JP2005071846A - コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 ロック解除の際の作業性の向上を図る。
【解決手段】 治具Jを嵌合凹部31とロックアーム15との隙間に差し込んでロックアーム15を第1コネクタ10の外面側へ弾性撓みさせてロック解除状態にすると、治具Jはロックアーム15の弾性復元力によりロックアーム15と押え部13との間で挟み付けられた状態となり、この状態は、両コネクタ10,30の離間に伴って嵌合凹部31が治具Jとロックアーム15から外れた後も維持される。したがって、治具Jが第1コネクタ10から外れないように押さえ付けておく必要がなく、作業性がよい。
【選択図】 図6
Description
治具を嵌合凹部とロックアームとの隙間に差し込んでロックアームを第1コネクタの外面側へ弾性撓みさせてロック解除状態にすると、治具はロックアームの弾性復元力によりロックアームと押え部との間で挟み付けられた状態となり、この状態は、両コネクタの離間に伴って嵌合凹部が治具とロックアームから外れた後も維持される。したがって、治具が第1コネクタから外れないように押さえ付けておく必要がなく、作業性がよい。
治具は、押え部の内面に沿わせつつ差し込めば、嵌合凹部の内面に沿う状態となるので、治具が嵌合凹部の開口縁に突き当たることが防止される。
ロックアームが片持ち状に延出する形態であって、押え部がロックアームの延出端部を覆う領域に配されているものの場合、ロックアームの外面と押え部の内面との隙間に治具を差し込む際に、治具がロックアームの延出端に突き当たってしまうことが懸念される。しかし、ロックアームの外面と押え部の内面との間には隙間が確保されているので、治具を押え部の内面に沿って滑らせるようにすれば、ロックアームの延出端に突き当てることなくロックアームと押え部との隙間に差し込むことができる。
ロックアームが嵌合凹部への嵌入方向とは反対方向へ片持ち状に延出する形態であって、押え部がロックアームの延出端部を覆う領域に配されている構造の場合、治具をロックアームの延出端部と押え部との間に差し込む際に、延出端部と治具との位置関係が目視できず、治具の差込み作業に手間取ることが懸念される。しかし、押え部には、ロックアームの幅方向においてその延出端部の外面を部分的に露出させる切欠部が形成されているので、この切欠部においてロックアームの延出端部と治具との位置関係を目視確認することができる。したがって、治具を差し込む作業に支障を来すことはない。
ロックアームが片持ち状に延出する形態とされている場合、第1コネクタから導出された電線がロックアームの延出端部と第1コネクタの外面との間に入り込み、ロックアームを正規方向とは反対に第1コネクタの外面から離間する方向へ変形させてしまうことが懸念される。しかし、ロックアームの延出端部は、一対の側壁とその両側壁の間に差し渡された押え部によって包囲されているので、ロックアームと第1コネクタの外面との間に電線が入り込むことが防止されている。
ロックアームの外面に沿って差し込まれた治具は、ロック突起の形成されていない領域を通過させることにより、ロック突起よりも奥方にまで到達させることができ、治具の差込み深さの選択の自由度が高い。したがって、治具の差込み深さを適宜に設定する事により、ロックアームを効果的に弾性撓みさせることが可能となる。
ロック突起とロック部との幅方向における係止代を一定寸法確保するという条件のもとにおいて、ロック突起を2つに分けてロックアームの両側縁部に沿うように配置した場合は、治具の最大幅寸法が、ロックアームの幅寸法からロック突起の幅寸法を減じた寸法となる。これに対し、ロック突起をロックアームの一方の側縁部に沿って配した場合は、ロックアームの弾性撓みを許容するためにロックアームと側壁との間に必然的に確保されるクリアランスの寸法分だけ、治具の最大幅寸法を上記の場合よりも大きくすることができる。
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図11を参照して説明する。 本実施形態のコネクタは、第1コネクタ10と第2コネクタ30とからなる。第1コネクタ10は、全体として横長の厚板ブロック状をなし、その内部には複数の雌端子金具(図示せず)が収容されている。第1コネクタ10の上面(本発明の構成要件である外面)における幅方向中央位置には、溝部11が形成されている。溝部11は、第1コネクタ10の前後両端面に開口しており、また、溝部11の左右両側壁12の後端部においては、その両側壁12の上端縁の間に水平に差し渡された形態の平板状をなす押え部13が、一体に形成されている。押え部13の内面(即ち、溝部11の底面と対向する下面)は、第1コネクタ10の上面及び溝部11の底面と平行な平坦面であり、側壁12よりも高い位置にある。また、押え部13の後端縁には、その左端部を切欠した形態の切欠部14が形成されている。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
12…側壁
13…押え部
14…切欠部
15…ロックアーム
15R…ロックアームの延出端部
20…ロック突起
30…第2コネクタ
31…嵌合凹部
33…ロック部
J…治具
Claims (7)
- 外面に沿った形態であってその外面に接近する方向への弾性撓みを可能とされたロックアームを有する第1コネクタと、前記第1コネクタを嵌入させる嵌合凹部を有するとともにその嵌合凹部の内面にロック部が形成された第2コネクタとからなり、前記嵌合凹部内に前記第1コネクタが嵌入した状態では、前記ロックアームが前記ロック部に係止することで前記両コネクタが嵌合状態にロックされ、前記両コネクタが嵌合した状態において前記嵌合凹部の内面と前記ロックアームの外面との間に細長い治具を差し込むことで、前記ロックアームが前記第1コネクタの外面側へ弾性撓みしつつ前記ロック部から解離するようにしたコネクタにおいて、
前記第1コネクタには、前記ロックアームの外面と対向する押え部が設けられ、前記治具により前記ロックアームを前記第1コネクタの外面側へ弾性撓みさせたロック解除状態では、前記治具が前記ロックアームの弾性復元力により前記ロックアームと前記押え部との間で挟み付けられた状態に保持される構成としたことを特徴とするコネクタ。 - 前記両コネクタを嵌合した状態では、前記押え部が前記嵌合凹部の外側に位置し、且つ前記押え部の内面が前記嵌合凹部の内面に対してほぼ面一状となる構成としたことを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
- 前記ロックアームが片持ち状に延出する形態であって、前記押え部が前記ロックアームの延出端部を覆う領域に配されている請求項1又は請求項2に記載のものにおいて、
前記ロックアームの外面と前記押え部の内面との間には、前記治具の厚さよりも小さく且つ前記治具の進入を許容する隙間が確保されていることを特徴とするコネクタ。 - 前記ロックアームが前記嵌合凹部への嵌入方向とは反対方向へ片持ち状に延出する形態とされているとともに、前記押え部が前記ロックアームの延出端部を覆う領域に配されている請求項1〜請求項3のいずれかに記載のものにおいて、
前記押え部には、前記ロックアームの幅方向においてその延出端部の外面を部分的に露出させる切欠部が形成されていることを特徴とするコネクタ。 - 前記ロックアームが片持ち状に延出する形態とされている請求項1〜請求項4のいずれかに記載のものにおいて、
前記押え部が、前記ロックアームの延出端部と対応する領域に配されているとともに、前記第1コネクタの外面から前記ロックアームの延出端部の両側縁に沿って立ち上がる一対の側壁の間に差し渡された形態とされていることを特徴とするコネクタ。 - 前記ロックアームの外面には前記ロック部に係止されるロック突起が形成されている請求項1〜請求項5のいずれかに記載のものにおいて、前記ロック突起が前記ロックアームよりも幅狭の形態とされていることを特徴とするコネクタ。
- 前記ロック突起が、前記ロックアームのいずれか一方の側縁部に沿った位置に配されていることを特徴とする請求項6記載のコネクタ。
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