JPWO2019131372A1 - コネクタ - Google Patents

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健史 三栖
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

本明細書で開示されるコネクタ10は、相手側ハウジング90と嵌合されるハウジング20と、ハウジング20にスライド可能に取り付けられ、ハウジング20と相手側ハウジング90との嵌合保証を行う別体の嵌合検知部材60と、を備えるコネクタ10であって、嵌合検知部材60は、ハウジング20と接触する検知部材側接触面72と、弾性変位可能な第2のアーム部(アーム部)78と、を備え、ハウジング20は、検知部材側接触面72と接触するハウジング側接触面30と、アーム部(アーム部)78と接触するアーム接触部50と、を備え、アーム部(アーム部)78は、アーム接触部50に対し、検知部材側接触面72からハウジング側接触面30に向かう方向と反対の方向に接触している。

Description

本明細書によって開示される技術は、コネクタに関する。
従来のコネクタの一例として、特開2012−64461号公報(下記特許文献1)に記載のコネクタが知られている。このコネクタは、オスコネクタと、オスコネクタと嵌合するメスコネクタと、メスコネクタの外側にスライド可能に取り付けられたCPA(嵌合位置保証ロック)とから構成されている。CPAは、片持ち状のCPAロックを有している。
オスコネクタとメスコネクタとが嵌合すると、メスコネクタのメスロックがオスコネクタのオスビークを乗り越えて係止する。この状態でCPAを嵌合方向にスライドさせると、CPAロックがメスロック及びオスビークを乗り越える。これにより、嵌合保証がなされる。
特開2012−64461号公報
CPAは、メスコネクタに対してスライド可能に取り付けられており、一般的に、メスコネクタに対してガタツキがある。しかしながら、CPAが、嵌合保証状態において、メスロックがオスビークを乗り越えることが可能な程度にガタツキが大きい場合、メスコネクタとオスコネクタとの嵌合が解除されてしまう恐れがある。
本明細書で開示されるコネクタは、相手側ハウジングと嵌合されるハウジングと、前記ハウジングにスライド可能に取り付けられ、前記ハウジングと前記相手側ハウジングとの嵌合保証を行う別体の嵌合検知部材と、を備えるコネクタであって、前記嵌合検知部材は、前記ハウジングと接触する検知部材側接触面と、弾性変位可能なアーム部と、を備え、前記ハウジングは、前記検知部材側接触面と接触するハウジング側接触面と、前記アーム部と接触するアーム接触部と、を備え、前記アーム部は、前記アーム接触部に対し、前記検知部材側接触面から前記ハウジング側接触面に向かう方向と反対の方向に接触している。
嵌合検知部材のアーム部が、ハウジングのアーム接触部に対して、検知部材側接触面からハウジング側接触面に向かう方向と反対の方向に接触しているため、嵌合検知部材は、検知部材側接触面の法線方向への変位が規制され、嵌合検知部材のガタツキを防ぐことができる。なお、嵌合検知部材のガタツキを防ぐには、必ずしもアーム部がアーム接触部に弾性的に接触している必要はなく、ゼロタッチで接触しているだけでもよい。
また、嵌合検知部材をハウジングにスライドさせる際にアーム部とアーム接触部が互いに近づく方向に変位したとしても、アーム部が弾性的に撓むことでアーム部とアーム接触部との間でスライド動作を妨げるほどの動摩擦抵抗が発生することを防ぐことができるため、嵌合検知部材のスライド動作を円滑に行うことができる。
また、前記アーム部は、前記嵌合検知部材の幅方向の両側部にそれぞれ設けられている構成としても良い。
アーム部が、嵌合検知部材の両側部にそれぞれ設けられ、それぞれのアーム部がアーム接触部に接触することで、左右両側部のいずれか一方にアーム部が設けられている場合と比較して、嵌合検知部材をよりガタツキなくハウジングに取り付けることができる。
また、前記アーム部の先端部は、前記アーム接触部と弾性的に接触し、前記ハウジング側接触面は、前記アーム部の先端部が前記アーム接触部と弾性的に接触することにより生じる反力により、前記検知部材側接触面に押圧されている構成としても良い。
アーム部の先端部がアーム接触部と弾性的に接触する際の反力により、ハウジング側接触面は、検知部材側接触面に押圧されるため、ハウジング側接触面と検知部材側接触面との接触を確実に行うことができる。
本明細書に開示されるコネクタによれば、嵌合検知部材のガタツキを防ぐことができる。
実施形態におけるコネクタの後方斜視図 コネクタの前方斜視図 コネクタの平面図 コネクタの背面図 コネクタの正面図 嵌合検知部材の前方斜視図 嵌合検知部材の後方斜視図 嵌合検知部材の背面斜視図 ハウジングの後方斜視図 ハウジングの前方斜視図 嵌合検知部材のハウジングへの取り付け前の斜視図 嵌合検知部材が組付け前位置にある状態の斜視図 嵌合検知部材が組付け前位置にある状態の背面図 嵌合検知部材が嵌合保証位置にある状態の、図5のA−A位置における断面図 嵌合検知部材が嵌合保証解除位置にある状態の、図5のA−A位置における断面図 嵌合検知部材が嵌合保証解除位置にある状態の、図5のB−B位置における断面図 嵌合検知部材が嵌合保証解除位置にある状態の、第2のアーム部の位置における背面視の断面図 1アクション目の離脱動作中の、図5のA−A位置における断面図 1アクション目の離脱動作中の、図5のA−A位置における断面図 1アクション目の離脱動作完了後の、図5のA−A位置における断面図 1アクション目の離脱動作完了後の、図5のB−B位置における断面図 1アクション目の離脱動作完了後の、第2のアーム部の位置における背面視の断面図 2アクション目の離脱動作中の、図5のA−A位置における断面図 2アクション目の離脱動作中の、図5のA−A位置における断面図 2アクション目の離脱動作完了後の、図5のA−A位置における断面図
<実施形態>
図1から図25を参照して本実施形態を説明する。
本実施形態のコネクタ10は、図1に示すように、雌型のハウジング20と、ハウジング20にスライド可能に取り付けられる嵌合検知部材60と、を備えている。ハウジング20は、図14に示すように、雄型の相手側ハウジング90と嵌合される。以降の説明では、図4のZ方向を上方、Y方向を右方向とし、ハウジング20及び相手側ハウジング90の互いの嵌合方向を前方とする。
嵌合検知部材60は、ハウジング20と相手側ハウジング90とが正常に嵌合されていることを検知することで嵌合保証を行う部材であって、所謂CPA(Connector Position assurance)を実現するための機能部材である。嵌合検知部材60は、図6に示すように、方形板状の検知部材本体部62と、検知部材本体部62の前端から前方に突出する枠状のラッチ部82と、検知部材本体部62の前端から片持ち状に突出する嵌合検知部86と、を備えている。ラッチ部82の枠内の前端面が、後述する、嵌合解除中に相手側ハウジング90の相手側ロック部94に当たるラッチロック部84となる。
検知部材本体部62の左右両側部には、図6、図7に示すように、可撓性を有する一対の第1のアーム部74、及び、一対の第1のアーム部74の前方に配され、可撓性を有する一対の第2のアーム部(アーム部)78が設けられている。
一対の第1のアーム部74は、図6、図7に示すように、片持ち状をなしており、検知部材本体部62の両側部から下方に突出して設けられている。また、一対の第1のアーム部74の先端部には、左右方向外側にそれぞれ突出する第1の爪部76が設けられている。
一対の第2のアーム部78は、図6、図7に示すように、検知部材本体部62の両側部から下方に突出し、さらに折り返して上方に突出した形状をなしている。また、一対の第2のアーム部78の先端部には、左右方向外側にそれぞれ突出する第2の爪部(先端部)80が設けられている。
検知部材本体部62の下面の後方には、図8に示すように、ランス収容溝64が開口して設けられており、ランス収容溝64の前面の内壁から、ランス部66が後方に片持ち状に突出して設けられている。ランス部66は、可撓性を有しており、上下方向に弾性変位可能となっている。ランス部66の下面は、後述するハウジング20とスライドするスライド面68となっており、スライド面68から下方に突起部70が突出して設けられている。
ハウジング20は、図9、図10に示すように、前方及び後方のそれぞれに開口するフード部21と、フード部21の上面に設けられたロックアーム26と、フード部21の上面に設けられた左右一対の側壁42と、を備えている。
フード部21は、図1、図2に示すように、嵌合方向に開口する前方フード部22と、嵌合方向と反対方向に開口する後方フード部24とから構成されている。
ロックアーム26は、図9に示すように、前後方向に長い方形状をなし、枠状に開口するロックアーム本体部28と、ロックアーム本体部28の下面から下方に突出し、後方フード部24の上面と連なる基端部36と、を備えている。ロックアーム本体部28の上面の後方には、ロックアーム26を上方から指で押し当て可能な方形状の押当部34が設けられている。押当部34を指で下方に押すと、ロックアーム26は、基端部36を支点として、シーソー状に変位可能となっている。
ロックアーム本体部28の押当部34の直ぐ前方には、図9に示すように、係止部38が方形状に開口して設けられている。ロックアーム本体部28の枠状の開口部の先端が、後述する相手側ハウジング90の相手側ロック部94と当たるハウジング側ロック部32となる。嵌合検知部材60は、ロックアーム本体部28の上面にスライド可能に取り付けられる。
一対の側壁42は、図9に示すように、後方フード部24の上面から上方に突出して設けられており、ロックアーム26の側方にそれぞれ配されている。一対の側壁42の互いに対向する側の面には、嵌合検知部材60のスライド方向(前後方向)に沿って、一対の第1のガイド溝44、及び、一対の第1のガイド溝44の上方に配された一対の第2のガイド溝48が設けられている。一対の第2のガイド溝48は、一対の第1のガイド溝44の上方に配されている。一対の第1のガイド溝44の底面は、対向する第1のガイド溝44に向かって傾斜する第1のテーパー面46となっている。同様に、一対の第2のガイド溝48の底面は、対向する第2のガイド溝48に向かって傾斜する第2のテーパー面52となっている。
嵌合検知部材60をハウジング20に取り付けるには、先ず、図11、図12に示すように、嵌合検知部材60の一対の第1のアーム部74の第1の爪部76を、一対の側壁42の第2のガイド溝48に挿通し、嵌合検知部材60を、図12、図13に示す組付け前位置に装着する。
次に、検知部材本体部62を下方に押圧すると、一対の第1のアーム部74が、第2のガイド溝48の第2のテーパー面52と摺動し、対向する第1のアーム部74の方に向かって撓む。また、一対の第2のアーム部78が、一対の側壁42の上端部と摺動し、対向する第2のアーム部78の方に向かって撓む。これにより、一対の第1のアーム部74が一対の第2のガイド溝48から外れ、押圧された検知部材本体部62の下面がロックアーム本体部28の上面に当たって嵌合検知部材60の下方への変位が止まり、嵌合検知部材60の位置決めがなされる。この時、図4に示すように、第1のアーム部74の撓みが復元し、第1の爪部76が第1のガイド溝44内に入る。また、一対の第2のアーム部78の撓みが復元し、第2の爪部80が第2のガイド溝48内に入る。また、ランス部66の突起部70が係止部38内にあり、嵌合検知部材60が嵌合方向に変位すると突起部70が係止部38の内壁に当たるため、嵌合検知部材60は係止部38に係止されている。この位置が、後述する図1、図15に示す嵌合検知部材60の嵌合保証解除位置となる。以上により、嵌合検知部材60を、ハウジング20に取り付けることができる。
嵌合保証解除位置では、図16に示すように、ハウジング20のロックアーム本体部28の上面であるハウジング側接触面30と、嵌合検知部材60の検知部材本体部62の下面である検知部材側接触面72とが接触している。また、図17に示すように、第2のアーム部78の第2の爪部80の上面と、ハウジング20の第2のガイド溝48の天井面であるアーム接触部50とが接触している。このようにすることで、第2のアーム部78が、ハウジング20のアーム接触部50に対して、検知部材側接触面72からハウジング側接触面30に向かう方向(下方)と反対の方向(上方)に接触しているため、嵌合検知部材60は上下方向の変位が規制され、嵌合検知部材60のガタツキが抑えられる。
また、第2のアーム部78の第2の爪部80は、第2のガイド溝48のアーム接触部50と弾性的に接触しており、第2のガイド溝48の第2の爪部80からの反力により、検知部材側接触面72がハウジング側接触面30を押圧している。これにより、ハウジング側接触面30と検知部材側接触面72との接触が確実となる。
相手側ハウジング90は、図15に示すように、嵌合方向に開口する相手側フード部92と、相手側フード部92の上面から上方に突出する相手側ロック部94と、を備えている。
ハウジング20と相手側ハウジング90とが嵌合されると、図15に示すように、ハウジング20側から見て、相手側ロック部94は、ハウジング側ロック部32、及び、ラッチロック部84よりも嵌合方向手前側にある。相手側ハウジング90をハウジング20から離脱する際は、先ず、1アクション目で相手側ロック部94とハウジング側ロック部32との係止を解除し、次に、2アクション目で、相手側ロック部94とラッチロック部84との係止を解除する。このように、相手側ハウジング90は2アクションで離脱される。
ハウジング20と相手側ハウジング90とが嵌合され、嵌合検知部材60が図15に示す嵌合保証解除位置にある状態で、嵌合検知部材60を嵌合方向にスライドさせると、ランス部66の突起部70が、係止部38の内壁に当って内壁と摺動しながら、ランス部66が上方に弾性変位することで、突起部70が係止部38を乗り上げる。このように、突起部70が係止部38を乗り越えるとランス部66が弾性変位するため、突起部70が係止部38の内壁に当たった時に突起部70にかかる応力が軽減され、突起部70が繰り返し係止部38を乗り上げることで削れることを防ぐことができる。
さらに嵌合検知部材60を嵌合方向にスライドさせると、図4に示すように、嵌合検知部86の先端部が相手側ロック部94、及び、ハウジング側ロック部32を乗り越える。この嵌合検知部材60の位置が嵌合保証位置となる。また、嵌合検知部材60のスライド時、一対の第2のアーム部78の第2の爪部80が、一対の第2のガイド溝48のアーム接触部50と摺動し、一対の第2のアーム部78が互いに対向する方向に撓む。これにより、嵌合検知部材60のスライド動作を円滑に行うことができる。
ハウジング20と相手側ハウジング90とが正常に嵌合されている状態では、嵌合検知部材60を図15に示す嵌合保証解除位置から図14に示す嵌合保証位置へ変位させることができる。一方、正常に嵌合されていない状態では、嵌合検知部材60を嵌合保証位置に変位させることができない。例えば、相手側ロック部94がハウジング側ロック部32の下にあるような場合は、嵌合検知部材60を嵌合方向にスライドさせても、嵌合検知部86がハウジング側ロック部32に当たるため、嵌合検知部材60は嵌合保証位置に変位できない。
嵌合検知部材60が嵌合保証位置にあるハウジング20及び相手側ハウジング90の嵌合を解除する手順を説明する。
先ず、図14に示す嵌合保証位置にある嵌合検知部材60を嵌合方向と反対側に引き、図15に示す嵌合保証解除位置にする。次に、ロックアーム26の押当部34を下方に押すと、図18に示すように、ハウジング側ロック部32が上方に変位する。次に、相手側ハウジング90を嵌合方向と反対側に引くと、図19に示すように、相手側ロック部94がラッチロック部84に当たる。次に、相手側ハウジング90をさらに嵌合方向と反対側に引くと、相手側ロック部94がラッチロック部84を引き、嵌合検知部材60も相手側ハウジング90と同じ方向に変位する。これにより、相手側ロック部94は、図20に示すように、ハウジング側ロック部32とラッチロック部84との間に位置し、相手側ハウジング90の1アクション目の離脱が完了する。
1アクション目の離脱完了時においても、嵌合保証解除位置と同様、図21に示すように、ハウジング側接触面30と嵌合検知部材側接触面72とが接触している。また、図22に示すように、嵌合検知部材60の第2の爪部80の上面と、ハウジング20の第2のガイド溝48の天井面であるアーム接触部50とが接触している。これにより、1アクション目の離脱完了時における嵌合検知部材60の上下方向のガタツキが抑えられているため、嵌合検知部材60のガタツキにより、ラッチロック部84が上方に変位し、相手側ハウジング90が離脱操作をせずに離脱されてしまうことを防いでいる。
次に、ロックアーム26の押当部34を押すと、図23に示すように、ハウジング側ロック部32と併せて嵌合検知部材60のラッチロック部84も上方に変位する。次に、図24、図25に示すように、相手側ハウジング90を嵌合方向と反対側に引くと、相手側ハウジング90の2アクション目の離脱が完了する。
以上のように本実施形態によれば、嵌合検知部材60の第2のアーム部(アーム部)78が、ハウジング20のアーム接触部50に対して、検知部材側接触面72からハウジング側接触面30に向かう方向と反対の方向に接触しているため、嵌合検知部材60は、検知部材側接触面72の法線方向への変位が規制され、嵌合検知部材60のガタツキを防ぐことができる。なお、嵌合検知部材60のガタツキを防ぐには、必ずしも第2のアーム部(アーム部)78がアーム接触部50に弾性的に接触している必要はなく、ゼロタッチで接触しているだけでもよい。
また、嵌合検知部材60をハウジング20にスライドさせる際に第2のアーム部(アーム部)78とアーム接触部50が互いに近づく方向に変位したとしても、第2のアーム部(アーム部)78が弾性的に撓むことで第2のアーム部(アーム部)78とアーム接触部50との間でスライド動作を妨げるほどの動摩擦抵抗が発生することを防ぐことができるため、嵌合検知部材60のスライド動作を円滑に行うことができる。
また、第2のアーム部(アーム部)78が、嵌合検知部材60の両側部にそれぞれ設けられ、それぞれの第2のアーム部(アーム部)78がアーム接触部50に接触することで、左右両側部のいずれか一方に第2のアーム部(アーム部)78が設けられている場合と比較して、嵌合検知部材60をよりガタツキなくハウジング20に取り付けることができる。
また、第2のアーム部(アーム部)78の第2の爪部(先端部)80がアーム接触部50と弾性的に接触する際の反力により、ハウジング側接触面30は、検知部材側接触面72に押圧されるため、ハウジング側接触面30と検知部材側接触面72との接触を確実に行うことができる。
<他の実施形態>
本明細書によって開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
(1)上記実施形態では、ランス部66は、ランス収容溝64の前面の内壁から後方に片持ち状に突出する構成としたが、ランス収容溝の後面から前方に片持ち状に突出する構成としても良い。
(2)上記実施形態では、嵌合検知部材60は、ラッチ部82及び嵌合検知部86を有する構成としたが、ラッチ部を有さない嵌合検知部のみの構成としても良い。
(3)上記実施形態では、第2のアーム部78の第2の爪部80は、第2のガイド溝48のアーム接触部50と弾性的に接触している構成としたが、第2のアーム部78の第2の爪部80は、第2のガイド溝48のアーム接触部50とゼロタッチで接触していれば良い。
10…コネクタ
20…ハウジング
30…ハウジング側接触面
50…アーム接触部
60…嵌合検知部材
72…検知部材側接触面
78…第2のアーム部(アーム部)
80…第2の爪部(先端部)
90…相手側ハウジング
さらに嵌合検知部材60を嵌合方向にスライドさせると、図14に示すように、嵌合検知部86の先端部が相手側ロック部94、及び、ハウジング側ロック部32を乗り越える。この嵌合検知部材60の位置が嵌合保証位置となる。また、嵌合検知部材60のスライド時、一対の第2のアーム部78の第2の爪部80が、一対の第2のガイド溝48のアーム接触部50と摺動し、一対の第2のアーム部78が互いに対向する方向に撓む。これにより、嵌合検知部材60のスライド動作を円滑に行うことができる。
1アクション目の離脱完了時においても、嵌合保証解除位置と同様、図21に示すように、ハウジング側接触面30と検知部材側接触面72とが接触している。また、図22に示すように、嵌合検知部材60の第2の爪部80の上面と、ハウジング20の第2のガイド溝48の天井面であるアーム接触部50とが接触している。これにより、1アクション目の離脱完了時における嵌合検知部材60の上下方向のガタツキが抑えられているため、嵌合検知部材60のガタツキにより、ラッチロック部84が上方に変位し、相手側ハウジング90が離脱操作をせずに離脱されてしまうことを防いでいる。

Claims (3)

  1. 相手側ハウジングと嵌合されるハウジングと、前記ハウジングにスライド可能に取り付けられ、前記ハウジングと前記相手側ハウジングとの嵌合保証を行う別体の嵌合検知部材と、を備えるコネクタであって、
    前記嵌合検知部材は、前記ハウジングと接触する検知部材側接触面と、弾性変位可能なアーム部と、を備え、
    前記ハウジングは、前記検知部材側接触面と接触するハウジング側接触面と、前記アーム部と接触するアーム接触部と、を備え、
    前記アーム部は、前記アーム接触部に対し、前記検知部材側接触面から前記ハウジング側接触面に向かう方向と反対の方向に接触しているコネクタ。
  2. 前記アーム部は、前記嵌合検知部材の幅方向の両側部にそれぞれ設けられている請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記アーム部の先端部は、前記アーム接触部と弾性的に接触し、
    前記ハウジング側接触面は、前記アーム部の先端部が前記アーム接触部と弾性的に接触することにより生じる反力により、前記検知部材側接触面に押圧されている請求項1又は請求項2に記載のコネクタ。
JP2019561568A 2017-12-26 2018-12-19 コネクタ Pending JPWO2019131372A1 (ja)

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