JP5896827B2 - 自動車の車体フレーム構造 - Google Patents

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この発明は、自動車の車体フレーム構造に関する。
自動車等の車両の中には、車両前面衝突時に、フロントクロスメンバの後方に位置するロアメンバを下方に屈曲させることで、ロアメンバに支持されたスタビライザ等のサスペンション部品を下方に変位させて、車体前部のクラッシュストロークを確保する技術が知られている(特許文献1参照)。
また、車体前部の下部にサスペンション部材を支持するサブフレームを備え、このサブフレームの後端部を固定するボルトに対して、前面衝突をトリガーとして火薬を爆発させてナットを緩め、サブフレーム後端に設けたボルトを引き抜く回転レバーアームを回転させることで、ボルトを引き抜いてサスペンション部材を下方に変位させ、車体前部のクラッシュストロークを確保する技術が知られている(特許文献2参照)。
特開2010−247598号公報 米国特許出願公開第2010/0004826号明細書
前者の技術においては、ロアメンバが衝突時に変形することを前提としているため、フロントクロスメンバとフロアパネルとの結合力が弱くなる。そのため、サスペンション支持剛性を確保するためには、クロスメンバとフロントサイドフレームとを補強することが不可欠となり重量増加が避けられないという課題がある。
後者の技術においては、サブフレームにサスペンション部材を支持する構造であるため、重量増加の問題は解消されるが、サブフレームと回転レバーアームは、車体から離脱後に結合関係が無くなるので、サブフレームを車体の下方に確実に誘導できないという課題がある。
そこで、この発明は、車体前部や車体後部の衝突時に、サブフレームを確実に車体の下方に誘導することにより、エネルギー吸収を行なうことができる車体前部あるいは車体後部のクラッシュストロークを確保し、サブフレームの車体との干渉を防止できる自動車の車体フレーム構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載した発明は、車体前後方向に設けられたサイドフレーム(例えば、実施形態におけるフロントサイドフレーム11)の下方に、サスペンション部品を支持するサブフレーム(例えば、実施形態におけるサブフレーム22)が設けられ、前記サブフレームは前記サイドフレームの端部に支持される前締結部(例えば、実施形態における前締結部22m)と、前後方向中央部の下方に向けて折れ曲がる中央折れ点(例えば、実施形態における中央折れ点27)と、車体パネル(例えば、実施形態における横メンバ20)に下方から締結具(例えば、実施形態における締結ボルト31、ウエルドナット33)で締結される後締結部(例えば、実施形態における後締結部22u)を備え、衝突荷重入力方向前側である前部が前記後締結部と共に前記車体パネルに共締めされ、衝突荷重入力方向の後側である後部が車幅方向を軸とする締結中心(例えば、実施形態における締結中心O)で他の車体パネル(例えば、実施形態における前端延長部10)に支持されるリンクステイ(例えば、実施形態におけるリンクステイ30)が設けられ、前記リンクステイは前後方向略中央部に下方に向かって凸となる下方凸形状部(例えば、実施形態における下方凸形状部30x)を有し、前記サブフレームの前記後締結部が取り付けられる前記車体パネルには下方への荷重により前記締結具の前記車体パネルからの離脱を容易にする脆弱部(例えば、実施形態における脆弱部Z)が設けられ、前記下方凸形状部の頂点は、前記サブフレームの前記中央折れ点と前記後締結部とでトラス構造を形成すると共に、前記サブフレームの初期状態及び衝突中の前記サブフレームの接地状態であっても、前記中央折れ点と前記リンクステイの前記締結中心を結ぶ直線(例えば、実施形態における直線L)の下方に位置することを特徴する。
請求項2に記載した発明は、前記サブフレームの前記後締結部が締結される前記車体パネルには重合された補強板(例えば、実施形態における補強板35)が設けられ、前記脆弱部が、前記車体パネルの前記締結具の挿通孔とこの締結具の挿通を許容するために前記補強板に形成された挿通孔(例えば、実施形態における孔36)との間の前記車体パネルの環状部分であることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記補強板は該補強板が取付けられる前記車体パネルよりも板厚を厚くすることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記補強板は前記脆弱部の衝突荷重入力方向後方で前記車体パネルと溶接部を介して接合され、前記締結具が、ボルト(例えば、実施形態における締結ボルト31)と前記車体パネルに溶接部を介して固定されたナット(例えば、実施形態におけるウエルドナット33)であることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、前記リンクステイは底壁(例えば、実施形態における底壁30t)を下方に突出させて前記下方凸形状部を形成することを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、前記リンクステイは前記底壁を上方に窪ませた前記後締結部用の凹み部(例えば、実施形態における凹み部30h)を備え、前記凹み部の衝突荷重入力方向後方に前記下方凸形状部を備えていることを特徴とする。
請求項7に記載した発明は、前記リンクステイは、前記底壁から延びる側壁(例えば、実施形態における側壁30s)を備え、前記下方凸形状部の上方に位置する側壁に凹み部(例えば、実施形態におけるV字凹み部30k)が設けられていることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、リンクステイの下方凸形状部の頂点は、サブフレームの中央折れ点とサブフレームの後締結部とで三角形状をなすトラス構造を形成するため、車両衝突時における衝撃荷重を下方凸形状部の頂点に集中させ、かつ集中した応力をこの下方凸形状部の頂点に下向きに作用させることができる。また、サブフレームの後締結部が取り付けられる車体パネルには下方への荷重により締結具の車体パネルからの離脱を容易にする脆弱部が設けられているため、車両衝突時にサブフレームの後締結部を車体パネルから離脱させることができる。
よって、車両衝突時にサブフレームは前締結部と後締結部との間の中央折れ点で下方に折れ曲がり、その後前端が接地し、サブフレームは後締結部を車体パネルに締結した締結具が脆弱部を破断し、リンクステイとサブフレームとが一体のままリンクステイの下方凸形状部が下方に曲がるため、リンクステイはリンクステイ後部の締結中心を軸に回動して確実にサブフレームを車体の下方に誘導して、サブフレームに取付けられたサスペンション部品が例えばパワーユニットと干渉することを防止でき、更にサブフレームが車体と干渉するのを防止できると共に衝突エネルギーを吸収できるクラッシュストロークを確保できる。
請求項2に記載した発明によれば、サブフレームから入力される荷重を、車体パネルの締結具の挿通孔と補強板の挿通孔との間の車体パネルの環状部分である脆弱部に局所的に集中させることができ、小さい変位で締結具により車体パネルを破断させることができるので、破断までの時間を短くできる。
請求項3に記載した発明によれば、サブフレームに取り付けられたサスペンション部品や、例えば電動パワーステアリング装置などの侵入に対する耐力を高めることができる。
請求項4に記載した発明によれば、車両前面衝突時にサブフレームに衝撃荷重が作用すると、この荷重は車体パネルに溶接部を介して固定されたナット溶接部の破断荷重と車体パネルと補強板との溶接部分に作用するせん断応力となって作用するため、サブフレームが車体パネルに対して滑るのを防止して、サブフレームの回転動作につなげることができる。よって、サブフレームの後方への移動を確実に阻止することができる。
請求項5に記載した発明によれば、リンクステイのプレス成型時に下方凸形状部を容易に形成することができる。
請求項6に記載した発明によれば、凹み部で衝突荷重入力方向前側の剛性が増したことで、その後方の下方凸形状部でのリンクステイの下方への折れ曲がりが容易となると共に、サブフレームからリンクステイに渡る底面から、例えば締結具のボルト頭部が下方に突出して路面と干渉するのを防止できる。
請求項7に記載した発明によれば、側壁の凹み部により下方凸形状部での曲げ変形に側壁が悪影響を与えず、リンクステイを確実に折れ曲がるようにできる。
この発明の実施形態の車体前部構造を示す縦断面図である。 この発明の実施形態の車体前部構造を示す下面図である。 車室側から視た要部斜視図である。 サブフレームを下側から視た斜視図である。 後締結部の縦断面図である。 図5の要部拡大斜視図である。 リンクステイ取付部を下側から視た斜視図である。 リンクステイ後部を示す縦断面斜視図である。 上部取付けアームの取付部を示す斜視図である。 後締結部の横断面を後ろから視た斜視図である。 リンクステイを下方から視た斜視図である。 リンクステイの側面図である。 リンクステイを上方から視た斜視図である。 リンクステイとサブフレームとの取付部の斜視図である。 後締結部の縦断面図である。 サブフレームの落下状況を示す説明図である。 サブフレームの落下状況を示す説明図である。 サブフレームの落下状況を示す説明図である。 サブフレームの落下状況を示す説明図である。 サブフレームの落下状況を示す説明図である。 サブフレームの落下状況を示す説明図である。
次に、この発明の実施形態の自動車の車体フレーム構造を車体前部構造を例にして図面に基づいて説明する。
図1〜図3に示すように、フロアパネル19の前端部にはダッシュロアパネル17の後端部が接合され、ダッシュロアパネル17の前側は斜め上に立ち上がるように形成されている。フロアパネル19の車幅方向中央部には車体前後方向に沿ってフロアトンネル部18がダッシュロアパネル17の後端部に至る部分に亘って取付けられている。フロアトンネル部18の両側部ではフロアパネル19は車幅方向外側に二段階で高さが低くなっている。尚、図2、図3ではダッシュロアパネル17の図示を省略する。
車体の前部に車体前後方向に沿って左右一対のフロントサイドフレーム11,11が設けられている。これらフロントサイドフレーム11,11の前端部にフロントバルクヘッド12の側部が取り付けられている。フロントサイドフレーム11,11には、ダッシュロアパネル17の前方に電動パワーステアリング装置EPSが配置され、電動パワーステアリング装置EPSの前方側にパワーユニットPUが搭載されている。
図3に示すように、フロントサイドフレーム11,11の後端部は、前部側の閉断面構造部に連なり上部が開放されたU字断面形状のフロントサイドリヤエンド16,16として形成されている。フロントサイドリヤエンド16は、ダッシュロアパネル17からフロアパネル19の前端部に至る部分に亘って、ダッシュロアパネル17とフロアパネル19との下面に接合されることにより閉断面構造を形成する。フロントサイドリヤエンド16,16の後端下壁及び外側壁とサイドシル14,14の内側壁との間に、上部が開放されたU字断面形状のアウトリガ13,13が車幅方向に沿って接続されている。
フロアトンネル部18の両脇には、フロアパネル19の一段下がった下面に、後方に向かってフロアパネル19の下面に閉断面構造部を形成する左右のフロアトンネルフレーム15,15が設けられている。
フロントサイドリヤエンド16,16の後端内側壁とフロアトンネルフレーム15の前端部との間には上部が開放されたU字断面形状の車体フロア部材である横メンバ20が車幅方向に沿って接続されている。
したがって、図3において図示が省略されたダッシュロアパネル17の下方にはフロントサイドリヤエンド16によってフロントサイドフレーム11,11に連続する閉断面構造部が車体前後方向に沿って形成されると共に、その両側にはアウトリガ13と横メンバ20によって、サイドシル14及びフロアトンネルフレーム15に向かって車幅方向に沿う閉断面構造部が形成される。ここで、フロントサイドリヤエンド16、アウトリガ13及び横メンバ20は開放断面の壁部上縁にフランジ部を有し、このフランジ部がフロアパネル19やダッシュロアパネル17に接合されている。
左右のフロントサイドリヤエンド16,16の後端部にダッシュロアパネル17を挟んで前後方向で一部重なるように車体後方に向かうフロアセンタフレーム21が取り付けられている。フロアセンタフレーム21は下方が開放された部材でフロアパネル19及びダッシュロアパネル17の上面に閉断面構造部を形成する。フロアトンネルフレーム15,15の前端部には、フロアトンネルフレーム15,15に連なり断面U字状に形成され上部が開放された車体フロア部材である前端延長部10が、前端部を横メンバ20に接合した状態で取付けられている(図5参照)。この前端延長部10の上にダッシュロアパネル17が接合されて閉断面構造部が形成される。前端延長部10はフロアトンネルフレーム15,15の一部を構成している。
フロントサイドフレーム11,11の下方には、図示しないサスペンション部品を支持するサブフレーム22が着脱可能に取り付けられている。
具体的には、図4にも示すように、サブフレーム22はフロントサイドフレーム11,11の前端にフロントバルクヘッド12を介して支持される前締結部22mと、フロントサイドフレーム11,11に締結される上部取付アーム25,25と、フロアパネル19の前端下方から締結する後締結部22uとを備えている。前締結部22mはフロントバルクヘッド12に、上部取付アーム25,25はフロントサイドフレーム11,11の下面に、後締結部22uは横メンバ20の下面に着脱可能に取り付けられている。また、サブフレーム22は、前後方向中央部の下方に向けて折れ曲がる中央折れ点27を備えている。
図4に示すように、サブフレーム22は、アルミニウム合金で鋳造されたサブフレーム本体23と、サブフレーム本体23の前端両側部から末広がり状に前側に延び軽合金または鋼でプレス成形された左右一対の延長アーム24,24とで構成されている。サブフレーム本体23には上面の車幅方向の例えば3箇所で電動パワーステアリング装置EPSが固定されている。
サブフレーム本体23は、図2にも示すように、平面から見ると、前側に湾曲した後縁と、前方に向かい外側に開いて直線状に延びる左右の側縁と、車幅方向に直線状に延びる前縁とを備えた形状の部材である。サブフレーム本体23は下面に剛性を高めるため複数の縦リブ(図4に示す)を備え、サブフレーム本体23の前部の両端部に上方に延びる上部取付アーム25,25を備えている。
延長アーム24,24の後端部は、サブフレーム本体23の前端部に下方からボルト26,26,26により固定され、延長アーム24の前端部の前締結部22mはフロントバルクヘッド12の下部コーナー部に下方からボルト26により固定されている。延長アーム24の後端部の手前には、図1に示すように側面から見てくびれた中央折れ点27が形成されている。この中央折れ点27は通常は何ら折れ曲がるようなことはないが、車両前面衝突時の所定の入力荷重Fによりサブフレーム22の前後方向中途部として下方に向かって折れ曲がる起点となる。ここで、延長アーム24,24は、取り付けられた状態でその前端の地上高が後端の地上高よりも高い位置となっている。
図5に示すように、サブフレーム本体23の後締結部22uには、この後締結部22uから後方に延出する後端延長部29が設けられている。サブフレーム本体23は後締結部22uに至る直前で、高さ方向の厚さが薄くなり、後端延長部29ではその下面が水平であるのに対して上面は後ろに行くほど薄く形成され、フロアトンネルフレーム15の前端延長部10の前端部の間に間隔を形成できるようなっている。
後締結部22uには、これを覆うリンクステイ30の前端部が下側から重合され、リンクステイ30、後締結部22uに締結ボルト31が下方から挿入されている。この締結ボルト31が横メンバ20の取付座32裏面のウエルドナット33に締結固定されることにより、リンクステイ30と後締結部22uとが横メンバ20の取付座32に固定されている。横メンバ20の前壁は斜め後ろに下がるように形成され、取付座32は下壁の一部にほぼ水平に形成されている。
フロアトンネルフレーム15の前端延長部10は横メンバ20の下壁に接合されている。前端延長部10は前壁10aが斜め下側に向いて形成され、前端部はサブフレーム本体23の後端延長部29の上面に対向している。前端延長部10の前壁10aの前側に、サブフレーム本体23の後端延長部29が一定の前後方向の距離を隔てて収容される。
サブフレーム本体23の後端延長部29に対向する前端延長部10の前壁10aには、逃げ用凹部37が形成されている。この逃げ用凹部37は、衝突初期には接触していないサブフレーム本体23の後端延長部29を、車両前面衝突後に後方に移動した場合に受け入れて保持しサブフレーム本体23の回動動作をサポートするためのものである。ここで、ダッシュロアパネル17の立ち上がり部の上面には、フロアトンネルフレーム15の前端部に対応して、車室内からレインフォース34が接合されている。
図6に示すように、横メンバ20の取付座32の裏面には、締結ボルト31が締め付けられるウエルドナット33が溶接固定されている。横メンバ20の取付座32の裏面には横メンバ20よりも板厚の厚い板材で形成された補強板35が裏側に接合されている。この補強板35は、ウエルドナット33の周囲に、ウエルドナット33の外形よりも大きい直径の孔36を備え、この孔36はウエルドナット33を取り囲むよう形成されている。補強板35のウエルドナット33の周囲が横メンバ20の裏側に複数箇所でスポット溶接により接合されている。
とりわけ、孔36のすぐ後方、つまり衝突荷重入力方向後方にスポット溶接点Sが設定されていて、前方から作用する力により取付座32に対して補強板35が後方に移動しようとするのを、少なくとも孔36のすぐ後方のスポット溶接点Sによって強度的に有利な剪断方向で効果的に受けることができる。
したがって、補強板35により横メンバ20は補強されているが、車両前面衝突時にウエルドナット33に対して下方への荷重が作用すると、補強板35が接合されている孔36の部分、詳細には孔36と締結ボルト31が挿通される挿通孔との間に存在する横メンバ20の環状部分が脆弱部Zとして破断して締結ボルト31がウエルドナット33ごと横メンバ20を破断して横メンバ20から離脱する。
図5、図7、図8に示すように、フロアトンネルフレーム15の前端延長部10は、両側壁40と底壁41とを備え上側が開放された断面U字状の部材であって、後部の側壁40,40間に亘り水平方向にボルト保持部42を備えた支持ブラケット43が取付けられている。支持ブラケット43のボルト保持部42は板材を筒状に丸めて形成され、このボルト保持部42に、このボルト保持部42から後斜め後方下方に延びるアーム部44が連続形成され、アーム部44の端末に水平方向後方に屈曲した取付部45を備えている。この取付部45が前端延長部10の底壁41に溶接固定されている。ボルト保持部42の両端部に対応した側壁40には貫通孔50が形成されている。
図7に示すように、フロアトンネルフレーム15の前端延長部10はサブフレーム本体23と共締めされるリンクステイ30を取付けた状態で、リンクステイ30の後端部(衝突荷重入力方向の後側)の側壁30sに支持ボルト39が水平方向に挿入されるが、この支持ボルト39が前端延長部10の側壁40間に固定された支持ブラケット43のボルト保持部42に挿入されナット38によって締め付け固定される。尚、図8ではレインフォース34の図示は省略している。
図9、図10に示すように、サブフレーム本体23の上部取付アーム25は、上方に延びる上部取付けアーム本体47と、この上部取付けアーム本体47に取付けられる連結ブラケット46とで構成されている。上部取付アーム25は連結ブラケット46によってフロントサイドフレーム11に固定されている。連結ブラケット46は上部取付けアーム本体47の上部に取付けられ、後面視で外側に向かってL字状に形成された部材である。連結ブラケット46は水平方向に二本の固定ボルト48,48を挿通して固定される上下方向のベース部49と、鉛直方向下から上に一本の固定ボルト48を挿通して固定される水平方向の取付部51とでL字状に構成されている。
ベース部49には固定ボルト48の挿通孔52が形成されているが、この挿通孔52は下方に開放した切欠部53を備えている。よって、車両衝突時に上部取付アーム25が下方向に引っ張られるような荷重を受けると、連結ブラケット46をフロントサイドフレーム11,11に残し、上部取付けアーム本体47と連結ブラケット46とを固定する二本の固定ボルト48が切欠部53を破断して、上部取付けアーム本体47を下方へ移動させ、サブフレーム22の下方への変位が許容される。
図11〜図15に基づいてリンクステイ30を説明する。リンクステイ30は底壁30tと両側壁30sとで断面U字状に形成されたものであり、前端(衝突荷重入力方向前側の端部)の底壁30tがサブフレーム本体23の後締結部22uと共に横メンバ20の取付座32に共締めされ、後端の側壁30sが車幅方向を軸としてフロアトンネルフレーム15の前端延長部10に支持される(図6、図7参照)。
リンクステイ30の両側壁30sの上縁には口開きを防止するために側方に延びる上縁フランジ部30fが形成されている。車幅方向外側の側壁30sの上縁部には前後方向中央部にV字凹み部30kが形成され、車幅方向外側の側壁30sの上縁部の前側は徐々に前方に下がる傾斜部30aとなっている。
リンクステイ30の車幅方向内側の側壁30sは、車幅方向外側の側壁30sのV字凹み部30kの底部の位置までは後端側から車幅方向外側の側壁30sと同じ形状となっているが、車幅方向外側の側壁30sとは異なり車幅方向外側の側壁30sのV字凹み部30kの底部の高さのまま、前端部側まで延びている。
そして、リンクステイ30の両側壁30s,30sはフロアトンネルフレーム15の前端延長部10の両側壁40,40を側方から挟み込むようにして配置される(図5、図7参照)。
リンクステイ30の前部には底壁30tの一部を上側に窪ませて、横メンバ20の取付座32に当接する凹み部30hが形成されている。この凹み部30hは底壁30tの底面位置から斜めに傾斜して落とし込まれるように形成されている。この凹み部30hによってリンクステイ30の前側の強度が高まる。凹み部30hには締結ボルト31のボルト孔30yが形成されている。
凹み部30hのすぐ後、つまり衝突荷重入力方向後方はリンクステイ30の前後方向略中央部に位置しており、ここに、サブフレーム22の初期状態及び衝突中のサブフレーム22の接地状態であっても、車幅方向に底壁30tの底面が側面視で下方に突出するように、下方に向かって凸となる下方凸形状部30xがプレス成形により一体形成されている。この下方凸形状部30xは、図12に示すように、側面から視て前端部と後端部とを直線Pで結んだ際にわずかに下側に向かって突出している部分であり、この部分は側壁30sの上縁部に形成されたV字凹み部30kの形成位置に前後方向で対応している。この下方凸形状部30xがリンクステイ30の折れの起点となっている。具体的には下方凸形状部30xはリンクステイ30の底壁30tの幅方向に稜線を形成する。
リンクステイ30の後端部の側壁30sには後縁部から前側に一定の幅で前方に向かって側壁切欠き30mが設けられている。この側壁切欠き30mは、支持ボルト39の挿通用の切欠きであって、フロアトンネルフレーム15の前端延長部10の側壁40,40間に配置された支持ブラケット43のボルト保持部42に対応している。
これにより、前端延長部10の側壁40,40間挿通されるボルト保持部42に挿通される支持ボルト39がこれら一対の側壁切欠き30mに前後方向の余裕をもって挿通され、ナット38に締め付けられ、リンクステイ30の後端部が支持ボルト39を介して上下方向に軸支される。この支持ボルト39の軸部がリンクステイ30の後端部の締結中心Oとして構成される。
そして、図1に示すように、これらリンクステイ30の下方凸形状部30xと、サブフレーム22の中央折れ点27と、サブフレーム本体23の後締結部22uとの位置関係は、下方凸形状部30xの側面から視た頂点が、サブフレーム22の中央折れ点27と後締結部22uとで三角形をなすトラス構造を形成すると共に、中央折れ点27とリンクステイ30のステイ後端の締結中心Oを結ぶ直線Lの下方に位置している。尚、後締結部22uはサブフレーム本体23の取付け部、中央折れ点27は折れ曲がる部位を示しているが、以後の説明で、トラス構造の節としてとらえる場合には、後締結部22uは横メンバ20の取付座32との接合部分、中央折れ点27は延長アーム24の上下方向の中央部を示す。
リンクステイ30の後端部の底壁30tは端縁から前側に切欠部30nが設けられている。この切欠部30nはリンクステイ30がステイ後端の締結中心Oを軸にして前側が下方に回動した際に底壁30tがフロアトンネルフレーム15の前端延長部10の底壁41に干渉しないような逃げ部として機能しリンクステイ30の回動を許容している。
次に、上記実施形態の作用について説明する。
車両前面衝突時に衝突荷重入力が作用すると、この衝突荷重入力は一対の延長アーム24,24からサブフレーム本体23を介して、強度剛性の高いフロアセンタフレーム21,21に分散される。
ここで、図1に示すように、一定以上の入力荷重Fがフロントバルクヘッド12の下部に作用すると、サブフレーム22が中央折れ点27を起点として下側に向かって折れ曲がり始める。
図16に示すように、衝突当初、サブフレーム22の中央折れ点27が折れ曲がり始めようとする直前には、横メンバ20の取付座32では、ウエルドナット33の直前が作用点S1、ウエルドナット33の直後が支点S2となっているが、その後サブフレーム22が後方に変位することから、図17に示すように、支点S2はサブフレーム本体23の後端延長部29の先端に対応する位置に移動する。ここで、上部取付アーム25に下向きの力U(図1、図10も参照)が作用すると、上部取付けアーム本体47と連結ブラケット46とを固定する二本の固定ボルト48が切欠部53を破断して、連結ブラケット46をフロントサイドフレーム11,11に残し、上部取付けアーム本体47が脱落して下方へ変位し、サブフレーム本体23が支点S2を軸にして図17で左回りに回動するのが許容される。
そして、図18に示すように、サブフレーム本体23が後端延長部29の先端を支点S2とし回動しつつ、ウエルドナット33が横メンバ20の取付座32を破断しながら更にサブフレーム本体23が回動する。このときにはリンクステイ30はサブフレーム本体23と一体になっているため、後端の支持ボルト39を締結中心Oとして、図18で左回りに追従して回動する。
そして、図19に示すように、サブフレーム本体23の前部が接地すると、横メンバ20の取付座32は、ウエルドナット33がまだ抜けきっていないものの、ウエルドナット33により完全に破断される。
この状態では、車両は前進を続けており、図19に示すように、リンクステイ30の下方凸形状部30xの側面から視た頂点は、サブフレーム22の中央折れ点27と後締結部22uとで三角形のトラス構造を形成すると共に、中央折れ点27とリンクステイ30の後端の締結中心Oを結ぶ直線Lの下方に位置している(図1の位置関係を保持している)。つまり、衝突荷重入力方向前側に剛性の高い凹み部30hが設けられているため、一部にリンクステイ30を含んでいても剛性の高いトラス構造を形成できる。
そのため、剛性のあるトラス構造はそのままで、中央折れ点27とリンクステイ30の後端の締結中心Oとの距離が短縮するときに下方凸形状部30xに力が集中するため、図20に示すように、今度はリンクステイ30の下方凸形状部30xの側面から視た頂点が、リンクステイ30の後部側が曲がることで屈曲度を大きくしながら下方に変位し始める。
つまり、それまではサブフレーム本体23が後端延長部29の先端を支点S2とし図18で左回りに回動していたが、接地後はサブフレーム本体23は接地点である前端部Xを中心に図20に矢印で示すように右回りに回動すると共に、リンクステイ30が後端部の支持ボルト39を締結中心Oとして左回りに回動し始める。
そして、図21に示すように、リンクステイ30が下方凸形状部30xで大きく屈曲し、サブフレーム本体23は延長アーム24共々完全に下方に下がって接地し、リンクステイ30は後半部が上下方向に向いた状態となる。
上記実施形態によれば、リンクステイ30の下方凸形状部30xの頂点は、サブフレーム22の中央折れ点27とサブフレーム22の後締結部22uとで三角形状をなすトラス構造を形成するため、車両前面衝突時における衝撃荷重を下方凸形状部30xの頂点に集中させ、かつ集中した応力をこの下方凸形状部30xの頂点に下向きに作用させることができる。また、サブフレーム22の後締結部22uが取り付けられる横メンバ20の取付座32には下方への荷重によりウエルドナット33の取付座32からの離脱を容易にする脆弱部Zが設けられているため、サブフレーム22の後締結部22uを横メンバ20から確実に離脱させることができる。
よって、車両前面衝突時にサブフレーム22は前締結部22mと後締結部22uとの間の中央折れ点27で下方に折れ曲がり、その後前端が接地し、サブフレーム本体23の後締結部22uが、横メンバ20のウエルドナット33が脆弱部Zを破断することで横メンバ20の取付座32から離脱し、リンクステイ30とサブフレーム22とが一体のままリンクステイ30の下方凸形状部30xが下方に曲がる。
そのため、リンクステイ30はリンクステイ30後部の締結中心Oを軸に回動して確実にサブフレーム22を車体の下方に誘導し、サブフレーム22に支持されたサスペンション部品である図示しないロアアームや電動パワーステアリング装置EPSをフロントサイドフレーム11,11のクラッシュストロークの範囲外である下方に変位させることができる。
よって、サブフレーム22に取付けられたサスペンション部品であるロアアームや電動パワーステアリング装置EPSがパワーユニットPUと干渉することを防止でき、サブフレーム22が車体と干渉するのを防止し、車体の変形ストロークを大きく確保して衝突エネルギーを十分に吸収できる。
サブフレーム22から入力される荷重を、横メンバ20の取付座32の締結ボルト31の挿通孔と補強板35の孔36との間の横メンバ20の環状部分である脆弱部Zに局所的に集中させることができ、小さい変位で締結ボルト31により横メンバ20の取付座32を破断させることができるので、破断までの時間を短くできる。
ここで、補強板35が横メンバ20の板厚より厚いため、サブフレーム22に取り付けられたサスペンション部品や電動パワーステアリング装置EPSなどの侵入に対する耐力を高めることができる。
また、車両前面衝突時にサブフレーム22に衝撃荷重が作用すると、この荷重は横メンバ20の取付座32に固定されたウエルドナット33の溶接部の破断荷重と横メンバ20と補強板35との溶接部分に作用するせん断応力となって作用するため、サブフレーム22が横メンバ20に対して後方に滑るのを防止して、サブフレーム22の回転動作につなげることができる。よって、サブフレーム22の後方への移動を確実に阻止することができる。
リンクステイ30の下方凸形状部30xはリンクステイ30の底壁30tにプレス成形により簡単に形成できるため、部品点数も増加せず製造が容易である。
リンクステイ30は底壁30tを上方に窪ませたサブフレーム本体23の後締結部22u用の凹み部30hを備え、凹み部30hの後方に下方凸形状部30xを備えているため凹み部30hで前側の剛性が増したことで、その後方の下方凸形状部30xでのリンクステイ30の下方への折れ曲がりが容易となると共に、サブフレーム22からリンクステイ30に渡る底面から、締結ボルト31の頭部が下方に突出して路面と干渉するのを防止できる。
リンクステイ30は、底壁30tから延びる側壁30sを備え、下方凸形状部30xの上方に位置する側壁30sにV字凹み部30kが設けられているため、側壁30sのV字凹み部30kにより下方凸形状部30xでの曲げ変形に側壁30sが悪影響を与えず、リンクステイ30を下方凸形状部30xで確実に折れ曲がるようにできる。
尚、この発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、車体前部の構造を例にして説明したが、車体後部の構造にも適用できる。車体後部に採用した場合には、車体後部に他の車両が衝突する車両後面衝突に対しても、リヤ側のサブフレームを確実に車体の下方に誘導することにより、サブフレームと車体との干渉を防止できる。また、凹み部30hは稜線を形成しなくても、孤状の稜部であってもよい。また、側壁30sのV字凹み部30kもV字以外の形状であってもよい。
11 サイドフレーム(フロントサイドフレーム)
22 サブフレーム
22m 前締結部
27 中央折れ点
20 横メンバ(車体パネル)
31 締結ボルト(締結具、ボルト)
33 ウエルドナット(締結具、ナット)
22u 後締結部
10 前端延長部(他の車体パネル)
O 締結中心
30 リンクステイ
30x 下方凸形状部
Z 脆弱部
L 直線
35 補強板
36 孔(挿通孔)
30t 底壁
30h 凹み部
30k V字凹み部(凹み部)

Claims (7)

  1. 車体前後方向に設けられたサイドフレームの下方に、サスペンション部品を支持するサブフレームが設けられ、前記サブフレームは前記サイドフレームの端部に支持される前締結部と、前後方向中央部の下方に向けて折れ曲がる中央折れ点と、車体パネルの下方から締結具で締結される後締結部を備え、衝突荷重入力方向前側である前部が前記後締結部と共に前記車体パネルに共締めされ、衝突荷重入力方向の後側である後部が車幅方向を軸とする締結中心で他の車体パネルに支持されるリンクステイが設けられ、前記リンクステイは前後方向略中央部に下方に向かって凸となる下方凸形状部を有し、前記サブフレームの前記後締結部が取り付けられる前記車体パネルには下方への荷重により前記締結具の前記車体パネルからの離脱を容易にする脆弱部が設けられ、前記下方凸形状部の頂点は、前記サブフレームの前記中央折れ点と前記後締結部とでトラス構造を形成すると共に、前記サブフレームの初期状態及び衝突中の前記サブフレームの接地状態であっても、前記中央折れ点と前記リンクステイの前記締結中心を結ぶ直線の下方に位置することを特徴する自動車の車体フレーム構造。
  2. 前記サブフレームの前記後締結部が締結される前記車体パネルには重合された補強板が設けられ、前記脆弱部が、前記車体パネルの前記締結具の挿通孔とこの締結具の挿通を許容するために前記補強板に形成された挿通孔との間の前記車体パネルの環状部分であることを特徴とする請求項1記載の自動車の車体フレーム構造。
  3. 前記補強板は該補強板が取付けられる前記車体パネルよりも板厚を厚くすることを特徴とする請求項2記載の自動車の車体フレーム構造。
  4. 前記補強板は前記脆弱部の衝突荷重入力方向後方で前記車体パネルと溶接部を介して接合され、前記締結具が、ボルトと前記車体パネルに溶接部を介して固定されたナットであることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の自動車の車体フレーム構造。
  5. 前記リンクステイは底壁を下方に突出させて前記下方凸形状部を形成することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の自動車の車体フレーム構造。
  6. 前記リンクステイは前記底壁を上方に窪ませた前記後締結部用の凹み部を備え、前記凹み部の衝突荷重入力方向後方に前記下方凸形状部を備えていることを特徴とする請求項5記載の自動車の車体フレーム構造。
  7. 前記リンクステイは、前記底壁から延びる側壁を備え、前記下方凸形状部の上方に位置する側壁に凹み部が設けられていることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の自動車の車体フレーム構造。
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