JP2002139671A - ズームレンズ及びそれを用いた光学機器 - Google Patents

ズームレンズ及びそれを用いた光学機器

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各レンズ群の製造誤差による光学性能劣化を
低減し諸収差が良好に補正された3つのレンズ群よりな
るズームレンズ及びそれを用いた光学機器を得ること。 【解決手段】 物体側より順に負の屈折力の第1群、正
の屈折力の第2群、正の屈折力の第3群の3つの群を有
し、広角端から望遠端への変倍時に第1群と第2群との
間隔は縮まり、第2群と第3群との間隔は広がるズーム
レンズにおいて、該第3群は変倍時光軸に沿って移動す
るとともに正レンズと負レンズで構成された接合レンズ
を有し、第i群の構成レンズ枚数をNLiとしたとき NL3<NL2≦NL1 の条件式を満足すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスチルカメラやビデ
オカメラ、そしてデジタルスチルカメラ等に好適なズー
ムレンズ及びそれを用いた光学機器に関し、特に負の屈
折力のレンズ群が先行する全体として3つのレンズ群を
有し、これらの各レンズ群のレンズ構成を適切に設定す
ることにより、レンズ系全体の小型化を図ったフィルム
用のスチルカメラやビデオカメラ、そしてデジタルカメ
ラ等に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】最近、固体撮像素子を用いたビデオカメ
ラ、デジタルカメラ、電子スチルカメラ等のカメラ(光
学機器)の高機能化に伴い、それに用いる光学系には高
い光学性能と小型化の両立が求められている。
【0003】又、この種のカメラには、レンズ最後部と
撮像素子との間に、ローパスフィルターや色補正フィル
ターなどの各種光学部材を配置する必要があるため、そ
れに用いる光学系には比較的バックフォーカスの長いレ
ンズ系が要求されている。さらに、カラーの撮像素子を
用いたカメラの場合、色シェーディングを避けるため、
それに用いる光学系には像側のテレセントリック特性の
良いものが望まれている。
【0004】従来より、負の屈折力の第1群と正の屈折
力の第2群の2つのレンズ群より成り、双方のレンズ間
隔を変えて変倍を行う所謂ショートズームタイプのズー
ムレンズが種々提案されている。これらのショートズー
ムタイプの光学系では、正の屈折力の第2群を移動する
ことで変倍を行い、負の屈折力の第1群を移動すること
で変倍に伴う像点位置の補正を行っている。これらの2
つのレンズ群よりなるレンズ構成においては、ズーム比
は2倍程度である。さらに2倍以上の高い変倍比を有し
つつレンズ全体をコンパクトにまとめるため、特公平7
−3507号公報、特公平6−40170号公報等では
像側に負または正の屈折力の第3群を配置し、高倍化に
伴って発生する収差の補正を行っている3群ズームレン
ズが提案されている。
【0005】しかしながら、これらの3群ズームレンズ
は主として35mmフィルム写真用に設計されているた
め、固体撮像素子を用いた光学系に求められるバックフ
ォーカスの長さと、良好なテレセントリック特性を両立
したものとは言い難かった。
【0006】バックフォーカスとテレセントリック特性
の双方を満足する負、正、正の屈折力の3つのレンズ群
より成る3群ズームレンズ系が特開昭63−13591
3号公報や、特開平7−261083号公報等で提案さ
れている。また、特開平3−288113号公報には、
負、正、正の屈折力の3群ズームレンズで負の屈折力の
第1群を固定とし、正の屈折力の第2群と正の屈折力の
第3群を移動させて変倍を行う光学系も開示されてい
る。
【0007】本出願人は特開2000−111798号
公報において負、正、正の屈折力の3群構成の撮影レン
ズを開示している。この撮影レンズでは像面側にフィル
ター等を挿入するために必要な長さのレンズバックの確
保と、固体撮像素子用として必要なテレセントリック特
性を両立した上で、変倍比2以上としながら極力全長を
短縮しコンパクトなズームレンズを達成している。
【0008】また、物体側より順に負、正、正の屈折力
の3群ズームレンズにおいて第3群が変倍時、物体側に
凸状の軌跡で往復移動するズームレンズが米国特許第
4,969,878号で提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】先の特開昭63−13
5913号公報、特開平7−261083号公報そして
特開平3−288113号公報で提案されている3群ズ
ームレンズは各レンズ群の構成枚数が比較的多く、レン
ズ全長が長くなる傾向があった。
【0010】特に特開平7−261083号公報に記載
される光学系では、正の屈折力の第3群を固定とし、負
の屈折力の第1群を移動させて近距離物体へのフォーカ
シングを行うため、ズーミングでの移動とあいまってメ
カ構造の複雑化する傾向があった。
【0011】また、米国特許第4,999,007号公
報には、負、正、正の屈折力の3群ズームレンズにおい
て第1群、第2群をそれぞれ1枚の単レンズで構成した
ものも開示されている。
【0012】しかしながら、同公報のズームレンズは広
角端でのレンズ全長が比較的大きく、さらに広角端での
第1群と絞りが大きく離れており軸外光線の入射高が大
きく第1群を構成するレンズの径が増大してしまうた
め、レンズ系全体が大きくなってしまう傾向があった。
また、第1群と第2群は構成レンズ枚数が1枚のためレ
ンズ群内における収差補正が不十分であった。特に変倍
時の倍率色収差の変動は軸外光線の光軸からの高さの変
動が大きい第1群内にて発生しやすいが、第1群を負レ
ンズ1枚としているのでレンズ群内で十分な収差補正が
されておらず、全系においても倍率色収差の変動が大き
くなる傾向があった。また、米国特許第4,824,2
23号公報には、負、正、正の屈折力の3群構成のプロ
ジェクター用光学系が開示されている。この光学系では
第1群が負レンズ1枚のためレンズ群内の収差補正が十
分になされておらず、変倍比が1.7程度であり高変倍
には向いていない。
【0013】また、物体側より順に、負、正、正の屈折
力の3群ズームレンズにおいて第3群を負レンズと正レ
ンズを含む複数のレンズで構成されたズームレンズが米
国特許第4,838,666号、特開昭62−2003
16号公報、特開平2−118509号公報、米国特許
第4,999,007号、米国特許第5,835,28
7号、特開平5−173073号公報、特公昭60−4
2451号公報で提案されている。
【0014】これらのうち米国特許第4,838,66
6号、特開昭62−200316号公報、特開平2−1
18509号公報では第3群が変倍時固定であり、高倍
化したときに変倍全域にて良好な性能を維持するのが難
しくなる傾向があった。又米国特許第4,999,00
7号、米国特許第5,835,287号では第1群、第
2群の構成レンズ枚数が1ないし2枚程度と少なく高変
倍と性能の両立が困難である。特開平5−173073
号公報では第3群を正レンズと負レンズとが空気間隔を
隔てて配置された構成をとっておりこれらの相対的な偏
芯による性能劣化が起こりやすい。
【0015】特公昭60−42451号では第2群の構
成レンズ枚数が4〜5枚と多く小型化の面で課題があっ
た。
【0016】本発明は、構成レンズ枚数の少ない、コン
パクトで優れた光学性能を有するズームレンズ及びそれ
を用いた光学機器の提供を目的とする。
【0017】さらに、本発明では、次の事項のうち少な
くとも1つを満足するズームレンズを得ることを目的と
している。 ・第2群のレンズ構成枚数を少なくしつつ、変倍の際に
移動するレンズ群の収差分担を減らし、製造誤差による
レンズ群相互の偏心等での性能劣化を少なくし、製造の
容易なこと。 ・固体撮像素子を用いた撮影系に好適な良好な像側テレ
セントリック結像をもたせる事。 ・変倍に伴う倍率色収差の変動が少ないこと。 ・第3群の変倍時の移動軌跡を最適にすることでズーム
中間での結像性能を良好にして変倍全域にて良好な性能
とし、かつ射出瞳を像面から十分に遠ざけ、第1群の変
倍に伴う移動距離を低減してメカニカルカムに好適な構
成とすること。 ・沈胴ズームレンズに要求される各レンズ群の光軸上の
長さや各レンズ群のズーミング及びフォーカシングによ
る光軸上の移動量を短くすること。 ・近距離物体へのフォーカシング機構を簡素化するこ
と。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のズーム
レンズは物体側より順に、負の屈折力の第1群、正の屈
折力の第2群、正の屈折力の第3群を有し、広角端から
望遠端への変倍に際して第1群と第2群との間隔が縮ま
り、第2群と第3群との間隔が広がるズームレンズにお
いて、該第3群は変倍時光軸に沿って移動するとともに
正レンズと負レンズを接合した接合レンズを有し、第i
群の構成レンズ枚数をNLiとするとき、 NL3<NL2≦NL1 なる条件式を満足することを特徴としている。
【0019】請求項2の発明は請求項1の発明において
前記第2群は、物体側より順に、正レンズと負レンズを
接合した接合レンズ、両レンズ面が凸面の正レンズから
成り、前記第1群は像側に凹面を向けたメニスカス状の
負レンズ、物体側に凸面を向けたメニスカス状の正レン
ズを有し、かつ3枚以上のレンズで構成されることを特
徴としている。
【0020】請求項3の発明は請求項1の発明において
前記第2群は、物体側より順に、正レンズと負レンズを
接合した接合レンズ、両レンズ面が凸面の正レンズから
成り、前記第1群は像側に凹面を向けたメニスカス状の
負レンズ、物体側に凸面を向けたメニスカス状の正レン
ズを有することを特徴としている。
【0021】請求項4の発明は請求項1の発明において
前記第2群は、正レンズと負レンズを接合した接合レン
ズと両レンズ面が凸面の正レンズを有し、該接合レンズ
の最も物体側のレンズ面の曲率半径をRa、最も像側の
レンズ面の曲率半径をRb、該両レンズ面が凸面の正レ
ンズの物体側のレンズ面の曲率半径をRc、像側のレン
ズ面の曲率半径をRdとするとき、 0.7<Rb/Ra<1.2 −0.6<(Rd+Rc)/(Rd−Rc)<0.6 なる条件式を満足することを特徴としている。
【0022】請求項5の発明は請求項1、2、3又は4
の発明において前記第2群の最も物体側のレンズ面は、
物体側に凸形状でかつ、光軸から周辺に向って収斂作用
が弱まるような非球面形状であることを特徴としてい
る。
【0023】請求項6の発明は請求項1から5のいずれ
か1項の発明において前記第3群は、広角端から望遠端
への変倍に際し、像側に凸状の軌跡にて移動することを
特徴としている。
【0024】請求項7の発明は請求項2、3又は4の発
明において前記第2群の接合レンズの肉厚をd、広角端
における全系の焦点距離をfwとするとき、 0.3<d/fw<0.5 なる条件式を満足することを特徴としている。
【0025】請求項8の発明は請求項1の発明において
前記第2群および前記第3群は、変倍時光軸に沿って移
動するとともに該第2群は正レンズと負レンズで構成さ
れた接合レンズを有していることを特徴としている。
【0026】請求項9の発明は請求項1から8のいずれ
か1項の発明において前記第3群の接合レンズを構成す
る負レンズの焦点距離をf3n、第3群の焦点距離をf
3、第3群の負レンズの材質のアッベ数をν3n、屈折
率をN3nとするとき、 0.8<f3N/f3<1.7 ν3N<40 1.7<N3n なる条件式を満足することを特徴としている。
【0027】請求項10の発明は請求項1から9のいず
れか1項の発明において前記第1群は、物体側より順
に、物体側に凸面を向けた正レンズ、像側に凹面を向け
たメニスカス状の負レンズ、負レンズ、物体側に凸面を
向けたメニスカス状の正レンズを有することを特徴とし
ている。
【0028】請求項11の発明は請求項1から10のい
ずれか1項の発明において前記第3群が最も像側に位置
する際の変倍位置をM1とし、広角端から変倍位置M1
への変倍時の第3群の移動距離をx3w、変倍位置M1
から望遠端への変倍時の第3群の移動距離をx3tとす
るとき、 0.2<x3w/x3t<3.0 の条件式を満足することを特徴としている。
【0029】請求項12の発明は請求項1から11のい
ずれか1項の発明において前記第3群の望遠端での横倍
率をβ3tとするとき、 0.6<β3t<0.8 なる条件式を満足することを特徴としている。
【0030】請求項13の発明は請求項1から12のい
ずれか1項の発明において前記第3群を光軸方向に移動
させてフォーカシングを行うことを特徴としている。
【0031】請求項14の発明は請求項1の発明におい
て前記第2群は正レンズと負レンズを接合した接合レン
ズと両レンズ面が凸面の正レンズを有し、該第2群の接
合レンズの最も物体側のレンズ面の曲率半径をRa、最
も像側のレンズ面の曲率半径をRb、該両レンズ面が凸
面の正レンズの物体側レンズ面の曲率半径をRc、像側
レンズ面の曲率半径をRd、該第2群の接合レンズの肉
厚をd、広角端における全系の焦点距離をfw、前記第
3群の接合レンズを構成する負レンズの焦点距離をf3
n、該第3群の焦点距離をf3、第3群の負レンズの材
質のアッベ数をν3n、屈折率をN3nとするとき、 0.7<Rb/Ra<1.2 −0.6<(Rd+Rc)/(Rd−Rc)<0.6 0.3<d/fw<0.5 0.8<f3N/f3<1.7 ν3N<40 1.7<N3n なる条件式を満足することを特徴としている。
【0032】請求項15の発明は請求項14の発明にお
いて第3群が最も像側に位置する際の変倍位置をM1と
し、広角端から変倍位置M1への変倍時の第3群の移動
距離をx3w、変倍位置M1から望遠端への変倍時の第
3群の移動距離をx3t、第3群の望遠端での横倍率を
β3tとするとき、 0.2<x3w/x3t<3.0 0.6<β3t<0.8 なる条件式を満足することを特徴としている。
【0033】請求項16の発明の光学機器は請求項1か
ら15のいずれか1項のズームレンズを有していること
を特徴としている。
【0034】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態の数値実
施例1のズームレンズのレンズ断面図である。図2〜図
4は数値実施例1のズームレンズの広角端、中間のズー
ム位置、望遠端における収差図である。
【0035】図5は本発明の実施形態の数値実施例2の
ズームレンズのレンズ断面図である。図6〜図8は数値
実施例2の広角端,中間のズーム位置,望遠端における
収差図である。
【0036】図9は本発明の実施形態の数値実施例3の
ズームレンズのレンズ断面図である。図10〜図12は
数値実施例3の広角端,中間のズーム位置,望遠端にお
ける収差図である。
【0037】図13は本発明の実施形態の数値実施例4
のズームレンズのレンズ断面図である。図14〜図16
は数値実施例4の広角端,中間のズーム位置,望遠端に
おける収差図である図17は本発明の実施形態の数値実
施例5のズームレンズのレンズ断面図である。図18〜
図20は数値実施例5の広角端,中間のズーム位置,望
遠端における収差図である。
【0038】図21は本発明の光学機器の要部概略図で
ある。
【0039】各数値実施例のレンズ断面図において、L
1は負の屈折力の第1群(第1レンズ群)、L2は正の
屈折力の第2群(第2レンズ群)、L3は正の屈折力の
第3群(第3レンズ群)、SPは開口絞り、IPは像面
である。Gはフィルターや色分解プリズム等のガラスブ
ロックである。
【0040】本実施形態では、物体側より順に、負の屈
折力の第1群、正の屈折力の第2群そして正の屈折力の
第3群の3つの群を有しており、広角端から望遠端への
ズーミングに際して、第1群は像側に凸状の往復運動も
しくはこの一部の運動、第2群は物体側に移動し、第3
群は像側に凸状の軌跡またはその一部の軌跡にて移動す
る。
【0041】本実施形態のズームレンズは、基本的には
負の屈折力の第1群と正の屈折力の第2群とで所謂広角
ショートズーム系を構成しており、正の屈折力の第2群
の移動により変倍を行い、負の屈折力の第1群の往復移
動によって変倍に伴う像点の移動を補正している。そし
て、正の屈折力の第3群は撮像素子の小型化に伴う撮影
レンズの屈折力の増大を分担し、第1、第2群で構成さ
れるショートズーム系の屈折力を減らすことで特に第1
群を構成するレンズでの収差の発生を抑え良好な光学性
能を達成している。また、特に固体撮像素子等を用いた
撮影装置に必要な像側のテレセントリックな結像を正の
屈折力の第3群をフィールドレンズの役割を持たせるこ
とで達成している。また、第3群を変倍時移動させるこ
とにより第3群に入射する軸外光線の光軸からの高さを
コントロールできるため軸外諸収差に対する補正能力が
高まり、変倍全域に渡ってさらに良好な性能を実現して
いる。
【0042】そして広角端から望遠端への変倍に際し
て、第1群と第2群との間隔が縮まり、第2群と第3群
との間隔が広がるズームタイプを用い、該第3群は正レ
ンズと負レンズを接合した接合レンズを有し、第i群の
構成枚数をNLiとしたとき NL3<NL2≦NL1 ・・・(1) を満足するようにしている。
【0043】このように各レンズ群のレンズ枚数が条件
式(1)を満足するように構成することによってレンズ
系全体の構成レンズ枚数を少なくしつつ、全変倍範囲に
わたり、収差変動が少なく高い光学性能を有したズーム
レンズを達成している。
【0044】本発明の目的とするズームレンズは以上の
構成によって初期の目的を達成されるが、更に全変倍範
囲及び画面全体にわたり、高い光学性能を得るには次の
構成のうちの1以上を満足させるのが良い。
【0045】(ア−1)前記第2群は、物体側より順
に、正レンズと負レンズを接合した接合レンズ、両レン
ズ面が凸面の正レンズから成り、前記第1群は像側に凹
面を向けたメニスカス状の負レンズ、物体側に凸面を向
けたメニスカス状の正レンズを有し、かつ3枚以上のレ
ンズで構成されることである。
【0046】(ア−2)前記第2群は、物体側より順
に、正レンズと負レンズを接合した接合レンズ、両レン
ズ面が凸面の正レンズから成り、前記第1群は像側に凹
面を向けたメニスカス状の負レンズ、物体側に凸面を向
けたメニスカス状の正レンズを有することである。
【0047】(ア−3)前記第2群は、正レンズと負レ
ンズを接合した接合レンズと両レンズ面が凸面の正レン
ズを有し、該接合レンズの最も物体側のレンズ面の曲率
半径をRa、最も像側のレンズ面の曲率半径をRb、該
両レンズ面が凸面の正レンズの物体側のレンズ面の曲率
半径をRc、像側のレンズ面の曲率半径をRdとすると
き、 0.7<Rb/Ra<1.2 ・・・(2) −0.6<(Rd+Rc)/(Rd−Rc)<0.6 ・・・(3) なる条件式を満足することである。
【0048】(ア−4)前記第2群の最も物体側のレン
ズ面は、物体側に凸形状でかつ、光軸から周辺に向って
収斂作用が弱まるような非球面形状であることである。
【0049】(ア−5)前記第3群は、広角端から望遠
端への変倍に際し、像側に凸状の軌跡にて移動すること
である。
【0050】(ア−6)前記第2群の接合レンズの肉厚
をd、広角端における全系の焦点距離をfwとすると
き、 0.3<d/fw<0.5 ・・・(4) なる条件式を満足することである。
【0051】(ア−7)前記第2群および前記第3群
は、変倍時光軸に沿って移動するとともに該第2群は正
レンズと負レンズで構成された接合レンズを有している
ことである。
【0052】(ア−8)前記第3群の接合レンズを構成
する負レンズの焦点距離をf3n、第3群の焦点距離を
f3、第3群の負レンズの材質のアッベ数をν3n、屈
折率をN3nとするとき、 0.8<f3N/f3<1.7 ・・・(5) ν3N<40 ・・・(6) 1.7<N3n ・・・(7) なる条件式を満足することである。
【0053】(ア−9)前記第1群は、物体側より順
に、物体側に凸面を向けた正レンズ、像側に凹面を向け
たメニスカス状の負レンズ、負レンズ、物体側に凸面を
向けたメニスカス状の正レンズを有することである。
【0054】(ア−10)前記第3群が最も像側に位置
する際の変倍位置をM1とし、広角端から変倍位置M1
への変倍時の第3群の移動距離をx3w、変倍位置M1
から望遠端への変倍時の第3群の移動距離をx3tとす
るとき、 0.2<x3w/x3t<3.0 ・・・(8) の条件式を満足することである。
【0055】(ア−11)前記第3群の望遠端での横倍
率をβ3tとするとき、 0.6<β3t<0.8 ・・・(9) なる条件式を満足することである。
【0056】(ア−12)前記第3群を光軸方向に移動
させてフォーカシングを行うことである。
【0057】(ア−13)前記第2群は正レンズと負レ
ンズを接合した接合レンズと両レンズ面が凸面の正レン
ズを有し、該第2群の接合レンズの最も物体側のレンズ
面の曲率半径をRa、最も像側のレンズ面の曲率半径を
Rb、該両レンズ面が凸面の正レンズの物体側レンズ面
の曲率半径をRc、像側レンズ面の曲率半径をRd、該
第2群の接合レンズの肉厚をd、広角端における全系の
焦点距離をfw、前記第3群の接合レンズを構成する負
レンズの焦点距離をf3n、該第3群の焦点距離をf
3、第3群の負レンズの材質のアッベ数をν3n、屈折
率をN3nとするとき、 0.7<Rb/Ra<1.2 ・・・(2) −0.6<(Rd+Rc)/(Rd−Rc)<0.6 ・・・(3) 0.3<d/fw<0.5 ・・・(4) 0.8<f3N/f3<1.7 ・・・(5) ν3N<40 ・・・(6) 1.7<N3n ・・・(7) なる条件式を満足することである。
【0058】(ア−14)第3群が最も像側に位置する
際の変倍位置をM1とし、広角端から変倍位置M1への
変倍時の第3群の移動距離をx3w、変倍位置M1から
望遠端への変倍時の第3群の移動距離をx3t、第3群
の望遠端での横倍率をβ3tとするとき、 0.2<x3w/x3t<3.0 ・・・(8) 0.6<β3t<0.8 ・・・(9) なる条件式を満足することである。
【0059】次に本発明のズームレンズの前記構成(ア
−1)〜(ア−14)を用いたときの光学性能の特徴に
ついて総括的に説明する。
【0060】絞りを第2群の物体側に置き、広角側での
入射瞳と第1群との距離を縮めることで第1群を構成す
るレンズの有効外径の増大をおさえるとともに、正の屈
折力の第2群の物体側に配置した絞りを挟んで第1群と
第3群とで軸外の諸収差を打ち消すことで構成レンズ枚
数を増やさずに良好な光学性能を得ている。
【0061】数値実施例1、2、3、5においては、負
の屈折力の第1群を物体側から順に正レンズ11、像側
に凹面を向けたメニスカス状の負レンズ12、凹レンズ
13、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズ14で
構成し、正の屈折力の第2群を物体側から順に、物体側
に凸面を向けた正レンズ21と像側に凹面を向けた負レ
ンズ22からなる接合レンズ、および両レンズ面が凸面
の正レンズ23で構成し、正の屈折力の第3群を正レン
ズ31と負レンズ32からなる接合レンズで構成してい
る。
【0062】第1群は、正レンズ11と負レンズ12間
の空気レンズにて主に広角端で発生しがちな樽型の歪曲
収差を補正している。第1群に非球面を用いる事で同様
に歪曲収差の補正は可能であるが、第1群は他群に比べ
レンズ外径が大きいため、ガラスモールドにて非球面レ
ンズを製作する場合には、成形タクトが長くなり成形が
難しくなる。
【0063】なお、第1群を構成する負レンズ12、正
レンズ14は、軸外主光線の屈折によって生じる軸外収
差の発生を抑えるために絞り中心を中心とする同心球面
に近い形状をとっている。すなわち、負レンズ12は像
側に凹面を向けたメニスカス形状とし、正レンズ14は
物体側に凸面を向けたメニスカス形状としている。
【0064】なお、第1群と別の構成としては正レンズ
11を省いた図13の実施例4の構成でもよい。この場
合は前述の歪曲収差補正能力が低くなるが、使用目的に
より歪曲収差が許容される場合は問題ない。
【0065】第2群は2群3枚構成としている。従来2
群を正、負、正のレンズより成る3群3枚のトリプレッ
トで構成したものはあるが、物体側の正レンズと負レン
ズとの相対的な偏芯による性能劣化が大きかった。これ
は特に両レンズ間に形成される空気レンズの敏感度が高
いためである。本発明では正レンズ21と負レンズ22
を接合レンズとして、製造誤差のよる性能劣化を極めて
小さくしている。
【0066】また負レンズ22と正レンズ23との間に
て軸外コマ収差を良好に補正している。
【0067】尚、球面収差を良好に補正するためには正
レンズ21の物体側レンズ面を物体側に凸面を向け、光
軸から周辺に向って収斂作用が弱まるような非球面形状
とするのが良い。
【0068】なお、正レンズ23は負レンズと正レンズ
から構成される接合レンズとしても良く、これによれば
色収差補正能力が高まる。
【0069】第2群は以上の構成とすることにより極め
て少ないレンズ枚数でコンパクト化を達成しながら良好
な光学性能を得ている。
【0070】第3群は正レンズと負レンズからなる接合
レンズで構成し、特に変倍範囲全域に渡って主に倍率色
収差を良好に補正している。倍率色収差の変倍時の変動
は第1群にて発生するが、第3群を接合レンズとする
と、第1群は変動量の補正を主眼に硝材の選択を行い、
第3群は絶対量の補正を主眼に硝材の選択を行うこと
で、変倍全域に渡って極めて良好な補正を可能としてい
る。
【0071】また第3群を正レンズ1枚とした場合は、
倍率色収差の発生を抑えるために低分散の硝材を選ぶ必
要がある。低分散ガラスは比較的低屈折率であるため、
ペッツバール和が正の方向に大きくなりアンダーの像面
彎曲が発生しがちとなる。そこで本発明では接合レンズ
とすることにより比較的高屈折率の硝材を使用できるよ
うにして、倍率色収差補正と像面彎曲補正の両立を図っ
ている。
【0072】本実施形態では近距離物体にフォーカスす
る場合には、第3群を一体で物体側に移動させるリアフ
ォーカス式を用いている。これによりフォーカシングに
よる前玉径の増大を防止し、かつ最短撮像距離が短縮
し、フォーカス群の軽量化を図っている。
【0073】負、正、正の屈折力のレンズ群より成る3
群ズームレンズにおいて第3群をフォーカスレンズとし
て用いる場合、望遠側程繰り出し量が増す傾向にある。
第3群が広角端から望遠端に向って物体側に移動する場
合は、第3群は変倍時の移動量と望遠端での繰り出し量
の和の移動量を要する。よって第3群の移動距離が長く
なるため第3群を光軸方向に駆動させるためのシャフト
長さが増大し小型化の面では不利である。
【0074】第3群が広角端から望遠端に向って像側に
移動する場合は、変倍のための移動範囲と望遠端での物
体側への繰り出し範囲がオーバーラップするため第3群
の移動ストローク自体は短縮されコンパクト化には有利
である。このとき広角端から望遠端への射出瞳変動が大
きくなってくる。一般にCCD等の固体撮像素子ではマ
イクロレンズアレイを配置して極力画素の有効部に光を
集光して感度を向上させている。マイクロレンズアレイ
は特定の射出瞳にて最も集光性が高まるように構成され
るが、この射出瞳から許容量以上外れると輝度シェーデ
ィング、色シェーディングが顕著となってくる。よって
射出瞳変動があまり大きいと変倍全域にてシェーディン
グを許容量以内に収めることが困難となるため、射出瞳
変動を低減させることが望ましい。絞りを第2群と一体
で移動させると広角端から望遠端に向って射出瞳がマイ
ナス側に変化するが、第3群が像側に移動するとこの変
化を増長させる。
【0075】第3群を広角端と望遠端で光軸上同様の位
置とすると移動ストローク短縮と射出瞳変動低減を両立
させやすい。さらに変倍比を高めた場合は第1群と第2
群の移動にて変倍全域での諸収差をキャンセルさせるこ
とが難しくなるが、この場合第3群を非線型に移動させ
ると有効である。
【0076】この様な例として第3群を広角端から望遠
端に向って物体側に凸状の軌跡とする、もしくは像側に
凸状の軌跡とすることが考えられる。各レンズ群を非撮
影時に通常の移動範囲よりもさらに像側に移動させてレ
ンズ全長を短縮する所謂沈胴構成は周知である。このよ
うな沈胴構成とする場合、第3群は極力物体側に移動さ
せないようにすると沈胴端からの移動ストロークが短縮
されるため、第3群を駆動させるシャフト長が短縮され
コンパクト化の面で有利である。
【0077】また、第3群を像側に凸状の軌跡とする
と、物体側に凸状の軌跡とした場合に比べ第1群の像側
に向けた凸軌跡がゆるくなる。よって回転運動を直進運
動に変換するメカニカルカムにて第1群を駆動させる場
合は、カムの角度が小さくなるため回転運動を直進運動
に変換するときの応力が弱まるというメリットがある。
これにより駆動トルクの小さなモーターが使用可能とな
る。
【0078】以上の理由より本発明のズームレンズは第
3群を広角端から望遠端に向って像側に凸状の軌跡にて
移動させている。
【0079】次に前述の各条件式の技術的意味について
説明する。条件式(2)は第2群の接合レンズの物体側
のレンズ面と像側のレンズ面の曲率半径の比を規定する
式である。
【0080】上限を超えて曲率半径RbがRaに対して
大きくなりすぎると曲率半径Rbの面の屈折力が弱ま
る。曲率半径Rbの面は第2群のペッツバール量を補正
している主たる面であるため結果として像面がアンダー
となりよくない。下限を超えて曲率半径RbがRaに対
して小さくなりすぎると曲率半径Rbの面へ入射する軸
外光束において一方のマージナル光線は入射角が小さ
く、他方のマージナル光線の入射角が大きくなる。とり
わけ入射角が大きくなる側の光線がフレア光線となり結
像性能を低下させるためよくない。
【0081】条件式(3)は第2群の正レンズの形状因
子を規定する式である。
【0082】正レンズには比較的アフォーカルに近い軸
上光束が入射するが、上限を超えて像側レンズ面の曲率
が強まり平凸レンズに近づくと、軸上光束を収斂させる
作用を像側面で負担する比率が高まり球面収差が補正不
足となるためよくない。また下限を超えて物体側レンズ
面の曲率が強まりと凸平レンズに近づくと軸外主光線の
物体側レンズ面への入射角が大きくなるため、過度の非
点隔差が発生するためよくない。
【0083】条件式(4)の上限を超えて接合レンズの
肉厚が広角端焦点距離に対して大きくなると、第2群が
光軸方向に大型化するためコンパクト化の点で不利であ
る。また下限を超えて小さくなると、接合レンズにおけ
る球面収差補正とコマ収差補正の両立が困難となるため
よくない。
【0084】条件式(5)は第3群の接合レンズを構成
する負レンズの屈折力を規定する式である。上限を超え
て屈折力が弱まる場合は硝材を高分散なものとしても倍
率色収差の補正不足となるため良くない。また下限を超
えて屈折力が強まると接合面の曲率が強まるため接合レ
ンズを構成する正レンズの中心肉厚が大きくなり第3群
が厚くなるためコンパクト化の点でよくない。
【0085】条件式(6)は第3群の接合レンズを構成
する負レンズの材質のアッベ数を規定する式であり、上
限を超えて低分散となると倍率色収差補正不足となるた
め良くない。
【0086】条件式(7)は第3群の接合レンズを構成
する負レンズの材質の屈折率を規定する式であり、下限
を超えて屈折率が小さいとペッツバール和が正に大きく
なりアンダーの像面彎曲となるため良くない。
【0087】条件式(8)は第3群の移動軌跡を規定す
る式である。第3群が像側に凸の軌跡で移動することを
前提とすると、式(8)は1未満では第3群は望遠端に
て広角端より像側に位置し、これとは逆に1より大きい
場合は第3群は望遠端にて広角端より物体側に位置す
る。
【0088】条件式(8)の上限を超える場合は移動ス
トロークが長すぎるため第3群を光軸方向に移動させる
ための駆動シャフトが長すぎ沈胴構成に不適となるため
よくない。下限を超える場合は射出瞳変動が大きく、C
CDでのシェーディング発生が過多となり良くない。
【0089】条件式(9)は望遠端での第3群の倍率を
規定する式である。第3群の望遠端でのフォーカス敏感
度は以下にて表される。
【0090】1−β3t2 β3tが大きいとフォーカス敏感度が小さくなるためフ
ォーカス調整のための移動量を大きく確保しなければな
らない。条件式(9)の上限を超えると第3群のフォー
カス敏感度が著しく低下するために第3群の移動範囲を
大きくしなければならずコンパクト化の点でよくない。
【0091】また下限を超えるとフィルターを挿入する
ための十分なバックフォーカスが確保できなくなるため
よくない。
【0092】以下に、数値実施例1〜5の数値データを
示す。各数値実施例において、iは物体側からの面の順
序を示し、Riは第i面の曲率半径、Diは第i面と第
i+1面との間のレンズ肉厚および空気間隔、Ni、ν
iはそれぞれd線に対する屈折率、アッベ数を示す。ま
た、もっとも像側の2つの面は水晶ローパスフィルタ
ー、赤外カットフィルター等に相当する光学部材であ
る。また、B,C,D,Eは非球面係数である。非球面
形状は光軸からの高さHの位置での光軸方向の変位を面
頂点を基準にしてxとするとき
【0093】
【数1】
【0094】で表される。但しRは曲率半径、Kは円錐
定数である。
【0095】又、[e−X」は「×10-x」を意味して
いる。
【0096】又、前述の各条件式と数値実施例における
諸数値との関係を表1に示す。 [数値実施例1]なお、以下数値実施例すべてに関して
中間位置は第3群が最も像側に位置するポジションで示
す。以下レンズデータを示す。
【0097】
【外1】
【0098】[数値実施例2]
【0099】
【外2】
【0100】[数値実施例3]
【0101】
【外3】
【0102】[数値実施例4]
【0103】
【外4】
【0104】[数値実施例5]
【0105】
【外5】
【0106】
【表1】
【0107】次に本発明のズームレンズを撮影光学系と
して用いたデジタルカメラ(光学機器)の実施形態を図
21を用いて説明する。
【0108】図21において、10はカメラ本体、11
は本発明のズームレンズによって構成された撮影光学
系、12は被写体像を観察するためのファインダーであ
る。
【0109】13はストロボ装置、14は測定窓、15
はカメラの動作を知らせる液晶表示窓、16はレリーズ
ボタン、17は各種のモードを切り替える走査スイッチ
である。
【0110】このように本発明のズームレンズをデジタ
ルカメラ等の光学機器に適用することにより、小型で高
い光学性能を有する光学機器を実現している。
【0111】
【発明の効果】本発明によれば、構成レンズ枚数の少な
い、コンパクトで優れた光学性能を有するズームレンズ
及びそれを用いた光学機器を達成することができる。
【0112】この他本発明によれば、負、正、正、の屈
折力のレンズ群より成る3群ズームレンズにおいて、製
造敏感度が低く、コストが低減され、変倍時の射出瞳変
動が小さく、倍率色収差を含み変倍全域で良好な光学性
能を有するズームレンズ及びそれを用いた光学機器を達
成することができる。
【0113】この他本発明によれば第2群のレンズ構成
枚数を少なくしつつ、変倍の際に移動するレンズ群の収
差分担を減らし、製造誤差によるレンズ群相互の偏心等
での性能劣化を少なくし、製造の容易なことや、第3群
の変倍時の移動軌跡を最適にすることでズーム中間での
結像性能を良好にして変倍全域にて良好な性能とし、か
つ射出瞳を像面から十分に遠ざけ、第1群の変倍に伴う
移動距離を低減してメカニカルカムに好適な構成とする
ことのできるズームレンズ及びそれを用いた光学機器を
達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】数値実施例1のズームレンズの光学断面図であ
る。
【図2】数値実施例1のズームレンズの広角端における
収差図である。
【図3】数値実施例1のズームレンズの中間のズーム位
置における収差図である。
【図4】数値実施例1のズームレンズの望遠端における
収差図である。
【図5】数値実施例2のズームレンズの光学断面図であ
る。
【図6】数値実施例2のズームレンズの広角端における
収差図である
【図7】数値実施例2のズームレンズの中間のズーム位
置における収差図である。
【図8】数値実施例2のズームレンズの望遠端における
収差図である。
【図9】数値実施例3のズームレンズの光学断面図であ
る。
【図10】数値実施例3のズームレンズの広角端におけ
る収差図である。
【図11】数値実施例3のズームレンズの中間のズーム
位置における収差図である。
【図12】数値実施例3のズームレンズの望遠端におけ
る収差図である。
【図13】数値実施例4のズームレンズの光学断面図で
ある。
【図14】数値実施例4のズームレンズの広角端におけ
る収差図である。
【図15】数値実施例4のズームレンズの中間のズーム
位置における収差図である。
【図16】数値実施例4のズームレンズの望遠端におけ
る収差図である。
【図17】数値実施例5のズームレンズの光学断面図で
ある。
【図18】数値実施例5のズームレンズの広角端におけ
る収差図である。
【図19】数値実施例5のズームレンズの中間のズーム
位置における収差図である。
【図20】数値実施例5のズームレンズの望遠端におけ
る収差図である。
【図21】本発明の光学機器の要部概略図である。
【符号の説明】
L1 第1群 L2 第2群 L3 第3群 SP 絞り IP 像面 d d線 g g線 S サジタル像面 M メリディオナル像面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H087 KA02 KA03 MA14 PA06 PA07 PA19 PB08 PB09 QA02 QA07 QA14 QA17 QA22 QA25 QA26 QA34 QA37 QA41 QA42 QA45 RA05 RA12 RA36 RA42 SA14 SA16 SA19 SB04 SB05 SB14 SB23

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側より順に、負の屈折力の第1群、
    正の屈折力の第2群、正の屈折力の第3群を有し、広角
    端から望遠端への変倍に際して第1群と第2群との間隔
    が縮まり、第2群と第3群との間隔が広がるズームレン
    ズにおいて、 該第3群は変倍時光軸に沿って移動するとともに正レン
    ズと負レンズを接合した接合レンズを有し、第i群の構
    成レンズ枚数をNLiとするとき、 NL3<NL2≦NL1 なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 【請求項2】 前記第2群は、物体側より順に、正レン
    ズと負レンズを接合した接合レンズ、両レンズ面が凸面
    の正レンズから成り、前記第1群は像側に凹面を向けた
    メニスカス状の負レンズ、物体側に凸面を向けたメニス
    カス状の正レンズを有し、かつ3枚以上のレンズで構成
    されることを特徴とする請求項1のズームレンズ。
  3. 【請求項3】 前記第2群は、物体側より順に、正レン
    ズと負レンズを接合した接合レンズ、両レンズ面が凸面
    の正レンズから成り、前記第1群は像側に凹面を向けた
    メニスカス状の負レンズ、物体側に凸面を向けたメニス
    カス状の正レンズを有することを特徴とする請求項1の
    ズームレンズ。
  4. 【請求項4】 前記第2群は、正レンズと負レンズを接
    合した接合レンズと両レンズ面が凸面の正レンズを有
    し、該接合レンズの最も物体側のレンズ面の曲率半径を
    Ra、最も像側のレンズ面の曲率半径をRb、該両レン
    ズ面が凸面の正レンズの物体側のレンズ面の曲率半径を
    Rc、像側のレンズ面の曲率半径をRdとするとき、 0.7<Rb/Ra<1.2 −0.6<(Rd+Rc)/(Rd−Rc)<0.6 なる条件式を満足することを特徴とする請求項1のズー
    ムレンズ。
  5. 【請求項5】 前記第2群の最も物体側のレンズ面は、
    物体側に凸形状でかつ、光軸から周辺に向って収斂作用
    が弱まるような非球面形状であることを特徴とする請求
    項1、2、3又は4のズームレンズ。
  6. 【請求項6】 前記第3群は、広角端から望遠端への変
    倍に際し、像側に凸状の軌跡にて移動することを特徴と
    する請求項1から5のいずれか1項のズームレンズ。
  7. 【請求項7】 前記第2群の接合レンズの肉厚をd、広
    角端における全系の焦点距離をfwとするとき、 0.3<d/fw<0.5 なる条件式を満足することを特徴とする請求項2、3又
    は4のズームレンズ。
  8. 【請求項8】 前記第2群および前記第3群は、変倍時
    光軸に沿って移動するとともに該第2群は正レンズと負
    レンズで構成された接合レンズを有していることを特徴
    とする請求項1のズームレンズ。
  9. 【請求項9】 前記第3群の接合レンズを構成する負レ
    ンズの焦点距離をf3n、第3群の焦点距離をf3、第
    3群の負レンズの材質のアッベ数をν3n、屈折率をN
    3nとするとき、 0.8<f3N/f3<1.7 ν3N<40 1.7<N3n なる条件式を満足することを特徴とする請求項1から8
    のいずれか1項のズームレンズ。
  10. 【請求項10】 前記第1群は、物体側より順に、物体
    側に凸面を向けた正レンズ、像側に凹面を向けたメニス
    カス状の負レンズ、負レンズ、物体側に凸面を向けたメ
    ニスカス状の正レンズを有することを特徴とする請求項
    1から9のいずれか1項のズームレンズ。
  11. 【請求項11】 前記第3群が最も像側に位置する際の
    変倍位置をM1とし、広角端から変倍位置M1への変倍
    時の第3群の移動距離をx3w、変倍位置M1から望遠
    端への変倍時の第3群の移動距離をx3tとするとき、 0.2<x3w/x3t<3.0 の条件式を満足することを特徴とする請求項1から10
    のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  12. 【請求項12】 前記第3群の望遠端での横倍率をβ3
    tとするとき、 0.6<β3t<0.8 なる条件式を満足することを特徴とする請求項1から1
    1のいずれか1項のズームレンズ。
  13. 【請求項13】 前記第3群を光軸方向に移動させてフ
    ォーカシングを行うことを特徴とする請求項1〜12の
    いずれか1項に記載のズームレンズ。
  14. 【請求項14】 前記第2群は正レンズと負レンズを接
    合した接合レンズと両レンズ面が凸面の正レンズを有
    し、該第2群の接合レンズの最も物体側のレンズ面の曲
    率半径をRa、最も像側のレンズ面の曲率半径をRb、
    該両レンズ面が凸面の正レンズの物体側レンズ面の曲率
    半径をRc、像側レンズ面の曲率半径をRd、該第2群
    の接合レンズの肉厚をd、広角端における全系の焦点距
    離をfw、前記第3群の接合レンズを構成する負レンズ
    の焦点距離をf3n、該第3群の焦点距離をf3、第3
    群の負レンズの材質のアッベ数をν3n、屈折率をN3
    nとするとき、 0.7<Rb/Ra<1.2 −0.6<(Rd+Rc)/(Rd−Rc)<0.6 0.3<d/fw<0.5 0.8<f3N/f3<1.7 ν3N<40 1.7<N3n なる条件式を満足することを特徴とする請求項1のズー
    ムレンズ。
  15. 【請求項15】 第3群が最も像側に位置する際の変倍
    位置をM1とし、広角端から変倍位置M1への変倍時の
    第3群の移動距離をx3w、変倍位置M1から望遠端へ
    の変倍時の第3群の移動距離をx3t、第3群の望遠端
    での横倍率をβ3tとするとき、 0.2<x3w/x3t<3.0 0.6<β3t<0.8 なる条件式を満足することを特徴とする請求項14のズ
    ームレンズ。
  16. 【請求項16】請求項1から15のいずれか1項のズー
    ムレンズを有していることを特徴とする光学機器。
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