JP5217874B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
仮係止位置にあるリテーナは、前側係止面が後側のテーパ面に当接することにより本係止位置側への移動を規制されるとともに、後側係止面が離脱規制面に当接することによりハウジングから離脱する方向への移動を規制される。離脱規制面と後側係止面は、いずれも、リテーナの移動方向に対して略直角な面であるから、リテーナがハウジングから離脱することを確実に防止できる。
リテーナをハウジングに組み付ける際には、保持壁が弾性撓みしながら係止部が第2突部を乗り越えるのであるが、このとき、ガイド斜面が第2突部に摺接することにより、保持壁を支障なく弾性撓みさせることができる。そして、リテーナが仮係止位置に到達すると、係止凹部が第1突部に嵌合することにより、保持壁が弾性復帰し、もって、リテーナが仮係止位置に保持された状態となる。
リテーナの組付け時に保持壁を弾性撓みさせる際には、ガイド斜面が、リテーナの組付け方向において係止部よりも前方の位置、即ち保持壁の基端部(弾性撓みの支点)から遠い位置に配置されている。したがって、係止部に形成したガイド斜面を第2突部に摺接させた構造のものに比べると、保持壁が弾性撓みし易くなっている。
リテーナを組み付けて仮係止位置へ到達させるためには、第2突部を通過したガイド部が、引き続いて第1突部を通過し、さらには係止部も第2突部を通過しなければならない。このとき、ガイド部と係止部との間の係止凹部が第2突部に嵌合し、その結果、リテーナが仮係止位置に到達する前に、リテーナの組付け動作が規制されてしまうことが懸念される。
操作空間に治具を進入させることにより、リテーナを本係止位置から仮係止位置へ移動させることができる。このときの第2突部における治具の当接領域は、離脱規制面とは反対側であって、リテーナの係止部は当接しない面であるから、仮に治具によって第2突部の表面が傷付けられたとしても、第2突部と係止部との係止作用に支障を来すことはない。
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図12を参照して説明する。本実施形態のコネクタは、ハウジング10、ハウジング10内に挿入される複数の端子金具20と、ハウジング10に組み付けられるリテーナ30とを備えて構成されている。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
16…第1突部
16F…前側テーパ面
16R…後側テーパ面
17…第2突部
17F…離脱規制面
20…端子金具
30…リテーナ
34…保持壁
38…係止凹部
40…係止部
40F…前側係止面
40R…後側係止面
41…ガイド部
42…ガイド斜面
43…操作空間
Claims (3)
- 後方から端子金具が挿入されるハウジングと、
前記ハウジングに対し、前記端子金具の挿入方向と交差する方向に組み付けられたリテーナとを備えており、
前記リテーナは、前記ハウジングに対する端子金具の挿入・抜取りを許容する仮係止位置と、前記仮係止位置よりも組付け方向前方の位置であって前記端子金具に係止して前記端子金具を抜止めする本係止位置との間で移動可能となっているコネクタにおいて、
前記ハウジングには、
前記リテーナの移動方向に対して傾斜した形態であって前後一対のテーパ面を有する第1突部と、
前記リテーナの組付け方向において前記第1突部よりも後方の位置に配され前記リテーナの組付け方向前側の面が、前記リテーナの移動方向と略直角な離脱規制面となっている第2突部とが形成され、
前記リテーナには、前記ハウジングに対する組付け方向と同方向へ片持ち状に延出した形態であって弾性撓み可能な保持壁が形成され、
前記保持壁における前記ハウジングとの対向面には、前記リテーナが仮係止位置にある状態で後側の前記テーパ面と前記離脱規制面との間に嵌合される係止部が形成され、
前記係止部には、
前記ハウジングに対する組付け方向前方を向いた前側係止面と、
前記ハウジングに対する移動方向と略直角な面であって前記ハウジングに対する組付け方向後方を向いた後側係止面とが形成され、
また、前記保持壁には、前記係止部よりも前記リテーナの移動方向前方に位置し、前記リテーナを前記ハウジングに組み付ける過程で前記第2突部を乗り越えるためのガイド斜面が形成されたガイド部が形成され、
前記ガイド部と前記係止部との間には、前記リテーナが仮係止位置にある状態で前記第1突部を嵌合させる係止凹部が形成されていることを特徴とするコネクタ。 - 前記リテーナの移動方向における前記係止凹部の幅寸法は、前記第2突部の幅寸法よりも小さい寸法とされていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
- 前記第2突部における前記離脱規制面とは反対側の面と前記リテーナとの間には、前記リテーナが本係止位置にある状態で、前記リテーナを本係止位置から仮係止位置へ移動させるための治具の進入を許容する操作空間が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコネクタ。
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