JP2008235050A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】フロントリテーナを用いることなく、かつ、端子金具の形状の如何に関わらず、端子金具の抜け止めを行う。
【解決手段】ハウジング10には端子金具40を挿入可能なキャビティ12が前後方向に貫通して形成されるとともに、キャビティ12の内壁に、端子金具40を抜け規制した状態で係止する撓み可能なランス15が形成され、かつ、このハウジング10の側面に開口して前後方向と交差する側方からランス15の撓み空間21に連通するリテーナ装着孔19が形成されている。リテーナ装着孔19に対してハウジング10の側面側から正規深さで差し込まれることにより、ランス15と当接してこのランス15の端子金具40から解離する方向の弾性撓みを規制するサイドリテーナ60を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、コネクタに関する。
従来よりサイドリテーナを備えたコネクタが知られている。例えば、特許文献1に記載ものは、ハウジングに、前後方向に貫通するキャビティが形成されるとともに、キャビティの内壁に撓み可能なランスが形成され、かつ、ランスの後方に、キャビティに連通してハウジングの側面に開口するリテーナ装着孔が形成されており、このリテーナ装着孔に対してハウジングの側面側からサイドリテーナが差し込まれる構成となっている。
キャビティ内には後方から端子金具が挿入される。端子金具はその前部に相手側の雄タブが挿入可能な箱部を備え、箱部の側面にはランス孔が貫通して形成されている。そして、キャビティ内に正規挿入された端子金具は、箱部のランス孔にランスが進入することでキャビティ内に抜け規制された状態で弾性的に係止され、さらに、リテーナ装着孔に差し込まれたサイドリテーナが箱部の後端顎部(段差面)を係止することでキャビティからの抜け止めが確実になされる。
特開2006−236695公報
ところで、小型の端子金具等では箱部の後端に十分な高さの段差を設けるのが難しく、箱部の後端顎部にサイドリテーナとの係止代を確保できない場合がある。その場合、ハウジングの前面側からの装着によってランスの撓み規制を行うフロントリテーナをサイドリテーナの代わりに用いるのが一般的であるが、コネクタの使用態様によってはフロントリテーナを採用し難いこともあり、フロントリテーナに頼らざるを得ない現状を改善する必要がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、フロントリテーナを用いることなく、かつ、端子金具の形状の如何に関わらず、端子金具の抜け止めを行うことを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、ハウジングには、端子金具を挿入可能なキャビティが前後方向に貫通して形成されるとともに、前記キャビティの内壁に、前記端子金具を抜け規制した状態で係止する撓み可能なランスが形成され、かつ、このハウジングの側面に開口して前後方向と交差する側方から前記ランスの撓み空間に連通するリテーナ装着孔が形成されており、前記リテーナ装着孔に対して前記ハウジングの側面側から正規深さで差し込まれることにより、前記ランスと当接してこのランスの前記端子金具から解離する方向の弾性撓みを規制するサイドリテーナを備える構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記サイドリテーナは前記リテーナ装着孔に対して前記ランスの撓み方向から差し込まれるところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記ランスは前記キャビティの内壁から前方へ向けて片持ち梁状に延出する形態であり、前記サイドリテーナは前記リテーナ装着孔への挿入過程で前記ランスの根元の前面壁に沿うようにして前記ランスの自由端側に向けて斜め前方へ移動させられるところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
リテーナ装着孔に対してハウジングの側面側からサイドリテーナを正規深さで差し込むと、このサイドリテーナがランスと当接してランスの端子金具から解離する方向の弾性撓みを規制するから、このサイドリテーナとランスによって端子金具の抜け止めが確実になされる。これにより、ハウジングの前面側から装着されるフロントリテーナを用いることなく、しかも、端子金具の形状の如何に関わらず、端子金具の抜け止めを行うことができる。
<請求項2の発明>
サイドリテーナがランスの撓み方向から差し込まれるから、ランスの高さ位置がキャビティ間で異なるようなハイブリッドコネクタにも適用可能となる。
<請求項3の発明>
サイドリテーナがリテーナ装着孔への挿入過程でランスの根元の前面壁に沿うようにしてランスの自由端側に向けて斜め前方へ押し込まれるから、サイドリテーナの装着に伴ってランスの自由端側が小突かれて損傷・変形するのを確実に回避できる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図9によって説明する。本実施形態のコネクタは、ハウジング10と、端子金具40と、サイドリテーナ60とを備えて構成される。サイドリテーナ60は、ハウジング10に対して仮係止位置と本係止位置との間を移動可能に保持されている。
ハウジング10は合成樹脂製であって、全体として横長の角ブロック状に形成されている。ハウジング10の上面の幅方向略中央部には、図8に示すように、相手側ハウジング(図示せず)を嵌合状態に保持するロックアーム11が弾性変位可能に形成されている。そして、ハウジング10には、端子金具40を挿入可能な複数のキャビティ12が横一列に並んで形成されている。キャビティ12の前面は相手側の雄タブ(図示せず)が挿通可能なタブ挿通口13を余して前壁14によって塞がれている。
キャビティ12の内壁の下面には、図3及び図7に示すように、弾性撓み可能なランス15が一体に形成されている。このランス15は、ハウジング10の前後方向略中央部に配置され、前方に向けて片持ち梁状に細長く突出する形態をなしている。ランス15の上面には前方へ行くにしたがい次第に肉厚を増す係止突起16が形成されている。係止突起16は、その略垂直に切り立つ前面によって端子金具40に当接可能とされ、ランス15が自然状態にあるときにキャビティ12内に進入して配置される。
ハウジング10の前面には、ランス15の成形に伴う型抜き空間17が開口して形成されている。型抜き空間17は、ランス15の前端より前方に位置し、ハウジング10の前面におけるタブの誘い込み面18を部分的に切除しつつタブ挿通口13と連通する形態で開口されている。かかる型抜き空間17は、ランス15の端子金具40に対する係止状態を解除する場合に解除用の治具(図示せず)が挿抜される空間ともなる。
また、ハウジング10の側面には、下壁面と両側壁面の三面に跨って、サイドリテーナ60が差し込まれるリテーナ装着孔19が開口している。リテーナ装着孔19は前記型抜き空間17とランス15の撓み空間21とに連通しており、このリテーナ装着孔19にランス15の下面が臨んでいる。ランス15の下面の略前半部は、キャビティ12の内壁の下面とほぼ同じ高さに配置され、ランス15の下面の略後半部は、根元側に行くほどキャビティ12の内壁の下面より低くなってリテーナ装着孔19側に入り込むように配置されている。
リテーナ装着孔19の内後面22は、ランス15の根元の前面壁ともなる部分であり、前方へ向けて上り勾配の傾斜面として構成される。この内後面22の傾斜角度はリテーナ装着孔19に対するサイドリテーナ60の挿入角度(水平軸及び垂直軸に対して略45度の勾配)に対応している。また、リテーナ装着孔19の内上面23(ランス15を挟んだ両側面)は、段差24を挟んで前部側のほうが後部側よりも高さが低くなる部分を有している。さらに、リテーナ装着孔19の内上面23から内前面25にかけて略L字状に連なっており、ここにサイドリテーナ60の前端部分が嵌合可能となっている。
ハウジング10の両側壁面には、図4に示すように、サイドリテーナ60の挿入方向に沿うように斜めに延出されるガイドリブ26,27が形成されている。ガイドリブ26,27は、前側ガイドリブ26と後側ガイドリブ27とからなり、両者26,27間に隙間を保有している。また、ハウジング10の両側壁面には、ガイドリブ26,27より上方に、前後方向に延出される係止リブ28が形成されている。係止リブ28によって仮係止位置におけるサイドリテーナ60の前進が規制され、かつ、本係止位置におけるサイドリテーナ60の戻り移動が規制される。ガイドリブ26及び係止リブ28は、ハウジング10の両側壁面において周囲より一段落ちた凹所29の底面に配置されている。サイドリテーナ60は凹所29内に嵌合されてその外面をハウジング10の両側壁面(凹所29を除く)にほぼ面一で連ねるようになっている。
端子金具40は導電性の金属板材を曲げ加工等して形成される雌端子金具であって、図1に示すように、前部に、相手側の雄タブが挿入可能な筒状の箱部41を備え、後部に、電線90の端末にかしめ付けによって接続されるバレル部42を備えている。箱部41とバレル部42との間には略U字状の凹部43が形成され、この凹部43内にランス15の係止突起16が進入可能となっている。また、箱部41の後端顎部(後端段差部)は、係止突起16の前面によって係止可能な被係止部44とされる。なお、この端子金具40の箱部41にはランス15が進入するランス孔は設けられておらず、ランス15の係止箇所は被係止部44に限られている。
サイドリテーナ60は合成樹脂製であって、図9に示すように、幅方向に延出される本体板61と、本体板61の両側縁から突出する左右一対の両側板62とからなり、全体として門型をなしている。このサイドリテーナ60は、本体板61がハウジング10の下壁面から浮いた状態となる仮係止位置から本体板61の下面がハウジング10の下壁面と略同じ高さに揃う本係止位置にかけて斜め前上方に移動可能となっている。
両側板62は、ハウジング10の凹所29に嵌合可能な略方形板状をなし、ハウジング10を幅方向両側から抱き込むようにして配置される。両側板62の略中央部には、図5に示すように、サイドリテーナ60の移動方向に延出されるガイドリブ受け部63が貫通して形成されている。また、両側板62の内面には、ガイドリブ受け部63の後端近傍から略水平に後方へ延出されて両側板62の後端に開口する後側ガイドリブ受け部64が有底溝状に凹設されている。
サイドリテーナ60が仮係止位置にあるときにはガイドリブ受け部63の略前半部に前側ガイドリブ26が配置されるとともにガイドリブ受け部63の後端部に後側ガイドリブ27が配置され、サイドリテーナ60が仮係止位置から本係止位置に至る過程ではガイドリブ受け部63の両側内面に前側ガイドリブ26が摺接し、サイドリテーナ60が本係止位置に至ったときにはガイドリブ受け部63の略後半部に前側ガイドリブ26が配置されるとともに後側ガイドリブ受け部64の前端部に後側ガイドリブ27が配置されるようになっている。両側板62にはガイドリブ受け部63と略平行にスリット65が延出されており、このスリット65によってガイドリブ受け部63と後側ガイドリブ受け部64との間の隔壁66の撓み動作が可能となり、かつ、サイドリテーナ60の移動過程で後側ガイドリブ27が隔壁66を乗り越え可能となっている。また、両側板62の内面の上端前端部には前後方向に沿って延出される係止リブ受け部67が形成されている。
本体板61は、ハウジング10の全幅に亘る幅寸法を有して構成され、リテーナ装着孔19の下面全体を閉止可能となっている。具体的には本体板61は、リテーナ装着孔19の内後面22(ランス15の根元の前面壁)に沿うように斜めに延出される案内部71と、案内部71の前端から前方へ向けて真直に延出されてランス15の下面と対向する押さえ部72とを備え、押さえ部72の後端と案内部71の前端とが鈍角に交差している。また、本体板61には、案内部71の下面と押さえ部72の下面とに跨って前後方向に延出される補強リブ73が形成されている。補強リブ73は、幅方向に間隔をあけて複数形成され、その両側に両側板62が平行に並んで配置されている。
押さえ部72は、サイドリテーナ60が仮係止位置にあるときにはランス15の下面との間に撓み空間21を保有して配置され、サイドリテーナ60が本係止位置にあるときにはランス15の下面に当接してこのランス15の下方(係止解除方向)への弾性撓みを規制するようになっている。押さえ部72の上面はリテーナ装着孔19の内上面23と対応する形状をなし、リテーナ装着孔19の内上面23の段差24と適合可能な段差74を有している。サイドリテーナ60が本係止位置に達すると、押さえ部72がリテーナ装着孔19の内上面23に嵌合して両段差24,74が合わさり、本係止位置における本体板61の遊動が規制されるようになっている。この押さえ部72の上面には従来における係止突起16の如き突状部は設けられておらず、全幅に亘って同じ高さ位置に連なっている。また、案内部71の上面は、リテーナ装着孔19の内後面22(ランス15の根元の前面壁)と対応する形状をなし、サイドリテーナ60の移動過程でリテーナ装着孔19の内後面22に沿って変位するようになっている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
まず、ハウジング10のリテーナ装着孔19にその下壁面側からサイドリテーナ60を差し込む。サイドリテーナ60が仮係止位置に至ると、図5に示すように、ガイドリブ受け部63に前側ガイドリブ26及び後側ガイドリブ27が嵌入するとともに、係止リブ受け部67に係止リブ28が上から当接し、もってサイドリテーナ60の本係止位置への移動が規制されるとともにリテーナ装着孔19からの抜けが規制される。このとき、本体板61は、ランス15の型抜き空間17を区画するハウジング10の前側の下壁とほぼ同じ高さに位置し、ランス15の撓み空間21へは非進入とされる。したがって、サイドリテーナ60が仮係止位置にあるときに、ランス15の撓み動作は許容されている。
この状態でキャビティ12内に後方から端子金具40を挿入する。端子金具40が挿入される過程では、箱部41がランス15の係止突起16の傾斜後面を摺動することでランス15がその根元を支点として下方(撓み空間21側)へ弾性撓みさせられる。そして、端子金具40がキャビティ12内に正規挿入されると、図1に示すように、ランス15が元姿勢に弾性的に復帰し、それに伴って係止突起16が凹部43に嵌って被係止部44を係止可能とされ、もって端子金具40の後方への抜けが規制される。また、端子金具40が正規挿入されると、箱部41の前端がキャビティ12の前壁14に当て止めされてそれ以上の前進が規制される。
全ての端子金具40をキャビティ12内に挿入したら、続いて、サイドリテーナ60をリテーナ装着孔19の内後面22に沿うようにして斜め前方へ移動させる。このサイドリテーナ60の移動過程で、係止リブ受け部67が係止リブ28に乗り上がるとともに、後側ガイドリブ27が隔壁66の内面を押圧することで、両側板62が一時的に拡開するが、サイドリテーナ60が本係止位置に達するのに伴い、係止リブ受け部67が係止リブ28を乗り越えるとともに、後側ガイドリブ27が後側ガイドリブ受け部64に嵌ることで、両側板62が弾性的に復帰する。そして、サイドリテーナ60が本係止位置に達すると、図6に示すように、前側ガイドリブ26とガイドリブ受け部63、後側ガイドリブ27と後側ガイドリブ受け部64、係止リブ28と係止リブ受け部67が、夫々係止し合うこととなってサイドリテーナ60が移動規制状態に保持される。
またサイドリテーナ60が本係止位置に達するのに伴い、図2に示すように、サイドリテーナ60の本体板61がランス15の撓み空間21に下から進入し、本体板61の上面がランス15の下面に突き当てられる。これにより、ランス15の被係止部44から離間する下方(係止解除方向)の弾性撓みが規制され、端子金具40が抜け止め状態に二重係止される。このとき、本体板61はリテーナ装着孔19の内面に当接して嵌合され、かつ、補強リブ73の下面がハウジング10の下面と略面一に連なる。なお、キャビティ12から端子金具40を抜き取る際には、サイドリテーナ60の本係止位置における係止状態を解除してサイドリテーナ60を仮係止位置側へ戻し、その後、ハウジング10の前面側から治具を差し込んでランス15を下方へ撓ませた状態として端子金具40を後方へ引き抜けばよい。また、サイドリテーナ60をハウジング10から離脱させ、ハウジング10の下壁面側から治具を差し込んでランス15を下方へ撓ませることも可能である。
以上のように、本実施形態によれば次の効果が奏せられる。
ハウジング10に対してサイドリテーナ60を本係止位置に至らすと、サイドリテーナ60の本体板61がランス15と当接してランス15の端子金具40から解離する方向の弾性撓みを規制するから、端子金具40がサイドリテーナ60によって係止可能な形状でなくても、端子金具40をランス15とともに実質的に二重係止することが可能となる。この場合、ハウジング10の側面側からサイドリテーナ60が差し込まれる構成であるから、フロントリテーナを用いることが困難な状況での使用が可能となる。
また、サイドリテーナ60がランス15の撓み方向から差し込まれるから、ランス15の高さ位置がキャビティ12間で異なるようなハイブリッドコネクタに適用することも可能となる。
さらに、フロントリテーナの場合、ランス15の撓み動作を規制する係止片とランス15の自由端部とが正規の高さ位置からずれていると、その装着に伴って係止片がランス15の自由端側を小突いて傷付けるおそれがあるが、本実施形態においては、サイドリテーナ60が本係止位置への移動過程でランス15の根元の前面壁に沿うようにしてランス15の自由端側に向けて斜め前方へ押し込まれるから、サイドリテーナ60の装着に伴ってランス15の自由端側が小突かれて損傷・変形するのを確実に回避できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)サイドリテーナはリテーナ装着孔に対してハウジングの側面側でかつランスの撓み方向と交差する方向(上記実施形態におけるハウジングの側壁面側)から差し込まれてもよい。
(2)サイドリテーナは端子金具の挿抜方向と略直角な方向から差し込まれてもよい。
(3)サイドリテーナは、リテーナ装着孔に対して仮係止位置で一時停止することなく本係止位置に直接差し込まれてもよい。
(4)サイドリテーナによって撓み規制されるランスは雄端子金具の箱部を係止するものであってもよい。
(5)箱部の側面にランス孔を形成し、このランス孔にランスの係止突起が進入することで端子金具の抜け規制が行われてもよい。
実施形態1において、ハウジングにサイドリテーナが仮係止位置で保持された状態を示す側断面図 サイドリテーナがハウジングに本係止位置で保持された状態を示す側断面図 ハウジングの側断面図 ハウジングの側面図 サイドリテーナがハウジングに仮係止位置で保持された状態を示す側面図 サイドリテーナがハウジングに本係止位置で保持された状態を示す側面図 ハウジングの底面図 ハウジングの正面図 リテーナの正面図
符号の説明
10…ハウジング
12…キャビティ
15…ランス
16…係止突起
19…リテーナ装着孔
21…撓み空間
40…端子金具
41…箱部
44…被係止部
60…サイドリテーナ
72…押さえ部

Claims (3)

  1. ハウジングには、端子金具を挿入可能なキャビティが前後方向に貫通して形成されるとともに、前記キャビティの内壁に、前記端子金具を抜け規制した状態で係止する撓み可能なランスが形成され、かつ、このハウジングの側面に開口して前後方向と交差する側方から前記ランスの撓み空間に連通するリテーナ装着孔が形成されており、
    前記リテーナ装着孔に対して前記ハウジングの側面側から正規深さで差し込まれることにより、前記ランスと当接してこのランスの前記端子金具から解離する方向の弾性撓みを規制するサイドリテーナを備えることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記サイドリテーナは前記リテーナ装着孔に対して前記ランスの撓み方向から差し込まれることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記ランスは前記キャビティの内壁から前方へ向けて片持ち梁状に延出する形態であり、前記サイドリテーナは前記リテーナ装着孔への挿入過程で前記ランスの根元の前面壁に沿うようにして前記ランスの自由端側に向けて斜め前方へ移動させられることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
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