JP5417463B2 - 自動車の車体前部構造 - Google Patents

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この発明は、自動車の車体前部構造に関する。
自動車等の車両の中には、車両前面衝突時に、フロントクロスメンバの後方に位置するロアメンバを下方に屈曲させることで、ロアメンバに支持されたスタビライザ等のサスペンション部品を下方に変位させて、車体前部のクラッシュストロークを確保する技術が知られている(特許文献1参照)。
また、車体前部の下部にサスペンション部材を支持するサブフレームを備え、このサブフレームの後端部を固定するボルトを、前面衝突をトリガーとして火薬を爆発させて引き抜き、サブフレームに支持されたサスペンション部材を下方に変位させ、車体前部のクラッシュストロークを確保する技術が知られている(特許文献2参照)。
特開2010−247598号公報 米国特許出願公開第2010/0004826号明細書
前者の技術においては、ロアメンバが衝突時に変形することを前提としているため、フロントクロスメンバとフロアパネルとの結合力が弱くなる。そのため、サスペンション支持剛性を確保するためには、クロスメンバとフロントサイドフレームとを補強することが不可欠となり重量増加が避けられないという課題がある。
後者の技術においては、火薬によりボルトを抜く構造であるためボルト締結部での衝突エネルギー吸収は見込めず、かつサブフレーム変形量と火薬を爆発させるタイミングの設定が難しいという課題がある。
そこで、この発明は、重量増加を抑えつつ、より多くのエネルギー吸収を行うことができ、衝突時のエネルギー吸収のタイミングの設定が容易な自動車の車体前部構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載した発明は、車体前部の左右に車体前後方向に沿って配置されたフロントサイドフレーム(例えば、実施形態におけるフロントサイドフレーム7,7)と、車体フロア(例えば、実施形態におけるフロントフロアパネル1、ダッシュボードパネル2)の前部とに渡って、サスペンション部品(例えば、実施形態におけるロアアーム38)を支持するサブフレーム(例えば、実施形態におけるサブフレーム22)が、少なくとも前端部(例えば、実施形態における前端取付部29)と後端部(例えば、実施形態における締結部44)で支持され、前記サブフレームは、車両前面衝突時の入力荷重により前後方向中途部で下方に向かって折れ曲がる起点となる脆弱起点部(例えば、実施形態における凹み形状部32)を備え、前記後端部には前記車体フロアの前部に対する締結部(例えば、実施形態における締結部44)が設けられ、前記締結部から運転姿勢にある乗員の踵位置付近に至る範囲で後方に後端延長部(例えば、実施形態における後端延長部49)が延出するとともに、左右一対の前記フロントサイドフレームの前端部に取り付けられるフロントバルクヘッドを備え、前記サブフレームは、サブフレーム本体と、前記サブフレーム本体の前端両側部から前側に延びる左右一対の延長アームと、を含み、前記延長アームは、延長アーム本体と、前記延長アーム本体の後端部に設けた後端取付部と、前記延長アーム本体の前端部に設けた前端取付部と、を含み、前記延長アームの後端取付部は、前記サブフレーム本体に固定され、前記延長アームの前端取付部は、前記フロントバルクヘッドに固定され、前記脆弱起点部は、前記延長アーム本体の後端部に形成されることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記車体フロアの車幅方向中央部にフロアトンネル部(例えば、実施形態におけるフロアトンネル部3)が形成され、このフロアトンネル部の両側に前後方向に延びるフロアセンタフレーム(例えば、実施形態におけるフロアセンタフレーム13)が設けられ、各フロアセンタフレームの前端部に前端延長部(例えば、実施形態における前端延長部14)が設けられ、前記サブフレームの前記締結部は、前記フロアセンタフレームの前記前端延長部に固定され、この前端延長部の前方に、前記サブフレームに支持される車載部品(例えば、実施形態におけるステアリングギヤボックスG)を配置するとともに、前記前端延長部はL字形状であり、フロントフロアパネルとダッシュボードパネルとに亘って接合されることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前端部が前記フロントサイドフレームの後端部に接続されるフロントサイドフレームリヤエンドを備え、前記前端延長部は、ハット型断面形状に形成され前記フロアセンタフレームに重合されて閉断面構造部を形成する後部と、前記後部の前端から車幅方向外側に伸び前記フロントサイドフレームリヤエンドの内側壁に接合されて閉断面構造部を形成する前部連結部と、を含むことを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記フロアセンタフレームの前記前端延長部は、前記サブフレームの前記後端延長部を受け入れる凹部(例えば、実施形態における凹部17)を備えていることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、前記サブフレームの前記前端部は前記サブフレームの前記脆弱起点部よりも高い位置にあることを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、前記サブフレームの前記後端延長部は、前記サブフレームの前記脆弱起点部よりも後方部分と同等以上の強度剛性を備えていることを特徴とする。
請求項7に記載した発明は、前記サブフレームの前記締結部の周囲が補強されていることを特徴とする。
請求項8に記載した発明は、前記サブフレームは前記脆弱起点部よりも後方部分に前記フロントサイドフレームとの中間締結部(例えば、実施形態における上部取付アーム部25)を備え、この中間締結部には下方に向く荷重を受けると離脱する離脱起点部(例えば、実施形態における離脱用切欠き37)が設けられていることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、車両前面衝突の際にサブフレームの前端部に入力荷重が作用すると、サブフレームは脆弱起点部で下方に向かって折れ曲がり、サブフレームの後端延長部の後端を中心にしてサブフレームの後端部の締結部を下向きに引き出すように荷重が作用する。そのため、サブフレームの後端部の締結部がボルトなどで固定されていた場合には、ボルトが車体フロアの前部を破壊してタイミングよく下方に引き抜かれるように作用し、衝突エネルギーを吸収すると共に車体フロアを上側に変形させることを防止できる。
また、サブフレームが脆弱起点部で下方に向かって折れ曲がるためサブフレームに支持されたサスペンション部品や車載部品を下方に変位させるので、サスペンション部品や車載部品をフロントサイドフレームのクラッシュストロークの範囲外に待避させ、車体の変形ストローク、つまりフロントサイドフレームの座屈ストロークを大きく確保して衝突エネルギーを十分に吸収できる。
よって、例え、乗員の足下付近の車体フロアがサブフレームの後端延長部に押圧されて上側に変形したとしても、その変形は乗員の踵部付近を隆起させるに止まるため、乗員のつま先付近が押圧される場合と異なり、乗員の足首角度が拡大する方向への車体フロアの変形となるので、乗員に与えるダメージを小さくできる。
請求項2,3に記載した発明によれば、サブフレームの締結部からの衝突エネルギーを強度剛性の高いフロアセンタフレームに分散できる。また、サブフレームの後端延長部の後端を強度剛性の高いフロアセンタフレームの前端延長部で支持することができるので、サブフレームの脆弱起点部から後側の長さを長くし、ダッシュボードパネル近傍でサブフレームに支持される車載部品を大きく下方に待避させフロントサイドフレームのクラッシュストロークを確保し、フロントサイドフレームが屈曲したりして衝突エネルギー吸収量が減少するのを防止できる。
請求項4に記載した発明によれば、サブフレームの後端延長部を受け入れるフロアセンタフレームの前端延長部の長さと凹部の設定により、フロアセンタフレームの前端延長部の変形する部位を調整でき、乗員の足下付近の車体フロア上方隆起位置を、乗員に与える影響が小さい位置に設定できる。
請求項5に記載した発明によれば、サブフレームの脆弱起点部を下方に向かって折れ曲がり易くできる。
請求項6に記載した発明によれば、サブフレームの後端延長部が変形しないで、サブフレームが後端延長部の後端を中心にして確実に回動できる。これによって、サブフレーム後端部の締結部のボルトなどの締結具をてこの原理で確実に引き抜くことができる。
請求項7に記載した発明によれば、サブフレームの支持剛性を向上でき、サブフレームの締結部をボルト等で固定した場合に、このボルトの離脱を容易に行うことができる。
請求項8に記載した発明によれば、サスペンション部品をサブフレームの脆弱起点部よりも後方に支持できるので、車体前部を短縮して小型化できる。また、離脱起点部によりサブフレームが後端延長部の後端を中心にして回動する動作を阻害しない。
この発明の実施形態の自動車の車体前部を下側から見た斜視図である。 図1の要部拡大斜視図である。 車体前部を下側から見た下面図である。 車体前部を右斜め上から見た斜視図である。 車体前部左側を下方から見た斜視図である。 車体前部を左外側斜め下から見た斜視図である。 車体前部を前方斜め右下から見た斜視図である。 延長アームの取付部位を左前方斜め前側から見た斜視図である。 延長アームの取付部位を左側方やや斜め前から見た斜視図である。 図9のA−A線に沿う断面図である。 ロアアームを取付けた状態を左側斜め下から見た斜視図である。 ロアアームを取付けた状態の要部下面図である。 後端延長部の付近を下から見た斜視図である。 締結部を車室内から見た一部切欠斜視図である。 図14のB−B線に沿う断面図である。 図13のC−C断面図である。 サブフレーム本体の後部取付部の側断面図である。 衝突状態を示す側面説明図である。
次に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、自動車の車体の前部を下側から見た斜視図である。図1に車体前部構造を示すように、フロントフロアパネル1の前端部にはダッシュボードパネル2の後端部が接続されている。ダッシュボードパネル2は後端部がフロントフロアパネル1と同様に平坦に形成され、前側が斜め前方に向かって立ち上がり、車室とエンジンルームとを隔成している。尚、ダッシュボードパネル2の平坦な部分及び前方で立ち上がり始める部分もフロントフロアパネル1と共に車体フロアとして構成される。
フロントフロアパネル1には、車幅方向中央部に前後方向に沿って車室内側に膨出するフロアトンネル部3が形成されている。このフロアトンネル部3はダッシュボードパネル2の後端部に向かって延びダッシュボードパネル2の後端部の切欠部に接続されている。フロアトンネル部3(ダッシュボードパネル2も同様)は頂部からそのままフロントフロアパネル1の高さまで下がるように形成されているのではなく、頂部よりも一段下がったやや低い部分が形成され、その後にフロントフロアパネル1の平坦部分に連なっている(図16参照)。フロントフロアパネル1の両側部にはサイドシル4,4が取り付けられ、サイドシル4,4とフロアトンネル部3との間には、フロントフロアパネル1の平坦部の上面に接合されて閉断面構造部を形成するハット型断面形状のフロアフレーム5,5(波線で示す)が車体前後方向に沿って設けられている。
ダッシュボードパネル2の下面にはフロアフレーム5の前端部に下側から重なるようにフロントサイドフレームリヤエンド6が接合されている。このフロントサイドフレームリヤエンド6の前端部に、エンジンルームの骨格部材としてフロントフロアパネル1の平坦部よりもやや高い位置で車体前部の左右に車体前後方向に沿ってフロントサイドフレーム7が接合されている。
左右一対のフロントサイドフレーム7の前端部には矩形枠状のフロントバルクヘッド8が、左右に上下に延びるサイドステイ8s(図4参照)の外面で取り付けられている。フロントサイドフレームリヤエンド6とサイドシル4の前端部との間にはアウトリガ9が接続されアウトリガ9の前側に位置するダッシュボードパネル2の前端部にはホイルハウス10が接続されている。
ホイルハウス10の上側にはホイルハウスアッパメンバ11が接合され、ホイルハウスアッパメンバ11の前端部にホイルハウスロアエクステンション12の前端部が接合され、ホイルハウスロアエクステンション12の後端部がフロントサイドフレーム7の側部に接合されている。
そして、フロントフロアパネル1の下面にはフロアトンネル部3の両側に車体前後方向に沿って延び、フロントフロアパネル1の下面に閉断面構造部を形成するハット型断面形状のフロアセンタフレーム13,13が取り付けられている。
図2は図1の要部拡大斜視図であって、フロントフロアパネル1の左前側を下側から拡大して示している。図2において、フロントサイドフレームリヤエンド6はハット型断面形状の部材であって、フロントフロアパネル1とダッシュボードパネル2との接合部分の下側に閉断面構造を形成し、後端部はフロアフレーム5(波線で示す)の前端部に下側から重なる位置に接合され、前端部はフロントサイドフレーム7の後端部に接続されている。
したがって、このフロントサイドフレームリヤエンド6によって、閉断面構造のフロントサイドフレーム7とフロントフロアパネル1上に閉断面構造部を形成するフロアフレーム5(波線で示す)とが閉断面構造部で連結される。
尚、フロアフレーム5の前端部とフロントサイドフレームリヤエンド6の後端部はフロントフロアパネル1を挟んで互いに重なり合う部分が存在し、各々が他と重なり合う部分では、先端部に向かうほど徐々に断面積が小さくなるように形成されて、フロントフロアパネル1の表裏に接合されている。
フロントサイドフレームリヤエンド6の車幅方向の外側には、各フロントサイドフレームリヤエンド6の底壁部と各サイドシル4とに渡ってアウトリガ9が下側(図2においては上側)から重合されている。アウトリガ9は、車幅方向外側部分でフロントフロアパネル1とダッシュボードパネル2との境界部分にも跨るようにして、各サイドシル4の下面に接合されている。
各フロアセンタフレーム13の前端部には、フロントフロアパネル1とダッシュボードパネル2とに渡ってL字形状の前端延長部14が下側(図2においては上側)から接合されている。この前端延長部14は、ハット型断面形状に形成されフロアセンタフレーム13に重合されて閉断面構造部を形成する後部14rと、この後部14rに外側に屈曲して連なり同じく閉断面構造部を形成する前部連結部14fとで構成されている。前部連結部14fは後部14rの前端から車幅方向外側に伸びて、周縁フランジ部の幅方向外側部位がフロントサイドフレームリヤエンド6の内側壁に接合されている。この前部連結部14fを備えた前端延長部14によって、フロアセンタフレーム13とフロントサイドフレーム7とが閉断面構造部で連結される。
前部連結部14fは、前端側に下方に向いたサブフレーム後端取付座15を備えている。このサブフレーム後端取付座15は、図2におけるフロアセンタフレーム13の高さよりも低い位置(地上からはより高い位置)に設けられ、このサブフレーム後端取付座15の後方部位に隣接して前部連結部14fの前側に、前部連結部14fの後側に比較して突出量が低く抑えられた凹部17が形成されている。サブフレーム後端取付座15にボルト孔16が形成され、凹部17に後述するサブフレーム22のサブフレーム本体23の後端延長部49(図13参照)が受け入れられる。
ここで、フロントサイドフレーム7の後端部にはサブフレーム中間結合孔18が形成され、フロントサイドフレームリヤエンド6の前端部にはロアアームの後端支持ブラケット外側取付孔19が形成されている。尚、ダッシュボードパネル2には前端延長部14の前側にステアリングシャフト挿通孔20が形成されている。
図3〜図5はサブフレームを取付けた状態を示し、図3は車体前部を下側から見た下面図、図4は車体前部を右斜め上から見た斜視図、図5は車体前部左側を下方から見た斜視図である。
図3〜図5に示すように、フロントサイドフレーム7,7と、フロントフロアパネル1の前部とに渡って、図示しないロアアーム、タイヤ等を含むサスペンション部品や電動パワーステアリング装置EPS(後述)を支持するサブフレーム22が、前端部と後端部と前後方向中央部で支持されている。具体的には、フロントサイドフレーム7,7に取付けられたフロントバルクヘッド8の下部両端コーナー部とフロントフロアパネル1に取付けられたフロアセンタフレーム13前端の前端延長部14とに渡って、サブフレーム22が固定されている。
サブフレーム22は、アルミニウム合金で鋳造された台形状のサブフレーム本体23と、サブフレーム本体23の前端両側部から末広がり状に前側に延びる左右一対の延長アーム24,24とで構成されている。前端延長部14の前方位置であって、図4に示すようにサブフレーム22、つまりサブフレーム本体23上面の車幅方向3カ所で電動パワーステアリング装置EPSがボルトBによって固定されている。尚、図4において電動パワーステアリング装置EPSの左側にはステアリングギヤボックスGが設けられ、ステアリングギヤボックスGはステアリングシャフト挿通孔20の下側に近接して配置されている。
サブフレーム本体23は、平面から見ると、前側に湾曲した後縁と、前方に向かい外側に開いて直線状に延びる左右の側縁と、車幅方向に直線状に延びる前縁とを備えたほぼ台形状の部材である。サブフレーム本体23は上面が平坦で、下面に剛性を高めるため複数の交差する縦リブ(図11,図12参照)を備え、サブフレーム本体23の前部の両端部には上方に延びる上部取付アーム部25を備えている。
図6は車体前部を左外側斜め下から見た斜視図、図7は車体前部を前方斜め右下から見た斜視図、図8は延長アームの取付部位を左前方斜め前側から見た斜視図、図9は延長アームの取付部位を左側方やや斜め前から見た斜視図である。
図6〜図9にも示すように、延長アーム24,24は、延長アーム本体24aと、延長アーム本体24aの後端部に設けた後端取付部27と、延長アーム本体24aの前端部に設けた前端取付部29とで構成されている。
後端取付部27は、サブフレーム本体23の前部コーナー部を下側から支持する取付板27lと上側の上取付片27uとこれら連続させる前壁27fとで構成されている。
取付板27lは下側から三角形をなすように3本の締結ボルト26,26,26でサブフレーム本体23のねじ穴(ボス形状が一体形成されている)に締結固定され、上取付片27uは下側から1本の締結ボルト26をい挿通してナット26’により締結固定されている。この後端取付部27により延長アーム24,24がサブフレーム本体23を上下から挟み込み前側を押さえるように固定されている。ここで、取付板27lは上取付片27uに比べて面積が大きく後方に延び、上取付片27uは後端取付部27の上部内側に形成されている。後端取付部27の上部は上取付片27uから外側に向かって延び、その後徐々に高さが下がり(図8参照)は最終的に下方に向かって下がっている。後端取付部27の前壁27fの外側寄りに、延長アーム本体24aの後端部が接続されている。
後端取付部27により延長アーム24,24がサブフレーム本体23を上下から挟み込み前側を押さえるように固定され、取付板27lが三角形状の3点で締結されているため、サブフレーム22の延長アーム24,24が末広がり状に前方ほど開くように配置されていても、前側から衝撃荷重が作用した場合に後述する凹み形状部32において延長アーム24,24が確実に下方向へ屈曲できる。
延長アーム24,24の前端取付部29は、後端取付部27よりも高い位置(地上高で)に配置され、延長アーム本体24aの前端部にフロントバルクヘッド8の下部コーナー部、つまりサイドステイ8sとロアクロス8lとの接合部分に固定ボルト28で締め付け固定されている。前端取付部29は内蔵されたカラー30を介して下方から固定ボルト28とナット31によって締結固定されている。前端取付部29の先端部下片はフロントバルクヘッド8のロアクロス8lの下面に締結されている。
延長アーム本体24aは下側が開放された開断面形状の上部材24auに下側から上側が開放された開断面形状の下部材24alを差し込んで閉断面構造に形成されたものである(図10参照)。
延長アーム本体24aの後端部には、後端取付部27の前壁27fへの取付部からやや前側に凹み形状部32が形成されている。この凹み形状部32は側面から見てくびれている部位であって、通常は何ら折れ曲がるようなことはないが、車両前面衝突時の所定の入力荷重により前後方向中途部で下方に向かって折れ曲がる起点となる。この凹み形状部32が、これを起点として延長アーム本体24a、つまり延長アーム24が下側に折れ曲がる脆弱起点部を構成している。
ここで、凹み形状部32は延長アーム24の前端取付部29よりも低い位置に形成されている。また、サブフレーム22は凹み形状部32の後方部分に上部取付アーム部25を備えることになる。凹み形状部32は上部材24auと下部材24alの双方が縮径して凹み形状部32を形成している。
図11に示すように、サブフレーム本体23の上部取付アーム部25の上端部に連結ブラケット33が2本の固定ボルト34,34により側方から固定されている。そして、この連結ブラケット33が上方向に向かって挿通された締結ボルト35によりフロントサイドフレーム7の後端部のサブフレーム中間結合孔18(図2参照)に締結固定されている。
ここで、固定ボルト34,34が挿通される連結ブラケット33のボルト挿入孔36には下側の一部が切欠かれた離脱用切欠き37が設けられている。これにより、延長アーム24,24が凹み形状部32を起点として下側に折れた際に、下方に向く荷重が作用すると連結ブラケット33をフロントサイドフレーム7に残した状態で固定ボルト34,34が連結ブラケット33から離脱して上部取付アーム部25、つまりサブフレーム本体23が下方へ変位するのを許容している。したがって、離脱用切欠き37の大きさは、サブフレーム本体23が折れ曲がる際に作用する荷重に対応して決められている。
ここで、図11、図12、図13において、38はサスペンション部品であるロアアームを示している。ロアアーム38は後端部を支持ブラケット39を介してフロントサイドフレーム7とサブフレーム本体23にほぼ前後方向を軸にして揺動可能に支持され、前端部はサブフレーム本体23に支持部21を介してほぼ前後方向を軸にして揺動可能に支持されている。
具体的には、支持ブラケット39は図示しない軸受け部材をU字状態に取り囲むように構成されていて、外側の端部の挿通孔42に下方から挿入された支持ボルト40が後端支持ブラケット外側取付孔19(図2参照)に締付固定され、内側の端部がサブフレーム本体23の取り付け部に固定ボルト41により締結固定されている。
ここで、支持ブラケット39の外側の挿通孔42には、外側の一部が切欠かれた離脱起点部として機能する離脱用切欠き43が設けられている。
これにより、延長アーム24,24が凹み形状部32を起点として下側に折れた際に、支持ブラケット39が支持ボルト40を残して離脱してロアアーム38が下方へ変位するのを許容している。したがって、離脱用切欠き43の大きさは、サブフレーム22が折れ曲がる際に下向きに作用する荷重に対応して決められている。
図13に示すように、サブフレーム本体23の後部両側にはフロントフロアパネル1の前部、すなわちフロントフロアパネル1に接続されるフロアセンタフレーム13の前端延長部14のサブフレーム後端取付座15に対する締結部44が設けられている。この締結部44は円柱形状の部分で、この締結部44には締結ボルト45が下方から挿通されサブフレーム後端取付座15に設けたボルト孔16(図2,図15参照)に締結固定されている。
図14は締結部44を車室内から見た一部切欠斜視図である。図15は図14のB−B線に沿う(締結ボルト45を除いた)断面図である。図14、図15に示すように、締結部44に挿通された締結ボルト45は、サブフレーム後端取付座15の裏面に溶接されたウエルドナット46に締結されている。このウエルドナット46の周囲には、このウエルドナット46の外形よりも大きい直径でウエルドナット46を取り囲むように補強板47が重合して溶接固定されている。
つまり、補強板47にはウエルドナット46の周囲を逃げるようにして孔48が形成されている。そのため、補強板47によりサブフレーム後端取付座15はその周囲が補強されるがウエルドナット46が取付けられたその部位自体は補強されない状態となるので、締結ボルト45が下向きに引き抜かれる力を受けると、締結ボルト45がウエルドナット46と共にサブフレーム後端取付座15を破断してサブフレーム後端取付座15から引き抜かれ易くなっている。
図16は図13のC−C線に沿う断面図、図17はサブフレーム本体23の後部取付部の側断面図である。サブフレーム本体23の締結部44には、締結部44から運転姿勢にある乗員の踵位置付近(図17参照)に至る範囲で後方に延出する後端延長部49が形成されている。この後端延長部49は前端延長部14の前部連結部14fの前側に設けられた凹部17内に収まるようになっている。
図16に示すように、ダッシュボードパネル2はフロアトンネル部3の両側に、頂部よりもやや高さが低いが平坦部51よりも一段高くなっている膨出部分50が形成されている。この膨出部分50の裏側にフロアセンタフレーム13の前端延長部14が接合され、この前端延長部14の後部14rの前側に形成された凹部17にサブフレーム本体23の後端延長部49が収まり、これら前端延長部14と後端延長部49とがダッシュボードパネル2の平坦部51よりも下側には突出していない。
ここで、サブフレーム本体23の後端延長部49は、サブフレーム22の凹み形状部32よりも後方部分、つまり延長アーム24の後端取付部27及びサブフレーム本体23と同等以上の強度剛性を備えている。この実施形態では後端延長部49はサブフレーム本体23の下面に設けられと同様の縦リブを備えて必要な曲げ剛性を得ている(図16参照)。
上記実施形態によれば、車両前面衝突時に衝撃荷重が作用すると、この前突荷重は前方ほど開くように末広がり状に配置された一対の延長アーム24,24からサブフレーム本体23を介して、強度剛性の高いフロアセンタフレーム13,13に分散される。
ここで、一定以上の前突荷重(矢印F)が作用して、図18に示すように、フロントバルクヘッド8の下部に後ろ向きの荷重が作用すると、サブフレーム22の延長アーム24が凹み形状部32を起点として下側に折れ曲がり、サブフレーム22のサブフレーム本体23の後端延長部49の後端を中心Pにして、サブフレーム本体23の後端部の締結部44を下向き(矢印U)に引き出すように荷重が作用する。
この荷重(矢印U)は締結部44を固定している締結ボルト45がウエルドナット46を介してウエルドナット46周囲でサブフレーム後端取付座15を破壊して下方に引き抜かれるように作用するため、ウエルドナット46の周囲が破断する際に衝突エネルギーを吸収すると共にサブフレーム後端取付座15及びその周囲のフロントフロアパネル1やダッシュボードパネル2の平坦部を上側に変形させることを防止できる。
したがって、前突荷重を利用して、締結ボルト45を引き抜く構造であるので、火薬などを使用した場合のように、タイミングを図る必要もなく適正なタイミングで確実に動作する。
また、延長アーム24が凹み形状部32を起点として下方に向かって折れ曲がるため、サブフレーム22に支持された電動パワーステアリング装置EPSを下方に(矢印D)変位させるので、特に乗員の足元付近にある電動パワーステアリング装置EPSのステアリングギヤボックスGをフロントサイドフレーム7,7の前後方向のクラッシュストロークの範囲外、つまり下側に待避させ、車体の変形ストロークを大きく確保して衝突エネルギーを十分に吸収できる。
よって、たとえ乗員の足下付近のダッシュボードパネル2がサブフレーム本体23の後端延長部49に押圧されて上側に変形する力が作用(矢印E)したとしても、その変形は乗員の踵部付近を隆起させるに止まり、乗員のつま先付近が押圧される場合と異なり、乗員の足首角度が拡大する方向へのフロントフロアパネル1の変形となるので、乗員へ与えるダメージを小さくできる。尚、図18において乗員の足の位置は、後側が衝突前、前側が衝突後を示している。
ここで、剛性の高いサブフレーム本体23にサスペンション部品であるロアアーム38などを支持しているため、そのための補強が不要となりサブフレーム全体としての重量増加を抑えることができる。
また、サブフレーム本体23の後端延長部49の後端を強度剛性の高いフロアセンタフレーム13の前端延長部14で支持することができるので、延長アーム24,24の凹み形状部32から後側のサブフレーム22の長さを長くし、ダッシュボードパネル2近傍でサブフレーム22に支持される電動パワーステアリング装置EPSのステアリングギヤボックスGを大きく下方に待避させることができる。よって、フロントサイドフレーム7,7のクラッシュストロークを確保し、フロントサイドフレーム7,7の屈曲による衝突エネルギー吸収を減少させることはない。
サブフレーム本体23の後端延長部49を受け入れるフロアセンタフレーム13の前端延長部14の長さと凹部17の設定により、フロアセンタフレーム13の前端延長部14の変形する部位を調整できるので設定が容易であり、乗員の足下付近のフロントフロアパネル1あるいはダッシュボードパネル2の上方隆起位置を、乗員に与える影響が小さい位置に設定できる。
延長アーム24,24の凹み形状部32は延長アーム24,24の前端取付部29よりも低い位置に形成されているため、延長アーム24,24の前端取付部29が凹み形状部32よりも高い位置になり、延長アーム24,24の凹み形状部32を下方に向かって折れ曲がり易くできる。
サブフレーム本体23の後端延長部49は、サブフレーム22の凹み形状部32よりも後方部分と同等以上の強度剛性を備えているため、サブフレーム本体23の後端延長部49が変形しないで、サブフレーム本体23が後端延長部49の後端を中心Pにして確実に回動して、締結ボルト45を引き抜くことができる。
そして、締結ボルト45の周囲が補強板47で補強されているため、サブフレーム本体23の支持剛性を向上しつつ、補強板47は締結ボルト45を締結するウエルドナット46よりも大きな孔48でウエルドナット46自体を補強していないので、締結ボルト45の離脱を容易に行うことができる。
延長アーム24に凹み形状部32が形成され、延長アーム24の後端部に取付けられたサブフレーム本体23に上部取付アーム部25が設けられているため、凹み形状部32よりも後方に上部取付アーム部25が位置する。そのため、車体前部を短縮して車体を小型化できる。また、上部取付アーム部25に対して固定ボルト34で固定される連結ブラケット33の固定ボルト34のボルト挿入孔36に離脱用切欠き37が設けられているため、上部取付アーム部25に下向きの一定の荷重が作用するとボルト挿入孔36が離脱用切欠き37で破断して、連結ブラケット33を残したまま、上部取付アーム部25が下方に変位できる。その結果、サブフレーム本体23,つまりサブフレーム22が後端延長部49の後端を支点として回動する動作を阻害することはない。
そして、このように離脱用切欠き37により上部取付アーム部25が下方に変位する際には、ロアアーム38の支持ブラケット39にも支持ボルト40の挿通孔42に離脱用切欠き43が設けられているため、ロアアーム38の支持ブラケット39もサブフレーム本体23と同じように下方に変位でき、サブフレーム本体23の動きを阻害することはない。
尚、この発明は上述した実施形態に限られるものではなく、例えば締結ボルト45に換えてリベットなどを用いてもよい。また、サブフレーム22は前端と後端と前後方向中央部で支持された構造で説明したが、少なくとも前端と後端とで支持されていればよい。凹み形状部32は断面が縮小していれば、上部材24au、下部材24alのいずれかの断面が縮小していてもよい。ここで、断面の縮小の程度を調整することで折れ曲がりの開始荷重などの設定が自由に調整できる。
7 フロントサイドフレーム
1 フロントフロアパネル(車体フロア)
2 ダッシュボードパネル(車体フロア)
38 ロアアーム(サスペンション部品)
22 サブフレーム
29 前端取付部(前端部)
44 締結部(後端部)
32 凹み形状部(脆弱起点部)
49 後端延長部
3 フロアトンネル部
13 フロアセンタフレーム
14 前端延長部
G ステアリングギヤボックス(車載部品)
25 上部取付アーム部(中間締結部)
37 離脱用切欠き(離脱起点部)

Claims (8)

  1. 車体前部の左右に車体前後方向に沿って配置されたフロントサイドフレームと、車体フロアの前部とに渡って、サスペンション部品を支持するサブフレームが、少なくとも前端部と後端部で支持され、
    前記サブフレームは、車両前面衝突時の入力荷重により前後方向中途部で下方に向かって折れ曲がる起点となる脆弱起点部を備え、
    前記後端部には前記車体フロアの前部に対する締結部が設けられ、前記締結部から運転姿勢にある乗員の踵位置付近に至る範囲で後方に後端延長部が延出するとともに、
    左右一対の前記フロントサイドフレームの前端部に取り付けられるフロントバルクヘッドを備え、
    前記サブフレームは、サブフレーム本体と、前記サブフレーム本体の前端両側部から前側に延びる左右一対の延長アームと、を含み、
    前記延長アームは、延長アーム本体と、前記延長アーム本体の後端部に設けた後端取付部と、前記延長アーム本体の前端部に設けた前端取付部と、を含み、
    前記延長アームの後端取付部は、前記サブフレーム本体に固定され、
    前記延長アームの前端取付部は、前記フロントバルクヘッドに固定され、
    前記脆弱起点部は、前記延長アーム本体の後端部に形成されることを特徴とする自動車の車体前部構造。
  2. 前記車体フロアの車幅方向中央部にフロアトンネル部が形成され、このフロアトンネル部の両側に前後方向に延びるフロアセンタフレームが設けられ、各フロアセンタフレームの前端部に前端延長部が設けられ、
    前記サブフレームの前記締結部は、前記フロアセンタフレームの前記前端延長部に固定され、この前端延長部の前方に、前記サブフレームに支持される車載部品を配置するとともに、
    前記前端延長部はL字形状であり、フロントフロアパネルとダッシュボードパネルとに亘って接合されることを特徴とする請求項1記載の自動車の車体前部構造。
  3. 前端部が前記フロントサイドフレームの後端部に接続されるフロントサイドフレームリヤエンドを備え、
    前記前端延長部は、ハット型断面形状に形成され前記フロアセンタフレームに重合されて閉断面構造部を形成する後部と、前記後部の前端から車幅方向外側に伸び前記フロントサイドフレームリヤエンドの内側壁に接合されて閉断面構造部を形成する前部連結部と、を含むことを特徴とする請求項2記載の自動車の車体前部構造。
  4. 前記フロアセンタフレームの前記前端延長部は、前記サブフレームの前記後端延長部を受け入れる凹部を備えていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の自動車の車体前部構造。
  5. 前記サブフレームの前記前端部は前記サブフレームの前記脆弱起点部よりも高い位置にあることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の自動車の車体前部構造。
  6. 前記サブフレームの前記後端延長部は、前記サブフレームの前記脆弱起点部よりも後方部分と同等以上の強度剛性を備えていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の自動車の車体前部構造。
  7. 前記サブフレームの前記締結部の周囲が補強されていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の自動車の車体前部構造。
  8. 前記サブフレームは前記脆弱起点部よりも後方部分に前記フロントサイドフレームとの中間締結部を備え、この中間締結部には下方に向く荷重を受けると離脱する離脱起点部が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の自動車の車体前部構造。
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