JP4821683B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、検知部材の位置を確実に判別できるようにすることを目的とする。
前記操作部材を変位させるのに伴い、前記操作部材と相手側コネクタに設けられたカムフォロアとの係合によるカム作用により相手側コネクタと嵌合されるようになっており、前記操作部材には、相手側コネクタと正規に嵌合されたときには待機位置から検知位置への移動が許容され、相手側コネクタと半嵌合の状態のときには待機位置から検知位置への移動を規制される検知部材が取り付けられており、前記検知部材を検知位置へ移動させることができるか否かに基づいて、嵌合状態を検知するようになっており、前記検知部材の操作面には、半嵌合状態では弾性撓みしない自由位置にあり、正規嵌合状態では撓み位置へ弾性撓みさせられる検知片が形成され、前記自由位置では前記検知片が前記操作面と揃う状態となり、前記撓み位置では、前記検知片が前記操作面に対して突出または凹んだ状態となるコネクタにおいて、前記検知片は、前記検知部材の移動方向と略平行な方向へ片持ち状に延出する形態であって、弾性撓みするときには前記操作面に対して斜め姿勢をとるようになっており、前記操作面と前記検知片には、前記検知部材の移動方向と略直角なリブが形成されており、前記検知片が前記操作面と揃う前記自由位置にあるときには、前記操作面の前記リブと前記検知片の前記リブとが一直線状に並び、前記検知片が前記操作面と揃わない前記撓み位置にあるときには、前記検知片の前記リブが前記操作面の前記リブに対して段差状にずれるようになっているところに特徴を有する。
検知片は、半嵌合の状態では検知部材の操作面と揃う自由位置にあり、正規嵌合状態では操作面から突出または凹んだ撓み位置へ移動するので、検知片の位置に基づいて嵌合状態を判別できる。自由位置と撓み位置の違いは、検知片が操作面と揃っているか否かという点なので、正規嵌合状態では、操作面と検知片を指で触れることにより、検知片が突出または凹んでいることを感得できる。検知片を感得した作業者は、検知部材を検知位置へ移動させる作業の必要性に気付くことができる。
また、検知片のリブが操作面のリブに対して一直線状に並んでいるか否かに基づいて、検知片が自由位置と撓み位置のいずれの位置にあるかを判別することができる。
検知部材を検知位置に移動させた状態では、係止部の係止作用により検知部材は検知位置に保持されるので、検知部材は待機位置へ移動することはない。
正規嵌合して検知部材を検知位置へ移動させた状態では、規制部の係止作用によって操作部材の移動が規制されるので、正規嵌合状態にロックされる。
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図11を参照して説明する。本実施形態のコネクタは、合成樹脂製のコネクタハウジング10と、合成樹脂製のスライダ20(本発明の構成要件である操作部材)と、合成樹脂製の検知部材30とを組み付けて構成される。
相手側コネクタとの嵌合の際には、係止部38と係止孔26との係止により検知部材30を待機位置に保持した状態でスライダ20を初期位置から嵌合位置側へスライドさせる。スライダ20が嵌合位置に到達する前、即ち相手側コネクタが半嵌合の状態では、スライダ20の連結部22がコネクタハウジング10の作動突起12よりも後方に位置するので、係止孔26に嵌入されている検知片37の係止部38は作動突起12と非干渉であり、これにより、検知片37は自由位置のままである。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)検知片は、操作面に対して、突出するのではなく、凹むようにしてもよい。
(2)操作部材は、平行移動するスライダに限らず、回動するタイプのレバーであってもよい。
(3)検知部材は、検知片の係止部によらず、検知片以外の部位に形成した係止部によって検知位置に保持してもよい。
(4)検知片は、検知部材に両端支持された形態であってもよい。
14…規制孔(規制部)
20…スライダ(操作部材)
30…検知部材
31S…操作面
35…規制突起(規制部)
37…検知片
38…係止部
40…リブ
41…リブ
Claims (3)
- 相手側コネクタと嵌合可能なコネクタハウジングには、操作部材が移動可能に取り付けられ、
前記操作部材を変位させるのに伴い、前記操作部材と相手側コネクタに設けられたカムフォロアとの係合によるカム作用により相手側コネクタと嵌合されるようになっており、
前記操作部材には、相手側コネクタと正規に嵌合されたときには待機位置から検知位置への移動が許容され、相手側コネクタと半嵌合の状態のときには待機位置から検知位置への移動を規制される検知部材が取り付けられており、
前記検知部材を検知位置へ移動させることができるか否かに基づいて、嵌合状態を検知するようになっており、
前記検知部材の操作面には、半嵌合状態では弾性撓みしない自由位置にあり、正規嵌合状態では撓み位置へ弾性撓みさせられる検知片が形成され、
前記自由位置では前記検知片が前記操作面と揃う状態となり、前記撓み位置では、前記検知片が前記操作面に対して突出または凹んだ状態となるコネクタにおいて、
前記検知片は、前記検知部材の移動方向と略平行な方向へ片持ち状に延出する形態であって、弾性撓みするときには前記操作面に対して斜め姿勢をとるようになっており、
前記操作面と前記検知片には、前記検知部材の移動方向と略直角なリブが形成されており、
前記検知片が前記操作面と揃う前記自由位置にあるときには、前記操作面の前記リブと前記検知片の前記リブとが一直線状に並び、
前記検知片が前記操作面と揃わない前記撓み位置にあるときには、前記検知片の前記リブが前記操作面の前記リブに対して段差状にずれるようになっていることを特徴とするコネクタ。 - 前記検知片には、前記操作部材に係止することで前記検知部材を前記検知位置に保持可能な係止部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
- 前記検知部材と前記コネクタハウジングには、前記検知部材が前記検知位置に移動した状態で互いに係止することにより、前記コネクタハウジングに対する前記検知部材及び前記操作部材の移動を規制可能な規制部が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
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