JP2003043358A - ズームレンズ - Google Patents

ズームレンズ

Info

Publication number
JP2003043358A
JP2003043358A JP2001236285A JP2001236285A JP2003043358A JP 2003043358 A JP2003043358 A JP 2003043358A JP 2001236285 A JP2001236285 A JP 2001236285A JP 2001236285 A JP2001236285 A JP 2001236285A JP 2003043358 A JP2003043358 A JP 2003043358A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
lens
positive
negative
object side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001236285A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4817551B2 (ja
JP2003043358A5 (ja
Inventor
Norihiro Nanba
則廣 難波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2001236285A priority Critical patent/JP4817551B2/ja
Publication of JP2003043358A publication Critical patent/JP2003043358A/ja
Publication of JP2003043358A5 publication Critical patent/JP2003043358A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4817551B2 publication Critical patent/JP4817551B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォーカス敏感度を従来よりも高め、かつ射
出瞳を像面から十分に離し、固体撮像素子を用いた撮像
装置に好適なズームレンズを得ること。 【解決手段】 物体側より順に負の屈折力の第1群、正
の屈折力の第2群、正の屈折力の第3群、負の屈折力の
第4群の4つの群を有し、広角端から望遠端への変倍時
に第1群と第2群との間隔は狭まり、第2群と第3群と
の間隔は広がるズームレンズにおいて、該第1群は像側
に凹面を向けた負のメニスカスレンズ、物体側に凸面を
向けた正のメニスカスレンズを有し、該第2群は少なく
とも一つの正レンズと少なくとも一つの負レンズを有
し、さらに該第3群を物体側方向に移動させて遠距離物
体から近距離物体へのフォーカシングを行うこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像素子等を
用いた撮影装置に好適なズームレンズに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】固体撮像素子を用いたビデオカメラ、電
子スチルカメラ等の高機能化に伴い、高性能と小型化の
両立が求められている。
【0003】この種のカメラには、レンズ最後部と撮像
素子との間に、ローパスフィルターや色補正フィルター
などの各種光学部材を配置する必要があるため、比較的
バックフォーカスの長いレンズが要求される。さらに、
カラーの撮像素子を用いたカメラの場合、色シェーディ
ングを避けるため、像側のテレセントリック特性の良い
ものが望まれる。
【0004】従来から、コンパクトなズーム構成として
負−正の2つの群を有した所謂ショートズームタイプの
ズームレンズが種々提案されている。これらのショート
ズームタイプの光学系では、正の第2群を移動すること
で変倍を行い、負の第1群を移動することで変倍に伴う
像点位置の補正を行っている。
【0005】さらに高性能化、小型化のために、特公平
7−3507号、特公平6−40170号公報等に記載
されているように、像側に負または正の第3群を配置し
て収差補正を行っている例が挙げられる。しかしなが
ら、これらのレンズ系は主として35mmフィルム写真
用に設計されているため、固体撮像素子を用いた光学系
に求められるバックフォーカスの長さと、良好なテレセ
ントリック特性を両立したものとは言い難い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】バックフォーカスとテ
レセントリック特性を満足するズームレンズ系として
は、特開昭63−135913号公報や、特開平7−2
61083号公報等に記載される負−正−正の3群構成
の光学系が挙げられる。また、特開平3−288113
号公報には、負−正−正の3群構成で負の1群を固定と
し、正の第2群、第3群を移動させて変倍を行う光学系
も開示されている。ところが、これらの従来例において
は、各群の構成枚数が比較的多く、レンズ全長が長い、
製造コストが高いなどの欠点を有していた。
【0007】また、特開平7−261083号公報に記
載される例では、負の第1群のもっとも物体側に凸レン
ズが配置されており、特に広角化した場合のレンズ外径
の増大が避けられない欠点を有していた。さらに、この
例では負の第1群を移動させて近距離物体へのフォーカ
シングを行うため、ズーミングでの移動とあいまってメ
カ構造の複雑化する欠点があった。
【0008】また、米国特許第4,999,007号公
報には、負−正−正の3群構成で、第1群、第2群をそ
れぞれ1枚の単レンズで構成したものも開示されてい
る。ところが、広角端でのレンズ全長が比較的大きく、
さらに広角端での第1群と絞りが大きく離れているため
軸外光線の入射高が大きく第1群を構成するレンズの径
が増大してしまうため、レンズ系全体が大きくなってし
まう欠点を有していた。
【0009】また、第1群、第2群は構成枚数が1枚の
ため群内における収差補正が不十分であった。特に変倍
時の倍率色収差変動は軸外光線の光軸からの高さの変動
が大きい第1群内にて発生しやすいが、第1群を凹レン
ズ1枚としているので群内での補正がされておらず、全
系においても倍率色収差変動が大きいという課題を有す
る。
【0010】さらに、ズーム広角端での画角を大きくし
た場合の特有な問題として歪曲収差の補正不足の問題が
ある。また、比較的感度の低い高画素の撮影素子で用い
るためには更なる大口径比化が求められる。
【0011】また、米国特許第4,824,223号公
報には負−正−正の3群構成のプロジェクター用光学系
が開示されている。このレンズでは第1群が負レンズ1
枚のため群内の収差補正がなされておらず、変倍比が
1.7程度である。
【0012】そこで、本出願人は特願平10−3016
84号公報において負−正−正の3群構成の撮影レンズ
を開示している。この撮影レンズではフィルター等を挿
入するために必要なレンズバックの確保と、固体撮像素
子用として必要なテレセントリック特性を両立した上
で、変倍比2以上としながら極力全長を短縮しコンパク
トなズームレンズを達成している。
【0013】特願平10−301684号公報において
はフォーカシング方式としては、第3群を物体側に繰出
して遠距離から近距離へのフォーカシングを行う所謂リ
アフォーカス式とすることが可能である。リアフォーカ
ス式およびインナーフォーカス式は前玉フォーカスと比
べると第1レンズ群の光学有効径が小さくなるのでレン
ズ系全体の小型化が図れるという利点を有する。また、
比較的小型軽量のレンズ群を移動させてフォーカスを行
うため、オートフォーカス式のカメラにおいては迅速な
フォーカシングが可能となる利点も有している。
【0014】しかしながら、負−正−正の3群構成の場
合、第3レンズ群のフォーカス敏感度が比較的低いとい
う課題を有する。フォーカス敏感度が低いと合焦のため
のフォーカスレンズの移動量が大きくなるため、合焦ま
での時間を短縮するにはフォーカスレンズの移動速度を
速める必要がある。しかしながら駆動装置の大型化や消
費電力の増大を招くため問題である。
【0015】リアフォーカス式のフォーカス敏感度はフ
ォーカス群の横倍率をβとすると(1−β2)で表され
る。このフォーカス敏感度を大きくするには、フォーカ
ス群の物点位置を無限遠側にすることとフォーカス群の
像点位置をフォーカス群側に近づけることが有効であ
る。前者を実現するにはフォーカス群に入射する光束を
アフォーカルに近づけることが有効である。後者を実現
するには加えてフォーカス群の屈折力を大きくすること
が有効である。
【0016】しかしながら、負−正−正の3群構成の場
合は主たる変倍作用を有する第2群の屈折力が比較的強
いため、第3群に収斂光束が入射しがちである。さら
に、第3群はフィールドレンズとしての役割があるため
屈折力を強めすぎると軸外光線の屈曲する度合いが強ま
りすぎ、少ないレンズ枚数で良好な光学性能が得られな
くなる。よって、従来、負−正−正の3群構成で3群に
てフォーカスしたときの敏感度は0.5前後とあまり大
きくなかった。
【0017】また、負−正−正−負の4群構成のズーム
レンズは特開平6−175026号公報、特開平6−2
14156号公報に開示されているが、第4群の負の屈
折力が大きいため、射出瞳が像面に近すぎ、CCD等の
固体撮像素子を用いた撮像装置には不適であった。
【0018】また、負−正−正−負の4群構成のズーム
レンズとして特開平8−248312号公報には正の第
2群でフォーカスする構成が開示されている。これは第
4群の屈折力は比較的弱いが、変倍時に第2群と第3群
が同程度のストロークで移動するため第2群と第3群の
合成系が実質変倍作用を担っている。よって特に望遠側
では第3群が物体側に位置するためフィールドレンズと
しての作用が弱く、射出瞳を像面から遠ざけることがで
きず、やはりCCD等の固体撮像素子を用いた撮像装置
には不適である。
【0019】そこで本発明はインナーフォーカス式のネ
ガティブリードタイプのズームレンズにおいて、フォー
カス敏感度を従来よりも高め、かつ射出瞳を像面から十
分に離し、固体撮像素子を用いた撮像装置に好適なズー
ムレンズの提供を目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明では以下の構成を
もって上記課題を解決している。
【0021】(1) 物体側より順に負の屈折力の第1
群、正の屈折力の第2群、正の屈折力の第3群、負の屈
折力の第4群の4つの群を有し、広角端から望遠端への
変倍時に第1群と第2群との間隔は狭まり、第2群と第
3群との間隔は広がるズームレンズにおいて、第1群は
像側に凹面を向けた負のメニスカスレンズ、物体側に凸
面を向けた正のメニスカスレンズを有し、第2群は少な
くとも一つの正レンズと少なくとも一つの負レンズを有
し、さらに第3群を物体側方向に移動させて遠距離物体
から近距離物体へのフォーカシングを行うよう横成され
たズームレンズ。
【0022】(2) 第3群の焦点距離をf3、前記第
4群の焦点距離をf4、広角端における第3群と第4群
の合成系の焦点距離をf34w、広角端における全系の
焦点距離をfwとしたとき、下記の条件式を満足するよ
う構成されたズームレンズ。
【0023】3.0<f34w/fw<5.2 l.5<f3/fw<3.0 2.0<|f4|/fw<10.0 (3) 第3群と第4群の間隔は広角端より望遠端の方
が広くなるよう構成されたズームレンズ。
【0024】(4) 第3群と第4群の間隔は広角端よ
り望遠端の方が狭くなるよう構成されたズームレンズ。
【0025】(5) 第4群は変倍中固定であるズーム
レンズ。
【0026】(6) 第3群の最も物体側に位置するレ
ンズ面の曲率半径をR31、前記第3群の最も像側に位
置するレンズ面の曲率半径をR32、前記第4群の最も
物体側に位置するレンズ面の曲率半径をR41としたと
き、下記の条件式を満足するよう構成されたズームレン
ズ。
【0027】 −0.6<(R32+R31)/(R32−R31)<0.8 0.8<R41/R32<20.0 (7) 物体側より順に負の屈折力の第1群、正の屈折
力の第2群、正の屈折力の第3群、負の屈折力の第4群
の4つの群を有し、広角端から望遠端への変倍時に第1
群と第2群との間隔は狭まり、第2群と第3群との間隔
は広がるズームレンズにおいて、第1群は像側に凹面を
向けた負のメニスカスレンズ、物体側に凸面を向けた正
のメニスカスレンズを有し、第2群は少なくとも一つの
正レンズと少なくとも一つの負レンズを有し、第3群は
正レンズ1枚のみで構成され、第4群は負レンズ1枚の
みで構成されるズームレンズ。
【0028】(8) 第3群の焦点距離をf3、第4群
の焦点距離をf4、広角端における第3群と第4群の合
成系の焦点距離をf34w、広角端における全系の焦点
距離をfwとしたとき、下記の条件式を満足するよう構
成されたズームレンズ。
【0029】3.0<f34w/fw<5.2 1.5<f3/fw<3.0 2.0<|f4|/fw<10.0 (9) 第3群は両凸レンズ、第4群は物体側に凹面を
向けた負レンズで構成されたズームレンズ。
【0030】(10) 第3群の最も物体側に位置する
レンズ面の曲率半径をR31、第3群の最も像側に位置
するレンズ面の曲率半径をR32、第4群の最も物体側
に位置するレンズ面の曲率半径をR41としたとき、下
記の条件式を満足すよう構成されたズームレンズ。
【0031】 −0.6<(R32+R31)/(R32−R31)<0.8 0.8<R41/R32<20.0 (11) 第1群中の負レンズ中の少なくとも一つのレ
ンズ面は非球面であり、非球面は光軸から周辺に向かっ
てしだいに発散作用が弱まる形状で構成されたズームレ
ンズ。
【0032】(12) 第2群中の正レンズ中の少なく
とも一つのレンズ面は非球面であり、非球面は光軸から
周辺に向かってしだいに収斂作用が弱まる形状で構成さ
れたズームレンズ。
【0033】(13) 第3群中の正レンズ中の少なく
とも一つのレンズ面は非球面であり、非球面は光軸から
周辺に向かってしだいに収斂作用が弱まる形状で構成さ
れたズームレンズ。
【0034】
【発明の実施の形態】図1に本発明のズームレンズの基
本構成を示す。
【0035】本実施例では、物体側より順に、負の屈折
力の第1群、正の屈折力の第2群、正の屈折力の第3
群、そして負の屈折力の第4群の4つの群を有してお
り、広角端から望遠端へのズーミングに際して、第1群
は像側に凸の往復運動もしくはこの一部の運動、第2群
は物体側に移動し、第3群は移動もしくは固定、第4群
は固定である。よって、広角端から望遠端に向かって、
第1群と第2群間は狭まり、第2群と第3群間は広がる
よう構成される。
【0036】本発明のズームレンズは、基本的には負の
第1群と正の第2群とで所謂広角ショートズーム系を構
成しており、正の第2群の移動により変倍を行い、負の
第1群を往復移動によって変倍に伴う像点の移動を補正
している。
【0037】Sは開口絞り、Gはガラスプレート、IP
は像面である。
【0038】本発明のズームレンズの第3群と第4群の
合成系は正の屈折力を有する。これにより、特に固体撮
像素子等を用いた撮影装置に必要な像側のテレセントリ
ックな結像を、第3群と第4群の合成系にフィールドレ
ンズの役割を持たせることで達成している。すなわち、
従来の負−正−正の3群ズームレンズの3群にあたるの
が本発明の第3群と第4群の合成系である。
【0039】本発明のズームレンズが負−正−正3群タ
イプと異なるのは、従来の正の第3群を正の第3群と負
の第4群に分割し、第3群にてフォーカスを行っている
点である。
【0040】本発明のズームレンズにおける第3群のフ
ォーカス敏感度ESは、第3群の横倍率をβ3、第4群
の横倍率をβ4としたとき次式で表される。
【0041】ES=(1−β32)×β42 また、従来の負−正−正3群タイプにおける第3群のフ
ォーカス敏感度は次式で表される。
【0042】ES=(1−β32) 上記式のESはいずれもβ3の絶対値が1のとき0とな
り、1から離れるに従って大きくなる。
【0043】第2群にて主たる変倍作用を分担すると第
2群の屈折力はある程度大きくなるため、第3群へは収
斂光束が入射しやすい。正の屈折力である第3群へ収斂
光束が入射する場合は上記式のβ3はいずれも下記範囲
となる。
【0044】0<β3<1この場合、β3が小さいほど
フォーカス敏感度ESは大きくなる。本発明のズームレ
ンズでは従来の3群構成の第3群の屈折力に相当する分
を第3群と第4群の合成系で置き換えており、本発明の
ズームレンズの第3群の屈折力は従来よりも大きく設定
できる。よって、第3群の屈折力を強めた分第3群の像
点をより第3群側に近づけることができる。結果として
β3が小さくなるためフォーカス敏感度ESを大きくす
ることが可能である。
【0045】さらに、本発明のズームレンズの負の第4
群には収斂光束が入射するが、このときβ4は下記範囲
となる。
【0046】1<β4 よって本発明のズームレンズはさらにβ42倍だけフォ
ーカス敏感度ESが大きくなる。
【0047】また、本発明のズームレンズは変倍中、第
3群を移動させてもよい。第3群がズーミング中移動す
る場合は第3群に入射する軸外光線の光軸からの高さを
コントロ一ルできるため軸外諸収差に対する補正能力が
高まり、変倍全域に渡ってさらに良好な性能が実現でき
る。
【0048】また、第3群が広角端から望遠端に向かっ
て像側に移動する場合は、第3群の横倍率β3は望遠側
で増大する。よって第3群に変倍分担できる分、第2群
の移動量が短縮できるためレンズ系全体の小型化に寄与
する。
【0049】また、第3群が広角端から望遠端に向かっ
て物体側に移動する場合は、フォーカス敏感度が望遠側
にて大きくなる。特定の被写体距離に対してフォーカス
繰出し量は広角側より望遠側で増大するため、同じ速度
でフォーカスレンズを駆動した場合は望遠側の方が合焦
時間が長くなるが、このように構成すると望遠側でのフ
ォーカシングをさらに迅速にさせる効果がある。
【0050】また、本発明のズームレンズは第3群と第
4群をレンズ1枚で構成している。第3群を1枚で構成
するとフォーカス群が軽量なため、フォーカシングにお
いて高速化と省電力化が図れる。さらに第4群は凹レン
ズ1枚で構成しており従来の負−正−正の3群構成に対
してレンズ全長の増大を最低限に抑えている。
【0051】本発明のズームレンズは絞りを第2群内の
物体側に置き、広角側での入射瞳と第1群との距離を縮
めることで第1群を構成するレンズの外径の増大をおさ
えるとともに、正の第2群の物体側に配置した絞りを挟
んで第1群と第3群とで軸外の諸収差を打ち消すことで
構成枚数を増やさずに良好な光学性能が得られる。
【0052】負の第1群は、軸外主光線を絞り中心に瞳
結像させる役割を持っており、特に広角側においては軸
外主光線の屈折量が大きいために軸外諸収差、とくに非
点収差と歪曲収差が発生し易い。そこで、通常の広角レ
ンズ同様もっとも物体側のレンズ径の増大が抑えられる
凹−凸の構成としている。第1群を構成する各レンズ
は、軸外主光線の屈折によって生じる軸外収差の発生を
抑えるために絞り中心を中心とする同心球面に近い形状
をとっている。すなわち、負レンズ11、負レンズ12
は像側に凹面を向けたメニスカス形状とし、正レンズ1
3は物体側に凸面を向けたメニスカス形状としている。
【0053】第2群中のもっとも物体側の凸レンズ21
は第1群を射出した軸外主光線が大きく屈折して軸外諸
収差が発生しないよう物体側に凸の形状にしている。ま
た、第1群を発散状態で射出した軸上光束に対して球面
収差の発生量を抑えるためにも凸レンズ21は物体側に
凸の形状が好ましい。
【0054】さらに凹レンズ22は物体側、像側ともに
凹面とし、前後の凸レンズ21と正の接合レンズ23と
ともに負の空気レンズを形成し、大口径化に伴って発生
する球面収差、コマ収差の補正を行っている。
【0055】さらに凹レンズ22の像面側に接合レンズ
23を配置して色収差を良好に補正している。
【0056】また、各群を少ない枚数で構成しつつ、更
なる光学性能の向上を達成するため、本実施例では非球
面を効果的に導入している。
【0057】図1に示す実施例においては、第1群を構
成する凹レンズ11の像側面を周辺で発散作用が弱くな
る形状の非球面とし、特に広角側での像面彎曲、非点収
差および歪曲収差の補正を行い変倍に伴う収差変動を低
減している。
【0058】また、第2群を構成する凸レンズ21の物
体側面を周辺で収斂作用が弱くなる非球面としており、
大口径化で顕著になる球面収差の補正を効果的に行って
いる。
【0059】また、第3群を構成する凸レンズ31の物
体側面を周辺で収斂作用が弱くなる非球面としており、
変倍全域での像面彎曲、非点収差、歪曲収差の補正を効
果的に行っている。
【0060】さらに、本発明のズームレンズは以下の条
件式を満足するのが好ましい。
【0061】 3.0<f34w/fw<5.2 (1) 1.5<f3/fw<3.0 (2) 2.0<|f4|/fw<10.0 (3) 但し、第3群の焦点距離をf3、第4群の焦点距離をf
4、広角端における第3群と第4群の合成系の焦点距離
をf34w、広角端における全系の焦点距離をfwとす
る。
【0062】条件式(1)は第3群と第4群の合成系の
焦点距離すなわち屈折力を規定する式である。上限を超
えて屈折力が弱まるとフィールドレンズ系として射出瞳
を像面から遠ざける作用が弱まるため、CCD等の固体
撮像素子を用いた場合シェーディングの発生が顕著とな
るため良くない。
【0063】下限を超えて屈折力が強まると、フィルタ
ーを挿入するために必要なバックフォーカスを確保する
ことが困難となるため良くない。
【0064】条件式(2)は第3群の焦点距離すなわち
屈折力を規定している式である。上限を超えて第3群の
屈折力が弱まると、第3群の倍率が大きくなるため第3
群のフォーカス敏感度が小さくなり、従来の負−正−正
3群構成の第3群を正の第3群と負の第4群に分割した
効果が薄れるためよくない。
【0065】下限を超えて第3群の屈折力が強まると第
3群のペッツバール量が正に大きくなるため第4群の屈
折力を強めてこれをキャンセルする必要が生じる。この
ようにすると特に軸外での高次収差が顕著に発生するた
め、非球面を用いても第3群、第4群を各レンズ1枚に
て構成した上で像面の平坦性を得るのが困難となる。
【0066】条件式(3)は第4群の焦点距離すなわち
屈折力を規定している式である。上限を超えて第4群の
屈折力が弱まると、第4群の倍率が小さくなるため結果
的に第3群のフォーカス敏感度が小さくなり、従来の負
−正−正3群構成の第3群を正の第3群と負の第4群に
分割した効果が薄れるためよくない。
【0067】下限を超えて第4群の屈折力が強まると第
4群のペッツバール量が負に大きくなるため第3群の屈
折力を強めてこれをキャンセルする必要が生じる。この
ようにすると特に軸外での高次収差が顕著に発生するた
め、非球面を用いても第3群、第4群を各レンズ1枚に
て構成した上で像面の平坦性を得るのが困難となる。
【0068】さらに、好ましくは以下の条件式を満足す
るのが好ましい。
【0069】 −0.6<(R32+R31)/(R32−R31)<0.8 (4) 0.8<R41/R32<20.0 (5) 但し、第3群の最も物体側に位置するレンズ面の曲率半
径をR31、第3群の最も像側に位置するレンズ面の曲
率半径をR32、第4群の最も物体側に位置するレンズ
面の曲率半径をR41とする。
【0070】条件式(4)は第3群を構成する正レンズ
の形状因子を規定する式であり、物体側からみて凸平レ
ンズの場合1、平凸レンズの場合−1、両凸レンズは−
1より大きく1より小さい値をとる。第3群を条件式
(2)で規定される屈折力を有するようにすると、条件
式(4)の上限をこえた場合、物体側レンズ面の曲率半
径が小さくなりすぎ、軸外光線の入射角が大きくなるた
め、過度の非点隔差が発生するためよくない。
【0071】下限を超えると、像側レンズ面の曲率半径
が小さくなりすぎ、軸上ランド光線の像側面への入射角
が大きくなり、結果として球面収差が補正不足となるた
めよくない。また第3群を変倍時移動させる場合は、球
面収差変動が発生し非球面を用いても変倍全域での補正
が困難となる。
【0072】条件式(5)は第3群の像側レンズ面と第
4群の物体側レンズ面との比を規定する式である。上限
を超えて曲率半径R41がR32に対して大きくなりす
ぎると、第4群が条件式(3)で規定される屈折力条件
を有するためには、第4群の負の屈折力を主に像側レン
ズ面に分担させる必要がある。このように第4群像側レ
ンズ面の負の屈折力が強まった状態で、射出瞳を像面か
ら十分遠ざけようとすると第3群および第4群物体側レ
ンズ面の有効径が増大しレンズ外径の増大を招くためコ
ンパクト化の点で良くない。また、光軸方向では第4群
の像側レンズ面の周辺部とその像側に配置するフィルタ
ーの干渉を防ぐためにバックフォーカスを長く設定する
必要がありレンズ全長が増大するため良くない。
【0073】下限を超えて曲率半径R41がR32に対
して小さくなりすぎると、R32で発生する球面収差に
対してR41では補正過剰となる。さらにフォーカスの
際は特に繰出し量の大きいテレ側にて球面収差の変動成
分が発生するため良くない。
【0074】以下本発明の実施例における各条件式の値
を示す。
【0075】
【表1】
【0076】以下に、本発明の数値実施例を示す。各数
値実施例において、iは物体側からの面の順序を示し、
Riはレンズ面の曲率半径、Diは第i面と第i十1面
との間のレンズ肉厚および空気間隔、Ni、νiはそれ
ぞれd線に対する屈折率、アッベ数を示す。また、もっ
とも像側の2面は水晶ローパスフィルター、赤外カット
フィルター等のフィルター部材である。また、B、C、
D、E、Fは非球面係数である。
【0077】非球面形状は光軸からの高さHの位置での
光軸方向の変位を面頂点を基準にしてxとするとき
【0078】
【数1】
【0079】で表される。但しRは曲率半径、Kは円錐
定数である。
【0080】(第1の実施例)本数値実施例の断面図を図
1に、広角端、中間位置、望遠端での収差図を図2、図
3、図4に示す。
【0081】本実施例は物体側から順に負の第1群、正
の第2群、正の第3群、負の第4群で構成され広角端か
ら望遠端へのズーミングに際し、第1群は像側に凸の往
復運動、第2群は物体側へ移動、第3群、第4群は固定
であり、第1群と第2群との間隔は狭まるよう、第2群
と第3群の間隔は広がるように変化する。フォーカシン
グは第3群を物体側に繰出して遠距離から近距離への合
焦を行う。
【0082】以下レンズデータを示す。
【0083】
【外1】
【0084】(第2の実施例)本数値実施例の断面図を図
5に、広角端、中間位置、望遠端での収差図を図6、図
7、図8に示す。本実施例は物体側から順に負の第1
群、正の第2群、正の第3群、負の第4群で構成され、
広角端から望遠端へのズーミングに際し、第1群は像側
に凸の往復運動、第2群は物体側へ移動、第3群は像側
へ移動、第4群は固定であり、第1群と第2群との間隔
は狭まるよう、第2群と第3群の間隔は広がるよう、第
3群と第4群の間隔は狭まるように変化する。フォーカ
シングは第3群を物体側に繰出して遠距離から近距離へ
の合焦を行う。
【0085】以下レンズデータを示す。
【0086】
【外2】
【0087】(第3の実施例)本数値実施例の断面図を図
9に、広角端、中間位置、望遠端での収差図を図10、
図11、図12に示す。本実施例は物体側から順に負の
第1群、正の第2群、正の第3群、負の第4群で構成さ
れ、広角端から望遠端へのズーミングに際し、第1群は
像側に凸の往復運動、第2群は物体側へ移動、第3群は
像側へ移動、第4群は固定であり、第1群と第2群との
間隔は狭まるよう、第2群と第3群の間隔は広がるよ
う、第3群と第4群の間隔は狭まるように変化する。フ
ォーカシングは第3群を物体側に繰出して遠距離から近
距離への合焦を行う。
【0088】以下レンズデータを示す。
【0089】
【外3】
【0090】(第4の実施例)本数値実施例の断面図を図
13に、広角端、中間位置、望遠端での収差図を図1
4、図15、図16に示す。本実施例は物体側から順に
負の第1群、正の第2群、正の第3群、負の第4群で構
成され、広角端から望遠端へのズーミングに際し、第1
群は像側に凸の往復運動、第2群は物体側へ移動、第3
群は像側へ移動、第4群は固定であり、第1群と第2群
との間隔は狭まるよう、第2群と第3群の間隔は広がる
よう、第3群と第4群の間隔は狭まるように変化する。
フォーカシングは第3群を物体側に繰出して遠距離から
近距離への合焦を行う。
【0091】以下レンズデータを示す。
【0092】
【外4】
【0093】(第5の実施例)本数値実施例の断面図を図
17に、広角端、中間位置、望遠端での収差図を図1
8、図19、図20に示す。本実施例は物体側から順に
負の第1群、正の第2群、正の第3群、負の第4群で構
成され、広角端から望遠端へのズーミングに際し、第1
群は像側に凸の往復運動、第2群は物体側へ移動、第3
群は像側へ移動、第4群は固定であり、第1群と第2群
との間隔は狭まるよう、第2群と第3群の間隔は広がる
よう、第3群と第4群の間隔は広がるように変化する。
フォーカシングは第3群を物体側に繰出して遠距離から
近距離への合焦を行う。
【0094】以下レンズデータを示す。
【0095】
【外5】
【0096】(第6の実施例)本数値実施例の断面図を図
21に、広角端、中間位置、望遠端での収差図を図2
2、図23、図24に示す。本実施例は物体側から順に
負の第1群、正の第2群、正の第3群、負の第4群で構
成され、広角端から望遠端へのズーミングに際し、第1
群は像側に凸の往復運動、第2群は物体側へ移動、第3
群は像側へ移動、第4群は固定であり、第1群と第2群
との間隔は狭まるよう、第2群と第3群の間隔は広がる
よう、第3群と第4群の間隔は広がるように変化する。
フォーカシングは第3群を物体側に繰出して遠距離から
近距離への合焦を行う。
【0097】以下レンズデータを示す。
【0098】
【外6】
【0099】
【発明の効果】本発明によれば、インナーフォーカス式
のネガティブリードタイプのズームレンズにおいて、フ
ォーカス群の構成枚数が少なく、かつフォーカスストロ
ークが短縮されるため、特にオートフォーカス式の撮像
装置において高速で低消費電力なフォーカスが可能とな
るとともに、射出瞳を像面から十分に離し、固体撮像素
子を用いた撮像装置に好適なズームレンズが提供できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の撮像装置の基本構成を示す図(数値
実施例1の光学断面図)。
【図2】 数値実施例1の広角端での収差図。
【図3】 数値実施例1の中間位置での収差図。
【図4】 数値実施例1の望遠端での収差図。
【図5】 数値実施例2の光学断面図
【図6】 数値実施例2の広角端での収差図。
【図7】 数値実施例2の中間位置での収差図。
【図8】 数値実施例2の望遠端での収差図。
【図9】 数値実施例3の光学断面図
【図10】 数値実施例3の広角端での収差図。
【図11】 数値実施例3の中間位置での収差図。
【図12】 数値実施例3の望遠端での収差図。
【図13】 数値実施例4の光学断面図
【図14】 数値実施例4の広角端での収差図。
【図15】 数値実施例4の中間位置での収差図。
【図16】 数値実施例4の望遠端での収差図。
【図17】 数値実施例5の光学断面図
【図18】 数値実施例5の広角端での収差図。
【図19】 数値実施例5の中間位置での収差図。
【図20】 数値実施例5の望遠端での収差図。
【図21】 数値実施例6の光学断面図
【図22】 数値実施例6の広角端での収差図。
【図23】 数値実施例6の中間位置での収差図。
【図24】 数値実施例6の望遠端での収差図。
【符号の説明】
I 第1群 II 第2群 III 第3群 IV 第4群 S 絞り G CCDのフェースプレートやローパスフィルター等
のガラスブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H087 KA02 KA03 MA14 PA08 PA18 PB09 QA02 QA07 QA17 QA22 QA25 QA37 QA41 QA45 RA05 RA12 RA13 RA32 RA43 SA24 SA26 SA29 SA33 SA62 SA63 SA64 SA75 SB04 SB15 SB22 SB32

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側より順に負の屈折力の第1群、正
    の屈折力の第2群、正の屈折力の第3群、負の屈折力の
    第4群の4つの群を有し、広角端から望遠端への変倍時
    に第1群と第2群との間隔は狭まり、第2群と第3群と
    の間隔は広がるズームレンズにおいて、 該第1群は像側に凹面を向けた負のメニスカスレンズ、
    物体側に凸面を向けた正のメニスカスレンズを有し、該
    第2群は少なくとも一つの正レンズと少なくとも一つの
    負レンズを有し、さらに該第3群を物体側方向に移動さ
    せて遠距離物体から近距離物体へのフォーカシングを行
    うことを特徴とするズームレンズ。
  2. 【請求項2】 前記第3群の焦点距離をf3、前記第4
    群の焦点距離をf4、広角端における第3群と第4群の
    合成系の焦点距離をf34w、広角端における全系の焦
    点距離をfwとしたとき、下記の条件式を満足すること
    を特徴とする請求項1記載のズームレンズ。 3.0<f34w/fw<5.2 1.5<f3/fw<3.0 2.0<|f4|/fw<10.0
  3. 【請求項3】 前記第3群と第4群の間隔は広角端より
    望遠端の方が広くなるように変化することを特徴とする
    請求項2記載のズームレンズ。
  4. 【請求項4】 前記第3群と第4群の間隔は広角端より
    望遠端の方が狭くなるように変化することを特徴とする
    請求項2記載のズームレンズ。
  5. 【請求項5】 前記第4群は変倍中固定であることを特
    徴とする請求項3又は4記載のズームレンズ。
  6. 【請求項6】 前記第3群の最も物体側に位置するレン
    ズ面の曲率半径をR31、前記第3群の最も像側に位置
    するレンズ面の曲率半径をR32、前記第4群の最も物
    体側に位置するレンズ面の曲率半径をR41としたと
    き、下記の条件式を満足することを特徴とする請求項5
    記載のズームレンズ。 −0.6<(R32+R31)/(R32−R31)<0.8 0.8<R41/R32<20.0
  7. 【請求項7】 物体側より順に負の屈折力の第1群、正
    の屈折力の第2群、正の屈折力の第3群、負の屈折力の
    第4群の4つの群を有し、広角端から望遠端への変倍時
    に第1群と第2群との間隔は狭まり、第2群と第3群と
    の間隔は広がるズームレンズにおいて、 該第1群は像側に凹面を向けた負のメニスカスレンズ、
    物体側に凸面を向けた正のメニスカスレンズを有し、該
    第2群は少なくとも一つの正レンズと少なくとも一つの
    負レンズを有し、該第3群は正レンズ1枚のみで構成さ
    れ、該第4群は負レンズ1枚のみで構成されることを特
    徴とするズームレンズ。
  8. 【請求項8】 前記第3群の焦点距離をf3、前記第4
    群の焦点距離をf4、広角端における第3群と第4群の
    合成系の焦点距離をf34w、広角端における全系の焦
    点距離をfwとしたとき、下記の条件式を満足すること
    を特徴とする請求項7記載のズームレンズ。 3.0<f34w/fw<5.2 1.5<f3/fw<3.0 2.0<|f4|/fw<10.0
  9. 【請求項9】 前記第3群は両凸レンズ、前記第4群は
    物体側に凹面を向けた負レンズであることを特徴とする
    請求項8記載のズームレンズ。
  10. 【請求項10】 前記第3群の最も物体側に位置するレ
    ンズ面の曲率半径をR31、前記第3群の最も像側に位
    置するレンズ面の曲率半径をR32、前記第4群の最も
    物体側に位置するレンズ面の曲率半径をR41としたと
    き、下記の条件式を満足することを特徴とする請求項9
    記載のズームレンズ。 −0.6<(R32+R31)/(R32−R31)<0.8 0.8<R41/R32<20.0
  11. 【請求項11】 前記第1群中の負レンズ中の少なくと
    も一つのレンズ面は非球面であり、該非球面は光軸から
    扁辺に向かってしだいに発散作用が弱まる形状であるこ
    とを特徴とする請求項6又は10記載のズームレンズ。
  12. 【請求項12】 前記第2群中の正レンズ中の少なくと
    も一つのレンズ面は非球面であり、該非球面は光軸から
    周辺に向かってしだいに収斂作用が弱まる形状であるこ
    とを特徴とする請求項6又は10記載のズームレンズ。
  13. 【請求項13】 前記第3群中の正レンズ中の少なくと
    も一つのレンズ面は非球面であり、該非球面は光軸から
    周辺に向かってしだいに収斂作用が弱まる形状であるこ
    とを特徴とする請求項6又は10記載のズームレンズ。
JP2001236285A 2001-08-03 2001-08-03 ズームレンズ Expired - Fee Related JP4817551B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001236285A JP4817551B2 (ja) 2001-08-03 2001-08-03 ズームレンズ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001236285A JP4817551B2 (ja) 2001-08-03 2001-08-03 ズームレンズ

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003043358A true JP2003043358A (ja) 2003-02-13
JP2003043358A5 JP2003043358A5 (ja) 2008-09-18
JP4817551B2 JP4817551B2 (ja) 2011-11-16

Family

ID=19067582

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001236285A Expired - Fee Related JP4817551B2 (ja) 2001-08-03 2001-08-03 ズームレンズ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4817551B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005140969A (ja) * 2003-11-06 2005-06-02 Canon Inc ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP2005148429A (ja) * 2003-11-17 2005-06-09 Olympus Corp 変倍光学系及びそれを用いた電子機器
EP1645900A1 (en) * 2003-11-17 2006-04-12 Olympus Corporation A variable-power optical system and electronic device using same
WO2007122944A1 (ja) 2006-04-20 2007-11-01 Sharp Kabushiki Kaisha ズームレンズおよびデジタルカメラおよび携帯情報機器
CN103197409A (zh) * 2013-04-01 2013-07-10 东莞市宇瞳光学科技有限公司 光学补偿变焦镜头
WO2014007298A1 (ja) * 2012-07-03 2014-01-09 株式会社タムロン ズームレンズ
WO2018088038A1 (ja) * 2016-11-08 2018-05-17 ソニー株式会社 撮像レンズおよび撮像装置
JP2019061005A (ja) * 2017-09-26 2019-04-18 キヤノン株式会社 ズームレンズ及びそれを有する撮像装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58160912A (ja) * 1982-03-19 1983-09-24 Canon Inc ズ−ムレンズ
JPH04237009A (ja) * 1991-01-19 1992-08-25 Canon Inc ズームレンズ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58160912A (ja) * 1982-03-19 1983-09-24 Canon Inc ズ−ムレンズ
JPH04237009A (ja) * 1991-01-19 1992-08-25 Canon Inc ズームレンズ

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005140969A (ja) * 2003-11-06 2005-06-02 Canon Inc ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP4508604B2 (ja) * 2003-11-06 2010-07-21 キヤノン株式会社 ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP4508610B2 (ja) * 2003-11-17 2010-07-21 オリンパス株式会社 変倍光学系及びそれを用いた電子機器
EP1645900A4 (en) * 2003-11-17 2007-05-30 Olympus Corp OPTICAL SYSTEM WITH VARIABLE PERFORMANCE AND ELECTRONIC EQUIPMENT THEREWITH
US7540671B2 (en) 2003-11-17 2009-06-02 Olympus Corporation Variable-power optical system and electronic device using same
EP1645900A1 (en) * 2003-11-17 2006-04-12 Olympus Corporation A variable-power optical system and electronic device using same
JP2005148429A (ja) * 2003-11-17 2005-06-09 Olympus Corp 変倍光学系及びそれを用いた電子機器
WO2007122944A1 (ja) 2006-04-20 2007-11-01 Sharp Kabushiki Kaisha ズームレンズおよびデジタルカメラおよび携帯情報機器
WO2014007298A1 (ja) * 2012-07-03 2014-01-09 株式会社タムロン ズームレンズ
CN103197409A (zh) * 2013-04-01 2013-07-10 东莞市宇瞳光学科技有限公司 光学补偿变焦镜头
WO2018088038A1 (ja) * 2016-11-08 2018-05-17 ソニー株式会社 撮像レンズおよび撮像装置
JPWO2018088038A1 (ja) * 2016-11-08 2019-09-26 ソニー株式会社 撮像レンズおよび撮像装置
JP2019061005A (ja) * 2017-09-26 2019-04-18 キヤノン株式会社 ズームレンズ及びそれを有する撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4817551B2 (ja) 2011-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3862520B2 (ja) ズームレンズ及びそれを用いた光学機器
JP4914136B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP5455572B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP4909089B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP2006208889A (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP2005234460A (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP2001033703A (ja) リヤーフォーカス式のズームレンズ
JP5767335B2 (ja) ズームレンズおよび撮像装置
JP2003043359A (ja) ズームレンズ
JP4902179B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP2005331641A (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
WO2013031180A1 (ja) ズームレンズおよび撮像装置
JP2000231050A (ja) リヤーフォーカス式のズームレンズ
JP5767330B2 (ja) ズームレンズおよび撮像装置
JP2005134746A (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP2004240464A (ja) 光学系
JP5059210B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP4817551B2 (ja) ズームレンズ
JP2006003539A (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP4585796B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP3706827B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する光学機器
JP4838899B2 (ja) ズームレンズ及びそれを用いた光学機器
JP5767710B2 (ja) ズームレンズおよび撮像装置
JP5767334B2 (ja) ズームレンズおよび撮像装置
JP5767333B2 (ja) ズームレンズおよび撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20080703

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080804

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080804

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100201

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20100630

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110524

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110725

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110823

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110830

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140909

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140909

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees