JP2002127936A - 自動車の車体前部構造 - Google Patents

自動車の車体前部構造

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JP2002127936A JP2000321558A JP2000321558A JP2002127936A JP 2002127936 A JP2002127936 A JP 2002127936A JP 2000321558 A JP2000321558 A JP 2000321558A JP 2000321558 A JP2000321558 A JP 2000321558A JP 2002127936 A JP2002127936 A JP 2002127936A
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    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2206/00Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
    • B60G2206/01Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
    • B60G2206/016Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs allowing controlled deformation during collision
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2300/00Indexing codes relating to the type of vehicle
    • B60G2300/13Small sized city motor vehicles

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  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 前輪が直進方向に操舵された状態で前面衝突
した際でも、該前輪の存在により車体前部の潰れストロ
ークに悪影響をおよぼすことがない自動車の車体前部構
造の提供を図る。 【解決手段】 前輪13が直進方向に操舵された状態で
前面衝突した場合、前輪変向手段を構成するサブフレー
ム11が脆弱部24,25,26を起点に車幅方向外側
へ向けて平面略くの字状に屈曲変形して、前輪13を車
幅方向外側へ向けて回転するように後方外側へ移動させ
ると共に、タイロッド21により前輪13の前側を車幅
方向内側へ引き込んで該前輪13を略横向きに変向させ
るため、前輪13がその後方の車体側部材と衝突物との
間に挟まれても、車体前部の潰れストロークを十分に確
保できて安定したエネルギー吸収特性を得ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の車体前部構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車の車体前部構造として、例
えば特開2000−16327号公報に示されているよ
うに、エンジンおよびフロントサスペンションを搭載す
るサブフレームをフロントサイドメンバに直接結合し、
これらサブフレームとフロントサイドメンバの変形モー
ドコントロールによって前面衝突時における車体前部の
潰れストロークを確保するようにしたものが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ダッシュパネルの前方
に前面衝突時における車体変形を妨げるエンジン,ミッ
ション、およびその他の剛体部品がなく、該ダッシュパ
ネルと車両前端部との間が空洞状態とされた車両にあっ
ては、フロントサイドメンバの潰れ効率及び前輪の挙動
が前面衝突性能、即ち、車体前部の潰れストロークを左
右する。
【0004】このような車両では前輪転蛇時の場合は、
転蛇方向に沿って前輪を横方向へ向ける入力が生じるた
め、前輪が前方を向いたままその後方に存在する車体の
サイドシルと衝突物との間に挟まれる可能性は低く、仮
にサイドシルとの間に挟まれるとしても前輪が横方向を
向いているため車体前部の潰れ量に与える影響は少な
い。
【0005】しかし、前輪が直進方向に操舵された状態
(転蛇されていない状態)で前面衝突した際には、前輪
が前方を向いたままサイドシルと衝突物との間に挟まれ
る可能性が高く、前輪が挟まれた個所は車体前部の潰れ
スペースの低下等の悪影響が懸念される。
【0006】しかも、前記従来の構造のようにサブフレ
ームをフロントサイドメンバに直接結合したものでは、
前述の問題に加えてサブフレームによってフロントサイ
ドメンバの潰れ効率の悪影響が懸念される。
【0007】そこで、本発明は前輪が直進方向に操舵さ
れた状態で前面衝突した際でも、該前輪の存在により車
体前部の潰れストロークに悪影響をおよぼすことがない
自動車の車体前部構造を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にあって
は、ダッシュパネルと車両前端部との間を空洞状態とし
た車両において、前輪が直進方向に操舵された状態で前
面衝突した際に、該前輪を車幅方向に回動させて衝突入
力方向に対して略横向きに変向させる前輪変向手段を設
けたことを特徴としている。
【0009】請求項2の発明にあっては、ファーストク
ロスメンバのフロントサイドメンバとの結合部よりも車
幅方向内側と、ダッシュパネルの下面部とに連結して配
置したサブフレームと、前輪のアクスルとサブフレーム
とに連結して配置したフロントサスペンションのサスペ
ンションアームと、ダッシュパネルの前部に配置された
ステアリングラックからボールジョイントを介してフロ
ントサスペンションのストラットもしくは前輪のアクス
ルへ伸びて連結されたタイロッドと、を備え、前記サブ
フレームとタイロッドとのサスペンション,ステアリン
グ系に前輪変向手段を設けたことを特徴としている。
【0010】請求項3の発明にあっては、サブフレーム
は、その前端連結部を後端連結部よりも車幅方向内側に
オフセットしてファーストクロスメンバに連結してあっ
て、これら前端連結部と後端連結部との間に車幅方向外
側に向けて、サスペンションアームを連結するフロント
側アーム連結部とリヤ側アーム連結部とを設けてあり、
前記サブフレームの前端連結部の直後と、フロント側ア
ーム連結部の直前と、リヤ側アーム連結部と後端側連結
部との間に、それぞれ前面衝突時の衝突入力により座屈
して、サブフレームを前記フロント側アーム連結部の直
前部分を頂点として車幅方向外側へ向けて屈曲変形させ
る脆弱部を形成する一方、タイロッドの前輪側連結点
を、該前輪のアクスルの操舵回転軸線よりも前方にオフ
セットした位置に設定して、これらサブフレームの脆弱
部の設定と、タイロッドの前輪側連結点位置の設定とに
よって前輪変向手段を構成したことを特徴としている。
【0011】請求項4の発明にあっては、サブフレーム
を、スチールもしくはアルミ合金等の複数の金属パネル
を接合して構成したことを特徴としている。
【0012】請求項5の発明にあっては、サブフレーム
を、スチールもしくはアルミ合金等の金属材料からなる
中空部材を所要断面形状に液圧成形したことを特徴とし
ている。
【0013】請求項6の発明にあっては、サブフレーム
を、アルミ合金等の軽量金属材料で鋳造成形したことを
特徴としている。
【0014】請求項7の発明にあっては、サブフレーム
の脆弱部のうち、少なくとも前端連結部の直後と、フロ
ント側アーム連結部の直前の各脆弱部を、車幅方向に向
けて彎曲する屈曲部で構成したことを特徴としている。
【0015】請求項8の発明にあっては、サブフレーム
の脆弱部のうち、前端連結部の直後と、リヤ側アーム連
結部と後端連結部との間の各脆弱部を、サブフレームの
車幅方向外側の側面に縦方向に設けたノッチで構成し、
フロント側アーム連結部の直前の脆弱部を、サブフレー
ムの車幅方向内側の側面に縦方向に設けたノッチで構成
したことを特徴としている。
【0016】請求項9の発明にあっては、サブフレーム
の脆弱部のうち、前端連結部の直後の脆弱部を、車幅方
向に向けて彎曲した屈曲部とその車幅方向外側の側面に
縦方向に設けたノッチとで構成し、フロント側アーム連
結部の直前の脆弱部を、車幅方向に向けて彎曲した屈曲
部とその車幅方向内側の側面に縦方向に設けたノッチと
で構成し、リヤ側アーム連結部と後端連結部との間の脆
弱部を、少なくともサブフレームの車幅方向外側の側面
に縦方向に設けたノッチで構成したことを特徴としてい
る。
【0017】請求項10の発明にあっては、サブフレー
ムの脆弱部のうち、前端連結部の直後と、リヤ側アーム
連結部と後端連結部との間の各脆弱部を、サブフレーム
の車幅方向外側の側面の肉厚を薄くして構成し、フロン
ト側アーム連結部の直前の脆弱部を、サブフレームの車
幅方向内側の側面の肉厚を薄くして構成したことを特徴
としている。
【0018】請求項11の発明にあっては、サブフレー
ムの脆弱部のうち、前端連結部の直後の脆弱部を、車幅
方向に向けて彎曲した屈曲部とその車幅方向外側の側面
の肉厚を薄くすることによって構成し、フロント側アー
ム連結部の直前の脆弱部を、車幅方向に向けて彎曲した
屈曲部とその車幅方向内側の側面の肉厚を薄くすること
によって構成し、リヤ側アーム連結部と後端連結部との
間の脆弱部を、少なくともサブフレームの車幅方向外側
の側面の肉厚を薄くして構成したことを特徴としてい
る。
【0019】請求項12の発明にあっては、サブフレー
ムの後端連結部を、ダッシュパネルの下面に廻り込んで
接合したフロントサイドメンバエクステンションに連結
したことを特徴としている。
【0020】請求項13の発明にあっては、ダッシュパ
ネルの下面には、該下面に廻り込んで接合した左右のフ
ロントサイドメンバエクステンションに跨るクロスメン
バを接合配置してあり、サブフレームの後端の連結部を
該クロスメンバに連結したことを特徴としている。
【0021】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、前輪が
直進方向に操舵された状態(転蛇されていない状態)で
前面衝突した場合、前輪変向手段によって前輪が車幅方
向に回動されて略横向きに変向されるため、該前輪がそ
の後方に存在する車体のサイドシルと衝突物との間に挟
まれても、車体前部の潰れストロークを十分に確保する
ことができて安定したエネルギー吸収特性を得ることが
できる。
【0022】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の発明の効果に加えて、フロントサスペンションのサス
ペンションアームを連結するサブフレームは、ファース
トクロスメンバのフロントサイドメンバとの結合部より
も車幅方向内側と、ダッシュパネルの下面部とに連結し
て配置してあって、前輪変向手段はこのサブフレーム
と、タイロッドとのサスペンション,ステアリング系に
設けてあって、前面衝突時における前輪の挙動コントロ
ールを主たるエネルギー吸収部材であるフロントサイド
メンバから切り離して行わせることと併せて、サブフレ
ームをフロントサイドメンバの潰れ領域で該フロントサ
イドメンバと非結合としてあることによって、該フロン
トサイドメンバ単体の潰れ効率を阻害することがなく、
従って、エネルギー吸収特性を向上することができる。
【0023】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
の発明の効果に加えて、前面衝突時にはサブフレーム
が、所定ヶ所に設けた脆弱部を基点としてフロント側ア
ーム連結部の直前部分を頂点として車幅方向外側へ向け
て屈曲変形することにより、このサブフレームの屈曲変
形に追従してサスペンションアームが該サブフレームの
リヤ側アーム連結部の後方の脆弱部を支点として車幅方
向外側へ向けて回転するように後方外側へ移動すること
と併せて、タイロッドがサスペンションアームの動きに
対して前輪の前側を車幅方向内側へ引き込むように機能
することによって、前輪を車幅方向外側へ押し出しつつ
該前輪の前側を内側に向けて略横向きとすることがで
き、前輪の横向き挙動コントロールを円滑に行わせるこ
とができる。
【0024】また、サブフレームが前述のように衝突入
力で屈曲変形することによって、フロントサイドメンバ
の潰れ変形挙動に支障を来すことがなく、該フロントサ
イドメンバ単体の潰れ効率を高めることができる。
【0025】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
の発明の効果に加えて、サブフレームの所要部位を金属
パネルの板厚を変えたり、補強パッチ材を付設したりす
ることで強度分布を最適化することができて、該サブフ
レームの変形モードを任意にコントロールすることがで
きる。
【0026】請求項5に記載の発明によれば、請求項3
の発明の効果に加えて、サブフレームを所要断面形状に
液圧成形して強度分布を最適化することができて、該サ
ブフレームの変形モードを任意にコントロールすること
ができる。
【0027】請求項6に記載の発明によれば、請求項3
の発明の効果に加えて、サブフレームを同一部品内で肉
厚分布の調整やリブの設定等によって強度分布を最適化
することができて、該サブフレームの変形モードを任意
にコントロールすることができる。
【0028】請求項7〜11に記載の発明によれば、請
求項3〜6の発明の効果に加えて、サブフレームの脆弱
部を、屈曲部の設定,ノッチの設定,肉厚の設定,等の
簡易な手段によって構成することができて、何れもサブ
フレームの屈曲変形モードを安定化することができる。
【0029】請求項12に記載の発明によれば、請求項
3〜11の発明の効果に加えて、前面衝突時の衝突入力
をファーストクロスメンバからサブフレームを介してダ
ッシュパネル下側の前後方向フロア骨格部材のフロント
サイドメンバエクステンションに伝達できるため、左右
のフロントサイドメンバがエンジン,モーター等のパワ
ーユニットで結合されていない車両であっても、これら
左右のフロントサイドメンバ間の車体反力の極度な低下
を抑制することができて、車体前部の潰れ変形を安定し
て行わせることができる。
【0030】また、フロントサイドメンバよりも外側の
部分に対する局部的な衝突入力は、先ず、前輪に作用し
て該前輪からサスペンションアーム,サブフレーム,フ
ァーストクロスメンバを介してフロントサイドメンバに
伝達されるため、ラップ率が少ないオフセット衝突にお
いても車体反力を十分に確保できて、車体前部の潰れ変
形を安定して行わせることができる。
【0031】請求項13に記載の発明によれば、請求項
3〜11の発明の効果に加えて、前面衝突時の衝突入力
をファーストクロスメンバからサブフレームを介してダ
ッシュパネル下側の車幅方向フロア骨格部材のクロスメ
ンバに伝達できるため、左右のフロントサイドメンバが
エンジン,モーター等のパワーユニットで結合されてい
ない車両であっても、これら左右のフロントサイドメン
バ間の車体反力の極度な低下を抑制することができて、
車体前部の潰れ変形を安定して行わせることができる。
【0032】また、フロントサイドメンバよりも外側の
部分に対する局所的な衝突入力は、先ず、前輪に作用し
て該前輪がサスペンションアーム,サブフレーム,ファ
ーストクロスメンバを介してフロントサイドメンバに伝
達され、しかも、前記サスペンションアームを介してサ
ブフレームの後輪連結部側に作用する入力の車幅方向内
側に向く成分は前記クロスメンバの軸力で受けられるた
め、ラップ率が少ないオフセット衝突においても車体反
力を十分に確保できて、車体前部の潰れ変形を安定して
行わせることができる。
【0033】また、サブフレームの左右の後端連結部間
の強度,剛性を前記クロスメンバで確保できるため、サ
ブフレームの後部構造を簡素化して軽量化を図ることが
できる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面と
共に詳述する。
【0035】図1〜5において、1は車室Rとフロント
コンパートメントF・Cとを隔成するダッシュパネルを
示す。
【0036】このダッシュパネル1の前面下部の左右両
側部には車体前部の前後方向骨格部材であるフロントサ
イドメンバ2を接合配置してある。
【0037】フロントサイドメンバ2の後側部分はフロ
ントサイドメンバエクステンション3として、前記ダッ
シュパネル1の下面に廻り込んでフロアパネル4に亘っ
て接合配置して、該フロントサイドメンバエクステンシ
ョン3が前後方向のフロア骨格部材を構成するようにし
ている。
【0038】フロントサイドメンバ2は、フロントコン
パートメントF・Cの側壁を構成する図外のフードリッ
ジパネルに接合してあり、左右のフロントサイドメンバ
2,2の前端部は、車体前部の車幅方向骨格部材を構成
するファーストクロスメンバ5を結合して連結してあ
る。
【0039】本実施形態では前記フロアパネル4の略中
央部分に凹部4aを形成して、該凹部4aにエンジン6
aおよびミッション6b等からなるパワーユニット6を
搭載し、該パワーユニット6の駆動力をプロペラシャフ
ト7,デファレンシャルギヤ8を介して後輪9へ伝達す
るようにして、前記フロントコンパートメントF・Cは
パワーユニット6およびその補機部品等の各種の剛体搭
載部品のない空洞状態としてある。
【0040】前記ファーストクロスメンバ5とダッシュ
パネル1の下面部とに跨ってサブフレーム11を連結配
置してあって、前輪13のアクスル14と該サブフレー
ム11とに跨ってフロントサスペンションのサスペンシ
ョンアーム12を連結してある。
【0041】具体的には、前記サブフレーム11は平面
略コ字状に形成されていて、その前端連結部11を後
端連結部11よりも車幅方向内側にオフセットして、
ファーストクロスメンバ5のフロントサイドメンバ2と
の結合部よりも車幅方向内側で該ファーストクロスメン
バ5の下面にボルト・ナット16により連結してあると
共に、後端連結部11はフロントサイドメンバエクス
テンション3のダッシュパネル下面に廻り込んだ部分の
下面に同じくボルト・ナット16により連結してある。
【0042】サブフレーム11の前端連結部11と後
端連結部11との間に、フロント側アーム連結部15
とリヤ側アーム連結部15とを車幅方向外側に向け
て設けてあり、これらフロント側アーム連結部15
リヤ側アーム連結部15とに前記サスペンションアー
ム12を連結してある。
【0043】フロントサスペンションのストラット17
はその下端部を前輪13のアクスル14に連結してあ
り、上端はダッシュパネル1の側部に接合配置したスト
ラットタワー18の頂部に結合してある。
【0044】19はダッシュパネル1の前面部に配設し
たステアリングギヤ、20はステアリングラック、21
は該ステアリングラック20にボールジョイント22を
介して連結したタイロッドを示し、本実施形態では該タ
イロッド21の他端を前記ストラット17にナックルア
ーム23を介して連結してあるが、これは前輪13のア
クスル14に連結してもよい。
【0045】そして、前記サブフレーム11とタイロッ
ド21とのサスペンション,ステアリング系に、前輪1
3が直進方向に操舵された状態で前面衝突した際に、該
前輪13を車幅方向に回動させて衝突入力方向に対して
略横向きに変向させる前輪変向手段を設けてある。
【0046】本実施形態では、前記サブフレーム11の
前端連結部11の直後と、フロント側アーム連結部1
の直前と、リヤ側アーム連結部15と後端連結部
11 との間に、それぞれ前面衝突時の衝突入力Fによ
り座屈して、サブフレーム11をフロント側アーム連結
部15の直前部分を頂点として車幅方向外側へ向けて
屈曲変形させる脆弱部24,25,26を形成する一
方、タイロッド21の前輪側連結点Pを、該前輪13
のアクスル14の操舵回転軸線Pよりも前方にオフセ
ットした位置に設定して、これらサブフレーム11の脆
弱部24,25,26の設定と、タイロッド21の前輪
側連結点P位置の設定とによって、前述の前輪変向手
段を構成している。
【0047】また、本実施形態では前記サブフレーム1
1を図4,5にも示すように、スチール又はアルミ合金
等の金属パネル材からなるフレームアッパ11aと、フ
レームロア11bとを嵌合,溶接して閉断面に形成して
あって、該サブフレーム11の前端連結部11と、フ
ロント側アーム連結部15から後端連結部11に亘
る各部分を、平面視してフロントサイドメンバ2と略平
行に直状に形成してある。
【0048】そして、前述の脆弱部24,25,26の
うち、前端連結部11の直後の脆弱部24は、車幅方
向内側に向けて彎曲する屈曲部24aと、該屈曲部24
aの車幅方向外側の側面に縦方向に設けたノッチ24b
とで構成し、フロント側アーム連結部15の直前の脆
弱部25は、車幅方向外側に向けて彎曲する屈曲部25
aと、該屈曲部25aの車幅方向内側の側面に縦方向に
設けたノッチ25bとで構成し、更に、リヤ側アーム連
結部15と後端連結部11との間の脆弱部26は、
車幅方向外側の側面に縦方向にノッチ26aを設けて構
成してある。
【0049】なお、場合によって前記脆弱部24,25
は、単純に屈曲部24a,25aを設けるだけでもよい
し、あるいは屈曲部24a,25aを設けずにノッチ2
4b,25bのみで構成することも可能である。
【0050】以上の実施形態の構造によれば、前輪13
が直進方向に操舵された状態(転蛇されていない状態)
で前面衝突した場合、ファーストクロスメンバ5に作用
する衝突入力Fによって、図7に示すようにサブフレー
ム11が脆弱部24,25,26を起点として座屈し
て、それらのうちフロント側アーム連結部15の直前
の脆弱部25を頂点として車幅方向外側へ向けて平面略
くの字状に屈曲変形する。
【0051】このサブフレーム11の平面略くの字状の
屈曲変形に追従して、サスペンションアーム12が図6
に示すように該サブフレーム11のリヤ側アーム連結部
15 の後方の脆弱部26を支点として車幅方向外側へ
向けて回転するように後方外側へ移動する。
【0052】これと併せて、タイロッド21がサスペン
ションアーム12の動きに対して前輪13の前側を車幅
方向内側へ引き込むように機能し、該前輪13を車幅方
向外側へ押し出しつつ前輪13の前側を内側に向けて略
横向きに変向する。
【0053】この結果、前輪13がその後方に存在する
サイドシル10や、該サイドシル10とフロントサイド
メンバエクステンション3とを結合したアウトリガー1
0Aと衝突物との間に挟まれても、車体前部の潰れスト
ロークを十分に確保できて安定したエネルギー吸収特性
を得ることができる。
【0054】ここで、特に本実施形態にあっては前述の
ようにサブフレーム11の脆弱部24,25,26の設
定、およびタイロッド21の前輪側連結点Pの設定に
より、前輪変向手段をこれらサブフレーム11と、タイ
ロッド21とのサスペンション,ステアリング系に設け
てあって、前面衝突時における前輪13の挙動コントロ
ールを主たるエネルギー吸収部材であるフロントサイド
メンバ2から切り離して行わせるようにしてあるため、
該フロントサイドメンバ2単体の潰れ効率を阻害するこ
とはない。
【0055】しかも、サブフレーム11が前述のように
衝突入力Fによって脆弱部24,25,26を起点とし
て座屈してスムーズに屈曲変形することと併せて、該サ
ブフレーム11をフロントサイドメンバ2の潰れ領域で
該フロントサイドメンバ2と非結合としてあることによ
って、該フロントサイドメンバ2の潰れ変形挙動に支障
を来すことがなく、従って、フロントサイドメンバ2単
体の潰れ効率を高めることができる。
【0056】また、サブフレーム11をスチールもしく
はアルミ合金等の金属パネルからなるアッパフレーム1
1a,ロアフレーム11bを接合して構成しているた
め、該サブフレーム11の所要部位の板厚を変えたり、
補強パッチ材を付設することで強度分布を最適化するこ
とができる。
【0057】しかも、脆弱部24,25を車幅方向に向
けて彎曲する屈曲部24a,25aと、脆弱部26を構
成するノッチ26aと同様の縦方向のノッチ24b,2
5bとで構成して、サブフレーム11の平面略くの字状
の屈強変形が行われ易いように構成してあるため、該サ
ブフレーム11の屈曲変形モードを安定化することがで
きる。
【0058】更に、前記サブフレーム11の後端連結部
11を、ダッシュパネル1の下面に廻り込んで接合し
たフロントサイドメンバエクステンション3に連結して
あるため、前面衝突時の衝突入力をファーストクロスメ
ンバ5からサブフレーム11を介してダッシュパネル1
の下側の前後方向フロア骨格部材のフロントサイドメン
バエクステンション3に伝達でき、従って、左右のフロ
ントサイドメンバ2,2がエンジン,モーター等のパワ
ーユニットで連結されていない車両であっても、これら
左右のフロントサイドメンバ2,2間の車体反力の極度
な低下を抑制することができて、車体全部の潰れ変形を
安定して行わせることができる。
【0059】また、フロントサイドメンバ2よりも外側
の部分に対する局部的な衝突入力は、先ず、前輪13に
作用して該前輪13からサスペンションアーム12,サ
ブフレーム11,ファーストクロスメンバ5を介してフ
ロントサイドメンバ2に伝達されるため、ラップ率が少
ないオフセット衝突においても車体反力を十分に確保で
きて、車体前部の潰れ変形を安定して行わせることがで
きる。
【0060】図8は本発明の第2実施形態を示すもの
で、本実施形態にあっては、前記第1実施形態における
サブフレーム11を、スチールもしくはアルミ合金等の
金属材料からなる中空部材を、所要断面形状、例えば方
形の断面形状に液圧成形してあり、脆弱部24,25を
屈曲部24a,25aと、縦方向のノッチ24b,25
bとで構成し、脆弱部26を縦方向のノッチ26aで構
成してある点は前記第1実施形態と同様である。
【0061】従って、この第2実施形態では前記第1実
施形態と同様の効果が得られる他、サブフレーム11を
所要断面形状に液圧成形することによって、該サブフレ
ーム11の変形モードを任意にコントロールすることが
できる。
【0062】図9,10は本発明の第3実施形態を示す
もので、本実施形態にあっては、前記第1実施形態にお
けるサブフレーム11のアッパフレーム11aとロアフ
レーム11bとを、アルミ合金等の軽量金属材料で鋳造
成形してある。
【0063】脆弱部24,25は前記第1実施形態と同
様に車幅方向に彎曲した屈曲部24a,25aとするこ
とと併せて、図11,12に示すようにこれら屈曲部2
4a,25aに薄肉部24c,25cを設けて構成し、
脆弱部26は図13に示すように薄肉部26bとして構
成している。
【0064】従って、この第3実施形態によれば前記第
1実施形態と同様の効果が得られる他、サブフレーム1
1を鋳造成形することによって、該サブフレーム11を
前述のように同一部品内で肉圧分布を調整したり、ある
いは図示は省略したがリブを設定したりすることによっ
て強度分布を最適化することができて、本実施形態の場
合もサブフレーム11の変形モードを任意にコントロー
ルすることができる。
【0065】図14は本発明の第4実施形態を示すもの
で、本実施形態にあっては、前記第1実施形態における
ダッシュパネル1の下面に、該下面に廻り込んで接合し
た左右のフロントサイドメンバエクステンション3,3
に跨ってクロスメンバ27を接合配置し、そして、サブ
フレーム11の後端連結部11をこのクロスメンバ2
7の下面に連結してある。
【0066】従って、この第4実施形態によれば前記第
1実施形態と同様の効果が得られる他、前面衝突時の衝
突入力をファーストクロスメンバ5からサブフレーム1
1を介してダッシュパネル1の下側の車幅方向フロア骨
格部材のクロスメンバ27に伝達できるため、前記第1
実施形態と同様に左右のフロントサイドメンバ2,2が
エンジン,モーター等のパワーユニットで結合されてい
ない車両であっても、これら左右のフロントサイドメン
バ2,2間の車体反力の極度な低下を抑制することがで
きて、車体前部の潰れ変形を安定して行わせることがで
きる。
【0067】また、フロントサイドメンバ2よりも外側
の部分に対する局部的な衝突入力は、先ず、前輪13に
作用して該前輪13からサスペンションアーム12,サ
ブフレーム11,ファーストクロスメンバ5を介してフ
ロントサイドメンバ2に伝達され、しかも、前記サスペ
ンションアーム12を介してサブフレーム11の後端連
結部11側に作用する入力の車幅方向内側に向く成分
は前記クロスメンバ27の軸力で受けられるため、ラッ
プ率が少ないオフセット衝突においても車体反力を十分
に確保できて、車体前部の潰れ変形を安定して行わせる
ことができる。
【0068】また、サブフレーム11の左右の後端連結
部11,11の強度,剛性を前記クロスメンバ27
で確保できるため、サブフレーム11の後部構造を簡素
化して軽量化を図ることもできる。
【0069】前記第1実施形態にあっては、サスペンシ
ョンアーム12を一体成形したものを例示したが、この
他、図15に示す第5実施形態のようにサスペンション
アーム12をアクスル14と、サブフレーム11のフロ
ント側アーム連結部15、およびリヤ側アーム連結部
15とを連結する前後2本のリンク12a,12bで
構成してもよい。
【0070】また、図16に示す第6実施形態のように
前輪13に該前輪13を駆動するホイールインモーター
28を搭載したハイブリッド仕様の車両に本発明を適用
して前述と同様の効果を得ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す略示的側面説明
図。
【図2】同実施形態の略示的平面説明図。
【図3】同実施形態の要部を示す斜視図。
【図4】同実施形態におけるサブフレームの斜視図。
【図5】図4のA−A線に沿う断面図。
【図6】同実施形態における前面衝突時の状態を示す図
2と同様の平面説明図。
【図7】同実施形態における前面衝突時のサブフレーム
の変形状態を示す平面図。
【図8】本発明の第2実施形態におけるサブフレームを
示す斜視図。
【図9】本発明の第3実施形態におけるサブフレームを
示す斜視図。
【図10】図9のB−B線に沿う断面図。
【図11】図9のC−C線に沿う断面図。
【図12】図9のD−D線に沿う断面図。
【図13】図9のE−E線に沿う断面図。
【図14】本発明の第4実施形態を示す図2と同様の平
面説明図。
【図15】本発明の第5実施形態におけるサスペンショ
ンアームとアクスルおよびサブフレームとの連結状態を
示す斜視図。
【図16】本発明の第6実施形態を示す図2と同様の平
面説明図。
【符号の説明】
1 ダッシュパネル 2 フロントサイドメンバ 3 フロントサイドメンバエクステンション 4 フロアパネル 5 ファーストクロスメンバ 11 サブフレーム 11 前端連結部 11 後端連結部 12 サスペンションアーム 13 前輪 14 アクスル 15 フロント側アーム連結部 15 リヤ側アーム連結部 20 ステアリングラック 21 タイロッド 22 ボールジョイント 24,25,26 脆弱部 24a,25a 屈曲部 24b,25b,26a ノッチ 24c,25c,26b 薄肉部 27 クロスメンバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B62D 25/20 B62D 25/20 C

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダッシュパネルと車両前端部との間を空
    洞状態とした車両において、 前輪が直進方向に操舵された状態で前面衝突した際に、
    該前輪を車幅方向に回動させて衝突入力方向に対して略
    横向きに変向させる前輪変向手段を設けたことを特徴と
    する自動車の車体前部構造。
  2. 【請求項2】 ファーストクロスメンバのフロントサイ
    ドメンバとの結合部よりも車幅方向内側と、ダッシュパ
    ネルの下面部とに連結して配置したサブフレームと、 前輪のアクスルとサブフレームとに連結して配置したフ
    ロントサスペンションのサスペンションアームと、 ダッシュパネルの前部に配置されたステアリングラック
    からボールジョイントを介してフロントサスペンション
    のストラットもしくは前輪のアクスルへ伸びて連結され
    たタイロッドと、を備え、 前記サブフレームとタイロッドとのサスペンション,ス
    テアリング系に前輪変向手段を設けたことを特徴とする
    請求項1に記載の自動車の車体前部構造。
  3. 【請求項3】 サブフレームは、その前端連結部を後端
    連結部よりも車幅方向内側にオフセットしてファースト
    クロスメンバに連結してあって、 これら前端連結部と後端連結部との間に車幅方向外側に
    向けて、サスペンションアームを連結するフロント側ア
    ーム連結部とリヤ側アーム連結部とを設けてあり、 前記サブフレームの前端連結部の直後と、フロント側ア
    ーム連結部の直前と、リヤ側アーム連結部と後端側連結
    部との間に、それぞれ前面衝突時の衝突入力により座屈
    して、サブフレームを前記フロント側アーム連結部の直
    前部分を頂点として車幅方向外側へ向けて屈曲変形させ
    る脆弱部を形成する一方、 タイロッドの前輪側連結点を、該前輪のアクスルの操舵
    回転軸線よりも前方にオフセットした位置に設定して、 これらサブフレームの脆弱部の設定と、タイロッドの前
    輪側連結点位置の設定とによって前輪変向手段を構成し
    たことを特徴とする請求項2に記載の自動車の車体前部
    構造。
  4. 【請求項4】 サブフレームを、スチールもしくはアル
    ミ合金等の複数の金属パネルを接合して構成したことを
    特徴とする請求項3に記載の自動車の車体前部構造。
  5. 【請求項5】 サブフレームを、スチールもしくはアル
    ミ合金等の金属材料からなる中空部材を所要断面形状に
    液圧成形したことを特徴とする請求項3に記載の自動車
    の車体前部構造。
  6. 【請求項6】 サブフレームを、アルミ合金等の軽量金
    属材料で鋳造成形したことを特徴とする請求項3に記載
    の自動車の車体前部構造。
  7. 【請求項7】 サブフレームの脆弱部のうち、少なくと
    も前端連結部の直後と、フロント側アーム連結部の直前
    の各脆弱部を、車幅方向に向けて彎曲する屈曲部で構成
    したことを特徴とする請求項3〜6の何れかに記載の自
    動車の車体前部構造。
  8. 【請求項8】 サブフレームの脆弱部のうち、前端連結
    部の直後と、リヤ側アーム連結部と後端連結部との間の
    各脆弱部を、サブフレームの車幅方向外側の側面に縦方
    向に設けたノッチで構成し、フロント側アーム連結部の
    直前の脆弱部を、サブフレームの車幅方向内側の側面に
    縦方向に設けたノッチで構成したことを特徴とする請求
    項3〜6の何れかに記載の自動車の車体前部構造。
  9. 【請求項9】 サブフレームの脆弱部のうち、前端連結
    部の直後の脆弱部を、車幅方向に向けて彎曲した屈曲部
    とその車幅方向外側の側面に縦方向に設けたノッチとで
    構成し、フロント側アーム連結部の直前の脆弱部を、車
    幅方向に向けて彎曲した屈曲部とその車幅方向内側の側
    面に縦方向に設けたノッチとで構成し、リヤ側アーム連
    結部と後端連結部との間の脆弱部を、少なくともサブフ
    レームの車幅方向外側の側面に縦方向に設けたノッチで
    構成したことを特徴とする請求項3〜6の何れかに記載
    の自動車の車体前部構造。
  10. 【請求項10】 サブフレームの脆弱部のうち、前端連
    結部の直後と、リヤ側アーム連結部と後端連結部との間
    の各脆弱部を、サブフレームの車幅方向外側の側面の肉
    厚を薄くして構成し、フロント側アーム連結部の直前の
    脆弱部を、サブフレームの車幅方向内側の側面の肉厚を
    薄くして構成したことを特徴とする請求項3〜6の何れ
    かに記載の自動車の車体前部構造。
  11. 【請求項11】 サブフレームの脆弱部のうち、前端連
    結部の直後の脆弱部を、車幅方向に向けて彎曲した屈曲
    部とその車幅方向外側の側面の肉厚を薄くすることによ
    って構成し、フロント側アーム連結部の直前の脆弱部
    を、車幅方向に向けて彎曲した屈曲部とその車幅方向内
    側の側面の肉厚を薄くすることによって構成し、リヤ側
    アーム連結部と後端連結部との間の脆弱部を、少なくと
    もサブフレームの車幅方向外側の側面の肉厚を薄くして
    構成したことを特徴とする請求項3〜6の何れかに記載
    の自動車の車体前部構造。
  12. 【請求項12】 サブフレームの後端連結部を、ダッシ
    ュパネルの下面に廻り込んで接合したフロントサイドメ
    ンバエクステンションに連結したことを特徴とする請求
    項3〜11の何れかに記載の自動車の車体前部構造。
  13. 【請求項13】 ダッシュパネルの下面には、該下面に
    廻り込んで接合した左右のフロントサイドメンバエクス
    テンションに跨るクロスメンバを接合配置してあり、サ
    ブフレームの後端の連結部を該クロスメンバに連結した
    ことを特徴とする請求項3〜11の何れかに記載の自動
    車の車体前部構造。
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