JP6213592B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
本発明は、コネクタに関する。
特許文献1には、コネクタ位置保証(Connector Position Assurance;CPA)機能を有するコネクタが開示されている。特許文献1に記載のコネクタは、第1ハウジングと、第1ハウジングに嵌合する第2ハウジングとに加えて、スライド部材を備える。スライド部材は、第1ハウジングへの第2ハウジングの嵌合が完了すると、初期位置である第1位置(待機位置)から、所定の第2位置(嵌合ロック位置)へのスライド移動が許容されるように、第2ハウジングにスライド可能に取り付けられている。このスライド部材は、第1位置から第2位置にスライド移動することにより、ユーザが両ハウジングの嵌合の完了を確認できるCPA部材として機能する。
コネクタ位置保証機能を有するコネクタでは、第1ハウジングと第2ハウジングとの嵌合能力を向上させるためには、スライド部材の強度を向上させることが好ましい。特許文献1では、スライド部材の強度を向上させる点についての記載が不十分であり、スライド部材の強度を向上させるための更なる改良が望まれる。
本発明は、上述の事情の下になされたもので、スライド部材の強度を向上させることができるコネクタを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明に係るコネクタは、
第1ハウジングと、
突部用被係止部とスライド面を有するスライド通路とを有し、前記第1ハウジングと嵌合する第2ハウジングと、
前記突部用被係止部に係止する突部と、前記スライド面に対向し、一部が平面からなり、該平面から盛り上がって形成された肉厚部が形成されている第1面と、を有し、前記スライド通路に配置されたスライド部材と、を備え、
前記肉厚部には、前記第1面の平面からオフセットされ、前記スライド面に接する位置に形成され、少なくとも一部が平面からなる第2面が形成され、
前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとが嵌合すると、前記第1ハウジングが前記第2ハウジングの前記突部用被係止部に係止している前記突部を押圧して、前記突部用被係止部と前記突部との係止を解除し、前記スライド部材をスライド可能とするように構成されている。
第1ハウジングと、
突部用被係止部とスライド面を有するスライド通路とを有し、前記第1ハウジングと嵌合する第2ハウジングと、
前記突部用被係止部に係止する突部と、前記スライド面に対向し、一部が平面からなり、該平面から盛り上がって形成された肉厚部が形成されている第1面と、を有し、前記スライド通路に配置されたスライド部材と、を備え、
前記肉厚部には、前記第1面の平面からオフセットされ、前記スライド面に接する位置に形成され、少なくとも一部が平面からなる第2面が形成され、
前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとが嵌合すると、前記第1ハウジングが前記第2ハウジングの前記突部用被係止部に係止している前記突部を押圧して、前記突部用被係止部と前記突部との係止を解除し、前記スライド部材をスライド可能とするように構成されている。
前記スライド通路の前記スライド面には、前記肉厚部が嵌る嵌合部分が形成されていてもよい。
前記嵌合部分は、前記スライド面となる底面を有する凹み形状に形成されていてもよい。
前記第2ハウジングには、前記第1ハウジングの第1端子と導通する第2端子が挿入される端子挿入孔が形成され、
前記嵌合部分は、前記スライド通路の前記スライド面から前記端子挿入孔に通じる貫通穴から構成されていてもよい。
前記嵌合部分は、前記スライド通路の前記スライド面から前記端子挿入孔に通じる貫通穴から構成されていてもよい。
前記第1ハウジングは、嵌合用被係止部を有し、
前記第2ハウジングは、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとが嵌合すると前記嵌合用被係止部に係止し、かつ、前記突部用被係止部と同一の部材である嵌合用係止部を有していてもよい。
前記第2ハウジングは、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとが嵌合すると前記嵌合用被係止部に係止し、かつ、前記突部用被係止部と同一の部材である嵌合用係止部を有していてもよい。
前記第1ハウジング及び前記第2ハウジングは、端子を有し、前記端子に電線が接続されたコネクタのハウジングであってもよい。
本発明によれば、スライド部材の第1面には、その第1面から盛り上がって形成された肉厚部が形成されている。このため、スライド部材の厚みを、実質的に厚くすることができ、結果として、スライド部材の強度を向上させることができる。
(実施形態1)
以下、本発明の実施形態1に係るコネクタ1について、図1〜図26を用いて説明する。なお、理解を容易にするために、XYZ座標を設定し、適宜参照する。
以下、本発明の実施形態1に係るコネクタ1について、図1〜図26を用いて説明する。なお、理解を容易にするために、XYZ座標を設定し、適宜参照する。
コネクタ1は、例えば、自動車に装備される電子回路部品に用いられ、コネクタ位置保証(Connector Position Assurance;CPA)機能を有するコネクタである。コネクタ1は、図1及び図2に示すように、アウターハウジング10と、インナーハウジング20と、両ハウジング10,20が嵌合するとスライド移動可能なスライド部材30(CPA部材)とを備える。
アウターハウジング10は、図3に示すように、本実施形態においては、配線基板Sに実装されるリセプタクルコネクタのハウジングである。アウターハウジング10は、樹脂からなり、例えば、射出成型により形成されている。このアウターハウジング10には、複数の雄端子40が組み付けられている。
雄端子40は、導電性の素材からなる。雄端子40は、+Y側の端部40a及び−Y側の端部40bがアウターハウジング10から突出して形成されている。雄端子40の+Y側の端部40aは、アウターハウジング10に形成されている嵌合口11の内部に突出している。雄端子40の−Y側の端部40bは、アウターハウジング10の−Y側の後端面から露出し、略S字状に湾曲し、−Y方向に平行に突出して形成されている。雄端子40の端部40bは、配線基板Sに半田付けされる外部リード部として用いられる。
アウターハウジング10は、+Y方向に開口する嵌合口11が形成された略箱形状の部材である。アウターハウジング10の嵌合口11には、インナーハウジング20が挿入される。なお、インナーハウジング20がアウターハウジング10に挿入する挿入方向D1は、−Y方向と同一の方向である。また、アウターハウジング10は、嵌合用被係止部13を有する。
嵌合用被係止部13は、アウターハウジング10を構成する壁の一部である天井壁部12の+Y側近傍の下面12aに形成されている。嵌合用被係止部13は、挿入方向D1における後端側(+Y側)から順に、傾斜面13aと平行面13bと立面13cとを有する。傾斜面13aは、挿入方向D1に対して傾斜する面から構成されている。平行面13bは、挿入方向D1に平行な面から構成されている。立面13cは、Z軸方向にほぼ平行な面から構成されている。
インナーハウジング20は、本実施形態においては、電線Wが接続されるプラグコネクタのハウジングである。インナーハウジング20は、樹脂からなり、例えば、射出成型により形成されている。このインナーハウジング20には、複数本の雌端子50が挿入されている。
雌端子50は、例えば、導電性の板材を曲げ加工することにより形成されている。雌端子50の−Y側の端部には、雄端子40の+Y側の端部40aが挿入される略角筒形状の筒状部51が形成されている。筒状部51は、雄端子40の端部40aに接触する弾性接触片を有する。筒状部51に挿入された雄端子40の端部40aは、筒状部51の弾性接触片の弾性力によって導電可能に固定される。また、雌端子50の+Y側の端部には、電線Wが挿入されて、圧着固定される結束部52が形成されている。
インナーハウジング20は、Y軸方向をやや長手方向とする略直方体形状に形成されている。図4に示すように、インナーハウジング20の後端面(+Y側の端面)には、雌端子50を挿入する複数の端子挿入口21が形成されている。端子挿入口21は、図3に示すように、インナーハウジング20の内部に形成された端子収容室22に通じている。
インナーハウジング20は、図3及び図4に示すように、嵌合用係止部23と、係止解除部24と、リブ25と、一対のロックアーム60R、60Lとを有する。
嵌合用係止部23は、アウターハウジング10の嵌合用被係止部13に係止する。嵌合用係止部23は、ロックアーム60Rとロックアーム60Lとの間に、ロックアーム60Rとロックアーム60Lとを接続するように設けられている。嵌合用係止部23は、インナーハウジング20の挿入方向D1における先端側(−Y側)から順に、傾斜面23aと、上側平行面23b及び下側平行面23dと、立面23cと、を有する。傾斜面23aは、挿入方向D1に対して傾斜する面から構成されている。上側平行面23b及び下側平行面23dは、平面から構成されている。傾斜面23aと上側平行面23bとは、アウターハウジング10とインナーハウジング20との嵌合の進行に伴って、嵌合用被係止部13に案内される被案内面として用いられる。立面23cは、Z軸方向にほぼ平行な面から構成されている。立面23cが、嵌合用被係止部13の立面13cと対向すると、嵌合用係止部23と嵌合用被係止部13との係止が完了する。下側平行面23dは、スライド部材30のスライド移動に伴って、スライド部材30の突部35を案内する案内面として用いられる。
また、嵌合用係止部23は、スライド部材30が有する突部35に係止される。このため、嵌合用係止部23は、突部用被係止部としての機能も有する。
係止解除部24は、ロックアーム60R、60Lに設けられている。係止解除部24は、ユーザによって押圧されることにより、嵌合用係止部23と嵌合用被係止部13との係止を解除する。この係止の解除によって、ユーザは、アウターハウジング10からインナーハウジング20を取り外すことが可能になる。
リブ25は、図4に示すように、インナーハウジング20の剛性及び強度を向上させるために形成されている。リブ25は、Y軸方向に沿って形成されている。
ロックアーム60Rは、図5に示すように、先端側ロックアーム部分61Rと、平行ロックアーム部分62Rと、後端側ロックアーム部分63Rとから構成されている。先端側ロックアーム部分61Rは、本実施形態では、インナーハウジング20を構成する壁の一部である天井壁部26の先端部分(−X側端部分)近傍から垂直方向に延設されている。ただし、先端側ロックアーム部分61Rは、垂直方向に限らず、垂直方向以外の方向に延設されていてもよい。後端側ロックアーム部分63Rは、本実施形態では、天井壁部26の後端部分(+X側端部分)近傍から垂直方向に延設されている。ただし、後端側ロックアーム部分63Rは、垂直方向に限らず、垂直方向以外の方向に延設されていてもよい。平行ロックアーム部分62Rは、先端側ロックアーム部分61Rと後端側ロックアーム部分63Rとを接続すると共に、Y軸方向に略平行に形成されている。
ロックアーム60Lは、ロックアーム60Rと同様の構造に形成されている。詳しくは、ロックアーム60Lは、図4に示すように、先端側ロックアーム部分61Lと、平行ロックアーム部分62Lと、後端側ロックアーム部分63Lとから構成されている。なお、後端側ロックアーム部分63Lは、本実施形態では、垂直方向に延設されているが、これに限らず、垂直方向以外の方向に延設されていてもよい。
上述のように構成されたロックアーム60R、60Lは、アウターハウジング10とインナーハウジング20との嵌合の進行に伴って、撓むように設けられている。
また、インナーハウジング20には、図4に示すように、Y軸方向に沿って延びるスライド通路70と、リブ25同士の対向面に形成されたレール72とが形成されている。
スライド通路70は、図5に示すように、スライド部材30がスライド移動するための通路であり、2つのハウジングの嵌合により、スライド部材30が通過可能となるように構成されている。スライド通路70は、インナーハウジング20の天井壁部26の上側(+Z側)に設けられている。スライド通路70には、スライド移動時のスライド部材30の下面30a(−Z側の面)が対面するスライド面71が形成されている。
図6は、スライド通路70を説明するための図であり、図6(A)は、図5のA−A断面図である。図6(B)は、図6(A)のB−B断面図である。なお、図6(B)では、係止解除部24、ロックアーム60R、60Lの一部などの構成部材は、省略されて示されている。
スライド通路70の両側には、図6(A)及び図6(B)に示すように、後端側ロックアーム部分63R、63Lが配置されている。また、スライド面71には、嵌合部分71a、71b、71cが形成されている。嵌合部分71a、71b、71cは、底面を有する凹部形状に形成されている。嵌合部分71a、71b、71cの底面は、スライド面71から−Z方向にオフセットされたオフセット面であり、スライド面71に平行な面から構成されている。
図7(A)は、レール72を説明するための図5のA−A断面図である。図7(B)は、図7(A)のC−C断面図である。なお、図7(B)では、係止解除部24、ロックアーム60R、60Lなどは、省略されて示されている。
レール72は、図7(A)に示すように、リブ25を肉抜きするように形成され、溝から構成されている。レール72は、横断面積(XZ断面の面積)の異なる第1レール部分72Aと第2レール部分72Bとを有する。第1レール部分72Aは、その横断面積が、第2レール部分72Bの横断面積よりも大きく形成されている。レール72(詳しくは、第1レール部分72A、第2レール部分72B)は、図6(B)及び図7(B)に示すように、底面73と第1側面74及び第2側面75とからなる凹形状に形成されている。底面73は、YZ平面に平行な面である。第1側面74は、本実施形態では、スライド面71の一部から構成されている。なお、本実施形態では、第1側面74は、スライド面71の一部から構成されているが、これに限らず、スライド面71の一部でなくてもよい。第2側面75は、スライド面71に対して傾斜して形成されている。第1レール部分72Aと第2レール部分72Bとの第2側面75の傾斜角度はほぼ同一である。
また、図6(A)に示すように、第1レール部分72Aと第2レール部分72Bとの接続部分には、Y軸方向に対して傾斜する案内面G4が形成されている。この案内面G4は、コネクタ1の製造・組立て時において、インナーハウジング20へのスライド部材30の挿入を案内することで挿入性を向上させ、ひいては組立作業性を向上させるために形成されている。
スライド部材30は、両ハウジング10,20の嵌合をロックするCPA(コネクタ位置保証)部材として機能する。スライド部材30は、アウターハウジング10とインナーハウジング20との嵌合作業時に、両ハウジング10,20の嵌合の状態が中途嵌合であるか、完全に嵌合されているかを、ユーザが確認するために用いられる。スライド部材30は、図8に示すように、スライド部材基部31と、スライド部材基部31から突出するメインアーム32、一対の係止アーム33R、33L、一対の支持アーム34R、34Lとを有する。
スライド部材基部31は、ユーザがスライド部材30をスライド移動させる時に指で押す押圧部として用いられる。
メインアーム32は、図9(A)及び図9(B)に示すように、スライド部材基部31から−Y方向に突出して形成されている。メインアーム32の先端部分には、上方向(+Z方向)に突出した突部35が形成されている。突部35の後端面35aは、Y軸方向に傾斜する傾斜面から構成されている。後端面35aは、スライド部材30を+Y方向にスライド移動させる際に、メインアーム32の移動を案内する案内面として構成される。
係止アーム33R、33Lは、メインアーム32を挟むように、スライド部材基部31から−Y方向に突出して形成されている。係止アーム33R、33Lは、連結部32aによってメインアーム32に連結されている。また、係止アーム33R、33Lのそれぞれは、係止部36と仮係止部37とを有する。
係止部36は、図11(A)に示すように、ロックアーム60R、60Lの後端側ロックアーム部分63R、63Lに係止する。このため、後端側ロックアーム部分63R、63Lは、係止部36が係止する被係止部として機能する。係止部36は、互いに外向きに突出する形状に形成されている。詳しくは、係止部36は、係止アーム33Rの−X側の面と、係止アーム33Lの+X側の面とに形成されている。また、係止部36の−Y側の面36a及び+Y側の面36bは、Y軸方向に傾斜する傾斜面から構成されている。係止部36の面36a、36bは、スライド部材30の−Y方向及び+Y方向の双方向にスライド移動させる際に、後端側ロックアーム部分63R、63Lに接触しつつ、後端側ロックアーム部分63R、63Lを案内する案内面として構成されている。
仮係止部37は、図10(B)に示すように、ロックアーム60R、60Lの後端側ロックアーム部分63R、63Lに仮係止する。このため、後端側ロックアーム部分63R、63Lは、仮係止部37が仮係止する被係止部としても機能する。また、仮係止部37は、後端側ロックアーム部分63R、63Lとの仮係止により、+Y方向への移動を阻害して、インナーハウジング20からの抜け止めの防止に用いられる。仮係止部37は、係止部36と同様に、互いに外向きに突出する形状に形成されている。詳しくは、仮係止部37は、係止アーム33Rの−X側の面と、係止アーム33Lの+X側の面とに形成されている。また、仮係止部37は、係止部36よりも先端側(−Y側)に形成されている。
また、係止アーム33R、33Lの先端部分には、図9(A)の拡大図を参照するとわかるように、案内面G1が形成されている。案内面G1は、Y軸方向に傾斜する傾斜面から構成されている。この案内面G1は、コネクタ1の製造・組立て時において、インナーハウジング20へのスライド部材30の挿入を案内することで挿入性を向上させ、ひいては組立作業性を向上させるために形成されている。
支持アーム34R、34Lは、図10に示すように、係止アーム33R、33Lを挟むように、スライド部材基部31から−Y方向に突出して形成されている。支持アーム34R、34Lは、第1支持アーム部分34Aと、第1支持アーム部分34Aの端部から延びる第2支持アーム部分34Bとを有する。第2支持アーム部分34Bは、その横断面積(XZ断面の面積)が、第1支持アーム部分34Aの横断面積よりも小さく形成されている。また、第1支持アーム部分34Aは、レール72の第1レール部分72Aに係合するように形成されている。同様に、第2支持アーム部分34Bは、レール72の第2レール部分72Bに係合するように形成されている。以上の構成により、スライド部材30及びインナーハウジング20は、2つの係合部分を備えることとなり、インナーハウジング20からのスライド部材30の脱落を抑制する効果を高めることができる。
支持アーム34R、34Lは、図11(B)及び図11(C)に示すように、レール72の凹形状の第2側面75に対面する上面30b(第2面)と、レール72の第1側面74に対面する下面30a(第1面)とを有する。上面30bは、下面30aの裏側に形成されていると共に、スライド面71に対して傾斜して形成されている。また、支持アーム34R、34Lのそれぞれの上面30bは、支持アーム34R、34Lが向かい合う方向に傾斜して形成されている。このように、支持アーム34R、34Lが、溝から構成されたレール72に係合することで、インナーハウジング20からのスライド部材30の脱落を抑制することができる。なお、上面30bの傾斜角度は、レール72の第2側面75の傾斜角度に対応する略同一の角度である。傾斜面である上面30bは、第1支持アーム部分34Aと第2支持アーム部分34Bとのいずれにも形成されている。
また、支持アーム34R、34Lの先端部分には、図9(A)の拡大図を参照するとわかるように、案内面G2、G3が形成されている。案内面G2、G3は、Y軸方向に傾斜する傾斜面から構成されている。この案内面G2、G3は、コネクタ1の製造・組立て時において、インナーハウジング20へのスライド部材30の挿入を案内することで挿入性を向上させ、ひいては組立作業性を向上させるために形成されている。
上述のように構成された係止アーム33R、33Lと支持アーム34R、34Lとは、ほぼ同じ長さに形成されている。このため、図9(A)の拡大図を参照するとわかるように、係止アーム33R、33Lと支持アーム34R、34Lとの先端部分は、長手方向(Y軸方向)における位置が、ほぼ同じ位置にある。係止アーム33R、33Lと支持アーム34R、34Lとの先端部分には、対向する方向に突出する突起部P1、P2が形成されている。突起部P1、P2は、突起部P1と突起部P2との間に形成された隙間Cに、メインアーム32、係止アーム33R、33L及び支持アーム34R、34L等が入り込まないような形状、寸法で形成されている。これにより、突起部P1、P2は、コネクタの製造・組立て時において、スライド部材30同士の絡み合いを防止する。
図12は、下方から視たスライド部材30の斜視図である。図12に示すように、スライド部材30には、一部が平面からなる下面30aから盛り上がって形成された肉厚部38が形成されている。なお、図12においては、肉厚部38はドットを付して示している。肉厚部38は、スライド部材30の実質的な厚みを厚くして、スライド部材30の強度を高めるために形成されている。
本実施形態においては、肉厚部38は、メインアーム32の下面部分に形成された肉盛り部分38aと、支持アーム34Rの下面部分に形成された肉盛り部分38bと、支持アーム34Lの下面部分に形成された肉盛り部分38cとから構成されている。図11(B)のE−E断面端面図に示すように、肉厚部38の肉盛り部分38aは、スライド面71に形成された嵌合部分71aに嵌るように形成されている。同様に、肉盛り部分38b、38cは、嵌合部分71b、71cに嵌るように形成されている。また、肉盛り部分38a〜38cには、下面30aから−Z方向にオフセットされた位置に、平面からなるオフセット面39が形成されている。このオフセット面39は、嵌合部分71a〜71cの底面に接し、その底面を摺動可能に形成されている。
上述のように構成されたコネクタ1のアウターハウジング10とインナーハウジング20との嵌合方法について、図13〜図17を用いて説明する。スライド部材30は、図13に示すように、メインアーム32に形成された突部35が、嵌合用係止部23に係止し、スライド移動が規制されている状態で、インナーハウジング20に取り付けられている。また、図18(A)に示すように、この時のスライド部材30は、係止アーム33R、33Lの係止部36がロックアーム60R、60Lに係止していない状態にあると共に、仮係止部37がロックアーム60R、60Lに仮係止している第1位置(初期位置)にある。
図14に示すように、インナーハウジング20を、スライド部材30と共に挿入方向D1に移動させつつ、インナーハウジング20が、アウターハウジング10の嵌合口11に挿入されていくと、嵌合用係止部23が嵌合用被係止部13に当接する。また、雄端子40の端部40aの先端部分が、雌端子50の筒状部51に挿入する。
さらに、図15に示すように、インナーハウジング20が、アウターハウジング10の嵌合口11に挿入されていくと、嵌合用係止部23が、スライド部材30の突部35と共に、嵌合用被係止部13の傾斜面13aに案内される。傾斜面13aでの案内により、インナーハウジング20のロックアーム60R、60Lと、スライド部材30のメインアーム32とが撓む。そして、嵌合用被係止部13の押圧によって、矢印A1に示すように、嵌合用係止部23と突部35とが、下側(−Z側)に押し込まれる。
さらに、図16に示すように、インナーハウジング20が、アウターハウジング10の嵌合口11に挿入されていくと、嵌合用係止部23は、嵌合用被係止部13の平行面13bに案内されることで、矢印A2に示すように、嵌合用係止部23が、スライド部材30の突部35と共に、−Y方向に移動する。
さらに、図17に示すように、インナーハウジング20が、アウターハウジング10の嵌合口11に挿入されていくと、嵌合用係止部23の立面23cは、嵌合用被係止部13の立面13cに到達する。立面23cが立面13cに到達すると、嵌合用被係止部13の押圧が無くなり、ロックアーム60R、60Lの撓みが解消される。そして、嵌合用係止部23は、ロックアーム60R、60Lの弾性回復に基づいて、矢印A3に示すように上側(+Z側)に戻される。この結果、立面23cと立面13cとが対向し、嵌合用係止部23が、嵌合用被係止部13に係止する。
なお、嵌合用係止部23が嵌合用被係止部13に係止した時点では、突部35は、平行面13bに案内されている途中である。メインアーム32の撓みは解消されていない。
以上により、コネクタ1のアウターハウジング10とインナーハウジング20との嵌合が完了する。また、両ハウジング10,20の嵌合が完了すると、雄端子40の端部40aの、雌端子50の筒状部51への挿入も完了し、雄端子40と雌端子50とが電気的に接続される。
次に、コネクタ1のCPA(コネクタ位置保証)機能を、図16〜図20を用いて説明する。図18(A)におけるスライド部材30の初期位置を第1位置(待機位置)とし、図18(C)におけるスライド部材30の移動後の位置を第2位置(嵌合ロック位置)とする。
図16に示すように、両ハウジング10,20の嵌合が完了していない中途嵌合の場合には、嵌合用係止部23と嵌合用被係止部13とは非係止状態にある。そして、突部35は、突部用被係止部としての嵌合用係止部23に係止している。このため、スライド部材30は、−Y方向へのスライド移動が規制された状態にある。
図17に示すように、両ハウジング10,20の嵌合が完了した場合には、嵌合用係止部23が上側(+Z側)に移動し、嵌合用被係止部13に係止する。一方、嵌合用係止部23が上側(+Z側)に移動すると、突部35と嵌合用係止部23との係止が解除される。このため、スライド部材30は、スライド通路70を−Y方向に通過可能な状態になる。
両ハウジング10,20の嵌合が完了すると、両ハウジング10,20の嵌合状態を確認するユーザは、図18(A)に示す第1位置(初期位置)から、スライド通路70に沿って、スライド部材30を移動させる。なお、スライド部材30のスライド方向D2は、−Y方向と同一の方向である。
スライド部材30をスライド移動させていくと、図19に示すように、スライド部材30の突部35が、嵌合用被係止部13の平行面13bから嵌合用係止部23の下側平行面23dに移動し、下側平行面23dに案内されることで、スライド部材30は−Y方向に平行に移動する。また、図18(A)に示すように、スライド部材30が−Y方向に平行に移動すると、スライド部材30の係止部36は、ロックアーム60R、60L(詳しくは、後端側ロックアーム部分63R、63L)に当接する。
さらに、図18(B)に示すように、スライド部材30をスライド移動させていくと、係止部36が、ロックアーム60R、60Lに案内されることで、係止アーム33R、33Lが撓む。そして、ロックアーム60R、60Lの押圧により、矢印A4に示すように、一対の係止アーム33R、33Lの間隔が狭くなる。
さらに、図18(C)に示すように、スライド部材30をスライド移動させていくと、係止部36が、ロックアーム60R、60Lを乗り越えることにより、係止アーム33R、33Lが弾性回復し、係止アーム33R、33Lの間隔が広がって、係止アーム33R、33Lがロックアーム60R、60Lに係止される。また、図20に示すように、突部35が、嵌合用係止部23を乗り越えて、メインアーム32の撓みが解消される。そして、突部35は、メインアーム32の弾性回復に基づいて、矢印A5に示すように上側(+Z側)に戻される。この結果、突部35が、嵌合用係止部23に係止する。
突部35が嵌合用係止部23に係止すると、嵌合用係止部23の下側(−Z側)にメインアーム32が位置する。このため、嵌合用係止部23は、嵌合用被係止部13との係止が解除されるのに必要な量の分の移動をすることができず、これにより、当該係止が解除される位置まで下降できなくなる。この結果、アウターハウジング10とインナーハウジング20との嵌合が、スライド部材30によってロックされる。
以上により、スライド部材30の、図18(A)に示す第1位置(初期位置)から、図18(C)に示す第2位置(嵌合ロック位置)への移動が完了する。ユーザは、スライド部材30を第2位置に押し込むことにより、両ハウジング10,20の嵌合が完了したことを確認することができる。
次に、コネクタ1のアウターハウジング10からインナーハウジング20を取り外す方法について、図21〜図25を用いて説明する。なお、図25に示すように、アウターハウジング10からインナーハウジング20を引き抜く方向(取外し方向D3)は、+X方向と同一の方向である。
アウターハウジング10とインナーハウジング20との嵌合を解除する場合、先ず、スライド部材30を、図23(A)に示す第2位置(嵌合ロック位置)から図23(C)に示す第1位置(初期位置)へ、逆スライド方向D4に沿って移動させる。これにより、スライド部材30のロックを解除し、両ハウジング10,20の嵌合を解除可能の状態にする。なお、スライド部材30の逆スライド方向D4は、スライド方向D2の反対の方向である。
スライド部材30を、逆スライド方向D4にスライド移動させていくと、図21に示すように、スライド部材30の突部35の後端面35aが、嵌合用係止部23に案内される。そして、突部35は、矢印A6に示すように、下側(−Z側)に移動することで、スライド部材30のメインアーム32が撓む。この結果、図22に示すように、突部35と嵌合用係止部23との係止が解除される。
また、図23(A)に示すように、スライド部材30を、逆スライド方向D4にスライド移動させていくと、図23(B)に示すように、スライド部材30の係止部36が、ロックアーム60R、60Lに案内されることで、係止アーム33R、33Lが撓む。そして、矢印A7に示すように、一対の係止アーム33R、33Lの間隔が狭くなる。
さらに、図23(C)に示すように、スライド部材30をスライド移動させていくと、係止部36が、ロックアーム60R、60Lを乗り越えることにより、係止アーム33R、33Lが弾性回復し、係止アーム33R、33Lの間隔が広がる。そして、ロックアーム60R、60Lが、係止部36と仮係止部37との間に配置され、仮係止部37がロックアーム60R、60Lに仮係止する。この仮係止により、スライド部材30の+Y方向への更なるスライド移動が規制される。
また、図24に示すように、スライド部材30をスライド移動させていくと、突部35が、矢印A8に示すように、嵌合用係止部23の下側平行面23dから、嵌合用被係止部13の平行面13bにまで移動する。これにより、嵌合用係止部23の下方に、部材が存在しない空間が生じ、嵌合用被係止部13との係止の解除に必要な、嵌合用係止部23の下降移動量を確保できる。この結果、両ハウジング10,20の嵌合を解除することが可能になる。
次に、図25に示すように、インナーハウジング20の係止解除部24を、矢印A9に示すように、押し下げる。すると、ロックアーム60R、60Lが撓み、矢印A10に示すように、嵌合用係止部23が下側(−Z側)に押し下げられる。この結果、嵌合用係止部23と嵌合用被係止部13との係止が解除される。
次に、インナーハウジング20を、取外し方向D3に移動させて、アウターハウジング10から引き抜く。これにより、アウターハウジング10からのインナーハウジング20の取り外しが完了する。なお、インナーハウジング20がアウターハウジング10から取り外されると、ロックアーム60R、60Lの撓みが解消され、係止解除部24は元の位置に復帰する。
以上、説明したように、本実施形態1においては、図12に示すように、スライド部材30の下面30a(第1面)には、その下面30aから盛り上がって形成された肉厚部38が形成されている。このため、スライド部材30の厚み(Z軸方向の厚み)を、実質的に厚くすることができる。これにより、スライド部材30の強度を向上させることができる。また、スライド部材30の強度を向上させることができるため、両ハウジング10,20の嵌合が容易に解除できなくなり、結果として、両ハウジング10,20の嵌合を維持する能力を向上させることができる。
また、本実施形態1においては、図26に示すように、インナーハウジング20のスライド通路70のスライド面71には、肉厚部38の肉盛り部分38a〜38cが嵌る嵌合部分71a〜71cが形成されている。このため、コネクタ1のサイズの大型化を抑制しつつ、スライド部材30の強度を向上させることができる。結果として、両ハウジング10,20の嵌合を維持する能力を向上させることができる。
また、本実施形態1においては、図26の拡大図に示すように、肉厚部38には、下面30a(第1面)からオフセットされ、平面からなるオフセット面39(第2面)が形成されている。このオフセット面39は、嵌合部分71a〜71cの底面に接し、その底面を摺動可能に形成されている。このため、肉厚部38及び嵌合部分71a〜71cが形成されることにより、スライド部材30のスライド移動が阻害されることはなく、スライド部材30の第1位置から第2位置への円滑なスライド移動が可能になる。
(実施形態2)
次に、本発明の実施形態2に係るコネクタ2について、図27〜図29を用いて説明する。なお、理解を容易にするために、XYZ座標を設定し、適宜参照する。また、実施の形態1と同一又は同等の構成については、同一の符号を用いる。本実施形態2に係るコネクタ2は、スライド通路70のスライド面71に形成された嵌合部分71a〜71cの形状が異なる点で実施形態1に係るコネクタ1と相違している。
次に、本発明の実施形態2に係るコネクタ2について、図27〜図29を用いて説明する。なお、理解を容易にするために、XYZ座標を設定し、適宜参照する。また、実施の形態1と同一又は同等の構成については、同一の符号を用いる。本実施形態2に係るコネクタ2は、スライド通路70のスライド面71に形成された嵌合部分71a〜71cの形状が異なる点で実施形態1に係るコネクタ1と相違している。
コネクタ2は、図27に示すように、アウターハウジング10と、インナーハウジング20と、両ハウジング10,20が嵌合するとスライド移動可能なスライド部材30(CPA部材)とを備える。なお、コネクタ2のアウターハウジング10及びスライド部材30は、実施形態1に係るコネクタ1のアウターハウジング10及びスライド部材30と同一のものである。
インナーハウジング20の後端面(+Y側の端面)には、雌端子を挿入する複数の端子挿入口21が形成されている。端子挿入口21は、インナーハウジング20の内部に形成された端子収容室に通じている。
また、インナーハウジング20には、図28、図29に示すように、Y軸方向に沿って延びるスライド通路70が形成されている。スライド通路70には、スライド面71が形成されている。さらに、スライド面71には、嵌合部分71a、71b、71cが形成されている。実施形態1に係るコネクタ1での嵌合部分71a、71b、71cが凹み形状に形成されているのに対し、本実施形態2では、嵌合部分71a、71b、71cは、スライド通路70のスライド面71から端子挿入口21に通じる貫通穴から構成されている。
以上、説明したように、本実施形態2においては、図29に示すように、嵌合部分71a、71b、71cは、スライド通路70のスライド面71から端子挿入口21に通じる貫通穴から構成されている。このため、コネクタ2は、実施形態1に係るコネクタ1と比べて、肉厚部38の厚みをさらに厚く確保できる。これにより、コネクタ2のサイズの大型化を抑制しつつ、スライド部材30の強度をさらに向上させることができる。また、両ハウジング10,20の嵌合を維持する能力をさらに向上させることができる。
以上、本発明の実施の形態1、2について説明したが、本発明は上記実施の形態によって限定されるものではない。
例えば、本発明の実施の形態1、2では、アウターハウジング10は、配線基板Sに実装されるリセプタクルコネクタのハウジングであり、インナーハウジング20は、電線Wが接続されるプラグコネクタのハウジングである。しかしながら、これに限られない。例えば、双方のコネクタが、端子を有し、その端子に電線Wが接続されたものであってもよい。
また、本発明の実施の形態1、2では、図12に示すように、肉厚部38は、メインアーム32の下面部分に形成された肉盛り部分38aと、支持アーム34Rの下面部分に形成された肉盛り部分38bと、支持アーム34Lの下面部分に形成された肉盛り部分38cと、3つの肉盛り部分から構成されている。しかしながら、これに限られない。肉厚部38は、2つ以下、または、4つ以上の肉盛り部分から構成されていてもよいし、肉盛り部分38a〜38cが連結されることで一体的に形成されていてもよい。
同様に、本発明の実施の形態1、2では、図26に示すように、インナーハウジング20には、3つの嵌合部分71a、71b、71cが形成されている。しかしながら、これに限らず、2つ以下、または、4つ以上の嵌合部分が形成されていてもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。
1,2 コネクタ、10 アウターハウジング(第1ハウジング)、11 嵌合口、12 天井壁部、12a 下面、13 嵌合用被係止部、13a 傾斜面、13b 平行面、13c 立面、20 インナーハウジング(第2ハウジング)、21 端子挿入口、22 端子収容室、23 嵌合用係止部(突部用被係止部)、23a 傾斜面、23b 上側平行面、23c 立面、23d 下側平行面、24 係止解除部、25 リブ、26 天井壁部、30 スライド部材、30a 下面(第1面)、30b 上面、31 スライド部材基部、32 メインアーム、32a 連結部、33R,33L 係止アーム、34R,34L 支持アーム、34A 第1支持アーム部分、34B 第2支持アーム部分、35 突部、35a 後端面、36 係止部、36a,36b 面、37 仮係止部、38 肉厚部、38a,38b,38c 肉盛り部分、39 オフセット面(第2面)、40 雄端子、40a,40b 端部、50 雌端子、51 筒状部、52 結束部、60R,60L ロックアーム、61R,61L 先端側ロックアーム部分、62R,62L 平行ロックアーム部分、63R,63L 後端側ロックアーム部分、70 スライド通路、71 スライド面、71a,71b,71c 嵌合部分、72 レール、72A 第1レール部分、72B 第2レール部分、73 底面、74 第1側面、75 第2側面、S 配線基板、W 電線、G1〜G4 案内面、P1,P2 突起部、D1 挿入方向、D2 スライド方向、D3 取外し方向、D4 逆スライド方向
Claims (6)
- 第1ハウジングと、
突部用被係止部とスライド面を有するスライド通路とを有し、前記第1ハウジングと嵌合する第2ハウジングと、
前記突部用被係止部に係止する突部と、前記スライド面に対向し、一部が平面からなり、該平面から盛り上がって形成された肉厚部が形成されている第1面と、を有し、前記スライド通路に配置されたスライド部材と、を備え、
前記肉厚部には、前記第1面の平面からオフセットされ、前記スライド面に接する位置に形成され、少なくとも一部が平面からなる第2面が形成され、
前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとが嵌合すると、前記第1ハウジングが前記第2ハウジングの前記突部用被係止部に係止している前記突部を押圧して、前記突部用被係止部と前記突部との係止を解除し、前記スライド部材をスライド可能とするように構成されている、コネクタ。 - 前記スライド通路の前記スライド面には、前記肉厚部が嵌る嵌合部分が形成されている、請求項1に記載のコネクタ。
- 前記嵌合部分は、前記スライド面となる底面を有する凹み形状に形成されている、請求項2に記載のコネクタ。
- 前記第2ハウジングには、前記第1ハウジングの第1端子と導通する第2端子が挿入される端子挿入孔が形成され、
前記嵌合部分は、前記スライド通路の前記スライド面から前記端子挿入孔に通じる貫通穴から構成されている、請求項2に記載のコネクタ。 - 前記第1ハウジングは、嵌合用被係止部を有し、
前記第2ハウジングは、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとが嵌合すると前記嵌合用被係止部に係止し、かつ、前記突部用被係止部と同一の部材である嵌合用係止部を有する、請求項1から4のいずれか一項に記載のコネクタ。 - 前記第1ハウジング及び前記第2ハウジングは、端子を有し、前記端子に電線が接続されたコネクタのハウジングである、請求項1から5のいずれか一項に記載のコネクタ。
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