JP2002076118A - 半導体装置、その設計方法および設計装置 - Google Patents

半導体装置、その設計方法および設計装置

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JP2002076118A JP2000251861A JP2000251861A JP2002076118A JP 2002076118 A JP2002076118 A JP 2002076118A JP 2000251861 A JP2000251861 A JP 2000251861A JP 2000251861 A JP2000251861 A JP 2000251861A JP 2002076118 A JP2002076118 A JP 2002076118A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 写真製版技術におけるマスクの疎密の差を解
消し、なおかつその疎密解消のために設ける新たな構造
がクロストークノイズの問題をもたらさないようにす
る。 【解決手段】 半導体装置は、各層の本来疎になる部分
にはダミーパターン4c,4d,14c,14d,24
を備えており、これらのダミーパターンは、電源配線2
5およびグランド配線26のいずれか一方である基準配
線と電気的に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置および
その設計方法に関するものである。さらにその設計方法
を行なう設計装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に半導体装置の製造工程において、
写真製版技術を用いる場合がある。具体的には、図17
に示すように、被除去層6の上に所望のパターンのマス
ク5を形成してこれに光を当てることで、被除去層6の
うちマスク5に覆われていない部分を変質させ、除去す
るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図17に示す
ように、マスク5のパターンの部位によって疎密の差が
あると、疎の部分は、光の回折、干渉などが起こること
によってマスク5の裏側まで光が入り込んでしまい、出
来上がるパターンの精度(以下、「パターニング精度」
という。)が劣化する。その結果として、形成される配
線の幅が予定したよりも狭くなったりする場合がある。
配線の幅が0.35μm、0.25μmなどであった従
来の半導体装置の製造においては、この影響はあまり問
題ではならなかった。しかし、近年、配線の微細化が進
み、配線の幅が0.18μm以下のものが製造されるよ
うになってきており、そのような細い配線の製造におい
ては、この問題は、現実に歩留まりの低下をもたらすも
のとなっており、無視できなくなってきている。
【0004】そこで、本発明は、写真製版技術における
マスクの疎密の差を解消することを目的とし、さらにそ
の疎密解消のために設ける新たな構造がクロストークノ
イズの問題をもたらさないようにすることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に基づく半導体装置の一つの局面では、写真
製版技術を用いて製造を行なう半導体装置において、フ
ォトマスクの配置の疎密差に起因して、疎の部分で生じ
る露光時のパターニング精度の劣化を解消するために上
記疎密差を緩和するように設けられたダミーパターンを
備える。この構成を採用することにより、ダミーパター
ンの存在によって疎密差が緩和される結果、写真製版技
術において、パターニング精度の劣化をもたらしていた
現象を防止することができる。
【0006】また、本発明に基づく他の局面では、配置
されたパターンの疎密差を緩和するためのダミーパター
ンと、電源配線と、グランド配線とを備え、上記ダミー
パターンが、上記電源配線および上記グランド配線のい
ずれか一方である基準配線と電気的に接続されている。
この構成を採用することにより、ダミーパターンがいわ
ゆるフローティングな状態ではなくなり、電源配線かグ
ランド配線かいずれかの電位に固定される。これによっ
て、ダミーパターンはシールドの役割を果たし、信号配
線間で生じるクロストークノイズを防止できる。
【0007】上記発明において好ましくは、上記ダミー
パターンと上記基準配線との電気的接続は、第1工程と
して、上記ダミーパターンのすべてを未接続ダミーパタ
ーンとして設定する工程を行ない、第2工程として、上
記基準配線および上記基準配線と同電位の配線のうちの
一つである対象配線を起点として、所定距離以下で上下
方向に隣接して重なり合う上記未接続ダミーパターンを
探索し、上記探索の結果、上記未接続ダミーパターンを
検出した場合は、これを隣接ダミーパターンとして、上
記対象配線と上記隣接ダミーパターンとの間に層間接続
を設けるとともに、上記隣接ダミーパターンを上記未接
続ダミーパターンでないものと設定変更し、上記隣接ダ
ミーパターンを上記対象配線と同電位であると設定変更
する工程を行ない、上記基準配線および上記基準配線と
同電位の配線のすべてについて上記第2工程を再帰的に
繰り返し、さらに上記基準配線に代えて、上記電源配線
および上記グランド配線のうち他方を新たに基準配線と
して、上記基準配線および上記基準配線と同電位の配線
のすべてについて上記第2工程を再帰的に繰り返すこと
によって決定された経路に沿ってなされている。
【0008】上記構成を採用することにより、原則とし
てすべてのダミーパターンを基準配線に電気的に接続す
ることができるため、ほぼすべてのダミーパターンが電
位固定され、クロストークノイズの発生しにくい半導体
装置とすることができる。また、このような構造であれ
ば、一定のアルゴリズムでほぼ自動的にダミーパターン
の層間接続の仕方を決めることのできる半導体装置とす
ることができる。
【0009】また、上記目的を達成するため、本発明に
基づく、半導体装置の設計方法においては、提供された
配線配置情報に基づいて配線パターンの疎密差を解消す
るためのダミーパターンを発生し、提供された電源配線
およびグランド配線の配置情報に基づいて、電源配線お
よびグランド配線のうち一方を基準配線として、上記ダ
ミーパターンを上記基準配線と電気的に接続させるため
に、第1工程として、上記ダミーパターンのすべてを未
接続ダミーパターンとして設定する工程を行ない、第2
工程として、上記基準配線および上記基準配線と同電位
の配線のうちの一つである対象配線を起点として、所定
距離以下で上下方向に隣接して重なり合う上記未接続ダ
ミーパターンを探索し、上記探索の結果、上記未接続ダ
ミーパターンを検出した場合は、これを隣接ダミーパタ
ーンとして、上記対象配線と上記隣接ダミーパターンと
の間に層間接続を設けるとともに、上記隣接ダミーパタ
ーンを上記未接続ダミーパターンでないものと設定変更
し、上記隣接ダミーパターンを上記対象配線と同電位で
あると設定変更する工程を行ない、上記基準配線および
上記基準配線と同電位の配線のすべてについて上記第2
工程を再帰的に繰り返し、さらに上記基準配線に代え
て、上記電源配線および上記グランド配線のうち他方を
新たに基準配線として、上記基準配線および上記基準配
線と同電位の配線のすべてについて上記第2工程を再帰
的に繰り返すことによって、各ダミーパターンと上記電
源配線および上記グランド配線のうちいずれかとの接続
経路情報を導出する。
【0010】上記方法を採用することにより、原則とし
てすべてのダミーパターンを対象に、効率良く、電源配
線またはグランド配線からの電気的接続を行なうことが
できる。各ダミーパターンは電源配線またはグランド配
線に電気的に接続されることによって電位が固定される
ため、信号配線間に存在するダミーパターンがシールド
の役割を果たし,クロストークノイズによる悪影響を防
止することができる。
【0011】上記発明において好ましくは、上述の半導
体装置の設計方法を、レイアウトの設計作業の後に行
い、その後に、デザインルールチェック、回路図とレイ
アウトとの一致検証、および、配線の容量および抵抗の
計算を行なう。この方法を採用することにより、計算時
と実際の半導体装置でのテスト時との間での不一致が発
生することを防止することができ、精度良い予測を行な
うことができる。
【0012】また、上記目的を達成するため、本発明に
基づく記憶媒体は、上述の半導体装置の設計方法を電子
計算機に行なわせるためのプログラムを記録したもので
ある。この構成を採用することにより、上述の設計方法
をコンピュータによって自動的に行なうことができるた
め、オペレータにかかる負担を少なく抑え、迅速かつ正
確に行なうことができる。
【0013】上記目的を達成するため、本発明に基づく
半導体装置の設計装置においては、提供された配線配置
情報に基づいて配線パターンの疎密差を解消するための
ダミーパターンを発生するダミーパターン発生手段と、
提供された電源配線およびグランド配線の配置情報に基
づいて、電源配線およびグランド配線のうち一方を基準
配線として、上記ダミーパターンを上記基準配線と電気
的に接続させるために、上記ダミーパターンのすべてを
未接続ダミーパターンとして設定する工程を行なう、未
接続ダミーパターン設定手段と、ダミーパターン接続作
業として、上記基準配線および上記基準配線と同電位の
配線のうちの一つである対象配線を起点として、所定距
離以下で上下方向に隣接して重なり合う上記未接続ダミ
ーパターンを探索し、上記探索の結果、上記未接続ダミ
ーパターンを検出した場合は、これを隣接ダミーパター
ンとして、上記対象配線と上記隣接ダミーパターンとの
間に層間接続を設けるとともに、上記隣接ダミーパター
ンを上記未接続ダミーパターンでないものと設定変更
し、上記隣接ダミーパターンを上記対象配線と同電位で
あると設定変更する作業を、上記基準配線および上記基
準配線と同電位の配線のすべてについて再帰的に繰り返
す、第1再帰的作業実施手段と、さらに上記基準配線に
代えて、上記電源配線および上記グランド配線のうち他
方を新たに基準配線として、上記基準配線および上記基
準配線と同電位の配線のすべてについて上記ダミーパタ
ーン接続作業を再帰的に繰り返す、第2再帰的作業実施
手段とを備える。
【0014】上記構成を採用することにより、ダミーパ
ターンの配置や、各ダミーパターンから電源配線または
グランド配線への電気的接続を、効率良く配置した設計
を行なうことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】(実施の形態1) (構成)写真製版技術における露光時に疎の部分で生じ
るパターニング精度の劣化を防止するために、図13に
示すように、各配線層のマスク5のパターンが疎となっ
ている部分に、疎密差を緩和するように、ダミーパター
ン54を挿入する。
【0016】(作用・効果)マスク5のパターンにおい
て、疎の部分ごとにそれぞれダミーパターン54を挿入
して、見かけ上、疎密の差がないようなパターンにして
おけば、光の回折の起こる度合いは他の密な部分と同程
度となり、パターニング精度の劣化は防止できる。
【0017】(実施の形態2)従来であれば、半導体装
置の設計のための設計CAD(Computer Aided Desig
n)システムにおける作業の流れとしては、レイアウト
の設計作業の後に、デザインルールチェック(DRC)
を行なう。DRCとは、レイアウトされた配線が、所定
の製造規定を遵守したものになっているかどうかをチェ
ックするものである。その次に、設計で得られた配線の
レイアウトと、本来目標としている回路の回路図との一
致検証(LVS)を行なう。さらに、その次に、配線の
容量や抵抗の計算を行なっていた。
【0018】一方、配線にダミーパターンを追加する際
のダミーパターンの配置設計は、マスク生成CADシス
テムのようなものを構築してそこで行なわせれば効率的
である。
【0019】そこで、マスク生成を行なうためには、従
来の設計CADシステムにおける作業の流れをこのまま
にして、ここから得られた設計データを、マスク生成C
ADシステムに移管してマスクを生成する作業を行なう
ことが考えられるが、仮にそのようにした場合、配線の
容量や抵抗の計算の時点では、ダミーパターンがなかっ
たにもかかわらず、最終的に出来上がるデータとして
は、ダミーパターンのあるものとなるため、計算で確認
した容量と実際の製品の容量とが一致しないこととな
る。
【0020】たとえば、図14に示すように、半導体基
板1の拡散領域2の上に形成されるポリシリコン配線層
3のパターンがあって、それより上方にある第1層にメ
タル配線層13がある場合を想定すると、メタル配線層
13の容量を計算する際には、まだダミーパターンが存
在しないため、メタル配線層13と半導体基板1とが対
向することによって形成される部分の容量である、いわ
ゆる対基板容量60が計算値として求められる。しか
し、その後でダミーパターンを形成するとなると、図1
5に示すように、ポリシリコン配線層3の疎密を考慮し
てポリシリコン配線層3と同じ高さにポリシリコンダミ
ーパターン4が配置され、それに対応する拡散領域2が
配置されることとなり、メタル配線層13のもたらす容
量は、対基板容量60ではなく、対拡散領域容量61と
なり、計算したときの状況と食い違い、配線遅延に誤差
が生じてしまう。特に、対拡散領域容量61は対基板容
量60に比べて大きいため、配線遅延が問題となる可能
性がある。
【0021】そこで、そのような事態を避けるために、
本発明に基づく実施の形態1における設計方法として
は、レイアウトの設計作業の直後であって、DRCやL
VSや配線の容量・抵抗の計算の前の段階で、ダミーパ
ターンの生成を行なうこととしている。
【0022】また、仮にダミーパターンを配置しただけ
で、これを他の配線と接続しないいわゆるフローティン
グの状態のまま放置したのであれば、ダミーパターンを
介して信号配線同士が相互干渉し、信号配線がクロスト
ークノイズを拾うおそれもある。そこで、ダミーパター
ンは、電位のはっきりした他の配線と、なるべく接続し
ておくことが望ましい。
【0023】(設計方法)図12に、本実施の形態とし
ての設計方法によるダミーパターン生成のための大まか
な流れを示す。まず、設計者によるレイアウトの設計作
業が行なわれる。その作業が終わり、ダミーパターンの
ない状態でDRC、LVSを行ない、レイアウトに問題
がないことを確認する。その後、一般に「ストリーム」
と呼ばれるレイアウトのトランジスタ配置、配線の接続
などについてのデータが本発明に基づく実施の形態にお
ける設計方法のために提供される。なお、本実施の形態
における設計方法はダミーパターン生成プログラムによ
って計算機上で実施される。
【0024】まず、S1の工程として、ストリームがダ
ミーパターン生成プログラムに入力される。
【0025】本実施の形態では、図1に示すレイアウト
を一例として説明する。図1は上下方向に重なる複数層
からなる配線構造の平面図であるが、半導体基板1には
ところどころにソース/ドレイン領域としての拡散領域
2が形成されており、各拡散領域2に対応する箇所には
上側に接してポリシリコン配線層3が配置されている。
ポリシリコン層3より上の層である第1層としては、メ
タル配線層13が配置されている。さらに、その上の層
である、第2層としては、この図では2点鎖線となって
いるが、電源配線25、グランド配線26が配置されて
いる。メタル配線層13は、ビアホール7によって下方
のポリシリコン配線層3と電気的に接続されている。
【0026】S1の工程でダミーパターン生成プログラ
ムに入力されるストリームは、このようなレイアウトの
情報を含んだものである。
【0027】S2の工程として、ダミーパターンの生成
が行なわれる。これは、DRCルールを考慮しながら各
マスク層の疎の部分に、それぞれダミーパターンを自動
的に生成していくものである。
【0028】図1に示したレイアウトの例に対しては、
たとえば図2に示すように、ダミーパターンとしてポリ
シリコンダミーパターン4aと第1層のメタルダミーパ
ターン14a,14bとを生成することとしてもよい。
図2の例では、ダミーパターンは、たとえば正方形など
の一定形状の小片を単位として、各マスク層の疎の部
分、すなわち、正規の配線がない空白の領域を埋めるよ
うにそれぞれ所要枚数が生成され、配置される。
【0029】あるいは図3に示すようにダミーパターン
としてポリシリコンダミーパターン4c、第1層のメタ
ルダミーパターン14c,14d、および、第2層のメ
タルダミーパターン24をそれぞれの層に生成すること
としても良い。図3の例では、正規の配線がない空白の
領域を埋めるようにそれぞれ所要面積のダミーパターン
が生成され、配置される。図3におけるIV−IV線に
関する矢視断面図を、図4に示す。
【0030】あるいは、図5に示すように、ダミーパタ
ーンを一筆書き状にしてもよい。この場合、線状のダミ
ーパターンが基本となり、ダミーパターンの線幅よりも
幅の広いある程度まとまったスペースには、ジグザグ状
または渦巻き状に線が描かれることになる。
【0031】なお、本実施の形態では、以下、図3、図
4に示したダミーパターンを基に説明を続ける。
【0032】まず、第1工程として、生成したダミーパ
ターンにはそれぞれ未接続ダミーパターンであることを
識別するためのフラグを立てておく。したがって、図
3、図4に示す例では、ポリシリコンダミーパターン4
c、第1層のメタルダミーパターン14c,14d、お
よび、第2層のメタルダミーパターン24のそれぞれに
おいて、未接続ダミーパターンとしてのフラグが立てら
れる。この第1工程は、図12においては独立したブロ
ックとしては明記されていないが、S2の工程の一部と
して行なわれる。
【0033】次に、電源配線およびグランド配線という
2種類の配線のうち一方ずつを順に基準配線としてダミ
ーパターンの接続を行なう。本実施の形態の例では、ま
ず電源配線を基準配線としてダミーパターンの接続を行
なったのちにグランド配線を基準配線としてダミーパタ
ーンの接続をするが、逆にグランド配線を先に基準配線
とし、後で電源配線を基準配線としてもよい。
【0034】本実施の形態の例では、この時点では電源
配線を基準配線としているため、S3の工程としては、
電源配線を起点としたダミーパターンの接続が行なわれ
る。S3の工程の中では後述する第2工程を再帰的に繰
り返し行なう。
【0035】第2工程とは、基準配線に対して、(1)
その時点での基準配線および基準配線と同電位の配線の
一つを対象配線として、(2)対象配線との間で一定条
件を満たす未接続ダミーパターンを探索し、(3)探索
の結果、未接続ダミーパターンを検出した場合は、
(3.1)これを隣接ダミーパターンとし、(3.2)
対象配線とこの隣接ダミーパターンとの間に層間接続を
設け、(3.3)この隣接ダミーパターンを未接続ダミ
ーパターンでないものと設定変更し、(3.4)この隣
接ダミーパターンを対象配線と同電位であると設定変更
する、という工程である。電源配線および電源配線と同
電位の配線のすべてについて上記第2工程が再帰的に繰
り返される。
【0036】具体的に、本実施の形態では、当初の時点
で既に複数ありうる電源配線のうち最上層に位置するも
のを最初に対象配線として第2工程を行なっている。も
っとも、これについては、必ずしも最上層のものを選ぶ
必要はなく、最下層のものを最初に対象配線としてもよ
いし、中間にあるものを最初に対象配線としてもよい。
【0037】図3〜図7を参照して説明する。図3、図
4に示す例では、最上層の電源配線とは、第2層の電源
配線25である。したがって、第2層の電源配線25を
起点として、上下方向に1層違いで隣接して重なり合う
未接続ダミーパターンを探索する。この例ではビアホー
ルの接続可能距離が1層であると仮定して上下方向に1
層以内の範囲を探索範囲としたが、ビアホールが接続可
能な距離がより長ければ、上下方向に2層以内、3層以
内、あるいはそれ以上の範囲について探索を行なっても
よい。
【0038】上述の探索によって、第1層のメタルダミ
ーパターン14cが検出される。そこで、第1層のメタ
ルダミーパターン14cを隣接ダミーパターンとする。
図6、図7に示すように、対象配線としての第2層の電
源配線25と、隣接ダミーパターンとしての第1層のメ
タルダミーパターン14cとの間に、層間接続としてビ
アホール7aを設けて接続する。なお、図7は、図6に
おけるVII−VII線に関する矢視断面図である。
【0039】こうして、第1層のメタルダミーパターン
14cは、対象配線である第2層の電源配線25と接続
されたので、第1層のメタルダミーパターン14cの未
接続ダミーパターンとしてのフラグを除去し、代わり
に、第1層のメタルダミーパターン14cを対象配線で
ある第2層の電源配線25と同電位であると設定する。
一方、第2工程は、電源配線および電源配線と同電位の
配線のすべてについて再帰的に繰り返すのであるから、
電源配線と同電位の配線となった第1層のメタルダミー
パターン14c自体も、新たに第2工程の実施対象とな
る。
【0040】電源配線および電源配線と同電位の配線と
しては、第2工程をまだ行なっていないものは、この時
点では、第1層のメタルダミーパターン14cのみであ
るから、次に第1層のメタルダミーパターン14cを対
象配線として、第2工程を実施する。
【0041】対象配線である第1層のメタルダミーパタ
ーン14cを起点として、上下方向に1層違いで隣接し
て重なり合う未接続ダミーパターンを探索する。この探
索の結果、第2層のメタルダミーパターン24およびポ
リシリコンダミーパターン4cが検出される。そこで、
これらを隣接ダミーパターンとする。対象配線としての
第1層のメタルダミーパターン14cと、隣接ダミーパ
ターンとしての第2層のメタルダミーパターン24との
間に、層間接続としてのビアホール7bを設けて接続す
る。また、対象配線としての第1層のメタルダミーパタ
ーン14cと、隣接ダミーパターンとしてのポリシリコ
ンダミーパターン4cとの間には、層間接続としてのビ
アホール7cを設けて接続する。このようにしてビアホ
ール7b、7cを設けたところを図8に示す。図8にお
けるIX−IX線に関する矢視断面図を図9に示す。
【0042】さらに、第2層のメタルダミーパターン2
4およびポリシリコンダミーパターン4cの未接続ダミ
ーパターンとしてのフラグを除去する。第2層のメタル
ダミーパターン24およびポリシリコンダミーパターン
4cを対象配線としての第1層のメタルダミーパターン
14cと同電位であると設定変更する。ここで、第1層
のメタルダミーパターン14cは、既に、電源配線と同
電位と設定されているから、第2層のメタルダミーパタ
ーン24およびポリシリコンダミーパターン4cも電源
配線と同電位ということになる。
【0043】この時点で、電源配線および電源配線と同
電位の配線のうち、第2工程をまだ行なっていないもの
は、新たに電源配線と同電位となった、第2層のメタル
ダミーパターン24およびポリシリコンダミーパターン
4cとなる。そこで、これらをそれぞれ対象配線として
それぞれ第2工程が実施される。その中で上述の未接続
ダミーパターンの探索が行なわれるが、検出される未接
続ダミーパターンは存在しないから、ここで、S3の工
程は終了する。
【0044】次に、S4の工程に移る。さきほどは、電
源配線を基準配線としていたが、この基準配線に代え
て、グランド配線を基準配線とする。そして、グランド
配線およびグランド配線と同電位の配線のすべてについ
て、上述の第2工程を再帰的に実施する。
【0045】具体的には、図8、図9に示す例で説明す
ると、グランド配線およびグランド配線と同電位の配線
に該当するものとしては、第2層のグランド配線26が
挙げられる。そこで、第2層のグランド配線26を対象
配線として、これを起点に、上下方向に1層違いで隣接
して重なり合う未接続ダミーパターンを探索する。この
探索の結果、第1層のメタルダミーパターン14dが検
出される。そこで、第2層のグランド配線26を隣接ダ
ミーパターンとする。図10に示すように、対象配線と
しての第1層のメタルダミーパターン14dと、隣接ダ
ミーパターンとしての第1層のメタルダミーパターン1
4dとの間に、層間接続としてのビアホール7dを設け
て接続する。
【0046】さらに、第1層のメタルダミーパターン1
4dの未接続ダミーパターンとしてのフラグを除去す
る。第1層のメタルダミーパターン14dを対象配線と
しての第2層のグランド配線26と同電位であるように
設定変更する。したがって、第1層のメタルダミーパタ
ーン14dは、グランド配線と同電位ということにな
る。
【0047】この時点で、グランド配線およびグランド
配線と同電位の配線のうち、第2工程をまだ行なってい
ないものとしては、新たにグランド配線と同電位となっ
た、第1層のメタルダミーパターン14dが該当する。
【0048】そこで、第1層のメタルダミーパターン1
4dを対象配線として、第2工程が実施される。その中
で上述の未接続ダミーパターンの探索が行なわれた結
果、ポリシリコンダミーパターン4dが検出される。そ
こで、これを隣接ダミーパターンとする。図11に示す
ように、対象配線としての第1層のメタルダミーパター
ン14dと、隣接ダミーパターンとしてのポリシリコン
ダミーパターン4dとの間に、層間接続としてビアホー
ル7eを設けて接続する。
【0049】さらに、ポリシリコンダミーパターン4d
の未接続ダミーパターンとしてのフラグを除去する。ポ
リシリコンダミーパターン4dを、対象配線としての第
1層のメタルダミーパターン14dと同電位であると設
定変更する。ここで、第1層のメタルダミーパターン1
4dは、既に、グランド配線と同電位と設定されている
から、ポリシリコンダミーパターン4dもグランド配線
と同電位ということになる。
【0050】この時点で、グランド配線およびグランド
配線と同電位の配線のうち、第2工程をまだ行なってい
ないものは、新たにグランド配線と同電位となった、ポ
リシリコンダミーパターン4dが該当する。そこで、こ
れを対象配線として、さらに第2工程が実施される。そ
の中で上述の未接続ダミーパターンの探索が行なわれる
が、検出される未接続ダミーパターンは存在しないか
ら、ここで、S4の工程は終了する。
【0051】次にS5の工程に移る。ここでは、未接続
ダミーパターンとしてのフラグが残っている配線が存在
するかどうかの確認を行なうことによって、すべてのダ
ミーパターンに接続が行なわれたかどうかを判定する。
フラグが残っているものがなければ、「すべて接続され
た」と判断し、S10の工程に移って、ここまでに決定
したダミーパターンの配置およびダミーパターン間の層
間接続を含むレイアウトの状況を設計結果として表示す
る。この設計結果は、S11の工程でストリームとして
出力される。この後に、DRC、LVS、配線の容量・
抵抗の計算が行なわれる。
【0052】一方、S5の工程で、フラグが残っている
ものが1つでもあった場合には、S6の工程に移り、設
計結果を表示する。S7の工程では、その設計結果が修
正可能か否かを判断する。さらに、S8の工程で現状の
設計結果がストリームとして出力される。このストリー
ムを用いて、オペレータが再び設計CADでレイアウト
の修正作業を行なう。修正作業が済んだ後には、再びS
2の工程からやり直される。
【0053】(作用・効果)このような方法によれば、
原則としてすべてのダミーパターンを対象に、効率良
く、電源配線またはグランド配線からの電気的接続を行
なうことができる。各ダミーパターンは電源配線または
グランド配線に電気的に接続されることによって電位が
固定されるため、信号配線間に存在するダミーパターン
がシールドの役割を果たし,クロストークノイズによる
悪影響を防止することができる。電源配線またはグラン
ド配線からの電気的接続を行なうことができなかったダ
ミーパターンがある場合は、その旨が明示され、オペレ
ータによるレイアウト修正によって修正が行ないやすく
なる。
【0054】また、ダミーパターンの生成およびビアホ
ールによる接続を、レイアウト直後で、かつ、容量・抵
抗計算よりも前に行なっているため、計算時と実際の半
導体装置でのテスト時との間での不一致を避けることが
できる。
【0055】(実施の形態3) (プログラムを記録した記憶媒体)本発明に基づく実施
の形態3における記憶媒体は、実施の形態2で説明した
設計方法を、記述したプログラムを収めた記憶媒体であ
る。
【0056】(作用・効果)これを用いれば、コンピュ
ータにそのプログラムを読み込ませ、実行させること
で、オペレータにかかる負担を少なく抑え、上述の設計
方法をコンピュータ上で、迅速かつ正確に行なうことが
できる。
【0057】(実施の形態4) (設計装置)本発明に基づく実施の形態4における設計
装置の構成を、図16(a),(b)に示す。図16
(a)は、この設計装置100の概念図であり、設計C
ADとは独立した装置であってもよいが、この1台で設
計CADを兼ねてもよい。電子計算機を内蔵し、プログ
ラムを読み込むことによって、実施の形態2で説明した
設計方法を実行可能とするものであってもよい。
【0058】図16(b)は、この設計装置100の内
部の概念図である。この設計装置100は、ダミーパタ
ーン発生手段111と、未接続ダミーパターン設定手段
112と、第1再帰的作業実施手段113と、第2再帰
的作業実施手段114とを備えている。これらの構成
は、コンピュータ上で実現することが好ましい。
【0059】ダミーパターン発生手段111は、実施の
形態2で説明したようなダミーパターンのレイアウトデ
ータを発生する。未接続ダミーパターン設定手段112
は、ダミーパターン発生手段111によって発生させら
れたダミーパターンのすべてに未接続ダミーパターンと
してのフラグを立てる。第1再帰的作業実施手段113
と、第2再帰的作業実施手段114とは、一方が電源配
線を基準配線としたもので、他方がグランド配線を基準
配線としたものであり、いずれが先であってもよいが、
それぞれ決められた基準配線などについて、実施の形態
2で説明したように第2工程をそれぞれ再帰的に行なう
仕組みになっている。
【0060】最終的に得られた結果は、ストリームとし
て出力される。 (作用・効果)このような設計装置を用いることで、ダ
ミーパターンの配置や、各ダミーパターンから電源配線
またはグランド配線への電気的接続を、効率良く配置し
た設計を行なうことができる。
【0061】なお、今回開示した上記実施の形態はすべ
ての点で例示であって制限的なものではない。本発明の
範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって
示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での
すべての変更を含むものである。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、ダミーパターンを備え
るため、写真製版技術におけるマスクの疎密差を解消す
ることができ、その結果、パターニング精度を向上で
き、その一方で、ダミーパターンが電源配線かグランド
配線かいずれかの電位に固定されるため、ダミーパター
ンはシールドの役割を果たしており、ダミーパターンに
起因して信号配線間にクロストークノイズが生じること
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に基づく実施の形態2における半導体
装置の設計過程の第1の工程を示す平面図である。
【図2】 本発明に基づく実施の形態2における半導体
装置の設計過程の第2の工程の第1の例を示す平面図で
ある。
【図3】 本発明に基づく実施の形態2における半導体
装置の設計過程の第2の工程の第2の例を示す平面図で
ある。
【図4】 本発明に基づく実施の形態2における半導体
装置の設計過程の第2の工程の第1の例を示す断面図で
ある。
【図5】 本発明に基づく実施の形態2における半導体
装置の設計過程の第2の工程の第3の例を示す平面図で
ある。
【図6】 本発明に基づく実施の形態2における半導体
装置の設計過程の第3の工程を示す平面図である。
【図7】 本発明に基づく実施の形態2における半導体
装置の設計過程の第3の工程を示す断面図である。
【図8】 本発明に基づく実施の形態2における半導体
装置の設計過程の第4の工程を示す平面図である。
【図9】 本発明に基づく実施の形態2における半導体
装置の設計過程の第4の工程を示す断面図である。
【図10】 本発明に基づく実施の形態2における半導
体装置の設計過程の第5の工程を示す平面図である。
【図11】 本発明に基づく実施の形態2における半導
体装置の設計過程の第6の工程を示す平面図である。
【図12】 本発明に基づく実施の形態2における設計
方法の概略のフローチャートである。
【図13】 本発明に基づく実施の形態1における半導
体装置の製造過程の説明図である。
【図14】 本発明に基づく実施の形態2における半導
体装置の設計内容の検証過程の第一の説明図である。
【図15】 本発明に基づく実施の形態2における半導
体装置の設計内容の検証過程の第二の説明図である。
【図16】 (a),(b)は、本発明に基づく実施の
形態4における半導体装置の設計装置の概念図である。
【図17】 従来技術に基づく半導体装置の製造過程の
説明図である。
【符号の説明】
1 半導体基板、2 拡散領域、3 ポリシリコン配線
層、4,4c,4dポリシリコンダミーパターン、5
マスク、6 被除去層、7,7a,7b,7c ビアホ
ール、13 (第1層の)メタル配線層、14a,14
b,14c,14d,14e,14f (第1層の)メ
タルダミーパターン、23 (第2層の)メタル配線
層、24 (第2層の)メタルダミーパターン、25
(第2層の)電源配線、26 (第2層の)グランド配
線、54 ダミーパターン、60対基板容量、61 対
拡散領域容量、100 設計装置、111 ダミーパタ
ーン発生手段、112 未接続ダミーパターン設定手
段、113 第1再帰的作業実施手段、114 第2再
帰的作業実施手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/822 H01L 27/04 D Fターム(参考) 5B046 AA08 BA06 5F033 UU01 VV01 VV03 VV04 VV05 XX00 XX23 5F038 BH10 CA17 CA18 CD02 CD05 CD09 CD10 CD12 CD13 EZ09 EZ15 EZ20 5F064 EE03 EE14 EE15 EE23 EE26 EE32 EE36 EE42 EE43 EE46 EE47 EE52 EE60 HH06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真製版技術を用いて製造を行なう半導
    体装置において、フォトマスクの配置の疎密差に起因し
    て、疎の部分で生じる露光時のパターニング精度の劣化
    を解消するために前記疎密差を緩和するように設けられ
    たダミーパターンを備える半導体装置。
  2. 【請求項2】 配置されたパターンの疎密差を緩和する
    ためのダミーパターンと、電源配線と、グランド配線と
    を備え、前記ダミーパターンが、前記電源配線および前
    記グランド配線のいずれか一方である基準配線と電気的
    に接続されている、半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記ダミーパターンと前記基準配線との
    電気的接続は、 第1工程として、前記ダミーパターンのすべてを未接続
    ダミーパターンとして設定する工程を行ない、 第2工程として、前記基準配線および前記基準配線と同
    電位の配線のうちの一つである対象配線を起点として、
    所定距離以下で上下方向に隣接して重なり合う前記未接
    続ダミーパターンを探索し、 前記探索の結果、前記未接続ダミーパターンを検出した
    場合は、これを隣接ダミーパターンとして、前記対象配
    線と前記隣接ダミーパターンとの間に層間接続を設ける
    とともに、前記隣接ダミーパターンを前記未接続ダミー
    パターンでないものと設定変更し、前記隣接ダミーパタ
    ーンを前記対象配線と同電位であると設定変更する工程
    を行ない、 前記基準配線および前記基準配線と同電位の配線のすべ
    てについて前記第2工程を再帰的に繰り返し、 さらに前記基準配線に代えて、前記電源配線および前記
    グランド配線のうち他方を新たに基準配線として、前記
    基準配線および前記基準配線と同電位の配線のすべてに
    ついて前記第2工程を再帰的に繰り返すことによって決
    定された経路に沿ってなされている、請求項2に記載の
    半導体装置。
  4. 【請求項4】 半導体装置の設計において、 提供された配線配置情報に基づいて配線パターンの疎密
    差を解消するためのダミーパターンを発生し、 提供された電源配線およびグランド配線の配置情報に基
    づいて、電源配線およびグランド配線のうち一方を基準
    配線として、前記ダミーパターンを前記基準配線と電気
    的に接続させるために、 第1工程として、前記ダミーパターンのすべてを未接続
    ダミーパターンとして設定する工程を行ない、 第2工程として、前記基準配線および前記基準配線と同
    電位の配線のうちの一つである対象配線を起点として、
    所定距離以下で上下方向に隣接して重なり合う前記未接
    続ダミーパターンを探索し、 前記探索の結果、前記未接続ダミーパターンを検出した
    場合は、これを隣接ダミーパターンとして、前記対象配
    線と前記隣接ダミーパターンとの間に層間接続を設ける
    とともに、前記隣接ダミーパターンを前記未接続ダミー
    パターンでないものと設定変更し、前記隣接ダミーパタ
    ーンを前記対象配線と同電位であると設定変更する工程
    を行ない、 前記基準配線および前記基準配線と同電位の配線のすべ
    てについて前記第2工程を再帰的に繰り返し、 さらに前記基準配線に代えて、前記電源配線および前記
    グランド配線のうち他方を新たに基準配線として、前記
    基準配線および前記基準配線と同電位の配線のすべてに
    ついて前記第2工程を再帰的に繰り返すことによって、 各ダミーパターンと前記電源配線および前記グランド配
    線のうちいずれかとの接続経路情報を導出する、半導体
    装置の設計方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の半導体装置の設計方法
    を、レイアウトの設計作業の後に行い、その後に、デザ
    インルールチェック、回路図とレイアウトとの一致検
    証、および、配線の容量および抵抗の計算を行なう、半
    導体装置の設計方法。
  6. 【請求項6】 請求項4または5に記載の半導体装置の
    設計方法を電子計算機に行なわせるためのプログラムを
    記録した記憶媒体。
  7. 【請求項7】 半導体装置の設計において、 提供された配線配置情報に基づいて配線パターンの疎密
    差を解消するためのダミーパターンを発生するダミーパ
    ターン発生手段と、 提供された電源配線およびグランド配線の配置情報に基
    づいて、電源配線およびグランド配線のうち一方を基準
    配線として、前記ダミーパターンを前記基準配線と電気
    的に接続させるために、 前記ダミーパターンのすべてを未接続ダミーパターンと
    して設定する工程を行なう、未接続ダミーパターン設定
    手段と、 ダミーパターン接続作業として、前記基準配線および前
    記基準配線と同電位の配線のうちの一つである対象配線
    を起点として、所定距離以下で上下方向に隣接して重な
    り合う前記未接続ダミーパターンを探索し、 前記探索の結果、前記未接続ダミーパターンを検出した
    場合は、これを隣接ダミーパターンとして、前記対象配
    線と前記隣接ダミーパターンとの間に層間接続を設ける
    とともに、前記隣接ダミーパターンを前記未接続ダミー
    パターンでないものと設定変更し、前記隣接ダミーパタ
    ーンを前記対象配線と同電位であると設定変更する作業
    を、 前記基準配線および前記基準配線と同電位の配線のすべ
    てについて再帰的に繰り返す、第1再帰的作業実施手段
    と、 さらに前記基準配線に代えて、前記電源配線および前記
    グランド配線のうち他方を新たに基準配線として、前記
    基準配線および前記基準配線と同電位の配線のすべてに
    ついて前記ダミーパターン接続作業を再帰的に繰り返
    す、第2再帰的作業実施手段とを備える、半導体装置の
    設計装置。
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