JPH09115905A - ダミーパターンの設計方法 - Google Patents

ダミーパターンの設計方法

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JPH09115905A
JPH09115905A JP7273887A JP27388795A JPH09115905A JP H09115905 A JPH09115905 A JP H09115905A JP 7273887 A JP7273887 A JP 7273887A JP 27388795 A JP27388795 A JP 27388795A JP H09115905 A JPH09115905 A JP H09115905A
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dummy
wiring
auxiliary
patterns
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JP7273887A
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English (en)
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Satoshi Ueda
聡 上田
Tetsuya Ueda
哲也 上田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仮想グリッドを用いないで第1層メタル配線
層、第2層メタル配線層を構成するデータパス系やメモ
リ系のマイクロブロックを含む大多数の集積回路におい
て、ダミーパターンを配置することを提供する。 【解決手段】 多層配線構造を有する半導体集積回路装
置において、所定の寸法及び0所定の間隔で配置された
補助パターン101〜125を作成し、前記の補助パタ
ーン101〜125から、配線パターン11、12を所
定の寸法だけ伸長した配線パターン領域11a、12a
を消去した補助パターン101、117、118、12
2、123をダミーパターン101、117、118、
122、123として配置することを特徴とするダミー
パターン設計方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多層配線構造を有す
る半導体集積回路装置におけるダミーパターン設計方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路装置の配線の微細化、多
層化が進につれて、下層配線の有無に起因する段差、パ
ターンが密な領域と疎な領域とが混在していることによ
り発生するマイクロローディング効果に起因するエッチ
ングの不均一性等の問題を解決するために、配線の空き
領域に浮遊のメタルパターン(以下ダミーパターンと記
す)を配置する手法が注目されている。
【0003】以下図面を参照しながら、上記した従来の
半導体集積回路装置のダミーパターン配置の一例につい
て説明する。
【0004】図11は従来の半導体集積回路装置のパタ
ーン配置図を示すものである。図11において、501
〜505は下層配線が通過すべきグリッドを示し、2
1、31、32、41、42、51、52、61は具体
的な下層配線パターンのレイアウト例である。また60
1〜605は上部配線が通過すべきグリッドを示してお
り、ここでは上層の配線パターンは簡単のため省略して
いる。さらに、グリッド502上で配線パターンの途切
れた空き領域にはダミーパターン30が形成され、グリ
ッド503の空き領域にはダミーパターン40が形成さ
れ、グリッド504上で配線パターンの途切れた空き領
域にはダミーパターン50が形成されている。ここで、
ダミーパターン30、40、50はその線幅を配線パタ
ーンと同じくするものである。また、同一グリッド上に
おける配線パターンとダミーパターンとの間隔Bは、配
線パターン間隔Aと等しいものとなっている。
【0005】以上のような構成であれば、下層配線及び
上層配線の各グリッドの交点には配線パターン若しくは
ダミーパターンが必ず存在することになり、上層配線が
通るべきグリッド601〜605の全てにおいて、下層
配線のパターン間隔が一定となる。従って、下層配線上
に形成する層間絶縁膜の平坦化が簡単となり、製造コス
ト低減につながる。また、下層配線のパターンの粗密が
なくなることから、配線の異常エッチングや配線容量の
アンバランス等も回避することができる。
【0006】なお、上記の従来のダミーパターンの配置
に関しては例えば特開平1−196140号公報に記載
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成の集積回路では、N層のメタル配線では第1層
から第(N−1)までダミーパターンが配置されること
になる。このために全配線層をグリッドにのせて配線す
ることになる。このために全配線をグリッドにのせて配
線するゲートアレイ等の集積回路では実現可能である
が、仮想グリッドを用いないで第1層メタル配線層、第
2層メタル配線層を構成するデータパス系やメモリ系の
マイクロブロックを含む大多数の集積回路では、全層に
ダミーパターンを配置することが困難であるため、図1
1で説明した従来の半導体集積回路装置で実現できる多
層配線の適応範囲が狭くなるという問題点があった。
【0008】そこで、本発明は、データパス系やメモリ
系のマイクロブロックを含む大多数の集積回路において
は、仮想グリッドを用いないで第1層メタル配線層、第
2層メタル配線層を構成することに着目して得られたも
のである。
【0009】本発明は上記問題点に鑑み、その目的は、
仮想グリッドを用いないで第1層メタル配線層、第2層
メタル配線層を構成するデータパス系やメモリ系のマイ
クロブロックを含む大多数の集積回路において、ダミー
パターンを配置する方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明のダミーパターンの設計方法は、所定の寸法
及び所定の間隔で配置されたパターンから、配線パター
ンを所定の寸法だけ伸長した領域を消去することにより
ダミーパターンを配置するという構成を備えたものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は上記した構成によって、
仮想グリッドを用いないで第1層メタル配線層、第2層
メタル配線層を構成するデータパス系やメモリ系のマイ
クロブロックを含む大多数の集積回路において、ダミー
パターンを配置することが可能となる。
【0012】以下本発明の一実施例のダミーパターンの
設計方法について、図面を参照しながら説明する。
【0013】(実施例1)図1は本発明の第1の実施例
にかかわる半導体集積回路装置の配線パターン配置例を
示す平面図である。
【0014】図1において、11、12は具体的な配線
パターンのレイアウト例であり、配線パターン11、1
2は所定の設計基準を満たすように配置している。例え
ば、最小の配線幅寸法は0.8μm、最小の配線間隔
(配線間スペース)は0.8μmを満たすように形成し
ている。したがって、配線パターン11、12の最小配
線ピッチ(配線の配線幅方向の中心位置と隣接する他の
配線の配線幅方向の中心位置との間の寸法)は1.6μ
mで構成されている。
【0015】次に図2は本発明の第1の実施例にかかわ
る半導体集積回路装置のダミーパターンの基になる補助
パターンの配置例を示す平面図である。図2において、
101〜125は補助パターンのレイアウト例である。
補助パターン101〜125は所定の設計基準を満たす
ように配置している。例えば、補助パターン101〜1
25は最小の配線幅寸法の0.8μmで、補助パターン
101〜125の間隔は最小の配線間隔(配線間スペー
ス)の0.8μmで形成している。
【0016】さらに図4はダミーパターンの発生処理の
工程を示した平面図である。ここで、図4において、図
1及び図2と同一の機能を有するものには同一の符号を
付してその詳細な説明を省略する。
【0017】図3はダミーパターン生成のプログラム処
理を示したものである。配線パターン11、12及び補
助パターン101〜125のデータは数値化され計算機
に格納される。
【0018】まず、配線パターン領域の作成ステップ
(ステップ1)においては、補助パターン101〜12
5により配線パターン11、12が短絡しないように、
配線パターン11、12を所定の寸法だけ伸長し、図4
−aに示した配線パターン領域11a、12aを作成す
る。ここでは例えば配線の最小間隔に対応する0.8μ
mだけ伸長した。
【0019】次の配線パターン領域の消去ステップ(ス
テップ2)においては、図4−bに示したように、補助
パターン101〜125から、上記ステップ1において
作成した配線パターン領域11a、12aを引く。この
ステップ2により、配線パターン領域11a、12aと
重なる領域を消去する。
【0020】次の補助パターンの補正ステップ(ステッ
プ3)においては、図4−cに示したように、上記ステ
ップ2において配線パターン領域1aと重なる領域を消
去された補助パターン101、103a、104a、1
08a、109a、113a、117、118、12
2、123、125aを、所定の寸法だけ縮小する。こ
こでは、最小の配線幅寸法に対応する0.8μmの2分
の1より小さい寸法、例えば0.39μmだけ縮小す
る。この処理により、最小の配線幅寸法に対応する0.
8μm以下の寸法の補助パターン103a、104a、
108a、109a、113a、125aが消去され
る。続いて、縮小された補助パターン101、117、
118、122、123を縮小した寸法だけ伸長する。
ここでは、0.39μmだけ伸長する。このステップ3
により、配線パターン領域11a、12aと重なる領域
を消去された補助パターン101、103a、104
a、108a、109a、113a、117、118、
122、123、125aの中で、最小の配線幅寸法に
対応する0.8μm以下の寸法の補助パターン103
a、104a、108a、109a、113a、125
aが消去され、ダミーパターン101、117、11
8、122、123が完成する。
【0021】以上のように本実施例によれば、所定の設
計基準を満たす所定の寸法で形成されている補助パター
ン101〜125を設けることにより、仮想グリッドを
用いないで第1層メタル配線層、第2層メタル配線層を
構成するデータパス系やメモリ系のマイクロブロックを
含む大多数の集積回路に対しても、ダミーパターンを配
置することができる。
【0022】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。
【0023】図5(a)及び(b)は本発明の第2の実
施例にかかわる半導体集積回路装置のダミーパターンの
基になる補助パターンを示す平面図である。
【0024】図5において、図2に示す第1の実施例と
異なるのは、201〜225の補助パターン(図5
(b))を別に設けた点である。補助パターン201〜
225は補助パターン101〜125を所定の寸法だけ
移動したパターンである。例えば、補助パターン201
〜225はX方向に最小の配線間隔(配線間スペース)
の0.8μm、Y方向に最小の配線間隔(配線間スペー
ス)の0.8μmだけ移動したものである。図5におい
て、図2と同一の機能を有するものには同一の符号を付
してその詳細な説明を省略する。図7は第2の実施例の
ダミーパターンの発生処理の工程を示した平面図であ
る。ここで、図7において、図1、図2及び図5と同一
の機能を有するものには同一の符号を付してその詳細な
説明を省略する。
【0025】以下図1、図5、図6及び図7を用いてダ
ミーパターンの設計方法を説明する。
【0026】図6はダミーパターン生成のプログラム処
理を示したものである。まず、補助パターンを作成す
る。ここでは、例えば、補助パターン101〜125、
補助パターン201〜225の2種類とする。ここで、
配線パターン11、12及び補助パターン101〜12
5、補助パターン201〜225のデータは数値化され
計算機に格納される。
【0027】そしてまず、配線パターン領域の作成ステ
ップ(ステップ1)においては、補助パターン101〜
125により配線パターン11、12が短絡しないよう
に、配線パターン11、12を所定の寸法だけ伸長し、
図7−aに示した配線パターン領域11a、12aを作
成する。ここでは配線の最小間隔に対応する0.8μm
だけ伸長した。
【0028】次の配線パターン領域の消去ステップ(ス
テップ2)においては、図7−bに示したように、補助
パターン101〜125から、上記ステップ1において
作成した配線パターン領域11a、12aを引く。この
ステップ2により、配線パターン領域11a、12aと
重なる領域を消去する。
【0029】次の補助パターンの補正ステップ(ステッ
プ3)においては、図7−cに示したように、上記ステ
ップ2において配線パターン領域1aと重なる領域を消
去された補助パターン101、103a、104a、1
08a、109a、113a、117、118、12
2、123、125aを、所定の寸法だけ縮小する。こ
こでは、最小の配線幅寸法に対応する0.8μmの2分
の1より小さい寸法、例えば0.39μmだけ縮小す
る。この処理により、最小の配線幅寸法に対応する0.
8μm以下の寸法の補助パターン103a、104a、
108a、109a、113a、125aが消去され
る。続いて、縮小された補助パターン101、117、
118、122、123を縮小した寸法だけ伸長する。
ここでは、0.39μmだけ伸長する。このステップ3
により、配線パターン領域11a、12aと重なる領域
を消去された補助パターン101、103a、104
a、108a、109a、113a、117、118、
122、123、125aの中で、最小の配線幅寸法に
対応する0.8μm以下の寸法の補助パターン103
a、104a、108a、109a、113a、125
aが消去される。
【0030】次の配線パターン領域の消去ステップ(ス
テップ4)においては、図7−dに示したように、補助
パターン201〜225から上記ステップ1で作成した
配線パターン領域11a、12aを引く。このステップ
4により、補助パターン201〜225から配線パター
ン領域11a、12aと重なる領域を消去する。
【0031】次の補助パターンの補正ステップ(ステッ
プ5)においては、上記ステップ3において作成した補
助パターン101、117、118、122、123
を、所定の寸法だけ伸長する。ここでは、補助パターン
101、117、118、122、123と補助パター
ン201、202a、204、206、207a、20
9、214、218、219a、223、224aが重
なるように0.1μmだけ伸長する。
【0032】続いて、図7−eに示したように、上記ス
テップ4において作成された補助パターン201、20
2a、204、206、207a、209、214、2
18、219a、223、224aから、0.1μmだ
け伸長した補助パターン101、117、118、12
2、123を引く。続いて、配線パターン領域11a、
12aと重なる領域と0.1μmだけ伸長した補助パタ
ーン101、117、118、122、123と重なる
領域を消去された補助パターン201a、202a、2
04、206a、207a、209、214、218
a、219a、223a、224aを、所定の寸法だけ
縮小する。ここでは、最小の配線幅寸法に対応する0.
8μmの2分の1より小さい寸法、例えば0.39μm
だけ縮小する。この処理により、最小の配線幅寸法に対
応する0.8μm以下の寸法の補助パターン201a、
202a、206a、207a、218a、219a、
223a、224aが消去される。続いて、縮小された
補助パターン204、209、214を縮小した寸法だ
け伸長する。ここでは、0.39μmだけ伸長する。こ
のステップ5により、配線パターン領域11a、12a
と重なる領域と0.1μmだけ伸長した補助パターン1
01、117、118、122、123を消去された補
助パターン201a、202a、204、206a、2
07a、209、214、218a、219a、223
a、224aの中で、最小の配線幅寸法に対応する0.
8μm以下の寸法の補助パターン201a、202a、
206a、207a、218a、219a、223a、
224aが消去される。
【0033】次に、始めに作成した補助パターンについ
て、処理が行ったかを判断する。ここで、始めに作成し
た補助パターンについて処理が行われていない場合は、
ステップ4、ステップ5の処理を繰り返す。
【0034】始めに作成した補助パターンについて、処
理が行われた場合は、補助パターンをたして、ダミーパ
ターン101、117、118、122、123、20
4、209、214が完成する。
【0035】以上のように、補助パターンを2種類(複
数)設けることにより、ダミーパターンの配置される密
度を高くすることができる。
【0036】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。
【0037】図8(a)、(b)及び図9(a)、
(b)は本発明の第3の実施例にかかわる半導体集積回
路装置のダミーパターンの基になる補助パターンを示す
平面図である。
【0038】図8において、図2と異なるのは、301
〜325の補助パターンを別に設けた点である。補助パ
ターン301〜325は補助パターン101〜125を
所定の寸法だけ移動したパターンである。例えば、補助
パターン301〜325はX方向に最小の配線間隔(配
線間スペース)の0.8μmだけ移動したものである。
図9において、図2と異なるのは、401〜425の補
助パターンを別に設けた点である。補助パターン401
〜425は補助パターン101〜125を所定の寸法だ
け移動したパターンである。例えば、補助パターン40
1〜425はY方向に最小の配線間隔(配線間スペー
ス)の0.8μmだけ移動したものである。図8、図9
において、図2と同一の機能を有するものには同一の符
号を付してその詳細な説明を省略する。図7は第2の実
施例のダミーパターンの発生処理の工程を示した平面で
ある。ここで、図7において、図1及び図5と同一の機
能を有するものには同一の符号を付してその詳細な説明
を省略する。
【0039】以下図1、図5、図6、図7、図8、図9
及び図10を用いてダミーパターンの設計方法を説明す
る。
【0040】まず、図5について、上記の第2の実施例
に示したのと同様に図6の処理を行い、図10−aに示
したダミーパターン101、117、118、122、
123、204、209、214を発生させる。
【0041】次に、図8について、上記の第2の実施例
に示したのと同様に図6の処理を行い、図10−bダミ
ーパターン101、117、118、122、123、
304、309を発生させる。
【0042】次に、図9について、上記の第2の実施例
に示したのと同様に図6の処理を行い、図10−cダミ
ーパターン101、117、118、122、123を
発生させる。各補助パターンからダミーパターンを発生
させた結果を以下にに示す。
【0043】補助パターンが図5に示すものの場合ダミ
ーパターンの発生数は8個、補助パターンが図8に示す
ものの場合ダミーパターンの発生数は7個、補助パター
ンが図9に示すものの場合ダミーパターンの発生数は5
個である。
【0044】最後に、発生数の一番多い、図5から発生
させた場合を選択し、ダミーパターン101、117、
118、122、123、204、209、214を発
生させる。
【0045】以上のように、補助パターンを2種類(複
数)設け、その組み合わせを変えダミーパターン発生さ
せ、ダミーパターンの総面積をそれぞれ計算することに
より、総面積の最大になるダミーパターンの配置を選択
することができる。
【0046】なお、第1、第2及び第3の実施例におい
て、補助パターン101〜125は最小の配線幅寸法の
0.8μm、補助パターン101〜125の間隔は最小
の配線間隔(配線間スペース)の0.8μmとしたが、
所定の設計基準を満たす配線幅寸法、所定の設計基準を
満たす配線間隔(配線間スペース)であればよい。
【0047】なお、第2及び第3の実施例において、補
助パターンを補助パターン101〜125、補助パター
ン201〜225の2種類としたが、補助パターンは2
種類以上であればよいので、さらに補助パターンを加え
てもよい。
【0048】なお、第3の実施例において、補助パター
ンの組み合わせを補助パターン101〜125と補助パ
ターン201〜225、補助パターン101〜125と
補助パターン301〜325、補助パターン101〜1
25と補助パターン401〜425の3組としたが、補
助パターンの組み合わせは2組以上であればよいので、
さらに補助パターンの組み合わせを加えてもよい。
【0049】また、上記の実施例においては、あらゆる
パターンに対応できるように、補助パターンの形状を正
方形としているが、必ずしも正方形である必要性はな
く、例えば長方形であってもかまわない。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明は所定の設計基準を
満たす所定の寸法で形成されている補助パターンを設
け、補助パターンから、配線パターンを所定の寸法だけ
伸長した領域を消去した補助パターンをダミーパターン
として配置することにより、仮想グリッドを用いないで
第1層メタル配線層、第2層メタル配線層を構成するデ
ータパス系やメモリ系のマイクロブロックを含む大多数
の集積回路において、ダミーパターンを配置することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例にかかわる半導体集積回
路装置の配線パターン配置例を示す平面図
【図2】同実施例にかかわる半導体集積回路装置のダミ
ーパターンの基になる補助パターンの配置例を示す平面
【図3】同実施例にかかわるダミーパターン生成のプロ
グラム処理の工程図
【図4】同実施例にかかわるダミーパターンの発生処理
の工程を示す平面図
【図5】本発明の第2の実施例にかかわる半導体集積回
路装置のダミーパターンの基になる補助パターンの配置
例を示す平面図
【図6】同実施例にかかわるダミーパターン生成のプロ
グラム処理の工程図
【図7】同実施例にかかわるダミーパターンの発生処理
の工程を示す平面図
【図8】本発明の第3の実施例にかかわるダミーパター
ンの発生処理の工程を示す平面図
【図9】同実施例にかかわるダミーパターンの発生処理
の工程を示す平面図
【図10】同実施例にかかわるダミーパターンの発生処
理の結果を示す平面図
【図11】従来の半導体集積回路装置のパターン配置を
示す平面図
【符号の説明】
11、12 配線パターン 101〜125 補助パターン 201〜225 補助パターン 301〜325 補助パターン 301〜325 補助パターン 501〜505 下層配線が通過すべきグリッド 21 下層配線パターン 31、32 下層配線パターン 41、42 下層配線パターン 51、52 下層配線パターン 601〜605 上部配線が通過すべきグリッド 30、40、50 ダミーパターン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多層配線構造を有する半導体集積回路装置
    の下層に形成するダミー配線パターンの設計方法であっ
    て、所定の寸法及び所定の間隔で規則的に配置された補
    助パターン群を作成する工程と、前記の補助パターン群
    と前記下層に形成される配線パターンを所定の寸法だけ
    伸長した領域とが重なる領域を前記補助パターンから消
    去したパターン群をダミー配線パターンとする工程とを
    有することを特徴とするダミーパターンの設計方法。
  2. 【請求項2】多層配線構造を有する半導体集積回路装置
    の下層に形成するダミー配線パターンの設計方法であっ
    て、所定の寸法及び所定の間隔で規則的に配置された補
    助パターン群をN個(Nは2以上の自然数)作成する工
    程と、第1の補助パターン群と前記下層に形成される配
    線パターンを所定の寸法だけ伸長した領域とが重なる領
    域を前記第1の補助パターンから消去した第1のダミー
    配線パターン群を作成する工程と、第2の補助パターン
    群と前記第1のダミー配線パターン群を所定の寸法だけ
    伸長した領域とが重なる領域及び第2の補助パターン群
    と前記配線パターン群を所定の寸法だけ伸長した領域と
    が重なる領域を前記第2の補助パターン群から消去した
    第2のダミー配線パターン群を作成する工程と、上記の
    工程を繰り返し、第Nの補助パターン群と前記の第1の
    ダミーパターン群を所定の寸法だけ伸長した領域から第
    (N−1)のダミーパターン群を所定の寸法だけ伸長し
    た領域を足した領域とが重なる領域及び前記第Nの補助
    パターン群と前記配線パターンを所定の寸法だけ伸長し
    た領域とが重なる領域を前記第Nの補助パターン群から
    消去した第Nのダミーパターン群を作成する工程と、前
    記第1のダミーパターン群から第Nのダミーパターン群
    を足したものをダミー配線パターンとする工程とを有す
    ることを特徴とするダミーパターンの設計方法。
  3. 【請求項3】N個の補助パターン群の組み合わせをM組
    作成し、前記M組の補助パターン群に対してダミーパタ
    ーンを発生させ、発生したM個のダミーパターンの総面
    積をそれぞれ計算して総面積が最大に配置されたダミー
    パターンを選択することを特徴とする請求項2に記載の
    ダミーパターンの設計方法。
  4. 【請求項4】補助パターン群が正方形で形成しているこ
    とを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載のダミーパ
    ターンの設計方法。
  5. 【請求項5】補助パターン群が所定の設計基準を満たす
    最小の配線幅寸法及び最小の配線間隔で形成しているこ
    とを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載のダミーパ
    ターンの設計方法。
  6. 【請求項6】第Nの補助パターン群が、第1の補助パタ
    ーン群を所定の寸法だけ移動したパターンであることを
    特徴とする請求項2または3に記載のダミーパターンの
    設計方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100429112B1 (ko) * 2000-08-23 2004-04-29 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 반도체 장치, 그 설계 방법 및 설계 장치
US6998653B2 (en) 2002-05-29 2006-02-14 Renesas Technology Corp. Semiconductor device
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CN113075866A (zh) * 2021-03-23 2021-07-06 广东省大湾区集成电路与系统应用研究院 一种半导体器件制造方法

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