JP5341477B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、電線等の接続に使用されるロック保障機構を備えたコネクタに関する。
移動体としての自動車に用いられるワイヤハーネスは、コネクタを備えている。このようなコネクタとして、相手方のコネクタと完全に嵌合したか否かを把握するために、種々のロック保障機構を備えたコネクタが提案されている。このようなロック保障機構を備えたコネクタとしては、例えば、特許文献1に記載されたコネクタや、図8に示すコネクタ101が知られている。
図8に示すコネクタ101は、コネクタハウジング104と、ロックアーム105と、ロック保障部材107とを備えている。コネクタハウジング104は、端子金具106を収容する。ロックアーム105は、コネクタハウジング104に連なり、コネクタ101が相手方のコネクタ110と嵌合する際に一旦弾性変形した後、相手方のコネクタ110の係合部126と係合して中立状態(弾性変形していない状態)に復帰する。
ロック保障部材107は、コネクタハウジング104に移動自在に取り付けられる本体部170と、本体部170に連なる弾性アーム171とを備えている。ロック保障部材107は、ロックアーム105の弾性変形を許容する許容位置(図8)と、ロックアーム105の弾性変形を規制する規制位置とに亘って、コネクタハウジング104に移動自在に取り付けられている。
前述したロック保障部材107は、ロックアーム105が係合部126と係合する前の中立状態やロックアーム105が係合部126と完全に係合するまでの弾性変形した状態では、弾性アーム171がロックアーム105の一端部105aと干渉して許容位置から規制位置への移動が規制されている。また、ロック保障部材107は、ロックアーム105が係合部126と完全に係合した後に中立状態に復帰すると、係合部126によってロックアーム105の一端部105aへの干渉が解除されて規制位置から許容位置への移動が許容される。
前述したコネクタ101は、ロック保障部材107を許容位置に位置付けた状態で、相手方のコネクタ110と嵌合する。そして、コネクタ101は、相手方のコネクタ110と嵌合した後、ロック保障部材107が許容位置から規制位置へ移動できるか否かを把握することで、相手方のコネクタ110と完全に嵌合したか否かを把握することができる。
さらに、コネクタ101は、所謂防水コネクタであり、コネクタハウジング104の長手方向中央の外面には筒状のパッキン108が取り付けられている。コネクタ101と相手方のコネクタ110とを近づけていくと、相手方のコネクタ110の先端がパッキン108を弾性変形させて圧縮するとともに、係合部126がロックアーム105を弾性変形させて押し上げ、コネクタ101、110同士は図8に示す半嵌合状態(半係合状態)になる(なお、図8においては、便宜上、弾性変形する前の形状のパッキン108と中立状態のロックアーム105とを描画している)。このとき、端子金具106内に相手方の端子金具103の一部が挿入され、端子金具103、106同士は電気的に接続している。
この半嵌合状態で嵌合作業が中断されると、パッキン108の弾性復元力とロックアーム105の弾性復元力との双方によって、コネクタ101、110同士を引き離す力が生じる。そして、前記引き離す力によって、コネクタ101、110同士が引き離されて、端子金具106内から相手方のコネクタ110の端子金具103が引き抜かれ、端子金具103、106間の導通が遮断される。このように、パッキン108の弾性復元力及びロックアーム105の弾性復元力によって、コネクタ101、110同士の半嵌合を防止することができる。
特開2004−47168号公報
前述したコネクタ101は、パッキン108を備え、パッキン108の弾性復元力とロックアーム105の弾性復元力との双方によって半嵌合状態のコネクタ101、110同士が引き離されていた。しかしながら、コネクタ101が防水コネクタでない場合はパッキン108を設ける必要がないので、コネクタ101、110同士を引き離す力がロックアーム105の弾性復元力のみになり、前記引き離す力が小さくなる。このため、半嵌合状態のコネクタ101、110同士を引き離すことができず、コネクタ101、110同士の半嵌合を防止できない虞があった。
本発明は、このような問題を解決することを目的としている。即ち、本発明は、コネクタ同士が半嵌合状態のときにコネクタ同士を引き離す力を大きくすることによって、コネクタ同士の半嵌合を防止できるコネクタを提供することを目的としている。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、端子金具を収容するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングに連なり、弾性変形して一端部が相手方のコネクタの係合部と係合可能なロックアームと、前記コネクタハウジングに移動自在に取り付けられ、前記相手方のコネクタと嵌合する際に前記ロックアームと前記係合部が完全に係合するまでは前記移動が規制され、かつ、前記ロックアームと前記係合部が完全に係合すると前記移動が許容されるロック保障部材と、を備えたコネクタにおいて、前記ロック保障部材が、前記コネクタハウジングに移動自在に取り付けられる本体部と、前記本体部に連なる弾性アームと、前記弾性アームから突出して設けられかつ前記ロックアームの前記一端部と当該ロックアームの弾性変形する方向重なる突部と、を備え、前記コネクタハウジングには、前記ロックアームの他端側に、前記ロックアームの一端部と前記相手方のコネクタの前記係合部との係合を解除する操作部が設けられていることを特徴としたコネクタである。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載されたコネクタにおいて、前記弾性アームが、一端部が前記本体部に連なり、かつ、他端部が自由端となっているとともに、前記突部が、前記弾性アームの前記他端部に設けられたことを特徴としたコネクタである。
請求項3に記載された発明は、請求項1または請求項2に記載されたコネクタにおいて、前記弾性アームの前記他端部に、前記ロックアームと前記係合部が完全に係合するまでは前記ロックアームの一端部と干渉して前記移動を規制し、かつ、前記ロックアームと前記係合部が完全に係合すると前記係合部によって前記ロックアームの一端部への干渉が解除されて前記移動を許容する干渉部が設けられたことを特徴としたコネクタである。
請求項1に記載された発明によれば、係合部とロックアームが完全に係合するまでの半嵌合状態では、弾性変形したロックアームの一端部に突部が押圧されて弾性アームが弾性変形した後に、弾性アームの弾性復元力によって突部がロックアームを中立状態に復帰させるように押圧する。ロックアーム自体の弾性復元力に加えて突部の押圧力がロックアームに作用するので、ロックアームを中立状態に復帰させる力が大きくなり、半嵌合状態のコネクタ同士を引き離す力が大きくなる。したがって、半嵌合状態のコネクタ同士が引き離されやすくなって、コネクタ同士の半嵌合を防止できる。
請求項2に記載された発明によれば、突部が弾性アームの自由端である他端部に設けられているので、弾性アームの弾性復元力によって、突部がロックアームの一端部をより大きな力で確実に押圧できる。
請求項3に記載された発明によれば、弾性アームの干渉部がロック保障部材の移動を規制しかつ許容する。このため、従来構成の弾性アームに突部を設けることができ、ロック保障部材の構造を簡略化できる。
以下、本発明の一実施形態にかかるロック保障機能付きのコネクタを図1ないし図7を参照して説明する。図1及び図2等に示すコネクタ1は、図1及び図2等に示す相手方のコネクタ10と嵌合する。
相手方のコネクタ10は、図2等に示すように、雌型のコネクタハウジング(以下、雌ハウジングという)2と、雄型の端子金具(以下、雄端子という)3とを備えている。
雌ハウジング2は、絶縁性の合成樹脂等で構成され、図2等に示すように、複数の雄端子3を収容するハウジング本体20と、後述する雄ハウジング4を収容するフード部21とを一体に備えている。なお、本明細書においては、筒状に形成されて、内側に雄ハウジング4が挿入されるコネクタハウジングを雌ハウジング2という。
ハウジング本体20は、箱状に形成され、端子収容室22と、スペーサ収容室23とを備えている。端子収容室22は、複数設けられ、互いに並設されている。端子収容室22は、それぞれ、直線状に延びており、長手方向の両端がハウジング本体20の外表面に開口している。端子収容室22は、雄端子3を収容する。端子収容室22の内面には、それぞれ、雄端子3を係止する係止アーム22aが設けられている。
相手方のコネクタ10は、端子収容室22の長手方向に沿ってコネクタ1と嵌合する。相手方のコネクタ10とコネクタ1とが嵌合する際にコネクタ1、10同士が相対的に接離する(近づいたり離れたりする)方向を、矢印Xで示し、コネクタ1、10同士の嵌合方向X(もしくは、単に嵌合方向X)という。
スペーサ収容室23は、ハウジング本体20の長手方向中央に設けられている。スペーサ収容室23は、ハウジング本体20の複数の外面のうち図2中上方に位置する一つの外面から嵌合方向Xに直交する方向に沿って凹に形成され、それぞれの端子収容室22を横切っている。スペーサ収容室23は、端子収容室22内に収容された雄端子3に係止するスペーサ24を収容する。なお、図1においては、スペーサ収容室23に完全に収容される前の状態のスペーサ24を描画している。
フード部21は、ハウジング本体20のコネクタ1寄りの端面からコネクタ1に向かって延びた周壁25を複数備え、四角筒状に形成されている。フード部21のハウジング本体20から離れた開口からは、雄ハウジング4が挿入される。フード部21の複数の周壁25のうち図2中上方に位置する一つの周壁25には、係合部としてのロック突起26が設けられている。ロック突起26は、前述した一つの周壁25の外面から突出している。
ロック突起26には、テーパ面26aと垂直面26bとが設けられている。テーパ面26aは、ロック突起26のコネクタ1と相対する側に形成され、コネクタ1に近づくにしたがって徐々に周壁25に近づく方向に嵌合方向Xに対して傾斜している。垂直面26bは、ロック突起26のコネクタ1から離れた側に形成され、嵌合方向Xに直交する方向に沿って平坦に形成されている。
雄端子3は、導電性の板金に打ち抜き加工と折り曲げ加工が施されて得られる。雄端子3は、図2等に示すように、電線接続部31と、筒状部32と、電気接触部としてのタブ33とを一体に備えている。雄端子3は、電線接続部31と筒状部32とタブ33とが、この順に一列に配されている。
電線接続部31は、帯状の底板部34と、底板部34の幅方向両端に連なる加締め片35とを備えている。底板部34上に芯線が露出された図示しない電線の端部が載置され、加締め片35がこの電線の端部を加締めることによって、電線接続部31に電線が取り付けられて、電線接続部31が電線の芯線と電気的かつ機械的に接続する。
筒状部32は、電線接続部31と電気接触部62との双方に連なり、四角筒状に形成されている。筒状部32の外面は、端子収容室22の内面と密に接する。また、筒状部32は、前述した係止アーム22aに係止して、雄端子3が端子収容室22内から抜け出ることを防止する。
タブ33は、筒状部32に連なり、帯状に形成されている。タブ33は、筒状部32から離れた先端部が、先端に向かうに従って徐々に先細となるように形成されている。タブ33は、コネクタ1の後述する雌端子6の電気接触部62内に挿入されて保持され、雌端子6と電気的かつ機械的に接続する。
前述した雄端子3は、電線接続部31と筒状部32とが端子収容室22内に収容され、タブ33がフード部21内に突出した状態で、雌ハウジング2に取り付けられる。なお、図1においては、雄端子3は省略している。
コネクタ1は、図2等に示すように、雄型のコネクタハウジング(以下、雄ハウジングという)4と、ロックアーム5と、雌型の端子金具(以下、雌端子という)6と、ロック保障部材7とを備えている。
雄ハウジング4は、絶縁性の合成樹脂等で構成されている。雄ハウジング4は、箱状に形成され、雌端子6を収容する。雄ハウジング4は、図2等に示すように、端子収容室40と、スペーサ収容室41と、図示しないガイド突起とを備えている。なお、本明細書においては、筒状の雌ハウジング2内に挿入されるコネクタハウジングを雄ハウジング4という。雄ハウジング4は、特許請求の範囲に記載のコネクタハウジングをなしている。
端子収容室40は、複数設けられ、互いに並設されている。端子収容室40は、それぞれ、直線状に延びており、長手方向の両端が雄ハウジング4の外表面に開口している。端子収容室40は、雌端子6を収容する。端子収容室40の内面には、それぞれ、雌端子6を係止する係止アーム40aが設けられている。雄ハウジング4は、端子収容室40と雌ハウジング2の端子収容室22とが互いに連続するように、前述した嵌合方向Xに沿ってフード部21内に挿入される。
スペーサ収容室41は、雄ハウジング4の長手方向中央に設けられている。スペーサ収容室41は、雄ハウジング4の複数の外面のうち図2中下方に位置する一つの外面から嵌合方向Xに直交する方向に沿って凹に形成され、それぞれの端子収容室40を横切っている。スペーサ収容室41は、端子収容室40内に収容された雌端子6に係止するスペーサ42を収容する。ガイド突起は、雄ハウジング4のスペーサ収容室41が設けられた一つの外面と直交する一対の外面から突出している。ガイド突起は、ロック保障部材7の後述するガイド溝内に通される。
ロックアーム5は、雄ハウジング4のスペーサ収容室41が設けられた一つの外面と相対する外面に連なっている。ロックアーム5は、一対の支持アーム51と、ロックビーク52と、一対の解除アーム53と、支点突起54(図1)と、操作部55とを備えている。
支持アーム51は、長手方向が前述した端子収容室40の長手方向即ち嵌合方向Xに沿った棒状に形成されている。一対の支持アーム51は、互いに平行でかつ間隔をあけて配されている。支持アーム51は、長手方向の一端が雄ハウジング4の相手方のコネクタ10から離れた端部に連なり、長手方向の他端が前記一端よりも相手方のコネクタ10寄りに配されて自由端となっている。
ロックビーク52は、一対の支持アーム51の前述した他端同士を連結している。ロックビーク52には、垂直面52aとテーパ面52b(図5)が設けられている。垂直面52aは、ロックビーク52の相手方のコネクタ10から離れた側、かつロックアーム5と係合したロック突起26の垂直面26bと重なる部分に設けられている。垂直面52aは、嵌合方向Xに直交する方向に沿って平坦に形成されている。テーパ面52bは、ロックビーク52の相手方のコネクタ10から離れた側、かつロックアーム5と係合したロック突起26の頂部よりも雄ハウジング4から離れた部分に設けられている。テーパ面52bは、相手方のコネクタ10に近づくにしたがって徐々に雄ハウジング4の外側に向かう方向に嵌合方向Xに対して傾斜している。
一対の解除アーム53は、長手方向が前述した端子収容室40の長手方向即ち嵌合方向Xに沿った棒状に形成されている。一対の解除アーム53は、一対の支持アーム51と平行に設けられ、かつ一対の支持アーム51の外側に配されている。一対の解除アーム53は、互いに平行でかつ間隔をあけて配されている。一対の解除アーム53は、長手方向の一端が支持アーム51の他端に連なり、長手方向の他端が前記一端よりも相手方のコネクタ10から離れた側に配されて自由端となっている。
支点突起54は、一対の解除アーム53のそれぞれの前記一端から一対の解除アーム53が互いに離れる方向に突出している。操作部55は、解除アーム53の前述した他端同士を連結している。
前述したロックアーム5は、図6及び図7に示すように、一対の支持アーム51とロックビーク52との間にロック突起26を位置付けて、相手方のコネクタ10寄りの一端部5aがロック突起26と係合する。ロックアーム5は、ロック突起26と係合する際に、図3に示すようにロックビーク52がロック突起26に当接する。そして、ロックアーム5は、図4に示すようにロックビーク52がロック突起26上に乗り上げて、前述した一端部5aが雄ハウジング4の外側に向かう方向に弾性変形する。
ロックアーム5が弾性変形する方向を矢印D(図1、図4及び図5)で示す。ロックアーム5は、ロックビーク52がロック突起26を乗り越えると、弾性復元力によって弾性変形していない中立状態に復帰して、一対の支持アーム51とロックビーク52との間にロック突起26を位置付けて、ロック突起26と係合する。
さらに、ロックアーム5は、相手方のコネクタ10から離れた側の他端部5bに設けられた操作部55が雄ハウジング4に向かって押圧されると、一端部5aが前記弾性変形する方向Dに向かうように弾性変形する。ロックアーム5は、操作部55が雄ハウジング4に向かって押圧されると、一端部5aがロック突起26との係合を解除する方向に弾性変形可能となっている。なお、ロック保障部材7が後述する規制位置に位置付けられていると、支点突起54がロック保障部材7の内面に当接して、ロックアーム5が弾性変形するのを規制し、一端部5aがロック突起26との係合を解除することを規制する。
雌端子6は、導電性の板金に打ち抜き加工と折り曲げ加工が施されて得られる。雌端子6は、図2等に示すように、電線接続部61と、電気接触部62とを一体に備えている。
電線接続部61は、帯状の底板部63と、底板部63の幅方向両端に連なる加締め片64とを備えている。底板部63上に芯線が露出された図示しない電線の端部が載置され、加締め片64がこの電線の端部を加締めることによって、電線接続部61に電線が取り付けられて、電線接続部61が電線の芯線と電気的かつ機械的に接続する。
電気接触部62は、電線接続部61に連なり、四角筒状に形成されている。電気接触部62は、雄端子3のタブ33が内側に挿入される。電気接触部62内には、電気接触部62の複数の内面のうち図2中下方に位置する一つの内面との間に雄端子3のタブ33を挟持する弾性片65が設けられている。電気接触部62は、前述した一つの内面と弾性片65との間にタブ33を挟持して内側にタブ33を保持し、雄端子3と電気的かつ機械的に接続する。
前述した雌端子6は、電気接触部62が相手方のコネクタ10に相対するように端子収容室40内に収容された状態で雄ハウジング4に取り付けられる。雌端子6は、特許請求の範囲に記載の端子金具をなしている。
ロック保障部材7は、絶縁性の合成樹脂等で構成されている。ロック保障部材7は、図2等に示すように、本体部70と、弾性アームとしての干渉アーム71と、突部としての押圧突起72とを備えている。
本体部70は、一つの奥壁73と、奥壁73の外縁から立設した複数の周壁74とを備え、有底四角筒状に形成されている。奥壁73には、前述した雌端子6に取り付けられた電線を通す通し孔75が貫通している。また、複数の周壁74のうち図2中上方に位置する一つの周壁74と奥壁73とに亘って、操作孔76が設けられている。操作孔76は、前記一つの周壁74と奥壁73との双方を貫通している。
また、操作孔76が設けられた一つの周壁74と略直交する一対の周壁74の内面には、雄ハウジング4の前述したガイド突起を内側に位置付ける図示しないガイド溝が設けられている。ガイド溝は、嵌合方向Xに沿って延びている。ガイド溝内に雄ハウジングのガイド突起が通されることによって、本体部70は雄ハウジング4に対して移動自在に雄ハウジング4に取り付けられる。
干渉アーム71は、長手方向が前述した嵌合方向Xに沿った帯状に形成されている。干渉アーム71は、本体部70に連なりかつ本体部70の内側に向かって延びている。干渉アーム71は、長手方向の一端部71aが前述した一つの周壁74の奥壁73寄りの端部に連なり、本体部70に連なっている。干渉アーム71は、長手方向の他端部71bが一端部71aよりも相手方のコネクタ10寄りに配されて、自由端となっている。干渉アーム71は、他端部71bがロック保障部材7の外側に向かう方向に弾性変形自在に設けられている。干渉アーム71の他端部71bには、干渉部としての干渉突起78が設けられている。
干渉突起78は、干渉アーム71の他端部71bに設けられ、他端部71bからロック保障部材7の内側に向かって突出している。干渉突起78は、ロック保障部材7が雄ハウジング4に取り付けられて後述する許容位置に位置付けられると、一対の支持アーム51とロックビーク52との間に位置付けられて、嵌合方向Xに沿ってロックビーク52即ちロックアーム5の一端部5aと相対する。干渉突起78のロックビーク52と相対する外面は、干渉面78a(図5)とされている。干渉面78aは、嵌合方向Xに略直交する方向に沿って平坦に形成されている。
押圧突起72は、干渉アーム71の他端部71bに設けられ、他端部71bから相手方のコネクタ10に向かって突出している。押圧突起72は、ロック保障部材7が雄ハウジング4に取り付けられて後述する許容位置に位置付けられると、ロックビーク52の図2中上方に配されて、前記弾性変形する方向Dに沿ってロックビーク52と相対する。
この押圧突起72は、ロックアーム5とロック突起26とが完全に嵌合する際にロックアーム5が弾性変形すると、前記弾性変形する方向Dに沿ってロックビーク52即ちロックアーム5の一端部5aと重なる。また、押圧突起72は、ロックアーム5とロック突起26とが完全に嵌合してロックアーム5が中立状態に復帰すると、ロックビーク52即ちロックアーム5の一端部5aと重ならない。押圧突起72のロックビーク52と重なる(または相対する)外面は、押圧面72a(図5)とされている。押圧面72aは、嵌合方向Xに沿って略平坦に形成されている。
前述したロック保障部材7は、奥壁73が雄ハウジング4の相手方のコネクタ10から離れた側の端面と相対した状態で本体部70内に雄ハウジング4を収容して、雄ハウジング4に取り付けられる。さらに、ロック保障部材7は、操作孔76がロックアーム5の操作部55を露出させ、押圧突起72及び干渉突起78がそれぞれロックアーム5のロックビーク52と相対するように、雄ハウジング4に取り付けられる。
また、ロック保障部材7は、本体部70のガイド溝内に雄ハウジング4のガイド突起が通されて、雄ハウジング4に対して嵌合方向Xに沿って移動自在に雄ハウジング4に取り付けられる。ロック保障部材7は、奥壁73が雄ハウジング4の前述した端面から離れた許容位置(図1ないし図6)と、前記許容位置よりも相手方のコネクタ10寄りでかつ奥壁73が雄ハウジング4の前述した端面と重なる規制位置(図7)とに亘って、嵌合方向Xに沿って移動自在に雄ハウジング4に取り付けられる。
さらに、ロック保障部材7の内面と雄ハウジング4の外面とには、前述した規制位置と許容位置とを越えてロック保障部材7が雄ハウジング4に対して移動することを規制する図示しない規制突起や、ロック保障部材7の規制位置と許容位置との間の移動に対してクリック感を付与する図示しない突起等が設けられている。このクリック感を付与するとは、規制位置に位置付けられたロック保障部材7を規制位置に保ち、かつ許容位置に位置付けられたロック保障部材7を許容位置に保つとともに、規制位置と許容位置との間をロック保障部材7が移動する際に抵抗等を付与することをいう。
前述した許容位置では、図1ないし図6に示すように、干渉アーム71の干渉突起78が、ロックアーム5のロックビーク52より相手方のコネクタ10から離れた側に位置して、一対の支持アーム51とロックビーク52との間に位置している。このため、許容位置では、干渉アーム71の干渉突起78は、ロックビーク52と干渉せずに、ロックアーム5が前記弾性変形する方向Dに弾性変形することを許容する。このように、許容位置では、干渉アーム71は、ロックアーム5が弾性変形すること即ちロック突起26に係合すること及びこの係合が解除されることを許容する。
また、前述した規制位置では、図7に示すように、干渉アーム71の干渉突起78が、ロックアーム5のロックビーク52より相手方のコネクタ10寄りに位置している。このため、規制位置では、干渉アーム71の干渉突起78は、ロックビーク52と干渉して、ロックアーム5が前記弾性変形する方向Dに弾性変形することを規制する。このように、規制位置では、干渉アーム71は、ロックアーム5が弾性変形すること即ちロック突起26に係合すること及びこの係合が解除されることを規制する。
また、前述した許容位置においては、図1ないし図5に示すように、一対の支持アーム51とロックビーク52との間にロック突起26が位置付けられる前の状態、即ち、ロックアーム5とロック突起26とが完全に係合する前の状態であると、干渉アーム71の干渉突起78の干渉面78aがロックビーク52の垂直面52aと嵌合方向Xに沿って相対する。このため、干渉アーム71の干渉突起78は、ロックビーク52即ちロックアーム5の一端部5aに干渉して、ロック保障部材7が許容位置から規制位置に向かって雄ハウジング4に対して移動することを規制する。このように、ロックアーム5とロック突起26とが完全に係合するまでは、干渉アーム71は、ロックアーム5の一端部5aと干渉して、ロック保障部材7が許容位置から規制位置に向かって雄ハウジング4に対して移動することを規制する。
さらに、許容位置において、図1、図4及び図5に示すロックアーム5が弾性変形してロックビーク52がロック突起26上に乗り上げた状態は、ロックアーム5とロック突起26との係合が不完全である状態(半係合状態)や、コネクタ1と相手方のコネクタ10との嵌合が不完全である状態(半嵌合状態)といい、以下、半嵌合状態と呼ぶ。なお、図1と図4は、コネクタ1、10同士の位置関係が等しい状態の断面斜視図(図1)と、断面斜視図と異なる断面での断面図(図4)である。
この半嵌合状態では、押圧突起72は、ロックビーク52即ちロックアーム5の一端部5aと前記弾性変形する方向Dに沿って重なっている。このため、押圧突起72の押圧面72aが弾性変形したロックアーム5のロックビーク52に押圧され、押圧突起72が押し上げられて干渉アーム71の他端部71bがロック保障部材7の外側に向かう方向に弾性変形する。その後、干渉アーム71の弾性復元力によって、押圧突起72の押圧面72aが、弾性変形したロックアーム5のロックビーク52を、ロックアーム5を中立状態に復帰させるように押圧する。
このように、半嵌合状態では、ロックアーム5自体の弾性復元力と、干渉アーム71の弾性復元力によって押圧突起72がロックアーム5を押圧する押圧力と、の双方によって、ロックアーム5を中立状態に復帰させてロック突起26を押し戻す力、即ち、コネクタ1、10同士を嵌合方向Xに沿って互いに引き離す力、が生じる。
前記引き離す力は、例えば押圧突起72の突出量や干渉アーム71上での位置を適宜設定したり、干渉アーム71やロックアーム5の弾性復元力を適宜設定したりすることによって、雄端子3のタブ33を雌端子6の電気接触部62内から引き抜く力よりも大きくすることができる。こうすることで、例えば作業者が手を離す等して半嵌合状態で嵌合作業が中断されると、タブ33を電気接触部62内から引き抜きつつコネクタ1、10同士を引き離すことができる。さらに、例えば干渉アーム71、押圧突起72やロックアーム5の位置を適宜設定したり、雄端子3や雌端子6の長さを適宜設定したりすることによって、雄端子3と雌端子6とが接触しない(電気的に接続しない)位置までコネクタ1、10同士を引き離すことができる。
また、許容位置において、図6に示すように、ロックアーム5のロックビーク52がロック突起26を乗り越えてロック突起26が一対の支持アーム51とロックビーク52との間に位置付けられた状態は、ロックアーム5とロック突起26とが完全に係合した状態(完全係合状態ともいう)や、コネクタ1と相手方のコネクタ10とが完全に嵌合した状態(完全嵌合状態ともいう)といい、以下、完全嵌合状態と呼ぶ。
この完全嵌合状態では、干渉アーム71の干渉突起78がロック突起26の頂部上とロックビーク52のテーパ面52b上に乗り上げて、干渉突起78の干渉面78aが、ロックビーク52の垂直面52aと嵌合方向Xに略直交する方向にずれて配される。このため、干渉アーム71の干渉突起78は、ロックビーク52即ちロックアーム5の一端部5aに干渉せずに、ロック保障部材7が許容位置から規制位置に向かって雄ハウジング4に対して移動することを許容する。このように、ロックアーム5とロック突起26とが完全に係合する完全嵌合状態では、干渉アーム71は、ロック突起26によってロックアーム5の一端部5aへの干渉が解除されて、ロック保障部材7が許容位置から規制位置に向かって雄ハウジング4に対して移動することを許容する。
前述した構成のコネクタ1を相手方のコネクタ10と嵌合させる際には、まず、図2に示すように、ロック保障部材7を前述した許容位置に位置付け、コネクタ1と相手方のコネクタ10とを間隔をあけて相対させる。そして、相手方のコネクタ10を嵌合方向Xに沿ってコネクタ1に近づけていき、フード部21をロック保障部材7の本体部70と雄ハウジング4との間の隙間に挿入し、フード部21内に雄ハウジング4を挿入していく。すると、図3に示すように、ロック突起26のテーパ面26aとロックビーク52とが当接する。
さらにコネクタ1、10同士を近づけると、図1及び図4に示すように、ロックビーク52がロック突起26のテーパ面26a上に乗り上げてロックアーム5が弾性変形するとともに、雄端子3のタブ33の先端部が雌端子6の電気接触部62内に挿入されて、コネクタ1、10同士が半嵌合状態になる。このとき、弾性変形したロックアーム5のロックビーク52は、前記弾性変形する方向Dに沿って押圧突起72と重なって、押圧突起72を押し上げて干渉アーム71を弾性変形させる。
この半嵌合状態においては、ロックアーム5自体の弾性復元力に加え、干渉アーム71の弾性復元力によってロックアーム5を中立状態に復帰させるように押圧する押圧突起72の押圧力がロックアーム5に作用して、ロックアーム5を中立状態に復帰させようとする。このため、この半嵌合状態で嵌合作業が中断されると、ロック突起26がロックビーク52から離れる方向に押し戻され、かつロックアーム5が中立状態に復帰して、図3に示す位置までコネクタ1、10同士が互いに引き離される。このとき、雌端子6内に先端部が挿入された雄端子3が雌端子6内から引き抜かれて、雄端子3と雌端子6とは互いに接触しない位置まで引き離される。
また、この半嵌合状態からさらにコネクタ1、10同士を近づけると、図6に示すように、ロックビーク52がロック突起26を乗り越えてロックアーム5が弾性変形していない中立状態に復帰して、ロック突起26とロックアーム5とが完全に係合する。このとき、雄端子3のタブ33の略全長が雌端子6の電気接触部62内に挿入されて保持されて、雄端子3と雌端子6とが電気的かつ機械的に接続する。ロック突起26とロックアーム5とが完全に係合すると、干渉アーム71が弾性変形した状態で、干渉突起78がロック突起26の頂部上とロックビーク52のテーパ面52b上に乗り上げる。
その後、ロック保障部材7を許容位置から規制位置に向かって移動させる。すると、干渉突起78が、ロックビーク52のテーパ面52bを乗り越えて、ロック突起26とロックビーク52との双方を乗り越える。そして、図7に示すように、干渉アーム71が弾性変形していない中立状態に復帰して、ロック保障部材7が規制位置に位置付けられる。こうして、コネクタ1が相手方のコネクタ10と完全に嵌合して、ロック保障部材7が規制位置に位置付けられる。
本実施形態によれば、ロック突起26とロックアーム5とが完全に係合するまでの半嵌合状態では、弾性変形したロックアーム5のロックビーク52即ちロックアーム5の一端部5aに押圧突起72が押圧されて干渉アーム71が弾性変形した後に、干渉アーム71の弾性復元力によって押圧突起72がロックアーム5を中立状態に復帰させるように押圧する。ロックアーム5自体の弾性復元力に加えて押圧突起72の押圧力がロックアーム5に作用するので、ロックアーム5を中立状態に復帰させる力が大きくなり、半嵌合状態のコネクタ1、10同士を引き離す力が大きくなる。したがって、半嵌合状態のコネクタ1、10同士が引き離されやすくなって、コネクタ1、10同士の半嵌合を防止できる。
押圧突起72が干渉アーム71の自由端である他端部71bに設けられているので、干渉アーム71の弾性復元力によって、押圧突起72がロックビーク52即ちロックアーム5の一端部5aをより大きな力で確実に押圧できる。
干渉アーム71の干渉突起78がロック保障部材7の移動を規制しかつ許容する。このため、従来構成の干渉アーム71に押圧突起72を設けることができ、ロック保障部材7の構造を簡略化できる。なお、ロック保障部材7の構造が複雑化するものの、干渉アーム71とは別の弾性変形自在なアームをさらに設け、このアームに押圧突起72を設けてもよい。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施形態にかかるロック保障機構付きのコネクタと相手方のコネクタとを示す断面斜視図である。 図1に示されたコネクタと相手方のコネクタとが相対した状態を示す、図1と異なる断面での断面図である。 図2に示されたコネクタ同士が近づいてロックアームとロック突起が当接した状態を示す断面図である。 図3に示されたコネクタ同士がさらに近づいてロックアームがロック突起上に乗り上げた状態を示す断面図である。 図4中のA部分を拡大して示す断面図である。 図4に示されたコネクタ同士が完全に嵌合してロックアームとロック突起とが完全に係合した状態を示す断面図である。 図6に示されたロック保障部材が規制位置に配された状態を示す断面図である。 従来のロック保障機能付きのコネクタを示す断面図である。
符号の説明
1 コネクタ
4 雄ハウジング(コネクタハウジング)
5 ロックアーム
5a 一端部
6 雌端子(端子金具)
7 ロック保障部材
10 相手方のコネクタ
26 ロック突起(係合部)
70 本体部
71 干渉アーム(弾性アーム)
71a 一端部
71b 他端部
72 押圧突起(突部)
78 干渉突起(干渉部)
D ロックアームの弾性変形する方向

Claims (3)

  1. 端子金具を収容するコネクタハウジングと、
    前記コネクタハウジングに連なり、弾性変形して一端部が相手方のコネクタの係合部と係合可能なロックアームと、
    前記コネクタハウジングに移動自在に取り付けられ、前記相手方のコネクタと嵌合する際に前記ロックアームと前記係合部が完全に係合するまでは前記移動が規制され、かつ、前記ロックアームと前記係合部が完全に係合すると前記移動が許容されるロック保障部材と、を備えたコネクタにおいて、
    前記ロック保障部材が、前記コネクタハウジングに移動自在に取り付けられる本体部と、前記本体部に連なる弾性アームと、前記弾性アームから突出して設けられかつ前記ロックアームの前記一端部と当該ロックアームの弾性変形する方向重なる突部と、を備え、
    前記コネクタハウジングには、前記ロックアームの他端側に、前記ロックアームの一端部と前記相手方のコネクタの前記係合部との係合を解除する操作部が設けられていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記弾性アームが、一端部が前記本体部に連なり、かつ、他端部が自由端となっているとともに、
    前記突部が、前記弾性アームの前記他端部に設けられたことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記弾性アームの前記他端部に、前記ロックアームと前記係合部が完全に係合するまでは前記ロックアームの一端部と干渉して前記移動を規制し、かつ、前記ロックアームと前記係合部が完全に係合すると前記係合部によって前記ロックアームの一端部への干渉が解除されて前記移動を許容する干渉部が設けられたことを備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
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