JP5554442B2 - 鉄道車両駆動システム - Google Patents

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Description

本発明は、車両用電動機などの回転電機に係り、特に、回転子の内部に永久磁石を配置した永久磁石型回転電機における回転子の構造に関する。
回転子の内部に永久磁石を配置した回転電機の一つに、永久磁石を内蔵した電動機(永久磁石型電動機)がある。この永久磁石型電動機は、各種の分野で広く使用されている誘導電動機と比較して、回転子に内蔵された永久磁石による磁束が確立しているので励磁電流が不要であることや、誘導電動機のように回転子導体に電流が流れないため、二次銅損が発生しないことなどから、高効率な電動機として知られている。鉄道車両には、従来から誘導電動機が使用されてきたが、近年、効率の向上、小型高出力化、冷却構造の簡素化を図るために永久磁石型同期電動機の適用が検討されている。
なお、永久磁石型電動機には、回転子の表面に永久磁石を張り付けた表面磁石構造の電動機(SPMモータ:Surface Permanent Magnet Motor)と、回転子の内部に永久磁石を埋め込んだ埋込磁石構造の電動機(IPMモータ:Interior Permanent Magnet Motor)とに大別される。ところが、車両用電動機は毎分数千回転で回転するため、高速回転時における永久磁石の耐遠心力強度を確保する必要がある。このため、車両用電動機としては、専らIPMモータに限定されるといってもよい。
従来、車両用電動機を駆動するためのインバータでは、珪素(Si)をベースとして形成されたスイッチング素子(以下「Si素子」という)が一般的に用いられていた。このため、IPMモータとインバータを含めた総合効率を向上させるためには、IPMモータに流れる電流(モータ電流)を低減する必要があり、所要のモータ出力を確保する上で、IPMモータの出力電圧は高くする必要があった。例えば、下記特許文献1では、IPMモータの最大回転数において、IPMモータの無負荷誘起電圧が架線電圧以上となっている。
また、特許文献2では、回転子の磁石を1極あたり2個、V字型に配置したIPMモータで、V字型の中央部に冷却用の伝熱部材が入った形状が開示されている。
特開2008−79418号公報 特開2011−259691号公報
上記のように従来の車両用電動機(IPMモータ)では、無負荷誘起電圧が架線電圧以上となっていた。このため、例えばIPMモータの端子間に架線電圧以上の誘起電圧が生じているときにインバータが故障した場合には、IPMモータから架線側に流れようとする電流の制御が必要となり、部品点数が増加し、制御が複雑になるという課題があった。なお、無負荷誘起電圧を架線電圧以下にすることは、例えばIPMモータの固定子巻線のターン数を減らしたり、固定子巻線の並列回路数を増やしたりすることにより対応できる。しかしながら、この手法では、IPMモータの抵抗値やインダクタンスが小さくなり、IPMモータの固定子に高調波電流が重畳しやすくなり、IPMモータの鉄損が増加するという別の課題が生じ、IPMモータとインバータなどの駆動回路を含めた総合効率の向上に対する制約となっていた。
また、上記特許文献2に示すような伝熱部材の配置では、リラクタンストルクの磁路を妨げる位置にあるため、リラクタンストルクが低下してしまうという課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、永久磁石の量を削減しつつ、リラクタンストルクの低下を抑止し、インバータなどの駆動回路を含めた総合効率の向上を可能とする鉄道車両駆動システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、永久磁石型電動機と、ワイドバンドギャップ半導体によるスイッチング素子を具備し前記永久磁石型電動機を駆動するするインバータと、前記インバータを制御する制御部と、を備えた鉄道車両駆動システムであって、前記永久磁石型電動機を構成する回転子鉄心の内部には、1極あたり複数個の永久磁石を埋め込む磁石挿入穴が回転子の中心に向かって凸型に並べて設けられ、前記複数個の永久磁石からなる一つの極の永久磁石群では、前記永久磁石が埋め込まれた一の磁石挿入穴と隣接する磁石挿入穴との間もしくは、当該一の磁石挿入穴と前記回転子鉄心の外周部との間には前記回転子鉄心の軸方向に貫通する通風孔が設けられ、前記制御部は、前記永久磁石型電動機の最大回転数までの全制御領域において、目標電流を一定として前記インバータを制御することを特徴とする。
この発明によれば、通風孔が磁路に沿い、かつ磁石に隣接して配置されるため、リラクタンストルクの磁路を妨げることなく永久磁石を冷却することができるという効果を奏する。また、インバータにワイドギャップ半導体を用いているため、インバータなどの駆動回路を含めた総合効率を向上することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る永久磁石型回転電機の一例である永久磁石型電動機の軸方向断面図である。 図2は、図1に示した永久磁石型電動機におけるA−A線矢視断面図である。 図3は、リラクタンストルクによる磁路を図2の断面図上に示した部分断面図である。 図4は、永久磁石型電動機の回転数と無負荷誘起電圧との関係を示すシミュレーション結果を示す図である。 図5は、電動機制御の新たな制御手法を従来手法と比較して説明する図である。 図6は、本発明の新手法を実行する車両駆動システムの一構成例を示す図である。 図7は、実施の形態2における回転子構造を説明するための部分断面図である。 図8は、実施の形態2における通風孔の配置位置を説明する図である。 図9は、実施の形態3における回転子構造を説明するための部分断面図である。 図10は、実施の形態3における通風孔の配置位置を説明する図である。
以下に添付図面を参照し、本発明の実施の形態に係る永久磁石型回転電機および車両駆動システムについて説明する。なお、以下に示す実施の形態により本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る永久磁石型回転電機の一例である永久磁石型電動機1の軸方向断面図である。図1において、回転軸駆動側部51aは、例えば鉄道車両用の場合、継手(図示せず)および減速歯車(図示せず)を介して鉄道車両の車軸(図示せず)に連結され、車軸に取り付けられた車輪(図示せず)を駆動して車両を走行させるように構成される。
回転軸51に一体化された回転子鉄心6を有して構成される回転子5には、回転軸51の軸方向に貫通した複数個の通風孔7が形成されている。冷却用ファン52は、吸気口53を介して取り込んだ冷却風58を通風孔7に通過させた後に排気口56を介して排出できるように回転軸駆動側部51aに装架されている。
フレーム54の機内側には、固定子鉄心3が回転子鉄心6と対向するように配置され、この固定子鉄心3には、固定子巻線4が装着されている。なお、固定子2は、固定子鉄心3と固定子巻線4とで構成される。
つぎに、固定子2および回転子5の構造について図2を参照して説明する。図2は、図1に示した永久磁石型電動機におけるA−A線矢視断面図である。
固定子鉄心3は円筒形状を成し、内周部側に、例えば36個のスロット3aを等角ピッチで、且つ、間欠的に形成することによって36個のティース3bが形成されている。スロット3aには、固定子巻線4が、ティース3bの所定数個分を内部に含むように例えば分布巻で巻装されて収納される。
回転子5は、例えば所定枚数の磁性鋼板を積層および一体化して作製され、外周面が円筒面を成し、2個の磁石挿入穴9と1個の通風孔7を1組とし、これら1組が等角ピッチで6組(即ち、全部で12個の磁石挿入穴9と6個の通風孔7)配列されるように形成された回転子鉄心6と、各磁石挿入穴9内にそれぞれ収納された永久磁石9aと、を備え、固定子2に対し回転空隙18を介して回転可能となるように配置されている。なお、磁石挿入穴9内に永久磁石9aを埋め込んだとき、永久磁石9aの両側面部には空洞部9bが形成される。
2個の磁石挿入穴9と1個の通風孔7による1組は、回転子鉄心6の外周面(外周方向)に向かって開くように(別言すれば、回転子中心に向かって凸型になるように)概略U字形状に配置(形成)されている。これらの1組では、外周側の両端部に磁石挿入穴9が位置し、中央部(回転軸51側)に通風孔7が位置する。永久磁石9aは、矢印で示す着磁方向(磁束の向き)が隣接する組との間で交互になるように配置される。すなわち、実施の形態1の永久磁石型電動機1における回転子5では、永久磁石9aによる着磁方向が回転子5の外周面に向かって収束する方向に着磁された永久磁石群と、回転子5の中心部に向かって発散する方向に着磁された永久磁石群と、が交互に配列されるように構成されている。
なお、図2では、永久磁石群による着磁方向を上記のように構成したのは、固定子コイルの誘起電圧を正弦波状にするためであり、固定子コイルの誘起電圧を正弦波状にする必要のない用途では、この限りではない。すなわち回転子5の外周面に向かう方向または回転子5の中心部に向かう方向に着磁された各永久磁石群の各着磁方向が平行であっても構わない。
また、図2では、36個のスロット3aが固定子2の周方向に等角ピッチで配列され、6組の永久磁石群を成す12個の永久磁石9aが回転子鉄心6の周方向に埋め込まれ、さらに1個の通風孔7を一の磁石挿入穴9と他の磁石挿入穴9との間に設けることで、2個の永久磁石9aと1個の通風孔7を1組とする永久磁石群を6組有する永久磁石型電動機を一例として示しているが、電動機の極数やスロットの数および永久磁石の数、通風孔の数等は、図1の構成に限定されるものではなく、所定数の選択が可能である。
なお、磁石挿入穴9に埋め込まれる永久磁石9aとしては、例えばレアアースと称される元素の一つであるネオジム(Nd)を主成分とする永久磁石が好適である。
つぎに、永久磁石型電動機におけるトルク発生原理について説明する。永久磁石型電動機では、永久磁石で作る磁束と固定子巻線4で作る磁束との相互作用によるトルク(所謂、マグネットトルク)と、回転子5の表面の鉄心部分と固定子巻線4で作る磁束との相互作用によるトルク(所謂、リラクタンストルク)の2種類がある。ここで、実施の形態1の永久磁石型電動機におけるリラクタンストルクの磁路を図3に示す。この図3に示すように、リラクタンストルクの磁路15は、回転子鉄心6の内部にある2個の永久磁石9aと1個の通風孔7の形状(U字形状)に沿った経路でトルクを発生する。
通風孔7は、回転子鉄心6を冷却する目的で設けた孔であり、上述のように回転子5の周辺部に設けた冷却用ファン52によって通風孔7に冷却風を通流させることで冷却を実現する。それ故、リラクタンストルクの磁路15を阻害しない位置に通風孔7を設けることにより、リラクタンストルクの有効利用が可能になる。また、回転子鉄心6を冷却することにより磁石挿入穴9に埋め込んだ永久磁石9aの冷却も可能となる。
なお、図2および図3では、通風孔7の断面を矩形形状に形成しているが、この形状に限定されるものではない。例えば、製作容易性の観点から断面を円形形状に形成してもよい。
つぎに、永久磁石9aおよび通風孔7を図3に示すような配置構成にしたことによる効果について図4を参照して説明する。図4は、永久磁石型電動機の回転数と無負荷誘起電圧との関係を示すシミュレーション結果である。図4において、白四角で示す波形は、U字形状の側面部(外周側の両端部)に位置する2つの磁石挿入穴9に永久磁石9aを入れた場合の無負荷誘起電圧のシミュレーション値であり、黒三角で示す波形は、通風孔7の位置にも永久磁石を入れた場合の無負荷誘起電圧のシミュレーション値である。なお、縦軸に示す数値は、無負荷誘起電圧を架線電圧で規格化した値を示している。また、このシミュレーションでは、固定子巻線等の条件は同一としている。
図4に示すように、3個の永久磁石を埋め込んだ場合には、高速回転域(図4の例では、3500[r/min]以上の回転域)において、無負荷誘起電圧が架線電圧以上になっていることが分かる。このような場合、固定子巻線4のターン数を減らせば、高速回転域の無負荷誘起電圧を架線電圧に近づけることができる。しかしながら、車両用電動機では、必要トルクとスイッチング素子の電流上限値とによって無負荷誘起電圧の下限値が決定されるため、従来のSi素子を用いたインバータ(Siインバータ)の場合には、電流上限値が小さいため無負荷誘起電圧の最大値が、架線電圧以上となってしまうことは必然である。
一方、炭化珪素(SiC)や窒化ガリウム(GaN)などに代表されるワイドギャップ半導体素子を用いた場合、インバータのスイッチング素子で発生する損失が小さいため、スイッチング素子に通電可能な電流は、Si素子に比して2倍以上となる。そのため、2個の永久磁石を埋め込んだ場合のように高速回転域の無負荷誘起電圧が架線電圧よりも小さい場合でも(図4参照)、スイッチング素子に通電する電流を増加させることで必要トルクの発生が可能となる。
したがって、インバータのスイッチング素子として炭化珪素(SiC)のようなワイドギャップ半導体素子を用いた場合、ネオジム(Nd)を主成分とする永久磁石9aの個数を従来のものよりも2/3個に低減することができる。これにより、永久磁石型電動機の低コスト化を図ることができる。また、回転子5の内部で発生する磁束を減らすことができるので、電動機損失の主因である鉄損の低減も可能となる。
また、車両用電動機で使用される永久磁石は、磁石の耐高温性能を向上させるため、ネオジム(Nd)に加えてジスプロシウム(Dy)や、テルビウム(Tb)などのネオジム(Nd)よりも更に希少価値の高い元素材料を添加することが行われる。このため、車両用電動機で使用される永久磁石は、材料コストが非常に高くなる。一方、本実施の形態にて開示した技術、即ち、U字形状の側面部のみに2個の永久磁石を配置する技術を採用すれば、回転子5の冷却性能を高めることができるので、永久磁石の耐高温性能のスペックを下げることができ、磁石コストの更なる低減が可能となる。
なお、架線電圧は、その中心値の±20%(例えば1500V架線であれば1200〜1800V)の範囲内で変動する。このため、無負荷誘起電圧の上限値を架線電圧の0.8倍以下に設定しておけば、架線電圧が変動した場合であっても、架線電圧が無負荷誘起電圧の上限値を超えることなく、特別な制御を行うことなく、電動機の最大回転数まで動作させることが可能となる。
また、無負荷誘起電圧を架線電圧以下にすることができれば、車両用電動機における全速度域に渡ってPWM制御のみで制御可能となる。この点について、図5を参照して説明する。
図5は、電動機制御の新たな制御手法を従来手法と比較して説明する図である。図5において、太実線で示す波形は新手法を用いた場合の目標電流(電動機に対する目標電流、以下同じ)であり、太破線で示す波形は新手法を用いた場合の目標電圧(電動機に対する目標電圧、以下同じ)である。一方、一点鎖線で示す波形は従来手法を用いた場合の目標電流であり、二点鎖線で示す波形は従来手法を用いた場合の目標電圧である。
従来手法による電動機制御では、図5に示すように、電動機の回転数がある所定値までは目標電流を一定とし、且つ、目標電圧を回転数に応じて比例的に上昇させるPWM制御モードにて制御を行うが、回転数が所定値以上では、同期パルスモードなどの複数パルスモードの間においては目標電圧を一定に制御する制御モード(非PWM制御モード)にて制御を行っていた。このような非PWM制御モードにて制御を行う理由の一つに前述した無負荷誘起電圧の問題があった。
一方、例えばインバータのスイッチング素子として炭化珪素(SiC)、窒化ガリウム(GaN)などのワイドギャップ半導体素子を用いた場合では、Si素子の2倍以上の電流を流すことができるので、図5に示す新手法を採用することができる。この新手法では、電動機の最大回転数までの領域(全制御領域)において、目標電流を一定とし、且つ、目標電圧を回転数に応じて比例的に増加させるPWM制御モードにて制御を行う。目標電圧は従来手法に比して小さいが、目標電圧を従来手法に比して大きな値としているので、従来と同等(もしくは同等以上)の所要トルクの確保が可能となっている。なお、この新手法を採用すれば、例えば高速惰行時であっても回生ブレーキの使用が可能となるので、回生エネルギーを有効に活用することができて消費電力量の削減が可能になるのと共に、機械ブレーキの使用頻度を抑制することで機械ブレーキの摩耗を抑制することができ、機械ブレーキの寿命の延伸化が可能となる。
図6は、上述した新手法を実行する車両駆動システムの一構成例を示す図である。この車両駆動システム61は、図6に示すように、少なくとも遮断器、フィルタコンデンサ、フィルタリアクトルを含む入力回路62、スイッチング素子64a,65a,66a,64b,65b,66bを具備し、電気車を駆動するための少なくとも1台以上の電動機68を接続してなるインバータ63、およびインバータ63に具備されるスイッチング素子64a,65a,66a,64b,65b,66bをPWM制御するためのPWM信号U,V,W,X,Y,Zをそれぞれ生成して出力する制御部67を備えて構成される。なお、インバータ63に接続される電動機68としては、上述した永久磁石型電動機1を用いるのが好適である。
また、図6において、入力回路62の一端は集電装置71を介して架線70に接続され、他端は車輪73を介して大地電位であるレール72に接続されている。架線70から供給される直流電力または交流電力は、集電装置71を介して入力回路62の一端に入力されるとともに、入力回路62の出力端に生じた電力(直流電圧)がインバータ63に入力(印加)される。なお、図6では、架線70を直流架線として示しているが、架線70が交流架線であっても構わない。交流架線の場合、細部の設計事項は除き、入力回路62の前段に変圧器を設ける構成とすればよい。
インバータ63は、スイッチング素子64a,65a,66aで構成される正側アーム(例えばU相では64a)と、スイッチング素子64b,65b,66bで構成される負側アーム(例えばU相では64b)とがそれぞれ直列に接続されたレグを有している。すなわち、インバータ63には、3組(U相分、V相分、W相分)のレグを有する三相ブリッジ回路が構成されている。ここで、スイッチング素子64a,65a,66a,64b,65b,66bとしては、ワイドバンドギャップ半導体(SiC、GaN等)を用いたスイッチング素子を用いる。なお、図6の例では、レグ数が3(3相)である場合の構成例を示しているが、このレグ数に限定されるものではない。
インバータ63は、制御部67から出力されるスイッチング信号(PWM信号)U,V,W,X,Y,Zに基づいてスイッチング素子64a,65a,66a,64b,65b,66bをPWM制御することにより、入力回路62から入力された直流電圧を任意周波数および任意電圧の交流電圧に変換して出力する。ここで、スイッチング信号U,V,Wは、それぞれスイッチング素子64a,65a,66a(即ち正側アームのスイッチング素子)をPWM制御するための制御信号であり、同様に、スイッチング信号X,Y,Zは、それぞれスイッチング素子64b,65b,66b(即ち負側アームのスイッチング素子)をPWM制御するための制御信号である。なお、PWM制御を行うための制御部67の構成や、架線70からの電力を取り込んでインバータ63に供給する入力回路62の構成は公知であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
実施の形態2.
図7は、実施の形態2における回転子構造を説明するための部分断面図である。実施の形態2では、図7に示すように、1極あたり3つの磁石挿入穴10a1〜10a3と、2つの通風孔11a1,11a2を設ける構造であり、中央部の磁石挿入穴10a1には永久磁石12a1が埋め込まれ、両端部の磁石挿入穴10a2,10a3には永久磁石12a2,12a3が埋め込まれている。埋め込まれた永久磁石の間、具体的には、永久磁石12a1と永久磁石12a2との間および永久磁石12a1と永久磁石12a3との間には、回転子鉄心6および永久磁石12a1〜12a3を冷却するための通風孔11a1,11a2が設けられている。なお、漏れ磁束低減のため、永久磁石を埋め込んだ後の両端部に漏れ磁束防止用の穴が形成されるように磁石挿入穴の大きさを永久磁石よりも大きくしていることは実施の形態1と同様である。
ここで、通風孔11a1,11a2については、実施の形態1で説明したのと同様に、リラクタンストルクの磁路15を妨げることのない位置に設けることが望ましい。そのため、実施の形態1と同様に、永久磁石12a1,12a2,12a3を結ぶU字形状の曲線内に通風孔11a1,11a2が位置するように設けるようにしている。なお、通風孔11a1,11a2の位置をより定量的に特定するとするならば、例えば図8に示すような配置とすればよい。
図8において、一の極の永久磁石群の中央部に位置する永久磁石12a1(もしくは磁石挿入穴10a1)の長手方向を延長した方向をL1とし、永久磁石群の両端部(最外周部)の一方側に位置する永久磁石12a2(もしくは磁石挿入穴10a2)の長手方向を延長した方向をL2とし、通風孔11a1の長手方向を延長した方向をL3とする。このとき、方向L3と方向L1とのなす角が方向L2と方向L1とのなす角の概略1/2となるように通風孔11a1を配置する。通風孔11a2についても同様であり、永久磁石12a1(もしくは磁石挿入穴10a1)と永久磁石12a3(もしくは磁石挿入穴10a3)との関係で位置決めすることができる。このような配置とすることにより、リラクタンストルクの磁路を阻害しない位置に通風孔11a1,11a2を設けることができ、リラクタンストルクの有効利用を図ることができる。
実施の形態3.
図9は、実施の形態3における回転子構造を説明するための部分断面図である。実施の形態3は、図9に示すように、1極あたり2つの磁石挿入穴20a1,20a2と、3つの通風孔21a1〜21a3を設ける構造であり、中央部の通風孔21a1の右側に位置する磁石挿入穴20a1には永久磁石22a1が埋め込まれ、中央部の通風孔21a1の左側に位置する磁石挿入穴20a2には永久磁石22a2が埋め込まれている。また、永久磁石22a1と永久磁石22a2との間ならびに、永久磁石22a1と回転子鉄心6の外周部との間および永久磁石22a2と回転子6の外周部との間には、回転子鉄心6および永久磁石22a1,22a2を冷却するための通風孔21a1〜21a3が設けられている。なお、漏れ磁束低減のため、永久磁石を埋め込んだ後の両端部に漏れ磁束防止用の穴が形成されるように磁石挿入穴の大きさを永久磁石よりも大きくしている点については、実施の形態1,2と同様である。
ここで、通風孔21a1〜21a3については、実施の形態1,2で説明したのと同様に、リラクタンストルクの磁路15を妨げることのない位置に設けることが望ましい。そのため、実施の形態1,2と同様に、永久磁石22a1,22a2を結ぶU字形状の曲線内および、このU字形状の曲線を回転子6の外周部に延長した曲線内に通風孔21a1〜21a3が位置するように設けるようにしている。なお、永久磁石22a1,22a2および通風孔21a1〜21a3の位置をより定量的に特定するとするならば、例えば図10に示すような配置とすればよい。
図10において、通風孔21a1〜21a3からなる通風孔群、すなわち一の極の通風孔群の中央部に位置する通風孔21a1の長手方向を延長した方向をK1とし、通風孔群の両端部(最外周部)の一方側に位置する通風孔21a2の長手方向を延長した方向をK2とし、永久磁石22a1の長手方向を延長した方向をK3とする。このとき、方向K3と方向K1とのなす角が方向K2と方向K1とのなす角の概略1/2となるように永久磁石22a1を挿入する磁石挿入穴20a1を配置する。永久磁石22a2についても同様であり、通風孔21a1と通風孔21a3との関係で位置決めすることができる。このような配置とすることにより、リラクタンストルクの磁路を阻害しない位置に通風孔21a1〜21a3および磁石挿入穴20a1,20a2を設けることができ、リラクタンストルクの有効利用を図ることができる。
以上、実施の形態1〜3に係る回転子構造について説明したが、実施の形態1〜3を説明する各図面を参照すると、1極あたりの永久磁石(磁石挿入穴)と通風孔との間には、以下の関係が見られる。
(1)外周部には、永久磁石が配置されていても、通風孔が配置されていてもよい。
(2)外周部側に位置する永久磁石を除き、永久磁石の両側には通風孔が設けられる。
(3)永久磁石および通風孔の数は奇数であっても偶数であってもよい。
(4)永久磁石の数よりも通風孔の数が多くてもよいし、この逆であってもよい。
(5)永久磁石の数と通風孔の数の和は奇数である。
なお、上記(5)項は本願発明の本質的な点であり、便宜的な意味での特徴ではない。例えば、図3において、中央部に位置する通風孔7を2分割で構成すれば、永久磁石の数と通風孔の数の和は偶数になるがこのような数え方は、本質的ではない。通風孔7としての機能に鑑みれば、通風孔7の数は1である。この点は、永久磁石についても同様である。
以上のように、実施の形態1〜3の永久磁石型回転電機では、回転子鉄心には複数個の永久磁石を埋め込む磁石挿入穴を回転子の外周面に向かって概略U字形状に並べて設け、一つの極の永久磁石群における永久磁石が埋め込まれた一の磁石挿入穴と隣接する磁石挿入穴との間もしくは当該一の磁石挿入穴と回転子鉄心の外周部との間に回転子鉄心の軸方向に貫通し、且つ、磁石挿入穴と共に概略U字形状を成す位置に通風孔を配置する構成とした。このような構成は、ワイドバンドギャップ半導体をベースとするスイッチング素子により構成されるインバータにて永久磁石型回転電機を駆動することに少なからぬ要因がある。
すなわち、インバータにワイドギャップ半導体を用いているため、上述した新手法にて永久磁石型回転電機を駆動することができる。その結果、永久磁石の量を削減することができるので、削減したスペースに冷却用の通風孔を設けることが可能となる。また、上述の構成により、リラクタンストルクの磁路を妨げることなく冷却用の通風孔を設けることが可能となる。これにより、永久磁石の量を削減しつつ、リラクタンストルクの低下を抑止することが可能となる。
また、実施の形態1〜3の永久磁石型回転電機では、永久磁石の量を削減したスペースに冷却用の通風孔を設けることができるので、永久磁石の冷却性能を向上することが可能となる。その結果、回転子の冷却性能、ひいては、回転電機の性能低下を抑制することができ、インバータなどの駆動回路を含めた総合効率の更なる向上に寄与することが可能となる。
また、実施の形態1〜3の永久磁石型回転電機によれば、回転子の冷却性能向上により永久磁石の耐高温性能のスペックを従来のものよりも下げることができるので、永久磁石のコストを下げることができるという効果が得られる。
また、実施の形態1〜3の永久磁石型回転電機によれば、通風孔を磁石挿入穴と共に概略U字形状を成す位置に配置する構成とした。このような通風孔の配置位置は、リラクタンストルクの磁路を妨げず、且つ、マグネットトルクの磁路を妨げる位置でもない。例えば、図3において、通風孔7の位置が回転子鉄心6の外周側にある場合、永久磁石9a,9aから固定子鉄心3に向かう磁路の妨げになる。一方、実施の形態1〜3の構成では、回転子鉄心6の外周部から中心軸側の位置に設けられるので、マグネットトルクの低下をも抑止できるという効果がある。
以上のように、本発明に係る鉄道車両駆動システムは、永久磁石の量を削減しつつ、リラクタンストルクの低下を抑止できる発明として有用である。
1 永久磁石型電動機、2 固定子、3 固定子鉄心、3a スロット、3b ティース、4 固定子巻線、5 回転子、6 回転子鉄心、7,11a1,11a2 通風孔、9,10a1,10a2,10a3 磁石挿入穴、9a,12a1,12a2,12a3 永久磁石、9b 空洞部、15 磁路、18 回転空隙、51 回転軸、51a 回転軸駆動側部、52 冷却用ファン、53 吸気口、54 フレーム、56 排気口、58 冷却風。

Claims (10)

  1. 永久磁石型電動機と、ワイドバンドギャップ半導体によるスイッチング素子を具備し前記永久磁石型電動機を駆動するするインバータと、前記インバータを制御する制御部と、を備えた鉄道車両駆動システムであって、
    前記永久磁石型電動機を構成する回転子鉄心の内部には、1極あたり複数個の永久磁石を埋め込む磁石挿入穴が回転子の中心に向かって凸型に並べて設けられ、
    前記複数個の永久磁石からなる一つの極の永久磁石群では、前記永久磁石が埋め込まれた一の磁石挿入穴と隣接する磁石挿入穴との間もしくは、当該一の磁石挿入穴と前記回転子鉄心の外周部との間には前記回転子鉄心の軸方向に貫通する通風孔が設けられ、
    前記制御部は、前記永久磁石型電動機の最大回転数までの全制御領域において、目標電流を一定として前記インバータを制御することを特徴とする鉄道車両駆動システム。
  2. 前記制御部は、目標電圧を回転数に応じて比例的に増加させるPWM制御モードのみにて、前記永久磁石型電動機における前記最大回転数での無負荷誘起電圧が架線電圧の中心値よりも小さくなるように前記インバータを制御することを特徴とする請求項1に記載の鉄道車両駆動システム。
  3. 前記磁石挿入穴および前記通風孔は、リラクタンストルクの磁路を妨げないように前記回転子の外周面に向かって概略U字形状に並べて設けられることを特徴とする請求項1に記載の鉄道車両駆動システム。
  4. 前記回転子鉄心では、外周部側に位置する永久磁石を除き、永久磁石の両側には通風孔が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の鉄道車両駆動システム。
  5. 1極あたりの前記永久磁石の個数と前記通風孔の個数との和が奇数であることを特徴とする請求項3に記載の鉄道車両駆動システム。
  6. 前記永久磁石の個数は1極あたり3以上の奇数個であり、前記永久磁石群の中央部と前記永久磁石群の最外周部には永久磁石が配置されていることを特徴とする請求項3に記載の鉄道車両駆動システム。
  7. 前記永久磁石の個数は1極あたり3個であり、前記永久磁石群の中央部に位置する第1の永久磁石または当該第1の永久磁石が埋め込まれる第1の磁石挿入穴における前記U字形状の接線方向を第1の方向とし、前記永久磁石群の両端部の一方側に位置する第2の永久磁石または当該第2の永久磁石が埋め込まれる第2の磁石挿入穴における前記U字形状の接線方向を第2の方向とし、前記第1の磁石挿入穴と前記第2の磁石挿入穴との間に設けられる通風孔における前記U字形状の接線方向を第3の方向とするとき、前記第3の方向と前記第1の方向とのなす角が前記第2の方向と前記第1の方向とのなす角の概略1/2とになるように前記通風孔を配置することを特徴とする請求項6に記載の鉄道車両駆動システム。
  8. 前記永久磁石の個数は1極あたり2以上の偶数個であり、複数個の前記通風孔からなる一つの極の通風孔群では、当該通風孔群の中央部と最外周部に通風孔が配置されていることを特徴とする請求項3に記載の鉄道車両駆動システム。
  9. 前記通風孔の個数は1極あたり3個であり、中央部に位置する第1の通風孔における前記U字形状の接線方向を第1の方向とし、前記回転子鉄心の外周部の一方側に位置する第2の通風孔における前記U字形状の接線方向を第2の方向とし、前記第1の通風孔と前記第2の通風孔との間に位置する永久磁石または当該永久磁石が埋め込まれる磁石挿入穴における前記U字形状の接線方向を第3の方向とするとき、前記第3の方向と前記第1の方向とのなす角が前記第2の方向と前記第1の方向とのなす角の概略1/2とになるように当該永久磁石を配置することを特徴とする請求項8に記載の鉄道車両駆動システム。
  10. 前記最大回転数での前記無負荷誘起電圧が架線電圧の中心値の0.8倍以下となることを特徴とする請求項3に記載の鉄道車両駆動システム。
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