JP2002073282A - 透明導電性フィルムおよびタッチパネル電極 - Google Patents

透明導電性フィルムおよびタッチパネル電極

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JP2002073282A
JP2002073282A JP2001175931A JP2001175931A JP2002073282A JP 2002073282 A JP2002073282 A JP 2002073282A JP 2001175931 A JP2001175931 A JP 2001175931A JP 2001175931 A JP2001175931 A JP 2001175931A JP 2002073282 A JP2002073282 A JP 2002073282A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱加工時にカールが生じにくく、且つ簡便
に作製できる透明導電性フィルムを提供すること。 【解決手段】 第一透明基材の第一面にハードコート層
を形成したハードコート処理フィルムと、第二透明基材
の第一面に透明導電膜を有する導電フィルムとを、第一
透明基材の第二面と第二透明基材の第二面とが対向する
ように配置し、粘着剤層を介して接着した透明導電性フ
ィルムにおいて、ハードコート処理フィルムを構成する
第一透明基材とハードコート層との縦方向(0°方向)
及び横方向(90°方向)における各熱収縮率の差が、
いずれも0.35%以内であることを特徴とする透明導
電性フィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードコート層を
有する透明導電性フィルムおよびタッチパネル電極に関
する。本発明のハードコート層付きの透明導電性フィル
ムは、加熱加工時にカールが生じにくく、アナログ方式
タッチパネルの電極板などに好適に用いられる。
【0002】
【従来の技術】種々の方式のタッチパネルのうち、液晶
ディスプレイと組み合わされて使用されるものは、液晶
ディスプレイが薄型化や省電力化を達成するために採用
されていることから、抵抗膜式タッチパネルが多く用い
られている。一般に抵抗膜式タッチパネルにはマトリク
ス方式とアナログ方式とがあって、目的用途によって使
い分けられている。マトリクス方式は、押圧側(入力操
作側)基板と非押圧側(ディスプレイ側)基板とで互い
に交差する方向に短冊状電極を形成しスぺーサを介して
対向配置したものである。
【0003】一方、アナログ式タッチパネルは、透明導
電膜を内側にして透明導電性フィルムをスペーサを介し
対向配置し、透明導電膜の一方に電流を流し他方の透明
導電膜における電圧を計測するようにして、対向する透
明導電膜を指やペン等による押圧操作を介して接触さ
せ、その接触部分での電流の流れにより位置を検知する
ようにしたものであり、通電のために透明導電膜の端部
に銀ペースト等の導電性ペーストからなるリードが設け
られている。前記リードは、例えば対向配置の透明導電
性フィルムの表面をフラットに保ちながら、透明導電膜
間に介在させた導電性ペーストを100〜150℃で1
〜2時間加熱して硬化処理する方法などにより形成され
る。また透明導電性フィルムの操作面には前記の押圧操
作に耐えるようにするためハードコート層が設けられて
いる。
【0004】しかしながら、透明導電性フィルムは、前
記加熱処理の際にカールする問題があり、そのカールが
タッチパネルにニュートンリングを発生させて画面の視
認不良などの原因となる。そこで、このような透明導電
性フィルムのカールを防止するために、たとえば、特開
平8−1480136号公報では、基材の両面にハード
コート層を有するハードコート処理フィルムを用いるこ
とが提案されている。具体的には図2に断面図として示
されるように、透明基材31の両面にハードコート層3
2、33を有するハードコート処理フィルム3と、透明
基材12の片面に透明導電膜11を形成した導電フィル
ム1とを粘着剤層2を介して接着して透明導電性フィル
ムが提案されている。しかし、特開平8−148036
号公報に記載の透明導電性フィルムは、基材の両面にハ
ードコート層を設けたものであるため、製造コストが高
くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、加熱加工時
にカールが生じにくく、且つ簡便に作製できる透明導電
性フィルムを提供することを目的とする。さらには当該
透明導電性フィルムを用いたタッチパネル用電極板を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記課題を
解決すべく鋭意検討を重ねた結果、以下に示す透明導電
性フィルムを用いることにより前記目的を達成できるこ
とを見出し本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち本発明は、第一透明基材の第一面
にハードコート層を形成したハードコート処理フィルム
(以下、単にHCフィルムという)と、第二透明基材の
第一面に透明導電膜を有する導電フィルムとを、第一透
明基材の第二面と第二透明基材の第二面とが対向するよ
うに配置し、粘着剤層を介して接着した透明導電性フィ
ルムにおいて、HCフィルムを構成する第一透明基材と
ハードコート層との縦方向(0°方向)及び横方向(9
0°方向)における各熱収縮率の差が、いずれも0.3
5%以内であることを特徴とする透明導電性フィルム、
に関する。
【0008】本発明は上記のようにHCフィルムの第一
透明基材とハードコート層との熱収縮率差が、縦方向
(0°方向)及び横方向(90°方向)のいずれにおい
ても0.35%以内のものであれば、第一透明基材の片
面にのみハードコート層を設けたHCフィルムであって
も、加熱加工時におけるカールを防止できることを見出
したものである。その結果、カール防止のために両面に
ハードコート層を有するHCフィルムを用いる必要が無
くなり、より安価で光学特性の優れたハードコート層付
透明導電性フィルムを提供することが可能となった。
【0009】前記第一透明基材とハードコート層との縦
方向(0°方向)および横方向(90°方向)における
各熱収縮率差はいずれも小さいほど好ましく、当該各熱
収縮率差は、0.2%以内、さらには0.1%以内であ
るのが好ましい。
【0010】前記透明導電性フィルムにおいて、前記第
一透明基材の縦方向(0°方向)及び横方向(90°方
向)における各熱収縮率が、いずれも1%以内であるこ
とが好ましい。
【0011】第一透明基材の熱収縮率はカール防止のう
えで小さいほど好ましく、縦方向(0°方向)、横方向
(90°方向)のいずれの熱収縮率も、0.5%以内、
さらには0.3%以内であるのが好ましい。
【0012】前記透明導電性フィルムにおいて、前記H
Cフィルムと前記導電フィルムとの縦方向(0°方向)
及び横方向(90°方向)における各熱収縮率の差が、
いずれも0.5%以内であることが好ましい。
【0013】前記HCフィルムと前記導電フィルムとの
縦方向(0°方向)および横方向(90°方向)におけ
る各熱収縮率差はカール防止のうえでいずれも小さいほ
ど好ましく、当該各熱収縮率差は、0.2%以内、さら
には0.1%以内であるのが好ましい。
【0014】前記透明導電性フィルムにおいて、前記H
Cフィルムと前記導電フィルムとの、45度毎の4方向
{縦方向(0°方向)、第1斜方向(45°方向)、横
方向(90°方向)及び第2斜方向(135°方向)}
における各熱収縮率の差が、いずれも0.3%以内であ
ることが好ましい。
【0015】縦方向、横方向に加え、さらに斜方向を加
えた4方向においても、HCフィルムと前記導電フィル
ムとの熱収縮率差が小さいものは、斜方向のカール、す
なわちツイストカール防止効果が大きい。HCフィルム
と導電フィルムとの熱収縮率差は、45度毎の前記4方
向のいずれの方向においてもツイストカールを含めたカ
ール防止効果のうえで小さいほど好ましく、特に当該各
熱収縮率差は、0.2%以内、さらには0.1%以内で
あるのが好ましい。
【0016】前記透明導電性フィルムにおいて、前記H
Cフィルムと前記導電フィルムの45度毎の4方向{縦
方向(0°方向)、第1斜方向(45°方向)、横方向
(90°方向)及び第2斜方向(135°方向)}にお
ける各熱収縮率が、いずれも1%以内であることが好ま
しい。
【0017】前記HCフィルムと前記導電フィルムの熱
収縮率は小さいほど好ましく、前記4方向のいずれの熱
収縮率も、0.5%以内、さらには0.3%以内である
のがツイストカール含めたカール防止効果の点で好まし
い。
【0018】さらには本発明は、前記透明導電性フィル
ムを用いたタッチパネル用電極板、に関する。本発明の
透明導電性フィルムはアナログ方式タッチパネルの電極
板などとして好適に用いられる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の透明導電性フィル
ムを図1を参照しながら説明する。図1に示す通り、透
明導電性フィルムは、片面に透明導電膜11を設けた第
二透明基材12からなる導電フィルム1と、粘着剤層2
と、第一透明基材31の片面にハードコート層32を設
けたHCフィルム3とを備え、第二透明基材12の他面
と第一透明基材31の他面とが粘着剤層2で接着された
ものである。
【0020】導電フィルム1における第二透明基材12
やHCフィルム3における第一透明基材31としては、
例えば、透明基材を特に制限なく使用できる。たとえ
ば、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリ塩化
ビニル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレンやポ
リプロピレン等のオレフィン系樹脂などの適宜なプラス
チックからなるフィルムが用いられる。フィルム厚は、
適宜に決定しうるが一般的には、タッチパネル形成時の
作業性や性能等の点より3〜300μm程度、さらには
5〜250μm、特に10〜200μmが好ましい。
【0021】第一透明基材31の熱収縮率は、前述の通
り縦方向(0°方向)及び横方向(90°方向)のいず
れも1%以内であるのが好ましい。また、第二透明基材
12の熱収縮率についても縦方向(0°方向)及び横方
向(90°方向)のいずれも1%以内であるとが好まし
い。
【0022】導電フィルム1は、第二透明基材12とな
るフィルムの片面に透明導電膜11を設けることにより
得られる。透明導電膜11の形成は、例えば真空蒸着
法、スパッタリング法、イオンプレーティング法、スプ
レー熱分解法、化学メッキ法、電気メッキ法またはこれ
らの組合わせ法などの各種薄膜形成法を適宜に選択し、
第二透明基材12のフィルム上に透明導電膜形成材から
なる膜を付設することにより行うことができる。透明導
電膜の形成速度や大面積膜の形成性、生産性などの点か
ら、前記薄膜形成法としては真空蒸着法やスパッタリン
グ法を採用するのが好ましい。
【0023】前記透明導電膜11の形成材としては、透
明な導電性の膜を形成しうるものを適宜に選択して用い
る。好ましくは、例えば、金、銀、白金、パラジウム、
銅、アルミニウム、ニッケル、クロム、チタン、鉄、コ
バルト、錫およびこれらの合金等からなる金属、また酸
化インジウム、酸化スズ、酸化チタン、酸化カドミウム
およびこれらの混合物等からなる金属酸化物、ヨウ化銅
等からなる他の金属化合物などが用いられる。
【0024】透明導電膜11の厚さは、使用目的に応じ
て適宜に決定することができる。たとえば、抵抗膜式タ
ッチパネル用の電極板としては、一般的には103 Ω/
□以下の表面抵抗としたものが好ましい。かかる表面抵
抗は、通例、金属系透明導電膜の場合には30〜600
Å程度、金属酸化物系透明導電膜の場合には80〜50
00Å程度の厚さとすることで達成することができる。
【0025】なお、透明導電膜11の付設に際しては、
第二透明基材12のフィルム表面にコロナ放電処理、紫
外線照射処理、プラズマ処理、スパッタエッチング処
理、アンダーコート処理等の適宜な接着処理を施して、
透明導電膜11との密着性を高めることもできる。
【0026】HCフィルム3は、第一透明基材31とな
るフィルムの片面をハードコート処理してハードコート
層32を形成することにより得られる。ハードコート処
理は、例えばアクリルウレタン系樹脂やシロキサン系樹
脂などの硬質樹脂を塗布して硬化処理する方法などによ
り行うことができる。ハードコート処理に際しては、前
記アクリルウレタン系樹脂やシロキサン系樹脂などの硬
質樹脂にシリコーン樹脂等を配合して表面を粗面化し
て、タッチパネル等として実用した際に鏡作用による写
り込みを防止しうるノングレア面を同時に形成すること
もできる。
【0027】ハードコート層32を形成する際、厚さが
薄いと硬度不足となり、一方厚すぎるとクラックが発生
する場合がある。また、カールの防止特性等も考慮に入
れると、好ましいハードコート層32の厚さは0.1〜
30μm程度である。
【0028】本発明の透明導電性フィルムは、前記の通
り、第一透明基材31、ハードコート層32、HCフィ
ルム3、導電フィルム1は小さな熱収縮率を有し、また
これら相互間における熱収縮率差が小さなものを用いた
ものである。前記熱収縮率、熱収縮率差を有する透明導
電性フィルムを調製するには、第一透明基材31、第二
透明基材12、ハードコート層32、透明導電膜11に
ついて、前記熱収縮率、熱収縮率差となるように、それ
らの材質を選択しおよび/またはその厚みを調整するこ
とにより行う。また、HCフィルム3、導電フィルム1
は、低熱収縮化処理を施すことにより、前記熱収縮率と
なるように調整することもできる。
【0029】第一透明基材31、ハードコート層32、
HCフィルム3、導電フィルム1の熱収縮率は、10c
m四方のサンプルについて、初期状態における寸法と1
50℃で1時間放置したときの寸法(放置後寸法)を測
定し、これらの測定値を下記式に代入することにより求
められる。寸法はオリンパスデジタル式小型顕微鏡(S
TM5)を用いて測定したものである。なお、ハードコ
ート層の熱収縮率は、離型剤を塗布した適当なシート上
に所望の厚さのハードコート層を設け、剥がした後に求
めることができる。 熱収縮率(%)={(初期寸法−放置後寸法)/(初期
寸法)}×100。
【0030】本発明の透明導電性フィルム1における、
HCフィルム3と導電フィルム1を接着するための粘着
剤層2としては、透明性を有するものを適宜に選択して
用いられる。例えばアクリル系粘着剤、シリコーン系粘
着剤、ゴム系粘着剤などのようにクッション性に優れる
ものが好ましい。特に1.0×104 〜1.0×10 6
N/m2 の弾性係数を有するものが好ましい。粘着剤層
2の厚さは1μm以上、特に5〜500μmが好まし
い。粘着剤層2の形成法は特に制限されず、適宜な段階
に適宜な方式で設けることができる。たとえば、HCフ
ィルム3又は/及び導電フィルム1に予め付設して両フ
ィルムの接着に供してもよいし、当該接着積層時に塗工
することもできる。
【0031】なお、本発明の透明導電性フィルムを形成
するHCフィルム3、導電フィルム1、粘着剤層2は、
タッチパネル作成時等や、必要に応じての上記アニール
処理などにおいて加熱されるものであることにから、1
00℃以上、さらには150℃以上の耐熱性を有するこ
とが好ましい。
【0032】本発明の透明導電性フィルムは、タッチパ
ネルや液晶ディスプレイなどの種々の装置の形成などに
好ましく用いることができる。特に、ハードコート処理
を有しているのでタッチパネルの如く、外部と接触する
部品ないし接触する部位に好ましく用いることができ
る。
【0033】
【実施例】以下に、本発明について実施例をあげて詳細
に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるもの
ではない。
【0034】実施例1 第一透明基材として熱収縮率が縦方向(以下、0°方向
という)0.2%、横方向(以下、90°方向という)
0.5%である厚さ125μmのポリエチレンテレフタ
レート(PET)フィルムを準備し、その片面に熱収縮
率が両方向ともに0.3%であるアクリルウレタン系樹
脂からなる厚さ5μmのハードコート層を設け、HCフ
ィルムとした。当該HCフィルムの熱収縮率は、0°方
向:0.2%、90°方向:0.4%であった。そし
て、このHCフィルムの他面に、厚さ25μmのアクリ
ル系粘着剤層を設けた。
【0035】別途、第二透明基材としての厚さ38μm
のPETフィルムの片面に透明導電膜としてITO蒸着
膜を有する、熱収縮率が0°方向:0.0%、90°方
向:0.3%である導電フィルムを準備した。そして、
透明導電膜とハードコート層が互いに外側を向くように
HCフィルムと導電フィルムを対向させ前記の粘着剤層
を介して両フィルムを接着した。その後150℃の環境
下に10時間放置して低熱収縮化処理し透明導電性フィ
ルムを作製した。
【0036】実施例2 第一透明基材として熱収縮率が0°方向:0.6%、9
0°方向:0.8%である厚さ125μmのPETフィ
ルムを準備し、その片面に熱収縮率が両方向ともに0.
5%であるアクリルウレタン系樹脂からなる厚さ5μm
のハードコート層を設け、HCフィルムとした。当該H
Cフィルムの熱収縮率は、0°方向:0.5%、90°
方向:0.8%であった。このHCフィルムの他面に、
厚さ25μmのアクリル系粘着剤層を設けた。
【0037】別途、第二透明基材としての厚さ23μm
のPETフィルムの片面にITO蒸着膜を有する、熱収
縮率が0°方向:0.0%、90°方向:0.3%であ
る導電フィルムを準備した。そして、透明導電膜とハー
ドコート層が互いに外側を向くようにHCフィルムと導
電フィルムを対向させ前記の粘着剤層を介して両フィル
ムを接着することにより、透明導電性フィルムを作製し
た。
【0038】比較例1 第一透明基材として熱収縮率が0°方向:0.1%、9
0°方向:1.1%である厚さ125μmのPETフィ
ルムを準備し、その片面に熱収縮率が両方向ともに0.
5%であるアクリルウレタン系樹脂からなる厚さ5μm
のハードコート層を設け、HCフィルムとした。当該H
Cフィルムの熱収縮率は、0°方向:0.5%、90°
方向:1.1%であった。そして、このHCフィルムの
他面に、厚さ25μm のアクリル系粘着剤層を設けた。
【0039】別途、第二透明基材として厚さ23μmの
PETフィルムの片面にITO蒸着膜を有する、熱収縮
率が0°方向:0.0%、90°方向:0.3%である
導電フィルムを準備した。そして、透明導電膜とハード
コート層が互いに外側を向くようにHCフィルムと導電
フィルムを対向させ前記の粘着剤層を介して両フィルム
を接着することにより、透明導電性フィルムを作製し
た。
【0040】(評価実験)実施例1、2及び比較例1で
得られた透明導電性フィルムより、0°方向に15c
m、90°方向に10cmのサイズで切り取って試験片
を作製し、それを150℃の乾燥機内にITO蒸着面を
上側にして1時間加熱した場合の、カールの程度を調べ
た。その結果を表1に示した。なお、カールの判定にお
いては、ITO蒸着面が凹形状と場合のカールは(+)
で表し、凸形状となる場合のカールは(−)で表した。
【0041】
【表1】 表1から、0°方向および90°方向における各熱収縮
率の差が、いずれも0.35%以内の実施例では、カー
ルが発生していないか、またはその程度が比較例に比べ
て小さいことが認められる。なお、表中、各例の熱収縮
率の差は、その絶対値で表している。
【0042】実施例3 第一透明基材として熱収縮率が0°方向0.1%、90
°方向0.5%である厚さ125μmのPETフィルム
を準備し、その片面に熱収縮率が両方向ともに0.3%
であるアクリルウレタン系樹脂からなる厚さ5μmのハ
ードコート層を設け、HCフィルムとした。当該HCフ
ィルムの熱収縮率は0°方向:0.01%、45°方
向:0.13%、90°方向:0.22%、135°方
向:0.17%であった。そして、このHCフィルムの
他面に、厚さ25μmのアクリル系粘着剤層を設けた。
【0043】別途、第二透明基材としての厚さ25μm
のPETフィルムの片面に透明導電膜としてITO蒸着
膜を有する導電フィルムを準備した。当該導電フィルム
の熱収縮率は0°方向:0.02%、45°方向:0.
17%、90°方向:0.51%、135°方向:0.
14%であった。そして、透明導電膜とハードコート層
が互いに外側を向くようにHCフィルムと導電フィルム
を対向させ前記の粘着剤層を介して両フィルムを接着し
透明導電性フィルムを作製した。
【0044】比較例2 第一透明基材として熱収縮率が0°方向0.1%、90
°方向1.1%である厚さ125μmのPETフィルム
を準備し、その片面に熱収縮率が両方向ともに0.5%
であるアクリルウレタン系樹脂からなる厚さ5μmのハ
ードコート層を設け、HCフィルムとした。当該HCフ
ィルムの熱収縮率は0°方向:0.32%、45°方
向:0.60%、90°方向:0.67%、135°方
向:0.63%であった。そして、このHCフィルムの
他面に、厚さ25μmのアクリル系粘着剤層を設けた。
【0045】別途、第二透明基材としての厚さ25μm
のPETフィルムの片面に透明導電膜としてITO蒸着
膜を有する導電フィルムを準備した。当該導電フィルム
の熱収縮率は0°方向:0.12%、45°方向:0.
23%、90°方向:0.60%、135°方向:0.
17%であった。そして、透明導電膜とハードコート層
が互いに外側を向くようにHCフィルムと導電フィルム
を対向させ前記の粘着剤層を介して両フィルムを接着し
透明導電性フィルムを作製した。
【0046】比較例3 第一透明基材として熱収縮率が0°方向0.1%、90
°方向0.6%である厚さ125μmのPETフィルム
を準備し、その片面に熱収縮率が両方向ともに0.2%
であるアクリルウレタン系樹脂からなる厚さ5μmのハ
ードコート層を設け、HCフィルムとした。当該HCフ
ィルムの熱収縮率は0°方向:0.01%、45°方
向:0.13%、90°方向:0.22%、135°方
向:0.17%であった。そして、このHCフィルムの
他面に、厚さ25μmのアクリル系粘着剤層を設けた。
【0047】別途、第二透明基材としての厚さ25μm
のPETフィルムの片面に透明導電膜としてITO蒸着
膜を有する導電フィルムを準備した。当該導電フィルム
の熱収縮率は0°方向:0.00%、45°方向:0.
43%、90°方向:0.85%、135°方向:0.
43%であった。そして、透明導電膜とハードコート層
が互いに外側を向くようにHCフィルムと導電フィルム
を対向させ前記の粘着剤層を介して両フィルムを接着し
透明導電性フィルムを作製した。
【0048】(評価試験)実施例3および比較例2、3
で得られた透明導電性フィルムより、10cm角サイズ
で切り取って試験片を作製し、それを150℃の乾燥機
内にITO蒸着面を上側にして30分間加熱した場合
の、カールの程度を金尺にて測定した。その結果を表2
に示した。なお、カールの判定においては、ITO蒸着
面が凹形状と場合のカールは(+)で表し、凸形状とな
る場合のカールは(−)で表した。
【0049】
【表2】 表1から、実施例3では、4方向における各熱収縮率の
差が、いずれも0.3%以内であり、ツイストカールを
含めたカールの発生が少ないことが認められる。比較例
2では、0°方向および90°方向の実施例では、カー
ルが発生していないが、45°方向および135°方向
における各熱収縮率の差が、いずれも0.3%を超えて
おりツイストカールが認められる。なお、表中、各例の
熱収縮率の差は、その絶対値で表している。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明のハードコート層付
き透明導電性フィルムは、片面のみのハードコート処理
でコスト面において安価で、加熱時にカールが生じにく
く、タッチパネル等の組立作業を容易に生産効率よく行
うことができ、ニュートンリングの発生も抑制できて外
観の良好なものを形成することができる。また粘着剤層
によるクッション性により透明導電膜が損傷もしにく
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の透明導電性フィルムを示す断面図であ
る。
【図2】従来の透明導電性フィルムを示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 導電フィルム 11 透明導電膜 12 第二透明基材 2 粘着剤層 3 ハードコート処理フィルム 31 第一透明基材 32、33 ハードコート層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野口 知功 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 Fターム(参考) 4F100 AR00A AR00B AR00C AR00D AR00E BA05 BA07 BA10A BA10D BA26 GB41 JA03A JA03B JA03D JG01D JK11 JK12A JL04 JL13E JN01B JN01C JN01D YY00A YY00B 5B087 CC11 CC14 5G307 FA02 FB01 FB02 FC03 FC10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一透明基材の第一面にハードコート層
    を形成したハードコート処理フィルムと、第二透明基材
    の第一面に透明導電膜を有する導電フィルムとを、第一
    透明基材の第二面と第二透明基材の第二面とが対向する
    ように配置し、粘着剤層を介して接着した透明導電性フ
    ィルムにおいて、ハードコート処理フィルムを構成する
    第一透明基材とハードコート層との縦方向(0°方向)
    及び横方向(90°方向)における各熱収縮率の差が、
    いずれも0.35%以内であることを特徴とする透明導
    電性フィルム。
  2. 【請求項2】 前記第一透明基材の縦方向(0°方向)
    及び横方向(90°方向)における各熱収縮率が、いず
    れも1%以内であることを特徴とする請求項1記載の透
    明導電性フィルム。
  3. 【請求項3】 前記ハードコート処理フィルムと前記導
    電フィルムとの縦方向(0°方向)及び横方向(90°
    方向)における各熱収縮率の差が、いずれも0.5%以
    内であることを特徴とする請求項1または2記載の透明
    導電性フィルム。
  4. 【請求項4】 前記ハードコート処理フィルムと前記導
    電フィルムとの、45度毎の4方向{縦方向(0°方
    向)、第1斜方向(45°方向)、横方向(90°方
    向)及び第2斜方向(135°方向)}における各熱収
    縮率の差が、いずれも0.3%以内であることを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載の透明導電性フィル
    ム。
  5. 【請求項5】 前記ハードコート処理フィルムと前記導
    電フィルムの45度毎の4方向{縦方向(0°方向)、
    第1斜方向(45°方向)、横方向(90°方向)及び
    第2斜方向(135°方向)}における各熱収縮率が、
    いずれも1%以内であることを特徴とする請求項1〜4
    のいずれかに記載の透明導電性フィルム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の透明導
    電性フィルムを用いたタッチパネル用電極板。
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