JP2006078581A - ズームレンズ及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 デジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラ等の固体撮像素子を用いた撮像装置に好適であり、変倍比が3倍程度のズームレンズの小型化、低価格化及び製造容易化を課題とする。
【解決手段】 物体側より順に、負の屈折力を有する第1レンズ群GR1と、正の屈折力を有する第2レンズ群GR2と、正の屈折力を有する第3レンズ群GR3とが配列されて成り、上記第1レンズ群が物体側より順に配列された、負レンズと、少なくとも1面の非球面を有する正レンズとで構成され、以下の条件式(1)を満足する。
(1)0.4<D1/fw<0.66
但し、
D1:第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの距離
fw:広角端での焦点距離
とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、新規なズームレンズ及び撮像装置に関する。詳しくは、デジタルスチルカメラ等に適した、変倍比3倍程度の小型で安価なズームレンズ及び該ズームレンズを使用した撮像装置に関するものである。
近年、デジタルスチルカメラ等の個体撮像素子を用いた撮像装置が普及しつつある。このような個体撮像素子を用いた撮像装置の普及に伴い一層の高画質化が求められており、特に、画素数の多い撮像素子を用いたデジタルスチルカメラ等においては、画素数の多い個体撮像素子に対応した結像性能にすぐれた撮影用レンズ、特に、ズームレンズが求められている。また、その上、小型化、特に薄型化への要求も強く、小型且つ薄型で高性能なズームレンズが求められている。また、製造が容易なレンズの要求も高い。
このため従来より小型で高い結像性能を有するズームレンズとしては、特許文献1に示されたもののように、物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズ群、正の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群から成る3群ズームレンズがあるが、特許文献1に記載されたズームレンズにあっては、最も物体側に位置した負レンズに樹脂による非球面層を形成しており、充分なコストダウンが図れていない。
また、特許文献2に示されたもののように、物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズ群、正の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群から成る3群ズームレンズがあるが、最も物体側に位置した負レンズの曲率の強い凹面に非球面を形成したガラスレンズを用いていて、当該ガラスレンズを成形する際の製造難易度が非常に高い。
さらに、特許文献3に示されたもののように、第1レンズ群中の非球面を正レンズに形成することによって非球面レンズの製造難易度を緩和した、負の屈折力を有する第1レンズ群、正の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群から成る3群ズームレンズがあるが、各レンズ群の厚みが厚く、沈胴時での小型化の妨げとなる。
特開2002−350726号公報 特開2002−244043号公報 特開2004−4765号公報
そこで、本発明は、上記したような問題に鑑み、デジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラ等の固体撮像素子を用いた撮像装置に好適であり、変倍比が3倍程度のズームレンズの小型化、低価格化及び製造容易化を課題とする。
本発明ズームレンズは、上記した課題を解決するために、物体側より順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群とが配列されて成り、上記第1レンズ群が物体側より順に配列された、負レンズと、少なくとも1面の非球面を有する正レンズとで構成され、D1を第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの距離 、fwを広角端での焦点距離として、以下の条件式
(1)0.4<D1/fw<0.66
を満足するものである。
また、本発明撮像装置は、上記した課題を解決するために、ズームレンズと、上記ズームレンズにより形成された光学像を電気的な信号に変換する撮像素子を備え、上記ズームレンズが、物体側より順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群とが配列されて成り、上記第1レンズ群が物体側より順に配列された、負レンズと、少なくとも1面の非球面を有する正レンズとで構成され、D1を第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの距離 、fwを広角端での焦点距離として、以下の条件式
(1)0.4<D1/fw<0.66
を満足するものである。
従って、本発明にあっては、小型且つ低価格で製造が容易なズームレンズが得られ、また、該ズームレンズを撮像装置に使用することによって、小型且つ低価格で製造が容易な撮像装置を得ることが出来る。
別の本発明ズームレンズは、上記した課題を解決するために、物体側より順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群とが配列されて成り、上記各レンズ群中に、両面に非球面を有する正レンズを少なくとも1枚有する。
また、別の本発明撮像装置は、上記した課題を解決するために、ズームレンズと、上記ズームレンズにより形成された光学像を電気的な信号に変換する撮像素子を備え、上記ズームレンズが、物体側より順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群とが配列されて成り、上記各レンズ群中に、両面に非球面を有する正レンズを少なくとも1枚有する。
従って、別の本発明にあっては、小型且つ低価格で製造が容易なズームレンズが得られ、また、該ズームレンズを撮像装置に使用することによって、小型且つ低価格で製造が容易な撮像装置を得ることが出来る。
本発明ズームレンズは、物体側より順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群とが配列されて成り、上記第1レンズ群が物体側より順に配列された、負レンズと、少なくとも1面の非球面を有する正レンズとで構成され、D1を第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの距離 、fwを広角端での焦点距離として、以下の条件式
(1)0.4<D1/fw<0.66
を満足することを特徴とする。
また、本発明撮像装置は、ズームレンズと、上記ズームレンズにより形成された光学像を電気的な信号に変換する撮像素子を備え、上記ズームレンズが、物体側より順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群とが配列されて成り、上記第1レンズ群が物体側より順に配列された、負レンズと、少なくとも1面の非球面を有する正レンズとで構成され、D1を第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの距離 、fwを広角端での焦点距離として、以下の条件式
(1)0.4<D1/fw<0.66
を満足することを特徴とする。
従って、本発明ズームレンズにあっては、高性能でありながら、小型であり、さらに、製造が容易で低価格で構成することが出来る。また、本発明撮像装置は、上記ズームレンズを使用することにより、小型でありながら高性能で、さらに製造が容易で低価格である。
別の本発明ズームレンズは、物体側より順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群とが配列されて成り、上記各レンズ群中に、両面に非球面を有する正レンズを少なくとも1枚有することを特徴とする。
また、別の本発明撮像装置は、ズームレンズと、上記ズームレンズにより形成された光学像を電気的な信号に変換する撮像素子を備えた撮像装置であって、上記ズームレンズが、物体側より順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群とが配列されて成り、上記各レンズ群中に、両面に非球面を有する正レンズを少なくとも1枚有することを特徴とする。
従って、別の本発明ズームレンズにあっては、高性能でありながら、小型であり、さらに、製造が容易で低価格で構成することが出来る。また、別の本発明撮像装置は、上記ズームレンズを使用することにより、小型でありながら高性能で、さらに製造が容易で低価格である。
請求項2及び請求項14に記載した発明にあっては、上記各レンズ群中に、少なくとも1面の非球面を有する正レンズを有するので、各種収差の補正が容易になる。
請求項4乃至請求項6並びに請求項16乃至請求項18に記載した発明にあっては、上記第2レンズ群中に正レンズと、少なくとも1枚の負レンズとで構成される接合レンズを有し、Ndpを接合レンズを構成する正レンズのd線での屈折率、Ndnを接合レンズを構成する負レンズのd線での屈折率、νdpを接合レンズを構成する正レンズのアッベ数、νdnを接合レンズを構成する負レンズのアッベ数として、上記接合レンズが以下の条件式
(2)0.05<|Ndp−Ndn|<0.4
(3)2.0<|νdp−νdn|<50.0
を満足するので、各種収差、特に非点収差と倍率収差の補正が容易である。
請求項7乃至請求項12並びに請求項19乃至請求項24に記載した発明にあっては、ズーミング中に各レンズ群が可動であるので、3倍程度の倍率を確保しながら、各種収差が良好に補正される。
以下に、本発明ズームレンズ及び撮像装置を実施するための最良の形態について添付図面を参照して説明する。
本発明ズームレンズは、物体側より順に、負の屈折力を有する第1レンズ群GR1と、正の屈折力を有する第2レンズ群GR2と、正の屈折力を有する第3レンズ群GR3が配列されて成り、上記第1レンズ群が物体側より順に配列された、負レンズG1と、少なくとも1面の非球面を有する正レンズG2とで構成され、以下の条件式を満足する。
(1)0.4<D1/fw<0.66
但し、
D1:第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの距離
fw:広角端での焦点距離
とする。
本発明ズームレンズにあって、第1レンズ群GR1の非球面は正レンズG2に形成されるので、その製造が容易である。
上記条件式(1)は、第1レンズ群GR1の全長を規定する条件式である。沈胴時の厚みを小さくするために第1レンズ群GR1の全長をでだけ小さくすることが好ましいが、条件式(1)の下限を下回ると第1レンズ群GR1中の偏芯誤差による性能劣化や、間隔誤差による球面収差やレンズバックの変動が大きくなり、非常に高い組み込み精度が要求される。条件式(1)の上限を上回ると第1レンズ群GR1の厚みが厚くなり沈胴時にコンパクトにすることが困難になる。
そして、本発明ズームレンズは、各レンズ群中に、少なくとも1面の非球面を有する正レンズを有することが望ましい。これによって、各種収差の補正が容易になると共に、非球面を正レンズに形成することによって、製造上の難易度が増大することがない。
別の本発明ズームレンズは、物体側より順に、負の屈折力を有する第1レンズ群GR1と、正の屈折力を有する第2レンズ群GR2と、正の屈折力を有する第3レンズ群GR3とが配列されて成り、上記各レンズ群中に、両面に非球面を有する正レンズを少なくとも1枚有するものである。
別の本発明ズームレンズにあっては、少ないレンズ枚数で構成することが可能であると共に小型化が可能である。すなわち、各レンズ群中に少なくとも2つの非球面を有することによって、少ないレンズ枚数でも良好な収差補正が可能であり、また、各レンズのパワーを上げても収差補正が容易であるため、各レンズのパワーを上げることによってレンズ群の移動量に対する変倍率を上げて、全長を短く、すなわち、小型化をすることが出来る。さらに、両面に非球面が形成されるレンズが正レンズであるので、製造上の難易度が増大することがない。
本発明及び別の本発明ズームレンズ共に、上記第2レンズ群GR2中に正レンズと、少なくとも1枚の負レンズとで構成される接合レンズを有し、上記接合レンズが、Ndpを接合レンズを構成する正レンズのd線での屈折率、Ndnを接合レンズを構成する負レンズのd線での屈折率、νdpを接合レンズを構成する正レンズのアッベ数、νdnを接合レンズを構成する負レンズのアッベ数として、以下の条件式(2)及び(3)を満足することが望ましい。
(2)0.05<|Ndp−Ndn|<0.4
(3)2.0<|νdp−νdn|<50.0
上記条件式(2)及び(3)は、第2レンズ群GR2に含まれる接合レンズを構成する各レンズの屈折率とアッベ数を規定したものである。各条件式に示す数値が規定した範囲を外れると、非点収差と倍率色収差を補正することが困難になってしまう。
さらに、本発明及び別の本発明ズームレンズ共に、ズーミング中に各レンズ群が可動であることが望ましい。これによって、3倍程度の倍率を確保しながら、各種収差が良好に補正される。
以下に、本発明及び別の本発明ズームレンズの実施形態及び数値実施例について図1乃至図16を参照して、また、表1乃至表13を用いて説明する。
なお、数値実施例において使用する記号の意味は次のとおりである。
FNo:Fナンバー
f:焦点距離
ω:半画角
si:物体側から数えてi番目の面
ri:上記面siの曲率半径
di:物体側からi番目の面とi+1番目の面との間の面間隔
ni:第iレンズのd線(波長587.6nm)における屈折率
νi:第iレンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
また、非球面形状は、次の数1式によって定義されるものとする。
Figure 2006078581
但し、
x : レンズ面頂点からの光軸方向の距離
y : 光軸と垂直な方向の高さ
c : レンズ頂点での近軸曲率
ε : 円錐定数
Ai : 第 i 次の非球面係数
とする。
図1は第1の実施の形態のレンズ構成を示す図である。第1の実施の形態にかかるズームレンズは、物体側より順に、負の屈折力を有する第1レンズ群GR1、正の屈折力を有する第2レンズ群GR2、正の屈折力を有する第3レンズ群GR3が配列されて成る。そして、第1レンズ群GR1は、像側に強い曲率の凹面を有する負レンズG1と、両面に非球面を有する正レンズG2とで構成される。第2レンズ群GR2は、両面に非球面を有する正レンズG3と、正レンズG4と負レンズG5の接合レンズとで構成されている。第3レンズ群GR3は、両面に非球面を有する正レンズG6で構成される。そして、各レンズ群は、広角端から望遠端へのズーミングに際し、図1に矢印で示すように、光軸方向へ移動する。また、開口絞りIRは第2レンズ群GR2の物体側に近接して配置され、ズーミング中は第2レンズ群GR2と共に移動する。なお、図1中、LPFは第3レンズ群GR3と結像面IMGとの間に介挿されたローパスフィルタである。
表1に第1の実施の形態に具体的数値を適用した数値実施例1の光学系のデータを示す。なお、以下の表において、「ASP」は当該面が非球面形状で構成されていることを示し、「INFINITY」は当該面が平面で構成されていることを示す。
Figure 2006078581
第1の実施の形態において、第1レンズ群GR1と開口絞りIRとの間の面間隔d4、第2レンズ群GR2と第3レンズ群GR3との間の面間隔d10、第3レンズ群GR3とローパスフィルタLPFとの間の面間隔d12はズーミング時に可変である。そこで、広角端位置、広角端と望遠端との間の中間焦点位置及び望遠端位置での上記各面間隔d4、d10、d12の数値実施例1における値を焦点距離f、FナンバーFNo、半画角ωと共に表2に示す。
Figure 2006078581
第1の実施の形態においては、各レンズ群中には、両面に非球面を有する正レンズを少なくとも1枚有する。すなわち、第1レンズ群GR1中の正レンズG2の両面s3、s4、第2レンズ群GR2中の正レンズG3の両面s6、s7、第3レンズ群GR3の正レンズG6の両面s11、s12は非球面で構成されている。そこで、上記各面s3、s4、s6、s7、s11、s12の4次、6次、8次及び10次の非球面係数を円錐定数εと共に表3に示す。
Figure 2006078581
図2に広角端位置における、図3に広角端と望遠端との間の中間焦点位置における、図4に望遠端位置における数値実施例1の諸収差図を示す。なお、これら収差図において、球面収差では縦軸は開放F値との割合、横軸にデフォーカスをとり、実線がd線、破線がC線、1点鎖線がg線での球面収差を表わす。非点収差では縦軸が像高、横軸がフォーカスで、実線がサジタル像面を、破線がメリジオナル像面を表わす。歪曲収差では縦軸が像高、横軸は%で表わす。
図5は第2の実施の形態のレンズ構成を示す図である。第2の実施の形態にかかるズームレンズは、物体側より順に、負の屈折力を有する第1レンズ群GR1、正の屈折力を有する第2レンズ群GR2、正の屈折力を有する第3レンズ群GR3が配列されて成る。第1レンズ群GR1は、像側に強い曲率の凹面を有する負レンズG1と、両面に非球面を有する正レンズG2とで構成される。第2レンズ群GR2は、両面に非球面を有する正レンズG3と、負レンズG4と正レンズG5と負レンズG6の3枚接合レンズとで構成されている。第3レンズ群GR3は、両面に非球面を有する正レンズG7で構成される。
そして、各レンズ群は、広角端から望遠端へのズーミングに際し、図5に矢印で示すように、光軸方向へ移動する。また、開口絞りIRは第2レンズ群GR2の物体側に近接して配置され、ズーミング中は第2レンズ群GR2と共に移動する。なお、図5中、LPFは第3レンズ群GR3と結像面IMGとの間に介挿されたローパスフィルタである。
表4に第2の実施の形態に具体的数値を適用した数値実施例2の光学系のデータを示す。
Figure 2006078581
第2の実施の形態において、第1レンズ群GR1と開口絞りIRとの間の面間隔d4、第2レンズ群GR2と第3レンズ群GR3との間の面間隔d11、第3レンズ群GR3とローパスフィルタLPFとの間の面間隔d13はズーミング時に可変である。そこで、広角端位置、広角端と望遠端との間の中間焦点位置及び望遠端位置での上記各面間隔d4、d11、d13の数値実施例2における値を焦点距離f、FナンバーFNo、半画角ωと共に表5に示す。
Figure 2006078581
第2の実施の形態においては、各レンズ群中には、両面に非球面を有する正レンズを少なくとも1枚有する。すなわち、第1レンズ群GR1中の正レンズG2の両面s3、s4、第2レンズ群GR2中の正レンズG3の両面s6、s7、第3レンズ群GR3の正レンズG7の両面s12、s13は非球面で構成されている。そこで、上記各面s3、s4、s6、s7、s12、s13の4次、6次、8次及び10次の非球面係数を円錐定数εと共に表6に示す。
Figure 2006078581
図6に広角端位置における、図7に広角端と望遠端との間の中間焦点位置における、図8に望遠端位置における数値実施例2の諸収差図を示す。なお、これら収差図において、球面収差では縦軸は開放F値との割合、横軸にデフォーカスをとり、実線がd線、破線がC線、1点鎖線がg線での球面収差を表わす。非点収差では縦軸が像高、横軸がフォーカスで、実線がサジタル像面を、破線がメリジオナル像面を表わす。歪曲収差では縦軸が像高、横軸は%で表わす。
図9は第3の実施の形態のレンズ構成を示す図である。第3の実施の形態にかかるズームレンズは、物体側より順に、負の屈折力を有する第1レンズ群GR1、正の屈折力を有する第2レンズ群GR2、正の屈折力を有する第3レンズ群GR3が配列されて成る。第1レンズ群GR1は、像側に強い曲率の凹面を有する負レンズG1と、両面に非球面を有する正レンズG2とで構成される。第2レンズ群GR2は、両面に非球面を有する正レンズG3と、開口絞りIRと、負レンズG4と正レンズG5と負レンズG6の3枚接合レンズとで構成されている。第3レンズ群GR3は、両面に非球面を有する正レンズG7で構成される。
そして、各レンズ群は、広角端から望遠端へのズーミングに際し、図9に矢印で示すように、光軸方向へ移動する。なお、図9中、LPFは第3レンズ群GR3と結像面IMGとの間に介挿されたローパスフィルタである。
表7に第3の実施の形態に具体的数値を適用した数値実施例3の光学系のデータを示す。
Figure 2006078581
第3の実施の形態において、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2との間の面間隔d4、第2レンズ群GR2と第3レンズ群GR3との間の面間隔d11、第3レンズ群GR3とローパスフィルタLPFとの間の面間隔d13はズーミング時に可変である。そこで、広角端位置、広角端と望遠端との間の中間焦点位置及び望遠端位置での上記各面間隔d4、d11、d13の数値実施例3における値を焦点距離f、FナンバーFNo、半画角ωと共に表8に示す。
Figure 2006078581
第3の実施の形態においては、各レンズ群中には、両面に非球面を有する正レンズを少なくとも1枚有する。すなわち、第1レンズ群GR1中の正レンズG2の両面s3、s4、第2レンズ群GR2中の正レンズG3の両面s6、s7、第3レンズ群GR3の正レンズG7の両面s12、s13は非球面で構成されている。そこで、上記各面s3、s4、s6、s7、s12、s13の4次、6次、8次及び10次の非球面係数を円錐定数εと共に表9に示す。
Figure 2006078581
図10に広角端位置における、図11に広角端と望遠端との間の中間焦点位置における、図12に望遠端位置における数値実施例3の諸収差図を示す。なお、これら収差図において、球面収差では縦軸は開放F値との割合、横軸にデフォーカスをとり、実線がd線、破線がC線、1点鎖線がg線での球面収差を表わす。非点収差では縦軸が像高、横軸がフォーカスで、実線がサジタル像面を、破線がメリジオナル像面を表わす。歪曲収差では縦軸が像高、横軸は%で表わす。
図13は第4の実施の形態のレンズ構成を示す図である。第4の実施の形態にかかるズームレンズは、物体側より順に、負の屈折力を有する第1レンズ群GR1、正の屈折力を有する第2レンズ群GR2、正の屈折力を有する第3レンズ群GR3が配列されて成る。そして、第1レンズ群GR1は、像側に強い曲率の凹面を有する負レンズG1と、両面に非球面を有する正レンズG2とで構成される。第2レンズ群GR2は、両面に非球面を有する正レンズG3と、正レンズG4と負レンズG5の接合レンズとで構成されている。第3レンズ群GR3は、両面に非球面を有する正レンズG6で構成される。そして、各レンズ群は、広角端から望遠端へのズーミングに際し、図13に矢印で示すように、光軸方向へ移動する。また、開口絞りIRは第2レンズ群GR2の物体側に近接して配置され、ズーミング中は第2レンズ群GR2と共に移動する。なお、図13中、LPFは第3レンズ群GR3と結像面IMGとの間に介挿されたローパスフィルタである。
表10に第4の実施の形態に具体的数値を適用した数値実施例4の光学系のデータを示す。
Figure 2006078581
第4の実施の形態において、第1レンズ群GR1と開口絞りIRとの間の面間隔d4、第2レンズ群GR2と第3レンズ群GR3との間の面間隔d10、第3レンズ群GR3とローパスフィルタLPFとの間の面間隔d12はズーミング時に可変である。そこで、広角端位置、広角端と望遠端との間の中間焦点位置及び望遠端位置での上記各面間隔d4、d10、d12の数値実施例4における値を焦点距離f、FナンバーFNo、半画角ωと共に表11に示す。
Figure 2006078581
第4の実施の形態においては、各レンズ群中には、両面に非球面を有する正レンズを少なくとも1枚有する。すなわち、第1レンズ群GR1中の正レンズG2の両面s3、s4、第2レンズ群GR2中の正レンズG3の両面s6、s7、第3レンズ群GR3の正レンズG6の両面s11、s12は非球面で構成されている。そこで、上記各面s3、s4、s6、s7、s11、s12の4次、6次、8次及び10次の非球面係数を円錐定数εと共に表12に示す。
Figure 2006078581
図14に広角端位置における、図15に広角端と望遠端との間の中間焦点位置における、図16に望遠端位置における数値実施例4の諸収差図を示す。なお、これら収差図において、球面収差では縦軸は開放F値との割合、横軸にデフォーカスをとり、実線がd線、破線がC線、1点鎖線がg線での球面収差を表わす。非点収差では縦軸が像高、横軸がフォーカスで、実線がサジタル像面を、破線がメリジオナル像面を表わす。歪曲収差では縦軸が像高、横軸は%で表わす。
上記各条件式(1)、(2)及び(3)の各数値実施例1〜4における対応値を表13に示す。
Figure 2006078581
上記各数値実施例1〜4のズームレンズは、上記表13から明らかなように、条件式(1)、(2)及び(3)を満足し、また、各収差図に示すように、広角端位置、広角端と望遠端との間の中間焦点位置及び望遠端位置において、各収差ともバランス良く補正されていることが分かる。
次に、上記ズームレンズを用いた本発明及び別の本発明撮像装置の実施の形態について説明する。図17は、上記した本発明ズームレンズ及び別の本発明ズームレンズを搭載可能なデジタルスチルカメラの構成例を示すブロック図である。
図17に示すデジタルスチルカメラ100は、撮像機能を担うカメラブロック10と、撮像された画像信号のアナログ−デジタル変換等の信号処理を行うカメラ信号処理部20と、画像信号の記録再生処理を行う画像処理部30と、撮像された画像等を表示するLCD(Liquid Crystal Display)40と、メモリカード51への書き込み/読み出しを行うR/W(リーダ/ライタ)50と、装置全体を制御するCPU60と、ユーザによる操作入力のための入力部70と、カメラブロック10内のレンズの駆動を制御するレンズ駆動制御部80を具備する。
カメラブロック10は、本発明が適用されるズームレンズ11(上記実施の形態乃至数値実施例1乃至4にかかるズームレンズを使用することができる)を含む光学系や、CCD等の撮像素子12等により構成される。カメラ信号処理部20は、撮像素子12からの出力信号に対するデジタル信号への変換や、ノイズ除去、画質補正、輝度・色差信号への変換等の信号処理を行う。画像処理部30は、所定の画像データフォーマットに基づく画像信号の圧縮符号化・伸長復号化処理や、解像度等のデータ仕様の変換処理等を行う。
メモリカード51は、着脱可能な半導体メモリからなる。R/W50は、画像処理部30によって符号化された画像データをメモリカード51に書き込み、またメモリカード51に記録された画像データを読み出す。CPU60は、デジタルスチルカメラ内の各回路ブロックを制御する制御処理部であり、入力部70からの指示入力信号等に基づいて各回路ブロックを制御する。
入力部70は、例えば、シャッタ操作を行うためのシャッタレリーズボタンや、動作モードを選択するための選択スイッチ等により構成され、ユーザによる操作に応じた指示入力信号をCPU60に対して出力する。レンズ駆動制御部80は、CPU60からの制御信号に基づいて、ズームレンズ11内のレンズを駆動する図示しないモータ等を制御する。
以下、このデジタルスチルカメラ100の動作を簡単に説明する。
撮影の待機状態では、CPU60による制御の下で、カメラブロック10において撮像された画像信号が、カメラ信号処理部20を介してLCD40に出力され、カメラスルー画像として表示される。また、入力部70からのズーミングのための指示入力信号が入力されると、CPU60がレンズ駆動制御部80に制御信号を出力し、レンズ駆動制御部80の制御に基づいて、ズームレンズ11内の所定のレンズが移動される。
そして、入力部70からの指示入力信号によりカメラブロック10の図示しないシャッタが切られると、撮像された画像信号がカメラ信号処理部20から画像処理部30に出力されて圧縮符号化処理され、所定のデータフォーマットのデジタルデータに変換される。変換されたデータはR/W50に出力され、メモリカード51に書き込まれる。
なお、フォーカシングは、例えば、シャッタレリーズボタンが半押しされた場合、あるいは記録のために全押しされた場合等に、CPU60からの制御信号に基づいてレンズ駆動制御部80がズームレンズ11内の所定のレンズを移動させることにより行われる。
また、メモリカード51に記録された画像データを再生する場合は、入力部70による操作に応じて、R/W50によりメモリカード51から所定の画像データが読み出され、画像処理部30で伸張復号化処理された後、再生画像信号がLCD40に出力される。これにより再生画像が表示される。
なお、上記した実施の形態では、本発明撮像装置をデジタルスチルカメラに適用した場合について説明したが、例えば、ビデオカメラといった他の撮像装置等に適用することも可能である。
その他、上記した各実施の形態及び各数値実施例において示した各部の具体的な形状や構造並びに数値は、本発明を実施するに際して行う具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって、本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
変倍比3倍程度の小型で安価なズームレンズ及び撮像装置を提供することが出来、特に固体撮像素子を用いたデジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ等に適用して好適である。
図2乃至図4と共に本発明ズームレンズの第1の実施の形態を示すものであり、本図はレンズ構成を示す概略図である。 広角端における球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 広角端と望遠端との中間焦点位置における球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 望遠端における球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 図6乃至図8と共に本発明ズームレンズの第2の実施の形態を示すものであり、本図はレンズ構成を示す概略図である。 広角端における球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 広角端と望遠端との中間焦点位置における球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 望遠端における球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 図10乃至図12と共に本発明ズームレンズの第3の実施の形態を示すものであり、本図はレンズ構成を示す概略図である。 広角端における球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 広角端と望遠端との中間焦点位置における球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 望遠端における球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 図14乃至図16と共に本発明ズームレンズの第4の実施の形態を示すものであり、本図はレンズ構成を示す概略図である。 広角端における球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 広角端と望遠端との中間焦点位置における球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 望遠端における球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 本発明撮像装置の実施の形態を示す構成ブロック図である。
符号の説明
GR1…第1レンズ群、GR2…第2レンズ群、GR3…第3レンズ群、100…デジタルスチルカメラ(撮像装置)、11…ズームレンズ、12…撮像素子

Claims (24)

  1. 物体側より順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群とが配列されて成り、上記第1レンズ群が物体側より順に配列された、負レンズと、少なくとも1面の非球面を有する正レンズとで構成され、以下の条件式(1)を満足することを特徴とするズームレンズ。
    (1)0.4<D1/fw<0.66
    但し、
    D1:第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの距離
    fw:広角端での焦点距離
    とする。
  2. 上記各レンズ群中に、少なくとも1面の非球面を有する正レンズを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 物体側より順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群とが配列されて成り、上記各レンズ群中に、両面に非球面を有する正レンズを少なくとも1枚有する
    ことを特徴とするズームレンズ。
  4. 上記第2レンズ群中に正レンズと、少なくとも1枚の負レンズとで構成される接合レンズを有し、上記接合レンズが以下の条件式(2)及び(3)を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
    (2)0.05<|Ndp−Ndn|<0.4
    (3)2.0<|νdp−νdn|<50.0
    但し、
    Ndp:接合レンズを構成する正レンズのd線での屈折率
    Ndn:接合レンズを構成する負レンズのd線での屈折率
    νdp:接合レンズを構成する正レンズのアッベ数
    νdn:接合レンズを構成する負レンズのアッベ数
    とする。
  5. 上記第2レンズ群中に正レンズと、少なくとも1枚の負レンズとで構成される接合レンズを有し、上記接合レンズが以下の条件式(2)及び(3)を満足することを特徴とする請求項2に記載のズームレンズ。
    (2)0.05<|Ndp−Ndn|<0.4
    (3)2.0<|νdp−νdn|<50.0
    但し、
    Ndp:接合レンズを構成する正レンズのd線での屈折率
    Ndn:接合レンズを構成する負レンズのd線での屈折率
    νdp:接合レンズを構成する正レンズのアッベ数
    νdn:接合レンズを構成する負レンズのアッベ数
    とする。
  6. 上記第2レンズ群中に正レンズと、少なくとも1枚の負レンズとで構成される接合レンズを有し、上記接合レンズが以下の条件式(2)及び(3)を満足することを特徴とする請求項3に記載のズームレンズ。
    (2)0.05<|Ndp−Ndn|<0.4
    (3)2.0<|νdp−νdn|<50.0
    但し、
    Ndp:接合レンズを構成する正レンズのd線での屈折率
    Ndn:接合レンズを構成する負レンズのd線での屈折率
    νdp:接合レンズを構成する正レンズのアッベ数
    νdn:接合レンズを構成する負レンズのアッベ数
    とする。
  7. ズーミング中に各レンズ群が可動である
    ことを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  8. ズーミング中に各レンズ群が可動である
    ことを特徴とする請求項2に記載のズームレンズ。
  9. ズーミング中に各レンズ群が可動である
    ことを特徴とする請求項3に記載のズームレンズ。
  10. ズーミング中に各レンズ群が可動である
    ことを特徴とする請求項4に記載のズームレンズ。
  11. ズーミング中に各レンズ群が可動である
    ことを特徴とする請求項5に記載のズームレンズ。
  12. ズーミング中に各レンズ群が可動である
    ことを特徴とする請求項6に記載のズームレンズ。
  13. ズームレンズと、上記ズームレンズにより形成された光学像を電気的な信号に変換する撮像素子を備えた撮像装置であって、
    上記ズームレンズが、物体側より順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群とが配列されて成り、上記第1レンズ群が物体側より順に配列された、負レンズと、少なくとも1面の非球面を有する正レンズとで構成され、以下の条件式(1)を満足することを特徴とする撮像装置。
    (1)0.4<D1/fw<0.66
    但し、
    D1:第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの距離
    fw:広角端での焦点距離
    とする。
  14. 上記各レンズ群中に、少なくとも1面の非球面を有する正レンズを有する
    ことを特徴とする請求項13に記載の撮像装置。
  15. ズームレンズと、上記ズームレンズにより形成された光学像を電気的な信号に変換する撮像素子を備えた撮像装置であって、
    上記ズームレンズが、物体側より順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群とが配列されて成り、上記各レンズ群中に、両面に非球面を有する正レンズを少なくとも1枚有する
    ことを特徴とする撮像装置。
  16. 上記第2レンズ群中に正レンズと、少なくとも1枚の負レンズとで構成される接合レンズを有し、上記接合レンズが以下の条件式(2)及び(3)を満足することを特徴とする請求項13に記載の撮像装置。
    (2)0.05<|Ndp−Ndn|<0.4
    (3)2.0<|νdp−νdn|<50.0
    但し、
    Ndp:接合レンズを構成する正レンズのd線での屈折率
    Ndn:接合レンズを構成する負レンズのd線での屈折率
    νdp:接合レンズを構成する正レンズのアッベ数
    νdn:接合レンズを構成する負レンズのアッベ数
    とする。
  17. 上記第2レンズ群中に正レンズと、少なくとも1枚の負レンズとで構成される接合レンズを有し、上記接合レンズが以下の条件式(2)及び(3)を満足することを特徴とする請求項14に記載の撮像装置。
    (2)0.05<|Ndp−Ndn|<0.4
    (3)2.0<|νdp−νdn|<50.0
    但し、
    Ndp:接合レンズを構成する正レンズのd線での屈折率
    Ndn:接合レンズを構成する負レンズのd線での屈折率
    νdp:接合レンズを構成する正レンズのアッベ数
    νdn:接合レンズを構成する負レンズのアッベ数
    とする。
  18. 上記第2レンズ群中に正レンズと、少なくとも1枚の負レンズとで構成される接合レンズを有し、上記接合レンズが以下の条件式(2)及び(3)を満足することを特徴とする請求項15に記載の撮像装置。
    (2)0.05<|Ndp−Ndn|<0.4
    (3)2.0<|νdp−νdn|<50.0
    但し、
    Ndp:接合レンズを構成する正レンズのd線での屈折率
    Ndn:接合レンズを構成する負レンズのd線での屈折率
    νdp:接合レンズを構成する正レンズのアッベ数
    νdn:接合レンズを構成する負レンズのアッベ数
    とする。
  19. ズーミング中に各レンズ群が可動である
    ことを特徴とする請求項13に記載の撮像装置。
  20. ズーミング中に各レンズ群が可動である
    ことを特徴とする請求項14に記載の撮像装置。
  21. ズーミング中に各レンズ群が可動である
    ことを特徴とする請求項15に記載の撮像装置。
  22. ズーミング中に各レンズ群が可動である
    ことを特徴とする請求項16に記載の撮像装置。
  23. ズーミング中に各レンズ群が可動である
    ことを特徴とする請求項17に記載の撮像装置。
  24. ズーミング中に各レンズ群が可動である
    ことを特徴とする請求項18に記載の撮像装置。
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