JP2018129134A - 嵌合コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】作業性の低下を抑えつつ増加させた保持力を維持すること。【解決手段】第1コネクタ1と、第2コネクタ2と、ハウジング20,120間が完全嵌合状態であればハウジング20に対して本係止位置まで相対移動可能で、かつ本係止位置でハウジングに係止される検知部材80と、完全嵌合状態のまま保持する第1及び第2の保持構造60,70と、を設け、第1保持構造は、係止部61aを有するハウジングの第1係止保持体61と、相手方ハウジング120に設け完全嵌合状態のときに係止部に入り込んでハウジング間の相対移動を規制する第2係止保持体62と、を備え、第2係止保持体は、係止部に入り込む突出部62aと、突出部を自らの撓みと共に係止部への挿入方向とは逆向きに移動させることが可能な可撓部62bと、を有し、検知部材は、本係止位置のときに、突出部が係止部から抜け出さない範囲内で可撓部の撓みを係止する撓み係止部85を有すること。【選択図】図1

Description

本発明は、嵌合コネクタに関する。
従来、雌コネクタと雄コネクタのような互いに嵌合される2つのコネクタを備え、その相互間を嵌合させることで双方の端子同士を電気的に接続させる嵌合コネクタが知られている。この嵌合コネクタにおいては、それぞれのコネクタにおけるハウジング間の嵌合状態を完全嵌合状態のまま保たせるべく、それぞれのハウジングの間に保持構造を設けている。保持構造は、それぞれのハウジングに設けた係止保持部を互いに係合させることで、ハウジング間を完全嵌合状態のままに保つものである。例えば、この保持構造としては、爪部等を相手方に引っ掛けるロック構造が用いられる。この種の嵌合コネクタについては、例えば、下記の特許文献1に開示されている。
特許第5653150号公報
ところで、その保持構造に求められる保持力は、嵌合コネクタの使用環境等に応じて異なる。例えば、完全嵌合状態を保つための保持力を増加させる場合には、保持構造における係止保持部の体格を大型化したり、保持構造の配置場所を増やしたりする。しかしながら、嵌合コネクタにおいては、保持力の増加に伴って、コネクタ挿抜時の作業性(コネクタ同士を嵌合する際の作業性やコネクタ同士の嵌合状態を解除する際の作業性)が低下してしまう虞がある。また、その保持力は、維持し続ける必要がある。
そこで、本発明は、コネクタ挿抜時の作業性の低下を抑えつつ、完全嵌合状態を保つための保持力を増加させることができ、その保持力を維持し続けることができることが可能な嵌合コネクタを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成する為、本発明は、端子、及び、前記端子を保持するハウジングを備えた第1コネクタと、相手方端子、及び、前記相手方端子を保持する相手方ハウジングを備え、前記ハウジングと前記相手方ハウジングとの間の挿入に伴う相互間の嵌合状態が完全嵌合状態のときに前記端子と前記相手方端子とが電気的に接続される第2コネクタと、前記嵌合状態を検知するための部材であり、前記嵌合状態が前記完全嵌合状態であれば前記ハウジングに対して本係止位置まで相対移動可能で、かつ、前記本係止位置で前記ハウジングに係止される検知部材と、前記嵌合状態を前記完全嵌合状態のまま保持する第1及び第2の保持構造と、を設け、前記第1保持構造は、前記ハウジングに設け、孔部又は溝部による係止部を有する第1係止保持体と、前記相手方ハウジングに設け、前記嵌合状態が前記完全嵌合状態のときに前記第1係止保持体の前記係止部に入り込んで、前記ハウジングと前記相手方ハウジングとの間における各々のコネクタ抜去方向への相対移動を規制する第2係止保持体と、を備え、前記第2係止保持体は、前記第1係止保持体の前記係止部に入り込む突出部と、可撓性を持ち、前記突出部を自らの撓みと共に前記第1係止保持体の前記係止部への挿入方向とは逆向きに移動させることが可能な可撓部と、を有し、前記検知部材は、前記本係止位置のときに、前記突出部が前記第1係止保持体の前記係止部から抜け出さない範囲内で前記可撓部の撓みを係止する撓み係止部を有することを特徴としている。
ここで、前記第1保持構造は、前記ハウジングと前記相手方ハウジングとの間における互いの挿入の進行と共に前記第1係止保持体と前記第2係止保持体とが互いに相対移動し、前記嵌合状態が前記完全嵌合状態となったときに前記第2係止保持体の前記突出部が前記第1係止保持体の前記係止部に入り込むスライドロック構造であることが望ましい。
また、前記検知部材は、前記可撓部の撓みを係止しない退避位置から前記本係止位置まで前記ハウジングに対して相対移動し得るよう前記ハウジングに取り付けることが望ましい。
本発明に係る嵌合コネクタは、第1保持構造と第2保持構造の2つの保持構造でハウジング間の完全嵌合状態を保つので、その完全嵌合状態を保つための保持力を増加させることができる。更に、この嵌合コネクタは、必要とされる保持力を第1保持構造と第2保持構造とに分散させ、第1保持構造により発生するコネクタ挿抜時の力と第2保持構造により発生するコネクタ挿抜時の力とを各々軽減させることができるので、雌コネクタと雄コネクタとの間におけるコネクタ嵌合時の挿入力やコネクタ抜去時の抜去力の軽減が可能になり、コネクタ挿抜時の作業性の低下を抑えることができる。また更に、この嵌合コネクタにおいては、検知部材が本係止位置のときに、撓み係止部で突出部が係止部から抜け出さないようにしているので、第1保持構造の係止状態を維持し続けることができる。このように、本発明に係る嵌合コネクタは、コネクタ挿抜時の作業性の低下を抑えつつ、完全嵌合状態を保つための保持力を増加させることができ、その保持力を維持し続けることができる。
図1は、実施形態の第1コネクタと第2コネクタが完全嵌合状態で且つ検知部材が本係止位置のときを示す斜視図である。 図2は、実施形態の第1コネクタと第2コネクタが完全嵌合状態で且つ検知部材が仮係止位置のときを示す斜視図である。 図3は、実施形態の第1コネクタと第2コネクタが完全嵌合状態で且つ検知部材が本係止位置のときを示す平面図である。 図4は、実施形態の第1コネクタと第2コネクタが完全嵌合状態で且つ検知部材が仮係止位置のときを示す平面図である。 図5は、実施形態の第1コネクタと第2コネクタが完全嵌合状態のときを示す側面図である。 図6は、実施形態の第1コネクタと第2コネクタの嵌合前の状態を示す斜視図である。 図7は、実施形態の第1コネクタの分解斜視図である。 図8は、実施形態の第1コネクタの内部構成部品の分解斜視図である。 図9は、実施形態の第2コネクタの分解斜視図である。 図10は、図4のX1−X1線断面図であって、第1保持構造の周囲を抜粋した図である。 図11は、図3のX2−X2線断面図であって、第1保持構造の周囲を抜粋した図である。 図12は、図5のY−Y線断面図であって、検知部材が仮係止位置のときを示す図である。 図13は、図5のY−Y線断面図であって、検知部材が本係止位置のときを示す図である。
以下に、本発明に係る嵌合コネクタの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
[実施形態]
嵌合コネクタには、互いに嵌合される2つのコネクタ(第1コネクタと第2コネクタ)が設けられている。この嵌合コネクタにおいては、第1コネクタと第2コネクタとが相互間での挿入動作に伴い嵌合し、その嵌合と共に双方の端子同士を嵌合させることによって、その端子同士が物理的且つ電気的に接続される。一方、この嵌合コネクタにおいては、第1コネクタと第2コネクタとが相互間での抜去動作に伴い引き離され、これに伴い、双方の端子同士の物理的且つ電気的な接続が解消される。その挿入方向(嵌合方向)と抜去方向は、互いに逆向きになっている。以下においては、その挿入方向を「コネクタ挿入方向」と称し、その嵌合方向を「コネクタ嵌合方向」と称し、その抜去方向を「コネクタ抜去方向」と称する。これらの各方向は、自らの相手方コネクタに対する向きを示すものとする。また、これらの双方向の向きを特定しない場合には、これを「コネクタ挿抜方向」と称する。更に、そのコネクタ挿抜方向に対する或る直交方向を「第1直交方向」と称し、そのコネクタ挿抜方向と第1直交方向とに対する直交方向を「第2直交方向」と称する。
更に、この嵌合コネクタは、第1コネクタと第2コネクタとの間(以下、「コネクタ間」ともいう。)の嵌合状態を判断するための検知部材を備える。その検知部材は、コネクタ間が完全嵌合状態になっているのか半嵌合状態になっているのかについて判断するためのものであり、第1コネクタと第2コネクタのそれぞれのハウジングの嵌合状態を検知する。完全嵌合状態とは、第1コネクタと第2コネクタのそれぞれのハウジングを設計通りの位置まで互いに挿入し終えた状態であって、双方の端子同士の物理的且つ電気的な接続が成立している状態のことをいう。半嵌合状態とは、第1コネクタと第2コネクタのそれぞれのハウジングが互いに嵌め合わされている状態の内、完全嵌合状態以外の状態のことである。例えば、半嵌合状態とは、コネクタ間を嵌合している最中であれば、完全嵌合状態となる前までの嵌合状態のことをいい、コネクタ間を抜去している最中であれば、完全嵌合状態が解消された後の嵌合状態のことをいう。この嵌合コネクタは、第1コネクタと第2コネクタのそれぞれのハウジングの嵌合状態を完全嵌合状態のまま保持する第1及び第2の保持構造を備えている。
以下に、本実施形態の嵌合コネクタの各構成についての具体例を図1から図13に基づいて説明する。
図1から図6の符号1,2は、各々、本実施形態の嵌合コネクタが備える第1コネクタと第2コネクタとを示す。本実施形態の嵌合コネクタは、雌コネクタと雄コネクタとを有する雌雄コネクタであり、第1コネクタ1を雌コネクタとして説明すると共に、第2コネクタ2を雄コネクタとして説明する。
第1コネクタ1は、端子(以下、「雌端子」という。)10と、この雌端子10を保持するハウジング(以下、「雌ハウジング」という。)20と、を備える(図7及び図8)。更に、この第1コネクタ1は、外部からのノイズの侵入を抑えるシールド構造体30と、外部からの液体の浸入を抑えるシール部材40と、を備える(図7及び図8)。第2コネクタ2は、その第1コネクタ1に嵌合される相手方コネクタであり、相手方端子(以下、「雄端子」という。)110と、この雄端子110を保持する相手方ハウジング(以下、「雄ハウジング」という。)120と、外部からのノイズの侵入を抑えるシールド構造体130と、外部からの液体の浸入を抑えるシール部材140と、を備える(図9)。この嵌合コネクタにおいては、その雌ハウジング20と雄ハウジング120との間の挿入に伴う相互間の嵌合状態が完全嵌合状態のときに、雌端子10と雄端子110とが電気的に接続される。この例示では、雌ハウジング20の内方に雄ハウジング120が挿入される。また、この例示では、物理的且つ電気的に接続される雌端子10と雄端子110の組み合わせが2組設けられており、かつ、雌端子10と雄端子110が各々同じ向きに2つ並べて配置されている。
更に、この嵌合コネクタにおいては、第1コネクタ1と第2コネクタ2との間の嵌合部分における液密性を向上させるシール部材50が設けられている(図7及び図8)。この例示では、そのシール部材50を第1コネクタ1に設けている。また更に、この嵌合コネクタにおいては、第1コネクタ1と第2コネクタ2との間に、雌ハウジング20と雄ハウジング120との間(以下、「ハウジング間」ともいう。)の嵌合状態を完全嵌合状態のまま保持する第1及び第2の保持構造60,70が設けられている(図1及び図2)。また更に、この嵌合コネクタにおいては、ハウジング間の嵌合状態を検知するための部材であり、その嵌合状態に基づいてコネクタ間の嵌合状態を作業者等に判断させる検知部材80が設けられている(図7)。この例示では、その検知部材80を第1コネクタ1に設けている。
雌端子10は、雄端子110に対して物理的且つ電気的に接続される端子接続部11と、電線W1に対して物理的且つ電気的に接続される電線接続部12と、を有する(図8)。雄端子110は、雌端子10と同じように、雌端子10に対して物理的且つ電気的に接続される端子接続部111と、電線W2に対して物理的且つ電気的に接続される電線接続部112と、を有する(図9)。この例示では、雄端子110の端子接続部111がコネクタ挿抜方向に軸線方向を合わせた円柱状に形成されており、この形状に合わせて雌端子10の端子接続部11が円筒状に形成されている。また、それぞれの電線接続部12,112は、各々の電線W1,W2をコネクタ抜去方向へと引き出すことができるように形成されている。この例示の電線接続部12,112には、加締め等の圧着によって電線W1,W2の端末の芯線W1a,W2aが固定される。
雌ハウジング20と雄ハウジング120は、合成樹脂材料等の絶縁性材料によって各々所定の形状に成形される。この例示の雌ハウジング20と雄ハウジング120は、後で詳述するように、各々、コネクタ挿抜方向における両端を開口させた筒状のフードを有する。それぞれのフードは、その内部空間を端子収容室として利用するものであり、この内部空間において端子保持体を一体化させた状態で配置している。雌ハウジング20と雄ハウジング120とが嵌合状態のときには、一方のフードの内方に他方のフードが収容されており、それぞれのフードの筒軸が概ね一致している。つまり、この嵌合コネクタにおいては、雌ハウジング20と雄ハウジング120のそれぞれのフードの筒軸方向がコネクタ挿抜方向となる。
具体的に、雌ハウジング20は、アウタハウジング20Aとインナハウジング20Bの2分割構造になっている(図7)。アウタハウジング20Aとインナハウジング20Bは、爪部等を有する係合機構によって互いに固定される。
アウタハウジング20Aは、先に示したフードを成すものであり、コネクタ挿抜方向における両端を開口させた筒状に成形されている。この例示では、第1直交方向にて互いに間隔を空けて対向させた略矩形の第1及び第2の壁体20A,20Aと、第2直交方向にて互いに間隔を空けて対向させた略矩形の第3及び第4の壁体20A,20Aと、を有する角筒状に成形している(図6及び図7)。このアウタハウジング20Aにおいては、その第1から第4の壁体20A,20A,20A,20Aで囲まれた方体状の内部空間にインナハウジング20Bが収容及び保持される。後述するが、検知部材80は、このアウタハウジング20Aに取り付ける。
インナハウジング20Bは、それぞれの雌端子10が収容される端子収容部21と、先に示した端子保持体としての雌端子10毎の端子保持部22と、を有する(図7及び図8)。端子収容部21は、コネクタ挿抜方向に筒軸方向を合わせ且つ両端を開口させた筒状に成形されており、その内方にそれぞれの雌端子10毎の端子収容室(図示略)が形成されている。また、端子保持部22は、コネクタ挿抜方向に筒軸方向を合わせ且つ両端を開口させた筒状に成形されており、端子収容部21におけるコネクタ挿入方向側の端部の開口から筒軸方向に沿って延出させている。この端子保持部22は、雌端子10毎に2つ並べて配置している。この例示では、それぞれの端子保持部22を第1直交方向に並べている。それぞれの端子保持部22は、その内方の空間が端子収容室(図示略)となっており、各々の端子収容室をコネクタ抜去方向側の端部の開口を介して端子収容部21の端子収容室に連通させている。
雌端子10は、電線W1の端末と共に端子収容部21におけるコネクタ抜去方向側の端部の開口側から挿入され、この端子収容部21の端子収容室と端子保持部22の端子収容室とに収容される。端子収容部21の端子収容室には、雌端子10の電線接続部12と、この電線接続部12に接続された電線W1の端末と、が収容される。また、端子保持部22の端子収容室には、雌端子10の端子接続部11が収容及び保持される。この端子保持部22のコネクタ挿入方向側の端部には、両端を開口させた筒状の蓋部材23が取り付けられる(図7及び図8)。
電線W1は、端子収容部21におけるコネクタ抜去方向側の端部の開口側から外方に引き出されている。このため、端子収容部21のそれぞれの端子収容室には、電線W1と同心で且つ電線W1を挿通させる環状のシール部材40が配備されている。シール部材40は、その内周面に電線W1の被覆W1bを密着させると共に、外周面に端子収容部21の端子収容室の内周面を密着させることによって、電線W1側からの端子保持部22の内方への液体(水等)の浸入を抑える。
シールド構造体30は、この雌ハウジング20に収容された雌端子10と電線W1の端末への外部からのノイズの侵入を抑えるものである。この例示のシールド構造体30は、シールドシェル31と、編組32と、接続部材33と、を備える(図7及び図8)。
シールドシェル31は、金属等の導電性材料で成形された筒状のものであり、インナハウジング20Bがインサート成形等で一体成形されている。このシールドシェル31は、インナハウジング20Bの端子収容部21に対して一体化されるので、その端子収容部21の形状に合わせ、コネクタ挿抜方向に筒軸方向を合わせ且つ両端を開口させた筒状に成形している。この例示のシールドシェル31は、コネクタ挿入方向側の端部の外周面を露出させており、第2コネクタ2との嵌合完了後に、その露出面を第2コネクタ2のシールドシェル131に対して物理的且つ電気的に接続させる。また、この例示のシールドシェル31は、コネクタ抜去方向側の端部の外周面を露出させており、その露出面が編組32のコネクタ挿入方向側の端部で覆われている。編組32は、金属等の導電性材料で筒状且つ網目状に編み込まれており、外方に引き出されたそれぞれの電線W1の端末も覆っている。接続部材33は、筒状に成形されており、その内方で編組32をシールドシェル31におけるコネクタ抜去方向側の端部の露出面に押さえ付けることによって、シールドシェル31と編組32の電気的な接続状態を保持させる。この接続部材33は、編組32を介在させた状態でシールドシェル31に接続される。
この例示の第1コネクタ1においては、アウタハウジング20Aとインナハウジング20B及びシールドシェル31との間に、コネクタ挿入方向側の端部を開口させた筒状の空間Sが形成される(図6)。第2コネクタ2は、その開口から筒状の空間Sに挿入されながら、第1コネクタ1と嵌合する。その際、アウタハウジング20Aの内方には、第2コネクタ2におけるコネクタ挿入方向側が収容される。そして、その第2コネクタ2におけるコネクタ挿入方向側の雄ハウジング120の内方には、端子収容部21におけるコネクタ挿入方向側の端部と、シールドシェル31におけるコネクタ挿入方向側の端部と、端子保持部22と、蓋部材23と、が挿入される。雄端子110は、その挿入に伴い、蓋部材23と端子保持部22の開口を介して端子接続部11の内方に挿入される。このため、シール部材50は、環状に成形されており、その端子収容部21におけるコネクタ挿入方向側の端部を挿通させる。そして、このシール部材50は、その端子収容部21の端部に内周面を密着させると共に、空間Sに挿入されてきた雄ハウジング120の内周面に外周面を密着させる。尚、端子収容部21のコネクタ挿入方向側の端部の開口は、端子保持部22との連通部分を除いて閉塞されている。
雄ハウジング120は、それぞれの雄端子110が収容される端子収容部121と、先に示した端子保持体としての機能を持つ雄端子110毎の端子保持部122と、を有する(図9)。端子収容部121は、コネクタ挿抜方向に筒軸方向を合わせ且つ両端を開口させた筒状に成形されており、その内方にそれぞれの雄端子110毎の端子収容室(図示略)が形成されている。この端子収容部121におけるコネクタ挿入方向側の端部は、先のフードを成しており、第1コネクタ1の筒状の空間Sに挿入される。シール部材50の外周面は、この端部の内周面に密着させる。この例示の端子収容部121は、インナハウジング20Bの端子収容部21の外周面やシールドシェル31の外周面の形状に合わせた筒状に成形している。また、端子保持部122は、コネクタ挿抜方向に筒軸方向を合わせ且つ両端を開口させた筒状に成形されており、その内方にそれぞれの雄端子110毎の端子収容室(図示略)が形成されている。この端子保持部122は、端子収容部121のコネクタ抜去方向側の端部の開口に配置される。端子保持部122の端子収容室は、コネクタ挿入方向側の端部の開口を介して端子収容部121の端子収容室に連通させている。
雄端子110は、電線W2の端末と共に端子保持部122におけるコネクタ抜去方向側の端部の開口側から挿入され、端子収容部121の端子収容室と端子保持部122の端子収容室とに収容される。端子収容部121の端子収容室には、雄端子110の端子接続部111が収容される。また、端子保持部122の端子収容室には、雄端子110の電線接続部112と、この電線接続部112に接続された電線W2の端末と、が収容される。この端子保持部122の端子収容室においては、雄端子110の被保持部113(図9)が嵌合され、これに伴い保持される。
電線W2は、端子保持部122におけるコネクタ抜去方向側の端部の開口側から外方に引き出されている。このため、端子保持部122のそれぞれの端子収容室には、電線W2と同心で且つ電線W2を挿通させる環状のシール部材140が配備されている。シール部材140は、その内周面に電線W2の被覆W2bを密着させると共に、外周面に端子保持部122の端子収容室の内周面を密着させることによって、電線W2側からの端子収容部121の内方への液体(水等)の浸入を抑える。
シールド構造体130は、この雄ハウジング120に収容された雄端子110と電線W2の端末への外部からのノイズの侵入を抑えるものである。この例示のシールド構造体130は、シールドシェル131と、編組132と、接続部材133と、を備える(図9)。
シールドシェル131は、金属等の導電性材料で成形された筒状のものであり、雄ハウジング120がインサート成形等で一体成形されている。このシールドシェル131は、雄ハウジング120における端子収容部121から端子保持部122に渡って配置されるものであり、コネクタ挿抜方向に筒軸方向を合わせ且つ両端を開口させた筒状に成形している。この例示のシールドシェル131は、コネクタ挿入方向側の端部の内周面を露出させており、第1コネクタ1との嵌合完了後に、その露出面を第1コネクタ1のシールドシェル31に対して物理的且つ電気的に接続させる。また、この例示のシールドシェル131は、コネクタ抜去方向側の端部の外周面を露出させており、その露出面が第1コネクタ1の編組32と同様の編組132のコネクタ挿入方向側の端部で覆われている。接続部材133は、第1コネクタ1の接続部材33と同様に筒状に成形されており、その内方でシールドシェル131と編組132の電気的な接続状態を保持させる。
この嵌合コネクタにおいては、雌ハウジング20と雄ハウジング120との間の嵌合動作が進み、その嵌合状態が完全嵌合状態となったときに、少なくともハウジング間における各々のコネクタ抜去方向への相対移動が規制されるよう第1及び第2の保持構造60,70を構成する。
第1保持構造60は、雌ハウジング20と雄ハウジング120の内の一方に設けた第1係止保持体61と、その内の他方に設け、ハウジング間の嵌合状態が完全嵌合状態のときに第1係止保持体61と係合することで互いに係止し合う第2係止保持体62と、を備える(図1、図2、図5及び図6)。第1係止保持体61は、孔部又は溝部による係止部61aを有する。この例示の第1保持構造60は、ハウジング間における互いの挿入の進行と共に第1係止保持体61と第2係止保持体62とが互いに相対移動し、ハウジング間の嵌合状態が完全嵌合状態となったときに第2係止保持体62が第1係止保持体61の係止部61aに入り込むスライドロック構造として構成する。このため、第2係止保持体62は、ハウジング間の嵌合状態が完全嵌合状態のときに第1係止保持体61の係止部61aに入り込んで、少なくともハウジング間における各々のコネクタ抜去方向への相対移動を規制することができるように形成する。例えば、この第2係止保持体62は、ハウジング間の嵌合状態が完全嵌合状態のときに係止部61aに入り込む突出部62aを有している。また、この第2係止保持体62は、可撓性を持ち、自らの撓みと共に突出部62aを第1係止保持体61の係止部61aへの挿入方向とは逆向きに移動させることが可能な可撓部62bも有している。
この例示では、その一対の第1係止保持体61と第2係止保持体62を2組設ける。更に、この例示では、雌ハウジング20のアウタハウジング20Aに第1係止保持体61を設けると共に、雄ハウジング120に第2係止保持体62を設ける。
この例示の第1係止保持体61は、第1直交方向で互いに向かい合うよう第1壁体20Aと第2壁体20Aとに各々配置する。ここでは、その第1壁体20Aと第2壁体20Aとに矩形の貫通孔を形成し、この貫通孔から成る内部空間を係止部61aとして利用する。
そして、この例示の第2係止保持体62は、雄ハウジング120において、ハウジング間の嵌合状態が完全嵌合状態のときのそれぞれの第1係止保持体61の位置に合わせて配置する。この第2係止保持体62は、完全嵌合状態のときに第1コネクタ1の空間Sに配置されており、この空間S側から係止部61aに挿入する。このため、第2係止保持体62は、第1壁体20Aの係止部61aに挿入されるものであれば、この第1壁体20Aの内壁面に向けて突出部62aを突出させ、第2壁体20Aの係止部61aに挿入されるものであれば、この第2壁体20Aの内壁面に向けて突出部62aを突出させる。また、この例示の可撓部62bは、可撓性を有する片持ちの片体状に形成し、その自由端に突出部62aを設けている。ここでは、可撓部62bをコネクタ挿抜方向に延在させており、第2コネクタ2のコネクタ挿入方向側を固定端とし、コネクタ抜去方向側を自由端としている。また、ここでは、この第2係止保持体62を所謂ビーク保護壁120a(後述する第2保持構造70の突出部72a(所謂ビーク)を完全嵌合状態のときに保護する壁体)に設けている(図6)。
この第1保持構造60においては、ハウジング間における互いの挿入の進行と共に、第1壁体20Aの内壁面が一方の突出部62aを押動しながら可撓部62bを撓ませ、かつ、第2壁体20Aの内壁面が他方の突出部62aを押動しながら可撓部62bを撓ませる。そして、この第1保持構造60においては、ハウジング間の嵌合状態が完全嵌合状態となったときに、一方の突出部62aが第1壁体20Aの係止部61aに挿入されることで可撓部62bの撓みが解消され、かつ、他方の突出部62aが第2壁体20Aの係止部61aに挿入されることで可撓部62bの撓みが解消される。それぞれの突出部62aは、入り込んだ係止部61aにおけるコネクタ挿抜方向側のそれぞれの壁面に係止される。従って、この第1保持構造60は、ハウジング間におけるコネクタ挿抜方向への相対移動を規制することができるので、ハウジング間の嵌合状態を完全嵌合状態のまま保つことができる。
第2保持構造70は、雌ハウジング20と雄ハウジング120の内の一方に設けた第1係止保持体71と、その内の他方に設け、ハウジング間の嵌合状態が完全嵌合状態のときに第1係止保持体71と係合することで互いに係止し合う第2係止保持体72と、を備える(図1から図4)。第1係止保持体71は、孔部又は溝部による係止部71aを有する。この例示の第2保持構造70は、ハウジング間における互いの挿入の進行と共に第1係止保持体71と第2係止保持体72とが互いに相対移動し、ハウジング間の嵌合状態が完全嵌合状態となったときに第2係止保持体72が第1係止保持体71の係止部71aに入り込むスライドロック構造として構成する。このため、第2係止保持体72は、ハウジング間の嵌合状態が完全嵌合状態のときに第1係止保持体71の係止部71aに入り込んで、少なくともハウジング間における各々のコネクタ抜去方向への相対移動を規制することができるように形成する。例えば、この第2係止保持体72は、ハウジング間の嵌合状態が完全嵌合状態のときに係止部71aに入り込む突出部72aを有している。
この例示では、その一対の第1係止保持体71と第2係止保持体72を1組設ける。更に、この例示では、雌ハウジング20のアウタハウジング20Aに第1係止保持体71を設けると共に、雄ハウジング120に第2係止保持体72を設ける。
この例示の第1係止保持体71は、第3壁体20Aに配置する。ここでは、矩形環状体71bにおける矩形の内部空間を係止部71aとして利用する。その係止部71aは、アウタハウジング20Aにおいて、空間Sと外方とを連通させる貫通孔である。この第1係止保持体71は、その矩形環状体71bのコネクタ挿入方向側の第1辺71bにおける第1直交方向の両端に、この両端からコネクタ抜去方向側に向けて各々延出させたアーム部71cを有する。更に、この第1係止保持体71は、それぞれのアーム部71cの延出方向側の端部同士を繋ぐ片部71dを有する。アウタハウジング20Aは、その片部71dよりも空間S側に、第2直交方向で片部71dと間隔を空けて対向する壁部20Aを有している。この第1係止保持体71は、矩形環状体71bのコネクタ抜去方向側の第2辺71bを支点とし、第1辺71bを第2直交方向に動かすことができる。そして、この第1係止保持体71では、その第1辺71bの動きに2本のアーム部71cも連動し、片部71dを壁部20Aに向けて動かすことができる。
一方、この例示の第2係止保持体72は、雄ハウジング120において、ハウジング間の嵌合状態が完全嵌合状態のときの第1係止保持体71の位置に合わせて配置する。この第2係止保持体72は、完全嵌合状態のときに第1コネクタ1の空間Sに配置されており、この空間S側から係止部71aに挿入する。このため、第2係止保持体72は、第3壁体20Aの内壁面や第1係止保持体71に向けて突出部72aを突出させる。
この第2保持構造70においては、ハウジング間における互いの挿入の進行と共に、突出部72aが第1係止保持体71の第1辺71bに当接し、この突出部72aの押動力で第1辺71bを押し上げる。そして、この第2保持構造70においては、ハウジング間の嵌合状態が完全嵌合状態となったときに、突出部72aが係止部71aに挿入されることで第1辺71bが元の位置に戻る。これにより、突出部72aは、その第1辺71bに係止される。従って、この第2保持構造70は、ハウジング間におけるコネクタ抜去方向への相対移動を規制することができるので、ハウジング間の嵌合状態を完全嵌合状態のまま保つことができる。
先に示したように、この嵌合コネクタには、雌ハウジング20と雄ハウジング120との間の嵌合状態を検知し、その検知された嵌合状態に基づいて第1コネクタ1と第2コネクタ2との間の嵌合状態を作業者等に判断させる検知部材80が設けられている。この検知部材80は、所謂嵌合位置保証ロック(CPA)と称される技術分野において周知のものである。
例えば、この検知部材80は、アウタハウジング20Aに取り付けられており、このアウタハウジング20Aに対する相対的な位置に基づいて嵌合状態を判断させる。ここでは、その相対的な位置として、アウタハウジング20Aに対して検知部材80を係止させることが可能な2箇所の係止位置を設定する。その2箇所の係止位置としては、ハウジング間の嵌合状態に拘わらずアウタハウジング20Aに対して検知部材80を係止し得る仮係止位置と、ハウジング間の嵌合状態が完全嵌合状態のときにのみアウタハウジング20Aに対して検知部材80を係止し得る本係止位置と、が設定されている。アウタハウジング20Aと検知部材80との間には、仮係止位置で検知部材80をアウタハウジング20Aに保持させる第1保持機構と、本係止位置で検知部材80をアウタハウジング20Aに保持させる第2保持機構と、が設けられている。これら第1及び第2の保持機構は、この技術分野で周知のものである。このため、ここでは、その第1及び第2の保持機構の具体的な説明を省略する。
この例示の検知部材80は、アウタハウジング20Aに対してコネクタ挿抜方向に相対移動し得るように取り付けている。検知部材80は、ハウジング間の嵌合状態が完全嵌合状態の場合、アウタハウジング20Aに対して仮係止位置と本係止位置との間で相対移動することができる。このため、作業者等は、検知部材80を仮係止位置から本係止位置まで相対移動させることができれば、ハウジング間(コネクタ間)の嵌合状態が完全嵌合状態になっていると判断することができる。一方、この検知部材80は、ハウジング間の嵌合状態が半嵌合状態の場合、アウタハウジング20Aに対して仮係止位置から本係止位置まで相対移動させることができない。このため、作業者等は、検知部材80が本係止位置まで到達できないことに基づいて、ハウジング間(コネクタ間)の嵌合状態が半嵌合状態になっていると判断することができる。この嵌合コネクタにおいては、これらのアウタハウジング20Aに対する検知部材80の動作が可能になるように、アウタハウジング20Aと雄ハウジング120と検知部材80を形成する。
例えば、この例示の検知部材80は、相対移動に際して作業者等が利用する操作部81と、この操作部81の両端から同じ向きに延出させた2本のアーム部82と、それぞれのアーム部82の延出方向側の端部に設けた被ガイド部83と、を有する(図7)。
この例示の操作部81は、アウタハウジング20Aにおける壁部20Aと第1係止保持体71の片部71dとの間の隙間に入り得るように形成する。具体的に、この操作部81は、その隙間へと仮係止位置のときに入り込まず、本係止位置のときにその隙間に入り込むように形成する。
それぞれのアーム部82は、操作部81における第1直交方向の両端に設け、アウタハウジング20Aに取り付けられた状態でコネクタ挿入方向側に延出させるように形成する。また、それぞれのアーム部82は、アウタハウジング20Aに取り付けられた状態で第1係止保持体71のそれぞれのアーム部71cを挟み込むように形成し、各々、それぞれのアーム部71cに沿ってコネクタ挿抜方向に相対移動させる。また、それぞれのアーム部82は、本係止位置のときに、各々、アーム部71cと雄ハウジング120のビーク保護壁120aとで挟み込まれるように形成する。
被ガイド部83は、アーム部82の延出方向側の端部から第2直交方向における空間S側に向けて突出させる。検知部材80が仮係止位置のときには、ハウジング間の嵌合状態が半嵌合状態から完全嵌合状態へと変移する途中で、この被ガイド部83に対して、雄ハウジング120に設けた摺動部123(図6)が当接する。その摺動部123は、被ガイド部83毎に設けている。この摺動部123には、そのハウジング間の嵌合状態の変移の途中で被ガイド部83が当接し、その変移の進行と共に被ガイド部83を摺動させる突出体124が設けられている。その突出体124は、そのハウジング間の嵌合状態の変移の進行と共に被ガイド部83を摺動させながら案内する傾斜面(つまり、ガイド面)124aを有している。その傾斜面124aは、操作部81に対して、アーム部82を撓ませつつ被ガイド部83を持ち上げていく。被ガイド部83は、ハウジング間の嵌合状態が完全嵌合状態となったときに、傾斜面124aを越えて突出体124の頂面124bに乗り上げる(図10)。検知部材80は、この一連の動きに際して、アウタハウジング20Aに対する保持位置が先に示した第1保持機構(図示略)で保たれている。
この例示では、被ガイド部83が突出体124の頂面124bに乗り上げることによって、この仮係止位置から検知部材80を本係止位置までアウタハウジング20Aに対して相対移動させることができる。つまり、ハウジング間の嵌合状態が半嵌合状態のときには、被ガイド部83が突出体124の頂面124bに乗り上げることができないので、検知部材80を本係止位置側に相対移動させることができない。このため、半嵌合状態のときには、そのアウタハウジング20Aに対する検知部材80の位置で止まっていることを認識した作業者等に半嵌合状態であることを知らしめることができる。
この検知部材80は、作業者等が操作部81を押動し、その仮係止位置の状態から本係止位置までアウタハウジング20Aに対して相対移動させる。この検知部材80は、本係止位置において、アウタハウジング20Aに被ガイド部83を係止させ、コネクタ抜去方向側への相対移動を規制する。アウタハウジング20Aには、そのための係止部24を設けている(図10及び図11)。係止部24は、第1係止保持体71のそれぞれのアーム部71cに設ける。それぞれの係止部24は、ハウジング間の嵌合状態が完全嵌合状態のときに、突出体124よりも自らのコネクタ挿入方向側に位置させるように配置する。被ガイド部83は、本係止位置のときに、その係止部24におけるコネクタ挿入方向側の端面に係止させ、検知部材80のコネクタ抜去方向側への相対移動を規制する。
係止部24は、片体状に形成し、空間Sとは逆側の平面がコネクタ挿抜方向に沿うように配置する。その平面は、検知部材80を相対移動させる際に、被ガイド部83を摺動させながら案内するガイド面24aとして利用する。そのガイド面24aは、ハウジング間の嵌合状態が完全嵌合状態のときに、突出体124の突出方向側の頂面124bとコネクタ挿抜方向で略面一となるように配置する。このため、ハウジング間の嵌合途中では、係止部24と突出体124とが当接する。但し、係止部24は、その突出体124の傾斜面124aからの押圧力によって、アーム部71cや矩形環状体71bと共に押動させられるので、ハウジング間の嵌合状態が完全嵌合状態となったときに、突出体124を乗り越えることができる。この係止部24は、その乗り越えに伴い、アーム部71cや矩形環状体71bと共に元の位置に戻り、ガイド面24aが突出体124の頂面124bと略面一になる。このため、検知部材80は、突出体124の頂面124bに乗り上げている被ガイド部83を係止部24のガイド面24aに乗り移らせることができるので、仮係止位置から本係止位置に向けた相対移動が可能になる。ガイド面24aに乗り移った被ガイド部83は、このガイド面24aに沿って本係止位置側に移動しながら係止部24を乗り越える。これにより、検知部材80は、その係止部24におけるコネクタ挿入方向側の端面に被ガイド部83を係止させることができる。よって、完全嵌合状態のときには、その検知部材80の位置を認識した作業者等に完全嵌合状態であることを知らしめることができる。
尚、コネクタ抜去に際しては、第1辺71bを持ち上げて第2保持構造70の係止状態を解除させることによって、係止部24と共に検知部材80のアーム部82も持ち上げることができる。このため、この嵌合コネクタにおいては、第1コネクタ1と第2コネクタ2とを互いに抜去することができる。
また、検知部材80は、それぞれのアーム部82に別の被ガイド部84を設けており(図7)、それぞれの被ガイド部84によって、アウタハウジング20Aに対する相対移動を案内する。アウタハウジング20Aには、その被ガイド部84をコネクタ挿抜方向に案内するガイド部25を設けている。ここでは、被ガイド部84を片体状に形成し、ガイド部25を溝状に形成している。また、ここでは、操作部81の押下に伴う検知部材80のアウタハウジング20Aに対する傾きを許容するべく、被ガイド部84とガイド部25との間に第2直交方向の遊び(隙間)を設けておく。
以上示したように、本実施形態の嵌合コネクタは、第1保持構造60と第2保持構造70の2つの保持構造でハウジング間の完全嵌合状態を保つので、その完全嵌合状態を保つための保持力を増加させることができる。
また、この嵌合コネクタにおいては、第1保持構造60と第2保持構造70の係止保持体(第1係止保持体61、第2係止保持体62、第1係止保持体71、第2係止保持体72)を雌ハウジング20の一部や雄ハウジング120の一部として設けているので、部品点数の増加を招くことなく保持力を増加させることができる。
また、この嵌合コネクタにおいては、従来と同等の第2保持構造70に加えて第1保持構造60が設けられているが、その第1保持構造60の第2係止保持体62をビーク保護壁120aに設けることで、従来と比較して、体格の大型化を招かずに保持力を増加させることができる。
更に、この嵌合コネクタは、必要とされる保持力(必要保持力)を第1保持構造60と第2保持構造70とに分散させ、第1保持構造60により発生するコネクタ挿抜時の力と第2保持構造70により発生するコネクタ挿抜時の力とを各々軽減させることができる。ここで、第1保持構造60によるコネクタ挿抜時の力とは、例えば、可撓部62bによる第1壁体20Aの内壁面に対する一方の突出部62aの押付力(つまり、一方の突出部62aが第1壁体20Aの内壁面を摺動する際の摩擦力)、可撓部62bによる第2壁体20Aの内壁面に対する他方の突出部62aの押付力(つまり、他方の突出部62aが第2壁体20Aの内壁面を摺動する際の摩擦力)等である。また、第2保持構造70によるコネクタ挿抜時の力とは、突出部72aが第1辺71bを押し上げる際の力(つまり、突出部72aが第1辺71bを摺動する際の摩擦力)等である。これらの力は、完全嵌合状態を保つための保持力が高くなるにつれて大きくなる。このため、この嵌合コネクタは、1つの保持構造だけで必要保持力を確保させるものと比較して、第1コネクタ1と第2コネクタ2との間におけるコネクタ嵌合時の挿入力やコネクタ抜去時の抜去力を軽減させることができるので、コネクタ挿抜時の作業性の低下を抑えることができる。
また更に、この嵌合コネクタにおいては、第1保持構造60と第2保持構造70とにスライドロック構造を用いているので、この点からもコネクタ挿抜時の作業性の低下を抑えることができる。
このように、本実施形態の嵌合コネクタは、コネクタ挿抜時の作業性の低下を抑えつつ、完全嵌合状態を保つための保持力を増加させることができる。この嵌合コネクタにおいては、その増加させた保持力を維持し続けるために、保持構造における係止状態の無用な解除が為されないように構成する。例えば、本実施形態の嵌合コネクタにおいては、第2保持構造70を保持構造が1つのみの従来と同等の保持力を発生させるように形成し、必要保持力に対する不足分を第1保持構造60で補うようにしている。そして、この嵌合コネクタでは、第2保持構造70における突出部72aの体格に対して第1保持構造60における突出部62aの体格の方が小さいので、第2保持構造70で発生させる保持力と比較して、第1保持構造60で発生させる保持力の方が小さい。このため、この嵌合コネクタにおいては、第1保持構造60における第1係止保持体61と第2係止保持体62との間の係止状態を維持させ、増加させた保持力の低下を抑制する。
本実施形態の嵌合コネクタにおいては、検知部材80を用いて、第1保持構造60の係止状態を維持させる。このために、検知部材80には、本係止位置のときに、第2係止保持体62の突出部62aが第1係止保持体61の係止部61aから抜け出さない範囲内で第2係止保持体62の可撓部62bの撓みを係止する撓み係止部85を設ける(図1から図4)。その撓み係止部85としては、アーム部82又は被ガイド部83を利用することができる。この例示では、被ガイド部83を撓み係止部85としても利用する。
この例示の検知部材80は、本係止位置のときに、それぞれのアーム部82及び被ガイド部83が第1係止保持体71のアーム部71cと雄ハウジング120のビーク保護壁120aとの間に挟み込まれており、それぞれのアーム部82及び被ガイド部83が第2直交方向でビーク保護壁120aと向かい合っている。このため、第1保持構造60は、本係止位置のときに第2係止保持体62を第2直交方向で被ガイド部83と対向させる一方、仮係止位置のときに第2係止保持体62を第2直交方向で被ガイド部83と対向させぬように、その第2係止保持体62をビーク保護壁120aに設け、かつ、その位置の第2係止保持体62の突出部62aに合わせて第1係止保持体61の係止部61aを設ける。そして、その第2係止保持体62と被ガイド部83は、本係止位置のときに突出部62aが係止部61aから抜け出す方向(つまり、アーム部82側)へと可撓部62bが撓んだとしても、突出部62aが係止部61aから抜け出さない範囲内で可撓部62bの撓みを被ガイド部83が係止するように、互いの第2直交方向における間隔を設定する。
この嵌合コネクタは、そのように第1保持構造60と検知部材80とを構成することで、検知部材80が仮係止位置のときに被ガイド部83(撓み係止部85)が可撓部62bの撓みを係止しないので(図12)、コネクタ嵌合時であれば、突出部62aを係止部61aに挿入することができ、コネクタ抜去時であれば、突出部62aを係止部61aから抜き出すことができる。このため、検知部材80が仮係止位置のときには、第1コネクタ1と第2コネクタ2との間でのコネクタ挿抜が可能になる。つまり、ここでの仮係止位置とは、可撓部62bの撓みを係止しないことでコネクタ挿抜を可能にする検知部材80の退避位置となる。これに対して、検知部材80が本係止位置のときには、被ガイド部83(撓み係止部85)で突出部62aが係止部61aから抜け出さないようにしているので(図13)、第1保持構造60の係止状態を維持し続けることができる。よって、この嵌合コネクタは、コネクタ挿抜時の作業性の低下を抑えつつ、完全嵌合状態を保つための保持力を増加させることができ、その保持力を維持し続けることができる。そして、この嵌合コネクタにおいては、検知部材80で第1保持構造60の係止状態を維持させるので、部品点数の増加や体格の大型化を招くことなく、増加させた保持力を保ち続けることができる。更に、この嵌合コネクタは、車両等に搭載された場合、走行中の振動等に伴う外部入力が作用するが、完全嵌合状態を保つための保持力を維持し続けることができるので、耐振性も向上する。
1 雌コネクタ(第1コネクタ)
2 雄コネクタ(第2コネクタ)
10 雌端子(端子)
20 雌ハウジング(ハウジング)
20A アウタハウジング
20B インナハウジング
60 第1保持構造
61 第1係止保持体
61a 係止部
62 第2係止保持体
62a 突出部
62b 可撓部
70 第2保持構造
80 検知部材
83 被ガイド部
85 撓み係止部
110 雄端子(相手方端子)
120 雄ハウジング(相手方ハウジング)

Claims (3)

  1. 端子、及び、前記端子を保持するハウジングを備えた第1コネクタと、
    相手方端子、及び、前記相手方端子を保持する相手方ハウジングを備え、前記ハウジングと前記相手方ハウジングとの間の挿入に伴う相互間の嵌合状態が完全嵌合状態のときに前記端子と前記相手方端子とが電気的に接続される第2コネクタと、
    前記嵌合状態を検知するための部材であり、前記嵌合状態が前記完全嵌合状態であれば前記ハウジングに対して本係止位置まで相対移動可能で、かつ、前記本係止位置で前記ハウジングに係止される検知部材と、
    前記嵌合状態を前記完全嵌合状態のまま保持する第1及び第2の保持構造と、
    を設け、
    前記第1保持構造は、前記ハウジングに設け、孔部又は溝部による係止部を有する第1係止保持体と、前記相手方ハウジングに設け、前記嵌合状態が前記完全嵌合状態のときに前記第1係止保持体の前記係止部に入り込んで、前記ハウジングと前記相手方ハウジングとの間における各々のコネクタ抜去方向への相対移動を規制する第2係止保持体と、を備え、
    前記第2係止保持体は、前記第1係止保持体の前記係止部に入り込む突出部と、可撓性を持ち、前記突出部を自らの撓みと共に前記第1係止保持体の前記係止部への挿入方向とは逆向きに移動させることが可能な可撓部と、を有し、
    前記検知部材は、前記本係止位置のときに、前記突出部が前記第1係止保持体の前記係止部から抜け出さない範囲内で前記可撓部の撓みを係止する撓み係止部を有することを特徴とした嵌合コネクタ。
  2. 前記第1保持構造は、前記ハウジングと前記相手方ハウジングとの間における互いの挿入の進行と共に前記第1係止保持体と前記第2係止保持体とが互いに相対移動し、前記嵌合状態が前記完全嵌合状態となったときに前記第2係止保持体の前記突出部が前記第1係止保持体の前記係止部に入り込むスライドロック構造であることを特徴とした請求項1に記載の嵌合コネクタ。
  3. 前記検知部材は、前記可撓部の撓みを係止しない退避位置から前記本係止位置まで前記ハウジングに対して相対移動し得るよう前記ハウジングに取り付けることを特徴とした請求項1又は2に記載の嵌合コネクタ。
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