JP2004063090A - 嵌合検知コネクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】両コネクタ10,40を嵌合状態にロックするための係止手段としてロックアーム16の外面にロック突起17を形成するとともに、検知部材30を待機位置に保持するための係止手段としてロックアーム16の内面に係止突起19F,19Rを形成した。つまり、係止手段として凹部ではなくて突起形状のものを形成した。係止手段としてロックアーム16の外面から内面まで貫通する開口部を形成するものに比べて、ロックアーム16は高い強度が保たれる。
【選択図】 図11
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、嵌合検知機能を備えたコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
嵌合検知コネクタとしては、従来、特開平3−280370号公報に開示されているものがある。これは、ハウジングの外面に沿うようにロックアームを設けた第1コネクタを第2コネクタに嵌合し、その両コネクタをロックアームによって嵌合状態にロックするようになっており、ハウジングとロックアームとの間には検知部材が移動可能に設けられている。
【0003】
両コネクタの嵌合過程では検知部材が待機位置に保持され、両コネクタが正規嵌合状態に至ると検知部材の検知位置への移動が許容されるようになっている。これにより、検知部材を待機位置から検知位置へ移動させることができるか否かに基づいて、両コネクタが半嵌合状態であるか正規嵌合状態であるかを検知することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のコネクタでは、第2コネクタに対しロックアームがその外面側を係止させることで両コネクタが嵌合状態にロックされるとともに、検知部材がロックアームに対してその内面側から係止することで待機位置に保持されるようになっている。そして、ロックアームにはその外面から内面まで貫通する開口部が形成され、その開口部の外面側の開口縁を第2コネクタとの係止手段として機能させるとともに、開口部の内面側の開口縁を検知部材との係止手段として機能させていた。
このように従来では、係止手段としてロックアームに貫通形態の開口部を形成していたので、ロックアームの強度が低いという問題があった。
【0005】
本願発明は上記事情に鑑みて創案され、ロックアームの強度を確保することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、ハウジングの外面に沿うようにロックアームを設けた第1コネクタが第2コネクタに嵌合された状態では、前記第2コネクタに対し前記ロックアームがその外面側を係止させることで両コネクタが嵌合状態にロックされるようになっており、前記ハウジングと前記ロックアームとの間には、待機位置と検知位置との間での移動を可能に検知部材が設けられ、前記両コネクタを嵌合する過程では前記検知部材が前記ロックアームに対してその内面側から係止することで待機位置に保持され、両コネクタが正規嵌合状態に至ると前記検知部材の検知位置への移動が許容されるようになっている嵌合検知コネクタにおいて、前記ロックアームの外面には、前記第2コネクタのロック用受け部に係止することで前記両コネクタを嵌合状態にロックするロック突起が形成され、前記ロックアームの内面には、前記検知部材と係止することでその検知部材を待機位置に保持する係止突起が形成されている構成とした。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、検知位置に移動した前記検知部材が、その検知部材に設けた撓み係止片を前記ロックアームの内面に係止させることによって待機位置への戻りを規制されるようになっているものであって、前記撓み係止片の一部が、前記ロックアームの側方において外方へ露出されており、この撓み係止片における露出面に治具を当接させることでその撓み係止片を前記ロックアームから解離する方向へ変位させる構成とした。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記検知部材には、検知位置に移動した状態で前記ハウジングと前記ロックアームとの間に介在することで、前記ロックアームのロック解除方向への変位を規制する変位規制部が設けられている構成とした。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかの発明において、前記第1コネクタには、前記検知部材が待機位置と検知位置との間で移動する際にその移動方向と交差する方向への遊動を規制するガイド部が設けられている構成とした。
【0008】
請求項5の発明は、請求項4の発明において、前記第2コネクタには、前記第1コネクタと嵌合した状態において、前記検知部材が待機位置と検知位置との間で移動する際にその移動方向と交差する方向への遊動を規制する補助ガイド部が設けられている構成とした。
請求項6の発明は、請求項4又は請求項5の発明において、前記検知部材には、前記ガイド部又は前記補助ガイド部に案内される被ガイド部が、前記撓み係止片を挟んで前記ロックアームとは反対側に位置して設けられているものにおいて、前記被ガイド部には、前記撓み係止片が前記ロックアームから解離する方向へ撓むときに干渉を回避するための撓み空間が形成されている構成とした。
【0009】
請求項7の発明は、請求項1乃至請求項6のいずれかの発明において、前記ロックアームの内面には前記撓み係止片との係止面が形成されているとともに、前記ハウジングには、そのハウジング内に挿入された端子金具を抜け止めするためのリテーナを収容するリテーナ収容孔が形成されているものにおいて、前記係止面と、前記リテーナ収容孔に対する前記リテーナの組み付け方向とが互いに平行をなしている構成とした。
【0010】
【発明の作用及び効果】
[請求項1の発明]
両コネクタを嵌合状態にロックするための係止手段としてロックアームの外面にロック突起を形成するとともに、検知部材を待機位置に保持するための係止手段としてロックアームの内面に係止突起を形成した。つまり、係止手段として凹部ではなくて突起状のものを形成しており、そのため、ロックアームには貫通形態の開口部を形成せずに済んでいる。これにより、係止手段としてロックアームの内外両面間を貫通する開口部を形成したものと比べると、ロックアームは高い強度が保たれる。
[請求項2の発明]
撓み係止片によるロックアームへの係止を解除する際には、撓み係止片の露出面に治具を当接させてその撓み係止片を撓ませればよい。このように本願発明によれば、撓み係止片の一部をロックアームの側方において外方へ露出させているので、ロックアームには治具差込み用の窓孔を開口させる必要がなく、ロックアームの強度を確保することができる。
【0011】
[請求項3の発明]
検知部材を検知位置に移動させた状態では、検知部材の変位規制部によりロックアームのロック解除方向への変位が規制されるので、両コネクタを確実にロックすることができる。
[請求項4の発明]
ガイド部に案内されることにより、検知部材は、検知位置と待機位置との間で所定経路に沿って円滑且つ確実に移動することができる。
[請求項5の発明]
ガイド部と補助ガイド部との2つに案内されることにより、検知部材は、より円滑且つ確実に移動することができる。
【0012】
[請求項6の発明]
撓み係止片の撓み空間を被ガイド部の厚さ領域内に確保しているので、被ガイド部と撓み係止片との間にスペースを空けてそのスペースを撓み空間とする構造に比べると、撓み係止片の撓み方向において第1コネクタの小型化(低背化)を図ることができる。
[請求項7の発明]
係止面と、リテーナ収容孔に対するリテーナの組み付け方向とが互いに平行をなしているので、係止面を形成するための金型の型抜き方向と、リテーナ収容孔を形成するための金型の型抜き方向とを同じ方向にすることが可能となり、これにより、1つの金型で係止面とリテーナ収容孔とを形成することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
[実施形態1]
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図14を参照して説明する。本実施形態の嵌合検知コネクタは、検知部材30とリテーナ15を備えた第1コネクタ10と、この第1コネクタ10に嵌合される第2コネクタ40とから構成される。
第1コネクタ10は、合成樹脂製のハウジング11内に複数のキャビティ12を左右方向に並列して形成したものであり、各キャビティ12内には後方から雌端子金具13が挿入される。ハウジング11には、その右側面に開口されるとともに、全てのキャビティ12に連通するリテーナ収容孔14が形成され、このリテーナ収容孔14内にはハウジング11とは別体部品であるリテーナ15が収容される。リテーナ収容孔14は左右方向(キャビティ12にたいする雌端子金具13の挿入方向と直交する方向)に延びており、このリテーナ収容孔14を形成するための金型(図示せず)はハウジング11に対して右方(図4及び図5における上方であり、図10における左方)へ型抜きされる。このリテーナ収容孔14内に組み付けられたリテーナ15は、各キャビティ12に挿入された雌端子金具13に係止することで全ての雌端子金具13の後方への抜けを規制する。
【0014】
ハウジング11には、その上面(本発明の構成要件である外面)に沿うようにロックアーム16が一体形成されている。ハウジング11の上面は、両コネクタ10,40の嵌合方向と平行な平坦状をなす。ロックアーム16は、ハウジング11の上面前端から立ち上がり、ハウジング11の上面との間に所定の間隔を空けて後方へほぼ水平に(ハウジング11の上面とほぼ平行に)片持ち状に延出されていて、上下方向への弾性撓みが可能となっている。ロックアーム16の上面における前後方向ほぼ中央位置には、ロック突起17が形成されており、ロックアーム16の上面における後端部(自由端部)にはロック解除操作部18が上向きに突出されている。
【0015】
一方、ロックアーム16の下面(ハウジング11の上面と対応する内面)には、後述する検知部材30の撓み係止片32を係止させる前後一対の係止突起19F,19Rが形成されている。前側の係止突起19Fの前面19Fa(本発明の構成要件である係止面)と後側の係止突起19Rの後面19Rb(本発明の構成要件である係止面)は、両コネクタ10,40の嵌合方向(第1コネクタ10に対する検知部材30の相対移動方向)に対して斜めをなす平坦面であり、前側の係止突起19Fの後面19Fb(本発明の構成要件である係止面)と後側の係止突起19Rの前面19Ra(本発明の構成要件である係止面)は、両コネクタ10,40の嵌合方向に対して直交する平坦面である。また、この両係止突起19F,19Rの前後両面19Fa,19Fb,19Ra,19Rbは左右方向に延びており、これらの面を形成するための金型(図示せず)は右方、即ち上記リテーナ収容孔14の型抜き方向と同じ方向へ型抜きされるようになっている。したがって、双方の金型は、一体部材化すること、又は一体的に移動させることが可能である。
【0016】
ロックアーム16は、ハウジング11における幅方向(左右方向)中央に位置し、その幅寸法は、ハウジング11の幅に対して例えば1/3〜1/4程度の狭い寸法とされている。また、ハウジング11の上面には、その左右両側縁から上方へ立ち上がる一対の保護壁20が形成され、この保護壁20によってロックアーム16に対する異物干渉の防止が図られている。そして、このロックアーム16の左右両側面と保護壁20の内側面との間には、治具Jを差し込むための差込み空間Saが確保されている。この差込み空間Saは、上方及び前後両方へ開放されている。
【0017】
左右両保護壁20の内面における後端部には、前後方向(ハウジング11に対する検知部材30の移動方向と平行な方向)に直線状に延びる左右一対のガイド部21が内側へリブ状に突出した形態で形成されている。このガイド部21は、ハウジング11の上面との間に所定の間隔(検知部材30の被ガイド部31の後端部の厚さに対応する間隔)を空けている。また、右側の保護壁20とハウジング11の上面右側縁部のうちリテーナ収容孔14と対応する領域には、リテーナ収容孔14の入口に連通する切欠部22が形成されている。
【0018】
検知部材30は、合成樹脂製であり、平面視略方形をなす被ガイド部31と、被ガイド部31から延出する撓み係止片32と、この被ガイド部31の後端部から上方へ立ち上がる摘み部33とを備えて構成されている。検知部材30は、被ガイド部31の下面をハウジング11の上面に面接触させ、且つ少なくとも前端側部分をハウジング11とロックアーム16との間に収容させた状態で、待機位置(図4,9,10,11を参照)とこの待機位置よりも前方の検知位置(図12〜15を参照)との間で前後方向に移動可能となっている。
【0019】
被ガイド部31は、一定厚さの平面視方形をなす平板部31aと、この平板部31aから前方(検知部材30の移動方向と平行な方向)へ直線状に延びる左右両枠部31bと、この左右両枠部31bの前端同士を連結する前枠部31cとからなる。被ガイド部31の下面は、全体に亘って面一状に連続する平坦状をなすが、左右両枠部31bと前枠部31cの上面は平板部31aの上面よりも低い高さとなっている。そして、平板部31aの上面の高さは、上記ガイド部21の下面よりも僅かに低い高さとなっている。また、被ガイド部31には、平板部31a、左右両枠部31b及び前枠部31cに囲まれた撓み空間34が形成されている。この撓み空間34は被ガイド部31の上下両面に開口されている。
【0020】
撓み係止片32は、平板部31aの前縁から斜め前上方へ片持ち状に延出され、全体として板状をなしている。前後左右方向(平面方向)における撓み係止片32の形成領域は、撓み空間34の範囲内とされている。撓み係止片32の後端部は撓み空間34の内部に位置しているが、撓み係止片32の前端(自由端)から後端側に亘る大部分は撓み空間34(左右両枠部31b及び前枠部31c)よりも上方へ突出されている。そして、撓み係止片32の前端部上面には突起状の係止部32aが形成されている。また、撓み係止片32には、係止部32aよりも後方の領域における幅方向中央部を前後方向に切欠した形態の肉抜き部32bが形成されている。
【0021】
かかる撓み係止片32の幅寸法は、上記ロックアーム16の幅寸法よりも大きく、且つ上記両ガイド部21の間隔よりも僅かに狭い寸法に設定されており、検知部材30をハウジング11に組み付けた状態では、常に、撓み係止片32の左右両側縁部がロックアーム16の左右両側方(即ち、ロックアーム16の左右両側面とガイド部21との隙間)へ突出し、その撓み係止片32の突出部分が上方又は斜め上後方から目視できるようになっている。換言すると、この撓み係止片32の左右両側縁部に対して上方又は斜め上後方から治具Jを当接させることが可能となっている。
【0022】
摘み部33は、平板部31aの上面における幅方向中央部に位置しており、平板部31aの後端縁から上方へ壁状に立ち上がっている。摘み部33の幅寸法は、上記左右両ガイド部21の間隔よりも僅かに狭い寸法、即ち撓み係止片32と同じ幅寸法とされている。また、この摘み部33の前面には、摘み部33と同じ幅であり、且つ側方視方形をなす変位規制部35が突成されている。この変位規制部35の上面の高さは、自由状態(ロックアーム16が第2コネクタ40に係止した状態)にあるロックアーム16の後端部(ロック解除操作部18)の下面よりも僅かに低い高さとされている。
【0023】
検知部材30が待機位置にある状態では、摘み部33及び変位規制部35がロックアーム16の後端よりも後方へ突出し、ロックアーム16の下に撓み係止片32が潜り込んでその係止部32aを前後両係止突起19F,19Rの間に嵌合させており、この係止部32aと係止突起19F,19Rとの係合によって検知部材30が前後方向への遊動を規制されて待機位置に保持される。また、被ガイド部31の平板部31aの前端部がハウジング11の上面とガイド部21との間に挟まれることにより、検知部材30がその下面をハウジング11の上面に当接させた姿勢に保たれる。
【0024】
検知部材30が検知位置にある状態では、撓み係止片32の係止部32aが前側の係止突起19Fに対して前方から係止されることで、検知部材30の後方への遊動が規制されるとともに、摘み部33がロック解除操作部18に対して後方から当接することで、検知部材30の前方への遊動が規制され、もって、検知部材30が検知位置に保持される。また、変位規制部35がロックアーム16の後端部の下に潜り込むので、ロックアーム16の下方への弾性撓みが規制される。さらに、摘み部33はロック解除操作部18の後面に対して隙間なく面接触するので、摘み部33に対して前方から指を引っ掛け難くなっている。
【0025】
第2コネクタ40は、前方に開口する略方形のフード部41を有し、このフード部41内には雄端子金具の先端のタブ42が突出されていて、フード部41に第1コネクタ10が嵌入されると、タブ42が雌端子金具13に接続されるようになっている。
フード部41の上面板の前端縁(開口縁)には、その下面側へ突出するロック用受け部43が形成されている。このロック用受け部43はロックアーム16の外面のロック突起17と対応するように幅方向中央に位置している。両コネクタ10,40が嵌合される過程では、ロック突起17がロック用受け部43に干渉することによりロックアーム16が下方へ弾性撓みし、ロック突起17がロック用受け部43を通過すると、ロックアーム16が弾性復帰してロック突起17がロック用受け部43に係止し、もって、両コネクタ10,40が正規嵌合状態にロックされる。また、ロック突起17がロック用受け部43を通過せずに両コネクタ10,40が半嵌合となった状態では、ロックアーム16が弾性撓みしたままとなり、そのロックアーム16の後端部の位置が変位規制部35の上面よりも低い高さ、即ち、ロックアーム16の後端部が変位規制部35の前面に対してほぼ同じ高さで対向するように位置するようになっている。
【0026】
フード部41の上面板には、下方へ壁状に垂下する左右一対の補助ガイド部44が、フード部41の前端から奥端面に亘って連続して形成されている。この補助ガイド部44は、左右方向において、検知部材30の被ガイド部31の左右両側縁部と対応するように位置し、且つその補助ガイド部44の下面の高さは、左右両枠部31bの上面よりも僅かに高い位置となっている。両コネクタ10,40の嵌合過程では、タブ42が第1コネクタ10内への進入を開始した直後に、待機位置にある検知部材30の左右両枠部31bの前端部が補助ガイド部44の下に潜り込み、この状態から両コネクタ10,40が正規嵌合されるまで左右両枠部31bが補助ガイド部44の下面に摺接する状態を維持する。尚、両コネクタ10,40が正規嵌合されても、第1コネクタ10のガイド部21はフード部41の外部に位置するので、ガイド部21と補助ガイド部44とが干渉することはない。
【0027】
同じくフード部41の上面板には、補助ガイド部44の内面から内側に突出し且つ上面板から下方へ突出した形態の左右一対の誘導部45が形成されている。誘導部45は、左右方向において撓み係止片32の左右両側縁部と対応するように位置し、誘導部45の下面の高さは、ロックアーム16のロック突起17がロック用受け部43に係止したロック状態(両コネクタ10,40が正規嵌合した状態)において、前側の係止突起19Fの下面とほぼ同じ高さとなるように設定されている。また、両コネクタ10,40が正規嵌合された状態においては、検知部材30の待機位置から検知位置への移動方向前方側に前側の係止突起19Fが位置するとともに、この前側の係止突起19Fに対して移動方向後方側に誘導部45が連なるように位置する。尚、上記ロック用受け部43は、この両誘導部45の間に位置している。
【0028】
次に、本実施形態の作用を説明する。
両コネクタ10,40を嵌合する際には、まず、検知部材30を待機位置に保持しておく。この状態から第1コネクタ10をフード部41に嵌入させると、ロック突起17がロック用受け部43に当接し、その後は、図10に示すように、ロックアーム16が下方へ弾性撓みし、これに伴って撓み係止片32が、後側の係止突起19Rにより弾性的に押し下げられる。このとき、撓み係止片32の下方には撓み空間34が確保されているので弾性撓みに支障はない。ことき両コネクタ10,40は半嵌合のままであり、この状態で検知部材30を前方に押し込もうとしても、変位規制部35がロックアーム16の後端部に突き当たるために検知部材30の検知位置への移動が阻止される。
【0029】
さて、両コネクタ10,40が正規嵌合状態に至ると、ロックアーム16が弾性復帰し、図11に示すように、ロック突起17とロック用受け部43との係止によって両コネクタ10,40が正規嵌合状態にロックされる。また、ロックアーム16の弾性復帰に伴い、下方に押し下げられていた撓み係止片32が上方へ弾性復帰しようとするが、図11に示すように、両コネクタ10,40が正規嵌合された状態では撓み係止片32の係止部32aがフード部41の誘導部45の下面に当接するため、撓み係止片32は係止突起19F,19Rに係止する高さまでは復帰できない。ここで、この誘導部45の下面と前側の係止突起19Fの下面とはほぼ同じ高さで前後に連なっている。これにより、係止部32aと係止突起19F,19Rの係止によって規制されていた検知部材30の前方への移動が許容されることになる。
【0030】
この後は、摘み部33に指を宛てて検知部材30を前方へ押し込む。検知部材30が検知位置まで押し込まれると、係止部32aが前側の係止突起19Fを通過して上方へ弾性復帰し、図12に示すように、係止部32aが前側の係止突起19Fに対してその前方から係止する。この係止により、検知部材30は、後方(待機位置側)への戻りを規制されて検知位置に保持される。上述のように、検知部材30が検知位置へ押し込むことができるか否かに基づいて、両コネクタ10,40が正規嵌合されたか否かを検知することができる。
【0031】
さて、正規嵌合された両コネクタ10,40をメンテナンスなどのために離脱させる際には、ロック解除操作部18を押し下げ操作することによってロックアーム16によるロックを解除するのであるが、検知部材30が検知位置にある状態のままでは、ロックアーム16が変位規制部35によってロック解除方向へ弾性撓みできない状態となっている。
そのため、ロックアーム16のロック解除の前に、まず、撓み係止片32の係止部32aによるロックアーム16の係止突起19Fへの係止を解除して、検知部材30を待機位置から検知位置へ移動させる必要がある。ところが、撓み係止片32はフード部41内に収容された状態となっているため、係止部32aと係止突起19Fの係止を解除するために、細長い治具Jを用いる。治具Jを差し込むための構造は、次のようになっている。
【0032】
撓み係止片32の左右両側縁部はロックアーム16の左右両側に張り出し、この張出部32sの上面は、ロックアーム16とガイド部21及び補助ガイド部44との間のスリット状のスペースSbに臨んでいる(図4を参照)。この張出部32sの真上にはフード部41の上板部が位置し、張出部32sの真後ろには摘み部33と変位規制部35が位置しているのであるが、この張出部32sが臨むスペースSbは、摘み部33及び変位規制部35とフード部41の開口上縁部との間の隙間Scに連通され、このスペースSbと隙間Scを介してフード部41の外部から撓み係止片32の張出部32sを見通すことができる。つまり、フード部41の外部から隙間ScとスペースSbに差し込んだ細長い治具Jを、撓み係止片32の張出部32sに届かせることができ、この治具Jの操作により、図14に示すように、撓み係止片32を押し下げて係止部32aを前側の係止突起19Fから解離させることができる。この状態から検知部材30を後方の待機位置へ移動させると、係止部32aが両係止突起19F,19Rに嵌合して検知部材30が待機位置に保持される。
【0033】
上述のように本実施形態においては、両コネクタ10,40を嵌合状態にロックするための係止手段としてロックアーム16の外面にロック突起17を形成するとともに、検知部材30を待機位置に保持するための係止手段としてロックアーム16の内面に係止突起19F,19Rを形成した。つまり、係止手段として凹部ではなくて突起状のものを形成しており、そのため、ロックアーム16には貫通形態の開口部を形成せずに済んでいる。これにより、係止手段としてロックアームの外面から内面まで貫通する開口部を形成するものに比べると、本実施形態のロックアーム16は高い強度が保たれる。
また、撓み係止片32の一部をロックアーム16の側方において外方へ露出させているので、撓み係止片32によるロックアーム16への係止を解除する際には、撓み係止片32の露出面(張出部32s)に治具Jを当接させてその撓み係止片32を撓ませればよい。つまり、ロックアーム16には治具差込み用の窓孔を開口させる必要がないので、ロックアーム16の強度が確保されている。
【0034】
また、検知部材30には、検知位置に移動した状態でハウジング11とロックアーム16との間に介在することでロックアーム16のロック解除方向への変位を規制する変位規制部35を設けているので、両コネクタ10,40を確実にロックすることができる。
しかも、この変位規制部35は、両コネクタ10,40が半嵌合状態のときに検知部材30の検知位置への移動を規制する機能も兼ね備えているので、検知部材30の検知位置への移動規制手段を変位規制部35とは別個に設けるものに比べて、形状が簡素化されている。
【0035】
また、検知部材30が待機位置と検知位置との間で移動する際にその移動方向と交差する方向への遊動を規制するガイド部21を設けたので、このガイド部21に案内されることにより、検知部材30は、検知位置と待機位置との間で所定経路に沿って円滑且つ確実に移動することができる。
しかも、第2コネクタ40には、第1コネクタ10と嵌合した状態において、検知部材30が待機位置と検知位置との間で移動する際にその移動方向と交差する方向への遊動を規制する補助ガイド部44を設けたので、検知部材30は、ガイド部21と補助ガイド部44との2つに案内されることによって、より円滑且つ確実に移動することができる。
【0036】
また、ガイド部21と補助ガイド部44に案内される被ガイド部31は、撓み係止片32を挟んでロックアーム16とは反対側(下側)に位置しているのであるが、この被ガイド部31には、撓み係止片32がロックアーム16の係止突起19F,19Rから解離する方向へ撓むときに干渉を回避するための撓み空間34が形成されている。つまり、撓み係止片32のための撓み空間34を被ガイド部31の厚さ領域内に確保しているので、被ガイド部と撓み係止片との間にスペースを空けてそのスペースを撓み空間34とする構造に比べると、撓み係止片32の撓み方向において第1コネクタ10の低背化が図られている。
【0037】
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では検知部材を案内する手段として第1コネクタと第2コネクタに夫々ガイド部と補助ガイド部を設けたが、本発明によれば、検知部材の案内手段は第1コネクタと第2コネクタのいずれか一方のコネクタのみに設けてもよい。
【0038】
(2)上記実施形態では第1コネクタが雌コネクタであり、第2コネクタが雄コネクタである場合について説明したが、本発明は、第1コネクタが雄コネクタであり、第2コネクタが雌コネクタである場合にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1において検知部材が組み付けられた第1コネクタの正面図
【図2】検知部材の正面図
【図3】第1コネクタのハウジングの正面図
【図4】検知部材が待機位置にある状態の第1コネクタの平面図
【図5】検知部材をハウジングから外した状態の第1コネクタの平面図
【図6】第1コネクタの左側面図
【図7】図6のW−W断面図
【図8】第2コネクタの正面図
【図9】図1,図4,図8におけるX−X線断面であって、両コネクタを離脱した状態をあらわす断面図
【図10】図1,図4,図8におけるX−X線断面であって、両コネクタの嵌合途中の状態をあらわす断面図
【図11】図1,図4,図8におけるX−X線断面であって、両コネクタが正規嵌合した状態をあらわす断面図
【図12】図1,図4,図8におけるX−X線断面であって、両コネクタが正規嵌合するとともに検知部材が検知位置に移動した状態をあらわす断面図
【図13】図1,図4,図8におけるY−Y線断面であって、両コネクタが正規嵌合するとともに検知部材が検知位置に移動した状態をあらわす断面図
【図14】図1,図4,図8におけるY−Y線断面であって、撓み係止片が治具によってロックアームから解離する方向へ撓まされた状態をあらわす断面図
【図15】図1,図4,図8におけるZ−Z線断面であって、両コネクタが正規嵌合するとともに検知部材が検知位置に移動した状態をあらわす断面図
【符号の説明】
10…第1コネクタ
11…ハウジング
13…雌端子金具(端子金具)
14…リテーナ収容孔
15…リテーナ
16…ロックアーム
17…ロック突起
19F…前側の係止突起
19Fa…前側の係止突起の前面(係止面)
19Fb…前側の係止突起の後面(係止面)
19R…後側の係止突起
19Ra…後側の係止突起の前面(係止面)
19Rb…後側の係止突起の後面(係止面)
21…ガイド部
30…検知部材
31…被ガイド部
32…撓み係止片
34…撓み空間
35…変位規制部
40…第2コネクタ
43…ロック用受け部
44…補助ガイド部
J…治具
Claims (7)
- ハウジングの外面に沿うようにロックアームを設けた第1コネクタが第2コネクタに嵌合された状態では、前記第2コネクタに対し前記ロックアームがその外面側を係止させることで両コネクタが嵌合状態にロックされるようになっており、
前記ハウジングと前記ロックアームとの間には、待機位置と検知位置との間での移動を可能に検知部材が設けられ、
前記両コネクタを嵌合する過程では前記検知部材が前記ロックアームに対してその内面側から係止することで待機位置に保持され、
両コネクタが正規嵌合状態に至ると前記検知部材の検知位置への移動が許容されるようになっている嵌合検知コネクタにおいて、
前記ロックアームの外面には、前記第2コネクタのロック用受け部に係止することで前記両コネクタを嵌合状態にロックするロック突起が形成され、
前記ロックアームの内面には、前記検知部材と係止することでその検知部材を待機位置に保持する係止突起が形成されていることを特徴とする嵌合検知コネクタ。 - 検知位置に移動した前記検知部材が、その検知部材に設けた撓み係止片を前記ロックアームの内面に係止させることによって待機位置への戻りを規制されるようになっているものであって、
前記撓み係止片の一部が、前記ロックアームの側方において外方へ露出されており、この撓み係止片における露出面に治具を当接させることでその撓み係止片を前記ロックアームから解離する方向へ変位させる構成としたことを特徴とする請求項1記載の嵌合検知コネクタ。 - 前記検知部材には、検知位置に移動した状態で前記ハウジングと前記ロックアームとの間に介在することで、前記ロックアームのロック解除方向への変位を規制する変位規制部が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の嵌合検知コネクタ。
- 前記第1コネクタには、前記検知部材が待機位置と検知位置との間で移動する際にその移動方向と交差する方向への遊動を規制するガイド部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の嵌合検知コネクタ。
- 前記第2コネクタには、前記第1コネクタと嵌合した状態において、前記検知部材が待機位置と検知位置との間で移動する際にその移動方向と交差する方向への遊動を規制する補助ガイド部が設けられていることを特徴とする請求項4記載の嵌合検知コネクタ。
- 前記検知部材には、前記ガイド部又は前記補助ガイド部に案内される被ガイド部が、前記撓み係止片を挟んで前記ロックアームとは反対側に位置して設けられているものにおいて、
前記被ガイド部には、前記撓み係止片が前記ロックアームから解離する方向へ撓むときに干渉を回避するための撓み空間が形成されていることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の嵌合検知コネクタ。 - 前記ロックアームの内面には前記撓み係止片との係止面が形成されているとともに、前記ハウジングには、そのハウジング内に挿入された端子金具を抜け止めするためのリテーナを収容するリテーナ収容孔が形成されているものにおいて、
前記係止面と、前記リテーナ収容孔に対する前記リテーナの組み付け方向とが互いに平行をなしていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の嵌合検知コネクタ。
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