JP2002050579A - 半導体基板の製造方法及びその使用 - Google Patents

半導体基板の製造方法及びその使用

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エピタキシャル成長させた表面の粗さ及び光
散乱中心の数に関する欠点を示さず、かつ酸素析出物と
して検出可能な欠陥を有する基板を使用するためにも適
している、エピタキシャル成長させた半導体基板を製造
する方法を提供すること 【解決手段】 (a) ポリシングされた前面を有し、
かつ一定の厚さを有する基板を準備する工程、(b)
基板の前面をガス状HCl及びシランソースの存在で9
50〜1250℃の温度でエピタキシャル反応器中で前
処理する工程、その際、基板の厚さがほとんど変化しな
い、及び(c) 前処理された基板の前面にエピタキシ
ャル層を析出させる工程、を有することを特徴とする、
前面及び背面並びに前記の前面上に析出した半導体材料
からなるエピタキシャル層を備えた半導体基板の製造方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前面及び背面並び
に前面に析出された半導体材料からなるエピタキシャル
層を有する半導体基板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】先行技術により、適当な処理前製品から
一次研磨(Abtragspolieren)−仕上研磨(Endpoliere
n)−清浄化−エピタキシャル成長のプロセス順序でエ
ピタキシャル成長させた半導体基板が製造され、その
際、一次研磨後の表面粗さは原子間力顕微鏡法(AF
M)を用いて測定して1μm×1μmの範囲内で、プロ
セス実施に応じて約0.5〜3nmRMS(root-mean-
square)であり、最終ポリシング後では約0.05〜
0.2nmRMSである。
【0003】欧州特許出願公開(EP−A1)第711
854号明細書には、エピタキシャル成長させた基板の
製造方法が記載されており、この方法においてスライシ
ング−ラッピング−エッチングされたシリコン基板を一
次研磨し、その際、表面粗さは0.3〜1.2nmRM
S(AFM、1μm×1μm)であり、コストの低減の
ために平坦化する仕上研磨工程を実施せずにエピタキシ
ャルシリコン層を析出させている。こうして製造された
エピタキシャル層は仕上研磨工程を予め適用して通常の
ように製造したエピタキシャル層とその電気的特性にお
いて同等であるが、比較的高い出発粗さにより引き起こ
される光散乱中心(localized light scatters, LLS)
の増加がこの基板上に製造された構成素子の欠陥を増加
させる。
【0004】酸素析出物として検出される基板中の欠陥
はエピタキシャル層の析出の後で光散乱中心の数を増加
させる原因となる。欧州特許出願公開(EP−A1)第
959154号明細書では、エピタキシャル析出の前に
行う基板の熱処理が提案され、この熱処理は表面付近の
欠陥の数を低下させる。しかしながら、それにより達成
されるべき減少は特にこの種の欠陥が多数検出された基
板を使用する場合には不十分であるか又はコスト高にな
ることが明らかとなった。欠陥を減少させる効率は熱処
理の時間に依存する。熱処理のために生じるコストを許
容できる範囲内に留める程度で熱処理を実施した場合、
不所望に高い数の光散乱中心(localized light scatte
res, LLS)がエピタキシャル表面上に見られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、エピタキシャル成長させた表面の粗さ及び光散乱中
心の数に関する前記の欠点を示さず、かつ酸素析出物と
して検出可能な欠陥を有する基板を使用するためにも適
している、エピタキシャル成長させた半導体基板を製造
する方法を提供することであった。さらに、エピタキシ
ャル成長させた半導体基板の他の特性は少なくとも先行
技術により製造されたエピタキシャル成長させた半導体
基板の特性と少なくとも同等に良好であるのが好まし
い。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、本発明の
場合に、前面及び背面並びに前記の前面上に析出した半
導体材料からなるエピタキシャル層を備えた半導体基板
の製造方法において、前記の方法が次のプロセス工程: (a) ポリシングされた前面を有し、かつ一定の厚さ
を有する基板を準備する工程、(b) 基板の前面をガ
ス状HCl及びシランソースの存在で950〜1250
℃の温度でエピタキシャル反応器中で前処理する工程、
その際、基板の厚さはほとんど変化しない、及び(c)
前処理された基板の前面にエピタキシャル層を析出さ
せる工程、を特徴とする、半導体基板の製造方法により
解決される。
【0007】この方法により、エピタキシャル層の表面
が、0.12μm以上の散乱断面(Streuquerschnitt)
を有する1cmあたり0.14個の光散乱中心の最大
密度を有する半導体基板が得られる。基板の前面がエピ
タキシャル層の析出の前に、1μm×1μmのサイズの
基準面積についてAFMにより測定して0.05〜0.
2nmRMSの表面粗さを有する。この半導体基板は、
特に0.18μm以下の線幅を有する電子的構成素子の
製造のための半導体工業において使用するために適して
いる。
【0008】本発明によるプロセス順序の工程(a)に
ついて:本発明によるエピタキシャル成長させた半導体
基板の製造のために、結晶からスライシングした後に例
えばラッピングしかつエッチングするか又は研削しかつ
エッチングするか又は研削だけ行う、又はスライシング
しただけの状態である基板を、一次研磨及び場合により
仕上研磨(finishing)にかけ、その際、このポリシン
グを両面同時に実施するか又は基板の前面だけに実施す
る。両面ポリシングした基板のために適当なポリシング
プロセスは、例えばドイツ国特許(DE−C1)第19
905737号明細書に記載されている。この基板は、
表面付近の大きな酸素析出物として又は酸化物で充填さ
れた空隙凝集物(ボイド)として検出される欠陥に関し
て欠陥が少ないか又は欠陥を有していることができる。
【0009】特に少ないコストの観点で有利である本発
明の有利な実施態様によると、この方法の工程(a)に
おいて前面がポリシングされた基板を製造し、その製造
の際に唯一のポリシング工程、つまり一次研磨グだけが
行われる。仕上研磨は行わない。この基板は、ポリシン
グ装置から取り出され、先行技術による清浄化及び乾燥
が行われる。この清浄化は多数の基板を浴中で又は噴霧
装置を用いて同時に清浄化するバッチ法でも又は一枚毎
のプロセスでも実施することができる。
【0010】本発明のもう一つの有利な実施態様による
と、工程(a)において、表面付近の大きな酸素析出物
として又は酸化物で充填された空隙凝集物として検出さ
れる欠陥が多いポリシングされた基板を準備する。この
ような基板は本発明の範囲内で、基板の少なくとも1つ
の領域で欠陥核の密度がOSF試験(条件:1100℃
で2時間湿式酸化に引き続き3分間のSecco処理(ドー
ピング:p-型)又は1100℃で2時間の湿式酸化に
引き続き3分間のWright処理(ドーピング:p型))
により少なくとも5/cmの値に達する場合(表面付
近の酸素析出物)であるか又は20分間の振盪させない
Secco処理により基板の間隙の多い領域中で少なくとも
2μmのサイズのSeccoエッチピット及び/又はラージ
ピットが少なくとも0.05cmの密度で検出された
場合(酸化物で充填された間隙凝集物)である。これは
一般に酸素濃度が3・1017〜9・1017
- 、有利に5・1017〜7.5・1017cm-
の範囲内にありかつ米国ASTM規格による濃度測定を
行った場合であり、ドーピング物質及び基板中のその濃
度に関して少なくとも次の条件が満たされる:窒素濃度
は1・1010〜5・1015cm- 、有利に5・1
12〜5・1015cm- の範囲内にあり;炭素濃
度は1・1015〜5・1017cm- 、有利に1・
1016〜5・1017cm- の範囲内にあり、ホウ
素濃度は5・1017cm- より高い範囲にある。欠
陥を有する基板の前記のカテゴリーの中には、特に、欠
陥核のリング状の集積、いわゆるOSF−リング(OS
F=oxidation induced stacking fault)を検出するこ
とができるシリコン基板及び結晶中に酸化物で充填され
た間隙凝集物(ボイド)の高い密度を有するシリコン基
板(M.Hourai et al. The Electrochem. Soc. PV98-1
(1998), 453頁及びG.Kissinger et al., Appl. Phys. L
ett. (1998), 223頁)が含まれる。
【0011】欠陥を有する基板は同様に除去ポリシング
された状態で準備することができるが、除去ポリシング
の他になお最終ポリシングを行われる。
【0012】本発明によるプロセス順序の工程(b):
基板の前面のポリシングされた表面をこの方法の工程
(b)の間に、次ぎにエピタキシャル成長する層の品質
が層の表面での光散乱中心の最大数に関して冒頭に記載
した課題を解決するようにを調整する。この調整は意外
にもこの方法の工程(b)において基板を、有利にシリ
コン基板をガス状のHCl及びシランソースの存在で9
50〜1250℃、有利に1050〜1150℃の温度
で、エピタキシャル反応器中で処理することにより達成
される。ガス状のHCl及びシランソースの濃度は、本
質的にケイ素の析出のためにも並びに半導体材料のエッ
チング除去のためにもならずかつ基板の厚さは本質的に
変化しない程度に調節される。平衡状態の一定の逸脱は
許容することができ、その際この許容範囲は高くても
0.5μm/minの析出速度と高くても0.2μm/
minのエッチング除去速度の間にあり、基板の厚さに
関して0.5μmまでの厚さの減少、有利に0.2μm
までの厚さの減少又は0.5μmまでの厚さの増加、有
利に0.2μmまでの厚さの増加が見積もられる。
【0013】エッチングと析出とは十分に高い反応速度
で進行するため、表面上のシリコンは擬似的に可動であ
り、表面の平滑化及び表面上の欠陥の除去が行われる。
ガス状のHCl及びシランソースの他にこの雰囲気は付
加的にドーピングガスを含有することができる。材料を
許容可能な範囲内で析出させる条件下で前処理を実施す
る場合が特に有利である。前処理の終了時に、欠陥を有
していない平坦な単結晶シリコン表面が生じる。文献中
には水素雰囲気中でHClがシリコンからなる表面にエ
ッチングする作用及び平坦化する作用を及ぼすことが記
載されている(H.M. Liaw and J.W.Rose, Epitaxial Si
licon Technology, Academic Press Inc., Orlando Flo
rida 1986, p. 71 - 73及びM. L. Hammond, Handbook o
f Thin-Film Deposition Processes and Techniques, N
oyes Publications 1988, p. 32and 33)。シランソー
スの付加的存在により表面の平坦化及び結晶欠陥の除去
が明らかに改善されかつ促進されることが意外にも見出
された。
【0014】第1段階で、基板を900〜1200℃、
有利に1100〜1150℃の温度で反応器中で純粋な
水素雰囲気にさらすことにより有利に本来の酸化物(na
tiveoxide)を基板の前面から除去し、前記の反応器を
後続するシリコン層のエピタキシャル析出のためにも利
用するのが特に有利である。この本来の酸化物は他の公
知の方法、例えばフッ化水素を用いた基板の処理によっ
ても除去することができる。工程(b)による前処理は
次いで第2段階において、シランソース、ガス状HCl
及び水素を有する混合物をエピタキシャル反応器中へ導
入することにより行う。本来の酸化物を予め水素で除去
した場合には、すでに存在する水素雰囲気にシランソー
ス及びHClを供給することで十分である。
【0015】シランソースとしては、特にシラン(Si
)、ジクロロシラン(SiHCl)、トリクロ
ロシラン(SiHCl)、テトラクロロシラン(Si
Cl )又は前記の物質の混合物が挙げられる。トリク
ロロシランが特に有利である。
【0016】本発明によるプロセス順序の工程(c):
このプロセス順序の最後の工程において、工程(b)に
よる処理によって得られた基板を標準方法により少なく
とも前面にエピタキシャル層を設置する。これはCVD
法(chemical vapor deposition)により行い、前記の
方法において有利にシラン(SiH)、ジクロロシラ
ン(SiHCl)、トリクロロシラン(SiHCl
)、テトラクロロシラン(SiCl)又は前記の物
質の混合物を基板表面に供給し、その基板表面で600
℃〜1250℃の温度で分解して元素状ケイ素及び揮発
性副生成物にし、エピタキシャルの、つまり単結晶の、
半導体基板の結晶の配向に成長するシリコン層が形成さ
れる。0.3μm〜10μmの厚さを有するシリコン層
が有利である。このエピタキシャル層はドーピングされ
ていないか又は、導電形式及び所望の導電性を調節する
ために、ホウ素、リン、ヒ素又はアンチモンにより意図
的にドーピングされている。
【0017】本発明によるプロセス順序(a)〜(c)
の実施により、ヘイズフリー(haze-free)表面を有す
るエピタキシャル成長させた半導体基板が得られ、この
基板は半導体構成素子の製造のためにさらに加工する前
にその特性の測定を行うことができる。レーザーをベー
スとして運転する光学的表面検査装置を用いた測定は、
エピタキシャル成長させた半導体表面1cmあたり
0.14の散乱光中心の最大密度を示し、かつ0.2p
pmより少ない表面粗さ(ヘイズ)及び<1nmRMS
のマイクロラフネスを示す。
【0018】本発明により製造されたエピタキシャル成
長させた半導体基板、特にエピタキシャルシリコン被覆
を有するシリコン基板は、0.18μm以下の線幅を有
する半導体構成素子の製造のための要求を満たす。本発
明による方法は、前記の特徴を有するエピタキシャル成
長させたシリコン層を製造するために最適な方法である
ことが判明した。例えばプラズマエッチングのような局
所的形状補正のための高価な工程は節約される。仕上研
磨は無条件に必要なわけではない。プロセス工程数を少
なくすることにより破壊の危険性も回避される。
【0019】
【実施例】例1 工程(a):この例のために基板として両面ポリシング
された表面を備えた300mm−ケイ素基板を製造し、
清浄化し、乾燥させた。前ポリシングされた基板の粗さ
は0.7nmRMS(AFM、1μm×1μm)であっ
た。
【0020】工程(b):半導体基板の前面をエピタキ
シャル被覆の前にエピタキシャル反応器中で前処理し、
この前処理は、第1段階で前面の本来の酸化物を除去し
かつ第2段階で表面の粗さを著しく減少させることで、
エピタキシャル被覆の後で表面粗さに関して及び光散乱
中心の数に関して明らかに改善された特性を有する半導
体基板を提供する目的を有している。これは、まず本来
の酸化物を水素雰囲気中で1120℃で1分間除去する
ことにより達成される。その後、前面上に存在する粗さ
を明らかに減少させる目的で、30秒間1140℃の温
度でこの水素雰囲気にガス状HCl及びトリクロロシラ
ンを添加した。析出反応及びエッチング反応は1000
sccm HClで1000sccmトリクロロシラン
(飽和温度20℃)で平衡であった。前処理した基板の
粗さは0.09nm RMSであった。
【0021】工程(c):工程(b)に応じて前処理し
た半導体基板を次に先行技術に応じてエピタキシャル反
応器中で前面にエピタキシャル成長させたシリコン層を
設置し、その際、シリコン成分としてSiHClを使
用し、ジボラン(B)を用いるドーピングにより
抵抗を調節した。1140℃の反応室温度で、3μm/
minの析出速度で3.2μmの厚さの層を析出させ
た。
【0022】エピタキシャル成長させたシリコン基板の
測定:シリコンを用いて前面にエピタキシャル成長させ
たシリコン基板をレーザー原理により運転されるKLA-Te
ncor社のタイプSP1の表面検査装置を用いてエピタキ
シャル成長させた前面の欠陥に関して測定した;0.1
2μm以上のLLS欠陥の総数についてDWN−チャン
ネル("dark field wide")中で、20±9の平均値が
生じ、0.03LLS/cmに相当し、ヘイズ値は
0.06±0.03ppmであり、RMSは0.07n
m(1×1μm)であった。
【0023】比較例1−前処理なし:基板として例1と
同様の特性を有するシリコン基板を提供した。本発明に
おいて記載した前処理を行わずに、前面のエピタキシャ
ル成長による被覆後にDWNチャンネル中の0.12μ
m以上のLLS欠陥の平均値は368±124であり、
0.52±0.18LLS/cmに相当した。ヘイズ
値は0.09±0.04ppmであった。
【0024】比較例2−HClだけで前処理:基板とし
て例1と同様の特性を有するシリコン基板を提供した。
シリコン基板の前面にエピタキシャル被覆の前にエピタ
キシャル反応器中でHClを用いる前処理を行った。こ
のために30秒間もしくは1分間1140℃の温度で水
素雰囲気にガス状HClを添加した。前処理した基板の
粗さは0.32nm RMS(30秒)もしくは0.1
7nm RMS(1分)であり、つまり2倍の処理時間
でも本発明によるHCl及びトリクロロシランを用いた
前処理と比較して明らかに粗かった。エピタキシャルシ
リコン層を用いた被覆の後に、132±28(30秒)
もしくは22±15(1分)のLLS欠陥の総数が見ら
れた;ヘイズ値は0.07±0.03ppm(30秒)
もしくは0.06±0.03ppm(1分)、RMS粗
さは0.10nm(30秒)もしくは0.09nm(1
分)であった。
【0025】上記の例及び2つの比較例により製造され
た300mm−シリコン基板の前面、背面及びエッジ部
は、当業者に公知の通常の方法を用いて、基板表面の金
属ドーピングに関して及び少数キャリア蓄積時間に関し
て並びにナノトポロジー特性に関して測定した。個々の
試験グループ間に統計的に重大な偏差は観察されなかっ
た。
【0026】例2:工程(a):この例のために基板と
してポリシングされた表面を備えた、欠陥核のリング状
の集積いわゆるOSFリングを検出できる300mm−
シリコン基板を準備した。
【0027】工程(b):半導体基板の前面をエピタキ
シャル被覆の前にエピタキシャル反応器中で前処理し、
この前処理は、エピタキシャル被覆の後で検出可能な光
散乱中心の数をできる限り少なくする目的を有してい
た。これは、まず本来の酸化物を水素雰囲気中で115
0℃で1分間除去することにより達成された。その後
で、さらに60秒間1120℃の温度で水素雰囲気にガ
ス状HCl及びトリクロロシランを添加した(900s
ccmHCl及び2000sccmトリクロロシラン
(飽和温度20℃))。
【0028】工程(c):工程(b)により前処理した
半導体基板を、先行技術に応じてエピタキシャル反応器
中で前面にエピタキシャル成長させたシリコン層を設置
した。この被覆は1120℃で行い、75秒間続けた。
【0029】エピタキシャル成長させたシリコン基板の
測定:前面にシリコンをエピタキシャル成長させたシリ
コン基板を、レーザー原理により運転するFa. KLA-Tenc
or社のタイプSP1の表面検査装置を用いてエピタキシ
ャル成長させた前面の欠陥に関して測定し;0.12μ
mより大きいLLS−欠陥の総数は40であった。
【0030】比較例3〜6−熱処理を用いる:基板とし
て例2と同様の特性を有するシリコン基板を準備した。
エピタキシャル被覆の前にシリコン基板を本発明による
前処理の代わりに、1120℃(比較例3)、1150
℃(比較例4)及び1200℃(比較例5)の温度で水
素中で60秒間熱処理した。比較例6では処理温度は同
様に1150℃であるが熱処理時間を120秒続けた。
熱処理に引き続くエピタキシャル被覆の条件は、比較例
4〜6の場合に例2の条件と同じであった。比較例3の
場合、1090℃で被覆を行い、81秒間続けた。エピ
タキシャル被覆後に数えられたLLS欠陥の数は257
7(比較例3)、428(比較例4)、239(比較例
5)、もしくは509(比較例6)であった。
【0031】比較例7−HCLだけを用いた前処理:基
板として例2と同様の特性を有するシリコン基板を準備
した。例2との差異はトリクロロシランの添加を行わな
かったことである。次のエピタキシャル被覆は例2と同
様の条件下で実施した。検出されたLLS欠陥の数は1
10であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラインハルト シャウアー ドイツ連邦共和国 ラウフェン モースハ ム 40アー (72)発明者 ギュンター オーバーマイアー ドイツ連邦共和国 パリング オストリン グ 11 (72)発明者 ディーター グレーフ ドイツ連邦共和国 ブルクハウゼン ピラ ハー シュトラーセ 109 (72)発明者 ペーター シュトルク ドイツ連邦共和国 メーリング ウングハ ウゼン 11アー (72)発明者 クラウス メスマン ドイツ連邦共和国 ブルクハウゼン バッ ハシュトラーセ 38 (72)発明者 ヴォルフガング ジーベルト ドイツ連邦共和国 メーリング ヘルダー シュトラーセ 20 Fターム(参考) 5F045 AC01 AC03 AC13 AD13 AD14 AD15 AD16 AF01 AF03 BB12

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面及び背面並びに前記の前面上に析出
    した半導体材料からなるエピタキシャル層を備えた半導
    体基板の製造方法において、前記の方法が次のプロセス
    工程: (a) ポリシングされた前面を有し、かつ一定の厚さ
    を有する基板を準備する工程、(b) 基板の前面をガ
    ス状HCl及びシランソースの存在で950〜1250
    ℃の温度でエピタキシャル反応器中で前処理する工程、
    その際、基板の厚さがほとんど変化しない、及び(c)
    前処理された基板の前面にエピタキシャル層を析出さ
    せる工程、を有することを特徴とする、半導体基板の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 工程(a)に従ってポリシングされた前
    面を唯一のポリシング工程として一次研磨を用いて作成
    する、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 基板が、表面付近の酸素析出物として又
    は酸化物で充填された空隙凝集物(ボイド)として検出
    することができる欠陥を有する、請求項1又は2記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 基板が3・1017〜9・1017cm
    - の濃度範囲の酸素及び少なくとも1種のドーピング
    物質を含有し、前記ドーピング物質は窒素、炭素ホウ素
    からなるグループから選択され、ドーピング物質の濃度
    はドーピング物質タイプに依存して次の濃度範囲にあ
    る: 窒素の濃度範囲:1・1010〜5・1015cm- 炭素の濃度範囲:1・1015〜5・1017cm- ホウ素の濃度範囲:5・1017cm- より高い 請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 ポリシングされた前面の作成のために、
    基板の前面及び背面を同時にポリシングする、請求項1
    から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 ポリシングされた前面の作成のために、
    基板の前面だけをポリシングする、請求項1から4まで
    のいずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 基板の前処理とエピタキシャル層の析出
    とを相互に続けてエピタキシャル反応器中で実施する、
    請求項1から6までのいずれか1項記載の方法。
  8. 【請求項8】 工程(b)による基板の前処理の際に、
    第1段階で基板から本来の酸化物を除去し、第2段階で
    基板を950〜1250℃の温度で、ガス状のHCl及
    びシランソースが混入されている水素雰囲気中で処理す
    る、請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 シランソースが、シラン(SiH)、
    ジクロロシラン(SiHCl)、トリクロロシラン
    (SiHCl)、テトラクロロシラン(SiCl
    及び前記物質の任意の混合物からなる化合物のグループ
    から選択される、請求項1から8までのいずれか1項記
    載の方法。
  10. 【請求項10】 HCl濃度とシラン濃度との割合を、
    0.5μm/minより低い析出速度でシリコン析出を
    行うか、又は0.2μm/minより低いエッチング速
    度のシリコンエッチングを行い、かつ基板の表面から
    0.5μmより少なく材料を除去し、かつ基板の表面上
    で0.5μmより少なく材料を析出させる、請求項1か
    ら9までのいずれか1項記載の方法。
  11. 【請求項11】 工程(c)で析出されたエピタキシャ
    ル層が0.3μm〜10μmの厚さを有し、かつ前記の
    層を600℃〜1250℃の温度で析出させる、請求項
    1から10までのいずれか1項記載の方法。
  12. 【請求項12】 工程(c)で析出されたエピタキシャ
    ル層を酸化性ガスで親水性にする、請求項1から11ま
    でのいずれか1項記載の方法。
  13. 【請求項13】 工程(c)で析出されたエピタキシャ
    ル層を湿式化学的に親水性にする、請求項1から11ま
    でのいずれか1項記載の方法。
  14. 【請求項14】 集積された半導体構成素子の製造のた
    めの、請求項1から13までのいずれか1項記載の方法
    により製造されたエピタキシャル成長させた半導体基板
    の使用。
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