JP2965498B2 - 電気コネクタ組立体 - Google Patents
電気コネクタ組立体Info
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- H01R13/66—Structural association with built-in electrical component
- H01R13/70—Structural association with built-in electrical component with built-in switch
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- H01R13/7031—Shorting, shunting or bussing of different terminals interrupted or effected on engagement of coupling part, e.g. for ESD protection, line continuity
- H01R13/7032—Shorting, shunting or bussing of different terminals interrupted or effected on engagement of coupling part, e.g. for ESD protection, line continuity making use of a separate bridging element directly cooperating with the terminals
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- H01R13/436—Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
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Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は短絡用クリップを有
する電気コネクタ組立体に関し、特に、一対の適合する
コネクタ組立体を有する電気コネクタ組立体であって、
一対のコネクタ組立体を一緒に接続したときには、第1
の短絡経路を遮断(ブレーク)するように、両端短絡用
クリップの一端を一方のコネクタ組立体の関連する金属
端子から自動的に係合解除し、次いで、第2の短絡経路
を遮断するように、コネクタ位置保証部材により、短絡
用クリップの他端を関連する金属端子から自動的に係合
解除し、もって、コネクタ組立体が適正に適合しない限
り、第2の短絡経路を遮断できないようにした電気コネ
クタ組立体に関する。
する電気コネクタ組立体に関し、特に、一対の適合する
コネクタ組立体を有する電気コネクタ組立体であって、
一対のコネクタ組立体を一緒に接続したときには、第1
の短絡経路を遮断(ブレーク)するように、両端短絡用
クリップの一端を一方のコネクタ組立体の関連する金属
端子から自動的に係合解除し、次いで、第2の短絡経路
を遮断するように、コネクタ位置保証部材により、短絡
用クリップの他端を関連する金属端子から自動的に係合
解除し、もって、コネクタ組立体が適正に適合しない限
り、第2の短絡経路を遮断できないようにした電気コネ
クタ組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のクッション抑制装置の如き電気
的に付勢可能なチャージや始動器(イグニッタ)を取り
扱う際に、使用前にチャージや始動器に接続されたワイ
ヤ又はリード線を短絡させるのが慣行である。短絡を行
えば、静電気即ちRF干渉によりチャージや始動器の早
期の偶発的な作動を生じさせるようなリード線の両側の
通電即ち電圧降下の発生の可能性を無くすことができ
る。また、適合できる2つのコネクタ組立体を有する電
気コネクタ手段を使用する技術も知られている。この場
合、一方のコネクタ組立体は、2つのコネクタ組立体の
連結が解除されたときに、端子を横切る母線分流を提供
するために関連する端子に係合するような位置の方へ自
動的に偏倚されるバネクリップの形をした短絡手段を有
し、他方のコネクタ組立体は、バネ偏倚された短絡用ク
リップに係合して、コネクタ組立体の適合する端子が互
いに係合した後に、短絡用クリップを関連する端子から
自動的に係合解除させる。このような構成においては、
コネクタ組立体のそれぞれの端子は、他方のコネクタ組
立体のカム手段が短絡手段を一方のコネクタ組立体の関
連する端子から係合解除する前に、互いに係合せしめら
れる。このような構成は本出願人に係る米国特許第3,
869,191号明細書に開示されている。
的に付勢可能なチャージや始動器(イグニッタ)を取り
扱う際に、使用前にチャージや始動器に接続されたワイ
ヤ又はリード線を短絡させるのが慣行である。短絡を行
えば、静電気即ちRF干渉によりチャージや始動器の早
期の偶発的な作動を生じさせるようなリード線の両側の
通電即ち電圧降下の発生の可能性を無くすことができ
る。また、適合できる2つのコネクタ組立体を有する電
気コネクタ手段を使用する技術も知られている。この場
合、一方のコネクタ組立体は、2つのコネクタ組立体の
連結が解除されたときに、端子を横切る母線分流を提供
するために関連する端子に係合するような位置の方へ自
動的に偏倚されるバネクリップの形をした短絡手段を有
し、他方のコネクタ組立体は、バネ偏倚された短絡用ク
リップに係合して、コネクタ組立体の適合する端子が互
いに係合した後に、短絡用クリップを関連する端子から
自動的に係合解除させる。このような構成においては、
コネクタ組立体のそれぞれの端子は、他方のコネクタ組
立体のカム手段が短絡手段を一方のコネクタ組立体の関
連する端子から係合解除する前に、互いに係合せしめら
れる。このような構成は本出願人に係る米国特許第3,
869,191号明細書に開示されている。
【0003】本願と共願の米国特許出願番号第8136
949号明細書(USSN 8136949)には、上
述の型式の新規で改善された電気コネクタ組立体が記載
されている。この米国特許出願明細書においては、一方
のコネクタ組立体に担持された短絡手段は、コネクタ組
立体の係合が解除されたときに端子を横切る母線分流を
自動的に提供するように関連する端子に係合するような
位置の方へ自動的に偏倚される短絡用バネクリップの形
をしており、コネクタ組立体は、コネクタ組立体が一緒
に適正に適合するのを保証するコネクタ位置保証部材を
有し、このコネクタ位置保証部材は、コネクタ組立体が
適正に適合された場合(即ち、適正に一緒に連結された
場合)にのみ、短絡用クリップを関連する端子から自動
的に係合解除するために短絡用クリップに係合するカム
手段を有する。この短絡用構成は早期の作動が生じない
ことを保証する。その理由は、短絡用クリップの係合解
除前に、コネクタ組立体が一緒に適正に連結されねばな
らず、コネクタ位置保証部材が適正に連結されねばなら
ないからである。また、上記米国特許出願明細書におい
ては、二重短絡用構成も記載されており、この構成にお
いては、一方のコネクタ組立体のカム手段が最初に短絡
用クリップの一端を関連する端子から係合解除し、次い
で、コネクタ位置保証部材のカム手段が短絡用クリップ
の他端を端子から係合解除する。この二重短絡用構成は
クッション抑制装置の早期の作動が生じないことを保証
する。
949号明細書(USSN 8136949)には、上
述の型式の新規で改善された電気コネクタ組立体が記載
されている。この米国特許出願明細書においては、一方
のコネクタ組立体に担持された短絡手段は、コネクタ組
立体の係合が解除されたときに端子を横切る母線分流を
自動的に提供するように関連する端子に係合するような
位置の方へ自動的に偏倚される短絡用バネクリップの形
をしており、コネクタ組立体は、コネクタ組立体が一緒
に適正に適合するのを保証するコネクタ位置保証部材を
有し、このコネクタ位置保証部材は、コネクタ組立体が
適正に適合された場合(即ち、適正に一緒に連結された
場合)にのみ、短絡用クリップを関連する端子から自動
的に係合解除するために短絡用クリップに係合するカム
手段を有する。この短絡用構成は早期の作動が生じない
ことを保証する。その理由は、短絡用クリップの係合解
除前に、コネクタ組立体が一緒に適正に連結されねばな
らず、コネクタ位置保証部材が適正に連結されねばなら
ないからである。また、上記米国特許出願明細書におい
ては、二重短絡用構成も記載されており、この構成にお
いては、一方のコネクタ組立体のカム手段が最初に短絡
用クリップの一端を関連する端子から係合解除し、次い
で、コネクタ位置保証部材のカム手段が短絡用クリップ
の他端を端子から係合解除する。この二重短絡用構成は
クッション抑制装置の早期の作動が生じないことを保証
する。
【0004】
【発明の構成並びに作用効果】本発明は上述の米国特許
出願明細書に記載された型式の改善した電気コネクタ組
立体を提供し、この電気コネクタ組立体においては、短
絡用クリップ又はクリップを収容したコネクタ組立体を
包囲する第3のハウジングが設けてある。第3のハウジ
ングは、(1)コネクタ組立体のための環境保護即ち防
水、(2)端子に接続されたコンダクタ(導体)ワイヤ
のための歪み解放、(3)つながれたコネクタ位置保証
部材、(4)コネクタ組立体内のすべての端子が絶縁ハ
ウジング内で適正に連結されることを保証するための端
子位置保証部材、及び、(5)コネクタ組立体のポンプ
ハンドルラッチ部材の上方に位置し、コネクタ位置保証
部材が第3のハウジングから連結解除された場合にのみ
ラッチ部材を他方のコネクタ組立体から解放するように
押圧されて、コネクタ組立体間の連結解除前に端子を横
切る短絡経路の形成を保証する偏向可能なドーム、を提
供する。
出願明細書に記載された型式の改善した電気コネクタ組
立体を提供し、この電気コネクタ組立体においては、短
絡用クリップ又はクリップを収容したコネクタ組立体を
包囲する第3のハウジングが設けてある。第3のハウジ
ングは、(1)コネクタ組立体のための環境保護即ち防
水、(2)端子に接続されたコンダクタ(導体)ワイヤ
のための歪み解放、(3)つながれたコネクタ位置保証
部材、(4)コネクタ組立体内のすべての端子が絶縁ハ
ウジング内で適正に連結されることを保証するための端
子位置保証部材、及び、(5)コネクタ組立体のポンプ
ハンドルラッチ部材の上方に位置し、コネクタ位置保証
部材が第3のハウジングから連結解除された場合にのみ
ラッチ部材を他方のコネクタ組立体から解放するように
押圧されて、コネクタ組立体間の連結解除前に端子を横
切る短絡経路の形成を保証する偏向可能なドーム、を提
供する。
【0005】上述の特徴は第3のハウジングを2つの半
部分にて構成することにより達成される。2つの半部分
とは、ヒンジを介して相互連結された床部及びカバー部
である。カバー部は、カバー部と床部とが並置関係とな
る開位置から、カバー部が床部に重なりスナップ式に床
部に結合される閉位置へ枢動できる。第3のハウジング
は、関連するコネクタ組立体を摺動自在に受け入れるた
めの開いた前端部分を有し、コネクタ組立体にスナップ
式に嵌合連結され、そのコネクタ組立体を包囲して環境
防水保護を行う。第3のハウジングは、閉位置にあると
きに一対の側開口を形成する。一方の側開口はコネクタ
組立体の端子に接続される導体のための直角通路として
作用し、導体に対する歪み解除を行う。他方の側開口は
つなぎ部材を介してコネクタ位置保証部材に一体的に連
結された溝付きリテーナを収容し、コネクタ位置保証部
材を第3のハウジング上に常に保持させる。第3のハウ
ジングの床部は、これと一体で片持ち梁式に支持された
前方に延びる端子位置保証部材を有する。これらの端子
位置保証部材はコネクタ組立体内の端子と係合でき、す
べての端子の適正な接続を保証する。
部分にて構成することにより達成される。2つの半部分
とは、ヒンジを介して相互連結された床部及びカバー部
である。カバー部は、カバー部と床部とが並置関係とな
る開位置から、カバー部が床部に重なりスナップ式に床
部に結合される閉位置へ枢動できる。第3のハウジング
は、関連するコネクタ組立体を摺動自在に受け入れるた
めの開いた前端部分を有し、コネクタ組立体にスナップ
式に嵌合連結され、そのコネクタ組立体を包囲して環境
防水保護を行う。第3のハウジングは、閉位置にあると
きに一対の側開口を形成する。一方の側開口はコネクタ
組立体の端子に接続される導体のための直角通路として
作用し、導体に対する歪み解除を行う。他方の側開口は
つなぎ部材を介してコネクタ位置保証部材に一体的に連
結された溝付きリテーナを収容し、コネクタ位置保証部
材を第3のハウジング上に常に保持させる。第3のハウ
ジングの床部は、これと一体で片持ち梁式に支持された
前方に延びる端子位置保証部材を有する。これらの端子
位置保証部材はコネクタ組立体内の端子と係合でき、す
べての端子の適正な接続を保証する。
【0006】第3のハウジングのカバー部はチャンネル
と、ドームに隣接し、コネクタ位置保証部材を摺動自在
に受け入れるための貫通開口とを有する。コネクタ位置
保証部材はコネクタ組立体のポンプハンドルラッチ部材
の下方で摺動でき、スナップ式にカバー部に嵌合連結で
き、2つのコネクタ組立体が適正に連結された場合に短
絡用クリップを関連する端子から係合解除するためのカ
ム手段を有する。コネクタ組立体が適正に連結されなか
った場合には、コネクタ位置保証部材はポンプハンドル
ラッチ部材に係合できる。この場合、コネクタ位置保証
部材のカム手段は端子からの短絡用クリップの係合を解
除できない。
と、ドームに隣接し、コネクタ位置保証部材を摺動自在
に受け入れるための貫通開口とを有する。コネクタ位置
保証部材はコネクタ組立体のポンプハンドルラッチ部材
の下方で摺動でき、スナップ式にカバー部に嵌合連結で
き、2つのコネクタ組立体が適正に連結された場合に短
絡用クリップを関連する端子から係合解除するためのカ
ム手段を有する。コネクタ組立体が適正に連結されなか
った場合には、コネクタ位置保証部材はポンプハンドル
ラッチ部材に係合できる。この場合、コネクタ位置保証
部材のカム手段は端子からの短絡用クリップの係合を解
除できない。
【0007】コネクタ位置保証部材は、カバー部に適正
に連結されない場合は、カバー部の偏向可能なドームが
ポンプハンドルを押圧するのを阻止する。ドームにより
ポンプハンドルを押圧できるようにするためには、コネ
クタ位置保証部材をその連結位置から解除しなければな
らない。しかし、コネクタ位置保証部材を解除した場
合、そのカム手段が短絡用クリップから係合解除されて
しまうので、端子を横切る短絡が生じてしまう。
に連結されない場合は、カバー部の偏向可能なドームが
ポンプハンドルを押圧するのを阻止する。ドームにより
ポンプハンドルを押圧できるようにするためには、コネ
クタ位置保証部材をその連結位置から解除しなければな
らない。しかし、コネクタ位置保証部材を解除した場
合、そのカム手段が短絡用クリップから係合解除されて
しまうので、端子を横切る短絡が生じてしまう。
【0008】本発明は更に、部品の種々の新規な構成に
関し、本発明の更なる目的、特徴及び利点は、以下の発
明の実施の形態についての詳細な説明から明らかとなる
はずである。
関し、本発明の更なる目的、特徴及び利点は、以下の発
明の実施の形態についての詳細な説明から明らかとなる
はずである。
【0009】
【発明の実施の形態】図面を参照すると、本発明の新規
な電気コネクタ組立体10は一対の適合できるコネクタ
組立体12、14を有する。コネクタ組立体12は複数
個の横断方向で離間した円筒状の雄型ピン端子18を担
持する雄型絶縁ハウジング16を有する。コネクタ組立
体14は複数個の横断方向で離間した雌型ソケット端子
22を担持するための雌型絶縁ハウジング20を有する
(図2)。また、雌型コネクタ組立体14は一対のバネ
フィンガ25、26を備えた短絡用クリップ24を有
し、これらのバネフィンガは、コネクタ組立体12、1
4を互いに切り離したときに一対の短絡経路を形成する
ように離間した長手方向の位置で隣接する雌型端子22
に係合するような位置の方へ偏倚されている。雄型コネ
クタハウジング16はカム手段27を有し、このカム手
段は、コネクタハウジング16、20を一緒に連結した
ときに、短絡用クリップのフィンガ25に係合して、雄
型端子18に係合する雌型端子22に続く雌型端子22
から短絡用クリップのフィンガ25を係合解除する機能
を果たす。コネクタ組立体12、14はラッチ手段28
により適合位置即ち係合位置(図4、8)に保持され
る。
な電気コネクタ組立体10は一対の適合できるコネクタ
組立体12、14を有する。コネクタ組立体12は複数
個の横断方向で離間した円筒状の雄型ピン端子18を担
持する雄型絶縁ハウジング16を有する。コネクタ組立
体14は複数個の横断方向で離間した雌型ソケット端子
22を担持するための雌型絶縁ハウジング20を有する
(図2)。また、雌型コネクタ組立体14は一対のバネ
フィンガ25、26を備えた短絡用クリップ24を有
し、これらのバネフィンガは、コネクタ組立体12、1
4を互いに切り離したときに一対の短絡経路を形成する
ように離間した長手方向の位置で隣接する雌型端子22
に係合するような位置の方へ偏倚されている。雄型コネ
クタハウジング16はカム手段27を有し、このカム手
段は、コネクタハウジング16、20を一緒に連結した
ときに、短絡用クリップのフィンガ25に係合して、雄
型端子18に係合する雌型端子22に続く雌型端子22
から短絡用クリップのフィンガ25を係合解除する機能
を果たす。コネクタ組立体12、14はラッチ手段28
により適合位置即ち係合位置(図4、8)に保持され
る。
【0010】電気コネクタ組立体10は、コネクタ組立
体14とコネクタ組立体12の一部とを取り囲む第3の
ハウジング29を有する。ハウジング29はヒンジ29
Cにより相互連結された床側半部分(床部)29Aと、
カバー側半部分(カバー部)29Bとを有する。コネク
タ組立体14は床部29Aにスナップ式に嵌合連結さ
れ、カバー部29Bは、図6に示すような開いた位置か
ら、床部29Aにスナップ式に嵌合連結される閉じた位
置(図7、8)へヒンジ29Cのまわりで折り畳むこと
ができる。床部29Aは雌型絶縁ハウジング20に摺動
可能な状態で収容された端子位置保証部材30を有し、
この端子位置保証部材は、すべての雌型端子22が絶縁
ハウジング20内で適正に位置決めされるのを保証す
る。第3のハウジング29は、端子22に対して直角に
位置した一対の開口の1つを通して端子22に接続した
電気コネクタ33を保持し、歪みを解放する。ハウジン
グ29は、コネクタ組立体12、14の適正な相互連結
を保証するためのコネクタ位置保証部材34を担持す
る。コネクタ位置保証部材34は、カバー部29Bに係
止されたときに、短絡用クリップ24のバネフィンガ2
6に係合してこのバネフィンガとこれに関連する隣接の
雌型端子22との係合を解除するカム手段36を有す
る。コネクタ位置保証部材34は二重の機能を有する。
すなわち、適合したコネクタ組立体12、14が適正に
相互連結されるのを保証する機能、及び、適合したコネ
クタ組立体12、14が適正に相互連結されていない限
りは、端子22を横切る短絡経路即ち短絡回路が遮断さ
れないことを保証する機能を有する。
体14とコネクタ組立体12の一部とを取り囲む第3の
ハウジング29を有する。ハウジング29はヒンジ29
Cにより相互連結された床側半部分(床部)29Aと、
カバー側半部分(カバー部)29Bとを有する。コネク
タ組立体14は床部29Aにスナップ式に嵌合連結さ
れ、カバー部29Bは、図6に示すような開いた位置か
ら、床部29Aにスナップ式に嵌合連結される閉じた位
置(図7、8)へヒンジ29Cのまわりで折り畳むこと
ができる。床部29Aは雌型絶縁ハウジング20に摺動
可能な状態で収容された端子位置保証部材30を有し、
この端子位置保証部材は、すべての雌型端子22が絶縁
ハウジング20内で適正に位置決めされるのを保証す
る。第3のハウジング29は、端子22に対して直角に
位置した一対の開口の1つを通して端子22に接続した
電気コネクタ33を保持し、歪みを解放する。ハウジン
グ29は、コネクタ組立体12、14の適正な相互連結
を保証するためのコネクタ位置保証部材34を担持す
る。コネクタ位置保証部材34は、カバー部29Bに係
止されたときに、短絡用クリップ24のバネフィンガ2
6に係合してこのバネフィンガとこれに関連する隣接の
雌型端子22との係合を解除するカム手段36を有す
る。コネクタ位置保証部材34は二重の機能を有する。
すなわち、適合したコネクタ組立体12、14が適正に
相互連結されるのを保証する機能、及び、適合したコネ
クタ組立体12、14が適正に相互連結されていない限
りは、端子22を横切る短絡経路即ち短絡回路が遮断さ
れないことを保証する機能を有する。
【0011】コネクタ組立体12の雄型絶縁ハウジング
16は適当な誘電材料(好ましくは、プラスチック)で
できており、実質上矩形の形状を有する。絶縁ハウジン
グ16は端壁40と、頂壁41と、底壁42と、一対の
側壁43、44とを有するヘッダハウジングの形をして
おり、これらの壁が中央のキャビティ(空所)45を画
成する。端壁40は雄型ピン端子18を受け入れるため
の複数個の横断方向で離間した貫通開口46を具備す
る。雄型ピン端子18(図1には2つのみを示す)は列
をなすように整合し、キャビティ45内へ突出する前端
部分18Aと、この前端部分18Aに対して直交し、印
刷回路板48の開口47を貫通する後端部分18Bとを
有する。後端部分18Bは印刷回路板48の印刷回路
(図示せず)に接続又は溶着されるようになっている。
雄型ピン端子18は絶縁ハウジング16の端壁40内に
普通の方法で圧入保持される。雄型絶縁ハウジング16
は、端壁40と一体でその後方に位置する一対の鉤突起
49を有する。これらの突起49は絶縁ハウジング16
を印刷回路板48に取り付けるために印刷回路板48の
適当な開口(図示せず)にスナップ式に係合する。代わ
りに、印刷回路板にボルト止めできる一対の脚部をハウ
ジング16に設けることができる。
16は適当な誘電材料(好ましくは、プラスチック)で
できており、実質上矩形の形状を有する。絶縁ハウジン
グ16は端壁40と、頂壁41と、底壁42と、一対の
側壁43、44とを有するヘッダハウジングの形をして
おり、これらの壁が中央のキャビティ(空所)45を画
成する。端壁40は雄型ピン端子18を受け入れるため
の複数個の横断方向で離間した貫通開口46を具備す
る。雄型ピン端子18(図1には2つのみを示す)は列
をなすように整合し、キャビティ45内へ突出する前端
部分18Aと、この前端部分18Aに対して直交し、印
刷回路板48の開口47を貫通する後端部分18Bとを
有する。後端部分18Bは印刷回路板48の印刷回路
(図示せず)に接続又は溶着されるようになっている。
雄型ピン端子18は絶縁ハウジング16の端壁40内に
普通の方法で圧入保持される。雄型絶縁ハウジング16
は、端壁40と一体でその後方に位置する一対の鉤突起
49を有する。これらの突起49は絶縁ハウジング16
を印刷回路板48に取り付けるために印刷回路板48の
適当な開口(図示せず)にスナップ式に係合する。代わ
りに、印刷回路板にボルト止めできる一対の脚部をハウ
ジング16に設けることができる。
【0012】雄型絶縁ハウジング16は前方に突出した
カム手段27を備え、このカム手段は端壁40と一体で
雄型ピン端子18の前端部分18Aに平行な方向に突出
する3つの横断方向で離間したカムを備え、図4、8に
示すように、これらのカム27はキャビティ45内へ延
びる。カム27はテーパ状の上表面27Aを備え、図2
に示すように、カムの厚さは端壁40に隣接する端部か
ら自由端に向かって漸進的に減少する。
カム手段27を備え、このカム手段は端壁40と一体で
雄型ピン端子18の前端部分18Aに平行な方向に突出
する3つの横断方向で離間したカムを備え、図4、8に
示すように、これらのカム27はキャビティ45内へ延
びる。カム27はテーパ状の上表面27Aを備え、図2
に示すように、カムの厚さは端壁40に隣接する端部か
ら自由端に向かって漸進的に減少する。
【0013】コネクタ組立体14は適当な誘電材料(例
えば、プラスチック)でできた絶縁コネクタハウジング
20を有し、このハウジングはコネクタ組立体12のハ
ウジングに対応する実質上矩形の形状を呈する。雌型コ
ネクタハウジング20は前方の本体部分(主本体部分)
50と、後方のデッキ部分52と、ポンプハンドルラッ
チ部材54とを有する。前方の本体部分50は、雌型端
子22を受け入れるための複数個の横断方向で離間した
キャビテイ即ち長手方向に延びる開口56を有する。こ
れらのキャビティ56は平坦な底面57を備え、垂直に
延びた壁58、58Aにより互いに隔離されており、こ
れらの壁は前方の本体部分50での前端壁60からデッ
キ部分52まで延びる。壁58Aは前方の本体部分50
を3つの横断方向で離間したコンパートメントに分割す
る分割壁(セパレータ)を構成する。図3に明示するよ
うに、前方の本体部分50の後方区分50Aに沿った他
方の壁58はキャビティ56の底面57から離れてい
て、各コンパートメント内のキャビティ56はすべて、
底面57においてハウジング20の前方本体部分50の
各コンパートメントを横切って延びる矩形のキャビティ
59に連通している。キャビティ59は端子位置保証手
段30を摺動自在に収容するようになっている。これに
ついては後に詳説する。前端壁60は一対の垂直方向で
離間した開口62、64を備え、これらの開口は互いに
整合し、キャビティ56に連通している。開口64はテ
ーパ状の入口端64Aを有する。
えば、プラスチック)でできた絶縁コネクタハウジング
20を有し、このハウジングはコネクタ組立体12のハ
ウジングに対応する実質上矩形の形状を呈する。雌型コ
ネクタハウジング20は前方の本体部分(主本体部分)
50と、後方のデッキ部分52と、ポンプハンドルラッ
チ部材54とを有する。前方の本体部分50は、雌型端
子22を受け入れるための複数個の横断方向で離間した
キャビテイ即ち長手方向に延びる開口56を有する。こ
れらのキャビティ56は平坦な底面57を備え、垂直に
延びた壁58、58Aにより互いに隔離されており、こ
れらの壁は前方の本体部分50での前端壁60からデッ
キ部分52まで延びる。壁58Aは前方の本体部分50
を3つの横断方向で離間したコンパートメントに分割す
る分割壁(セパレータ)を構成する。図3に明示するよ
うに、前方の本体部分50の後方区分50Aに沿った他
方の壁58はキャビティ56の底面57から離れてい
て、各コンパートメント内のキャビティ56はすべて、
底面57においてハウジング20の前方本体部分50の
各コンパートメントを横切って延びる矩形のキャビティ
59に連通している。キャビティ59は端子位置保証手
段30を摺動自在に収容するようになっている。これに
ついては後に詳説する。前端壁60は一対の垂直方向で
離間した開口62、64を備え、これらの開口は互いに
整合し、キャビティ56に連通している。開口64はテ
ーパ状の入口端64Aを有する。
【0014】長手方向に延びたキャビティ56は雌型ソ
ケット端子22を収容するようになっている。雌型ソケ
ット端子22は任意の適当な普通の構成とすることがで
きるが、好ましくは、米国特許第4,448,477号
明細書に開示された型式のものとする。雌型ソケット端
子22の詳細は上記米国特許第4,448,477号明
細書に詳細に説明されているので、本明細書では、本発
明を理解するのに必要な程度だけ雌型ソケット端子22
を説明する。
ケット端子22を収容するようになっている。雌型ソケ
ット端子22は任意の適当な普通の構成とすることがで
きるが、好ましくは、米国特許第4,448,477号
明細書に開示された型式のものとする。雌型ソケット端
子22の詳細は上記米国特許第4,448,477号明
細書に詳細に説明されているので、本明細書では、本発
明を理解するのに必要な程度だけ雌型ソケット端子22
を説明する。
【0015】ソケット端子22は一端に細長い弾性ソケ
ット70を備え、他端にはコンダクタ(導体)取り付け
部を備え、この導体取り付け部は普通の導体コアと、コ
アへの取り付け及び絶縁導体(電気コネクタ)33の絶
縁を行う絶縁クリンプバレル(胴体)72、73とを有
する。ソケット70は一対の軸方向で離間したスプリッ
ト(割り型)チューブ75、76を有し、これらのチュ
ーブは円周方向で離間した隣接するバネストリップ78
のアレイにより連結されている。スプリットチューブ7
5、76は矩形形状を呈し、隣接するバネストリップ7
8の円周方向のアレイは矩形のスプリットチューブ7
5、76の対応する側部と一体の端部をそれぞれ有する
4つのバネストリップにより構成される。図2に示すよ
うに、バネストリップ78は各端部から内方へテーパし
ており、その最小幅部78Aはソケットに挿入された円
筒状ピン端子18に当接係合する接点を形成する。これ
については後に詳説する。ソケット端子22はU字状の
ガード80と、弾性ラッチ舌片82とを備えた保持手段
を有する。U字状のガードは対応するスプリットチュー
ブ75、76と一体で、軸方向において離間する脚部8
0A、80Bを有し、弾性ラッチ舌片82はその一端で
U字状ガード80の脚部80Aと一体となっており、細
長い弾性ソケット70の実質上軸方向に延びる。
ット70を備え、他端にはコンダクタ(導体)取り付け
部を備え、この導体取り付け部は普通の導体コアと、コ
アへの取り付け及び絶縁導体(電気コネクタ)33の絶
縁を行う絶縁クリンプバレル(胴体)72、73とを有
する。ソケット70は一対の軸方向で離間したスプリッ
ト(割り型)チューブ75、76を有し、これらのチュ
ーブは円周方向で離間した隣接するバネストリップ78
のアレイにより連結されている。スプリットチューブ7
5、76は矩形形状を呈し、隣接するバネストリップ7
8の円周方向のアレイは矩形のスプリットチューブ7
5、76の対応する側部と一体の端部をそれぞれ有する
4つのバネストリップにより構成される。図2に示すよ
うに、バネストリップ78は各端部から内方へテーパし
ており、その最小幅部78Aはソケットに挿入された円
筒状ピン端子18に当接係合する接点を形成する。これ
については後に詳説する。ソケット端子22はU字状の
ガード80と、弾性ラッチ舌片82とを備えた保持手段
を有する。U字状のガードは対応するスプリットチュー
ブ75、76と一体で、軸方向において離間する脚部8
0A、80Bを有し、弾性ラッチ舌片82はその一端で
U字状ガード80の脚部80Aと一体となっており、細
長い弾性ソケット70の実質上軸方向に延びる。
【0016】ソケット端子22は、これを図2の右から
左へ向かってキャビテイ56内へ挿入することにより、
絶縁本体(絶縁ハウジング)20に連結される。U字状
ガード80の脚部80A、80Bはキャビティ56の底
面57に沿って摺動する。ラッチ舌片82は、垂直壁5
8と一体でその横断方向にキャビティ56内まで延びる
当接部83に係合し、雌型端子22が前端壁60に係合
するまで偏向する(撓む)ことができ、端子22が前端
壁60に係合したときには、ラッチ舌片82はその通常
の自由状態位置へ戻り、当接部83の背後でラッチさ
れ、ソケット端子22の逆方向運動を阻止する。ソケッ
ト端子22は前端壁60に係合し、キャビティ56内へ
のソケット端子の過剰挿入が阻止される。開口62を設
けた理由は、端子22を交換する必要性が生じたとき
に、ラッチ舌片82のラッチを解除するために開口62
を通して適当な工具を挿入できるようにするためであ
る。また、この位置において、各ソケット端子22のソ
ケット70は、上方開口64に整合し、コネクタハウジ
ング12に接続されるときに、対応するピン18を受け
入れる。
左へ向かってキャビテイ56内へ挿入することにより、
絶縁本体(絶縁ハウジング)20に連結される。U字状
ガード80の脚部80A、80Bはキャビティ56の底
面57に沿って摺動する。ラッチ舌片82は、垂直壁5
8と一体でその横断方向にキャビティ56内まで延びる
当接部83に係合し、雌型端子22が前端壁60に係合
するまで偏向する(撓む)ことができ、端子22が前端
壁60に係合したときには、ラッチ舌片82はその通常
の自由状態位置へ戻り、当接部83の背後でラッチさ
れ、ソケット端子22の逆方向運動を阻止する。ソケッ
ト端子22は前端壁60に係合し、キャビティ56内へ
のソケット端子の過剰挿入が阻止される。開口62を設
けた理由は、端子22を交換する必要性が生じたとき
に、ラッチ舌片82のラッチを解除するために開口62
を通して適当な工具を挿入できるようにするためであ
る。また、この位置において、各ソケット端子22のソ
ケット70は、上方開口64に整合し、コネクタハウジ
ング12に接続されるときに、対応するピン18を受け
入れる。
【0017】絶縁ハウジング20は短絡用クリップ24
をも収容し、このクリップは、絶縁ハウジング20をコ
ネクタ組立体12の絶縁ハウジング16から切り離すと
きに、隣接する端子22の軸方向のスプリット(割り
型)チューブ75、76に係合するようになっている。
この目的のため、絶縁ハウジング20は横断方向で離間
した3つのキャビティ100を有し、これらのキャビテ
ィは軸方向に延び、雌型ソケット端子22を収容したキ
ャビティ56の真上に位置する。1つのみの短絡用クリ
ップ24を図示し、説明するが、各キャビティ100に
対して3つまでの短絡用クリップ24を使用することが
できる。キャビティ100は前方本体部分50の軸方向
長さの全長にわたって延びた平坦な上内壁表面102を
有し、その下方に位置するキャビティ56に隣接し、溝
穴104を介してキャビティ56に連通している。各キ
ャビティ100の上内壁表面102は下方に延びたテー
パ状のニブ即ち突起108を備え、この突起はキャビテ
ィ100内まで横断方向内方へ延びている。
をも収容し、このクリップは、絶縁ハウジング20をコ
ネクタ組立体12の絶縁ハウジング16から切り離すと
きに、隣接する端子22の軸方向のスプリット(割り
型)チューブ75、76に係合するようになっている。
この目的のため、絶縁ハウジング20は横断方向で離間
した3つのキャビティ100を有し、これらのキャビテ
ィは軸方向に延び、雌型ソケット端子22を収容したキ
ャビティ56の真上に位置する。1つのみの短絡用クリ
ップ24を図示し、説明するが、各キャビティ100に
対して3つまでの短絡用クリップ24を使用することが
できる。キャビティ100は前方本体部分50の軸方向
長さの全長にわたって延びた平坦な上内壁表面102を
有し、その下方に位置するキャビティ56に隣接し、溝
穴104を介してキャビティ56に連通している。各キ
ャビティ100の上内壁表面102は下方に延びたテー
パ状のニブ即ち突起108を備え、この突起はキャビテ
ィ100内まで横断方向内方へ延びている。
【0018】図1、2に明示するように、短絡用クリッ
プ24は両端作用型式のもので、中央のカットアウト部
112を備えた平坦な主部分即ちブリッジ部分110を
有する。短絡用クリップ24は、両端(図の前後端即ち
左右端)でブリッジ部分110と一体になった対をなす
バネフィンガ25、26を有する。フィンガ25、26
はブリッジ部分110の下方で向き合う方向へ屈曲し、
互いに近づくように延びている。バネフィンガ25、2
6はブリッジ部分110に対して鋭角(内角)114を
形成し、湾曲した端部115を有する。各対のバネフィ
ンガ25、26は溝穴116により分離され、一対の横
断方向で離間したフィンガ25、26を形成する(図
1)。溝穴116は隣接するキャビティ56間の共通垂
直壁58を受け入れ、これにより、バネフィンガ25、
26の湾曲端部115は隣接するキャビティ56まで下
方に延びて、キャビティ内に位置した雌型ソケット端子
22のスプリットチューブ75、76に係合できる。従
って、コネクタ組立体14をコネクタ組立体12から切
り離したときに、各対のバネフィンガ25、26は隣接
するキャビティ56内に位置した隣接する端子22に係
合し、隣接する端子22を横切る分路即ち短絡経路を形
成する。
プ24は両端作用型式のもので、中央のカットアウト部
112を備えた平坦な主部分即ちブリッジ部分110を
有する。短絡用クリップ24は、両端(図の前後端即ち
左右端)でブリッジ部分110と一体になった対をなす
バネフィンガ25、26を有する。フィンガ25、26
はブリッジ部分110の下方で向き合う方向へ屈曲し、
互いに近づくように延びている。バネフィンガ25、2
6はブリッジ部分110に対して鋭角(内角)114を
形成し、湾曲した端部115を有する。各対のバネフィ
ンガ25、26は溝穴116により分離され、一対の横
断方向で離間したフィンガ25、26を形成する(図
1)。溝穴116は隣接するキャビティ56間の共通垂
直壁58を受け入れ、これにより、バネフィンガ25、
26の湾曲端部115は隣接するキャビティ56まで下
方に延びて、キャビティ内に位置した雌型ソケット端子
22のスプリットチューブ75、76に係合できる。従
って、コネクタ組立体14をコネクタ組立体12から切
り離したときに、各対のバネフィンガ25、26は隣接
するキャビティ56内に位置した隣接する端子22に係
合し、隣接する端子22を横切る分路即ち短絡経路を形
成する。
【0019】短絡用クリップ24は、図2、4の左から
右へ向かって挿入することにより、雌型コネクタハウジ
ング20に連結される。短絡用クリップ24をキャビテ
ィ100内へ挿入したとき、ブリッジ部分110は内方
へ延びた突起108に係合し、雌型端子22の方へ下方
に偏向せしめられる。この運動中、バネフィンガ26が
最初に雌型端子22に係合し、次いで、バネフィンガ2
5が雌型端子22に係合する。バネフィンガ25、26
と雌型端子22との係合により、ブリッジ部分110が
突起108に接して摺動する間、バネ偏倚力がブリッジ
部分110に作用する。短絡用クリップ24のカットア
ウト部112が突起108と整合したとき、バネフィン
ガ25、26の偏倚力がブリッジ部分110を移動させ
て絶縁ハウジング20の平坦な上内壁表面102に係合
させ、短絡用クリップの逆方向運動を阻止する。短絡用
クリップ24が絶縁ハウジング20に連結されたとき、
各対のバネフィンガ25、26の湾曲端部115は隣接
する雌型端子22のスプリットチューブ75、76に係
合して、隣接する対の端子22を横切る二重の分路即ち
短絡経路を形成し、抑制装置の早期の作動を防止する。
右へ向かって挿入することにより、雌型コネクタハウジ
ング20に連結される。短絡用クリップ24をキャビテ
ィ100内へ挿入したとき、ブリッジ部分110は内方
へ延びた突起108に係合し、雌型端子22の方へ下方
に偏向せしめられる。この運動中、バネフィンガ26が
最初に雌型端子22に係合し、次いで、バネフィンガ2
5が雌型端子22に係合する。バネフィンガ25、26
と雌型端子22との係合により、ブリッジ部分110が
突起108に接して摺動する間、バネ偏倚力がブリッジ
部分110に作用する。短絡用クリップ24のカットア
ウト部112が突起108と整合したとき、バネフィン
ガ25、26の偏倚力がブリッジ部分110を移動させ
て絶縁ハウジング20の平坦な上内壁表面102に係合
させ、短絡用クリップの逆方向運動を阻止する。短絡用
クリップ24が絶縁ハウジング20に連結されたとき、
各対のバネフィンガ25、26の湾曲端部115は隣接
する雌型端子22のスプリットチューブ75、76に係
合して、隣接する対の端子22を横切る二重の分路即ち
短絡経路を形成し、抑制装置の早期の作動を防止する。
【0020】ラッチ手段28のポンプハンドルラッチ部
材54はコネクタハウジング20と一体になっており、
一対の離間した後方に延びるアーム120及び横断方向
に延びるブリッジ部分即ちハンドル部分122を有す
る。アーム120はその前端でハウジング20の前方本
体部分50と一体となっており、片持ち梁式にハウジン
グ20の上方及び後方に延びる。ブリッジ部分122は
その後端(図1)でアーム120と一体になっている。
ブリッジ部分122は上方に延びたヘッド突起123を
有し、このヘッド突起を手で押すことにより、図1に示
す位置(通常の自由状態位置)の方へブリッジ部分を偏
倚させるような固有の弾性偏倚力に抗して、ラッチ部材
54をハウジング20の方へ押し下げることができる。
ブリッジ部分122はまた、図1に示すように、上方へ
傾斜しており、絶縁ハウジング20の後方デッキ52か
ら離れた下面126を有する。その理由は後に詳説す
る。ブリッジ部分122の下面126は複数個の横断方
向で離間した長手方向に延びるリブ127を有する。そ
の理由は後に詳説する。
材54はコネクタハウジング20と一体になっており、
一対の離間した後方に延びるアーム120及び横断方向
に延びるブリッジ部分即ちハンドル部分122を有す
る。アーム120はその前端でハウジング20の前方本
体部分50と一体となっており、片持ち梁式にハウジン
グ20の上方及び後方に延びる。ブリッジ部分122は
その後端(図1)でアーム120と一体になっている。
ブリッジ部分122は上方に延びたヘッド突起123を
有し、このヘッド突起を手で押すことにより、図1に示
す位置(通常の自由状態位置)の方へブリッジ部分を偏
倚させるような固有の弾性偏倚力に抗して、ラッチ部材
54をハウジング20の方へ押し下げることができる。
ブリッジ部分122はまた、図1に示すように、上方へ
傾斜しており、絶縁ハウジング20の後方デッキ52か
ら離れた下面126を有する。その理由は後に詳説す
る。ブリッジ部分122の下面126は複数個の横断方
向で離間した長手方向に延びるリブ127を有する。そ
の理由は後に詳説する。
【0021】ラッチアーム120は上方に延びたテーパ
状のラッチ130を備え、このラッチはコネクタハウジ
ング16のキャッチ(捕獲部)132内にラッチされる
ようになっている。キャッチ132は絶縁ハウジング1
6の上壁41に形成された一対の横断方向で離間した開
口を有する。更に、絶縁ハウジング20は一対の横断方
向で離間し軸方向及び上方に延びるリブ140を備え、
これらのリブはコネクタハウジング16の上壁41の一
対の軸方向に延びる溝142内に収容され、絶縁ハウジ
ング20を絶縁ハウジング16に連結するときに、絶縁
ハウジング20を絶縁ハウジング16内へ案内するよう
になっており、絶縁ハウジング16内への絶縁ハウジン
グ20の挿入の際の上下逆挿入即ち不正確挿入を防止す
る。
状のラッチ130を備え、このラッチはコネクタハウジ
ング16のキャッチ(捕獲部)132内にラッチされる
ようになっている。キャッチ132は絶縁ハウジング1
6の上壁41に形成された一対の横断方向で離間した開
口を有する。更に、絶縁ハウジング20は一対の横断方
向で離間し軸方向及び上方に延びるリブ140を備え、
これらのリブはコネクタハウジング16の上壁41の一
対の軸方向に延びる溝142内に収容され、絶縁ハウジ
ング20を絶縁ハウジング16に連結するときに、絶縁
ハウジング20を絶縁ハウジング16内へ案内するよう
になっており、絶縁ハウジング16内への絶縁ハウジン
グ20の挿入の際の上下逆挿入即ち不正確挿入を防止す
る。
【0022】すべての端子22が雌型絶縁ハウジング2
0内に組み立てられ、短絡用クリップ24が絶縁ハウジ
ング20のキャビティ100内に挿入されて適所に位置
決めされた後、コネクタ組立体14をコネクタ組立体1
2に連結できる。これは絶縁ハウジング20の前方本体
部分50を絶縁ハウジング16のキャビティ45内に挿
入することにより達成される。リブ140を絶縁ハウジ
ング16の溝142内に摺動収容しなければならないた
め、絶縁ハウジング20が絶縁ハウジング16に関して
適正に方位決めされたときにのみ、絶縁ハウジング20
を絶縁ハウジング16に挿入できる。絶縁ハウジング2
0を絶縁ハウジング16に摺動挿入するとき、テーパ状
のラッチ130は絶縁ハウジング16の上壁41に係合
し、ラッチ130がハウジング16の開口132に整合
するまで、アーム120を下方へ偏向させる。その後、
ラッチ部材54は、その固有の弾性のため、その通常の
自由状態位置へ戻り、ラッチ130が開口132内に収
容されて、絶縁ハウジング20を絶縁ハウジング16に
係止する。ハウジング20をハウジング16から切り離
す(連結解除する)ためには、ラッチ部材54を押し下
げてラッチ130を開口132から係合解除し、ハウジ
ング20をハウジング16から引き抜く。
0内に組み立てられ、短絡用クリップ24が絶縁ハウジ
ング20のキャビティ100内に挿入されて適所に位置
決めされた後、コネクタ組立体14をコネクタ組立体1
2に連結できる。これは絶縁ハウジング20の前方本体
部分50を絶縁ハウジング16のキャビティ45内に挿
入することにより達成される。リブ140を絶縁ハウジ
ング16の溝142内に摺動収容しなければならないた
め、絶縁ハウジング20が絶縁ハウジング16に関して
適正に方位決めされたときにのみ、絶縁ハウジング20
を絶縁ハウジング16に挿入できる。絶縁ハウジング2
0を絶縁ハウジング16に摺動挿入するとき、テーパ状
のラッチ130は絶縁ハウジング16の上壁41に係合
し、ラッチ130がハウジング16の開口132に整合
するまで、アーム120を下方へ偏向させる。その後、
ラッチ部材54は、その固有の弾性のため、その通常の
自由状態位置へ戻り、ラッチ130が開口132内に収
容されて、絶縁ハウジング20を絶縁ハウジング16に
係止する。ハウジング20をハウジング16から切り離
す(連結解除する)ためには、ラッチ部材54を押し下
げてラッチ130を開口132から係合解除し、ハウジ
ング20をハウジング16から引き抜く。
【0023】また、コネクタハウジング16、20を一
緒に連結するとき、ピン端子18はテーパ状入口端64
Aから端壁60の開口64を通って案内され、ソケット
端子22内に収容される。ピン端子18は端子22のバ
ネストリップ78を外方へ偏向させ、ピン18がバネス
トリップ78間に収容されるときに、バネストリップが
ピン18に係合する。
緒に連結するとき、ピン端子18はテーパ状入口端64
Aから端壁60の開口64を通って案内され、ソケット
端子22内に収容される。ピン端子18は端子22のバ
ネストリップ78を外方へ偏向させ、ピン18がバネス
トリップ78間に収容されるときに、バネストリップが
ピン18に係合する。
【0024】絶縁ハウジング16が(底壁40からキャ
ビティ45内へ内方に突出し、絶縁ハウジング20のキ
ャビティ100に整合する)3つの横断方向で離間した
カム部材27を有することに留意されたい。カム部材2
7はテーパ形状27Aを有し、その厚さは壁40から自
由端に向かって漸進的に減少する。各カム部材27の目
的は、絶縁ハウジング20が絶縁ハウジング16に連結
されるときに、カム部材がその経路内のいずれかのバネ
フィンガ25の端部115の下面に係合し、バネフィン
ガ25の偏倚力に抗してバネフィンガを上方へ偏向さ
せ、隣接する端子22のスプリットチューブ75からバ
ネフィンガを係合解除する(図4)ことである。しか
し、カム部材27がバネフィンガ25をスプリットチュ
ーブ75から係合解除させている間、バネフィンガ26
は端子22のスプリットチューブ76に係合したままで
あり、隣接する端子22を横切る分路即ち短絡経路を持
続させる。
ビティ45内へ内方に突出し、絶縁ハウジング20のキ
ャビティ100に整合する)3つの横断方向で離間した
カム部材27を有することに留意されたい。カム部材2
7はテーパ形状27Aを有し、その厚さは壁40から自
由端に向かって漸進的に減少する。各カム部材27の目
的は、絶縁ハウジング20が絶縁ハウジング16に連結
されるときに、カム部材がその経路内のいずれかのバネ
フィンガ25の端部115の下面に係合し、バネフィン
ガ25の偏倚力に抗してバネフィンガを上方へ偏向さ
せ、隣接する端子22のスプリットチューブ75からバ
ネフィンガを係合解除する(図4)ことである。しか
し、カム部材27がバネフィンガ25をスプリットチュ
ーブ75から係合解除させている間、バネフィンガ26
は端子22のスプリットチューブ76に係合したままで
あり、隣接する端子22を横切る分路即ち短絡経路を持
続させる。
【0025】電気コネクタ組立体10は環境保護即ち防
水を行うためにコネクタ組立体14に接続しこれをを取
り巻く第3のハウジング29を有する。ハウジング29
は適当な可撓性のプラスチック材料でできている。ハウ
ジング29は2つの半部分、即ち、床部29A及びカバ
ー部29Bを有し、これらの半部分はヒンジ29Cによ
り相互連結されている。床部29Aはヒンジ29Cに隣
接した半円形の底部分150と、前端153に隣接した
平坦な底部分152とを有する。床部はまた、一対の垂
直側部154、155を有する。これらの側部154、
155は整合した半円形の開口156、157を有す
る。その理由は後に詳説する。
水を行うためにコネクタ組立体14に接続しこれをを取
り巻く第3のハウジング29を有する。ハウジング29
は適当な可撓性のプラスチック材料でできている。ハウ
ジング29は2つの半部分、即ち、床部29A及びカバ
ー部29Bを有し、これらの半部分はヒンジ29Cによ
り相互連結されている。床部29Aはヒンジ29Cに隣
接した半円形の底部分150と、前端153に隣接した
平坦な底部分152とを有する。床部はまた、一対の垂
直側部154、155を有する。これらの側部154、
155は整合した半円形の開口156、157を有す
る。その理由は後に詳説する。
【0026】前端153に隣接した床部29Aの平坦な
底部分152は端子位置保証手段30を支持する。図
5、8に明示するように、端子位置保証手段30は3つ
の横断方向で前方に延びたアーム160を有する。アー
ム160は床部の底部分152と一体的にモールド成形
され、底部分152により片持ち梁式に支持される。図
8に明示するように、アーム160は、平坦な底部分1
52に対して平行だが底部分152から上方に離間した
前方に延びる部分160Aと、底部分152と一体で垂
直に延びる壁260Bとを有する。アームは床部29A
の前端153から内方に僅かに離れた位置まで前方に延
びる。図5に明示するように、アーム160は溝穴16
2により分割され、これらの溝穴はハウジング20の前
方本体部分50の壁58Aを受け入れる。
底部分152は端子位置保証手段30を支持する。図
5、8に明示するように、端子位置保証手段30は3つ
の横断方向で前方に延びたアーム160を有する。アー
ム160は床部の底部分152と一体的にモールド成形
され、底部分152により片持ち梁式に支持される。図
8に明示するように、アーム160は、平坦な底部分1
52に対して平行だが底部分152から上方に離間した
前方に延びる部分160Aと、底部分152と一体で垂
直に延びる壁260Bとを有する。アームは床部29A
の前端153から内方に僅かに離れた位置まで前方に延
びる。図5に明示するように、アーム160は溝穴16
2により分割され、これらの溝穴はハウジング20の前
方本体部分50の壁58Aを受け入れる。
【0027】絶縁ハウジング20を図8の左から右へ向
かって摺動させて絶縁ハウジング20を床部29Aに摺
動自在に連結したときに、アーム160は絶縁ハウジン
グ20の壁58の後方区分の下方でキャビティ59内に
摺動収容される。この運動中、壁58Aは溝穴162内
に摺動収容される。図8に明示するように、絶縁ハウジ
ング20の底壁57は片持ち梁式アーム160と床部2
9Aの底部分152との間の空間に摺動収容される。す
べての端子22が絶縁ハウジング内で適正に位置決めさ
れた場合、アーム160は底面57上を単に摺動し、図
8に示すように端子22の後端に係合できる。従って、
第3のハウジング29は一体的にモールド成形された端
子位置保証手段30を備え、電気コネクタ組立体10は
別個の端子位置保証部材を必要としない。
かって摺動させて絶縁ハウジング20を床部29Aに摺
動自在に連結したときに、アーム160は絶縁ハウジン
グ20の壁58の後方区分の下方でキャビティ59内に
摺動収容される。この運動中、壁58Aは溝穴162内
に摺動収容される。図8に明示するように、絶縁ハウジ
ング20の底壁57は片持ち梁式アーム160と床部2
9Aの底部分152との間の空間に摺動収容される。す
べての端子22が絶縁ハウジング内で適正に位置決めさ
れた場合、アーム160は底面57上を単に摺動し、図
8に示すように端子22の後端に係合できる。従って、
第3のハウジング29は一体的にモールド成形された端
子位置保証手段30を備え、電気コネクタ組立体10は
別個の端子位置保証部材を必要としない。
【0028】絶縁ハウジング20は第3のハウジング2
9の床部29Aにスナップ式に嵌合連結されるようにな
っている。この目的のため、前方本体部分50を形成し
た絶縁ハウジング20の後端は横断方向外方に延びる一
対の耳部170を有する。第3のハウジング29の床部
29Aの各両側部154、155は一対の離間した内方
に延びる当接部172、174を有する。当接部172
はテーパ状の傾斜部であり、当接部174と共働してく
ぼみ176を形成する。床部分152上で絶縁ハウジン
グ20を図6の左から右へ向かって摺動させることによ
り絶縁ハウジング20を第3のハウジング29に連結す
るとき、絶縁ハウジング20の耳部170はテーパ状の
傾斜部172に係合する。これにより、側部154、1
55は、耳部が溝176に整合するまで外方へ偏向せし
められる。この整合が生じたとき、側部154、155
はその固有の弾性のため通常の自由状態位置へ戻り、耳
部170を捕捉し、絶縁ハウジング20を床部29A上
の適所に係止する。耳部170と当接部172、174
との間のこの係止係合は、すべての端子22が絶縁ハウ
ジング20内で適正に位置決めされない限りは生じな
い。その理由は、適正な位置決めがなされていない場合
は、端子位置保証アーム160がいずれかの端子と係合
し、第3のハウジング29の床部29A上での絶縁ハウ
ジング20の摺動を阻止するからである。従って、ハウ
ジング20が第3のハウジング29に連結されれば、端
子位置保証手段30が作動位置に自動的に位置決めされ
る。
9の床部29Aにスナップ式に嵌合連結されるようにな
っている。この目的のため、前方本体部分50を形成し
た絶縁ハウジング20の後端は横断方向外方に延びる一
対の耳部170を有する。第3のハウジング29の床部
29Aの各両側部154、155は一対の離間した内方
に延びる当接部172、174を有する。当接部172
はテーパ状の傾斜部であり、当接部174と共働してく
ぼみ176を形成する。床部分152上で絶縁ハウジン
グ20を図6の左から右へ向かって摺動させることによ
り絶縁ハウジング20を第3のハウジング29に連結す
るとき、絶縁ハウジング20の耳部170はテーパ状の
傾斜部172に係合する。これにより、側部154、1
55は、耳部が溝176に整合するまで外方へ偏向せし
められる。この整合が生じたとき、側部154、155
はその固有の弾性のため通常の自由状態位置へ戻り、耳
部170を捕捉し、絶縁ハウジング20を床部29A上
の適所に係止する。耳部170と当接部172、174
との間のこの係止係合は、すべての端子22が絶縁ハウ
ジング20内で適正に位置決めされない限りは生じな
い。その理由は、適正な位置決めがなされていない場合
は、端子位置保証アーム160がいずれかの端子と係合
し、第3のハウジング29の床部29A上での絶縁ハウ
ジング20の摺動を阻止するからである。従って、ハウ
ジング20が第3のハウジング29に連結されれば、端
子位置保証手段30が作動位置に自動的に位置決めされ
る。
【0029】図6に明示するように、端子22に連結さ
れる導体33は絶縁ハウジング20の後部デッキ52の
下方を通り、次いで、直角に屈曲せしめられる。導体3
3は軸方向で分割された波形導管180を通って延び、
この導管180は開口156を画定する側壁154の隣
接する周辺端182を収容するくぼみ181の1つによ
り側壁154に固定される。ワイヤ導体33の屈曲及び
側壁の開口156を通しての導体の配線により、ワイヤ
導体33の歪み解除が行われる。代わりに、導体は側壁
155の別の開口157を通して配線することができ
る。
れる導体33は絶縁ハウジング20の後部デッキ52の
下方を通り、次いで、直角に屈曲せしめられる。導体3
3は軸方向で分割された波形導管180を通って延び、
この導管180は開口156を画定する側壁154の隣
接する周辺端182を収容するくぼみ181の1つによ
り側壁154に固定される。ワイヤ導体33の屈曲及び
側壁の開口156を通しての導体の配線により、ワイヤ
導体33の歪み解除が行われる。代わりに、導体は側壁
155の別の開口157を通して配線することができ
る。
【0030】更に、図6に明示するように、つながれた
コネクタ位置保証部材34は床部29Aの側壁155に
連結される。コネクタ位置保証部材34は可撓性のプラ
スチックロープ183及び半径方向内方に延びる環状溝
185を有する円筒状リテーナ184を介して第3のハ
ウジング29につながれ、環状溝185は開口157を
画定する側壁155の周辺端部分186を収容する。ロ
ープ183はコネクタ位置保証部材をリテーナ184に
つなぐ。
コネクタ位置保証部材34は床部29Aの側壁155に
連結される。コネクタ位置保証部材34は可撓性のプラ
スチックロープ183及び半径方向内方に延びる環状溝
185を有する円筒状リテーナ184を介して第3のハ
ウジング29につながれ、環状溝185は開口157を
画定する側壁155の周辺端部分186を収容する。ロ
ープ183はコネクタ位置保証部材をリテーナ184に
つなぐ。
【0031】絶縁ハウジング20が床部29A及びこれ
に連結した導管180に連結され、つながれたコネクタ
位置保証部材34の円筒状リテーナ184が第3のハウ
ジングに連結されたとき、カバー部29Bをヒンジ29
Cのまわりで開位置(図6)から閉位置(図7)へ移動
させて上述の素子を覆うことができる。カバー部29B
は床部29Aにスナップ式に嵌合結合されるようになっ
ている。この目的のため、床部29Aは、その側部15
4、155の前端153に、外方に延びる一対の傾斜突
起190を備え、これらの突起は、図6、7に示すよう
に、下方に向いた当接部191を形成する。カバー部2
9Bは一体のフラップ194、195をそれぞれ備えた
一対の離間した垂直側壁192、193を有する。フラ
ップ194、195はその内側部に傾斜した内方へ延び
る突起198を備え、これらの突起はその傾斜端に横断
方向の当接表面199を具備する。
に連結した導管180に連結され、つながれたコネクタ
位置保証部材34の円筒状リテーナ184が第3のハウ
ジングに連結されたとき、カバー部29Bをヒンジ29
Cのまわりで開位置(図6)から閉位置(図7)へ移動
させて上述の素子を覆うことができる。カバー部29B
は床部29Aにスナップ式に嵌合結合されるようになっ
ている。この目的のため、床部29Aは、その側部15
4、155の前端153に、外方に延びる一対の傾斜突
起190を備え、これらの突起は、図6、7に示すよう
に、下方に向いた当接部191を形成する。カバー部2
9Bは一体のフラップ194、195をそれぞれ備えた
一対の離間した垂直側壁192、193を有する。フラ
ップ194、195はその内側部に傾斜した内方へ延び
る突起198を備え、これらの突起はその傾斜端に横断
方向の当接表面199を具備する。
【0032】カバー部29Bが図6の開位置から図7の
閉位置へ移動したとき、傾斜フラップ194は傾斜突起
190に係合し、突起198、190が互いに離れるま
でフラップ194、195を外方へ偏向させる。その
後、フラップ194、195は、その固有の弾性のた
め、通常の自由状態位置へ戻り、図7に示すように、傾
斜突起190の下方で突起198を係止する。この位置
において、当接部191及び当接表面199は互いに係
合する。
閉位置へ移動したとき、傾斜フラップ194は傾斜突起
190に係合し、突起198、190が互いに離れるま
でフラップ194、195を外方へ偏向させる。その
後、フラップ194、195は、その固有の弾性のた
め、通常の自由状態位置へ戻り、図7に示すように、傾
斜突起190の下方で突起198を係止する。この位置
において、当接部191及び当接表面199は互いに係
合する。
【0033】カバー部29Bは頂部200と、フラップ
194、195とそれぞれ一体になった一対の側壁19
2、193とを有する。側壁192、193は半円形の
貫通開口201、202を有し、これらの開口は、カバ
ー部29Bが閉位置にあるときに、床部29Aの開口1
56、157と共働して円形開口を形成する。開口20
1、202の周辺部に隣接した側壁192、193は波
形導管180の溝181及び円筒状リテーナ184の溝
185内にそれぞれ収容され、第3のハウジング29上
で波形導管180及び円筒状リテーナ184を適所に係
止する機能を果たす。カバー部29Bの頂部200は押
圧可能で偏向可能なドーム220を有し、このドームは
カバー部の残りの部分よりも(肉厚が)薄くなっていて
容易に押し下げることができ、撓むことができる。ドー
ムはポンプハンドル54のブリッジ部材122の上方に
延びた突起123の上方に位置する。カバー部29Bの
頂部200はその後方部分に沿って中央の矩形のチャン
ネル222を有し、このチャンネルはコネクタ位置保証
部材34を摺動自在に受け入れることができる。
194、195とそれぞれ一体になった一対の側壁19
2、193とを有する。側壁192、193は半円形の
貫通開口201、202を有し、これらの開口は、カバ
ー部29Bが閉位置にあるときに、床部29Aの開口1
56、157と共働して円形開口を形成する。開口20
1、202の周辺部に隣接した側壁192、193は波
形導管180の溝181及び円筒状リテーナ184の溝
185内にそれぞれ収容され、第3のハウジング29上
で波形導管180及び円筒状リテーナ184を適所に係
止する機能を果たす。カバー部29Bの頂部200は押
圧可能で偏向可能なドーム220を有し、このドームは
カバー部の残りの部分よりも(肉厚が)薄くなっていて
容易に押し下げることができ、撓むことができる。ドー
ムはポンプハンドル54のブリッジ部材122の上方に
延びた突起123の上方に位置する。カバー部29Bの
頂部200はその後方部分に沿って中央の矩形のチャン
ネル222を有し、このチャンネルはコネクタ位置保証
部材34を摺動自在に受け入れることができる。
【0034】コネクタ位置保証部材34はプラスチック
でできており、矩形の主本体部分230と、横断方向に
延び、手で握ることのできる(後端に位置した)ハンド
ル部分232とを有し、前方に延びるカム36がコネク
タ位置保証部材の下面に沿ってその前端から前方に延び
ている。図6に明示するように、本体部分230は、そ
の下面に沿って、一対の横断方向で離間した溝240を
備え、これらの溝は絶縁ハウジング20のデッキ部52
の上側部の一対の横断方向で離間したレール242を収
容するようになっている。コネクタ位置保証部材34は
また、その上側部に、長手方向に延びる直線溝244を
備え、この溝はポンプハンドル54のブリッジ部材12
2の下面126に設けた一対の近接したリブ127を収
容するようになっている。更に、コネクタ位置保証部材
34は、ハンドル部分232に隣接した直線溝244の
端部に形成された上方及び横断方向に延びるニブ即ち突
起250を有し、この突起はドーム220の傾斜した縁
部252にスナップ式に連結されるようになっている
(図8)。すなわち、傾斜縁部252は頂部200の後
壁256内に形成した矩形の開口254(この中へ突起
250が挿入される)の一部を画成し、開口254はカ
バー部29Bの頂部200のチャンネル222と同程度
だけ横断方向に延びており、このチャンネルを第3のハ
ウジング29の内部に連通している(図8)。
でできており、矩形の主本体部分230と、横断方向に
延び、手で握ることのできる(後端に位置した)ハンド
ル部分232とを有し、前方に延びるカム36がコネク
タ位置保証部材の下面に沿ってその前端から前方に延び
ている。図6に明示するように、本体部分230は、そ
の下面に沿って、一対の横断方向で離間した溝240を
備え、これらの溝は絶縁ハウジング20のデッキ部52
の上側部の一対の横断方向で離間したレール242を収
容するようになっている。コネクタ位置保証部材34は
また、その上側部に、長手方向に延びる直線溝244を
備え、この溝はポンプハンドル54のブリッジ部材12
2の下面126に設けた一対の近接したリブ127を収
容するようになっている。更に、コネクタ位置保証部材
34は、ハンドル部分232に隣接した直線溝244の
端部に形成された上方及び横断方向に延びるニブ即ち突
起250を有し、この突起はドーム220の傾斜した縁
部252にスナップ式に連結されるようになっている
(図8)。すなわち、傾斜縁部252は頂部200の後
壁256内に形成した矩形の開口254(この中へ突起
250が挿入される)の一部を画成し、開口254はカ
バー部29Bの頂部200のチャンネル222と同程度
だけ横断方向に延びており、このチャンネルを第3のハ
ウジング29の内部に連通している(図8)。
【0035】コネクタ位置保証部材34は、この部材を
カバー部29Bの頂部200のチャンネル222内で摺
動させ、開口254内に挿入することにより、第3のハ
ウジング29に連結されるようになっている。コネクタ
組立体12、14が一緒に適正に連結された場合は、コ
ネクタ位置保証部材の主本体部分230はポンプハンド
ル54の下方で摺動し、その前端のテーパ状のカム36
が短絡用クリップ24の端部26と係合する。また、こ
の運動中、溝240はデッキ部52のレール242を受
け入れ、溝244はポンプハンドル54の下面の中央リ
ブ127を受け入れる。カム36と短絡用クリップ24
とのこのような係合により、端子22を横切る短絡経路
を遮断するという重要な機能が発揮される。コネクタ位
置保証部材は突起250によりカバー部29Bに係止さ
れるが、この突起はこの突起を越えるまでドーム220
の後壁256の傾斜縁部252を偏向させる。傾斜縁部
252が突起250を越えたとき、ドーム220の後壁
256はその固有の弾性により通常の自由状態位置へ戻
り、傾斜縁部252とハンドル部分232との間のくぼ
み260内に収容され、図8に示すように、コネクタ位
置保証部材34を適所に係止する。この係止はスナップ
式の嵌合連結である。
カバー部29Bの頂部200のチャンネル222内で摺
動させ、開口254内に挿入することにより、第3のハ
ウジング29に連結されるようになっている。コネクタ
組立体12、14が一緒に適正に連結された場合は、コ
ネクタ位置保証部材の主本体部分230はポンプハンド
ル54の下方で摺動し、その前端のテーパ状のカム36
が短絡用クリップ24の端部26と係合する。また、こ
の運動中、溝240はデッキ部52のレール242を受
け入れ、溝244はポンプハンドル54の下面の中央リ
ブ127を受け入れる。カム36と短絡用クリップ24
とのこのような係合により、端子22を横切る短絡経路
を遮断するという重要な機能が発揮される。コネクタ位
置保証部材は突起250によりカバー部29Bに係止さ
れるが、この突起はこの突起を越えるまでドーム220
の後壁256の傾斜縁部252を偏向させる。傾斜縁部
252が突起250を越えたとき、ドーム220の後壁
256はその固有の弾性により通常の自由状態位置へ戻
り、傾斜縁部252とハンドル部分232との間のくぼ
み260内に収容され、図8に示すように、コネクタ位
置保証部材34を適所に係止する。この係止はスナップ
式の嵌合連結である。
【0036】コネクタ組立体12、14が一緒に適正に
連結されていない場合は、ポンプハンドル54は下方へ
偏向される。この位置においては、コネクタ位置保証部
材34の後端はポンプハンドル54の横断方向で離間し
たリブ127に係合し、カバー部29Bに連結できな
い。また、このような状態のときは、カム36は短絡用
クリップ24の端部26に係合できない。
連結されていない場合は、ポンプハンドル54は下方へ
偏向される。この位置においては、コネクタ位置保証部
材34の後端はポンプハンドル54の横断方向で離間し
たリブ127に係合し、カバー部29Bに連結できな
い。また、このような状態のときは、カム36は短絡用
クリップ24の端部26に係合できない。
【0037】コネクタ位置保証部材34は二重の機能を
果たす。一方の機能は、コネクタ組立体14をコネクタ
組立体12に適正に連結(即ち適合)させて短絡用クリ
ップのバネフィンガ25を関連する雌型ソケット端子2
2から係合解除する機能であり、他方の機能は、バネフ
ィンガ26が第3のハウジング29のカバー部にラッチ
されている場合にのみバネフィンガ26を関連する端子
22から離れるように持ち上げる機能である。これによ
り、コネクタ組立体12、14が一緒に適正に連結さ
れ、かつ、コネクタ位置保証部材34が第3のハウジン
グ29に適正に連結されるまで、抑制装置の早期作動を
確実に阻止する。
果たす。一方の機能は、コネクタ組立体14をコネクタ
組立体12に適正に連結(即ち適合)させて短絡用クリ
ップのバネフィンガ25を関連する雌型ソケット端子2
2から係合解除する機能であり、他方の機能は、バネフ
ィンガ26が第3のハウジング29のカバー部にラッチ
されている場合にのみバネフィンガ26を関連する端子
22から離れるように持ち上げる機能である。これによ
り、コネクタ組立体12、14が一緒に適正に連結さ
れ、かつ、コネクタ位置保証部材34が第3のハウジン
グ29に適正に連結されるまで、抑制装置の早期作動を
確実に阻止する。
【0038】図8に示すように、カバー部に連結された
ときのコネクタ位置保証部材34はドーム220の押圧
によるポンプハンドル54の下方への偏向を阻止し、従
って、コネクタ組立体12、14の連結解除を阻止す
る。コネクタ組立体12、14の連結を解除したい場合
は、最初に、コネクタ位置保証部材34を右方(図8)
へ強制的に移動させることによりコネクタ位置保証部材
34とカバー部29Bとの係合を解除し、突起250を
傾斜縁部252から解放してコネクタ位置保証部材34
を右方へ引き出す。この動作が生じたとき、カム36は
短絡用クリップのバネフィンガ26から離れ、関連する
端子22を横切る短絡経路が再度確立される。
ときのコネクタ位置保証部材34はドーム220の押圧
によるポンプハンドル54の下方への偏向を阻止し、従
って、コネクタ組立体12、14の連結解除を阻止す
る。コネクタ組立体12、14の連結を解除したい場合
は、最初に、コネクタ位置保証部材34を右方(図8)
へ強制的に移動させることによりコネクタ位置保証部材
34とカバー部29Bとの係合を解除し、突起250を
傾斜縁部252から解放してコネクタ位置保証部材34
を右方へ引き出す。この動作が生じたとき、カム36は
短絡用クリップのバネフィンガ26から離れ、関連する
端子22を横切る短絡経路が再度確立される。
【0039】コネクタ位置保証部材34がカバー部29
Bから係合解除されたとき、ドーム220を押圧してポ
ンプハンドル54を押し下げ、第3のハウジング29及
び絶縁ハウジング20を絶縁ハウジング16から取り外
すことができる。このような取り外しにより、短絡用ク
リップ24の端部25が関連する端子22に再係合す
る。その理由は、短絡用クリップ24とカム27との係
合が解除されるからである。
Bから係合解除されたとき、ドーム220を押圧してポ
ンプハンドル54を押し下げ、第3のハウジング29及
び絶縁ハウジング20を絶縁ハウジング16から取り外
すことができる。このような取り外しにより、短絡用ク
リップ24の端部25が関連する端子22に再係合す
る。その理由は、短絡用クリップ24とカム27との係
合が解除されるからである。
【0040】上述のことから、第3のハウジング29及
びコネクタ位置保証部材34がコネクタ組立体12、1
4の環境保護即ち防水を行うのに十分な程度にコネクタ
組立体12、14を包囲すること明らかである。第3の
ハウジング29はまた、端子22に連結された導体ワイ
ヤ33に対して歪みの解放を行い、ロープ183及びこ
れと一体でハウジング29に連結されたリテーナ184
を介してコネクタ位置保証部材34を保持する。また、
第3のハウジング29は、コネクタ組立体14のすべて
の端子22が絶縁ハウジング20に適正に連結されるこ
とを保証するための端子位置保証手段30を有し、この
保証手段はコネクタ組立体14のポンプハンドルラッチ
部材54の上方に位置した偏向可能なドーム220を有
する。コネクタ組立体12、14の相互連結解除前に端
子22を横切る短絡経路の形成を保証するようにコネク
タ位置保証部材34が第3のハウジング29から連結解
除された場合にのみ、ラッチ部材54を他方のコネクタ
組立体12から解放するようにドーム220を押し下げ
ることができる。
びコネクタ位置保証部材34がコネクタ組立体12、1
4の環境保護即ち防水を行うのに十分な程度にコネクタ
組立体12、14を包囲すること明らかである。第3の
ハウジング29はまた、端子22に連結された導体ワイ
ヤ33に対して歪みの解放を行い、ロープ183及びこ
れと一体でハウジング29に連結されたリテーナ184
を介してコネクタ位置保証部材34を保持する。また、
第3のハウジング29は、コネクタ組立体14のすべて
の端子22が絶縁ハウジング20に適正に連結されるこ
とを保証するための端子位置保証手段30を有し、この
保証手段はコネクタ組立体14のポンプハンドルラッチ
部材54の上方に位置した偏向可能なドーム220を有
する。コネクタ組立体12、14の相互連結解除前に端
子22を横切る短絡経路の形成を保証するようにコネク
タ位置保証部材34が第3のハウジング29から連結解
除された場合にのみ、ラッチ部材54を他方のコネクタ
組立体12から解放するようにドーム220を押し下げ
ることができる。
【0041】以上、特定の発明の実施の形態につき本発
明を説明したが、本発明の要旨内で種々の修正、変形が
可能であることは言うまでもない。
明を説明したが、本発明の要旨内で種々の修正、変形が
可能であることは言うまでもない。
【図1】本発明の新規な電気コネクタ組立体のいくつか
の部品を示す分解部品斜視図である。
の部品を示す分解部品斜視図である。
【図2】図1の新規な電気コネクタ組立体のいくつかの
部品を示す拡大縦断面図である。
部品を示す拡大縦断面図である。
【図3】図1の3−3線における拡大断面図である。
【図4】図2と同様の拡大断面図であるが、コネクタ組
立体が連結された状態を示す図である。
立体が連結された状態を示す図である。
【図5】本発明の電気コネクタ組立体の一部である第3
のハウジングを示す開位置での斜視図である。
のハウジングを示す開位置での斜視図である。
【図6】図5と同様の斜視図であるが、本発明の電気コ
ネクタ組立体の付加的な部品をも示す図である。
ネクタ組立体の付加的な部品をも示す図である。
【図7】図6に示す部品が一緒に連結された状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図8】本発明の電気コネクタ組立体のすべての部品が
一緒に連結された状態を示す拡大縦断面図である。
一緒に連結された状態を示す拡大縦断面図である。
10 電気コネクタ組立体 16 絶縁ハウジング 18 ピン端子 20 絶縁ハウジング 22 ソケット端子 24 クリップ 25、26 バネフィンガ 27 カム手段 28 ラッチ手段 29 第3のハウジング 29A 床部 29B カバー部 29C ヒンジ 30 端子位置保証手段 33 導体 34 コネクタ位置保証部材 36 カム手段 46 開口 54 ポンプハンドルラッチ部材 56、59、100 キャビティ 104 溝穴 110 ブリッジ部分 115 湾曲端部 130 ラッチ 183 ロープ 184 リテーナ 201、202 半円形開口 220 ドーム 222 チャンネル 254 開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン・マイケル・ソヴァ アメリカ合衆国オハイオ州44410,コー トランド,ディア・クリーク・ロード 1941 (72)発明者 ポール・スティーヴン・ギラーディ アメリカ合衆国オハイオ州44403,ブル ックフィールド,クレストウッド・ドラ イブ 920 (56)参考文献 特開 平6−208867(JP,A) 特開 平6−228865(JP,A) 特開 平6−181083(JP,A) 特開 平6−89759(JP,A) 特開 平5−335046(JP,A) 実開 平6−44048(JP,U) 実開 平6−29030(JP,U) 実開 平5−31153(JP,U) 実開 平2−42380(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 13/42 H01R 13/52 H01R 13/639 - 13/64
Claims (22)
- 【請求項1】 電気コネクタ組立体において、横断方向で離間した複数個の 第1のキャビティと、上記
第1のキャビティ内に収容された複数個の第1の金属端
子と、当該第1のキャビティから間隔をあけられそれら
キャビティを覆うように設けられた1つの第2のキャビ
ティと、上記第1及び第2のキャビティに連通する溝穴
手段と、上記第2のキャビティ内に収容され、同第2の
キャビティ内で上記横断方向に延びるブリッジ部分、及
び、上記溝穴手段を通って延び上記第1の金属端子にそ
れぞれ係合する上記横断方向で相互に離間した複数個の
弾性フィンガを有するバネクリップとを有し、上記弾性
フィンガが当該複数個の第1の金属端子間に短絡経路を
形成するように対応する該複数個の第1の金属端子にそ
れぞれ係合する端部分を有し、上記バネクリップは、上
記第2のキャビティ内に位置したときに、当該弾性フィ
ンガの上記端部分を該複数個の第1の金属端子にそれぞ
れ係合させるような位置へ自動的に偏倚されるようにな
っている第1の絶縁ハウジング; 上記第1の絶縁ハウジングに適合できる第2の絶縁ハウ
ジングであって、複数個の離間した開口と、上記開口を
通って延び、第2の絶縁ハウジングを上記第1の絶縁ハ
ウジングに適合させたときに当該第1の絶縁ハウジング
の上記複数個の第1の金属端子に適合するようになった
複数個の第2の金属端子とを有する第2の絶縁ハウジン
グ; 上記第1及び第2の絶縁ハウジングに設けられ、これら
第1及び第2の絶縁ハウジングが互いに完全に適合した
ときに同第1及び第2の絶縁ハウジングを一緒にラッチ
するための共働手段; 床部、カバー部、及び、開位置と上記カバー部が上記床
部に重なる閉位置との間を運動できるように同カバー部
と床部とを相互連結するヒンジ部を有する第3のハウジ
ングであって、上記開位置にあるときには、上記第1の
絶縁ハウジングが当該床部に摺動可能な状態及び係止可
能な状態で連結され、当該カバー部がチャンネルと、該
カバー部の後壁に設けられ、コネクタ位置保証部材を摺
動可能な状態で受け入れるための貫通開口とを備えた第
3のハウジング; 上記チャンネル内及び上記第1の絶縁ハウジング上で直
線摺動運動するように案内され、上記第1及び第2の絶
縁ハウジング並びにその金属端子が互いに適正に適合し
たときに上記カバー部に係止できるコネクタ位置保証部
材であって、上記第3のハウジングに設けられたロック
部に係止可能とされたロック部を有し、摺動運動時に当
該第1の絶縁ハウジングに係合でき、当該第1及び第2
の絶縁ハウジングが適正に適合していない場合は当該カ
バー部に係止できないようになったコネクタ位置保証部
材;及び上記コネクタ位置保証部材に設けられたカム手
段であって、同コネクタ位置保証部材が上記カバー部に
係止されたときに、上記バネクリップの弾性フィンガに
係合してこれを移動させ、同弾性フィンガと上記複数個
の第1の金属端子との係合を解除して上記短絡経路を遮
断し、もって、当該コネクタ位置保証部材が、上記第1
及び第2の絶縁ハウジング並びにその金属端子の適正な
適合を保証すると共に、該コネクタ位置保証部材が当該
第1及び第2の絶縁ハウジングの適正な適合を保証する
までは、当該複数個の第1の金属端子からの当該バネク
リップの係合解除を阻止できるようにするカム手段; を有することを特徴とする電気コネクタ組立体。 - 【請求項2】 電気コネクタ組立体において、横断方向で離間した複数個の 第1のキャビティと、上記
第1のキャビティ内に収容された複数個の第1の金属端
子と、当該第1のキャビティから間隔をあけられそれら
キャビティを覆うように設けられた1つの第2のキャビ
ティと、上記第1及び第2のキャビティに連通する溝穴
手段と、上記第2のキャビティ内に収容され、同第2の
キャビティ内で上記横断方向に延びるブリッジ部分、及
び、上記溝穴手段を通って延び上記第1の金属端子にそ
れぞれ係合する上記横断方向で相互に離間した複数個の
弾性フィンガを有するバネクリップとを有し、上記弾性
フィンガが当該複数個の第1の金属端子間に短絡経路を
形成するように対応する該複数個の第1の金属端子にそ
れぞれ係合する端部分を有し、上記バネクリップは、上
記第2のキャビティ内に位置したときに、当該弾性フィ
ンガの上記端部分を該複数個の第1の金属端子にそれぞ
れ係合させるような位置へ自動的に偏倚されるようにな
っている第1の絶縁ハウジング; 上記第1の絶縁ハウジングに適合できる第2の絶縁ハウ
ジングであって、複数個の離間した開口と、上記開口を
通って延び、第2の絶縁ハウジングを上記第1の絶縁ハ
ウジングに適合させたときに当該第1の絶縁ハウジング
の上記複数個の第1の金属端子に適合するようになった
複数個の第2の金属端子とを有する第2の絶縁ハウジン
グ; 上記第1及び第2の絶縁ハウジングに設けられ、これら
第1及び第2の絶縁ハウジングが互いに完全に適合した
ときに同第1及び第2の絶縁ハウジングを一緒にラッチ
するための共働手段であって、当該第1の絶縁ハウジン
グに設けられた偏向可能なポンプハンドルラッチ部材を
備え、このポンプハンドルラッチ部材は、当該第1及び
第2の絶縁ハウジングが完全に適合したときに、該第2
の絶縁ハウジングの係止用の開口に当該ラッチ部材のラ
ッチを係止するように偏向できるようになった共働手
段; 床部、カバー部、及び、開位置と上記カバー部が上記床
部に重なる閉位置との間を運動できるように同カバー部
と床部とを相互連結するヒンジ部を有する第3のハウジ
ングであって、上記第1の絶縁ハウジングが当該床部に
摺動可能な状態及び係止可能な状態で連結され、当該カ
バー部が上記ポンプハンドルラッチ部材の上方に位置し
隆起した偏向可能なドームと、チャンネルと、上記ドー
ムの後壁に設けられた貫通開口とを備えた第3のハウジ
ング; 上記チャンネル内において及び上記ポンプハンドルの下
方での上記第1の絶縁ハウジング上において直線摺動運
動するように案内され、上記第1及び第2の絶縁ハウジ
ング並びにその金属端子が互いに適正に適合したときに
上記カバー部に係止できるコネクタ位置保証部材であっ
て、上記第3のハウジングに設けられたロック部に係止
可能とされたロック部を有し、摺動運動時に当該第1の
絶縁ハウジングのポンプハンドルに係合でき、当該第1
及び第2の絶縁ハウジングが適正に適合していない場合
は当該カバー部に係止できないようになっており、該カ
バー部に係止されたときには同カバー部の偏向可能なド
ームが上記ポンプハンドルを押圧するのを阻止するコネ
クタ位置保証部材;及び上記コネクタ位置保証部材に設
けられたカム手段であって、同コネクタ位置保証部材が
上記カバー部に係止されたときに、上記バネクリップの
弾性フィンガに係合してこれを移動させ、同弾性フィン
ガと上記複数個の第1の金属端子との係合を解除して上
記短絡経路を遮断し、もって、当該コネクタ位置保証部
材が、上記第1及び第2の絶縁ハウジング並びにその金
属端子の適正な適合を保証すると共に、該コネクタ位置
保証部材が当該第1及び第2の絶縁ハウジングの適正な
適合を保証するまでは、当該複数個の第1の金属端子か
らの当該バネクリップの係合解除を阻止できるようにす
るカム手段; を有し、上記第1及び第2の絶縁ハウジングが適正に適
合した後は、上記コネクタ位置保証部材を上記カバー部
及び上記短絡用クリップから係合解除し、次いで、当該
カバー部の上記偏向可能なドームを押圧して上記ポンプ
ハンドルのラッチ状態を解除することにより、当該第1
の絶縁ハウジングが当該第2の絶縁ハウジングから連結
解除されることを特徴とする電気コネクタ組立体。 - 【請求項3】 上記第3のハウジングの上記ヒンジ部に
隣接する上記床部及びカバー部が、その側部に整合した
半円形の開口を備え、当該第3のハウジングが閉位置に
あるときには、上記半円形の開口が共働して当該側部に
円形開口を形成し、上記第1の金属端子が上記第1の絶
縁ハウジングの上記第1のキャビティ内へ延びる導体に
接続し、これらの導体が直角に屈曲され、該第3のハウ
ジングの上記円形開口を通って延び、もって、同第3の
ハウジングが歪み解除を行うことを特徴とする請求項2
の電気コネクタ組立体。 - 【請求項4】 上記コネクタ位置保証部材がつなぎ部材
を介して上記第3のハウジングに連結されていることを
特徴とする請求項3の電気コネクタ組立体。 - 【請求項5】 上記コネクタ位置保証部材から遠い方の
上記つなぎ部材の端部が、つながれたコネクタ位置保証
部材を上記第3のハウジングに係止するために同第3の
ハウジングの上記半円形開口を取り巻く側部を収容する
半径方向の溝を備えた円形のリテーナを有することを特
徴とする請求項4の電気コネクタ組立体。 - 【請求項6】 上記第3のハウジングの床部は、すべて
の上記第1の金属端子が上記第1の絶縁ハウジングに適
正に連結されるのを保証するために、当該第3のハウジ
ングと当該第1の絶縁ハウジングとを一緒に連結したと
きに同第1の絶縁ハウジングの当該第1の金属端子に係
合できる端子位置保証手段を有することを特徴とする請
求項1又は2の電気コネクタ組立体。 - 【請求項7】 上記端子位置保証手段が前方に延びた片
持ち梁支持部材を有し、上記第1の絶縁ハウジングが当
該端子位置保証手段の片持ち梁支持部材と上記第3のハ
ウジングの床部との間に摺動可能な状態で収容される底
壁を有することを特徴とする請求項6の電気コネクタ組
立体。 - 【請求項8】 上記第3のハウジングの床部は、すべて
の上記第1の金属端子が上記第1の絶縁ハウジングに適
正に連結されるのを保証するために、当該第3のハウジ
ングと当該第1の絶縁ハウジングとを一緒に連結したと
きに同第1の絶縁ハウジングの当該第1の金属端子に係
合できる端子位置保証手段を有することを特徴とする請
求項5の電気コネクタ組立体。 - 【請求項9】 電気コネクタ組立体において、横断方向で離間した複数個の 第1のキャビティと、上記
第1のキャビティ内に収容された複数個の第1の金属端
子と、当該第1のキャビティから間隔をあけられそれら
キャビティを覆うように設けられた1つの第2のキャビ
ティと、上記第1及び第2のキャビティに対して共通の
壁を貫通して設けられ、これら第1及び第2のキャビテ
ィに連通する溝穴と、上記第2のキャビティ内に収容さ
れ、同第2のキャビティ内で上記横断方向に延びる平坦
なブリッジ部分、及び、上記ブリッジ部分の両端に位置
し、上記溝穴を通って延び上記第1の金属端子にそれぞ
れ係合する一対の離間した弾性フィンガを有する短絡用
バネクリップとを有し、上記各一対の弾性フィンガが当
該複数個の第1の金属端子間に二重の短絡経路を形成す
るように対応する該複数個の第1の金属端子にそれぞれ
係合し、上記短絡用バネクリップの当該各一対の弾性フ
ィンガは、上記第2のキャビティ内に位置したときに、
当該弾性フィンガを該複数個の第1の金属端子にそれぞ
れ係合させるような位置へ自動的に偏倚されるようにな
っている第1の絶縁ハウジング; 上記第1の絶縁ハウジングに適合できる第2の絶縁ハウ
ジングであって、複数個の離間した開口と、上記開口を
通って延び、上記第1の絶縁ハウジングの上記複数個の
第1の金属端子に適合するようになった複数個の第2の
金属端子と、両端の中間に位置したカム手段とを有し、
上記第1及び第2の絶縁ハウジングを一緒に連結したと
きには、上記第1及び第2の金属端子を互いに適合係合
させ、次いで、上記カム手段を上記短絡用バネクリップ
の一端における一対の上記弾性フィンガに係合させて、
同弾性フィンガの自動的な偏倚力に抗して、同一対の弾
性フィンガを移動させ、同一対の弾性フィンガを対応す
る当該複数個の第1の金属端子から係合解除させる第2
の絶縁ハウジング; 上記第1及び第2の絶縁ハウジングに設けられ、これら
第1及び第2の絶縁ハウジングが互いに完全に適合した
ときに同第1及び第2の絶縁ハウジングを一緒にラッチ
するための共働手段であって、当該第1の絶縁ハウジン
グに設けられた偏向可能なポンプハンドルラッチ部材を
備え、このポンプハンドルラッチ部材は、当該第1及び
第2の絶縁ハウジングが一緒に適合したときに、該第2
の絶縁ハウジングの係止用の開口に当該ラッチ部材のラ
ッチが係止するように偏向できるようになった共働手
段;及び床部、カバー部、及び、開位置と上記カバー部
が上記床部に重なる閉位置との間を運動できるように同
カバー部と床部とを相互連結するヒンジ部を有する第3
のハウジングであって、上記第1の絶縁ハウジングが当
該床部に摺動可能な状態及び係止可能な状態で連結さ
れ、当該カバー部が上記ポンプハンドルラッチ部材の上
方に位置し隆起した偏向可能なドームと、チャンネル
と、上記ドームの後壁に設けられ、コネクタ位置保証部
材を受け入れるための貫通開口とを備えた第3のハウジ
ング; を有し、上記コネクタ位置保証部材が、上記チャンネル
内において及び上記第1の絶縁ハウジング上において摺
動運動し、かつ、上記第1及び第2の絶縁ハウジングが
一緒に適正に適合したときに上記カバー部に連結でき;
当該コネクタ位置保証部材は、当該第1及び第2の絶縁
ハウジングが適正に適合していない場合は、該第1の絶
縁ハウジングの上記ポンプハンドルラッチ部材のポンプ
ハンドルに係合するが当該カバー部に連結できないよう
になっており;該コネクタ位置保証部材は、該カバー部
に連結されたときには同カバー部の偏向可能なドームが
当該ポンプハンドルを押圧するのを阻止するようになっ
ており;該コネクタ位置保証部材が第2のカム手段を有
し、この第2のカム手段は、該コネクタ位置保証部材が
該カバー部に係止されたときに、上記短絡用バネクリッ
プの他方の対の弾性フィンガに係合し、同弾性フィンガ
の自動的な偏倚力に抗して、同弾性フィンガを移動さ
せ、同弾性フィンガを上記複数個の第1の金属端子から
係合解除させ、もって、該コネクタ位置保証部材が、当
該第1及び第2の絶縁ハウジング並びにその金属端子の
適正な適合を保証すると共に、該コネクタ位置保証部材
が当該第1及び第2の絶縁ハウジングの適正な適合を保
証するまでは、当該複数個の第1の金属端子からの当該
短絡用バネクリップの他方の対の弾性フィンガの係合解
除を阻止するようになっていることを特徴とする電気コ
ネクタ組立体。 - 【請求項10】 上記第3のハウジングの床部は、すべ
ての上記第1の金属端子が上記第1の絶縁ハウジングに
適正に連結されるのを保証するために、当該第3のハウ
ジングと当該第1の絶縁ハウジングとを一緒に連結した
ときに同第1の絶縁ハウジングの当該第1の金属端子に
係合できる端子位置保証手段を有することを特徴とする
請求項9の電気コネクタ組立体。 - 【請求項11】 雌型コネクタハウジングと、雄型コネ
クタハウジングと、床部、カバー部、及び、開位置と上
記カバー部が上記床部に重なる閉位置との間を運動でき
るように同カバー部と床部とを相互連結するヒンジ部を
有する第3のハウジングと、短絡用バネクリップ、及
び、コネクタ位置保証部材を備え、 上記雌型コネクタハウジングが、平らな底壁と、該底壁
からそれぞれ垂直に延びる前壁、2つの側部壁、内部壁
と、上記前壁から後方に向けて延びる前方部分とを有
し、 上記前壁が、横断方向で間隔をあけて設けられ、雄型端
子を受け入れる第1及び第2の開口と、該第1及び第2
の開口の上方にそれらをまたぐように設けられ、上記短
絡用バネクリップを当該雌型コネクタハウジング内の第
1のキャビティに受け入れるためのスロットとを有し、
上記底壁と内部壁とが、当該雌型コネクタハウジング内
に上記横断方向で間隔をあけて設けられ、上記第1及び
第2の開口に連通する第2及び第3のキャビティを画定
し、該キャビティ内に金属製の雌型端子を設け、上記前
壁及び前方部分が上記第2及び第3のキャビティの上方
に位置する上記第1のキャビティを画定するようになさ
れており、 上記バネクリップが、ブリッジ部分と、該ブリッジ部分
の一端から下方に延びる上記横断方向で間隔があけられ
た第1及び第2フィンガと、同ブリッジ部分の他端から
下方に延びる上記横断方向で間隔があけられた第3及び
第4フィンガとを有し、上記第1のキャビティ内に収納
されて、上記第1及び第2のフィンガが上記雌型端子の
第1の端部に向けて下方に付勢されて同端部に係合し、
上記第3及び第4のフィンガが上記雌型端子の第2の端
部に向けて下方に付勢されて同端部に係合するようにな
され、 上記雄型コネクタハウジングが、第1及び第2の孔と、
該孔を通された第1及び第2雄型端子とを有し、該第1
及び第2雄型端子は、上記雌型コネクタハウジング内の
雌型端子に受け入れられるように位置決めされており、 上記雌型コネクタハウジングが、上記第3のハウジング
が開位置にあるときに、上記床部上で摺動可能とされて
おり、上記第3のハウジングのカバー部がチャンネル
と、該カバー部の後壁に設けられ、コネクタ位置保証部
材を摺動可能な状態で受け入れるための貫通開口とを備
えており、 上記コネクタ位置保証部材が、上記雌型コネクタハウジ
ング上で直線的に摺動案内されるようになされており、
雌型コネクタハウジング及び雄型コネクタハウジング並
びにそれらの端子が相互に適正に係合された状態におい
ては、上記カバー部に係止し、それらが適正に係合され
ていない状態においては、該係止ができないようにされ
ており、 上記コネクタ位置保証部材が、カムを有し、該カムは、
上記コネクタ位置保証部材が上記カバー部に係止した状
態において、上記第1及び第2フィンガに係合して、そ
れらを上記雌型端子から離す作用をなし、雌型コネクタ
ハウジング及び雄型コネクタハウジングが適正に係合さ
れていることを確認するまでは、上記フィンガを雌型端
子から離さないようにしてあることを特徴とする電気コ
ネクタ組立体。 - 【請求項12】 上記雄型コネクタハウジングがカムを
有し、上記雌型コネクタハウジングの前壁に形成された
上記スロットを通して上記第3及び第4フィンガと係合
して、これらフィンガを上記雌型端子から外すようにさ
れていることを特徴とする請求項11に記載の電気コネ
クタ組立体。 - 【請求項13】 上記雌型コネクタハウジングが、上記
前方部分の後端部分の下に細長い間隙を有し、該後端部
分が上記雌型及び雄型コネクタハウジングの上記ラッチ
を選択的に係合解除できるように十分な可撓性を有する
ようにしたことを特徴とする請求項11に記載の電気コ
ネクタ組立体。 - 【請求項14】 上記前方部分に形成された開口内に摺
動可能に受け入れられて、上記雌型端子が上記第2及び
第3キャビティ内に適正に位置決めされるのを保証する
端子位置保証部材を有することを特徴とする請求項11
に記載の電気コネクタ組立体。 - 【請求項15】 上記雌型コネクタハウジングに設けら
れた偏向可能なポンプハンドルラッチ部材を備え、この
ポンプハンドルラッチ部材は、上記雌型及び雄型コネク
タハウジングが完全に適合したときに、該雄型コネクタ
ハウジングに設けられた開口に当該ラッチ部材を係止す
るように偏向できるようにされている請求項11に記載
の電気コネクタ組立体。 - 【請求項16】 上記カバー部が上記ポンプハンドルラ
ッチ部材の上方に位置し隆起した偏向可能なドームを有
し、上記第3のハウジングがその後方部分に沿うチャネ
ルを形成し、上記コネクタ位置保証部材が該チャネル内
で上記ポンプハンドルラッチの下を摺動可能とされ、上
記雌型及び雄型並びにそれらの端子が適正に係合してい
るときに、上記カバー部に係止可能とされ、上記コネク
タ位置保証部材が上記ポンプハンドルラッチと係合可能
で、上記雌型及び雄型コネクタハウジングが適正に係合
していないときには、上記カバー部に係止できないよう
にされており、カバー部に係止されているときには、上
記ドームが上記ポンプハンドルが押すのを阻止するよう
になされていることを特徴とする請求項15に記載の電
気コネクタ組立体。 - 【請求項17】 上記第3のハウジングの上記ヒンジ部
に隣接する上記床部及び上記カバーがその側部に整合し
た半円形の開口を備え、当該第3のハウジングが閉位置
にあるときには、上記半円形の開口が共働して当該側部
に円形開口を形成し、上記第1の金属端子が上記雌型コ
ネクタハウジングの上記第1のキャビティ内へ延びる導
体に接続し、これらの導体が直角に屈曲され、該第3の
ハウジングの上記円形開口を通って延び、もって、同第
3のハウジングが歪み解除を行うことを特徴とする請求
項16の電気コネクタ組立体。 - 【請求項18】 上記コネクタ位置保証部材がつなぎ部
材を介して上記第3のハウジングに連結されていること
を特徴とする請求項16に記載の電気コネクタ組立体。 - 【請求項19】 上記コネクタ位置保証部材から遠い方
の上記つなぎ部材の端部が、つながれたコネクタ位置保
証部材を上記第3のハウジングに係止するために同第3
のハウジングの上記半円形開口を取り巻く側部を収容す
る半径方向の溝を備えた円形のリテーナを有することを
特徴とする請求項18の電気コネクタ組立体。 - 【請求項20】 上記第3のハウジングの床部は、すべ
ての上記第1の金属端子が上記第1の絶縁ハウジングに
適正に連結されるのを保証するために、当該第3のハウ
ジングと上記雌型コネクタハウジングとを一緒に連結し
たときに同雌型コネクタハウジングの当該第1の金属端
子に係合できる端子位置保証手段を有することを特徴と
する請求項15又は16に記載のの電気コネクタ組立
体。 - 【請求項21】 上記端子位置保証手段が前方に延びた
片持ち梁支持部材を有し、上記雌型コネクタハウジング
が当該端子位置保証手段の片持ち梁支持部材と上記第3
のハウジングの床部との間に摺動可能な状態で収容され
る底壁を有することを特徴とする請求項20の電気コネ
クタ組立体。 - 【請求項22】 上記第3のハウジングの床部は、すべ
ての上記第1の金属端子が上記雌型コネクタハウジング
に適正に連結されるのを保証するために、当該第3のハ
ウジングと当該雌型コネクタハウジングとを一緒に連結
したときに同雌型コネクタハウジングの当該第1の金属
端子に係合できる端子位置保証手段を有することを特徴
とする請求項19の電気コネクタ組立体。
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