JP2002084722A - 永久磁石電動機 - Google Patents

永久磁石電動機

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JP2002084722A
JP2002084722A JP2000269580A JP2000269580A JP2002084722A JP 2002084722 A JP2002084722 A JP 2002084722A JP 2000269580 A JP2000269580 A JP 2000269580A JP 2000269580 A JP2000269580 A JP 2000269580A JP 2002084722 A JP2002084722 A JP 2002084722A
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JP2000269580A
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Shinichi Yamada
伸一 山田
Kenji Narita
憲治 成田
Yoshifumi Fukuda
好史 福田
Satoshi Tsukamoto
聡 塚本
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Fujitsu General Ltd
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Fujitsu General Ltd
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  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 永久磁石電動機で、低コスト、高効率化を図
ることを目的とする。 【解決手段】 6スロット構造の各歯10aに集中巻の
巻線10bを施して回転磁界を発生する固定子10の内
側に、回転子11を配置してなる三相四極の永久磁石電
動機であって、この回転子11は、台形の両斜辺および
上辺に沿って第1ないし第3の永久磁石12,13,1
4を埋め込んで極とし、この第1ないし第3の永久磁石
12,13,14を4極数分だけ円周方向に等間隔に埋
め込んで界磁を形成してなる。第1および第2の永久磁
石12,13は断面長方形とし、その長辺をq軸に平行
にして配置し、第3の永久磁石14は断面長方形とし、
その短辺を第1および第2の永久磁石12,13のシャ
フト3側端部に向けて配置してなる。フェライト磁石を
用いた第1および第2の永久磁石12,13、および希
土類磁石を用いた第3の永久磁石14は、断面長方形の
長辺に直角方向に着磁し、かつ隣接する磁極を異極とす
るように着磁してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機や電気自
動車等に用いるモータで永久磁石を埋め込んでなる永久
磁石電動機に係り、特に詳しくは、低コストで高い効率
を実現する永久磁石電動機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】永久磁石電動機は、一般的に固定子の内
側に回転子を配置してなり、この回転子は、例えば図9
に示す構成のものがある。この回転子1には断面長方形
とした永久磁石2を外周側からシャフト3の中心に向
け、かつ、当該極(4極)分だけ円周方向に等間隔に埋
め込むとともに、それら永久磁石2のシャフト3側端部
間に断面長方形とした永久磁石4を埋め込んでなる。す
なわち、永久磁石2はq軸に沿って埋め込まれ、また、
永久磁石4は断面長方形の長辺をd軸に直角になるよう
に埋め込まれている。
【0003】それら永久磁石2は断面長方形の長辺側を
極とし、隣接する永久磁石3の側面を同一極にして、当
該磁極の共有となっており、それら永久磁石4は永久磁
石2と同様に断面長方形の長辺側を極とし、永久磁石2
と同一極になってている。したがって、回転子1には4
極の磁極が形成される。なお、固定子は、所定スロット
数で、所定巻線が施されている。
【0004】また、永久磁石2,4のシャフト3側端部
の領域には、フラックスバリアの孔5が形成されてい
る。上記構成の回転子1によれば、回転力となるマグネ
ットトルクが発生し、また、永久磁石2,4と当該外周
の間には固定子1からの磁束のうち、一方のq軸から他
方のq軸への磁束の路(磁路)が確保される。
【0005】しかも一方のd軸から他方のd軸への磁束
の路が特に永久磁石3で阻害されるため、d軸、q軸イ
ンダクタンス差が大きくなってリラクタンストルクが発
生する。このため、マグネットトルクとリラクタンスト
ルクとを併せたトータルトルクが向上し、ひいては効率
の高いモータを実現することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記永
久磁石電動機においては、永久磁石2,4の磁石材料と
してフェライト磁石あるいは希土類磁石等の何れか1つ
の種類の磁石を使用するため、フェライト磁石を用いた
場合ではコスト低下が見込めるが、マグネットトルクが
小さく、希土類磁石を用いた場合ではマグネットトルク
は大きくなるが、コストが高くなってしまうという欠点
があった。また、永久磁石2が隣接磁極を共有として低
コスト化を図っているが、その外周側の磁束の漏洩等も
あって、マグネットトルクに寄与する磁束が少ないとい
う欠点がある。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は、複数種類の磁石材料を用いて各磁極
を構成する永久磁石の減磁を少なくし、マグネットトル
クを大きくして低コストでモータの高効率化を図ること
ができるようにした永久磁石電動機を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、回転磁界を発生する固定子の内側に永久
磁石を埋め込んだ回転子を有する永久磁石電動機におい
て、上記固定子は、所定数の溝構造として各歯に集中巻
巻線を施し、上記回転子は、台形の両斜辺および上辺に
沿って第1ないし第3の永久磁石を埋め込んで極とし、
この第1ないし第3の永久磁石を当該磁極数分だけ埋め
込んで界磁を形成し、この第1および第2の永久磁石は
断面長方形とした板形状でその長辺をq軸に平行に配置
し、上記第3の永久磁石14は断面長方形とした板形状
でその短辺を上記第1および第2の永久磁石のシャフト
側端部に向けて配置してなり、上記第1ないし第3の永
久磁石を断面長方形の長辺に直角方向に着磁し、かつ、
隣接する磁極を異極とするように着磁し、上記第1およ
び第2の永久磁石と第3の永久磁石の使用磁石材料を異
なるようにしたことを特徴としている。
【0009】本発明は回転磁界を発生する固定子の内側
に永久磁石を埋め込んだ回転子を有する永久磁石電動機
において、上記固定子は、6個の溝構造として各歯に集
中巻巻線を施し、上記回転子は、台形の両斜辺および上
辺に沿って第1ないし第3の永久磁石を埋め込んで極と
し、この第1ないし第3の永久磁石を4極数分だけ円周
方向に等間隔に埋め込んで界磁を形成し、この第1およ
び第2の永久磁石は断面長方形とした板形状でその長辺
をq軸に平行にして配置し、上記第3の永久磁石14は
断面長方形とした板形状でその短辺を上記第1および第
2の永久磁石のシャフト側端部に向けて配置してなり、
上記第1ないし第3の永久磁石を断面長方形の長辺に直
角方向に着磁し、かつ、隣接する磁極を異極とするよう
に着磁し、上記第1および第2の永久磁石の使用磁石を
フェライト磁石とするとともに、上記第3の永久磁石の
使用磁石を希土類磁石とし、その第1ないし第3の永久
磁石の磁化容易方向を断面長方形の長辺に直角方向とし
てなることを特徴とする永久磁石電動機。
【0010】上記第1および第2の永久磁石の使用磁石
をフェライト磁石とし、上記第3の永久磁石の使用磁石
を希土類磁石とし、上記第1ないし第3の永久磁石の磁
化容易方向を断面長方形の長辺に直角方向とするとよ
い。これにより、低コストのフェライト磁石を用いた第
1および第2の永久磁石は、比較的ボリュームを大きく
することができるため、回転子の外周側に配置しても減
磁しない程度に厚みの確保が可能である。また、高コス
トの希土類磁石を用いた第3の永久磁石は減磁に対して
強くなるため、その厚みを薄くすることができ、コスト
的に有利である。さらに、第1ないし第3の永久磁石の
磁化容易方向が固定子の巻線と正面に向き合う形となる
ため、磁束の有効利用が図れる。
【0011】上記隣接する磁極の第1の永久磁石と第2
の永久磁石との間には支柱を形成し、この支柱の幅を、
少なくとも当該コアを構成するためのコアシートの厚さ
以上にするとよい。これにより、一方のq軸から他方の
q軸への磁束の路を確保し、ラクタンストルクの発生に
寄与することができるため、当該モータのトータルトル
クが大きくなる。
【0012】上記第1および第2の永久磁石と外周との
間には第1および第2の孔を形成してフラックスバリア
とし、上記第1および第2の永久磁石と上記第3の永久
磁石との間には第3および第4の孔を形成してフラック
スバリアとするとよい。これにより、第1ないし第3の
永久磁石の磁束の漏洩、短絡を防止して磁束の有効利用
を図ることができる。
【0013】上記第1および第2の孔は、それぞれ上記
第1および第2の永久磁石の断面長方形の短辺よりなる
直線と、外周に沿った円弧およびq軸に平行な直線とに
より囲まれていることが好ましい。
【0014】上記第3の孔は、上記第1および第3の永
久磁石の断面長方形の短辺に平行な直線と、第3の永久
磁石の断面長方形の長辺の延長線とにより三角形とし、
この第3の孔と第1および第3の永久磁石との間に所定
幅のブリッジを形成してなり、第4の孔は第2および第
3の永久磁石の断面長方形の短辺に平行な直線と、第3
の永久磁石の断面長方形の長辺の延長線とにより三角形
とし、この第4の孔と第2および第3の永久磁石との間
に所定幅のブリッジを形成するとよい。これにより、第
1ないし第3の永久磁石の磁束の漏洩、短絡を防止して
磁束の有効利用を図ることができる。また、ブリッジの
幅をコアシートの厚さ以上とすれば、コアシートを打ち
抜く際にバリ等の発生も少なく、歩留まりもよい。
【0015】上記第3の孔は、上記第1および第3の永
久磁石の断面長方形の短辺同士を結ぶ直線による台形と
し、その台形の高さを第3の永久磁石の断面長方形の短
辺より低くし、第4の孔は第2および第3の永久磁石の
断面長方形の短辺同士を結ぶ直線による台形とし、その
台形の高さを第3の永久磁石の断面長方形の短辺より低
くし、第1ないし第3の永久磁石を埋め込む孔と第3お
よび第4の孔を台形の両斜辺および上辺の形状に連結す
るとよい。これにより、第1ないし第3の永久磁石の磁
束の漏洩、短絡を防止して磁束の有効利用を図ることが
できる。また、コアシートを打ち抜く際に第3および第
4の孔と第1ないし第3の永久磁石の孔とを一形で打ち
抜けばよく、バリ等の発生を考慮する必要もない。
【0016】上記第3の孔は、上記第1の永久磁石の断
面長方形の短辺と平行な直線と、第3の永久磁石の断面
長方形の長辺の延長線および同延長線に平行な直線とに
よる台形とし、その台形の高さを第3の永久磁石の断面
長方形の短辺より低くし、上記第4の孔は、上記第2の
永久磁石の断面長方形の短辺と平行な直線と、第3の永
久磁石の断面長方形の長辺の延長線および同延長線に平
行な直線とによる台形とし、その台形の高さを第3の永
久磁石の断面長方形の短辺より低くし、上記第3および
第4の孔を上記第3の永久磁石の孔に連結し、上記第3
および第3の孔と第1および第2の永久磁石との間に所
定幅のブリッジを形成するとよい。これにより、第1な
いし第3の永久磁石の磁束の漏洩、短絡を防止して磁束
の有効利用を図ることができる。また、ブリッジの幅を
コアシートの厚さ以上とすれば、コアシートを打ち抜く
際にバリ等の発生も少なく、歩留まりもよい。
【0017】上記第3の孔は、上記第3の永久磁石の断
面長方形の短辺と平行な直線と、第3の永久磁石の断面
長方形の両長辺の延長線を上記第1の永久磁石の断面長
方形の短辺部から延ばした直線とによる台形とし、上記
第4の孔は、上記第3の永久磁石の断面長方形の短辺と
平行な直線と、第3の永久磁石の断面長方形の両長辺の
延長線を上記第2の永久磁石の断面長方形の短辺部から
延ばして直線とによる台形とし、上記第3および第4の
孔を上記第1および第2の永久磁石の孔に連結し、上記
第3の孔および第4の孔と第3の永久磁石との間に所定
幅のブリッジを形成するとよい。これにより、第1ない
し第3の永久磁石の磁束の漏洩、短絡を防止して磁束の
有効利用を図ることができる。また、ブリッジの幅をコ
アシートの厚さ以上とすれば、コアシートを打ち抜く際
にバリ等の発生も少なく、歩留まりもよい。
【0018】上記第1ないし第3の永久磁石とシャフト
との間の領域でq軸上に、あるいは、上記第1ないし第
3の永久磁石と外周との間の領域でd軸上には、リベッ
トあるいはボルトを通し、上記永久磁石電動機の回転子
のコアを固定しており、上記リベットあるいはボルトの
材質を磁性体にするとよい。これにより、コアシートを
積層したコアの両端部に蓋をしてリベットを通すことに
より、内部に埋め込んである第1ないし第3の永久磁石
が移動したり、飛び出すようなこともなく、回転子内の
磁束の流されの乱れが少なくなり、信頼性の向上を図る
ことができる。
【0019】上記第1ないし第3の永久磁石とシャフト
との間の領域でq軸上にリベットあるいはボルトを通す
場合、上記第1ないし第3の永久磁石と外周との間の領
域でd軸上には当該コア積層時にかしめを形成し、上記
第1ないし第3の永久磁石と外周との間の領域でd軸上
にリベットあるいはボルトを通す場合、当該コア積層時
に上記第1ないし第3の永久磁石とシャフトとの間の領
域でq軸上には当該コア積層時にかしめを形成して上記
永久磁石電動機の回転子のコアを固定するとよい。この
場合、上述と同様の効果を奏し、かつ、コアシートを積
層する際にかしめることから、信頼性の向上をより図る
ことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
ないし図8を参照して詳しく説明する。なお、図中、図
9と同一部分には同一符号を付して重複説明を省略す
る。図1および図2において、本発明の永久磁石電動機
は、6個の溝構造を有する固定子10の内側に4極の回
転子11を配置し、その固定子10の各歯10aに集中
巻の巻線10bを施して三相四極モータとしてなる。
【0021】回転子11は、台形の両斜辺および上辺に
沿った第1ないし第3の永久磁石12,13,14を極
として、4極数分だけ円周方向に等間隔に埋め込んで界
磁を形成する。第1および第2の永久磁石12,13
は、断面長方形とした板形状でその長辺を当該外周から
シャフト3に向けて配置する。つまり、その長辺をq軸
に平行として配置し、第3の永久磁石14は、同じく断
面長方形とした板形状でその短辺を第1および第2の永
久磁石12,13のシャフト3側端部に向けて配置して
いる。
【0022】第1および第2の永久磁石12,13は、
フェライト磁石を使用し、その断面長方形の長辺に直角
方向に磁化し、第3の永久磁石14は、希土類磁石を使
用し、その断面長方形の長辺に直角方向に磁化し、第1
および第2の永久磁石12,13の断面長方形の相対す
る長辺側、第3の永久磁石14の断面長方形の外周長辺
側を同極とし、隣接する磁極を異なるようにしているま
た、隣接する磁極の第1および第2の永久磁石12,1
3の間(q軸方向)には支柱Wを設けている。
【0023】第1および第2の永久磁石12,13は、
断面長方形の短辺をできるだけ長くして回転子11の外
周側に配置していることから、その減磁が極めて少なく
なる程度の厚みが確保される。第3の永久磁石14は、
その断面長方形の短辺を永久磁石12,13よりも短く
する。このとき、第3の永久磁石14は、減磁に対して
強い希土類磁石であることから、コストを勘案してその
厚さを薄くする。
【0024】また、第3の永久磁石14は、例えば、シ
ャフト3までの距離が回転子11の外径の1/12ない
し1/3となる範囲内の箇所に埋め込まれる。この場
合、第3の永久磁石14が埋め込まれる箇所にしたがっ
て、第1および第2の永久磁石12,13の断面長方形
の長辺の長さを調整すればよい。
【0025】上記構成とした永久磁石電動機によると、
従来例での永久磁石2,4を全てフェライト磁石とした
場合よりも、マグネットトルクが大きくなる。また、従
来例での永久磁石2,4を全て希土類磁石とした場合と
比較しても、第1および第2の永久磁石12,13を厚
くすることにより、マグネトトルクを従来例と同程度の
大きさにできる。
【0026】また、コスト面については、永久磁石2,
4を全てフェライト磁石として場合よりも、多少コスト
アップになるものの、永久磁石2,4を全て希土類磁石
とした場合よりも遥かに低コストで済む。
【0027】このようなことから、低コストで、高効率
化の実現が可能であり、コストやトルク(マグネットト
ルクおよびリラクタンストルク)等を勘案し、第1ない
し第3の永久磁石12,13,14の大きさ(断面長方
形の長辺および短辺の長さ)により種々適応的なモータ
を得ることができる。
【0028】なお、固定子1からの磁束のうち、一方の
q軸から他方のq軸への磁束の路を確保でき、一方のd
軸から他方のd軸への磁束の路に対してほぼ直角に介在
できることから、d軸、q軸インダクタンス差(Ld−
Lq)が大きくなり、リラクタンストルクが発生するこ
とは明かである。
【0029】次に、回転子11の製造について説明する
と、コアプレス金型を用いて自動プレスで電磁鋼板を打
ち抜き、同金型内で一体的に形成するコア積層方式(自
動積層方式)を採用する。
【0030】図3に示すように、このプレス加工工程で
は、回転子11のコアを打ち抜き、同時にシャフト3の
孔(中心孔)、第1ないし第3の永久磁石12,13,
14を埋め込む孔を打ち抜き、これら孔を打ち抜いたコ
アシート11aを積層し、かしめて固定する。上記自動
積層方式によって自動的にプレス、積層して得た回転子
11のコアの孔にIPM方式で第1ないし第3の永久磁
石12,13,14を埋め込む。
【0031】第1および第2の永久磁石12,13は、
断面長方形の長辺に直角方向を磁化容易方向とし、その
方向に磁化、着磁し、第3の永久磁石14は断面長方形
の長辺に直角方向を磁化容易方向とし、その方向に磁
化、着磁する。これにより、第1ないし第3の永久磁石
12,13,14による磁極が固定子10の巻線10b
と正面に向き合う形となるため、磁束の有効利用が図れ
る。
【0032】また、この永久磁石電動機は120度通電
方式を採用する。回転子11は、6スロット構造で、各
歯10aには集中巻の巻線10bが施されていることか
ら、回転子11の磁極ピッチと固定子10の磁極ピッチ
が最適なものとなり、モータの効率を最も高いものとす
ることができる。
【0033】上記隣接する磁極の第1および第2の永久
磁石12,13の間には、支柱Wが形成されており、こ
の支柱Wの幅は、コアシート11aの厚さtより大きく
し、具体的には0.5mmから5mmにするとよい。こ
れにより、一方のq軸から他方のq軸方向への磁束の路
を確保してリラクタンストルクの発生に寄与し、また、
コアシート11aを打ち抜く際に、バリ等の発生もな
く、コア製造の歩留まりが向上することから、製造コス
トの低下が可能となる。
【0034】また、図2および図3に示すように、第1
および第2の永久磁石11,12がコア内で移動した
り、コアが飛び出さないように、上述した固定において
は積層したコアの両端側に蓋(端子板)15を添えると
ともに、リベット16を通すとよい。
【0035】リベット16は、q軸上でシャフト3と第
1および第2の永久磁石12,13との間の領域に通
す。この場合、かしめ17は、d軸上で第1ないし第3
の永久磁石12,13,14と回転子11の外周との間
の領域に形成する。
【0036】なお、リベット16は、d軸上で第1ない
し第3の永久磁石12,13,14と回転子11の外周
との間の領域に通すようにしてもよい(図2の波線参
照)。この場合、かしめ17はq軸上でシャフト3と第
1および第2の永久磁石12,13との間の領域に形成
する(図2の波線参照)。
【0037】上記リベット16は、コア内で余裕をもっ
て通することができるが、一方のq軸から他方のq軸へ
の磁束に対して悪影響(例えば乱れ)が起こらないよう
にするため、そのリベット16の材質には透磁率のよい
磁性体を用いる。そして、コアシート11aを打ち抜く
際にそのリベット16の孔も打ち抜き、このコアシート
11aのプレス加工積層時(コア積層時)にかしめ17
を形成する。このかしめ17により、コアの固定強度を
より増加させることができる。
【0038】なお、上述したモータを例えば空気調和機
の圧縮機モータ等として利用すれば、空気調和機の低コ
スト化、空気調和機の性能アップ(運転効率の上昇、振
動や騒音の低下)を図ることができる。また、図1にお
いては、四極構成とした回転子11に対し、6スロット
の固定子10にU相、W相、V相の集中巻の巻線10b
を施しているが、他の極数(例えば8極)の回転子や、
他のスロット数(例えば12スロット)の固定子の場合
に適用してもよい。
【0039】図4および図5は、本発明の他の実施例を
示す回転子の概略的構造図である。なお、図中、図1お
よび図2と同一部分には同一符号を付して重複説明を省
略する。また、図5は図4に示す回転子20の概略的部
分拡大図である。
【0040】図4および図5において、回転子20は、
第1の永久磁石12と外周との間に第1の孔(フラック
スバリア)21を,第2の永久磁石13と外周との間に
第2の孔(フラックスバリア)22をそれぞれ設けると
ともに、第1および第2の永久磁石12,13と第3の
永久磁石14との間には、それぞれ第3および第4の孔
(フラックスバリア)23,24を設けている。これに
より、第1ないし第3の永久磁石12,13,14の磁
束の漏洩、短絡が防止され、当該マグネットトルクの向
上を図ることができる。
【0041】第1の孔21は、全体としてほぼ長細い三
角形で、その一辺を第1の永久磁石11の断面長方形の
短辺とし、他辺を途中までが外周に沿った円弧で、それ
よりも先を直線とし、残りの辺をq軸に平行な直線とし
てなる。
【0042】第1の孔21と外周との間において、円弧
部分と外周の間のブリッジk2はコアシート11aの厚
さt以上(例えばt〜3t)とし、直線部分と外周の間
のブリッジk3はブリッジk2の幅よりも広くする。な
お、ブリッジk3はq軸に近いほど幅広となる。上記ブ
リッジk2により、上述したコアの製造時にバリ等の発
生もなく、コア製造の歩留まりが向上する。したがっ
て、製造コストの低下が可能であり、またコアの機械的
強度を保つことができ、特に、回転時のコア強度が保た
れることから、モータの信頼性も向上する。
【0043】また、上記q軸に近いほど幅広のブリッジ
k3により、第1および第2の永久磁石12,13がか
かる箇所の強度を確保する。つまり、遠心力に対するコ
ア強度が高くなり、コアの破損を防止することができ
る。なお、第2の孔22については、第1の孔21と同
じであり、また、ブリッジk2およびk3についても同
じであることからその説明を省略する。
【0044】第3の孔23は、ほぼ三角形で一辺を第1
の永久磁石12の断面長方形の短辺に平行な直線とし、
他辺を第3の永久磁石14の断面長方形の短辺に平行な
直線とし、残りの辺を第3の永久磁石14の断面長方形
の長辺の延長線としている。
【0045】第1の永久磁石12と第3の孔23との間
のブリッジk4は、コアシート11aの厚さt以上(例
えばt〜3t)とし、また第3の永久磁石14と第3の
孔23との間のブリッジk5は、コアシート11aの厚
さt以上(例えばt〜3t)とし、つまり、鉄心の厚さ
を薄くしている。なお、第4の孔24については、第3
の孔23と同じであり、また、ブリッジk4,k5につ
いても同じであることからその説明を省略する。
【0046】上記ブリッジk4,k5により、上述した
コアの製造時にバリ等の発生もなく、コア製造の歩留ま
りが向上する。つまり、製造コストの低下が可能であ
り、また、コアの機械的強度を保つことができ、特に、
回転時のコア強度が保たれることから、モータの信頼性
も向上する。
【0047】上記構成の回転子20の製造については前
実施例と同じである。つまり、第1ないし第4の孔2
1,22,23,24は、第1ないし第3の永久磁石1
2,13,14の孔を打ち抜く際に同時に打ち抜けばよ
い。また、リベット16およびかしめ17につても、前
述した実施例と同様に通して形成されることから、その
説明を省略する。
【0048】図6は、上記他の実施例の第1の変形例を
示す回転子の概略的部分拡大図である。なお、図中、図
5と同一部分には同一符号を付して重複説明を省略す
る。図6において、回転子30は、第1および第2の永
久磁石12,13と第3の永久磁石14との間に形成す
るフラックスバリアの孔を同第1ないし第3の永久磁石
12,13,14の孔に連結する。したがって、それら
の間にほぼ台形の第3および第4の孔31,32が形成
され、鉄心のない空気層のフラックスバリアが形成され
る。
【0049】この場合、第3および第4孔31,32の
台形の高さは、第3の永久磁石14の断面長方形の短辺
よりも低くされており、つまり、第3の永久磁石14が
第1あるいは第2の永久磁石12,13側に移動しない
ようにする。これにより、第1ないし第3の永久磁石1
2,13,14の磁束の漏洩、短絡をより防止すること
ができる。なお、上記構成の回転子30の製造について
は前実施例と同じである。つまり、第1ないし第3の永
久磁石12,13,14の孔、第1および第2の孔2
1,22を打ち抜く際に、第3および第4の孔31,3
2を第1ないし第3の永久磁石12,13,14を埋め
込む孔に連結させて打ち抜けばよい。
【0050】図7は、上記他の実施例の第2の変形例を
示す回転子の概略的部分拡大図である。なお、図中、図
5と同一部分には同一符号を付して重複説明を省略す
る。図7において、回転子40は、第1および第2の永
久磁石12,13と第3の永久磁石14との間に形成す
るフラックスバリアの第3および第4の孔41,42を
同第3の永久磁石14を埋め込む孔に連結し、第1およ
び第2の永久磁石12,13と第3および第4の孔4
1,42との間にブリッジk6を設けている。
【0051】この場合、第3および第4の孔41,42
は、第1および第2の永久磁石12,13の断面長方形
の短辺に平行な直線と、第3の永久磁石14の断面長方
形の長辺の延長線および同延長線に平行な線とによりほ
ぼ台形とされている。その台形の高さは第1の変形例と
同様に第3の永久磁石14の断面長方形の短辺よりも低
くしてななっており、第3の永久磁石14が第1あるい
は第2の永久磁石12,13側に移動しないようにされ
ている。
【0052】これにより、第1ないし第3の永久磁石1
2,13,14の磁束の漏洩、短絡が防止され、また、
ブリッジk6の幅をtないし3tとすることにより、既
に説明した効果が得られる。なお、上記構成の回転子4
0の製造については前実施例と同じである。つまり、第
1ないし第3の永久磁石12,13,14の孔、第1お
よび第2の孔21,22を打ち抜く際、孔41,4を第
3の永久磁石14の孔に連結させて打ち抜けばよい。
【0053】図8は、上記他の実施例の第3の変形例を
示す回転子の概略的部分拡大図である。なお、図中、図
5と同一部分には同一符号を付して重複説明を省略す
る。図8において、回転子50は、第1および第2の永
久磁石12,13と第3の永久磁石14との間に形成す
るフラックスバリアの第3および第4の孔51,52を
同第1および第2の永久磁石12,13の孔にそれぞれ
連結し、第3の永久磁石14と第3および第4の孔5
1,52との間にブリッジk7を設けている。
【0054】この場合、第3および第4の孔51,52
は、第3の永久磁石14の断面長方形の短辺に平行な直
線と、その両長辺の延長線を第1および第2の永久磁石
12,13の断面長方形の短辺から延ばした直線とによ
りほぼ台形とされている。また、その台形の高さは第3
の永久磁石14の断面長方形の短辺と同程度となってい
る。これにより、第1ないし第3の永久磁石12,1
3,14の磁束の漏洩、短絡が防止され、また、ブリッ
ジk7の幅をtないし3tとすることにより、既に説明
した効果が得られる。
【0055】なお、上記構成の回転子50の製造につい
ては、前実施例と同じである。つまり、第1ないし第3
の永久磁石12,13,14の孔、第1および第2の孔
21,22を打ち抜く際、第3の孔51を第1の永久磁
石12の孔に連結させるとともに、第4の孔52を第2
の永久磁石13の孔に連結させて打ち抜けばよい。ま
た、上記第1ないし第3の変形例において、リベット1
6およびかしめ17は、前述した実施例と同様に通して
形成すればよいことから、その説明を省略する。
【0056】
【発明の効果】以上説明した本発明によると、以下に述
べる効果を奏する。本発明の永久磁石電動機は、固定子
の内側の回転子に、台形の両斜辺および上辺に沿って第
1ないし第3の永久磁石を埋め込んで極とし、第1ない
し第3の永久磁石を当該磁極数分だけ埋め込んで界磁を
形成するとともに、第1および第2の永久磁石は断面長
方形とし、その長辺をq軸に平行に配置し、第3の永久
磁石14は断面長方形とし、その短辺を上記第1および
第2の永久磁石のシャフト側端部に向けて配置されてお
り、また、第1ないし第3の永久磁石を断面長方形の長
辺に直角方向に着磁し、かつ、隣接する磁極を異極とす
るように着磁して上記第1および第2の永久磁石と第3
の永久磁石の使用磁石材料を異なるようにしていること
から、例えば、減磁に強い希土類磁石を第3の永久磁石
に用い、その厚さを薄くしてコスト的に有利とし、ま
た、低コストのフェライト磁石を第1および第2の永久
磁石に用いてそのボリュームを比較的大きくして減磁し
ない程度とすることにより、マグネットトルクを大きす
ることができることから、モータの低コスト、高効率化
が図れることができる。さらには、複数種類の磁石の使
用により種々適応的なモータの実現が図れるという効果
がある。
【0057】本発明の永久磁石電動機は、上記固定子を
6スロット構造とし、上記回転子に上記第1ないし第3
の永久磁石を埋め込んで極とし、その第1ないし第3の
永久磁石を4極数分だけ円周方向に等間隔に埋め込んで
界磁を形成しており、上記第1および第2の永久磁石の
使用磁石をフェライト磁石とし、上記第3の永久磁石の
使用磁石を希土類磁石とし、その第1ないし第3の永久
磁石の磁化容易方向を断面長方形の長辺に直角方向とし
ていることから、上述と同様の効果を奏するほか、第1
ないし第3の永久磁石の磁化容易方向が固定子の巻線と
正面に向き合う形となるため、磁束の有効利用を図るこ
とができる。また、この三相四極の永久磁石電動機に1
20度通電方式が採用されることにより、極めて効率的
な回転が実現できるため、モータの効率が最も高くなる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す永久磁石電動機の
概略的構造図。
【図2】図1に示す永久磁石電動機の回転子を説明する
ための概略的構造図。
【図3】図1に示す永久磁石電動機の回転子を説明する
ための概略的側面図。
【図4】本発明の他の実施例を示す回転子の概略的構造
図。
【図5】図4に示す回転子の概略的部分拡大図。
【図6】本発明の他の実施例の第1の変形例を示す永久
磁石電動機の回転子の概略的部分拡大図。
【図7】本発明の他の実施例の第2の変形例を示す永久
磁石電動機の回転子の概略的部分拡大図。
【図8】本発明の他の実施例の第3の変形例を示す永久
磁石電動機の回転子の概略的部分拡大図。
【図9】従来の永久磁石電動機の回転子を説明するため
の概略的構造図。
【符号の説明】
3 シャフト 10 固定子 10a 歯 10b 巻線(集中巻) 11,20,30,40,50 回転子 11a コアシート 12 第1の永久磁石(フェライト磁石) 13 第2の永久磁石(フェライト磁石) 14 第3の永久磁石(希土類磁石) 16 リベット 17 かしめ 21 第1の孔(フラックスバリア) 22 第2の孔(フラックスバリア) 23,31,41,51 第3の孔(フラックスバリ
ア) 24,32,42,52 第4の孔(フラックスバリ
ア) k2,k3,k4,k5,k6,k7 ブリッジ t コアシートの厚さ W 支柱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 15/02 H02K 15/02 F H 15/03 15/03 G 21/14 21/14 M (72)発明者 福田 好史 神奈川県川崎市高津区末長1116番地 株式 会社富士通ゼネラル内 (72)発明者 塚本 聡 神奈川県川崎市高津区末長1116番地 株式 会社富士通ゼネラル内 Fターム(参考) 5H002 AA01 AA09 AB01 AB07 AC03 AE07 AE08 5H615 AA01 BB01 BB07 PP01 PP02 SS03 SS05 SS19 SS20 SS51 5H619 AA01 AA03 AA07 BB01 BB06 BB24 PP01 PP02 PP05 PP06 PP08 5H621 BB07 BB10 GA01 GA04 GA11 JK01 5H622 AA03 AA04 CA13 CB02 CB03 CB05 DD01 DD02 PP03 PP07 PP10 QB01

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転磁界を発生する固定子の内側に永久
    磁石を埋め込んだ回転子を有する永久磁石電動機におい
    て、前記固定子は、所定数の溝構造として各歯に集中巻
    巻線を施し、前記回転子は、台形の両斜辺および上辺に
    沿って第1ないし第3の永久磁石を埋め込んで極とし、
    該第1ないし第3の永久磁石を当該磁極数分だけ埋め込
    んで界磁を形成し、該第1および第2の永久磁石は断面
    長方形とした板形状でその長辺をq軸に平行に配置し、
    前記第3の永久磁石14は断面長方形とした板形状でそ
    の短辺を前記第1および第2の永久磁石のシャフト側端
    部に向けて配置してなり、前記第1ないし第3の永久磁
    石を断面長方形の長辺に直角方向に着磁し、かつ、隣接
    する磁極を異極とするように着磁し、前記第1および第
    2の永久磁石と第3の永久磁石の使用磁石を異なるよう
    にしたことを特徴とする永久磁石電動機。
  2. 【請求項2】 回転磁界を発生する固定子の内側に永久
    磁石を埋め込んだ回転子を有する永久磁石電動機におい
    て、前記固定子は、6個の溝構造として各歯に集中巻巻
    線を施し、前記回転子は、台形の両斜辺および上辺に沿
    って第1ないし第3の永久磁石を埋め込んで極とし、該
    第1ないし第3の永久磁石を4極数分だけ円周方向に等
    間隔に埋め込んで界磁を形成し、該第1および第2の永
    久磁石は断面長方形とした板形状でその長辺をq軸に平
    行にして配置し、前記第3の永久磁石14は断面長方形
    とした板形状でその短辺を前記第1および第2の永久磁
    石のシャフト側端部に向けて配置してなり、前記第1な
    いし第3の永久磁石を断面長方形の長辺に直角方向に着
    磁し、かつ、隣接する磁極を異極とするように着磁し、
    前記第1および第2の永久磁石の使用磁石をフェライト
    磁石とするとともに、前記第3の永久磁石の使用磁石を
    希土類磁石とし、その第1ないし第3の永久磁石の磁化
    容易方向を断面長方形の長辺に直角方向としてなること
    を特徴とする永久磁石電動機。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2の永久磁石の使用磁
    石をフェライト磁石とするとともに、前記第3の永久磁
    石の使用磁石を希土類磁石とし、前記第1ないし第3の
    永久磁石の磁化容易方向を断面長方形の長辺に直角方向
    としてなる請求項1に記載の永久磁石電動機。
  4. 【請求項4】 前記隣接する磁極の第1の永久磁石と第
    2の永久磁石との間には支柱を形成し、この支柱の幅
    を、少なくとも当該コアを構成するためのコアシートの
    厚さ以上としてなる請求項1,2または3に記載の永久
    磁石電動機。
  5. 【請求項5】 前記第1および第2の永久磁石と外周と
    の間には第1および第2の孔を形成してフラックスバリ
    アとし、前記第1および第2の永久磁石と前記第3の永
    久磁石との間には第3および第4の孔を形成してフラッ
    クスバリアとしてなる請求項1,2,3または4に記載
    の永久磁石電動機。
  6. 【請求項6】 前記第1および第2の孔は、それぞれ前
    記第1および第2の永久磁石の断面長方形の短辺よりな
    る直線と、外周に沿った円弧およびq軸に平行な直線と
    により囲まれている請求項5に記載の永久磁石電動機。
  7. 【請求項7】 前記第3の孔は、前記第1および第3の
    永久磁石の断面長方形の短辺に平行な直線と、第3の永
    久磁石の断面長方形の長辺の延長線とにより三角形と
    し、この第3の孔と第1および第3の永久磁石との間に
    所定幅のブリッジを形成し、前記第4の孔は前記第2お
    よび第3の永久磁石の断面長方形の短辺に平行な直線
    と、前記第3の永久磁石の断面長方形の長辺の延長線と
    により三角形とし、この第4の孔と前記第2および第3
    の永久磁石との間に所定幅のブリッジを形成してなる請
    求項5に記載の永久磁石電動機。
  8. 【請求項8】 前記第3の孔は、前記第1および第3の
    永久磁石の断面長方形の短辺同士を結ぶ直線による台形
    とし、その台形の高さを第3の永久磁石の断面長方形の
    短辺より低くするとともに、前記第4の孔は前記第2お
    よび第3の永久磁石の断面長方形の短辺同士を結ぶ直線
    による台形とし、その台形の高さを前記第3の永久磁石
    の断面長方形の短辺より低くし、前記第1ないし第3の
    永久磁石を埋め込む孔と前記第3および第4の孔を台形
    の両斜辺および上辺の形状に連結してなる請求項5に記
    載の永久磁石電動機。
  9. 【請求項9】 前記第3の孔は、前記第1の永久磁石の
    断面長方形の短辺と平行な直線と、第3の永久磁石の断
    面長方形の長辺の延長線および同延長線に平行な直線と
    による台形とし、その台形の高さを第3の永久磁石の断
    面長方形の短辺より低くするとともに、前記第4の孔
    は、前記第2の永久磁石の断面長方形の短辺と平行な直
    線と、前記第3の永久磁石の断面長方形の長辺の延長線
    および同延長線に平行な直線とによる台形とし、その台
    形の高さを前記第3の永久磁石の断面長方形の短辺より
    低くし、前記第3および第4の孔を前記第3の永久磁石
    の孔に連結して前記第3および第3の孔と第1および第
    2の永久磁石との間に所定幅のブリッジを形成してなる
    請求項5に記載の永久磁石電動機。
  10. 【請求項10】 前記第3の孔は、前記第3の永久磁石
    の断面長方形の短辺と平行な直線と、第3の永久磁石の
    断面長方形の両長辺の延長線を前記第1の永久磁石の断
    面長方形の短辺部から延ばした直線とによる台形とする
    とともに、前記第4の孔は、前記第3の永久磁石の断面
    長方形の短辺と平行な直線と、前記第3の永久磁石の断
    面長方形の両長辺の延長線を前記第2の永久磁石の断面
    長方形の短辺部から延ばして直線とによる台形とし、前
    記第3および第4の孔を前記第1および第2の永久磁石
    の孔に連結して前記第3の孔および第4の孔と第3の永
    久磁石との間に所定幅のブリッジを形成してなる請求項
    5に記載の永久磁石電動機。
  11. 【請求項11】 前記第1ないし第3の永久磁石とシャ
    フトとの間の領域でq軸上に、あるいは、前記第1ない
    し第3の永久磁石と外周との間の領域でd軸上には、リ
    ベットあるいはボルトを通して前記永久磁石電動機の回
    転子のコアを固定しており、前記リベットあるいはボル
    トの材質を磁性材としてなる請求項1,2,3,4,
    5,6,7,8,9または10に記載の永久磁石電動
    機。
  12. 【請求項12】 前記第1ないし第3の永久磁石とシャ
    フトとの間の領域でq軸上に、リベットあるいはボルト
    を通す場合、前記第1ないし第3の永久磁石と外周との
    間の領域でd軸上には当該コア積層時にかしめを形成
    し、前記第1ないし第3の永久磁石と外周との間の領域
    でd軸上に、リベットあるいはボルトを通す場合、前記
    第1ないし第3の永久磁石とシャフトとの間の領域でq
    軸上には当該コア積層時にかしめを形成して前記永久磁
    石電動機の回転子のコアを固定するようにした請求項1
    1に記載の永久磁石電動機。
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