JP2002019789A - 包装用袋及びその製造方法 - Google Patents
包装用袋及びその製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 外側の部材と内側の部材とを容易に分離でき
るようにする。 【解決手段】 外袋体10は、紙によって形成され、入
出口部を有している。内袋体30は、合成樹脂によって
形成され、緩衝機能を有し、外袋体10の入出口部にほ
ぼ対応する入出口部を有している。そして、内袋体30
は、内袋体30の入出口部の近傍においてのみ外袋体1
0と接着されている。
るようにする。 【解決手段】 外袋体10は、紙によって形成され、入
出口部を有している。内袋体30は、合成樹脂によって
形成され、緩衝機能を有し、外袋体10の入出口部にほ
ぼ対応する入出口部を有している。そして、内袋体30
は、内袋体30の入出口部の近傍においてのみ外袋体1
0と接着されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、包装用袋及びその
製造方法に関するものである。
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の包装用袋としては、例えば次のよ
うなものが存在する。図12〜図14に基づいて説明す
る。図12に示すように、その包装用袋は、外側の部材
として、おもて紙部215a及び裏紙部215bを有
し、内側の部材として、おもてシート部235a及び裏
シート部235bを有している。おもて紙部215a及
び裏紙部215bは、ともに紙によって形成されてい
る。おもて紙部215aはほぼ長方形状をしており、裏
紙部215bは長方形状をしている。おもてシート部2
35a及び裏シート部235bは、ともに緩衝機能を有
する合成樹脂シートによって形成されており、ともに長
方形状をしている。
うなものが存在する。図12〜図14に基づいて説明す
る。図12に示すように、その包装用袋は、外側の部材
として、おもて紙部215a及び裏紙部215bを有
し、内側の部材として、おもてシート部235a及び裏
シート部235bを有している。おもて紙部215a及
び裏紙部215bは、ともに紙によって形成されてい
る。おもて紙部215aはほぼ長方形状をしており、裏
紙部215bは長方形状をしている。おもてシート部2
35a及び裏シート部235bは、ともに緩衝機能を有
する合成樹脂シートによって形成されており、ともに長
方形状をしている。
【0003】そして、図13,図14に示すように、お
もて紙部215a,裏紙部215b,おもてシート部2
35a,裏シート部235bは、入出口部224に対応
する1つの辺以外の3辺において一体的に接合(溶着)
されている。すなわち、この包装用袋の製造の際に、お
もて紙部215a,おもてシート部235a,裏シート
部235b,裏紙部215bの順に積層され、入出口部
224に対応する1つの辺以外の3辺に対応する部分
は、高温の一対の加熱挟圧部材によって加熱及び挟圧さ
れ、一体的に溶着(接合)されるのである。このように
溶着された部分を接合部250A,250B,250C
ということとする。また、入出口部224に対応する辺
においては、おもて紙部215aとおもてシート部23
5aが溶着され(その部分を接着部252aという)、
裏紙部215bと裏シート部235bが溶着されている
(その部分を接着部252bという)。
もて紙部215a,裏紙部215b,おもてシート部2
35a,裏シート部235bは、入出口部224に対応
する1つの辺以外の3辺において一体的に接合(溶着)
されている。すなわち、この包装用袋の製造の際に、お
もて紙部215a,おもてシート部235a,裏シート
部235b,裏紙部215bの順に積層され、入出口部
224に対応する1つの辺以外の3辺に対応する部分
は、高温の一対の加熱挟圧部材によって加熱及び挟圧さ
れ、一体的に溶着(接合)されるのである。このように
溶着された部分を接合部250A,250B,250C
ということとする。また、入出口部224に対応する辺
においては、おもて紙部215aとおもてシート部23
5aが溶着され(その部分を接着部252aという)、
裏紙部215bと裏シート部235bが溶着されている
(その部分を接着部252bという)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、環境
問題がクローズアップされている。そして、上記の包装
用袋を使用した後には、それを資源として再利用できる
ことが好ましい。また、再利用しない場合においても、
環境にあまり負荷をかけないように適切に処理される必
要がある。そして、上記の包装用袋は、紙からなる外側
の部材(おもて紙部215a,裏紙部215b)と合成
樹脂からなる内側の部材(おもてシート部235a,裏
シート部235b)を有しているため、資源として再利
用を図る等の適切な処理をするためには、それらを分別
する必要がある。
問題がクローズアップされている。そして、上記の包装
用袋を使用した後には、それを資源として再利用できる
ことが好ましい。また、再利用しない場合においても、
環境にあまり負荷をかけないように適切に処理される必
要がある。そして、上記の包装用袋は、紙からなる外側
の部材(おもて紙部215a,裏紙部215b)と合成
樹脂からなる内側の部材(おもてシート部235a,裏
シート部235b)を有しているため、資源として再利
用を図る等の適切な処理をするためには、それらを分別
する必要がある。
【0005】しかしながら、上記の包装用袋では、入出
口部224の辺(接着部252a,252b)におい
て、おもて紙部215aとおもてシート部235aとが
接着され、裏シート部235bと裏紙部215bとが接
着されているのみならず、入出口部224以外の3辺の
接合部250A,250B,250Cにおいて、おもて
紙部215a,おもてシート部235a,裏シート部2
35b,裏紙部215bが一体的に溶着されている。こ
のため、外側の部材(おもて紙部215a,裏紙部21
5b)と内側の部材(おもてシート部235a,裏シー
ト部235b)とを容易に分離させることができない。
このため、上記従来の包装用袋では、使用後において資
源として有効に再利用したり、環境にあまり負荷をかけ
ずに処理することが困難である。
口部224の辺(接着部252a,252b)におい
て、おもて紙部215aとおもてシート部235aとが
接着され、裏シート部235bと裏紙部215bとが接
着されているのみならず、入出口部224以外の3辺の
接合部250A,250B,250Cにおいて、おもて
紙部215a,おもてシート部235a,裏シート部2
35b,裏紙部215bが一体的に溶着されている。こ
のため、外側の部材(おもて紙部215a,裏紙部21
5b)と内側の部材(おもてシート部235a,裏シー
ト部235b)とを容易に分離させることができない。
このため、上記従来の包装用袋では、使用後において資
源として有効に再利用したり、環境にあまり負荷をかけ
ずに処理することが困難である。
【0006】そこで、本発明は、材質の異なる外側の部
材及び内側の部材を有し、その外側の部材と内側の部材
とを容易に分離させることができる包装用袋及びその製
造方法を提供することを課題とする。
材及び内側の部材を有し、その外側の部材と内側の部材
とを容易に分離させることができる包装用袋及びその製
造方法を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に係る発明は、入出口部を有する外袋体
と、前記外袋体とは異なる材質によって形成され、前記
外袋体の前記入出口部にほぼ対応する入出口部を有する
内袋体とを有し、前記内袋体は、前記内袋体の前記入出
口部の近傍においてのみ前記外袋体と接着されている包
装用袋である。
めに、請求項1に係る発明は、入出口部を有する外袋体
と、前記外袋体とは異なる材質によって形成され、前記
外袋体の前記入出口部にほぼ対応する入出口部を有する
内袋体とを有し、前記内袋体は、前記内袋体の前記入出
口部の近傍においてのみ前記外袋体と接着されている包
装用袋である。
【0008】この発明の包装用袋では、内袋体の入出口
部の近傍においてのみ内袋体が外袋体と接着されている
ため、その使用後には、内袋体と外袋体とを容易に分離
することができる。このため、材質の異なる外袋体及び
内袋体を各々適切に処理(資源としての再利用を含む)
することができる。
部の近傍においてのみ内袋体が外袋体と接着されている
ため、その使用後には、内袋体と外袋体とを容易に分離
することができる。このため、材質の異なる外袋体及び
内袋体を各々適切に処理(資源としての再利用を含む)
することができる。
【0009】「前記内袋体の前記入出口部の近傍におい
てのみ前記外袋体と接着されている」には、内袋体の入
出口部の近傍において、そのほぼ全長にわたって連続的
な接着部(外袋体に対する接着部)が形成されている場
合に限らず、内袋体の入出口部の近傍において、その全
長のうちの一部分に接着部が形成されている場合も含ま
れる。「接着」とは、熱及び圧力による溶着に限らず、
接着剤で接着される場合も含まれる。「包装用袋」とし
ては、いわゆる「封筒」に該当するものが代表例である
が、それに限らず、種々のものが含まれる。
てのみ前記外袋体と接着されている」には、内袋体の入
出口部の近傍において、そのほぼ全長にわたって連続的
な接着部(外袋体に対する接着部)が形成されている場
合に限らず、内袋体の入出口部の近傍において、その全
長のうちの一部分に接着部が形成されている場合も含ま
れる。「接着」とは、熱及び圧力による溶着に限らず、
接着剤で接着される場合も含まれる。「包装用袋」とし
ては、いわゆる「封筒」に該当するものが代表例である
が、それに限らず、種々のものが含まれる。
【0010】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明の包装用袋であって、前記外袋体が紙によって形成さ
れ、前記内袋体が合成樹脂によって形成され緩衝機能を
有するものである。
明の包装用袋であって、前記外袋体が紙によって形成さ
れ、前記内袋体が合成樹脂によって形成され緩衝機能を
有するものである。
【0011】この発明の包装用袋では、外袋体が紙によ
って形成されているため、その表面(ひょうめん)に文
字等を記載するのに便利であるとともに、内袋体が緩衝
機能を有するため、損傷しやすい物品を保護した状態で
収容することができる。
って形成されているため、その表面(ひょうめん)に文
字等を記載するのに便利であるとともに、内袋体が緩衝
機能を有するため、損傷しやすい物品を保護した状態で
収容することができる。
【0012】請求項3に係る発明は、紙によって形成さ
れ入出口部を有する外袋体の内側に、合成樹脂によって
形成され緩衝機能を有し前記外袋体の前記入出口部にほ
ぼ対応する入出口部を有する内袋体が収容され、かつ、
前記内袋体の内側の少なくとも前記入出口の近傍に挿入
部材が挿入された状態にする工程と、前記外袋体の前記
入出口部の近傍を一対の加熱挟圧部材によって加熱挟圧
する工程と、前記一対の加熱挟圧部材による加熱挟圧を
解除する工程と、前記内袋体から前記挿入部材を取り除
く工程とを有する包装用袋の製造方法である。
れ入出口部を有する外袋体の内側に、合成樹脂によって
形成され緩衝機能を有し前記外袋体の前記入出口部にほ
ぼ対応する入出口部を有する内袋体が収容され、かつ、
前記内袋体の内側の少なくとも前記入出口の近傍に挿入
部材が挿入された状態にする工程と、前記外袋体の前記
入出口部の近傍を一対の加熱挟圧部材によって加熱挟圧
する工程と、前記一対の加熱挟圧部材による加熱挟圧を
解除する工程と、前記内袋体から前記挿入部材を取り除
く工程とを有する包装用袋の製造方法である。
【0013】この発明では、外袋体の内側に内袋体が収
容され、内袋体の内側に挿入部材が挿入された状態で、
外袋体の入出口部の近傍を一対の加熱挟圧部材によって
加熱挟圧することによって、合成樹脂によって形成され
ている内袋体の入出口部の近傍が溶融し、当該入出口部
の近傍がその溶融状態で外袋体の入出口部の近傍に対し
て密着する。なお、その際、挿入部材によって、内袋体
の入出口部の近傍が塞がることが防止される。その後
に、加熱挟圧部材による加熱挟圧が解除されることによ
って、溶融状態の内袋体の入出口部の近傍が外袋体の入
出口部の近傍に対して密着した状態で冷却固化し、内袋
体の入出口部の近傍が外袋体の入出口部の近傍に対して
接着する。そして、内袋体から挿入部材が取り除かれる
ことによって、請求項2に係る発明の包装用袋が製造さ
れる。このようにして、この発明では、請求項2に係る
発明の包装用袋を容易に製造することができる。
容され、内袋体の内側に挿入部材が挿入された状態で、
外袋体の入出口部の近傍を一対の加熱挟圧部材によって
加熱挟圧することによって、合成樹脂によって形成され
ている内袋体の入出口部の近傍が溶融し、当該入出口部
の近傍がその溶融状態で外袋体の入出口部の近傍に対し
て密着する。なお、その際、挿入部材によって、内袋体
の入出口部の近傍が塞がることが防止される。その後
に、加熱挟圧部材による加熱挟圧が解除されることによ
って、溶融状態の内袋体の入出口部の近傍が外袋体の入
出口部の近傍に対して密着した状態で冷却固化し、内袋
体の入出口部の近傍が外袋体の入出口部の近傍に対して
接着する。そして、内袋体から挿入部材が取り除かれる
ことによって、請求項2に係る発明の包装用袋が製造さ
れる。このようにして、この発明では、請求項2に係る
発明の包装用袋を容易に製造することができる。
【0014】なお、「外袋体の内側に内袋体を収容す
る」工程と、「前記内袋体の内側に挿入部材を挿入す
る」工程とは、どちらが先でもよく、同時でもよい。挿
入部材は、内袋体の内側の入出口の近傍におけるその全
長にわたる部分に挿入される必要はなく、そのうちの一
部(内袋体のうち外袋体に対して接着させる部分)のみ
の部分に挿入される場合も含まれる。
る」工程と、「前記内袋体の内側に挿入部材を挿入す
る」工程とは、どちらが先でもよく、同時でもよい。挿
入部材は、内袋体の内側の入出口の近傍におけるその全
長にわたる部分に挿入される必要はなく、そのうちの一
部(内袋体のうち外袋体に対して接着させる部分)のみ
の部分に挿入される場合も含まれる。
【0015】
【発明の実施の形態】[実施形態1]次に、本発明の実
施形態1について、図1〜図8に基づいて説明する。図
1,図2に示すように、この包装用袋は、いわゆる封筒
に該当するものであり、外袋体10及び内袋体30を有
し、入出口部24を有している。
施形態1について、図1〜図8に基づいて説明する。図
1,図2に示すように、この包装用袋は、いわゆる封筒
に該当するものであり、外袋体10及び内袋体30を有
し、入出口部24を有している。
【0016】外袋体10は紙によって形成されている。
図1,図4に示すように、外袋体10は、1枚の紙であ
る外袋体形成用紙11が折り畳まれ、所定の端部同士が
接着剤によって接着されて形成されている。図1に示す
ように、外袋体10は、全体としてほぼ長方形状をして
いる。外袋体10の3辺は閉塞辺部12A〜12Cとさ
れており、1辺に入出口部14が形成されている。
図1,図4に示すように、外袋体10は、1枚の紙であ
る外袋体形成用紙11が折り畳まれ、所定の端部同士が
接着剤によって接着されて形成されている。図1に示す
ように、外袋体10は、全体としてほぼ長方形状をして
いる。外袋体10の3辺は閉塞辺部12A〜12Cとさ
れており、1辺に入出口部14が形成されている。
【0017】図1,図3に示すように、外袋体10は、
おもて紙部15aと裏紙部15bを有している。おもて
紙部15aはほぼ長方形状をしており、裏紙部15bは
長方形状をしている。おもて紙部15a及び裏紙部15
bのともに入出口部14を形成する辺(部分)は、入出
口部形成辺部16a,16bとされている。おもて紙部
15aの入出口部形成辺部16aには、折り曲げ片部1
7が形成されている。
おもて紙部15aと裏紙部15bを有している。おもて
紙部15aはほぼ長方形状をしており、裏紙部15bは
長方形状をしている。おもて紙部15a及び裏紙部15
bのともに入出口部14を形成する辺(部分)は、入出
口部形成辺部16a,16bとされている。おもて紙部
15aの入出口部形成辺部16aには、折り曲げ片部1
7が形成されている。
【0018】一方、図1,図5に示すように、内袋体3
0は、ポリエチレン等の合成樹脂シートによって形成さ
れている。内袋体30は、多数の空気袋部39(図6参
照)を有し、緩衝機能を有している。これについては後
に詳述する。図1に示すように、内袋体30は、全体と
して長方形状をしている。内袋体30の3辺は塞がれた
閉塞辺部32A〜32Cとされており、1辺に入出口部
34が形成されている。内袋体30は、外袋体10より
も若干小さく形成されている。
0は、ポリエチレン等の合成樹脂シートによって形成さ
れている。内袋体30は、多数の空気袋部39(図6参
照)を有し、緩衝機能を有している。これについては後
に詳述する。図1に示すように、内袋体30は、全体と
して長方形状をしている。内袋体30の3辺は塞がれた
閉塞辺部32A〜32Cとされており、1辺に入出口部
34が形成されている。内袋体30は、外袋体10より
も若干小さく形成されている。
【0019】図1,図3,図5に示すように、内袋体3
0は、おもてシート部35aと裏シート部35bを有し
ている。おもてシート部35a及び裏シート部35b
は、ともにほぼ同じ大きさの長方形状をしている。内袋
体30は、入出口部34を形成する辺以外の3辺の閉塞
辺部32A〜32Cにおいて、おもてシート部35a及
び裏シート部35bが結合されて形成されている。おも
てシート部35a及び裏シート部35bのともに入出口
部34を形成する辺は、入出口部形成辺部36a,36
bとされている。
0は、おもてシート部35aと裏シート部35bを有し
ている。おもてシート部35a及び裏シート部35b
は、ともにほぼ同じ大きさの長方形状をしている。内袋
体30は、入出口部34を形成する辺以外の3辺の閉塞
辺部32A〜32Cにおいて、おもてシート部35a及
び裏シート部35bが結合されて形成されている。おも
てシート部35a及び裏シート部35bのともに入出口
部34を形成する辺は、入出口部形成辺部36a,36
bとされている。
【0020】図6に示すように、おもてシート部35
a,裏シート部35bは、ともに、ベースシート部38
を有し、ベースシート部38の2つの面のうち1つの面
の側には多数の空気袋部39が形成されている。内袋体
30(おもてシート部35a,裏シート部35b)は、
多数の空気袋部39によって緩衝機能を有している。お
もてシート部35a,裏シート部35bは、ともに、空
気袋部39が形成されている面が外側(外袋体10の
側)になるように配設されている。
a,裏シート部35bは、ともに、ベースシート部38
を有し、ベースシート部38の2つの面のうち1つの面
の側には多数の空気袋部39が形成されている。内袋体
30(おもてシート部35a,裏シート部35b)は、
多数の空気袋部39によって緩衝機能を有している。お
もてシート部35a,裏シート部35bは、ともに、空
気袋部39が形成されている面が外側(外袋体10の
側)になるように配設されている。
【0021】内袋体30は、次のように製造される。図
7に示すように、おもてシート部35a及び裏シート部
35bを形成するための2枚の合成樹脂シート40a,
40bが重ね合わされ、2枚の合成樹脂シート40a,
40bの閉塞辺部32A〜32Cに該当する部分を挟む
ようにして、一対の熱カッター41a,41bによって
溶着されつつ切断される。こうして、内袋体30が形成
される。
7に示すように、おもてシート部35a及び裏シート部
35bを形成するための2枚の合成樹脂シート40a,
40bが重ね合わされ、2枚の合成樹脂シート40a,
40bの閉塞辺部32A〜32Cに該当する部分を挟む
ようにして、一対の熱カッター41a,41bによって
溶着されつつ切断される。こうして、内袋体30が形成
される。
【0022】図1〜図3に示すように、内袋体30は、
外袋体10の内側に配設されている。そして、内袋体3
0の入出口部34と外袋体10の入出口部14が対応し
た位置にあり、次述のように内袋体30の入出口部34
の近傍と外袋体10の入出口部14の近傍とが接着さ
れ、包装用袋(全体)としての入出口部24(前述)が
形成されている。
外袋体10の内側に配設されている。そして、内袋体3
0の入出口部34と外袋体10の入出口部14が対応し
た位置にあり、次述のように内袋体30の入出口部34
の近傍と外袋体10の入出口部14の近傍とが接着さ
れ、包装用袋(全体)としての入出口部24(前述)が
形成されている。
【0023】図2,図3に示すように、裏紙部15bの
入出口部形成辺部16bの近傍と裏シート部35bの入
出口部形成辺部36bの近傍とが接着されている(その
部分を接着部52bという)。接着部52bは、線状
(正確には幅細の帯状)をなし、裏シート部35bの入
出口部形成辺部36bの近傍において、その入出口部形
成辺部36bの全長のうちの大半の部分(すなわち、そ
の全長のうちの左右両端の一部以外の部分)にわたっ
て、連続的に形成されている。同様に、おもて紙部15
aの入出口部形成辺部16aの近傍とおもてシート部3
5aの入出口部形成辺部36aの近傍とが接着されてい
る(その部分を接着部52aという)。各接着部52a
は、線状(正確には幅細の帯状)をなし、おもてシート
部35aの入出口部形成辺部36aの近傍において、そ
の入出口部形成辺部36aの全長のうちの大半の部分
(すなわち、その全長のうちの左右両端の一部以外の部
分)にわたって、連続的に形成されている。
入出口部形成辺部16bの近傍と裏シート部35bの入
出口部形成辺部36bの近傍とが接着されている(その
部分を接着部52bという)。接着部52bは、線状
(正確には幅細の帯状)をなし、裏シート部35bの入
出口部形成辺部36bの近傍において、その入出口部形
成辺部36bの全長のうちの大半の部分(すなわち、そ
の全長のうちの左右両端の一部以外の部分)にわたっ
て、連続的に形成されている。同様に、おもて紙部15
aの入出口部形成辺部16aの近傍とおもてシート部3
5aの入出口部形成辺部36aの近傍とが接着されてい
る(その部分を接着部52aという)。各接着部52a
は、線状(正確には幅細の帯状)をなし、おもてシート
部35aの入出口部形成辺部36aの近傍において、そ
の入出口部形成辺部36aの全長のうちの大半の部分
(すなわち、その全長のうちの左右両端の一部以外の部
分)にわたって、連続的に形成されている。
【0024】外袋体10と内袋体30との接合方法は次
のとおりである。図8〜図10に基づいて説明する。図
8(a)に示すように、外袋体10の内側に内袋体30
が収容され、内袋体30の内側に挿入板材62(挿入部
材)が挿入された状態とされる。
のとおりである。図8〜図10に基づいて説明する。図
8(a)に示すように、外袋体10の内側に内袋体30
が収容され、内袋体30の内側に挿入板材62(挿入部
材)が挿入された状態とされる。
【0025】図10に示すように、挿入板材62は、平
板状のベース板部63を有している。ベース板部63の
大きさは、内袋体30(その内側)の大きさに対応して
いる。ベース板部63の一縁部の近傍の上下両面には、
各々、被押圧支持部材64a,64bが固定されてい
る。被押圧支持部材64a,64bは、断熱効果を有す
る硬質の合成樹脂によって形成されており、帯板状をし
ている。被押圧支持部材64a,64bの長さは、各
々、接着部52a,52bの長さに対応している。被押
圧支持部材64a,64bの幅は、各々、接着部52
a,52bの幅よりも広く形成されている。そして、挿
入板材62が内袋体30の内部の奥部まで挿入された状
態で、被押圧支持部材64a,64bが、各々、内袋体
30のうちの接着部52a,52bを形成する位置に対
応する位置関係とされている(図8(a)(c)参
照)。
板状のベース板部63を有している。ベース板部63の
大きさは、内袋体30(その内側)の大きさに対応して
いる。ベース板部63の一縁部の近傍の上下両面には、
各々、被押圧支持部材64a,64bが固定されてい
る。被押圧支持部材64a,64bは、断熱効果を有す
る硬質の合成樹脂によって形成されており、帯板状をし
ている。被押圧支持部材64a,64bの長さは、各
々、接着部52a,52bの長さに対応している。被押
圧支持部材64a,64bの幅は、各々、接着部52
a,52bの幅よりも広く形成されている。そして、挿
入板材62が内袋体30の内部の奥部まで挿入された状
態で、被押圧支持部材64a,64bが、各々、内袋体
30のうちの接着部52a,52bを形成する位置に対
応する位置関係とされている(図8(a)(c)参
照)。
【0026】図8(a)に示すように、内袋体30の内
側に挿入板材62が挿入され、外袋体10の内側に内袋
体30が収容された状態のものが、溶着装置(その詳細
は図示省略)にセットされる。溶着装置は、一対の加熱
挟圧部材60a,60bを有している。一対の加熱挟圧
部材60a,60bは、相互に接近・離隔可能に配設さ
れており、高温状態とされ得るものである。図9に示す
ように、一対の加熱挟圧部材60a,60bは、少なく
とも前述の各接着部52a,52bに対応して長く延び
ており、その先端部は線状(正確には幅細の帯状)をし
ている。
側に挿入板材62が挿入され、外袋体10の内側に内袋
体30が収容された状態のものが、溶着装置(その詳細
は図示省略)にセットされる。溶着装置は、一対の加熱
挟圧部材60a,60bを有している。一対の加熱挟圧
部材60a,60bは、相互に接近・離隔可能に配設さ
れており、高温状態とされ得るものである。図9に示す
ように、一対の加熱挟圧部材60a,60bは、少なく
とも前述の各接着部52a,52bに対応して長く延び
ており、その先端部は線状(正確には幅細の帯状)をし
ている。
【0027】そして、図8(b),図9に示すように、
一対の高温の加熱挟圧部材60a,60bによって、外
袋体10のおもて紙部15a及び裏紙部15bの一対の
入出口部形成辺部16a,16bの近傍が挟圧される。
これによって、内袋体30の入出口部形成辺部36aの
近傍のうちの被押圧支持部材64aに支持されている部
分が、圧縮され、溶融するとともに、その溶融状態で外
袋体10の入出口部形成辺部16aの近傍に対して密着
する。同様に、内袋体30の入出口部形成辺部36bの
近傍のうちの被押圧支持部材64bに支持されている部
分が、圧縮され、溶融して、外袋体10の入出口部形成
辺部16bの近傍に対して密着する。なお、その際、各
被押圧支持部材64a,64bは圧縮変形しない。
一対の高温の加熱挟圧部材60a,60bによって、外
袋体10のおもて紙部15a及び裏紙部15bの一対の
入出口部形成辺部16a,16bの近傍が挟圧される。
これによって、内袋体30の入出口部形成辺部36aの
近傍のうちの被押圧支持部材64aに支持されている部
分が、圧縮され、溶融するとともに、その溶融状態で外
袋体10の入出口部形成辺部16aの近傍に対して密着
する。同様に、内袋体30の入出口部形成辺部36bの
近傍のうちの被押圧支持部材64bに支持されている部
分が、圧縮され、溶融して、外袋体10の入出口部形成
辺部16bの近傍に対して密着する。なお、その際、各
被押圧支持部材64a,64bは圧縮変形しない。
【0028】その後に、図8(c)に示すように、一対
の加熱挟圧部材60a,60bが離隔されることによっ
て、溶融状態であった内袋体30の一対の入出口部形成
辺部36a,36bの近傍のうちの各々被押圧支持部材
64a,64bに対応する部分が、外袋体10の入出口
部形成辺部16aの近傍に対して密着した状態で、冷却
され固化する。こうして、内袋体30のおもてシート部
35aの入出口部形成辺部36aの近傍の部分(その全
長のうちの左右両端の一部以外の部分)が、外袋体10
のおもて紙部15aの入出口部形成辺部16aの近傍に
対して接着(溶着)して、接着部52aが形成される
(図9も参照)。同様に、内袋体30の裏シート部35
bの入出口部形成辺部36bの近傍の部分(その全長の
うちの左右両端の一部以外の部分)が、外袋体10の裏
紙部15bの入出口部形成辺部16bの近傍に対して接
着(溶着)して、接着部52bが形成される(図9も参
照)。
の加熱挟圧部材60a,60bが離隔されることによっ
て、溶融状態であった内袋体30の一対の入出口部形成
辺部36a,36bの近傍のうちの各々被押圧支持部材
64a,64bに対応する部分が、外袋体10の入出口
部形成辺部16aの近傍に対して密着した状態で、冷却
され固化する。こうして、内袋体30のおもてシート部
35aの入出口部形成辺部36aの近傍の部分(その全
長のうちの左右両端の一部以外の部分)が、外袋体10
のおもて紙部15aの入出口部形成辺部16aの近傍に
対して接着(溶着)して、接着部52aが形成される
(図9も参照)。同様に、内袋体30の裏シート部35
bの入出口部形成辺部36bの近傍の部分(その全長の
うちの左右両端の一部以外の部分)が、外袋体10の裏
紙部15bの入出口部形成辺部16bの近傍に対して接
着(溶着)して、接着部52bが形成される(図9も参
照)。
【0029】なお、図8(b)の状態で、内袋体30の
おもてシート部35a及び裏シート部35bの各入出口
部形成辺部36a,36bの近傍のうちの各被押圧支持
部材64a,64bに対応する部分は、各々、上記の溶
融状態で被押圧支持部材64a,64bに対しても密着
する。しかしながら、当該部分が冷却固化した際には、
当該部分は、挿入板材62とは接着しない。そのような
材質によって被押圧支持部材64a,64bは形成され
ているのである。
おもてシート部35a及び裏シート部35bの各入出口
部形成辺部36a,36bの近傍のうちの各被押圧支持
部材64a,64bに対応する部分は、各々、上記の溶
融状態で被押圧支持部材64a,64bに対しても密着
する。しかしながら、当該部分が冷却固化した際には、
当該部分は、挿入板材62とは接着しない。そのような
材質によって被押圧支持部材64a,64bは形成され
ているのである。
【0030】その後に、外袋体10及び内袋体30は溶
着装置から取り外され、挿入板材62が取り除かれる。
こうして、前述の包装用袋が製造されるのである。
着装置から取り外され、挿入板材62が取り除かれる。
こうして、前述の包装用袋が製造されるのである。
【0031】次に、この包装用袋の作用効果について説
明する。この包装袋は、内袋体30が緩衝機能を有して
いるため、損傷しやすい物品を保護した状態で収容する
ことができる。そして、その使用後においては、図1に
示すように、内袋体30を外袋体10から取り外すよう
に引っ張る。前述したように、この包装用袋では、内袋
体30と外袋体10とが、内袋体30及び外袋体10の
各入出口部形成辺部16a,16b,36a,36bの
近傍の接着部52a,52bにおいてのみ接着されてい
る。このため、内袋体30が上記のように引っ張られる
ことによって、両接着部52a,52bにおける内袋体
30と外袋体10との接着が外れて、内袋体30と外袋
体10とが分離する。このため、合成樹脂からなる内袋
体30と紙からなる外袋体10を分別して、各々、資源
として再利用等をすることができる。
明する。この包装袋は、内袋体30が緩衝機能を有して
いるため、損傷しやすい物品を保護した状態で収容する
ことができる。そして、その使用後においては、図1に
示すように、内袋体30を外袋体10から取り外すよう
に引っ張る。前述したように、この包装用袋では、内袋
体30と外袋体10とが、内袋体30及び外袋体10の
各入出口部形成辺部16a,16b,36a,36bの
近傍の接着部52a,52bにおいてのみ接着されてい
る。このため、内袋体30が上記のように引っ張られる
ことによって、両接着部52a,52bにおける内袋体
30と外袋体10との接着が外れて、内袋体30と外袋
体10とが分離する。このため、合成樹脂からなる内袋
体30と紙からなる外袋体10を分別して、各々、資源
として再利用等をすることができる。
【0032】[実施形態2]次に、本発明の実施形態2
について、実施形態1との相違点を中心に、図11等に
基づいて説明する。なお、実施形態1と共通する部材に
ついては、同一の符号を付して説明を省略する。
について、実施形態1との相違点を中心に、図11等に
基づいて説明する。なお、実施形態1と共通する部材に
ついては、同一の符号を付して説明を省略する。
【0033】この包装用袋は、実施形態1と同様に、外
袋体10及び内袋体30を有している。図1に示すよう
に、外袋体10はおもて紙部15a及び裏紙部15bを
有し、内袋体30はおもてシート部35a及び裏シート
部35bを有している。
袋体10及び内袋体30を有している。図1に示すよう
に、外袋体10はおもて紙部15a及び裏紙部15bを
有し、内袋体30はおもてシート部35a及び裏シート
部35bを有している。
【0034】そして、図11に示すように、内袋体30
の裏シート部35b(図11中符号省略)と外袋体10
の裏紙部15b(図11中符号省略)との接着部152
bは、裏シート部35bの入出口部形成辺部36bの近
傍において、全長にわたって断続的に形成されている。
同様に、内袋体30のおもてシート部35a(図11中
符号省略)と外袋体10のおもて紙部15a(図11中
符号省略)との接着部152b(図11中図示省略)
は、おもてシート部35aの入出口部形成辺部36aの
近傍において、全長にわたって断続的に形成されてい
る。
の裏シート部35b(図11中符号省略)と外袋体10
の裏紙部15b(図11中符号省略)との接着部152
bは、裏シート部35bの入出口部形成辺部36bの近
傍において、全長にわたって断続的に形成されている。
同様に、内袋体30のおもてシート部35a(図11中
符号省略)と外袋体10のおもて紙部15a(図11中
符号省略)との接着部152b(図11中図示省略)
は、おもてシート部35aの入出口部形成辺部36aの
近傍において、全長にわたって断続的に形成されてい
る。
【0035】この包装用袋でも、実施形態1の包装用袋
と同様の作用効果が得られる。また、接着部152a,
152bがおもてシート部35a,裏シート部35bの
入出口部形成辺部36a,36bの近傍において、その
全長にわたって連続的ではなく断続的に形成されている
ため、内袋体30を外袋体10からより容易に分離させ
ることができる。
と同様の作用効果が得られる。また、接着部152a,
152bがおもてシート部35a,裏シート部35bの
入出口部形成辺部36a,36bの近傍において、その
全長にわたって連続的ではなく断続的に形成されている
ため、内袋体30を外袋体10からより容易に分離させ
ることができる。
【0036】なお、上記のものはあくまで本発明の実施
形態にすぎず、当業者の知識に基づいて種々の変更を加
えた態様で本発明を実施できることはもちろんである。
例えば、外袋体(10)及び内袋体(30)の形状は、
長方形状に限らず、他の形状でもよい。外袋体(10)
と内袋体(30)は、ともに合成樹脂によって形成さ
れ、合成樹脂のうち、両者の材質が異なるものも考えら
れる。また、実施形態1において、接着部52bは、裏
シート部35bの入出口部形成辺部36bの近傍のうち
の中央部分のみにおいて、その入出口部形成辺部36b
の全長のほぼ半分程度の長さにわたって連続的に形成さ
れ、接着部52aも、おもてシート部35aの入出口部
形成辺部36aの近傍のうちの中央部分のみにおいて、
その入出口部形成辺部36aの全長のほぼ半分程度の長
さにわたって連続的に形成されていてもよい。
形態にすぎず、当業者の知識に基づいて種々の変更を加
えた態様で本発明を実施できることはもちろんである。
例えば、外袋体(10)及び内袋体(30)の形状は、
長方形状に限らず、他の形状でもよい。外袋体(10)
と内袋体(30)は、ともに合成樹脂によって形成さ
れ、合成樹脂のうち、両者の材質が異なるものも考えら
れる。また、実施形態1において、接着部52bは、裏
シート部35bの入出口部形成辺部36bの近傍のうち
の中央部分のみにおいて、その入出口部形成辺部36b
の全長のほぼ半分程度の長さにわたって連続的に形成さ
れ、接着部52aも、おもてシート部35aの入出口部
形成辺部36aの近傍のうちの中央部分のみにおいて、
その入出口部形成辺部36aの全長のほぼ半分程度の長
さにわたって連続的に形成されていてもよい。
【図1】本発明の実施形態1の包装用袋(上下反転状
態)を示す分解斜視図である。
態)を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の実施形態1の包装用袋(上下反転状
態)を示す斜視図である。
態)を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施形態1の包装用袋(上下反転状
態)を示す断面図である。(a)は図2におけるA−A
線によって切断した断面図であり、(b)は同じくB−
B線によって切断した断面図であり、(c)は同じくC
−C線によって切断した断面図であり、(d)は同じく
D−D線によって切断した断面図である。
態)を示す断面図である。(a)は図2におけるA−A
線によって切断した断面図であり、(b)は同じくB−
B線によって切断した断面図であり、(c)は同じくC
−C線によって切断した断面図であり、(d)は同じく
D−D線によって切断した断面図である。
【図4】本発明の実施形態1の包装用袋のうちの外袋体
の展開状態を示す斜視図である。
の展開状態を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施形態1の包装用袋のうちの内袋体
(上下反転状態)の分解斜視図である。
(上下反転状態)の分解斜視図である。
【図6】本発明の実施形態1の包装用袋のうちの内袋体
のおもてシート部(裏シート部)を示す図である。
(a)は斜視図であり、(b)は切断端面図である。
のおもてシート部(裏シート部)を示す図である。
(a)は斜視図であり、(b)は切断端面図である。
【図7】本発明の実施形態1の包装用袋のうちの内袋体
の製造方法を簡略に示す図である。
の製造方法を簡略に示す図である。
【図8】本発明の実施形態1の包装用袋の製造方法(外
袋体と内袋体の接合方法)を示す工程図(断面図)であ
る。
袋体と内袋体の接合方法)を示す工程図(断面図)であ
る。
【図9】本発明の実施形態1の包装用袋の製造方法(外
袋体と内袋体の接合方法)を示す図である。図8(b)
におけるIX−IX線によって切断した断面図である。
袋体と内袋体の接合方法)を示す図である。図8(b)
におけるIX−IX線によって切断した断面図である。
【図10】本発明の実施形態1の包装用袋の製造(外袋
体と内袋体の接合)の際に使用する挿入板材を示す図で
ある。(a)は斜視図であり、(b)は断面図である。
体と内袋体の接合)の際に使用する挿入板材を示す図で
ある。(a)は斜視図であり、(b)は断面図である。
【図11】本発明の実施形態2の包装用袋(上下反転状
態)を示す斜視図である。
態)を示す斜視図である。
【図12】従来の包装用袋(上下反転状態)を示す分解
斜視図である。
斜視図である。
【図13】従来の包装用袋(上下反転状態)を示す斜視
図である。
図である。
【図14】従来の包装用袋(上下反転状態)を示す断面
図である。(a)は図13におけるA−A線によって切
断した断面図であり、(b)は同じくB−B線によって
切断した断面図であり、(c)は同じくC−C線によっ
て切断した断面図である。
図である。(a)は図13におけるA−A線によって切
断した断面図であり、(b)は同じくB−B線によって
切断した断面図であり、(c)は同じくC−C線によっ
て切断した断面図である。
【符号の説明】 10 外袋体 14 入出口部 30 内袋体 34 入出口部 52a,52b,152a,152b 接着部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉良 伸一 愛知県名古屋市港区土古町三丁目17番地 株式会社吉良紙工内 Fターム(参考) 3E064 AA06 AE14 BA01 BA21 BB04 BC18 BC19 EA30 FA01 GA02 HN02 HU03 3E066 AA22 AA33 BA01 CA01 CB03 GA01 JA21 MA01 3E075 BA43 BA68 BB12 CA01 DB27 DD13 DD47 GA04
Claims (3)
- 【請求項1】 入出口部を有する外袋体と、 前記外袋体とは異なる材質によって形成され、前記外袋
体の前記入出口部にほぼ対応する入出口部を有する内袋
体とを有し、 前記内袋体は、前記内袋体の前記入出口部の近傍におい
てのみ前記外袋体と接着されている包装用袋。 - 【請求項2】 請求項1に記載の包装用袋であって、 前記外袋体が紙によって形成され、 前記内袋体が合成樹脂によって形成され緩衝機能を有す
るものである包装用袋。 - 【請求項3】 紙によって形成され入出口部を有する外
袋体の内側に、合成樹脂によって形成され緩衝機能を有
し前記外袋体の前記入出口部にほぼ対応する入出口部を
有する内袋体が収容され、かつ、前記内袋体の内側の少
なくとも前記入出口の近傍に挿入部材が挿入された状態
にする工程と、 前記外袋体の前記入出口部の近傍を一対の加熱挟圧部材
によって加熱挟圧する工程と、 前記一対の加熱挟圧部材による加熱挟圧を解除する工程
と、 前記内袋体から前記挿入部材を取り除く工程とを有する
包装用袋の製造方法。
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- 2000-07-12 JP JP2000211656A patent/JP2002019789A/ja active Pending
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