JP2006221921A - コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 両ハウジングが未嵌合の状態において、検知部材の検知位置への移動を防止する。
【解決手段】 検知部材30の待機位置から検知位置への移動を規制する規制部34を、検知部材30のうちロックアーム12に対して弾性撓み方向への相対変位を規制された領域(ロック解除操作部31)に設けたので、ロックアーム12が非撓み位置に保持されている限り、検知部材30に検知位置方向の押圧力が作用しても、規制部34は第1ハウジング10の後端面10R(外面)に突き当たる状態に保たれ、検知部材30の検知位置への移動が確実に防止される。両ハウジング10,40が正規嵌合すると、ロックアーム12が非撓み位置に到達する前に、当接部15,45同士が弾性的に当接して衝突音が発生し、これにより、両ハウジング10,40が正規嵌合されたことが判る。
【選択図】 図13
Description
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、両ハウジングが未嵌合の状態で検知部材の検知位置への移動を防止することを目的とする。
検知部材の待機位置から検知位置への移動を規制する規制部は、検知部材のうちロックアームに対して弾性撓み方向への相対変位を規制された領域に設けられているので、ロックアームが非撓み位置に保持されている限り、検知部材に対して検知位置方向への押圧力が作用しても、規制部は第1ハウジングの外面に突き当たる状態に保たれ、検知部材の検知位置への移動が確実に防止される。
また、両ハウジングが正規嵌合すると、ロックアームが非撓み位置に到達する前、即ちロックアームに蓄積されている弾性復元力が消失する前に、当接部同士が弾性的に当接して、衝突音が発生する。したがって、この当接部同士の衝突音の発生の有無に基づいて、両ハウジングが正規嵌合されたか否かを判断することができる。
両ハウジングが未嵌合のときに、ロックアームがロック位置へ変位させられて規制部が凹部と対応する状態になっても、係止手段の係止作用により検知部材を待機位置に保持しておくことができる。
検知部材に設けたロック解除操作部を押し操作することでロックアームをロック解除方向へ変位させるのであるが、このロック解除操作部は、検知部材が待機位置にある状態でロックアームの外縁よりも外方へ突出する形態とされているのでロック解除操作部の大きさとロックアームからの突出寸法はロックアームの大きさの制約を受けずに済む。したがって、ロックアームが小型化されても、ロック解除操作部における操作可能領域を大きく確保し、ロック解除操作性の向上を図ることができる。
両ハウジングが嵌合した状態では検知部材が検知位置に保持されるのであるが、検知位置では検知部材は第1ハウジングの外面から外方へ突出することがないので、両ハウジングの嵌合状態においてコネクタ全体としての小型化を図ることができる。
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図16を参照して説明する。本実施形態のコネクタは、第1ハウジング10と第2ハウジング40を嵌合・離脱させるとともに、両ハウジング10,40が正規嵌合したか否かを検知する機能を備えたものである。
第1コネクタは、合成樹脂製であり、全体として方形のブロック状をなす。第1ハウジング10内には後方から複数の第1端子金具(図示せず)が挿入され、各第1端子金具に固着した電線11が第1ハウジング10の後端面10Rから後方外部へ導出されている。第1ハウジング10の上面には、ロックアーム12が一体に形成されている。ロックアーム12は、その前端において脚部13を介して第1ハウジング10の上面に連なるとともに、第1ハウジング10の上面に沿って後方へ片持ち状に延出した形態であって、前端の脚部13を支点として上下方向に傾動しつつ弾性撓みし得るようになっている。ロックアーム12は、弾性撓みしていない自由状態では第1ハウジング10の上面とほぼ平行な姿勢をとるが、このときロックアーム12は非撓み位置にあるという。また、ロックアーム12が、非撓み位置よりも少し下方へ弾性撓みした位置をロック位置といい、このロック位置よりも更に下方へ弾性撓みして後述するようにロック突起14とロック部44との係止が解除される位置をロック解除位置という。
第1ハウジング10において検知部材30が前止まり突起37と前止まり部16との係止によって待機位置に保持されている状態であって、両ハウジング10,40が未嵌合の状態では、ロックアーム12が非撓み位置にあり、規制部34が凹部21よりも上方に位置する。したがって、検知部材30に対して後方から強い押込力が作用しても、検知部材30が検知位置側への移動を開始した直後に、規制部34が第1ハウジング10の後端面10Rに突き当たり、それ以上の検知部材30の移動が規制される。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では検知部材の待機位置と検知位置との間での移動方向を、両ハウジングの嵌合方向と平行な方向としたが、本発明によれば、検知部材の移動方向は両ハウジングの嵌合方向と交差する方向としてもよい。
(2)上記実施形態では検知部材が検知位置にある状態でロック解除操作部が第1ハウジングの外面から外方へ突出しない形態としたが、本発明によれば、検知部材が検知位置にある状態でロック解除操作部が第1ハウジングの外面よりも外方へ突出する形態としてもよい。
(3)上記実施形態では検知部材が待機位置にある状態では、検知部材の後端面が第1ハウジングの後端面(外面)よりも後方に突出する形態としたが、本発明によれば、検知部材が待機位置にある状態で、検知部材の後端面が第1ハウジングの後端面(外面)に対して面一となる位置に配される形態、または、検知部材が第1ハウジングの後端面(外面)よりも前方(内側)に配される形態としてもよい。
(4)上記実施形態では検知部材を待機位置に保持する係止手段が、両ハウジングが半嵌合の状態(嵌合の途中)で保持を解除するようにしたが、本発明によれば、検知部材を待機位置に保持する係止手段が、両ハウジングが正規嵌合すると同時に(嵌合が完了したときに)保持を解除するようにしてもよい。
(5)上記実施形態ではロックアームがロック解除位置にあるときに規制部が凹部への進入を規制されるようにしたが、本発明によれば、ロックアームがロック解除位置にあるときに規制部が凹部へ進入し得るようにしてもよい。
(6)上記実施形態ではロックアームのロック突起と第2ハウジングのロック部の双方を当接部として機能させるようにしたが、本発明によれば、ロック突起とロック部のうちいずれか一方のみを当接部として機能させるようにしてもよい。
(7)上記実施形態では両ハウジングを正規嵌合状態にロックするためのロック手段(ロック突起とロック部)を当接部として機能させるようにしたが、本発明によれば、ロック手段とは別に専用の当接部を設けてもよい。
(8)上記実施形態では検知部材が待機位置にある状態でロック解除操作部がロックアームの外縁よりも外方へ突出する形態としたが、本発明によれば、検知部材が待機位置にある状態でロック解除操作部がロックアームの外縁から外方へ突出しない形態としてもよい。
10R…後端面(第1ハウジングの外面)
12…ロックアーム
14…ロック突起
15…当接部
16…前止まり部(係止手段)
21…凹部
30…検知部材
31…ロック解除操作部
34…規制部
36…係止突起(解除手段)
37…前止まり突起(係止手段)
40…第2ハウジング
45…当接部
46…解除突起(解除手段)
Claims (4)
- 第1ハウジングに、非撓み位置からロック解除位置へ弾性撓み可能なロックアームが設けられているとともに、待機位置と検知位置との間での移動を可能とされた検知部材が取り付けられ、
前記第1ハウジングと第2ハウジングが半嵌合の状態では、前記ロックアームがロック解除位置へ弾性撓みするとともに、前記検知部材が待機位置から検知位置への移動を規制され、
前記第1ハウジングと前記第2ハウジングが正規嵌合した状態では、前記ロックアームが弾性復帰して前記第2ハウジングに係止することで前記両ハウジングが嵌合状態にロックされるとともに、前記検知部材の待機位置から検知位置への移動が許容されるようになっているコネクタにおいて、
前記ロックアームと前記第2ハウジングには、前記両ハウジングが正規嵌合して前記ロックアームが弾性復帰したときに、互いに当接することで前記ロックアームを前記非撓み位置よりも手前のロック位置に留め置く当接部が設けられ、
前記検知部材が、前記ロックアームに対して一体的に変位し得るように取り付けられ、
前記第1ハウジングの外面には、凹部が形成され、
前記検知部材のうち前記ロックアームに対して弾性撓み方向への相対変位を規制された領域には、前記検知部材が待機位置にある状態で前記第1ハウジングの外面よりも外方に配される規制部が設けられ、
前記ロックアームがロック位置にあるときには、前記規制部が前記凹部内に進入しつつ前記検知部材の待機位置から検知位置への移動が許容され、
前記ロックアームが非撓み位置にあるときには、前記規制部が前記第1ハウジングの外面に突き当たることで、前記検知部材の検知位置への移動が規制される構成としたことを特徴とするコネクタ。 - 前記検知部材と前記ロックアームには、前記両ハウジングが未嵌合の状態において互いに係止することで前記検知部材の待機位置から検知位置への移動を規制可能な係止手段が設けられ、
前記検知部材と前記第2ハウジングには、前記両ハウジングが正規嵌合した状態において、互いに係合することで前記係止手段による係止を解除する解除手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。 - 正規嵌合されている前記両ハウジングを離脱させる際には、前記検知部材を、検知位置から待機位置へ戻した状態で前記ロックアームをロック解除位置へ変位させるようになっており、
前記検知部材には、前記検知部材が待機位置にある状態で前記ロックアームの外縁よりも外方へ突出するロック解除操作部が設けられ、前記ロック解除操作部を押し操作することで前記ロックアームがロック解除方向へ変位するようなっていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコネクタ。 - 前記検知部材が検知位置にある状態では、前記検知部材が前記第1ハウジングの外面に対して面一となる位置又は外面よりも内側の位置に配される構成としたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のコネクタ。
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