JP5968635B2 - 自動車の車体前部構造 - Google Patents

自動車の車体前部構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5968635B2
JP5968635B2 JP2012025027A JP2012025027A JP5968635B2 JP 5968635 B2 JP5968635 B2 JP 5968635B2 JP 2012025027 A JP2012025027 A JP 2012025027A JP 2012025027 A JP2012025027 A JP 2012025027A JP 5968635 B2 JP5968635 B2 JP 5968635B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
subframe
frame
main body
vehicle
sub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012025027A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013159296A (ja
Inventor
智之 今西
智之 今西
吉田 裕之
裕之 吉田
宮原 哲也
哲也 宮原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2012025027A priority Critical patent/JP5968635B2/ja
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to US14/357,697 priority patent/US9150252B2/en
Priority to PCT/JP2012/082519 priority patent/WO2013111475A1/ja
Priority to BR112014017566A priority patent/BR112014017566A8/pt
Priority to CN201280058812.0A priority patent/CN103987615B/zh
Priority to EP12866771.4A priority patent/EP2767457B1/en
Priority to MYPI2014701309A priority patent/MY172383A/en
Priority to IN3475CHN2014 priority patent/IN2014CN03475A/en
Publication of JP2013159296A publication Critical patent/JP2013159296A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5968635B2 publication Critical patent/JP5968635B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明は、自動車の車体前部構造に関する。
自動車等の車両の中には、車体前部にサスペンション部品等を支持するサブフレームを設け、このサブフレームを、サブフレーム本体とこのサブフレーム本体の前端の左右から前方に延びる延長アームとで構成したものがある。サブフレーム本体と延長アームとの結合剛性を強化して前突荷重を後方のフロアに伝達するようにしている(特許文献1参照)。
また、サブフレームを剛性の高いアルミニウム合金で形成し、このサブフレームに支持されるサスペンションアームに前突荷重が作用すると、サブフレーム後端のサスペンションアーム後端締結部の前の脆弱部が破壊して衝突エネルギーを吸収するものがある(特許文献2参照)。
特開2009−61887号公報 特開2006−347253号公報
前者の技術においては、サブフレームによるエネルギー吸収が行われないため、その分だけエネルギー吸収量が少なくなる課題がある。また、サブフレームの後端部がダッシュボードパネルを押圧して変形させてしまうという課題がある。
後者の技術においては、サブフレームの上に固定する電動パワーステアリング装置などがエンジン、トランスミッションに押圧されて後方に移動すると、ダッシュボードパネルを押圧して変形させてしまうという課題がある。
そこで、この発明は、軽量化を図りつつ、剛性を向上して、より多くの衝突エネルギーを吸収できる自動車の車体前部構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載した発明は、車体前部の左右に車体前後方向に沿って配置されたフロントサイドフレーム(例えば、実施形態におけるフロントサイドフレーム7,7)と、車体フロア(例えば、実施形態におけるフロントフロアパネル1、ダッシュボードパネル2)の前部とに渡って、サスペンション部品(例えば、実施形態におけるロアアーム38、スタビライザ52)や車載部品(例えば、実施形態における電動パワーステアリング装置EPS)を支持するサブフレーム(例えば、実施形態におけるサブフレーム22)が、少なくとも前端部(例えば、実施形態における前端取付部29)と後端部(例えば、実施形態における締結部44)で支持され、前記サブフレームは、後部で前記サスペンション部品や車載部品を支持する軽合金の鋳物で形成されたサブフレーム本体(例えば、実施形態におけるサブフレーム本体23)と、このサブフレーム本体に固定され前記サブフレーム本体の前方に延出し、軽合金または鋼でプレス成形された左右一対の延長アーム(例えば、実施形態における延長アーム24)とを備え、前記延長アームの後部であって前記サブフレーム本体の近傍に、車両前面衝突時の入力荷重により前記サブフレームの前後方向中途部で下方に向かって折れ曲がる起点となる脆弱起点部(例えば、実施形態における凹み形状部32)を備えていることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記サブフレーム本体は前端部にフロントサイドフレームに固定される中間締結部(例えば、実施形態における上部取付アーム部25)を備え、前記中間締結部と前記フロントサイドフレーム(例えば、実施形態における連結ブラケット33)とが締結具(例えば、実施形態における固定ボルト34)により締結され、前記フロントサイドフレームに設けられた前記締結具の中間締結部挿通孔(例えば、実施形態におけるボルト挿入孔36)あるいは前記中間締結部に設けられた前記締結具の挿通孔の何れか一方に、前記中間締結部が下方に荷重を受けた場合に破断して前記中間締結部の下方への移動を許容する前記締結具の離脱用切欠き(例えば、実施形態における離脱用切欠き37)が設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記サブフレーム本体の上面には、前記サブフレーム本体の前記中間締結部と、前記サブフレーム本体の前記後端部との間に、前記サスペンション部品であるスタビライザが車幅方向に挿通される挿通凹部(例えば、実施形態における挿通凹部53)が形成され、前記サブフレーム本体の上部にパワーステアリング装置(例えば、実施形態における電動パワーステアリング装置EPS)が固定され、このパワーステアリング装置のステアリングギヤボックス(例えば、実施形態におけるステアリングギヤボックスG)が前記挿通凹部の開口部(例えば、実施形態における開口部54)を閉塞する位置に設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記サブフレーム本体は台形状に形成され、左右一対の前記延長アームは前方に行くほど幅が広くなる末広がり状に配置され、前記サブフレーム本体の後端部が車体フロアに取付けられたフロアセンタフレーム(例えば、実施形態におけるフロアセンタフレーム13)に接続されていることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、前記延長アームの後端部は上下方向に挿通され三角形状に配置した3本の締結具(例えば、実施形態における締結ボルト26)により前記サブフレーム本体に固定されていることを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、前記延長アームの後端部は、前記サブフレーム本体の前端部に設けられたロアアーム(例えば、実施形態におけるロアアーム38)の前端支持部(例えば、実施形態における支持部21)を上下から挟み込んで固定されて、前記延長アームは前記サブフレーム本体の底面に沿って前方に延出することを特徴とする。
請求項7に記載した発明は、前記各延長アームの先端は各々車体前部に配置されたフロントバルクヘッド(例えば、実施形態におけるフロントバルクヘッド8)の下部コーナー部に接続されることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、車両前面衝突の際にサブフレームの前端部に入力荷重が作用すると、サブフレームは前後方向中途部である延長アームの脆弱起点部で下方に向かって折れ曲がるため、サブフレームに支持されたサスペンション部品や車載部品を下方に変位させることができる。そのため、サスペンション部品や車載部品をフロントサイドフレームのクラッシュストロークの範囲外に待避させ、車体の変形ストロークを大きく確保して衝突エネルギーを十分に吸収できる。
また、軽合金の鋳物で形成されたサブフレーム本体を備えているため、サスペンション部品の支持剛性を高め走行安定性を高めながら、軽量化を図ることができる。
そして、軽合金または鋼でプレス成形された左右一対の延長アームを備えているため、車両前面衝突時における延長アームの折れ変形によって車両前面衝突時におけるエネルギー吸収を行なうことができる。
請求項2に記載した発明によれば、車両前面衝突時においてサブフレームの延長アームが脆弱起点部を起点にして下側に屈曲しようとすると、サブフレームのサブフレーム本体の中間締結部が下側に力を受け、サブフレーム本体の中間締結部とフロントサイドフレームとを締結している締結具のフロントサイドフレーム側の中間締結部挿通孔、あるいはサブフレーム本体側の中間締結部の挿通孔の何れか一方の離脱用切欠きが破断して、締結具とフロントサイドフレームあるいは締結具と中間締結部とを分離させる。これにより、サブフレーム本体の中間締結部がフロントサイドフレームから離脱して、サブフレームの延長アームの脆弱起点部を起点とする屈曲変形を許容する。
請求項3に記載した発明によれば、サブフレーム本体に設けられたサスペンション部品であるスタビライザの挿通凹部の開口部を、パワーステアリング装置のステアリングギヤボックスで閉塞するようにして、パワーステアリング装置がサブフレーム本体の上部に取付けられているため、剛性は高いが軽金属の鋳物で成型されて割れ易いサブフレーム本体の挿通凹部を起点とする割れを、ステアリングギヤボックスにより挿通凹部が閉じる方向への変形を阻止することで防止できる。
請求項4に記載した発明によれば、車両前面衝突時の衝撃荷重を延長アーム及びサブフレーム本体を経てフロアセンタフレームを介して車体フロアに分散させることができる。
請求項5に記載した発明によれば、車両前面衝突時の衝撃荷重が延長アームの後端部とサブフレーム本体との結合部分に作用しても、サブフレーム本体に対して3本の締結具により回り止めされた延長アームは水平方向に回動することはなく、延長アームの脆弱起点部を起点とした下側への屈曲変形を促すことができる。
請求項6に記載した発明によれば、車両前面衝突時に作用する衝撃荷重を強固な部位であるロアアーム後端支持部に作用させることができると共に、サブフレーム本体の重心が延長アームの重心よりも高い位置となるため、車両前面衝突時においてサブフレーム本体によって延長アームの脆弱起点部よりも後方部分を上方向に回動させるモーメントを作用させることができ、延長アームを確実に下向きに屈曲させることができる。また、サブフレームの延長アームの上方にエンジンの配置スペースを十分に確保できる。
請求項7に記載した発明によれば、サブフレームによりフロントバルクヘッドの剛性を高めることができる。
この発明の実施形態の自動車の車体前部を下側から見た斜視図である。 図1の要部拡大斜視図である。 車体前部を下側から見た下面図である。 車体前部を右斜め上から見た斜視図である。 車体前部左側を下方から見た斜視図である。 車体前部を左外側斜め下から見た斜視図である。 ロアアームの前端支持部を示す一部切欠き断面図である。 延長アームの取付部位を左前方斜め前側から見た一部切欠き斜視図である。 延長アームの取付部位を左側方やや斜め前から見た一部切欠き斜視図である。 図9のA−A線に沿う断面図である。 ロアアームを取付けた状態を左側斜め下から見た斜視図である。 ロアアームを取付けた状態の要部下面図である。 後端延長部の付近を下から見た示す斜視図である。 締結部を車室内から見た斜視図である。 図14のB−B線に沿う断面図である。 図13のC−C断面図である。 サブフレーム本体近傍の断面図である。 電動パワーステアリング装置の配置状態を示す一部切欠き斜視図である。 車体前部の側面説明図である。 衝突状態を示す側面説明図である。
次に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、自動車の車体の前部を下側から見た斜視図である。図1に車体前部構造を示すように、フロントフロアパネル1の前端部にはダッシュボードパネル2の後端部が接続されている。ダッシュボードパネル2は後端部がフロントフロアパネル1と同様に平坦に形成され、前側が斜め前方に向かって立ち上がり、車室とエンジンルームとを隔成している。尚、ダッシュボードパネル2の平坦な部分及び前方で立ち上がり始める部分もフロントフロアパネル1と共に車体フロアとして構成される。
フロントフロアパネル1には、車幅方向中央部に前後方向に沿って車室内側に膨出するフロアトンネル部3が形成されている。このフロアトンネル部3はダッシュボードパネル2の後端部に向かって延びダッシュボードパネル2の後端部の切欠き部に接続されている。フロアトンネル部3(ダッシュボードパネル2も同様)は頂部からそのままフロントフロアパネル1の高さまで下がるように形成されているのではなく、頂部よりも一段下がったやや低い部分が形成され、その後にフロントフロアパネル1の平坦部分に連なっている(図16参照)。フロントフロアパネル1の両側部にはサイドシル4,4が取り付けられ、サイドシル4,4とフロアトンネル部3との間には、フロントフロアパネル1の平坦部の上面に接合されて閉断面構造部を形成するハット型断面形状のフロアフレーム5,5(波線で示す)が車体前後方向に沿って設けられている。
ダッシュボードパネル2の下面にはフロアフレーム5の前端部に下側から重なるようにフロントサイドフレームリヤエンド6が接合されている。このフロントサイドフレームリヤエンド6の前端部に、エンジンルームの骨格部材としてフロントフロアパネル1の平坦部よりもやや高い位置で車体前部の左右に車体前後方向に沿ってフロントサイドフレーム7が接合されている。
左右一対のフロントサイドフレーム7の前端部には矩形枠状のフロントバルクヘッド8が、左右の上下に延びるサイドステイ8s(図4参照)に取り付けられている。フロントサイドフレームリヤエンド6とサイドシル4の前端部との間にはアウトリガ9が接続されアウトリガ9の前側に位置するダッシュボードパネル2の前端部にはホイルハウス10が接続されている。
ホイルハウス10の上側にはホイルハウスアッパメンバ11が接合され、ホイルハウスアッパメンバ11の前端部にホイルハウスロアエクステンション12の前端部が接合され、ホイルハウスロアエクステンション12の後端部がフロントサイドフレーム7の側部に接合されている。
そして、フロントフロアパネル1の下面にはフロアトンネル部3の両側に車体前後方向に沿って延び、フロントフロアパネル1の下面に閉断面構造部を形成するハット型断面形状のフロアセンタフレーム13,13が取り付けられている。
図2は図1の要部拡大斜視図であって、フロントフロアパネル1の左前側を下側から拡大して示している。図2において、フロントサイドフレームリヤエンド6はハット型断面形状の部材であって、フロントフロアパネル1とダッシュボードパネル2との接合部分の下側に閉断面構造を形成し、後端部はフロアフレーム5(波線で示す)の前端部に下側から重なる位置に接合され、前端部はフロントサイドフレーム7の後端部に接続されている。
したがって、このフロントサイドフレームリヤエンド6によって、閉断面構造のフロントサイドフレーム7とフロントフロアパネル1上に閉断面構造部を形成するフロアフレーム5(波線で示す)とが閉断面構造部で連結される。
尚、フロアフレーム5の前端部とフロントサイドフレームリヤエンド6の後端部はフロントフロアパネル1を挟んで互いに重なり合う部分が存在し、各々が他と重なり合う部分では、先端部に向かうほど徐々に断面積が小さくなるように形成されて、フロントフロアパネル1の表裏に接合されている。
フロントサイドフレームリヤエンド6の車幅方向の外側には、各フロントサイドフレームリヤエンド6の底壁部と各サイドシル4とに渡ってアウトリガ9が下側(図2においては上側)から重合されている。アウトリガ9は、車幅方向外側部分でフロントフロアパネル1とダッシュボードパネル2との境界部分にも跨るようにして、各サイドシル4の下面に接合されている。
各フロアセンタフレーム13の前端部には、フロントフロアパネル1とダッシュボードパネル2とに渡ってL字形状の前端延長部14が下側(図2においては上側)から接合されている。この前端延長部14は、ハット型断面形状に形成されフロアセンタフレーム13に重合されて閉断面構造部を形成する後部14rと、この後部14rに外側に屈曲して連なり同じく閉断面構造部を形成する前部連結部14fとで構成されている。前部連結部14fは後部14rの前端から車幅方向外側に伸びて、周縁フランジ部の幅方向外側部位がフロントサイドフレームリヤエンド6の内側壁に接合されている。この前部連結部14fを備えた前端延長部14によって、フロアセンタフレーム13とフロントサイドフレーム7とが閉断面構造部で連結される。
前部連結部14fは、前端側に下方に向いたサブフレーム後端取付座15を備えている。サブフレーム後端取付座15にボルト孔16が形成されている。このサブフレーム後端取付座15は、図2におけるフロアセンタフレーム13の高さよりも低い位置(地上からはより高い位置)に設けられている。尚、このサブフレーム後端取付座15の後方には、サブフレーム22のサブフレーム本体23の後部端末の干渉を防止する凹部17が形成されている。
ここで、フロントサイドフレーム7の後端部にはサブフレーム中間結合孔18が形成され、フロントサイドフレームリヤエンド6の前端部にはロアアームの後端支持ブラケット外側取付孔19が形成されている。尚、ダッシュボードパネル2には前端延長部14の前側にステアリングシャフト挿通孔20が形成されている。
図3〜図5はサブフレームを取付けた状態を示し、図3は車体前部を下側から見た下面図、図4は車体前部を右斜め上から見た斜視図、図5は車体前部左側を下方から見た斜視図である。
図3〜図5に示すように、フロントサイドフレーム7,7と、フロントフロアパネル1の前部とに渡って、図示しないロアアーム、タイヤ等を含むサスペンション部品や電動パワーステアリング装置EPS(後述)を支持するサブフレーム22が、前端部と後端部と前後方向中央部で支持されている。具体的には、フロントサイドフレーム7,7に取付けられたフロントバルクヘッド8の下部両端コーナー部とフロントフロアパネル1に取付けられたフロアセンタフレーム13前端の前端延長部14とに渡って、サブフレーム22が固定されている。
サブフレーム22は、アルミニウム合金で鋳造されたサブフレーム本体23と、サブフレーム本体23の前端両側部から末広がり状に前側に延び軽合金または鋼でプレス成形された左右一対の延長アーム24,24とで構成されている。前端延長部14の前方位置であって、図4に示すようにサブフレーム22、つまりサブフレーム本体23上面の車幅方向の3箇所で電動パワーステアリング装置EPSがボルトBによって固定されている。この3箇所は前側が車幅方向両側に2箇所、後側が車幅方向中央部に1箇所である。尚、図4において電動パワーステアリング装置EPSの左側にはステアリングギヤボックスGが設けられ、ステアリングギヤボックスGはステアリングシャフト挿通孔20の下側に近接して配置されている。
サブフレーム本体23は、平面から見ると、前側に湾曲した後縁と、前方に向かい外側に開いて直線状に延びる左右の側縁と、車幅方向に直線状に延びる前縁とを備えたほぼ台形状の部材である。サブフレーム本体23は上面が平坦で、下面に剛性を高めるため複数の交差する縦リブ(図11,図12参照)を備え、サブフレーム本体23の前部の両端部には上方に延びる上部取付アーム部25を備えている。
図6は車体前部を左外側斜め下から見た斜視図、図7はロアアームの前端支持部を示す一部切欠き断面図、図8は延長アームの取付部位を左前方斜め前側から見た一部切欠き斜視図、図9は延長アームの取付部位を左側方やや斜め前から見た一部切欠き斜視図である。図6〜図9にも示すように、延長アーム24,24は、延長アーム本体24aと、延長アーム本体24aの後端部に設けた後端取付部27と、延長アーム本体24aの前端部に設けた前端取付部29とで構成されている。
後端取付部27は、サブフレーム本体23の前部コーナー部を下側から支持する取付板27lと上側の上取付片27uとこれら連続させる前壁27fとで構成されている。
取付板27lは下側から上側に向かって三角形をなすように挿通された3本の締結ボルト26,26,26でサブフレーム本体23のねじ穴(ボス形状が一体形成されている)に締結固定され、上取付片27uは下側から1本の締結ボルト26を挿通してナット26’により締結固定されている。この後端取付部27により延長アーム24,24がサブフレーム本体23の前端部に設けられた後述するロアアーム38(図11参照)の前端の支持部21を上下から挟み込み前側を押さえサブフレーム本体23の底面に沿って前方に延出した状態で固定されている。
ここで、取付板27lは上取付片27uに比べて面積が大きく後方に延び、上取付片27uは後端取付部27の上部内側に形成されている。後端取付部27の上部は上取付片27uから外側に向かって延び、その後徐々に高さが下がり(図8参照)は最終的に下方に向かって下がっている。後端取付部27の前壁27fの外側寄りに、延長アーム本体24aの後端部がミグ溶接により接続されている。
延長アーム24,24の前端取付部29は、後端取付部27よりも高い位置(地上高で)に配置され(図19参照)、延長アーム本体24aの前端部にフロントバルクヘッド8の下部コーナー部、つまりサイドステイ8sとロアクロス8lとの接合部分に固定ボルト28で締め付け固定されている。具体的には、図8に示すように、前端取付部29は内蔵されたカラー30を介して下方から固定ボルト28とナット31によって締結固定されている。前端取付部29の先端部下片はフロントバルクヘッド8のロアクロス8lの下面に締結されている。
延長アーム本体24aは下側が開放された開断面形状の上部材24auに下側から上側が開放された開断面形状の下部材24alを差し込んで閉断面構造に形成されたものである(図10参照)。
延長アーム本体24aの後端部には、後端取付部27の前壁27fへの取付部からやや前側に凹み形状部32が形成されている。この凹み形状部32は側面から見てくびれている部位であって、通常は何ら折れ曲がるようなことはないが、車両前面衝突時の所定の入力荷重によりサブフレーム22の前後方向中途部で下方に向かって折れ曲がる起点となる。この凹み形状部32が、これを起点として延長アーム本体24a、つまり延長アーム24が下側に折れ曲がる脆弱起点部を構成している。
ここで、凹み形状部32は延長アーム24の前端取付部29よりも低い位置に形成されている。また、サブフレーム22は凹み形状部32の後方部分に上部取付アーム部25を備えることになる。凹み形状部32は上部材24auと下部材24alの双方が縮径して凹み形状部32を形成している。尚、上部材24auのみに凹み形状部32を設けてもよい。
図11に示すように、サブフレーム本体23の上部取付アーム部25の上端部に連結ブラケット33(フロントサイドフレーム7の一部)が2本の固定ボルト34,34により側方から外側に向かって固定されている。そして、この連結ブラケット33が上方向に向かって挿通された締結ボルト35によりフロントサイドフレーム7の後端部のサブフレーム中間結合孔18(図2参照)に締結固定されている。ここで、固定ボルト34,34が挿通される連結ブラケット33のボルト挿入孔36には下側の一部が切欠かれた離脱用切欠き37が設けられている。
これにより、延長アーム24,24が凹み形状部32を起点として下側に折れた際に、固定ボルト34,34に下方に向く荷重が作用すると連結ブラケット33をフロントサイドフレーム7に残した状態で固定ボルト34,34が離脱用切欠き37から下側へ抜けて連結ブラケット33から離脱し上部取付アーム部25、つまりサブフレーム本体23が下方へ変位するのを許容している。したがって、離脱用切欠き37の大きさは、サブフレーム本体23が折れ曲がる際に作用する荷重に対応して決められている。
図11、図12、図13において、38はサスペンション部品であるロアアームを示している。ロアアーム38は後端部を支持ブラケット39を介してフロントサイドフレーム7とサブフレーム本体23にほぼ前後方向を軸にして揺動可能に支持され、前端部はサブフレーム本体23の前端部に設けられた支持部21を介してほぼ前後方向を軸にして揺動可能に支持されている。
具体的には、支持ブラケット39は図示しない軸受け部材をU字状態に取り囲むように構成されていて、外側の端部の挿通孔42に下方から挿入された支持ボルト40が後端支持ブラケット外側取付孔19(図2参照)に締付固定され、内側の端部がサブフレーム本体23の取り付け部に固定ボルト41により締結固定されている。
ここで、支持ブラケット39の外側の挿通孔42には、外側の一部が切欠かれた離脱起点部として機能する離脱用切欠き43が設けられている。
これにより、延長アーム24,24が凹み形状部32を起点として下側に折れた際に、支持ブラケット39が支持ボルト40を残して離脱してロアアーム38が下方へ変位するのを許容している。したがって、離脱用切欠き43の大きさは、サブフレーム22が折れ曲がる際に下向きに作用する荷重に対応して決められている。
図13に示すように、サブフレーム本体23の後部両側にはフロントフロアパネル1の前部、すなわちフロントフロアパネル1に接続されるフロアセンタフレーム13の前端延長部14のサブフレーム後端取付座15に対する締結部44が設けられている。この締結部44は円柱形状の部分で、この締結部44には締結ボルト45が下方から挿通されサブフレーム後端取付座15に設けたボルト孔16(図2,図15参照)に締結固定されている。
図14は締結部44を車室内から見た一部切欠き斜視図である。図15は図14のB−B線に沿う(締結ボルト45を除いた)断面図である。図14、図15に示すように、締結部44に挿通された締結ボルト45は、サブフレーム後端取付座15の裏面に溶接されたウエルドナット46に締結されている。このウエルドナット46の周囲には、このウエルドナット46の外形よりも大きい直径でウエルドナット46を取り囲むように補強板47が重合して溶接固定されている。
図16は図13のC−C線に沿う断面図である。図16に示すように、ダッシュボードパネル2はフロアトンネル部3の両側に、頂部よりもやや高さが低いが平坦部51よりも一段高くなっている膨出部分50が形成されている。この膨出部分50の裏側にフロアセンタフレーム13の前端延長部14が接合されている。前端延長部14と後部端末(図示せず)とはダッシュボードパネル2の平坦部51よりも下側には突出していない。
1
図17はサブフレーム本体近傍の断面図、図18は電動パワーステアリング装置の配置状態を示す斜視図、図19は車体前部の側面説明図である。
図17〜図19に示すように、サブフレーム本体23の上部取付アーム部25と締結部44との間には、サスペンション部品であるスタビライザ52が車幅方向に挿通される挿通凹部53が形成されている。この挿通凹部53は下部が断面弧状に形成され上側に行くほど前後の壁が互いに開くように形成されている。挿通凹部53の上に、サブフレーム本体23の上面に取り付けられた電動パワーステアリング装置EPSのステアリングギヤボックスGが挿通凹部53の開口部54を閉塞する位置に設けられている。
つまり、電動パワーステアリング装置EPSは、図4で説明したように、左右の前部には各々前取付アーム61,61が設けられ、この前取付アーム61,61が2本のボルトB,Bによって挿通凹部53の前側の取付座55,55に固定され、車幅方向中央部には後部に後取付アーム62が設けられ、この後取付アーム62が1本のボルトBによって挿通凹部53の後側の取付座55に固定されている。これら各ボルトBで固定される前取付アーム61、後取付アーム62を受けるサブフレーム本体23の取付座55,55は挿通凹部53を跨ぐように前後に設けられている。
ステアリングギヤボックスGはトルクセンサやモータを備えた重量のある部材で、開口部54の直上にラックギヤ56が左右に延出して設けられ、ラックギヤ56の先端には図19に示すようにブーツ57により保護されたタイロッド58が取り付けられている。このタイロッド58が図示しないナックルアームに連係されている。
そして、左右のロアアーム38に渡って取り付けられたスタビライザ52が、サブフレーム本体23の挿通凹部53の下部に挿通され、スタビライザ52の両端部はサブフレーム本体23のスタビライザ支持座59にブラケット60を介して回動可能に支持されている。
上記実施形態によれば、車両前面衝突時に衝撃荷重が作用すると、この前突荷重は前方ほど開くように末広がり状に配置された一対の延長アーム24,24からサブフレーム本体23を介して、強度剛性の高いフロアセンタフレーム13,13に分散される。
ここで、図20に示すように、一定以上の前突荷重(矢印F)が作用して、フロントバルクヘッド8の下部に後ろ向きの荷重が作用すると、サブフレーム22の延長アーム24,24が凹み形状部32を起点として下側(矢印U)に折れ曲がるため、サブフレーム22に支持されたサスペンション部品であるロアアーム38や車載部品である電動パワーステアリング装置EPSを下方(矢印D)に変位させることができる。
そのため、ロアアーム38や電動パワーステアリング装置EPSをフロントサイドフレーム7,7のクラッシュストロークの範囲外である下側に待避させ、車体の変形ストロークを大きく確保して衝突エネルギーを十分に吸収できる。よって、電動パワーステアリング装置EPSのステアリングギヤボックスGが後方に移動してダッシュボードパネル2を変形させることはない。
また、サブフレーム22は軽合金の鋳物で形成されたサブフレーム本体23を備えているため、ロアアーム38等のサスペンション部品の支持剛性を高め走行安定性を高めながら、軽量化を図ることができる。
そして、サブフレーム22は軽合金または鋼でプレス成形された左右一対の延長アーム24,24を備えているため、車両前面衝突時における延長アーム24,24の折れ変形によっても車両前面衝突時におけるエネルギー吸収を行なうことができる。
ここで、車両前面衝突時においてサブフレーム22の延長アーム24,24が凹み形状部32を起点にして下側に屈曲しようとすると、サブフレーム22のサブフレーム本体23の上部取付アーム部25,25が下側に力を受け、サブフレーム本体23の上部取付アーム部25,25とフロントサイドフレーム7,7とを締結している連結ブラケット33のボルト挿入孔36の離脱用切欠き37が破断して(図11参照)、各連結ブラケット33と上部取付アーム部25,25とを分離させる。これにより、サブフレーム本体23の上部取付アーム部25がフロントサイドフレーム7,7から離脱して、サブフレーム22の延長アーム24の凹み形状部32を起点とする屈曲変形を許容する。
そして、このように離脱用切欠き37により上部取付アーム部25が下方に変位する際には、ロアアーム38の支持ブラケット39にも支持ボルト40の挿通孔42に離脱用切欠き43が設けられているため(図11参照)、ロアアーム38の支持ブラケット39もサブフレーム本体23と同じように下方に変位でき、サブフレーム本体23の動きを阻害することはない。
また、サブフレーム本体23に設けられたサスペンション部品であるスタビライザ52の挿通凹部53の開口部54を、パワーステアリング装置EPSのステアリングギヤボックスGが閉塞するようにして、パワーステアリング装置EPSがサブフレーム本体23の上部に取付けられているため、剛性は高いが軽金属の鋳物で成型されて割れ易いサブフレーム本体23の挿通凹部53を起点とする割れを、ステアリングギヤボックスGにより挿通凹部53が閉じる方向への変形を阻止することで防止することができる。つまり、サスペンション部品であるスタビライザ52を車幅方向で挿通するために設けられた挿通凹部53は前側からの荷重に対して応力が集中して閉じる方向への変形が懸念されるが、ステアリングギヤボックスGがこれを閉塞することにより挿通凹部53の開口部54を閉塞することができるので、閉断面構造を形成して応力を集中させず割れを生じさせない。
延長アーム24,24が後端取付部27によりサブフレーム本体23を上下から挟み込み前側を押さえるように固定され、取付板27lが三角形状の3点で締結ボルト26によって締結されているため、サブフレーム22の延長アーム24,24が末広がり状に前方ほど開くように配置されていても、サブフレーム本体23に対して延長アーム24,24が水平方向(外側に)に回動することはなく、前側から衝撃荷重が作用した場合に凹み形状部32において延長アーム24,24が確実に下方向へ屈曲できる。
後端取付部27により延長アーム24,24がサブフレーム本体23の前端部に設けられたロアアーム38の前端の支持部21を上下から挟み込み前側を押さえているため、車両前面衝突時に作用する衝撃荷重を強固な部位であるロアアーム38の後端の支持部21で支持できる点で有利である。
また、延長アーム24がサブフレーム本体23の底面に沿って前方に延出した状態で固定されているため、サブフレーム本体23の重心が延長アーム24,24の重心よりも高い位置となり、車両前面衝突時にサブフレーム本体23によって延長アーム24,24の凹み形状部32よりも後方部分を上方向に回動させるモーメントを作用させることができ、延長アーム24,24の前端取付部29が、後端取付部27よりも高い位置に配置されていることもあって、延長アーム24,24を確実に下向きに屈曲させることができる。 また、サブフレーム22の延長アーム24,24の上方にエンジンの配置スペースを十分に確保できる。
延長アーム24の先端がフロントバルクヘッド8の下部両端コーナー部に接続されているため、サブフレーム22によりフロントバルクヘッド8の剛性を高めることができる。
尚、上側に連結ブラケット33を残して、連結ブラケット33側のボルト挿入孔36に固定ボルト34の離脱用切欠きを37を設けた場合について説明したが、上部取付アーム部25が下方に移動できれば、上部取付アーム部25の固定ボルト34のボルト挿通孔に離脱用切欠きを設けて、この上部取付アーム部25の離脱用切欠きを破断させるようにしてもよい。また、締結ボルト26に換えてリベットなどを用いることができる。
7 フロントサイドフレーム
1 フロントフロアパネル(車体フロア)
2 ダッシュボードパネル(車体フロア)
38 ロアアーム(サスペンション部品)
52 スタビライザ(サスペンション部品)
EPS 電動パワーステアリング装置(車載部品、パワーステアリング装置)
22 サブフレーム
29 前端取付部(前端部)
44 締結部(後端部)
23 サブフレーム本体
24 延長アーム
32 凹み形状部(脆弱起点部)
25 上部取付アーム部(中間締結部)
33 連結ブラケット
34 固定ボルト(締結具)
36 ボルト挿入孔(中間締結部挿通孔)
37 離脱用切欠き
53 挿通凹部
G ステアリングギヤボックス
54 開口部
13 フロアセンタフレーム
26 締結ボルト(締結具)
38 ロアアーム
21 支持部(前端支持部)
8 フロントバルクヘッド

Claims (6)

  1. 車体前部の左右に車体前後方向に沿って配置されたフロントサイドフレームと、車体フロアの前部とに渡って、サスペンション部品や車載部品を支持するサブフレームが、少なくとも前端部と後端部で支持され、前記サブフレームは、後部で前記サスペンション部品や車載部品を支持する軽合金で形成されたサブフレーム本体と、このサブフレーム本体に固定され前記サブフレーム本体の前方に延出し、軽合金または鋼で形成された左右一対の延長アームとを備え、前記延長アームの後部であって前記サブフレーム本体の近傍に、車両前面衝突時の入力荷重により前記サブフレームの前後方向中途部で下方に向かって折れ曲がる起点となる脆弱起点部を備え、前記延長アームの後端部は、前記サブフレーム本体に設けられたロアアームの支持部を上下から挟み込んで固定されて、前記延長アームは前記サブフレーム本体の底面に沿って前方に延出することを特徴とする自動車の車体前部構造。
  2. 前記サブフレーム本体は前端部にフロントサイドフレームに固定される中間締結部を備え、前記中間締結部と前記フロントサイドフレームとが締結具により締結され、前記フロントサイドフレームに設けられた前記締結具の中間締結部挿通孔あるいは前記中間締結部に設けられた前記締結具の挿通孔の何れか一方に、前記中間締結部が下方に荷重を受けた場合に破断して前記中間締結部の下方への移動を許容する前記締結具の離脱用切欠きが設けられていることを特徴とする請求項1記載の自動車の車体前部構造。
  3. 前記サブフレーム本体の上面には、前記サブフレーム本体の前記中間締結部と、前記サブフレーム本体の前記後端部との間に、前記サスペンション部品であるスタビライザが車幅方向に挿通される挿通凹部が形成され、前記サブフレーム本体の上部にパワーステアリング装置が固定され、このパワーステアリング装置のステアリングギヤボックスが前記挿通凹部の開口部を閉塞する位置に設けられていることを特徴とする請求項記載の自動車の車体前部構造。
  4. 前記サブフレーム本体は台形状に形成され、左右一対の前記延長アームは前方に行くほど幅が広くなる末広がり状に配置され、前記サブフレーム本体の後端部が車体フロアに取付けられたフロアセンタフレームに接続されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の自動車の車体前部構造。
  5. 前記延長アームの後端部は上下方向に挿通され三角形状に配置した3本の締結具により前記サブフレーム本体に固定されていることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の自動車の車体前部構造。
  6. 前記各延長アームの先端は各々車体前部に配置されたフロントバルクヘッドの下部コーナー部に接続されることを特徴とする請求項1〜請求項の何れか一項に記載の自動車の車体前部構造。
JP2012025027A 2012-01-25 2012-02-08 自動車の車体前部構造 Expired - Fee Related JP5968635B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012025027A JP5968635B2 (ja) 2012-02-08 2012-02-08 自動車の車体前部構造
PCT/JP2012/082519 WO2013111475A1 (ja) 2012-01-25 2012-12-14 自動車の車体前部構造
BR112014017566A BR112014017566A8 (pt) 2012-01-25 2012-12-14 estrutura de extremidade frontal para veículo
CN201280058812.0A CN103987615B (zh) 2012-01-25 2012-12-14 汽车的车身前部结构
US14/357,697 US9150252B2 (en) 2012-01-25 2012-12-14 Front-end structure for vehicle
EP12866771.4A EP2767457B1 (en) 2012-01-25 2012-12-14 Front-end structure for vehicle
MYPI2014701309A MY172383A (en) 2012-01-25 2012-12-14 Front-end structure for vehicle
IN3475CHN2014 IN2014CN03475A (ja) 2012-01-25 2012-12-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012025027A JP5968635B2 (ja) 2012-02-08 2012-02-08 自動車の車体前部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013159296A JP2013159296A (ja) 2013-08-19
JP5968635B2 true JP5968635B2 (ja) 2016-08-10

Family

ID=49171899

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012025027A Expired - Fee Related JP5968635B2 (ja) 2012-01-25 2012-02-08 自動車の車体前部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5968635B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6276237B2 (ja) * 2015-10-19 2018-02-07 本田技研工業株式会社 車体前部構造
WO2023002231A1 (en) * 2021-07-20 2023-01-26 Asian Honda Motor Co., Ltd. A sub-frame structure for a vehicle

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0761243A (ja) * 1993-08-30 1995-03-07 Mazda Motor Corp 自動車の前部構造
JP3649461B2 (ja) * 1994-12-26 2005-05-18 本田技研工業株式会社 エンジンマウント用サブフレームの製造方法
JP2005081954A (ja) * 2003-09-08 2005-03-31 Toyota Motor Corp 自動車の車体前部構造
JP2005206121A (ja) * 2004-01-26 2005-08-04 Toyota Motor Corp 自動車のフロントサスペンションメンバ構造
JP4657018B2 (ja) * 2005-06-14 2011-03-23 日本軽金属株式会社 サスペンションメンバ
JP5471559B2 (ja) * 2010-02-15 2014-04-16 マツダ株式会社 自動車の下部構造
JP5440318B2 (ja) * 2010-03-26 2014-03-12 トヨタ自動車株式会社 車体前部構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013159296A (ja) 2013-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2013111475A1 (ja) 自動車の車体前部構造
JP6235628B2 (ja) 自動車の車体構造
JP5585480B2 (ja) 車体前部構造
JP5417463B2 (ja) 自動車の車体前部構造
JP5597682B2 (ja) 車体フレーム構造
WO2013145549A1 (ja) 自動車のフロントサブフレーム構造
JP5776560B2 (ja) 自動車の車体前部構造
JP6003301B2 (ja) 自動車のサブフレーム構造
JP5949044B2 (ja) フロントサブフレーム構造
JP5539523B2 (ja) エンジンマウント支持構造
JP2009137380A (ja) 自動車の前部車体構造
JP2010105585A (ja) 自動車のステアリング支持構造
JP5942920B2 (ja) 車両の前部車体構造
JP6136873B2 (ja) 自動車の後部車体構造
JP5896827B2 (ja) 自動車の車体フレーム構造
JP5968635B2 (ja) 自動車の車体前部構造
JP5982924B2 (ja) 自動車のサブフレーム構造
JP5760979B2 (ja) 車両の前部構造
JP5205905B2 (ja) 自動車の前部車体構造
JP5076718B2 (ja) 自動車の前部車体構造
KR20120045894A (ko) 차량용 서브 프레임
JP2009113541A (ja) 車体構造
JP5496727B2 (ja) 自動車の前部車体構造
JP7129749B2 (ja) 車両構造
JP5818477B2 (ja) 自動車の前部車体構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160621

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160706

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5968635

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees