JP2020068128A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ハウジング同士の嵌合作業を円滑に行うことが可能なコネクタを提供すること。【解決手段】オスハウジング20のビーク部35は、頂部を境に、オスハウジング20の前方側にオスハウジング20の後方へ向かって次第に外方へ傾斜する押し戻し面36を有し、オスハウジング20の後方側にオスハウジング20の後方へ向かって次第に内方へ傾斜する引き込み面37を有する。オスハウジング20の係止突起32とメスハウジング50のロック片64との境に嵌合保証部材80の係止アーム90の係止爪91が達した時点で、嵌合保証部材80の弾性アーム95の押圧爪96がビーク部35の頂部を越えて引き込み面37側に配置される。【選択図】図11

Description

本発明は、コネクタに関する。
ハウジング同士の嵌合状態をCPA部材で保証するコネクタ位置保証(CPA:Connector Position Assurance)機能を備えたコネクタがある(例えば、特許文献1参照)。このCPA機能を備えたコネクタでは、ロックアームを有するハウジングに嵌合保証部材を組付けて相手側ハウジングへ嵌合させることで、ハウジングのロックアームのロック部が嵌合保証部材の弾性アームの爪部によって押し込まれる。そして、ロックアームのロック部が相手側ハウジングの係止突起を乗り越えて係止した後、弾性アームの爪部が係止突起及びロック部を乗り越えてロック部を係止する。これにより、ハウジングのロックアームのロック部による相手側ハウジングの係止突起への係止状態が嵌合保証部材で維持される。そして、このコネクタでは、弾性アームの爪部が相手側ハウジングの係止突起を乗り越えさせる際に反発力が生じる。したがって、中途嵌合状態で嵌合作業を止めると、ハウジング同士が離脱されて中途嵌合が抑制される。
特許第5341477号公報
ところで、ロックアームのロック部による相手側ハウジングの係止突起の係止後、弾性アームの爪部が係止突起及びロック部を乗り越えてロック部を係止するとき、爪部が係止突起とロック部との境を通過することとなる。すると、係止突起とロック部との境を爪部が通過する際の引っ掛かる感触が嵌合作業を行う作業者に伝わり、その感触を嵌合保証部材の装着完了と認識してしまい、ハウジング同士の嵌合作業が滞るおそれがあった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ハウジング同士の嵌合作業を円滑に行うことが可能なコネクタを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタは、下記(1)〜(4)を特徴としている。
(1) 第一ハウジングと、前記第一ハウジングに嵌合される第二ハウジングと、前記第二ハウジングに組付けられて前記第一ハウジングに対する前記第二ハウジングの嵌合状態を保証する嵌合保証部材と、を備えたコネクタであって、
前記第一ハウジングは、それぞれ外周面から外方へ突出する係止突起及びビーク部を備え、
前記第二ハウジングは、前記第一ハウジングと嵌合されることで前記係止突起を乗り越えて係止するロック片を有するロックアームを備え、
前記嵌合保証部材は、前記ロック片を押圧して前記係止突起を乗り越えさせるとともに、前記係止突起及び前記係止突起を係止した前記ロック片を乗り越えて係止する係止爪を有する係止アームと、前記第一ハウジングに対する前記第二ハウジングの嵌合途中に、先端の押圧爪が前記ビーク部と接触することで弾性変形して前記第一ハウジングから離脱する方向の反発力を生じさせる弾性アームと、を備え、
前記ビーク部は、頂部を境に、前記第一ハウジングの前方側に前記第一ハウジングの後方へ向かって次第に外方へ傾斜する押し戻し面を有し、前記第一ハウジングの後方側に前記第一ハウジングの後方へ向かって次第に内方へ傾斜する引き込み面を有し、
前記係止突起と前記係止突起を係止した前記ロック片との境に前記係止アームの前記係止爪が達した時点で、前記弾性アームの前記押圧爪が前記ビーク部の前記頂部を越えて前記引き込み面側に配置される
ことを特徴とするコネクタ。
(2) 前記係止突起を係止した前記ロック片は、外面が前記係止突起の頂部よりも内側に配置される
ことを特徴とする(1)に記載のコネクタ。
(3) 前記ロック片は、その外面が、前記第二ハウジングの前方側へ向かって次第に内方へ傾斜する傾斜面とされている
ことを特徴とする(1)または(2)に記載のコネクタ。
(4) 前記第一ハウジングには、一対の前記ビーク部が外周面における互いに反対側に設けられ、前記嵌合保証部材には、前記ビーク部にそれぞれ接触する前記押圧爪を有する一対の前記弾性アームが設けられている
ことを特徴とする(1)〜(3)のいずれか一つに記載のコネクタ。
上記(1)の構成のコネクタによれば、第一ハウジングに対して第二ハウジングが嵌合されて係止アームの係止爪が係止突起とロック片との境に達した時点で、嵌合保証部材の弾性アームの押圧爪がビーク部の頂部を越えて引き込み面側に配置される。これにより、押圧爪が引き込み面に沿って案内されることで弾性アームが第一ハウジング側へ引き込まれる。したがって、係止アームの係止爪が係止突起とロック片との境を通過する際の引っ掛かる感触を作業者に対して感じさせにくくすることができる。これにより、作業者による嵌合作業を円滑に行わせることができる。
上記(2)の構成のコネクタによれば、係止突起を係止したロック片の外面が係止突起の頂部よりも内側に配置されるので、係止突起とロック片との境を係止アームの係止爪が円滑に通過されることとなる。これにより、引っ掛かる感触を作業者へより感じさせにくくすることができる。
上記(3)の構成のコネクタによれば、係止突起とロック片との境を越えた係止アームの係止爪を、第二ハウジングの前方側へ向かって次第に内方へ傾斜する傾斜面とされたロック片の傾斜した外面によって第二ハウジングの前方へ案内させることができる。これにより、引っ掛かる感触を作業者へより感じさせにくくすることができる。
上記(4)の構成のコネクタによれば、第一ハウジングの一対のビーク部に嵌合保証部材の一対の弾性アームの押圧爪が接触することで、反発力及び引き込み力をバランスよく生じさせることができる。
本発明によれば、ハウジング同士の嵌合作業を円滑に行うことが可能なコネクタを提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本実施形態に係るコネクタを示す分解斜視図である。 図2は、本実施形態に係るコネクタを示す図であって、図2(a)は、オスハウジング側からの正面図、図2(b)は、オスハウジング、メスハウジング及び嵌合保証部材の側面図である。 図3は、本実施形態に係るコネクタを示す図であって、図3(a)は図2(a)におけるA−A断面図、図3(b)は図2(a)におけるB−B断面図、図3(c)は図2(a)におけるC−C断面図である。 図4は、オスハウジングの分解斜視図である。 図5は、メスハウジングの分解斜視図である。 図6は、嵌合保証部材を示す図であって、図6(a)は斜視図、図6(b)は鉛直方向に沿って切断した斜視図、図6(c)は水平方向に沿って切断した斜視図である。 図7は、コネクタの嵌合操作時の状態を示す図であって、図7(a)は図2(a)におけるA−A断面図、図7(b)は図2(a)におけるB−B断面図、図7(c)は図2(a)におけるC−C断面図である。 図8は、コネクタの嵌合操作時の状態を示す図であって、図8(a)は図2(a)におけるA−A断面図、図8(b)は図2(a)におけるB−B断面図、図8(c)は図2(a)におけるC−C断面図である。 図9は、コネクタの嵌合操作時の状態を示す図であって、図9(a)は図2(a)におけるA−A断面図、図9(b)は図2(a)におけるB−B断面図、図9(c)は図2(a)におけるC−C断面図である。 図10は、コネクタの嵌合操作時の状態を示す図であって、図10(a)は図2(a)におけるA−A断面図、図10(b)は図2(a)におけるB−B断面図、図10(c)は図2(a)におけるC−C断面図である。 図11は、コネクタの嵌合操作時の状態を示す図であって、図11(a)は図2(a)におけるA−A断面図、図11(b)は図2(a)におけるB−B断面図、図11(c)は図2(a)におけるC−C断面図である。 図12は、コネクタの嵌合操作時の状態を示す図であって、図12(a)は図2(a)におけるA−A断面図、図12(b)は図2(a)におけるB−B断面図、図12(c)は図2(a)におけるC−C断面図である。 図13は、コネクタの離脱操作時の状態を示す図であって、図13(a)は図2(a)におけるA−A断面図、図13(b)は図2(a)におけるB−B断面図、図13(c)は図2(a)におけるC−C断面図である。 図14は、コネクタの離脱操作時の状態を示す図であって、図14(a)は図2(a)におけるA−A断面図、図14(b)は図2(a)におけるB−B断面図、図14(c)は図2(a)におけるC−C断面図である。 図15は、ロック片の他の形状を示すロック片及びその周辺の断面図である。
以下、本発明に係る実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るコネクタを示す分解斜視図である。図2は、本実施形態に係るコネクタを示す図であって、図2(a)は、オスハウジング側からの正面図、図2(b)は、オスハウジング、メスハウジング及び嵌合保証部材の側面図である。図3は、本実施形態に係るコネクタを示す図であって、図3(a)は図2(a)におけるA−A断面図、図3(b)は図2(a)におけるB−B断面図、図3(c)は図2(a)におけるC−C断面図である。
図1〜図3に示すように、本実施形態に係るコネクタ10は、オスハウジング(第一ハウジング)20と、オスハウジング20に嵌合されるメスハウジング(第二ハウジング)50と、メスハウジング50に組付けられる嵌合保証部材80とを備えている。オスハウジング20は嵌合部20aを有し、メスハウジング50は接続部50aを有している。コネクタ10は、オスハウジング20の嵌合部20aにメスハウジング50の接続部50aを嵌合させることで、オスハウジング20とメスハウジング50とが互いに接合される。このコネクタ10は、オスハウジング20に対するメスハウジング50の嵌合状態を、嵌合保証部材80によって嵌合保証するコネクタ位置保証(CPA:Connector Position Assurance)機能を備えたコネクタである。このコネクタ10は、例えば、自動車等に設けられる車載のエアバッグシステムの電気コネクタを構成する。オスハウジング20は、例えば、エアバッグシステムのインフレータなどの機器1に設けられる。
図4は、オスハウジングの分解斜視図である。
図3(a)〜図3(c)及び図4に示すように、オスハウジング20は、合成樹脂から成形されたもので、筒状の嵌合部20aを有している。このオスハウジング20には、二つのオス端子(接続端子)25が設けられている。オス端子25は、例えば、銅または銅合金等の導電性金属材料からなる細長の棒材に曲げ加工を施して形成されている。これらのオス端子25は、オスハウジング20の先端側へ延びるタブ部26と、オスハウジング20の後端側へ延びる配線部27と、これらのタブ部26と配線部27との間を繋ぐ連設部28とを有している。オス端子25は、例えば、インサート成形することでオスハウジング20に一体的に設けられている。オス端子25は、配線部27及び連設部28がオスハウジング20に埋め込まれ、タブ部26がオスハウジング20の嵌合部20aの内部に配置されている。オス端子25は、配線部27がオスハウジング20の後端面で露出されており、この配線部27に、機器1側の配線が接続される。
オスハウジング20は、オス端子25のタブ部26に隣接する位置に収容凹部30を有しており、この収容凹部30には、ショート端子31が収容されている。ショート端子31は、例えば、銅または銅合金等の導電性金属材料から形成された板状のもので、接点31aを有している。ショート端子31は、オスハウジング20にメスハウジング50が嵌合されていない非嵌合状態において、接点31aがオス端子25の配線部27に接触されている。これにより、オス端子25同士がショート端子31で導通され、例えば、エアバッグシステムのインフレータ側の回路が短絡状態とされる。これにより、例えば、インフレータ側の回路では、警告灯が点灯することで、オスハウジング20にメスハウジング50が正規嵌合されていないことが警告される。
オスハウジング20は、その上部に、係止突起32を有している。係止突起32は、オスハウジング20の上部における幅方向中央位置に形成されている。係止突起32は、オスハウジング20の外周面から突設されており、メスハウジング50との嵌合方向(以下、単に嵌合方向と呼ぶ)の前方側には、オスハウジング20の後方側へ向かって次第に上方へ傾斜したガイド面33が形成されている。
また、オスハウジング20は、その外周面における両側部に、外側へ突出する一対のビーク部35を有している。ビーク部35は、頂部を境に、オスハウジング20の前方側に押し戻し面36を有し、オスハウジング20の後方側に引き込み面37を有している。押し戻し面36は、オスハウジング20の後方へ向かって次第に外方へ傾斜する傾斜面であり、引き込み面37は、オスハウジング20の後方へ向かって次第に内方へ傾斜する傾斜面である。
図5は、メスハウジングの分解斜視図である。
図3(a)〜図3(c)及び図5に示すように、メスハウジング50は、合成樹脂から成形されたもので、接続部50aが突設されている。この接続部50aには、二つの端子収容室52が形成されている。これらの端子収容室52には、電線53の端部に接続されたメス端子(接続端子)55が収容されており、電線53は、メスハウジング50の後端から引き出されている。端子収容室52には、電線53に装着されたシール部材54がメスハウジング50の後端側から嵌め込まれている。これにより、メス端子55が収容されたメスハウジング50の端子収容室52が止水されている。
メス端子55は、例えば、銅または銅合金等の導電性金属材料から形成されたもので、電線53に圧着されて接続されている。このメス端子55は、筒状に形成された電気接続部56を有している。
メスハウジング50の接続部50aには、先端側からオスハウジング20との接合箇所をシールする環状のシール部材57が装着されている。さらに、この接続部50aには、合成樹脂から成形されたフロントホルダー58が組付けられている。そして、このフロントホルダー58が接続部50aに組付けられることで、シール部材57が接続部50aに保持されている。また、接続部50aには、オスハウジング20との嵌合方向(以下、単に嵌合方向と呼ぶ)の前方へ向かって突出する絶縁板部59が形成されている。この絶縁板部59は、端子収容室52に収容されたメス端子55の配列方向に沿って形成されている。
メスハウジング50には、その上部における後端寄りに、ロック部材61が設けられている。このロック部材61は、矩形状の枠体からなる揺動枠部62と、この揺動枠部62の先端側に連設されて一体に設けられたロックアーム63とを有している。ロックアーム63は、揺動枠部62の内側に配置されている。ロックアーム63は、後端側がメスハウジング50の上部に連設されている。ロックアーム63には、その先端部に、板状に形成されたロック片64が形成されている。このロック片64は、その外面が平坦面とされている。揺動枠部62は、その後端側が操作部65とされている。ロック部材61は、操作部65を押下することで、ロックアーム63が弾性変形する。これにより、ロックアーム63の先端のロック片64がメスハウジング50から離間する方向へ変位する。
図6は、嵌合保証部材を示す図であって、図6(a)は斜視図、図6(b)は鉛直方向に沿って切断した斜視図、図6(c)は水平方向に沿って切断した斜視図である。
図3(a)〜図3(c)及び図6(a)〜図6(c)に示すように、嵌合保証部材80は、合成樹脂から成形されたもので、底壁部81と、側壁部82と、上壁部83と、後壁部84とを有する箱型に形成されている。嵌合保証部材80は、その前方側が開口されており、メスハウジング50に対して、後端側から組付けられる。これにより、メスハウジング50は、嵌合保証部材80に嵌め込まれて周囲が覆われる。嵌合保証部材80の後壁部84には、挿通孔84aが形成されており、メスハウジング50の後端から引き出される電線53が挿通孔84aに通される。
嵌合保証部材80は、上壁部83に、係止アーム90を有している。係止アーム90は、嵌合保証部材80の前方へ向かって延びており、弾性変形可能とされている。係止アーム90には、その先端に、嵌合保証部材80の内側へ向かって突出する係止爪91が形成されている。この係止アーム90は、その先端面が押圧面92とされている。
また、嵌合保証部材80は、両側壁部82に、それぞれ弾性アーム95を有している。弾性アーム95は、嵌合保証部材80の前方へ向かって延びており、弾性変形可能とされている。弾性アーム95には、その先端に、嵌合保証部材80の内側へ向かって突出する押圧爪96が形成されている。
次に、上記構造のコネクタ10において、オスハウジング20とメスハウジング50とを嵌合させる場合について説明する。
図7〜図12は、コネクタの嵌合操作時の状態の変化を示す図である。
まず、メスハウジング50の後端側から嵌合保証部材80を組付け、嵌合保証部材80内にメスハウジング50を嵌め込む。このようにすると、嵌合保証部材80の係止アーム90の押圧面92がメスハウジング50のロック部材61のロックアーム63に形成されたロック片64に当接される。
メスハウジング50に嵌合保証部材80を組付けたら、図7(a)〜図7(c)に示すように、嵌合保証部材80が組付けられたメスハウジング50の接続部50aをオスハウジング20の嵌合部20aに近接させて嵌め込む。
オスハウジング20の嵌合部20aにメスハウジング50の接続部50aを嵌め込んだら、メスハウジング50に仮係止された嵌合保証部材80をオスハウジング20へ向かって押し込む。すると、図8(a)に示すように、ロックアーム63のロック片64がオスハウジング20の係止突起32のガイド面33に当接して摺動し、この係止突起32を乗り上げ始める。この中途嵌合状態において、図8(b)に示すように、オスハウジング20の嵌合部20aがメスハウジング50の接続部50aのシール部材57に接触し始める。また、メスハウジング50の端子収容室52へオス端子25のタブ部26の先端部分が僅かに挿入される。なお、この時点で、オス端子25はメス端子55に対して非接触の状態である。また、この中途嵌合状態では、図8(c)に示すように、嵌合保証部材80の弾性アーム95の押圧爪96は、オスハウジング20のビーク部35よりも後方側に配置される。
そして、この中途嵌合状態では、係止突起32をロック片64が乗り上げ始めたロックアーム63で反発力が生じる。したがって、この中途嵌合状態で嵌め込み作業を止めると、ロックアーム63で生じた反発力によってオスハウジング20に対してメスハウジング50が嵌合保証部材80とともに押し戻される。
嵌合保証部材80をオスハウジング20へ向かってさらに押し込むと、図9(a)に示すように、ロックアーム63のロック片64がオスハウジング20の係止突起32に乗り上げ、さらに、係止突起32のガイド面33に嵌合保証部材80の係止アーム90の係止爪91が当接される。この中途嵌合状態において、図9(b)に示すように、オスハウジング20の嵌合部20aがメスハウジング50の接続部50aのシール部材57に密着し、オスハウジング20とメスハウジング50との接合箇所がシールされる。なお、メスハウジング50の端子収容室52へオス端子25のタブ部26が挿入されるが、この時点においても、オス端子25はメス端子55に対して確実に接触していない状態である。また、この中途嵌合状態では、図9(c)に示すように、嵌合保証部材80の弾性アーム95の押圧爪96が、オスハウジング20のビーク部35の押し戻し面36に接触し、ビーク部35を乗り上げ始める。
そして、この中途嵌合状態では、係止爪91が係止突起32のガイド面33を摺動する係止アーム90及び押圧爪96がビーク部35の押し戻し面36に接触してビーク部35を乗り上げ始めた弾性アーム95で反発力が生じる。したがって、この中途嵌合状態で嵌め込み作業を止めた場合も、係止アーム90及び弾性アーム95で生じた反発力によってオスハウジング20に対してメスハウジング50が嵌合保証部材80とともに押し戻される。
嵌合保証部材80をオスハウジング20へ向かってさらに押し込むと、図10(a)に示すように、ロックアーム63のロック片64がオスハウジング20の係止突起32をほぼ乗り越え、さらに、係止突起32のガイド面33を係止アーム90の係止爪91が摺動する。この中途嵌合状態では、図10(b)に示すように、メスハウジング50の端子収容室52へオス端子25のタブ部26が挿入され、オス端子25とメス端子55とが導通される。また、メスハウジング50の絶縁板部59によってオスハウジング20のショート端子31が押し下げられて接点31aがオス端子25のタブ部26から離間され、ショート端子31によるオス端子25同士の導通状態が解除される。これにより、例えば、インフレータ側の回路において、警告灯が消灯する。また、この中途嵌合状態では、図10(c)に示すように、オスハウジング20のビーク部35の押し戻し面36を嵌合保証部材80の弾性アーム95の押圧爪96が摺動する。
そして、この中途嵌合状態では、係止爪91が係止突起32のガイド面33を摺動する係止アーム90及び押圧爪96がビーク部35の押し戻し面36を摺動する弾性アーム95で反発力が生じる。したがって、この中途嵌合状態で嵌め込み作業を止めた場合も、係止アーム90及び弾性アーム95で生じた反発力によってオスハウジング20に対してメスハウジング50が嵌合保証部材80とともに押し戻される。
嵌合保証部材80をオスハウジング20へ向かってさらに押し込むと、図11(a)に示すように、ロック片64がオスハウジング20の係止突起32を乗り越えることでロックアーム63が復元し、ロック片64が係止突起32を係止する。また、押圧面92でロック片64を押圧していた嵌合保証部材80の係止アーム90の係止爪91が係止突起32に乗り上げ、係止突起32とロック片64との境に達する。この状態で、図11(b)に示すように、オスハウジング20に対してメスハウジング50が嵌合された状態となり、メスハウジング50の端子収容室52へオス端子25のタブ部26が挿入され、オス端子25とメス端子55とが導通されて電気的に接続される。この嵌合状態において、図11(c)に示すように、嵌合保証部材80の弾性アーム95の押圧爪96は、オスハウジング20のビーク部35の頂部を僅かに乗り越えて引き込み面37側に達する。
そして、オスハウジング20に対してメスハウジング50が嵌合されると、嵌合保証部材80は、オスハウジング20のビーク部35の頂部を僅かに超えた位置に達した弾性アーム95の押圧爪96がビーク部35の引き込み面37に接する。すると、弾性アーム95の弾性力によって押圧爪96が引き込み面37に押し付けられる。これにより、弾性アーム95には、嵌合保証部材80をオスハウジング20側へ引き込む引き込み力が生じ、その引き込み力が嵌合保証部材80に付与される。
また、このとき、ロック片64の平坦面からなる外面は、係止突起32の頂部位置よりも内側に配置される。したがって、係止突起32とロック片64との境に達した係止アーム90の係止爪91は、嵌合保証部材80がオスハウジング20側へ引き込まれることで、ロック片64に引っ掛かることなく円滑にロック片64を乗り越える。
そして、図12(a)〜図12(c)に示すように、嵌合保証部材80は、係止アーム90の係止爪91が、係止突起32を係止しているロック片64を乗り越えて係止する(図12(a)参照)。これにより、コネクタ10は、オスハウジング20とメスハウジング50との嵌合状態が嵌合保証部材80によって保証された状態となる。
次に、上記構造のコネクタ10において、嵌合保証部材80を外し、嵌合状態のオスハウジング20とメスハウジング50とを離脱させる場合について説明する。
図13及び図14は、コネクタの離脱操作時の状態の変化を示す図である。
オスハウジング20とメスハウジング50とを離脱させるには、まず、図13(a)〜図13(c)に示すように、嵌合保証部材80をメスハウジング50の後方側へ移動させる。すると、ロック片64を係止していた係止アーム90の係止爪91がロック片64から外れる(図13(a)参照)。このとき、嵌合保証部材80の弾性アーム95の押圧爪96は、オスハウジング20のビーク部35の引き込み面37に当接される(図13(c)参照)。
その後、図14(a)〜図14(c)に示すように、嵌合保証部材80をメスハウジング50の後方側へさらに移動させる。すると、係止アーム90の係止爪91が係止突起32から外れる(図14(a)参照)。また、弾性アーム95の押圧爪96は、オスハウジング20のビーク部35の頂部を越えて押し戻し面36側へ配置される(図14(c)参照)。
このように、嵌合保証部材80をメスハウジング50の後端側へ移動させる際に、弾性アーム95の押圧爪96は、ビーク部35に引っ掛かることなくビーク部35の引き込み面37を滑らかに摺動して頂部を超える。また、弾性アーム95の押圧爪96がビーク部35を超えて押し戻し面36に達すると、押圧爪96が弾性アーム95の弾性力で押し戻し面36に押し付けられる。これにより、嵌合保証部材80には、メスハウジング50の後方へ向かう反発力が付与される。したがって、嵌合保証部材80の離脱作業を容易に行うことができる。
嵌合保証部材80をメスハウジング50の後方へ移動させたら、メスハウジング50のロック部材61の操作部65を押し下げる。すると、揺動枠部62が揺動してロックアーム63が弾性変形し、ロック片64が係止突起32から外れる。したがって、この状態で、オスハウジング20からメスハウジング50を引き抜くことで、オスハウジング20とメスハウジング50とが離脱され、オス端子25とメス端子55との電気的な接続状態が解除される。
以上、説明したように、本実施形態に係るコネクタによれば、オスハウジング20に対してメスハウジング50が嵌合されて係止アーム90の係止爪91が係止突起32とロック片64との境に達した時点で、嵌合保証部材80の弾性アーム95の押圧爪96がビーク部35の頂部を越えて引き込み面37側に配置される。これにより、押圧爪96が引き込み面37に沿って案内されることで弾性アーム95がオスハウジング20側へ引き込まれる。したがって、係止アーム90の係止爪91が係止突起32とロック片64との境を通過する際の引っ掛かる感触を作業者に対して感じさせにくくすることができる。これにより、作業者による嵌合作業を円滑に行わせることができる。
しかも、係止突起32を係止したロック片64の外面が係止突起32の頂部よりも内側に配置されるので、係止突起32とロック片64との境を係止アーム90の係止爪91が円滑に通過されることとなる。これにより、引っ掛かる感触を作業者へより感じさせにくくすることができる。
また、オスハウジング20の外周面において、互いに反対側に設けられた一対のビーク部35に嵌合保証部材80の一対の弾性アーム95の押圧爪96が接触することで、反発力及び引き込み力をバランスよく生じさせることができる。
なお、上記実施形態では、オスハウジング20がインフレータなどの機器1に設けられる場合を例示したが、オスハウジング20としては、電線に接続されたオス端子を端子収容室に収容する構造であってもよい。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、図15に示すように、ロック片64の外面を、オスハウジング20への嵌合方向の前方側へ向かって次第に内方へ傾斜する傾斜面としてもよい。このようにすれば、係止突起32とロック片64との境に達した係止アーム90の係止爪91を、ロック片64の傾斜した外面によってメスハウジング50の前方へ案内させることができる。これにより、係止突起32とロック片64との境に係止爪91が引っ掛かる感触を作業者へより感じさせにくくすることができる。
ここで、上述した本発明に係るコネクタの実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[4]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 第一ハウジング(オスハウジング20)と、前記第一ハウジング(オスハウジング20)に嵌合される第二ハウジング(メスハウジング50)と、前記第二ハウジング(メスハウジング50)に組付けられて前記第一ハウジング(オスハウジング20)に対する前記第二ハウジング(メスハウジング50)の嵌合状態を保証する嵌合保証部材(80)と、を備えたコネクタ(10)であって、
前記第一ハウジング(オスハウジング20)は、それぞれ外周面から外方へ突出する係止突起(32)及びビーク部(35)を備え、
前記第二ハウジング(メスハウジング50)は、前記第一ハウジング(オスハウジング20)と嵌合されることで前記係止突起(32)を乗り越えて係止するロック片(64)を有するロックアーム(63)を備え、
前記嵌合保証部材(80)は、前記ロック片(64)を押圧して前記係止突起(32)を乗り越えさせるとともに、前記係止突起(32)及び前記係止突起(32)を係止した前記ロック片(64)を乗り越えて係止する係止爪(91)を有する係止アーム(90)と、前記第一ハウジング(オスハウジング20)に対する前記第二ハウジング(メスハウジング50)の嵌合途中に、先端の押圧爪(96)が前記ビーク部(35)と接触することで弾性変形して前記第一ハウジング(オスハウジング20)から離脱する方向の反発力を生じさせる弾性アーム(95)と、を備え、
前記ビーク部(35)は、頂部を境に、前記第一ハウジング(オスハウジング20)の前方側に前記第一ハウジング(オスハウジング20)の後方へ向かって次第に外方へ傾斜する押し戻し面(36)を有し、前記第一ハウジング(オスハウジング20)の後方側に前記第一ハウジング(オスハウジング20)の後方へ向かって次第に内方へ傾斜する引き込み面(37)を有し、
前記係止突起(32)と前記係止突起(32)を係止した前記ロック片(64)との境に前記係止アーム(90)の前記係止爪(91)が達した時点で、前記弾性アーム(95)の前記押圧爪(96)が前記ビーク部(35)の前記頂部を越えて前記引き込み面(37)側に配置される
ことを特徴とするコネクタ。
[2] 前記係止突起(32)を係止した前記ロック片(64)は、外面が前記係止突起(32)の頂部よりも内側に配置される
ことを特徴とする[1]に記載のコネクタ。
[3] 前記ロック片(64)は、その外面が、前記第二ハウジング(メスハウジング50)の前方側へ向かって次第に内方へ傾斜する傾斜面とされている
ことを特徴とする[1]または[2]に記載のコネクタ。
[4] 前記第一ハウジング(オスハウジング20)には、一対の前記ビーク部(35)が外周面における互いに反対側に設けられ、前記嵌合保証部材(80)には、前記ビーク部(35)にそれぞれ接触する前記押圧爪(96)を有する一対の前記弾性アーム(95)が設けられている
ことを特徴とする[1]〜[3]のいずれか一つに記載のコネクタ。
10:コネクタ
20:オスハウジング(第一ハウジング)
32:係止突起
35:ビーク部
36:押し戻し面
37:引き込み面
50:メスハウジング(第二ハウジング)
63:ロックアーム
64:ロック片
80:嵌合保証部材
90:係止アーム
91:係止爪
95:弾性アーム
96:押圧爪

Claims (4)

  1. 第一ハウジングと、前記第一ハウジングに嵌合される第二ハウジングと、前記第二ハウジングに組付けられて前記第一ハウジングに対する前記第二ハウジングの嵌合状態を保証する嵌合保証部材と、を備えたコネクタであって、
    前記第一ハウジングは、それぞれ外周面から外方へ突出する係止突起及びビーク部を備え、
    前記第二ハウジングは、前記第一ハウジングと嵌合されることで前記係止突起を乗り越えて係止するロック片を有するロックアームを備え、
    前記嵌合保証部材は、前記ロック片を押圧して前記係止突起を乗り越えさせるとともに、前記係止突起及び前記係止突起を係止した前記ロック片を乗り越えて係止する係止爪を有する係止アームと、前記第一ハウジングに対する前記第二ハウジングの嵌合途中に、先端の押圧爪が前記ビーク部と接触することで弾性変形して前記第一ハウジングから離脱する方向の反発力を生じさせる弾性アームと、を備え、
    前記ビーク部は、頂部を境に、前記第一ハウジングの前方側に前記第一ハウジングの後方へ向かって次第に外方へ傾斜する押し戻し面を有し、前記第一ハウジングの後方側に前記第一ハウジングの後方へ向かって次第に内方へ傾斜する引き込み面を有し、
    前記係止突起と前記係止突起を係止した前記ロック片との境に前記係止アームの前記係止爪が達した時点で、前記弾性アームの前記押圧爪が前記ビーク部の前記頂部を越えて前記引き込み面側に配置される
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記係止突起を係止した前記ロック片は、外面が前記係止突起の頂部よりも内側に配置される
    ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記ロック片は、その外面が、前記第二ハウジングの前方側へ向かって次第に内方へ傾斜する傾斜面とされている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記第一ハウジングには、一対の前記ビーク部が外周面における互いに反対側に設けられ、前記嵌合保証部材には、前記ビーク部にそれぞれ接触する前記押圧爪を有する一対の前記弾性アームが設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のコネクタ。
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