JP4821652B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、コネクタを嵌合状態にロックする機能の信頼性向上を図ることを目的とする。
両コネクタハウジングが嵌合した状態では、ロックアーム自身が有するロック機能と検知部材が撓み空間に進入してロックアームの弾性撓みを規制することによるロック機能とが発揮されるのに加え、他方のコネクタハウジングの係止部が、一方のコネクタハウジングの保持部に係止することにより、両コネクタハウジングを嵌合状態にロックする機能が発揮される。このロック機能が加わることにより、両コネクタハウジングは確実に嵌合状態にロックされる。また、係止部が係止する保持部は、検知部材を待機位置に保持する機能を兼ね備えているので、一方のコネクタハウジングの形状を簡素化することが可能である。
弾性係止片が保持部に係止している状態で両コネクタハウジングが嵌合するときに、係止部は、弾性係止片を保持部から解離させつつ保持部に係止する状態となり、この弾性係止片の解離により、検知部材が検知位置へ移動可能となる。本発明によれば、弾性係止片を保持部から解離させる作業が不要なので、検知部材を検知位置へ移動させる際の作業性がよい。
保持部に係止された係止部は、一方のコネクタハウジングの外面上において目視可能に露出することになる。本発明によれば、保持部において係止部を目視確認できるか否かに基づき、両コネクタハウジングの嵌合状態を検知することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1ないし図10を参照して説明する。本実施形態のコネクタは、互いに嵌合・離脱が可能な雌ハウジング10(本発明の構成要件である一方のコネクタハウジング)と雄ハウジング30(本発明の構成要件である他方のコネクタハウジング)とを備えて構成されている。
両ハウジング10,30を嵌合する際には、検知部材20を待機位置に保持しておく。このとき、待機位置用保持部17には検知部材20の係止突部25が上から進入した状態となっている。この状態から両ハウジング10,30の嵌合を進めると、図6に示すように、ロック部33がロックアーム11のロック突起13に対してその前方から接近するとともに、係止部34が取付部15に対してその前方から接近する。この状態から更に両ハウジング10,30の嵌合を進めると、係止部34が取付部15の前板部15Fとその上面に重なっている弾性係止片24とを上方弾性撓みさせつつ前板部15Fの下に潜り込むとともに、ロック部33がロックアーム11をロック解除姿勢へ弾性変位させつつロック突起13の下に潜り込み、半嵌合状態となる。この半嵌合状態では、ロックアーム11の後端側部分が撓み空間14内に進入しているので、待機位置の検知部材20を検知位置へ移動させようとしても、撓み空間14内のロックアーム11に規制部23が突き当たるので、検知部材20の検知位置への移動が規制される。
また、ロックアーム11がロック状態になるのと同時に、係止部34が前板部15Fを通過して待機位置用保持部17と対応する位置に到達するので、前板部15Fが下方へ弾性復帰し、この弾性復帰によって係止部34が相対的に待機位置用保持部17内に進入することになり、待機位置用保持部17と係止部34とが係止状態となる。この係止部34の係止作用により、両ハウジング10,30の離脱を規制するロック機能が発揮される。
したがって、弾性係止片24が待機位置用保持部17に係止している状態で両ハウジング10,30が嵌合するときに、係止部34は、弾性係止片24を待機位置用保持部17から解離させつつ待機位置用保持部17に係止する状態となり、この弾性係止片24の解離により、検知部材20が検知位置へ移動可能となる。本実施形態によれば、弾性係止片24を待機位置用保持部17から解離させる作業が不要なので、検知部材20を検知位置へ移動させる際の作業性がよい。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)保持部には、検知部材の弾性係止片と係止部が同時に係止可能な形態、即ち、保持部に係止する係止部が弾性係止片を保持部から解離させない形態としてもよい。
(2)保持部は「孔状」に限らず、溝状や段差状であってもよい。
(3)保持部に係止した係止部は、一方のコネクタハウジングの外面上において目視可能に露出しない形態としてもよい。
(4)保持部を弾性撓みしない形態として、係止部が保持部に係止するときに一旦弾性撓みするようにしてもよい。この場合、係止部の弾性復元力を弾性係止片の弾性復元力よりも大きく設定すれば、係止部によって弾性係止片を保持部から解離させることができる。
(5)雄ハウジングにロックアームと検知部材を設け、雌ハウジングに係止部を設けてもよい。
11…ロックアーム
14…撓み空間
17…待機位置用保持部(保持部)
20…検知部材
24…弾性係止片
30…雄ハウジング(他方のコネクタハウジング)
34…係止部
Claims (3)
- 弾性撓み可能なロックアームが形成されている一方のコネクタハウジングに、前記ロックアームの撓み空間外へ待避する待機位置と前記撓み空間内に進入する検知位置との間での移動を可能とされた検知部材を取り付け、
前記一方のコネクタハウジングに他方のコネクタハウジングが嵌合する途中では、前記ロックアームが前記撓み空間内に弾性撓みすることによって前記検知部材の待機位置から検知位置への移動が規制され、
前記一方のコネクタハウジングと前記他方のコネクタハウジングとの嵌合が完了すると、前記ロックアームが弾性復帰して前記検知部材の検知位置への移動が許容されるようになっているコネクタにおいて、
前記一方のコネクタハウジングには、前記検知部材を係止させることでこの検知部材を待機位置に保持する保持部が形成され、
前記他方のコネクタハウジングには、前記一方のコネクタハウジングと嵌合して前記検知部材が前記検知位置へ移動した状態において、前記保持部と係止可能な係止部が形成され、
前記係止部が前記保持部に係止することで、前記一方のコネクタハウジングと前記他方のコネクタハウジングとの離脱が規制されることを特徴とするコネクタ。 - 前記検知部材には、前記保持部に係止する状態と前記保持部から解離する状態との間での弾性撓みが可能な弾性係止片が形成され、
前記保持部に係止している状態における前記弾性係止片の占有領域と、前記保持部に係止している状態における前記係止部の占有領域とが、少なくとも部分的に重なっていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。 - 前記保持部が、前記一方のコネクタハウジングの外面に開口する孔状をなしており、
前記係止部が、前記保持部に嵌入する突起状をなしていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
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