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>検知部材を
待機位置に組み付けた一方のコネクタハウジングが他方
のコネクタハウジングから離間した状態では、係止アー
ムが係止部に係止して、検知部材は待機位置から検知位
置へ移動するのが規制される。両コネクタハウジングを
嵌合させると、ロックアームが弾性変形するとともに撓
み空間内に進入して検知部材が検知位置へ移動されるの
が規制される。そして、両コネクタハウジングが正規嵌
合に至るとロックアームが復帰して撓み空間が開放され
る。これまでの間に解除部が係止アームに係合してこれ
を撓ませることで、係止部との係止状態が解除されてい
るから、検知部材を検知位置へ移動させるのが許容され
る。このように、検知部材の移動動作の可否によって両
コネクタハウジングの嵌合状態を検知することができ
る。解除部は、他方のコネクタハウジングの壁面に対し
て嵌合方向に沿って連結されているから、その強度を高
いものとすることができる。
【0009】<請求項2の発明>両コネクタハウジング
を嵌合させると、先に片方の解除部が対応する係止アー
ムに係合してこの係止アームを係止部から解離するよう
に撓ませた後にもう片方の解除部が対応する係止アーム
に係合してこれを係止部から解離させる。このように両
コネクタハウジングの嵌合過程において係止アームを撓
ませるのに必要な力を付与するタイミングをずらすこと
ができるから、例えば両係止アームを解離させるタイミ
ングが同時である場合と比べて、嵌合操作力が急に増幅
するのを防ぐことができ、嵌合作業を円滑に行うことが
できる。
【0010】<請求項3の発明>解除部が案内リブに対
して嵌合方向に沿って連結されることで、解除部の強度
をさらに高めることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態について図1
ないし図16によって説明する。本実施形態のコネクタ
は、図1に示すように、雄コネクタハウジング10(以
下、単に雄ハウジング10という)に対してロックアー
ム25を備えた雌コネクタハウジング20(以下、単に
雌ハウジング20という)が嵌合されるものであり、こ
のうち雌ハウジング20側に検知部材40が組み付けら
れるようになっている。なお以下では両ハウジング1
0,20における嵌合面側を前方とする。
【0012】雄ハウジング10は、機器と一体的に形成
されるとともに、前方へ突出する筒状のフード部11を
備えている。フード部11内の奥面(雄ハウジング10
における嵌合面)からは、図3及び図4に示すように、
前方へ突出するタブ状の雄端子金具12が幅方向に2本
並んで設けられており、両雄端子金具12はフード部1
1内に嵌合される雌ハウジング20の雌端子金具21と
接続されるようになっている。雄ハウジング10の嵌合
面には、雄端子金具12を支持する一対の支持部13を
残して略格子状のリーク防止溝部14が凹み形成されて
いる。フード部11の上部における幅方向の中央には、
図2及び図3に示すように、前壁15を残して後方へ開
放するロック孔16が設けられており、このロック孔1
6の前端面に雌ハウジング20側のロックアーム25が
係止可能とされている。フード部11の天井面における
ロック孔16の両側方には、図1及び図4に示すよう
に、一対の案内リブ17が前後方向(両ハウジング1
0,20の嵌合方向)に沿ってレール状に延出して設け
られている。両案内リブ17は、雌ハウジング20側の
ロックアーム25の幅寸法分の間隔を空けて配設されて
おり、嵌合時にロックアーム25の外側面に摺接可能と
されることで両ハウジング10,20の嵌合動作を案内
できるようになっている。また、フード部11の上部の
両側端部には、図1に示すように、一対の案内凹部18
が形成されている。なお、フード部11は、上部の前端
面のみが所定寸法引っ込んだ位置になるように部分的に
切欠して形成されており、この切欠部分に嵌合される雌
ハウジング20の後部が収容されるようになっている
(図14参照)。
【0013】雌ハウジング20は、図5に示すように、
略ブロック状に形成されるとともに、内部には、図3に
示すように、電線Wに接続された雌端子金具21を後方
から挿入可能なキャビティ22が2室幅方向に並んで設
けられている。キャビティ22の下面側には、収容され
た雌端子金具21に係止してこれを抜け止め保持可能な
片持ち状のランス23が設けられている。キャビティ2
2の前壁からは、図3及び図5に示すように、略格子状
のリーク防止筒部24が前方へ突出して設けられてお
り、このリーク防止筒部24は両ハウジング10,20
が嵌合されるのに伴って雄ハウジング10側のリーク防
止溝部14内に嵌合されるようになっている(図14参
照)。この嵌合状態では、幅方向に隣り合う雄雌両端子
金具12,21の組同士がリーク防止筒部24によって
仕切られるようになっている。
【0014】雌ハウジング20の上面における幅方向の
中央には、図5及び図6に示すように、片持ち状のロッ
クアーム25が突設されている。ロックアーム25は、
雌ハウジング20の上面から上方へ突出する基端部分か
らアーム部分が後方へ延出する構成となっており、図3
に示すように、基端部分を中心にアーム部分が上下方向
に沿って撓み変形可能とされている。ロックアーム25
の下方には、撓み変形に伴ってアーム部分の自由端側が
進入可能な撓み空間26が形成されている。ロックアー
ム25の上面における長さ方向の略中央には、ロック突
部27が設けられており、このロック突部27は、両ハ
ウジング10,20が正規に嵌合されると雄ハウジング
10のロック孔16内に進入してその後端面がロック孔
16の前端面に係止されるようになっている(図14参
照)。なお、このロックアーム25は、ロック突部27
の前側よりも後側の方が高くなるように形成されること
で、ロック状態においてロックアーム25がロック孔1
6の前壁15によりやや下方へ撓んだ状態に保持される
ようになっている。ロック突部27の前端面は、ロック
孔16の前壁15に摺接してロックアーム25の撓み変
形を案内できるように略円弧状に形成されている(図1
0参照)。
【0015】ロックアーム25の上面の自由端両側縁か
らは、図3及び図5に示すように、チャンネル型の押圧
操作部28が上方へ突出して設けられており、この押圧
操作部28を上方から押圧操作することでロックアーム
25を強制的に撓ませることが可能となっている。押圧
操作部28の裏面側には、前方のロック突部27を成形
する際に金型を型抜きするための型抜き孔29が前後に
貫通して形成されている。押圧操作部28の左右側面か
らは、図6に示すように、両側方へ張り出す一対の張出
部30が設けられている。また、ロックアーム25の上
面における幅方向両側縁には、ロックアーム25のほぼ
全長にわたって一対の補強リブ31が張り出して形成さ
れており、この補強リブ31によりロックアーム25の
破壊強度が高く保たれている。この補強リブ31は、ロ
ック突部27の前後にわたる所定領域で後ろ上がり状に
形成されている。
【0016】ロックアーム25の両側方には、図5及び
図6に示すように、所定間隔ずつ空けた位置に一対の保
護壁32がそれぞれ突設されている。これら保護壁32
は、図3に示すように、側方から視てロックアーム25
をほぼ全域にわたって覆うように形成されている。保護
壁32の後端部は、ロックアーム25の後端よりも後方
へ突出して形成されるとともに、押圧操作部28よりも
高くなるように形成されており、その上端部が押圧操作
部28側に張り出して形成されている。これら保護壁3
2により、ロックアーム25の撓み空間26内に誤って
電線Wが進入してロックアーム25を反転方向(上方)
へ変形させる事態を防ぐことができるようになってい
る。また、雌ハウジング20の上面の両側端には、雄ハ
ウジング10側の案内凹部18内に進入可能なレール状
のガイドリブ33が一対突設されており、その後端部が
連結補強部34により保護壁32の後端部と連結されて
いる。そして、雌ハウジング20の上面における両保護
壁32の間には、後方から検知部材40が組み付けられ
るようになっている。
【0017】検知部材40は、両保護壁32間の距離と
ほぼ同じ幅寸法を有する平板状の本体部41を備えてお
り、この本体部41が雌ハウジング20の上面に載った
状態で両ハウジング10,20の嵌合方向に沿って前後
に移動可能とされている。本体部41の両側縁には、一
対の側壁42が立ち上げて設けられている。両側壁42
の側面には、側方へ突出するガイドレール43がそれぞ
れ設けられており、これらガイドレール43が保護壁3
2の側面下部に凹み形成されたガイド溝35内に進入し
てその周面に摺接されることで、検知部材40の前後へ
の移動動作を案内できるようになっている。
【0018】本体部41の後端には、操作壁44が上方
へ突出して設けられており、その上端面には、段付き状
に後側が高くなる操作段部45が設けられている。検知
部材40を移動させる際には、操作壁44の後端面また
は操作段部45を押圧して行う。操作壁44における所
定の高さ位置には、本体部41と平行な板状をなす撓み
規制突部46が前方へ突出して設けられている。この撓
み規制突部46の高さ位置は、図14に示すように、両
ハウジング10,20が正規嵌合されたときにやや撓ん
だロックアーム25の型抜き孔29に整合する位置に設
定されている。各側壁42と操作壁44との間には、両
者を連結する検知部47が一対設けられている。この検
知部47の上面は、ロックアーム25の張出部30の下
面と整合されるような略円弧状に形成されるとともに、
両ハウジング10,20が正規嵌合されてロックアーム
25がやや撓んだ状態における張出部30の下面より僅
かに低い位置に設定されている。また、操作壁44の前
面における撓み規制壁の上側には、外し操作用の治具
(図示せず)を上方から挿入可能な外し操作溝48が凹
み形成されている。
【0019】この検知部材40は、後端部が雌ハウジン
グ20の後端から後方外部へ突出する待機位置(図3参
照)と、その後端面が保護壁32の後端面と面一状とな
る検知位置(図16参照)との間を移動されるようにな
っている。検知部材40が待機位置に配されたときは、
図3に示すように、検知部47がロックアーム25の撓
み空間26から後方へ退避した位置に配されて、張出部
30とは非干渉となっている。このとき、撓み規制突部
46についてもロックアーム25とは非干渉の位置に配
されている。一方、検知部材40が検知位置に配された
ときは、図16に示すように、検知部47がロックアー
ム25の張出部30の下方の撓み空間26内に進入し
て、張出部30と近接または当接する位置に配されるよ
うになっている。このとき、撓み規制突部46がロック
アーム25の型抜き孔29内に進入して、押圧操作部2
8の裏面に係合することでロックアーム25の撓み規制
が可能となっている。
【0020】本体部41の前端面の両側部からは、一対
の抜け止めアーム49が前方へ延出して形成されてお
り、両抜け止めアーム49は互いに接近するように雌ハ
ウジング20の上面に沿って撓み変形可能とされてい
る。抜け止めアーム49の側面前端部には、保護壁32
のガイド溝35内に進入可能な抜け止め突起50が側方
へ突出して設けられている。検知部材40を雌ハウジン
グ20の後方から組み付ける際に、抜け止め突起50は
ガイド溝35の途中に突設されたストッパ突起36に係
合可能とされる(図6参照)。これらの係合により抜け
止めアーム49が一旦撓み変形され、検知部材40が待
機位置に達すると、図2に示すように、抜け止めアーム
49が復帰して抜け止め突起50の後端面がストッパ突
起36の前端面に係止される。これにより、検知部材4
0が待機位置から後方へ移動するのが規制されるように
なっている。
【0021】両側壁42の前端上部には、図5に示すよ
うに、前方へ延出する係止アーム51がそれぞれ設けら
れており、これらの係止アーム51は、前端に上方へ突
出するあご部52を備えた鈎状に形成されている。係止
アーム51は、上記した抜け止めアーム49とほぼ同じ
幅寸法に形成されるとともに、その前端位置が抜け止め
アーム49よりも後側に引っ込んだ位置に設定されてい
る。この係止アーム51は、下方の抜け止めアーム49
との間にややスペースを空けた位置に配設されること
で、下方へ撓み変形可能とされている。係止アーム51
は、図2及び図3に示すように、検知部材40が雌ハウ
ジング20に対して待機位置に組み付けられた状態で保
護壁32に隣接して配されるとともに、その前端面(係
止面53)が保護壁32の内面から内方へ突設された係
止突部37に係止されるようになっている。これによ
り、検知部材40は待機位置から前方の検知位置側へ移
動するのが規制されるようになっている。なお、待機位
置において係止アーム51の前端面と係止突部37の後
端面との間には、所定のクリアランスが確保されてお
り、係止アーム51が下方へ撓んだときにその前端面が
係止突部37に干渉するのが回避されるようになってい
る。
【0022】係止突部37は、その突出幅が係止アーム
51の幅寸法の約半分程度の大きさとされており、係止
アーム51の前端面のうち外側の約半分が係止突部37
に対する係止面53となっている。一方、係止アーム5
1の前端面のうち係止面53よりも内側部分には、前方
へ突出する係合突起54が設けられている。この係合突
起54の前面上部には、斜め上方を向いたテーパ状の係
合面55が形成されている。また、係止アーム51とロ
ックアーム25との間には、所定幅の隙間が確保されて
おり、この隙間には両ハウジング10,20が嵌合され
るのに伴って雄ハウジング10側の案内リブ17が進入
可能となっている。
【0023】さて、雄ハウジング10におけるフード部
11の天井面には、図2及び図4に示すように、案内リ
ブ17の外側に隣接する位置に一対の解除リブ60が下
方へ張り出して設けられている。これらの解除リブ60
は、両ハウジング10,20の嵌合方向に沿って所定長
さにわたって前後に延出して形成されており、案内リブ
17の前端よりも後側に引っ込んだ位置に形成されてい
る。解除リブ60は、図3に示すように、両ハウジング
10,20の嵌合方向に沿ってその上面の全域がフード
部11の天井面に連結されるとともに、図2に示すよう
に、その内側面の全域が案内リブ17の外側面に連結さ
れている。言い換えると、解除リブ60は、嵌合方向に
沿って延びる各面のうち、互いに交差する上面と内側面
とが共に雄ハウジング10と一体的に繋げられること
で、その強度が十分に高いものとなっている。解除リブ
60は、図3に示すように、その下面位置が雌ハウジン
グ20側の係止突部37の下面よりも僅かに低く設定さ
れている。また、解除リブ60の下面位置は案内リブ1
7の下面位置よりも高く設定され、側方から視て案内リ
ブ17と完全に重なるようになっている。
【0024】解除リブ60は、図2に示すように、その
幅寸法が検知部材40の係止アーム51の係合突起54
の幅寸法とほぼ同じに設定されている。両ハウジング1
0,20を嵌合させると、案内リブ17がロックアーム
25と係止アーム51の間の隙間に進入するとともに、
その外側の解除リブ60が係止アーム51の係止突部3
7に係合されるようになっている。解除リブ60の前端
面下部には、係合突起54の係合面55とほぼ同じ傾斜
角を持つテーパ状の係合面61が斜め下方を向いて形成
されており、両係合面55,61が当接されることで、
係止アーム51が下方へ撓むように案内されるようにな
っている。このとき、係止アーム51の上面が解除リブ
60の下面に当接する位置まで撓み変形することで、係
止アーム51と係止突部37との係止状態が完全に解除
されるようになっている(図11参照)。一方、検知部
材40が待機位置から検知位置に移動されると、係止ア
ーム51のあご部52が解除リブ60の後方の空間に達
して、係止アーム51が弾性復帰されるとともに、あご
部52の後端面56が解除リブ60の後端面である引掛
け面62に係止されるようになっている(図15参
照)。これにより、検知部材40が検知位置から後方の
待機位置側へ移動するのが規制されるようになってい
る。なお、あご部52の後端面56は、緩やかなテーパ
状に形成されているため、あご部52の後端面56と引
掛け面62との係止状態は、検知部材40に所定以上の
後ろ向きの力が作用した場合に解除される、いわゆるセ
ミロックとなっている。
【0025】ところで、両解除リブ60は、互いに前端
面及び係合面61の位置を嵌合方向の前後にずらして形
成されている。詳しくは、図2に示す手前側の解除リブ
60Aの係合面61Aが前寄りの位置に配されているの
に対して、奥側の解除リブ60Bの係合面61Bが後ろ
寄りの位置に配されている。そして、両解除リブ60
A,60Bが各係止アーム51を撓ませるタイミング
は、先に手前側の解除リブ60Aが係止アーム51に係
合して、係止突部37が係止面53から完全に解離して
係止状態が解除される位置(係止アーム51の上面が解
除リブ60Aの下面に当接する位置)まで係止アーム5
1を撓ませた後に、奥側の解除リブ60Bが係止アーム
51に係合されるように設定されている(図9参照)。
なお、両解除リブ60A,60Bの引掛け面62(後端
面)の位置については、同じ位置に揃えられており、検
知部材40が検知位置に達すると両係止アーム51が同
時に復帰するようになっている。つまり、言い換えると
互いに後端位置が揃えられた両解除リブ60のうち、手
前側の解除リブ60Aの方が長めに形成されている。
【0026】本実施形態は以上のような構造であり、続
いてその作用について説明する。図2及び図3に示すよ
うに、検知部材40を雌ハウジング20に対して待機位
置に組み付けた状態で、雄雌両ハウジング10,20を
嵌合させる。雌ハウジング20が雄ハウジング10のフ
ード部11内に進入されると、図7に示すように、ガイ
ドリブ33が案内凹部18に進入するとともに、ロック
アーム25と係止アーム51の隙間に案内リブ17が進
入して各周面が摺接されることで両ハウジング10,2
0は幅方向に振れることなく円滑に嵌合動作が案内され
る。
【0027】図8に示すように、雄端子金具12が雌端
子金具21に接触する直前の段階から、ロック孔16の
前壁15がロックアーム25の補強リブ31に当接して
緩やかにロックアーム25を撓ませた後、ロック突部2
7の前端面に当接されることで、図10に示すように、
ロックアーム25が大きく下方へ撓み変形されて、自由
端側が撓み空間26内に進入される。このとき、張出部
30が撓み空間26内に進入するとともに検知部材40
の検知部47と干渉可能な位置に配される。また、リー
ク防止筒部24がリーク防止溝部14内に進入される。
【0028】このとき、図9に示すように、手前側の解
除リブ60Aの係合面61Aが係止アーム51の係合突
起54の係合面55に係合して、係止アーム51が下方
へ撓まされている。そして、係止アーム51は、その上
面が解除リブ60Aの下面に当接する位置まで撓み変形
されることで、係止面53と係止突部37とが完全に解
離してその係止状態が解除される。一方、奥側の解除リ
ブ60Bは、係止アーム51と未だ非干渉とされてお
り、この状態で仮に検知部材40を前方へ押圧した場合
でも、奥側の係止アーム51と係止突部37とが係止さ
れることで、移動動作が規制される。
【0029】さらに嵌合作業が進むと、奥側の解除リブ
60Bの係合面61Bが係止アーム51の係合突起54
の係合面55に係合して係止アーム51を撓ませて、図
11に示すように、両ハウジング10,20が正規嵌合
に至る直前の段階になると、解除リブ60Bによって係
止アーム51は、その係止面53が係止突部37から完
全に解離する位置まで撓まされて係止状態が解除され
る。この段階で係止アーム51と係止突部37とによる
検知部材40の移動規制状態が解除される。しかしなが
ら、仮にこの段階で検知部材40を前方へ押し込んだと
しても、図12に示すように、撓み空間26内に進入し
た張出部30が検知部47に干渉することで、検知部材
40の移動動作が規制される。このように、検知部材4
0が前方へ移動できないことをもって両ハウジング1
0,20が未だ半嵌合であることが検知される。
【0030】両ハウジング10,20が正規に嵌合され
ると、図13及び図14に示すように、両端子金具1
2,21が正規の接続状態に至るとともに、ロックアー
ム25が弾性復帰してロック孔16内に進入したロック
突部27の後端面がロック孔16の前端面に係止され
て、両ハウジング10,20は正規の嵌合状態から離間
不能に保持される。このとき、ロック孔16の前壁15
とロックアーム25の上面とが衝合するのに伴う衝合音
が発生されるので、作業者は両ハウジング10,20が
正規嵌合されたことを感得し易くなっている。このと
き、ロックアーム25は自然状態まで復帰するのではな
く、やや撓んだ姿勢に保たれており、この状態では、型
抜き孔29が検知部材40の撓み規制突部46と整合さ
れ、且つ張出部30の下面が検知部47の上面よりも僅
かに高い位置に配される。また、正規嵌合時には、リー
ク防止筒部24がリーク防止溝部14内に嵌合するとと
もに、支持部13を包み込むようにして配される。
【0031】両ハウジング10,20が正規嵌合された
状態で検知部材40を検知位置へ押し込むと、検知部材
40は、ガイドレール43がガイド溝35の周面に摺接
されることで案内されつつ雌ハウジング20の上面に沿
って前進する。この過程では、撓んだ状態の両係止アー
ム51の上面が解除リブ60の下面に摺接される。そし
て、検知部材40が検知位置に至ると、図15に示すよ
うに、両係止アーム51のあご部52が解除リブ60の
後方の空間に達すると共に、両係止アーム51が同時に
弾性復帰して、あご部52の後端面56が解除リブ60
の引掛け面62に係止される。これにより、検知部材4
0は検知位置から後方へ移動するのが規制され、検知位
置にセミロック状態で保持される。このとき、ロックア
ーム25の型抜き孔29内には、図16に示すように、
撓み規制突部46が進入して、押圧操作部28の裏面側
に係合される。これにより、正規嵌合状態で誤ってロッ
クアーム25が上方から押圧された場合に、ロックアー
ム25が撓み変形する事態を防ぐことができる。このと
き、図15に示すように、張出部30の下面に検知部4
7が係合しているから、上記撓み規制突部46に加えて
その両側方位置に配された両検知部47によってもロッ
クアーム25の誤撓みを規制できる。言い換えると幅方
向に並んだ3箇所でロックアーム25を支持することで
その誤解除防止を確実に図ることができる。
【0032】ところで、図16に示すように、両ハウジ
ング10,20が正規嵌合された状態では、内部空間が
結露することによって結露水が発生することがある。そ
の場合でも、隣り合う組の雄雌両端子金具12,21が
リーク防止筒部24によって仕切られることにより、手
前側のキャビティ22から奥側のキャビティ22に至る
までの沿面距離をリーク防止筒部24の長さ寸法の2倍
分強稼ぐことができるから、隣り合う組の雄雌両端子金
具12,21同士が結露水によってリークされるのを防
ぐことができる。
【0033】一方、両ハウジング10,20を取り外す
場合には、例えば検知部材40の外し操作溝48内に図
示しない治具を挿入して、検知部材40を引き抜くべく
てこ操作を行うと、あご部52の後端面56と引掛け面
62とが係止したセミロック状態から係止アーム51が
撓まされるとともにその係止状態が解除されて、検知部
材40が検知位置から後方へ移動される。なお、この解
除作業は、上記のような治具を用いずに、操作段部45
に指を掛けて押圧操作することで行うようにしても良
い。セミロック状態が解除されたら、操作段部45を押
圧操作して、検知部材40を待機位置まで後退させる
(図14参照)。これに伴って、撓み規制突部46が型
抜き孔29から退避するとともに、検知部47が張出部
30の後方へ退避して、撓み空間26が開放されるか
ら、ロックアーム25の押圧操作部28を押圧操作して
ロックアーム25を撓み変形させ、両ハウジング10,
20間のロック状態を解除しつつ、両ハウジング10,
20を離間させる。
【0034】以上説明したように本実施形態によれば、
解除リブ60は、両ハウジング10,20の嵌合方向に
沿って延びる上面がフード部11の天井面に連結されて
いるから、その強度を高いものとすることができる。こ
れにより、仮にフード部11内に異物が侵入して解除リ
ブ60に干渉した場合でも、解除リブ60が変形したり
破損し難くなる。しかも、解除リブ60は、その内側面
が案内リブ17の外側面に連結されているから、その強
度を一層高めることができる。
【0035】さらには、手前側の解除リブ60Aと奥側
の解除リブ60Bとでは、係止アーム51に係合される
係合面61A,61Bの位置が両ハウジング10,20
の嵌合方向の前後にずれて形成されているから、嵌合過
程において手前側と奥側の係止アーム51を撓ませるタ
イミングをずらすことができる。これにより、係止アー
ム51を撓ませるために両ハウジング10,20に付与
する力が急激に大きくなる事態を極力防ぐことができ、
両ハウジング10,20の嵌合作業を円滑に行うことが
できる。
【0036】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記した実施形態では、解除リブ側の係合面を前
後に位置ずれして設けるようにした場合を示したが、逆
に係止アーム側の係合面を前後に位置ずれして設けるよ
うにしてもよい。具体的には、両係止アームにおける係
合突起の突出寸法を変更することで係合面の位置を前後
にずらすようにすればよい。
【0037】(2)上記した(1)とは逆に、両解除リ
ブの係合面を揃えるようにして、両係止アームを撓ませ
るタイミングを同時にしたものも本発明に含まれる。 (3)上記した実施形態では、奥側の解除リブが係止ア
ームを撓ませるタイミングが両ハウジングが正規嵌合さ
れる直前とされる場合を示したが、このタイミングを正
規嵌合時と同時にするようにしてもよく、そのようなも
のも本発明に含まれる。
【0038】(4)上記した実施形態では、解除リブが
案内リブの外側に隣接して配される場合について示した
が、解除リブの配設位置は、案内リブの隣に限らず任意
に設定することができる。また、雄ハウジングに案内リ
ブが設けられていないものも本発明に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るコネクタの分解斜視
【図2】両ハウジングが離間した状態を示す平面図
【図3】両ハウジングが離間した状態を示す側断面図
【図4】雄ハウジングの正面図
【図5】雌ハウジングと検知部材の斜視図
【図6】雌ハウジングと検知部材の平面図
【図7】両ハウジングが嵌合される初期の状態を示す平
断面図
【図8】両ハウジングが嵌合される初期の状態を示す側
断面図
【図9】両ハウジングが嵌合される途中の状態を示す平
断面図及びそのときの両解除リブと係止アームの関係を
示す側断面図
【図10】両ハウジングが嵌合される途中でロックアー
ムが撓んだ状態を示す側断面図
【図11】両ハウジングが正規嵌合に至る直前の状態を
示す平断面図及びそのときの両解除リブと係止アームの
関係を示す側断面図
【図12】両ハウジングが正規嵌合に至る直前の状態を
示す側断面図
【図13】両ハウジングが正規嵌合された状態を示す平
断面図
【図14】両ハウジングが正規嵌合されてロックアーム
が復帰した状態を示す側断面図
【図15】検知部材を検知位置に移動させた状態を示す
平断面図及びそのときの両解除リブと係止アームの関係
を示す側断面図
【図16】検知部材を検知位置に移動させた状態を示す
側断面図
【図17】従来例の側断面図
【図18】従来例の斜視図
【符号の説明】
10…雄ハウジング(他方のコネクタハウジング) 17…案内リブ 20…雌ハウジング(一方のコネクタハウジング) 25…ロックアーム 26…撓み空間 37…係止突部(係止部) 40…検知部材 55…係合面 51…係止アーム 60(60A,60B)…解除リブ(解除部) 61(61A,61B)…係合面
フロントページの続き Fターム(参考) 5E021 FA03 FA09 FB07 FC09 FC31 FC36 FC38 HC09 JA05 KA01 5E087 EE02 EE07 FF02 FF08 FF12 GG15 GG33 HH04 RR06 RR18 RR25 RR26 RR41

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに嵌合可能な一対のコネクタハウジ
    ングのうち、一方のコネクタハウジングには、両コネク
    タハウジングが嵌合される途中では撓み空間内に弾性変
    形され、正規嵌合に至ると、弾性復帰して他方のコネク
    タハウジングに係止して前記両コネクタハウジングを嵌
    合状態に保持可能なロックアームが設けられるととも
    に、前記撓み空間から退避した待機位置と撓み空間内に
    進入した検知位置との間を移動可能とされ、嵌合途中で
    は前記撓み空間内に前記ロックアームが進入することで
    移動動作が規制される検知部材が組み付けられており、 前記検知部材には、撓み変形可能な係止アームが設けら
    れ、この係止アームが前記一方のコネクタハウジングに
    設けられた係止部に係止することで、少なくとも前記両
    コネクタハウジングが離間した状態で前記検知部材が前
    記待機位置から前記検知位置へ移動するのが規制される
    ようになっており、 且つ、前記他方のコネクタハウジングには、前記両コネ
    クタハウジングが嵌合されるのに伴って、前記係止アー
    ムに係合して前記係止部との係止状態を解除するように
    係止アームを撓み変形させる解除部が前記両コネクタハ
    ウジングの嵌合方向に沿って延出して設けられているも
    のにおいて、 前記解除部は、前記他方のコネクタハウジングの壁面に
    前記嵌合方向に沿って連結されていることを特徴とする
    コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記係止アームと前記係止部とがそれぞ
    れ一対ずつ設けられるとともに、前記解除部が一対設け
    られているものにおいて、 一対の解除部または一対の係止アームのうちのいずれか
    一方の組における相手側に対する係合面が前記嵌合方向
    の前後に位置ずれして配設されることで、前記両コネク
    タハウジングの嵌合過程で前記係止部から前記係止アー
    ムが解離されるタイミングに時差が生じる設定となって
    いることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記他方のコネクタハウジングには、前
    記両コネクタハウジングが嵌合されるのに伴って前記一
    方のコネクタハウジングに摺接して嵌合動作を案内可能
    な案内リブが前記嵌合方向に沿って延出して設けられて
    おり、前記解除部がこの案内リブに前記嵌合方向に沿っ
    て連結されていることを特徴とする請求項1または請求
    項2記載のコネクタ。
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