JP6347228B2 - コネクタ - Google Patents

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    • H01R13/639Additional means for holding or locking coupling parts together, after engagement, e.g. separate keylock, retainer strap

Description

本発明は、コネクタに関する。
特許文献1に開示のコネクタは、フード部を有する雄コネクタハウジングと、フード部内に嵌合可能な雌コネクタハウジングと、雌コネクタハウジングに対して初期位置と検知位置とに移動可能に組み付けられる検知部材とを備えている。フード部の内面には、ロック突部(係止突部)が設けられている。雌コネクタハウジングは、撓み可能なロックアームを有し、ロックアームには、ロック突起と、ロック突起の両脇から後方に延出する一対の連結部が設けられている。また、ロックアームには、ロック突起と両連結部との間に、ロック孔(特許文献1では呼称されず)が設けられ、ロック孔の前面(ロック突起の後面でもある)がロック面(特許文献1では呼称されず)として構成される。また、検知部材には、弾性アーム部が突出して設けられ、弾性アーム部の先端部には、突部(ストッパ部)が設けられている。
検知部材が初期位置にあるときには、突部がロック孔に下側(撓み空間側)から挿入されてロック面に係止されることで、検知部材の検知位置への移動が規制される。また、両コネクタハウジングの正規嵌合時には、ロック突部がロック孔に上側(撓み空間とは反対側)から挿入されてロック面に係止されることで、両コネクタハウジングが離脱規制された状態に保持され、且つロック突部により押圧された突部がロック面との係止を解除して撓み空間に退避させられることで、検知部材の検知位置への移動が許容される。したがって、検知部材の検知位置への移動が可能となることをもって、両コネクタハウジングが正規嵌合されたと知ることができる。
特開2015−32506号公報
ところで、経年劣化又は成形時の歪みなどによってロックアームが正常な位置から垂れ下がった状態になり、ロックアームの撓み空間が通常よりも狭まることがあった。そうすると、ロックアームの垂れ下がりによってロック面も下方に沈むため、両コネクタハウジングの正規嵌合時に、突部がロック突部によって押し下げられてもロック面から十分に解離することができず、検知部材が検知位置に向かう過程でロック面やロックアームの下面に干渉し、検知部材の検知位置への移動操作が規制されるおそれがあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、検知部材が検知位置に円滑に移動することができるコネクタを提供することを目的とする。
本発明のコネクタは、撓み可能なロックアームを有する第1ハウジングと、前記第1ハウジングに組み付けられ、待機位置から検知位置へ移動可能な検知部材と、前記第1ハウジングに嵌合可能な第2ハウジングとを備える。前記ロックアームには、前記第1、第2ハウジングの嵌合方向と交差する方向に沿ったロック面を有するロック突起と前記ロック面で一端が閉じられたロック孔とが設けられ、前記第2ハウジングには、係止突部が設けられ、前記検知部材には、ストッパ部が設けられている。前記検知部材が前記待機位置にあるときには、前記ストッパ部が前記ロックアームの撓み空間側から前記ロック孔に挿入されて前記ロック面に係止可能に配置されることで、前記検知部材の前記検知位置への移動が規制される。前記第1、第2ハウジングの正規嵌合時には、前記係止突部が前記ロック孔に前記撓み空間とは反対側から挿入されて前記ロック面に係止可能に配置されることで、前記第1、第2ハウジングが離脱規制された状態に保持され、且つ前記係止突部に押圧された前記ストッパ部が前記ロック面から離間して前記撓み空間に退避させられることで、前記検知部材の前記検知位置への移動が許容される。前記ロック突起の突出方向及び前記第1、第2ハウジングの嵌合方向と直交する方向を幅方向とした場合に、前記係止突部は、前記ロック突起の前記ロック面より大きな幅方向の寸法を有して前記ロック面に係止可能な係止本体と、前記係止本体より小さな幅方向の寸法を有して前記係止本体の突出端から突出し、前記第1、第2ハウジングの正規嵌合時に前記ロック孔に進入して前記ストッパ部を押圧する押圧突部とを有しているところに特徴を有する。
第1、第2ハウジングが正規嵌合されると、係止突部の押圧突部が撓み空間側とは反対側からロック孔に進入してストッパ部を押圧するため、ストッパ部を撓み空間に深く沈み込ませてロック面から確実に離間させることができ、その後、検知部材が検知位置に移動する際に、検知部材とロックアームとの干渉を少なく又は無くすことができる。その結果、検知部材が検知位置に円滑に移動することができる。また、係止突部の係止本体がロック突起のロック面より大きな幅方向の寸法を有してロック面に係止可能とされるから、ロック突起のロック面に対する係止本体の係止代を十分に確保することができ、第1、第2ハウジングが離脱規制された状態を確実に保持することができる。
本発明の実施例に係るコネクタにおいて、検知部材が待機位置に保持された第1ハウジングと、係止突部を有する第2ハウジングとの部分拡大断面図である。 第1、第2ハウジングの嵌合過程でロックアームが撓み変形した状態を示す部分拡大断面図である。 第1、第2ハウジングが正規嵌合され、係止突部が検知部材のストッパ部を押圧した状態を示す部分拡大断面図である。 さらに検知部材が検知位置に至った状態を示す部分拡大断面図である。 図3に対応する状態を正面視方向から見た概略図である。 第1ハウジングの正面図である。 第1ハウジングの平面図である。 第2ハウジングの正面図である。 図8のA−A線断面図である。 検知部材の正面図である。 検知部材の平面図である。
本発明の好ましい実施形態を以下に示す。
前記係止本体が、前記第1、第2ハウジングの正規嵌合時に、前記ロック突起の前記ロック面に対して幅方向の全幅に亘って係止可能に配置され、且つ前記ロック突起の幅方向両側に張り出す増設部分を有している。これによれば、ロック突起のロック面に対する係止本体の係止代をより確実且つ十分に確保することができる。
<実施例>
以下、本発明の実施例を図1〜図11によって説明する。実施例に係るコネクタは、互いに嵌合可能な第1、第2ハウジング10、40と、第1ハウジング10に対して待機位置と検知位置とに移動可能に組み付けられる検知部材60とを備えている。なお、以下の説明において前後方向については、第1、第2ハウジング10、40が嵌合開始時に互いに向き合う側を前側とし、上下方向については、図1〜図5、図7及び図9を基準とする。
第2ハウジング40は合成樹脂製であって、図8及び図9に示すように、略角ブロック状の端子収容部41と、端子収容部41の前端外周から前方に突出する略角筒状のフード部42を有している。端子収容部41には、図示しない雄端子金具を挿入可能な第2キャビティ43(図8を参照)が複数設けられている。また、フード部42内には、図しない各雄端子金具のタブが突出して配置されている。
図9に示すように、フード部42の上壁の前端には、幅方向の中央部に、後方に一段落ちた角凹状の凹所44が設けられている。フード部42の上壁の内面には、凹所44の直後方に、係止突部45が設けられている。図8に示すように、係止突部45は、フード部42の内面から突出する幅方向に扁平な角ブロック状の係止本体46と、係止本体46の幅方向(第1、第2ハウジング10、40の嵌合方向及び係止突部45の突出方向(下方)と直交する方向)の中央部から下向きに一体に突出する押圧突部47とからなる。押圧突部47の幅方向の寸法(以下、幅寸法という)は、係止本体46の幅寸法の3分の1より小さくされている。
図1に示すように、係止突部45の前面は、突出端(下端)へ行くに従って後傾するテーパ状の案内面48とされている。また、係止突部45の後面は、突出端(下端)へ行くに従って僅かに後傾する逆テーパ状の係止面49とされている。案内面48と係止面49とは、係止本体46から押圧突部47にかけて段差無く連続して形成されている。
第1ハウジング10は合成樹脂製であって、図6及び図7に示すように、略角ブロック状のハウジング本体11を有している。図6に示すように、ハウジング本体11には、各第2キャビティ43と対応する位置に、図示しない雌端子金具を挿入可能な第1キャビティ12が複数設けられている。第1、第2ハウジング10、40の正規嵌合時には、雌雄の両端子金具が電気的に接続されるようになっている。
図6に示すように、ハウジング本体11の上面には、幅方向の中央部に、ロックアーム13が突出して設けられている。図1に示すように、ロックアーム13は、ハウジング本体11の上面の前端部から立ち上がったあと後方に延出する片持ち状のアーム本体14を有している。アーム本体14は、その立ち上がりの前端部を支点として上下方向に撓み変形可能とされ、ハウジング本体11の上面との間には撓み空間15が形成されている。
図1に示すように、アーム本体14には、延出方向(前後方向)の略中央部に、ロック突起16が上方に突出して設けられている。ロック突起16の後面は、ロック面17とされている。ロック面17は、概ね上下方向に切り立って配置されているが、下端部が僅かに後傾する形態になっている。
また、図4及び図7に示すように、アーム本体14には、前後方向に延出して後端に開口するロック孔18が設けられている。ロック孔18の前端は、ロック突起16のロック面17で閉塞されている。図7に示すように、ロック孔18の幅寸法は、ロック突起16のロック面17の幅寸法と同一とされ、係止突部45の係止本体46の幅寸法より小さくされている。また、図1に示すように、アーム本体14には、ロック突起16の下方に、挿入凹部19が設けられている。挿入凹部19は、ロック孔18に連通し、且つアーム本体14の下面に開口する形態とされている。挿入凹部19には、検知部材60の後述するストッパ部67が挿入可能とされている。
また、アーム本体14の後端部には、ロック孔18の後端部を上方から覆う位置で、且つ上下方向に関してロック突起16よりも一段高い位置に、解除操作部21が設けられている。ロック孔18は、解除操作部21とロック突起16との間でアーム本体14を上下方向に貫通している。
図3及び図4に示すように、第1、第2ハウジング10、40の正規嵌合時には、ロック突起16のロック面17に第2ハウジング40の係止突部45が対面して配置され、第1、第2ハウジング10、40が離脱規制された状態で保持される。一方、第1、第2ハウジング10、40の離脱時には、検知部材60を待機位置に引き戻した後、解除操作部21が上方から押圧される。すると、アーム本体14が下側(撓み空間15側)に弾性的に押し下げられ、ロック突起16が係止突部45から離間して、第1、第2ハウジング10、40が離脱可能な状態となる。
ハウジング本体11の上面には、図7に示すように、ロックアーム13の後端部を挟んだ幅方向両側に、一対のガイド壁22が起立して設けられている。両ガイド壁22は、ロックアーム13の後端から後方に延出する部分を有し、ハウジング本体11の上面後端部に配置されている。検知部材60は、両ガイド壁22間で且つロックアーム13の撓み空間15に後方から挿入されて組み付けられ、待機位置と検知位置との間を両ガイド壁22の内面に沿って前後方向に移動可能とされている。両ガイド壁22の内面には、詳細は説明しないが、検知部材60を待機位置及び検知位置で保持するための保持構造(図6の保持部23など)が設けられている。
また、図6に示すように、両ガイド壁22の上端部には、解除操作部21の幅方向両端部の上方に、一対の反転防止部24が内側に屈曲する形態で設けられている。反転防止部24は、ロックアーム13が正規とは逆の反転方向に撓み変形しようとしたときに、解除操作部21の幅方向両端部に当接してロックアーム13のそれ以上の撓み動作を規制する役割を果たす。なお、解除操作部21の幅方向両端部には、図7に示すように、反転防止部24と当接する段付き凹部25が一段落ちて設けられている。
ハウジング本体11の上面には、両ガイド壁22を挟んだ幅方向両側のうちの片側に、前後方向に延出する突条部26が設けられている。第1、第2ハウジング10、40が正規の嵌合姿勢をとる場合には、フード部42の上壁の内面に設けられた突条受部51(図8を参照)に突条部26が嵌合挿入される。一方、第1、第2ハウジング10、40が正規と異なる嵌合姿勢をとる場合には、フード部42の開口縁に突条部26が当接して、第1、第2ハウジング10、40が誤って嵌合される事態を回避することが可能となっている。
続いて検知部材60について説明する。検知部材60は同じく合成樹脂製であって、図10及び図11に示すように、幅方向に沿った厚肉の基部61と、基部61の幅方向中央部から前方に片持ち状に突出する弾性アーム部62と、基部61の幅方向両端部から前方に突出する一対の保持片部63とを有している。そして、検知部材60は、第1ハウジング10に対して待機位置から検知位置へとスライドして前進可能とされている。
図10及び図11に示すように、基部61の上端には、幅方向に沿ったリブ状の操作部64が突出して設けられている。検知部材60の移動時には、操作部64を後方から押圧又は摘まみながら検知部材60の移動操作を行うことが可能となっている。基部61の幅方向両端面の下縁部には、一対のガイド突部65が設けられている。ガイド突部65がガイド壁22の内面に設けられたガイド溝28(図4を参照)に嵌合挿入されることで、検知部材60が移動案内されるようになっている。
図10に示すように、両保持片部63は、上下方向にほぼ沿った平板状の形態とされている。図11に示すように、両保持片部63の前端部には、保持突起66が外側に突出して設けられている。保持片部63が幅方向に撓み変形した後、両ガイド壁22の保持部23などの保持構造に保持突起66が係止可能とされている。
図1に示すように、弾性アーム部62は、全体として基部61の前端から前方へ向けて上り勾配で傾斜する形態とされ、基部61の前端との連結位置を支点として上下方向に撓み変形可能とされている。弾性アーム部62の前端部には、ストッパ部67が突出して設けられている。ストッパ部67の前面は、上方へ向けて僅かに前傾するストッパ面68とされている。ストッパ部67の上面には、幅方向の中央部に、前後方向に延出する補助突起69が設けられている。補助突起69は、上端に先鋭な頂点71を有し、頂点71を境とする前後両側面が下り勾配で傾斜する断面三角形状をなしている。
また、弾性アーム部62には、ストッパ部67より前方に、前方に張り出す受片部72が設けられている。ロックアーム13が撓み空間15に撓み変形すると、ロックアーム13の挿入凹部19の内上面に受片部72が当接し、弾性アームがロックアーム13の撓み動作に追従することが可能となっている。
本実施例に係るコネクタの構造は上述のとおりであり、続いて、本実施例の作用効果を説明する。
第1ハウジング10の両ガイド壁22間に後方から検知部材60が挿入されて初期位置に保持される(図1を参照)。検知部材60が初期位置に至ると、弾性アーム部62のストッパ部67がロック孔18に下側(撓み空間15側)から挿入され、ロック突起16のロック面17の後方にストッパ部67のストッパ面68が対向して係止可能に配置される。これにより、検知部材60が検知位置への移動を規制された状態になる。また、待機位置では、基部61がハウジング本体11の上面に載置されるとともに、受片部72が挿入凹部19に挿入され、且つ補助突起69がアーム本体14の上面から上方に突出して配置される。
続いて、第1ハウジング10が第2ハウジング40のフード部42内に嵌合される。
図2に示すように、第1、第2ハウジング10、40の嵌合過程では、第2ハウジング40の係止突部45の押圧突部47がロックアーム13のロック突起16に当接し、ロックアーム13が下側に撓み変形する。また、ロックアーム13が撓み変形するのに伴い、受片部72が挿入凹部19の内上面によって押圧されて弾性アーム部62が同じく下側に撓み変形する。
図3に示すように、第1、第2ハウジング10、40が正規嵌合されると、ロック突起16が係止突部45を通過してロックアーム13が弾性的に復帰するとともに、係止突部45がロック孔18に上側(撓み空間15とは反対側)から挿入され、ロック突起16のロック面17に係止突部45の係止面49が対向して係止可能に配置される。これにより、第1、第2ハウジング10、40が互いに離脱規制された状態に保持される。
また、図3に示すように、第1、第2ハウジング10、40が正規嵌合された状態では、押圧突部47の突出端がストッパ部67の補助突起69の頂点71に当接して、弾性アーム部62が撓み変形しつつストッパ部67が押し下げられる。これにより、ストッパ部67がロック突起16のロック面17から離間して、検知部材60の検知位置への移動が可能な状態となる。
具体的には、第1、第2ハウジング10、40が正規嵌合されると、図5に示すように、押圧突部47がアーム本体14を貫通するロック孔18に挿入されてストッパ部67の補助突起69に当接することで、ストッパ部67が撓み空間15に深く沈み込んだ状態となり、ストッパ部67の略全体が挿入凹部19に挿入可能な高さ位置まで下降する。また、第1、第2ハウジング10、40が正規嵌合されると、係止本体46の幅方向両端部がアーム本体14の上面に当接可能に配置されて、ロック突起16のロック面17に全幅に亘って係止可能な状態となる。このとき、係止本体46の幅方向両端部は、ロック突起16の幅方向両側に張り出す増設部53として構成される。
その後、検知部材60が検知位置に向けて後方から押し込まれる。検知部材60が検知位置へ向かう過程では、補助突起69の前側の斜面部分がロック突起16の後端に摺動して多少干渉することがあるものの、ストッパ部67とロックアーム13とが大きく干渉することはなく、ロックアーム13と検知部材60との間の摺動抵抗を小さく抑えることができる。図4に示すように、検知部材60が検知位置に至ると、ストッパ部67が押圧突部47から離間して挿入凹部19に嵌合状態で挿入される。また、検知部材60が検知位置に至ると、ロックアーム13の解除操作部21が凹所44に挿入されて逃がされる。
一方、第1、第2ハウジング10、40が正規嵌合位置に至らない状態(半嵌合状態)で留め置かれていると、ロックアーム13のロック突起16にストッパ部67が係止可能な状態が維持されるため、検知部材60を検知位置に押し込むことができない。したがって、検知部材60が検知位置に移動可能となることをもって、第1、第2ハウジング10、40が正規嵌合位置に至ったと判断することができる。
以上説明したように、本実施例によれば、係止突部45の押圧突部47がロック孔18に深く入り込むことで、検知部材60のストッパ部67が十分に押し下げられてロック突起16のロック面17から確実に離間するため、検知部材60を検知位置に押し込む際に、検知部材60がロックアーム13と大きく干渉することがなく、検知部材60の検知位置への移動操作を円滑に行うことができる。とくに、ロックアーム13が経年劣化や成形不良などによって垂れ下がった状態になっても、その垂れ下がり量を押圧突部47の突出量で容易に補うことができるので有効である。
また、係止突部45の係止本体46がロック突起16のロック面17より大きい幅寸法を有しているから、第1、第2ハウジング10、40の正規嵌合時にロック突起16のロック面17に対する係止本体46の係止代を十分に確保することができる。しかも、係止本体46がロック突起16のロック面17に対して幅方向の全幅に亘って係止可能に配置され、ロック突起16の幅方向両側に張り出す増設部53をも有しているため、係止本体46の係止代をより確実且つ十分に確保することができる。
<他の実施例>
以下、他の実施例を簡単に説明する。
(1)検知部材は付勢部材で付勢されて自動的に検知位置に至る構成であってもよい。
(2)ロック孔の後端も閉塞され、ロック孔が全周に亘って閉じた形態になるものであってもよい。
(3)押圧突部が、ロック突起のロック面に係止可能な位置に設けられず、ロック機能を実質的に有しないものであってもよい。
(4)本発明は、電線とハウジングとの間を液密にシールするシール構造を備えた防水コネクタにも適用可能である。
10…第1ハウジング
13…ロックアーム
15…撓み空間
16…ロック突起
17…ロック面
18…ロック孔
40…第2ハウジング
45…係止突部
46…係止本体
47…押圧突部
53…増設部(増設部分)
60…検知部材
62…弾性アーム部
67…ストッパ部

Claims (2)

  1. 撓み可能なロックアームを有する第1ハウジングと、
    前記第1ハウジングに組み付けられ、待機位置から検知位置へ移動可能な検知部材と、
    前記第1ハウジングに嵌合可能な第2ハウジングとを備え、
    前記ロックアームには、前記第1、第2ハウジングの嵌合方向と交差する方向に沿ったロック面を有するロック突起と前記ロック面で一端が閉じられたロック孔とが設けられ、前記第2ハウジングには、係止突部が設けられ、前記検知部材には、ストッパ部が設けられており、
    前記検知部材が前記待機位置にあるときには、前記ストッパ部が前記ロックアームの撓み空間側から前記ロック孔に挿入されて前記ロック面に係止可能に配置されることで、前記検知部材の前記検知位置への移動が規制され、
    前記第1、第2ハウジングの正規嵌合時には、前記係止突部が前記ロック孔に前記撓み空間とは反対側から挿入されて前記ロック面に係止可能に配置されることで、前記第1、第2ハウジングが離脱規制された状態に保持され、且つ前記係止突部に押圧された前記ストッパ部が前記ロック面から離間して前記撓み空間に退避させられることで、前記検知部材の前記検知位置への移動が許容されるものであって、
    前記ロック突起の突出方向及び前記第1、第2ハウジングの嵌合方向と直交する方向を幅方向とした場合に、前記係止突部は、前記ロック突起の前記ロック面より大きな幅方向の寸法を有して前記ロック面に係止可能な係止本体と、前記係止本体より小さな幅方向の寸法を有して前記係止本体の突出端から突出し、前記第1、第2ハウジングの正規嵌合時に前記ロック孔に進入して前記ストッパ部を押圧する押圧突部とを有していることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記係止本体が、前記第1、第2ハウジングの正規嵌合時に、前記ロック突起の前記ロック面に対して幅方向の全幅に亘って係止可能に配置され、且つ前記ロック突起の幅方向両側に張り出す増設部分を有していることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
JP2015096362A 2015-05-11 2015-05-11 コネクタ Active JP6347228B2 (ja)

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