JPWO2011002043A1 - 永久磁石型回転電機 - Google Patents

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Abstract

遠心力に対する強度を保持しつつ、漏れ磁束の発生を効果的に抑制した永久磁石型回転電機を提供するため、スロットの内部に固定子コイルを収納してなる固定子に回転空隙を介して回転可能に配置される回転子鉄心6の内部に1極あたり3個の永久磁石8a〜8cが埋め込まれる回転子5を具備する。回転子鉄心6には、永久磁石8a〜8cを埋め込む磁石挿入穴が回転子5の外周面に向かって概略U字状に並べて設けられ、各磁石挿入穴に埋め込まれた永久磁石8a〜8cの側面部には空洞部9a1,9a2,9b1,9b2,9c1,9c2が形成される。

Description

本発明は、車両用電動機などの回転電機に係り、特に、回転子の内部に永久磁石を配置した回転電機の回転子の構造に関する。
回転子の内部に永久磁石を配置した回転電機の一つに、永久磁石を内蔵した電動機(永久磁石型電動機)がある。この永久磁石型電動機は、各種の分野で広く使用されている誘導電動機と比較して、回転子に内蔵された永久磁石による磁束が確立しているので励磁電流が不要であることや、誘導電動機のように回転子導体に電流が流れないため、二次銅損が発生しないことなどから、高効率な電動機として知られている。車両用電動機を備えた電気車には、従来から誘導電動機が使用されてきたが、近年、効率の向上、小型高出力化、冷却構造の簡素化を図るために永久磁石型同期電動機の適用が検討されている。
なお、永久磁石型電動機には、回転子の表面に永久磁石を張り付けた表面磁石構造の電動機(SPMM:Surface Permanent Magnet Motor)と、回転子の内部に永久磁石を埋め込んだ埋込磁石構造の電動機(IPMM:Interior Permanent Magnet Motor)とに大別されるが、例えば、下記特許文献1に示される永久磁石型リラクタンス回転電機は、後者に属するものである。
この永久磁石型リラクタンス回転電機は、回転子鉄心に磁気的突極部を形成するために1極につき2個の永久磁石を円周方向に所定間隔存して埋め込んでなる回転子を有し、各永久磁石の一端が回転子鉄心の外周との間に薄肉なチップ部を形成するように外周側に寄り、他端が中心側に寄る配置となし、2個の永久磁石により形成される2個のチップ部の内端角の開角が所定の電気角となるように配置している。
特開2007−97290号公報
ところで、電気車用として用いられる永久磁石型電動機は、回転子の内部に永久磁石を埋め込んだ埋込磁石構造のものが殆どである。
具体的に、電気車用として用いられる永久磁石型電動機では、1個あたりの重さが1〜数kgある永久磁石が外形サイズ(すなわち半径)の大きな回転子の内部に埋め込まれ、この回転子が定格約6000rpmの回転速度で回転する。このため、表面磁石構造のものでは、永久磁石を強固に保持する機構を別途設けなければならず、構成に難がある。このような理由で、電気車用の永久磁石型電動機では、埋込磁石構造のものが多用されることになる。ただし、埋込磁石構造の永久磁石型電動機であっても、永久磁石に生ずる遠心力を受け止めるだけの構造が回転子に対して要求されることは無論である。
一方、上記特許文献1に開示された回転電機では、永久磁石の遠心力に対する保持は回転子表面方向にある回転子鉄心の強度のみで持たせる構造であるため、回転子の外形サイズが大きくなった場合、遠心力に対する強度が不足するという問題点が懸念される。したがって、特許文献1に示される永久磁石型電動機を例えば電気車に適用する場合には、永久磁石を回転子の内側(中心部側)に挿入する必要性が生じるが、その結果、今度は、永久磁石の両端部における漏れ磁束が大きくなって駆動トルクの低下を招来するという問題点が懸念される。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、遠心力に対する強度を保持しつつ、漏れ磁束の発生を効果的に抑制した永久磁石型回転電機を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明にかかる永久磁石型回転電機は、スロットの内部に固定子コイルを収納してなる固定子と、前記固定子に回転空隙を介して回転可能に配置される回転子鉄心を有し、この回転子鉄心の内部に1極あたり3個以上の永久磁石が埋め込まれる回転子と、を備え、前記回転子鉄心には、前記永久磁石を埋め込む磁石挿入穴が回転子の外周面に向かって概略U字状に並べて設けられ、前記各磁石挿入穴に埋め込まれた永久磁石の側面部には空洞部が形成されることを特徴とする。
本発明にかかる永久磁石型回転電機によれば、遠心力に対する強度を保持しつつ、漏れ磁束の発生を効果的に抑制することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる永久磁石型電動機の断面図である。 図2は、図1に示す回転子の構造を示す模式断面図である。 図3は、永久磁石が挿入されていない場合の部分拡大図である。 図4は、永久磁石が挿入されている場合の部分拡大図である。 図5は、永久磁石の漏れ磁束による影響を説明する図である。 図6は、比較対象としての従来例を示す図である。 図7は、磁石挿入穴に生ずる最大応力を従来と実施の形態1との間で比較して示した図である。 図8は、本発明の実施の形態2にかかる回転子鉄心の構造を示す模式断面図である。 図9は、本発明の実施の形態3にかかる回転子鉄心の構造を示す模式断面図である。 図10は、図9に示した磁石挿入穴の部分拡大図および実施の形態3の効果を説明する図である。 図11は、本発明の実施の形態4にかかる回転子鉄心の構造を示す模式断面図である。 図12は、図11に示す構成の変形例を示す図である。 図13は、本発明の実施の形態5にかかる回転子鉄心の構造を示す模式断面図である。 図14は、磁石挿入穴に生ずる最大応力を従来、実施の形態1および実施の形態5の間で比較して示した図である。 図15は、図13に示す構成の変形例を示す図である。 図16は、図13に示す構成の他の変形例を示す図である。 図17は、本発明の実施の形態6にかかる回転子鉄心の構造を示す模式断面図である。 図18は、本発明の実施の形態7にかかる回転子鉄心の構造を示す模式断面図である。 図19は、本発明の実施の形態8にかかる回転子鉄心の構造を示す模式断面図である。 図20は、本発明の実施の形態9にかかる永久磁石のうちの両側面部側にある永久磁石の軸方向断面図である。 図21は、本発明の実施の形態9にかかる永久磁石のうちの中央部側にある永久磁石の軸方向断面図である。
以下に添付図面を参照し、本発明の実施の形態にかかる永久磁石型回転電機について詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態により本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる永久磁石型回転電機の一例である永久磁石型電動機の断面図であり、図2は、図1に示す永久磁石型電動機における回転子の構造を示す模式断面図である。また、図3および図4は、図2の回転子における破線部で示した部分の拡大図であり、図3は、永久磁石が挿入されていない場合の部分拡大図であり、図4は、永久磁石が挿入されている場合の部分拡大図である。
実施の形態1にかかる永久磁石型電動機1は、固定子2および回転子5を備えている。固定子2は、円筒形状を成す固定子鉄心3と、固定子鉄心3に巻装されるように配置された固定子コイル4と、を備えている。固定子鉄心3は、その内周部側にティース3bを間欠的に形成することによってスロット3aが形成され、固定子コイル4は、ティース3bに巻装された導体線がスロット3aのそれぞれに収納されるように配置される。
回転子5は、例えば所定枚数の磁性鋼板を積層および一体化して作製され、外周面が円筒面を成し、18個の磁石挿入穴7(図2および図3参照)が等角ピッチで配列されるように形成された回転子鉄心6と、各磁石挿入穴7内にそれぞれ収納された永久磁石8(8a〜8c)と、を備え、固定子2に対し回転空隙18を介して回転可能となるように配置されている。
ここで、磁石挿入穴7の配置は、図3に示すように、1つの磁石挿入穴7bの両端部に2つの磁石挿入穴7a,7cがある。また、この磁石挿入穴7の組7a〜7cは、図2に示すように、回転子5の外周面に向かって概略U字状に6組配置されている。そして、第1の永久磁石の組である永久磁石8a〜8cによる磁束の向きが回転子5の外周面に向かって収束するような方向に着磁(磁化)される一方で、隣接する組(第2の永久磁石の組)の永久磁石16a〜16cは、磁束の向きが回転子5の中心部に向かって同心円状に広がる方向に着磁されている。すなわち、実施の形態1の永久磁石型電動機における回転子では、永久磁石による磁束の向きが回転子の外周面に向かって収束するような方向に着磁された永久磁石群と、回転子の中心部に向かって同心円状に広がる方向に着磁された永久磁石群と、が交互に配列されるように構成されている。
なお、永久磁石群による着磁方向を上記のように構成したのは、固定子コイルの誘起電圧を正弦波状にするためであり、固定子コイルの誘起電圧を正弦波状にする必要のない用途では、この限りではない。すなわち回転子の外周面に向かう方向または回転子の中心部に向かう方向に着磁された各永久磁石群の各着磁方向が平行であっても構わない。
また、磁石挿入穴7a〜7cに埋め込まれた永久磁石8a〜8cの両側面部には、図4に示すような空洞部9(永久磁石8aの両側面部には空洞部9a1,9a2、永久磁石8bの両側面部には空洞部9b1,9b2、永久磁石8cの両側面部には空洞部9c1,9c2)が形成されるようになっている。この空洞部9の効果については、後述する。
なお、図1では、36個のスロット3aが固定子2の周方向に等角ピッチで配列されると共に、18個の永久磁石8が回転子5の周方向に埋め込まれる6極の電動機(1極あたり6個のスロットおよび1極あたり3個の永久磁石)を一例として示しているが、電動機の極数やスロットの数および永久磁石の数等、図1の構成に限定されるものではなく、任意の数の選択が可能である。
つぎに、永久磁石8の漏れ磁束について図4および図5を参照して説明する。なお、図5は、永久磁石8の漏れ磁束による影響を説明する図である。
永久磁石8a〜8cで発生した磁束は、固定子鉄心3のコアバック部15(図1参照)を通った後に再び回転子鉄心6に戻ってくる(図示せず)。しかしながら、図5に示すように、一部の磁束は、コアバック部15に向かわずに、回転子鉄心6の内部に留まり、永久磁石8に戻ってくるような回転子鉄心6内でループとなる漏れ磁束12がある。この漏れ磁束12は、トルクに寄与することなく、また、鉄損の増加要因となるため、可能な限り抑制することが好ましい。
そこで、本実施の形態における回転子では、概略U字状に配置する永久磁石群に関し、図4に示すように、磁石挿入穴7の両側面部側の空洞部が両側面部以外の空洞部よりも大きくなるようにしている。具体的な構成で見ると、磁石挿入穴7bに永久磁石8bを埋め込むことによって生じた空洞部9b1と9b2の大きさは概略等しく、磁石挿入穴7aに永久磁石8aを埋め込むことによって生じた空洞部9a1と9a2とでは、空洞部9a1の方が大きくなるように磁石挿入穴7aを形成し、磁石挿入穴7cに永久磁石8cを埋め込むことによって生じた空洞部9c1と9c2とでは、空洞部9c2の方が大きくなるように磁石挿入穴7cを形成している。
別言すれば、回転子鉄心6の外周部側に形成される空洞部(例えば空洞部9a1)の方が、回転子鉄心6の中心部側に形成される空洞部(例えば空洞部9a2,9b1,…)よりも大きな空間となるように磁石挿入穴7の形状を形成しておく。このように構成された回転子鉄心6によれば、永久磁石8による漏れ磁束12は、永久磁石8a,8b間に形成されるブリッジ部10aと、永久磁石8b,8c間に形成されるブリッジ部10bと、永久磁石8a,8cと回転子鉄心6の外周面との間にそれぞれ形成されるブリッジ部11a,11bとが磁束の経路となる。したがって、これらの磁束経路を狭くすることにより、漏れ磁束を低減することが可能となる。
ここで、ブリッジ部10a,10bおよび11a,11bについては、遠心力強度とのトレードオフとなる。ところが、本実施の形態における回転子5では、永久磁石の個数を3個に分割して、1個あたりの永久磁石の重さを低減すると共に、これら3個の永久磁石を図示のように曲率を持たせて概略U字形状に並べて配置しているので、従来の構成に比して、ブリッジ部10a,10bおよび11a,11bの薄肉化が可能となり、これらのブリッジ部を通過する漏れ磁束の低減が可能である。
つぎに、実施の形態1の効果について図7を参照して説明する。図7は、磁石挿入穴に生ずる最大応力を従来と実施の形態1とで比較して示した図である。図7において、従来例とあるのは上記特許文献1に開示された回転子の磁石挿入穴に生ずる最大応力をシミュレーションにより求めた値である。なお、特許文献1における永久磁石の配置構成は図6に示すとおりであり、回転子鉄心106において、永久磁石108を概略V字形状に配置している。
図7に示すように、従来例の最大応力を“1”とすれば、実施の形態1の最大応力は0.55であり、従来例に比して45%の低減効果がある。したがって、実施の形態1の回転子によれば、遠心力に対する強度を保持しつつ、漏れ磁束発生の効果的な抑制が可能となる。
また、実施の形態1の回転子によれば、遠心力に対する強度一定の条件下で、より薄型化を図ることができるので、漏れ磁束の更なる低減が可能となる。
実施の形態2.
図8は、本発明の実施の形態2にかかる回転子鉄心の構造を示す模式断面図である。実施の形態1では、磁石挿入穴7に埋め込む永久磁石8として、例えば図4に示すような概略矩形形状のものを例示したが、実施の形態2の永久磁石8は、図8に示すように、3個の永久磁石のうち、両端側に位置する永久磁石8a’,8c’の外周面側の角部を面取りするようにしている。
一般に、電動機が回転子トルクを発生する場合、図示しない固定子から流入する磁束13が回転子鉄心6の最外周部側に位置する永久磁石8(図8では、永久磁石8a’)に鎖交する。このとき鎖交する磁束13は、永久磁石8a’の着磁方向とは反対向きであるため、永久磁石8が減磁して、トルクが低下する。その結果、永久磁石8a’の角部にある部分の回転子トルクに対する寄与度は小さい。そこで、回転子鉄心6の最外周部側に位置する永久磁石8の角部を面取りするようにすれば、回転子トルクの低下を抑止しつつ、永久磁石の重量の効果的な低減が可能となる。
また、磁束が通過すると、通過した部位には渦電流が流れるので、上記面取りによって、永久磁石に生ずる渦電流損の低減も可能となる。
また、本実施の形態では、回転子鉄心6の最外周部側に位置する永久磁石8の角部のみを面取りし、永久磁石8を挿入するための磁石挿入穴7については、実施の形態1の形状を維持しているので、漏れ磁束を低減する実施の形態1の効果を維持することが可能である。
実施の形態3.
図9は、本発明の実施の形態3にかかる回転子鉄心の構造を示す模式断面図であり、図10は、図9に示した磁石挿入穴の部分拡大図および実施の形態3の効果を説明する図である。実施の形態3では、図10(a),(b)に示すように、磁石挿入穴7における永久磁石8との接触面の一部である接触面14の表面が粗面処理されている。このような接触面14の構造により、磁石挿入穴7に埋め込まれる永久磁石8と接触面14との接触によって得られる摩擦力により、永久磁石8に生ずる遠心力に抗する摩擦保持力を得ることができ、永久磁石保持が容易となる。
実施の形態4.
図11は、本発明の実施の形態4にかかる回転子鉄心の構造を示す模式断面図である。実施の形態1では、磁石挿入穴7に埋め込む永久磁石8として、例えば図4に示すような概略矩形形状のものを例示したが、実施の形態4では、図11に示すように、3個の永久磁石のうち、中央部に位置する永久磁石8dとして、概略台形形状のものを用いている。なお、ここでいう概略台形形状とは、外周部側よりも中心部側の方が幅広となるように、永久磁石8の磁石挿入穴7との接触面がテーパ形状になっているもの意味する。
一般に、高速回転時や回転子の外径が大きい場合、遠心力は大きくなる。このため、遠心力の影響が最も大きく現れる中央部の永久磁石の保持力を高めることが望まれる。そこで、図11に示すように、中央部に位置する永久磁石8dの形状を概略台形形状とすれば、永久磁石8dが磁石挿入穴7にくさび状に埋め込まれることになり、遠心力に抗する力を回転子鉄心6の構造により得ることができ、永久磁石保持が容易となる。
なお、図11では、3個の永久磁石のうち、中央部に位置する永久磁石のみを概略台形形状とする構成を例示したが、永久磁石の生産性を考慮し、図12に示すように、両端部の永久磁石8f,8gも併せて概略台形形状とすることが好ましい。全ての永久磁石を概略台形形状とすることにより、各永久磁石間に形成されるブリッジ部(図4参照)および各両端部永久磁石と回転子鉄心6の外周面との間に形成されるブリッジ部(図4参照)における耐遠心力強度を向上させることができる。その結果、上記両ブリッジ部の面積(容積)を更に小さくすることが可能であり、更なる漏れ磁束の低減および鉄損の低減が可能となる。
実施の形態5.
図13は、本発明の実施の形態5にかかる回転子鉄心の構造を示す模式断面図である。実施の形態1では、例えば図4に示すような1極あたり3個の永久磁石を有する回転子鉄心の構成を例示したが、実施の形態5の回転子鉄心では、図13に示すように、中央部に位置する永久磁石を2分割した概略矩形形状の永久磁石8h,8iとし、両端側に位置する概略矩形形状の永久磁石8a,8cと併せて4個の永久磁石を有する回転子鉄心の構造を例示するものである。
図14は、磁石挿入穴に生ずる最大応力を従来、実施の形態1および実施の形態5の間で比較して示した図である。図14において、従来例および実施の形態1とあるのは図7に示したものと同一である。
図14に示すように、従来例の最大応力を“1”とすれば、実施の形態5の最大応力は0.45であり、従来例に比して55%の低減効果がある。また、実施の形態1に比しても20%弱(1−(0.45/0.55)≒0.19)の低減効果がある。したがって、実施の形態5の回転子によれば、遠心力に対する強度を保持しつつ、漏れ磁束発生の更なる抑制効果が得られる。
なお、実施の形態5では、中央部に位置する永久磁石を2分割した永久磁石8h,8iとして図13に示すような概略矩形形状のものを例示したが、図15に永久磁石8j,8kとして示すように、両端部に位置する永久磁石側の接触面をテーパ形状にした概略台形形状としても構わないし、また、図11のように他の接触面もテーパ形状にした概略台形形状としても構わない。
また、実施の形態5では、両端部に位置する永久磁石8a,8cとして図13に示すような概略矩形形状のものを例示したが、図16に永久磁石8l,8mとして示すように、両端部に位置する永久磁石も概略台形形状としても構わない。
また、実施の形態5では、中央部に位置する永久磁石を2分割した1極あたり4個の永久磁石を有する回転子鉄心の構成を例示したが、両端部に位置する永久磁石のサイズを変更することも無論可能である。
また、実施の形態5では、1極あたり4個の永久磁石を有する回転子鉄心の構成を例示したが、1極あたり5個以上の永久磁石を有する構成とすることも無論可能である。
実施の形態6.
図17は、本発明の実施の形態6にかかる回転子鉄心の構造を示す模式断面図である。実施の形態1では、磁石挿入穴7a〜7cとして、例えば図3,4に示すように、永久磁石8a〜8cをそれぞれの磁石挿入穴7a〜7cに挿入した場合に、両端部に位置する2個の磁石挿入穴(図3,4の例では、磁石挿入穴7a,7c)の両側面部のみならず、中央部に位置する磁石挿入穴(図3,4の例では、磁石挿入穴7b)の両側面部にも空洞部が形成されるものを例示した。一方、実施の形態6では、図17に示すように、両端部に位置する2個の磁石挿入穴7a,7cの両側面部のみに空洞部が形成されるものを例示している。
実施の形態4では、両端部に位置する永久磁石よりも中央部に位置する永久磁石の方が遠心力の影響が大きく現れることについて説明し、中央部に位置する永久磁石の形状を概略台形形状にする一例を例示した(図11参照)。一方、この実施の形態では、上述のように、両端部に位置する2個の磁石挿入穴7a,7cの両側面部のみに空洞部が形成されるようにし、中央部に位置する磁石挿入穴7bの両側面部には空洞部が形成されない構成を採用している。
空洞部を設けない場合、永久磁石と磁石挿入穴との接触面積が増えるので、永久磁石保持力が増大するという効果が得られる。その一方で、永久磁石8a,8b間に形成されるブリッジ部10aおよび永久磁石8b,8c間に形成されるブリッジ部10bが広くなり、ブリッジ部10a,10b間を通過する漏れ磁束が増大することの懸念がある。しかしながら、図17の構成において、両端部に位置する2個の磁石挿入穴7a,7cに形成される空洞部のうち、中央部側の側面部に形成される空洞部9a2,9c1を、図4のものと比べて大きく形成すれば、ブリッジ部10a,10bの幅を小さくすることができるので、漏れ磁束の増大を抑制することが可能となる。
なお、本実施の形態では、両端部に位置する2個の磁石挿入穴7a,7cの両側面部のみに空洞部が形成される構成を実施の形態1の回転子鉄心に適用する場合の一例を示したが、実施の形態2〜5に示す回転子鉄心に適用することも可能であり、本実施の形態と同様な効果が得られる。
実施の形態7.
図18は、本発明の実施の形態7にかかる回転子鉄心の構造を示す模式断面図である。本実施の形態では、図18に示すように、両端部に位置する磁石挿入穴7a,7cと、これら磁石挿入穴7a,7cに挿入される永久磁石8a,8cとの間に、それぞれスペーサ21a,21cを設けて保持することとしている。なお、スペーサ21a,21cとしては、回転子鉄心での磁界の影響を小さくするため、非磁性材料であることが好ましい。
実施の形態4,6において、遠心力の影響は、両端部に位置する永久磁石よりも中央部に位置する永久磁石の方が大きく現れると説明した。その一方で、永久磁石8a〜8cを配置する概略U字状の磁石挿入穴7a〜7cを結ぶ曲線の曲率が大きい場合(曲率半径が小さい場合)、両端部の永久磁石である永久磁石8a,8cでは、着磁方向(磁石長手方向に直交する方向)と遠心力の方向との差異が大きくなり、永久磁石8a,8cには、横向き(長手方向)の力が働くことになる。なお、中央部の永久磁石である永久磁石8bでは、着磁方向と遠心力の方向とは略一致するため、永久磁石8bに働く横向きの力は小さい。
図18に示すように、磁石挿入穴7a,7cと永久磁石8a,8cとの間に、それぞれスペーサ21a,21cを設けるようにすれば、永久磁石8a,8cとスペーサ21a,21cとの摩擦力にて長手方向に働く遠心力を抑えることができるので、永久磁石の保持が容易となる。
実施の形態8.
図19は、本発明の実施の形態8にかかる回転子鉄心の構造を示す模式断面図である。図19において、永久磁石8a〜8cに付した片方向の矢印線は、それぞれの着磁方向を示しており、中央部にある永久磁石8bの着磁方向の厚み31bは、両側面側にある永久磁石8a,8cにおける着磁方向の厚み31a,31cよりも小さく(薄く)なっている。ここで、固定子2からの磁束(図示せず)が大きい場合、回転子表面に近い側面の永久磁石の端部に磁束が鎖交する。また、永久磁石の着磁方向の厚みが小さいほど固定子からの磁束の磁気抵抗が小さくなるために永久磁石が減磁しやすい。ところが、永久磁石9bのように回転子表面からの距離が遠い場合、固定子2からの磁束が届きにくくなる。このため、中央部にある永久磁石9bは減磁しにくく、永久磁石9bの着磁方向の厚みを小さく(薄く)することが可能となる。
なお、中央部にある永久磁石9bの着磁方向の厚みを薄くせずに、両側面部にある永久磁石9a,9cよりも保磁力の小さい永久磁石にしてもよい。一般的に、永久磁石保磁力を高めるほど残留磁束密度が小さくなり、保磁力を小さくすれば残留磁束密度を大きくすることができる。このため、実施の形態8による磁石構造を採用すれば、回転子の軸方向短縮による軽量化が可能である。また、永久磁石の単価は、保磁力が小さいほど安価な傾向にあるため、回転子の低コスト化、ひいては回転電機の低コスト化が可能となる。
実施の形態9.
図20,21は、本発明の実施の形態9にかかる永久磁石の軸方向断面図であり、図20は、両側面側にある永久磁石8a,8cにおける回転子軸方向の断面構造を示し、図21は、中央部側にある永久磁石8bの回転子軸方向の断面構造を示している。両側面側にある永久磁石8a,8cの磁石分割数は、図20に示すように、例えば10個であり、中央部側にある永久磁石8bの磁石分割数は、図21に示すように、例えば5個である。この差異は、永久磁石の渦電流損に関係しており、磁石分割数を増やすことにより永久磁石の渦電流損が小さくなるという性質を利用するためである。
より詳細に説明すると、固定子磁束によって発生する永久磁石の渦電流損は回転子表面に近い永久磁石8a,8cの方が大きいため、磁石分割数を増やすことが必要であるが、永久磁石8bのように回転子表面から遠い位置に配置されている永久磁石8bでは、固定子磁束による磁石渦電流損が小さくなるため、磁石分割数を小さくすることができ、低コスト化が可能となる。
また,磁石分割数の異なる永久磁石を配置する場合、永久磁石8a(8)の磁石形状と、永久磁石8bの磁石形状とを図19に示すように異ならせておくのが好ましい。磁石分割数の少ない永久磁石を両側面部側に挿入してしまった場合、渦電流損が大きくなってしまう可能性がある。一方、図19に示すようにが、永久磁石8a(8c)と永久磁石8bの大きさを異ならせた場合、これらを間違えて挿入する可能性がなくなるため、歩留まりの向上を図ることができるという効果がある。
以上のように、本発明は、遠心力に対する強度を保持しつつ、漏れ磁束の発生を効果的に抑制した永久磁石型回転電機およびその回転子として有用である。
1 永久磁石型電動機
2 固定子
3 固定子鉄心
3a スロット
3b ティース
4 固定子コイル
5 回転子
6 回転子鉄心
7,7a〜7c 磁石挿入穴
8,8a〜8m,8a',8c',16,16a〜16c 永久磁石
9,9a1,9a2,9b1,9b2,9c1,9c2 空洞部
10a,10b,11a,11b ブリッジ部
12 漏れ磁束
13 磁束
14 接触面
15 コアバック部
18 回転空隙
21a,21c スペーサ
31a〜31c 着磁方向の厚み

Claims (13)

  1. スロットの内部に固定子コイルを収納してなる固定子と、
    前記固定子に回転空隙を介して回転可能に配置される回転子鉄心を有し、この回転子鉄心の内部に1極あたり3個以上の永久磁石が埋め込まれる回転子と、
    を備え、
    前記回転子鉄心には、前記永久磁石を埋め込む磁石挿入穴が回転子の外周面に向かって概略U字状に並べて設けられ、前記各磁石挿入穴に埋め込まれた永久磁石のうち、少なくとも前記回転子鉄心の最外周部側に位置する1極あたり2個の永久磁石の両側面部には空洞部が形成されることを特徴とする永久磁石型回転電機。
  2. 前記回転子鉄心の中央部側に位置する永久磁石の両側面部にも空洞部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の永久磁石型回転電機。
  3. 前記回転子鉄心は、前記回転子の外周面に向かって収束するような方向に着磁された第1の永久磁石の組と、前記回転子の中心部に向かって同心円状に広がる方向に着磁された第2の永久磁石の組と、が交互に配列されることを特徴とする請求項2に記載の永久磁石型回転電機。
  4. 前記磁石挿入穴の大きさは、前記回転子鉄心の最外周部側に位置する磁石挿入穴の方が、他の磁石挿入穴よりも大きいことを特徴とする請求項2に記載の永久磁石型回転電機。
  5. 前記回転子鉄心の最外周部側に位置する1極あたり2個の磁石挿入穴において、
    これらの磁石挿入穴に永久磁石を埋め込んだときに形成される空洞部の大きさは、外周部側に形成される空洞部の方が、中心部側に形成される空洞部よりも大きいことを特徴とする請求項2に記載の永久磁石型回転電機。
  6. 前記回転子鉄心の最外周部側に位置する1極あたり2個の永久磁石における外周面側の角部が面取りされていることを特徴とする請求項2に記載の永久磁石型回転電機。
  7. 前記磁石挿入穴と前記永久磁石との接触面の一部が粗面処理されていることを特徴とする請求項2に記載の永久磁石型回転電機。
  8. 前記永久磁石は、前記磁石挿入穴との接触面が前記回転子鉄心の中心部に向かって幅広となるテーパ形状であることを特徴とする請求項2に記載の永久磁石型回転電機。
  9. 前記回転子鉄心の最外周部側に位置する1極あたり2個の永久磁石は、非磁性部材のスペーサにて固定されていることを特徴とする請求項2に記載の永久磁石型回転電機。
  10. 前記回転子鉄心の中央部側に位置する永久磁石は、前記回転子鉄心の最外周部側に位置する永久磁石よりも磁化方向の厚さが薄いことを特徴とする請求項2に記載の永久磁石型回転電機。
  11. 前記回転子鉄心の中央部側に位置する永久磁石は、前記回転子鉄心の最外周部側に位置する永久磁石よりも保持力が小さいことを特徴とする請求項2または10に記載の永久磁石型回転電機。
  12. 前記各永久磁石を前記回転子の軸方向に分割することを特徴とする請求項2に記載の永久磁石型回転電機。
  13. 前記回転子鉄心の中央部側に位置する永久磁石の分割数は、前記回転子鉄心の最外周部側に位置する永久磁石の分割数よりも小さいことを特徴とする請求項12に記載の永久磁石型回転電機。
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