JP2012195309A - 電気接続用コネクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電気接続用コネクタは、第1のインターロック用端子と、第1の接続端子と、第1のインターロック用端子を保持する第1のインターロック用コネクタとを有する第1のコネクタと、第1のインターロック用端子に電気的に接続する第2のインターロック用端子と、第1の接続端子と嵌め合わされる第2の接続端子を有する第2のコネクタとを備え、第2のコネクタは、第1のインターロック用コネクタと嵌め合わされ、第2のインターロック用コネクタと嵌合検知部40とロッドとを有し、第2のインターロック用コネクタは、側方断面視で略コの字状に形成されるコの字部を含み、ロッドは、コの字部の端部側と接続し、嵌合検知部の下側部と接続する。
【選択図】図2A
Description
図1は、本発明の実施の形態に係る電気接続用コネクタのオスコネクタの構成の概要を示す。また、図2Aは、本発明の実施の形態に係る電気接続用コネクタのメスコネクタの構成の概要を示す。図2Bは、本発明の実施の形態に係るインターロック用メスコネクタ及び嵌合検知部の側方断面を示す。
オスコネクタ10は、図1に示すように、第1の接続端子(主たる通電用端子の一部)としてのオス端子100と、第1のインターロック用端子としてのインターロック用メス端子300を保持する第1のインターロック用コネクタとしてのインターロック用オスコネクタ30と、インターロック用メス端子300と電気的に接続するインターロック制御用ケーブルとしての制御ケーブル55とを有する。インターロック用オスコネクタ30は、オスコネクタ10のハウジングの内側に嵌め合わされて固定される。
メスコネクタ20は、図2Aにその側方断面図を示すように、第2の接続端子(主たる通電用端子の一部)としてのメス端子200と、メス端子200に圧着接続される導体50aを含むケーブル50と、第2のインターロック用端子としてのインターロック用オス端子350を保持するインターロック用メスコネクタ35と、インターロック用メスコネクタ35に連結しているロッド45と、ロッド45と連結部40aを介して連結する嵌合検知部40と、嵌合検知部40とインターロック用メスコネクタ35との間において、ロッド45とメスコネクタ20との接触部分に設けられるパッキン60と、メスコネクタ20のハウジングの外部に設けられる所定形状のガイド(図示しない)に沿って動作することにより、互いに嵌め合わされたオスコネクタ10とメスコネクタ20とを固定するレバー210とを有する。
本発明の実施の形態に係る電気接続用コネクタは、嵌合検知部40によりオスコネクタ10とメスコネクタ20とが適切に嵌め合わされたことを検知した後に、インターロック回路を閉じることができる。すなわち、インターロック用メスコネクタ35は、嵌合検知部40と連動しているので、オスコネクタ10とメスコネクタ20とが適切に嵌め合わされたことを嵌合検知部40が検知しない限り、インターロック回路が閉じることはない。したがって、オスコネクタ10とメスコネクタ20とが適切に嵌め合わされていない状態において、外部の制御装置に制御ケーブル55を介して所定の信号が供給されることがないので、嵌め合わせミス等によって電気接続用コネクタに電流が供給されることを防止できる。以上より、本実施の形態に係る電気接続用コネクタは、オスコネクタ10とメスコネクタ20との接続時における作業の安全性を向上させることができる。
図5は、本発明の実施の形態の変形例に係るインターロック用メスコネクタの一例を示す。
図6(a)は、本発明の実施の形態の他の変形例に係るインターロック用メスコネクタを上面からの図の一例を示し、図6(b)は、本発明の実施の形態の変形例に係るインターロック用メスコネクタの図6(a)のA−A線における断面図の一例を示す。
パッキン60は、ロッド45又は第2のロッド45bに1つずつ設けられているが、本実施の形態の更に他の変形例においては、複数のパッキン60を所定の間隔をおいてロッド45又は第2のロッド45bに設けることもできる。
10a 開口部
20 メスコネクタ
20a 開口部
30 インターロック用オスコネクタ
35、35a インターロック用メスコネクタ
35b 開口
35c コの字部
35d 中心軸
35e 下部面
35f 上部面
35g 上端部
35h 下端部
40 嵌合検知部
40a 連結部
40b 突起部
40c 端部
40d レバー
40e 下側部
40f 上側部
45、45c、45d ロッド
45a 第1のロッド
45b 第2のロッド
50 ケーブル
50a 導体
55 制御ケーブル
60、60a、60b パッキン
100 オス端子
200 メス端子
200a 上部面
200b 下部面
210 レバー
210a 開口
300 インターロック用メス端子
350 インターロック用オス端子
Claims (7)
- 第1のインターロック用端子と、第1の接続端子と、前記第1のインターロック用端子を保持し合成樹脂材料から形成される第1のインターロック用コネクタと、を有する第1のコネクタと、
前記第1のインターロック用端子に電気的に接続する第2のインターロック用端子と、前記第1の接続端子と接続される第2の接続端子と、を有する第2のコネクタと、
を備え、
前記第2のコネクタは、
側方断面視において前記第2の接続端子よりも上方に位置し、前記第1のインターロック用コネクタと嵌め合わされ、前記第2のインターロック用端子を保持し合成樹脂材料から形成される第2のインターロック用コネクタと、
側方断面視において前記第2の接続端子よりも上方に位置し、前記第2のインターロック用コネクタと連結すると共に連動するロッドと、
を有し、
前記第1のインターロック用端子と前記第2のインターロック用端子とが電気的に分離されることにより、電気的に接続された前記第1の接続端子と前記第2の接続端子とが開放される前に、前記第1の接続端子と前記第2の接続端子との間の通電を遮断することができる電気接続用コネクタにおいて、
前記第2のインターロック用コネクタは、側方断面視において互いに対向して形成された、上部面を有する上端部と、側方断面視で前記上端部よりも下方に位置する下端部と、を有する側方断面視で略コの字状に形成されるコの字部を含む、インターロック用メスコネクタであり、
前記ロッドは、前記コの字部の端部側で前記インターロック用メスコネクタと連結し、
側方断面視における前記ロッドの厚さは、側方断面視における前記インターロック用メスコネクタの厚さよりも薄いと共に、
前記ロッドと前記インターロック用メスコネクタとは、前記ロッドの側方断面視における上方の表面と前記上部面とが同一水平面となるように連結される
電気接続用コネクタ。 - 前記第2のコネクタは、更に、前記ロッドを介して前記第2のインターロック用コネクタと連結すると共に連動し、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとの嵌合状態を検知する嵌合検知部を有し、
前記ロッドは、前記嵌合検知部の下側部と連結する
請求項1に記載の電気接続用コネクタ。 - 前記第2の接続端子は、メス端子であり、
前記インターロック用メスコネクタは、前記インターロック用メスコネクタの下部面が、前記メス端子の上部面に沿って前記第2のコネクタの開口部に向けてスライド移動する
請求項1又は2に記載の電気接続用コネクタ。 - 前記ロッドは、複数のロッドからなる
請求項1〜3の何れかに記載の電気接続用コネクタ。 - 前記嵌合検知部は、分割されたロッドを介して前記第2のインターロック用コネクタと連結する
請求項2〜4の何れかに記載の電気接続用コネクタ。 - 前記第1のコネクタは、前記第1の接続端子及び前記第1のインターロック用コネクタを一括して収容する第1のコネクタ側ハウジングを有し、
前記第2のコネクタは、前記第2の接続端子及び前記第2のインターロック用コネクタを一括して収容する第2のコネクタ側ハウジングを有する
請求項1〜5の何れかに記載の電気接続用コネクタ。 - 前記第2のコネクタ側ハウジングには、貫通孔が設けられ、
前記貫通孔には、前記ロッドが収容され、
前記貫通孔における前記第2のコネクタ側ハウジングと前記ロッドとの間には、パッキンが設けられる
請求項6に記載の電気接続用コネクタ。
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