JP4351647B2 - ブリスター包装材、その連続製造方法及びブリスター包装体の連続製造方法 - Google Patents

ブリスター包装材、その連続製造方法及びブリスター包装体の連続製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、ブリスター包装材、その製造方法及びブリスター包装体の製造方法に関する。さらに詳しくは、本発明は、前後2枚の合成樹脂フィルム及び周縁にフランジのついたブリスター部を有するブリスター包装体を、小ロット生産向けにも大量生産向けにも効率よく製造することができるブリスター包装材、その製造方法及びブリスター包装体の製造方法に関する。
収納される商品の形状に合わせて、熱可塑性樹脂シートを真空成形法、圧空成形法などにより形成したブリスターに商品を収納し、台紙に取り付けるブリスター包装体は、透明な包装で商品がよく見え、複雑な形状の商品でも形状に合わせたブリスターを形成して商品を固定するとともに、包材の有する緩衝効果により商品を保護することができる。
従来より、商品収納用ブリスターを有する熱可塑性樹脂シートを台紙に取り付ける方法として、熱可塑性樹脂シートと同系統の樹脂を塗布した台紙に、ブリスター部のフランジを熱融着する方法や、長方形のブリスター部の三辺の端をコの字形に折り曲げ加工し、その凹部に沿って台紙をスライドさせる方法などが採用されていた。しかし、近年にいたって、ブリスター部として比較的軟質の熱可塑性樹脂が使用されるようになり、これに伴ってブリスター部と台紙の接着に感圧接着剤が用いられるようになってきた。
ブリスター部と台紙を感圧接着剤で接着したブリスター包装体は、従来は、次のような方法で製造されていた。すなわち、商品収納用ブリスターを嵌挿することができる多数個の凹部を有するテーブルに、商品収納用ブリスターとその周縁にフランジを有するブリスター部を載置し、商品収納用ブリスターに商品を投入し、フランジに感圧接着剤層を転写し、ブリスター部上に台紙を載置し、台紙を加圧して感圧接着剤層によりブリスター部のフランジに圧着する。台紙は、各ブリスター部に1枚ずつ載置する場合もあり、すべてのブリスター部に大きな台紙を載置し、圧着後に切断する場合もある。このような製造方法によると、1回に多数個のブリスター包装体を製造することができるとはいえ、バッチ作業であり、人手に頼らざるを得ない作業も多く、ブリスター包装体を効率的に製造することは困難であった。このために、ブリスター包装体を効率よく製造することができ、自動化も容易なブリスター包装材、その製造方法及びブリスター包装体の製造方法が求められていた。
本発明は、前後2枚の合成樹脂フィルム及び周縁にフランジのついたブリスター部を有するブリスター包装体を、小ロット生産向けにも大量生産向けにも効率よく製造することができるブリスター包装材、その製造方法及びブリスター包装体の製造方法を提供することを目的としてなされたものである。
本発明者は、上記の課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、前後2枚の合成樹脂フィルムからなる台材の前面フィルムに窓穴を開け、該窓穴より周縁にフランジのついたブリスターを突出させたブリスター包装材は、容易に製造することができ、小ロット生産にも大量生産にも対応し得ることを見いだし、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、
(1)前後2枚の長方形合成樹脂フィルムからなり、前後面フィルムが形成する袋体の長方形の一辺が開口部であって、該長方形の対向する二辺が熱溶断シールによって形成された袋体及び周縁にフランジのついたブリスター部を有するブリスター包装材であって、袋体の前面フィルムに窓穴が熱溶刃による熱溶断によって開けられてなり、該窓穴よりブリスター部のブリスターを袋体の内側から突出させてブリスターを窓穴に嵌挿して、前後面のフィルムによってブリスター部のフランジを狭持させてなり、前後面フィルムが形成する袋体の長方形の一辺が開口部であることを特徴とするブリスター包装材、
(2)フランジが平行な二辺を有し、該二辺が前後面フィルムの内側において、前後面フィルムが形成する長方形袋体の対向する二辺の密溶断シールに接する(1)記載のブリスター包装材、
(3)ブリスター部がフランジにおいて、感圧接着剤により前面フィルムの内側に接着されてなる(1)又は(2)記載のブリスター包装材、
(4)前後面フィルムに芯材が挟持されてなる(1)、(2)又は(3)記載のブリスター包装材、
(5)後面フィルムを覆うフラップを有する(1)、(2)、(3)又は(4)記載のブリスター包装材、
(6)開口部において前面フィルムが延設されて封口片を形成し、該封口片が折り返され、感圧接着剤により後面フィルムに接着されて開口部を封口する(1)、(2)、(3)、(4)又は(5)記載のブリスター包装材、
(7)前後2枚の合成樹脂フィルム及び周縁にフランジのついたブリスター部を有するブリスター包装材の製造方法であって、長尺の合成樹脂フィルムを巻き出す工程、長尺の合成樹脂フィルムの一方の側縁に離型テープに覆われた感圧接着剤層を貼着する工程、感圧接着剤層が貼着された部分を残して合成樹脂フィルムを半折重合し、離型テープに覆われた感圧接着剤層が貼着された封口片部を有する開口部、前面フィルム部及び後面フィルム部を形成する工程、前面フィルム部の所定の位置に窓穴を熱溶刃による熱溶断によって開ける工程、前面フィルム部の該窓穴に周縁にフランジのついたブリスターを前面フィルム部の内側から外に向けて装嵌する工程並びにブリスター包装材の長さごとに溶断する工程を有することを特徴とする(6)記載のブリスター包装材の連続製造方法、
(8)前後2枚の合成樹脂フィルム及び周縁にフランジのついたブリスター部を有するブリスター包装体の製造方法であって、長尺の合成樹脂フィルムを巻き出す工程、該フィルムに窓穴を熱溶刃による熱溶断によって開ける工程、該窓穴に周縁にフランジのついたブリスターを下向きに嵌挿する工程、該ブリスターに商品を投入する工程、後面フィルム部によりブリスター部を覆う工程、商品が収納されたブリスター包装材を、該包装材単位ごとに溶断する工程を有することを特徴とするブリスター包装体の連続製造方法、
(9)後面フィルム部よりブリスター部を覆う工程が、長尺の合成樹脂フィルムを重ね合わせる工程である(8)記載のブリスター包装体の連続製造方法、及び、
(10)後面フィルム部よりブリスター部を覆う工程が、窓穴を開けた合成樹脂フィルムを半折重合することによりブリスター部を覆う工程である(8)記載のブリスター包装体の連続製造方法、
を提供するものである。
本発明のブリスター包装材は、長尺の合成樹脂フィルムを用いて連続的に製造することができる。本発明のブリスター包装材は、前後2枚のフィルムからなる袋体の一辺を封口片を有する開口部とし、周縁にフランジのついたブリスター部と組み合わせて、小ロット生産向けのブリスター包装体とすることができる。また、長尺の合成樹脂フィルムに窓穴を開け、該窓穴に周縁にフランジのついたブリスターを嵌挿し、ブリスターに商品を投入したのち後面フィルムを重ね合わせて、ブリスター包装体ごとに溶断することにより、自動化して連続的に効率よくブリスター包装体を大量生産することができる。
本発明のブリスター包装材は、前後2枚の合成樹脂フィルム及び周縁にフランジのついたブリスター部を有するブリスター包装材であって、前面フィルムに窓穴が開けられ、該窓穴よりブリスターを内側から突出させてなるブリスター包装材である。本発明において、合成樹脂フィルムとは、長さ及び幅に比べて厚さが極めて小さい平らな製品であり、通常は合成樹脂シートと呼ばれる厚さ250μm以上の製品も含まれる。
図1は、本発明参考例のブリスター包装材の一態様の前面図、該包装材に用いるブリスター部の前面図及びA−A線切断部端面図である。本態様のブリスター包装材は、前面フィルム1、後面フィルム2及びブリスター部3よりなる。前面フィルムには、窓穴4が開けられている。ブリスター部は、商品を収納する凹部であるブリスター5と、その周縁のフランジ6からなる。前面フィルムの窓穴よりブリスターを内側から突出させ、前後面のフィルムでフランジを挟持することにより、ブリスター部を安定に保持することができる。本発明において、ブリスターとフランジよりなるブリスター部は、合成樹脂シートの真空成形、圧空成形などにより得ることができる。
本発明のブリスター包装材は、ブリスター部のフランジを接着剤により前面フィルムの内側に接着することができる。図2は、本発明参考例のブリスター包装材の他の態様の前面図、該包装材に用いるブリスター部の前面図、B−B線切断部端面図及びC−C線切断部端面図である。本態様のブリスター包装材においては、ブリスター部のフランジに接着剤7が付けられ、該接着剤によりフランジが前面フィルムの内側に接着されている。ブリスター部のフランジを前面フィルムの内側に接着することにより、ブリスター部の保持安定性を向上することができる。本発明において、使用する接着剤に特に制限はないが、感圧接着剤を好適に用いることができる。感圧接着剤は、常温で圧力を加えることにより瞬間的に接着するので、短時間で効率よくフランジと前面フィルムを接着することができる。図2に示す態様においては、フランジの全面に接着剤が付けられているが、接着剤をフランジの一部に付けることもできる。例えば、離型テープで覆われた感圧接着剤層を略長方形のフランジの二辺に平行に貼着しておき、離型テープを剥がして、ブリスター部のフランジを前後面フィルムの間に挟持させることができる。また、フランジを接着剤により後面フィルムの内側に接着することも可能であるが、通常は前面フィルムの内側に接着する方が作業上好都合である。
本発明のブリスター包装材は、フランジを平行な二辺を有する形状とし、該二辺を前後面フィルムの内側において、前後面フィルムが形成する長方形の二辺に接せしめることができる。図3は、本発明のブリスター包装材の態様の前面図、該包装材に用いるブリスター部の前面図、D−D線切断部端面図及びE−E線切断部端面図である。ブリスター包装材の前面図において、前後面に挟持されたフランジのかくれ線を破線で示す。本態様のブリスター包装材においては、フランジ8を平行な二辺9を有する長方形とし、該二辺が前後面フィルムの内側において、前後面フィルムが形成する長方形の二辺10に接している。前後面フィルムが形成する長方形の二辺10は、溶着又は接着により封じられているので、フランジは前後面が形成する長方形の内側に固定され、ブリスター部の保持安定性が向上する。図3に示す態様においては、ブリスター部のフランジの下辺11が、前後面フィルムの内側において、前後面フィルムが形成する長方形の下辺12に接している。前後面フィルムが形成する長方形の下辺12は、溶着又は接着により封じられているので、フランジは前後面が形成する長方形の内側に固定され、ブリスター部の保持安定性がさらに向上する。ブリスター包装材が吊下孔13を有し、ブリスター包装体として吊下展示される場合は、フランジの下辺と前後面フィルムが形成する長方形の下辺との接触は、ブリスター部の保持安定性の向上に特に大きく寄与する。本発明のブリスター包装材においては、図3に示す態様のごとく、ブリスター部のフランジの二辺又は三辺を前後面フィルムが形成する長方形の二辺又は三辺と接せしめるとともに、さらに、図2に示す態様のごとく、接着剤によりフランジを前面フィルムの内側に接着することもできる。
本発明のブリスター包装材においては、前後面フィルムが形成する長方形の一辺を開口部とし、開口部において前面フィルムを延設して封口片を形成し、該封口片を折り返し、接着剤により後面フィルムに接着して開口部を封口することができる。図4は、本発明のブリスター包装材の他の態様の説明図である。本図は、封口片、前面フィルム及び後面フィルムを内側から眺めた展開図及びブリスター部の前面図である。本態様のブリスター包装材を製造するとき、長尺の合成樹脂フィルムを用いて連続的に加工されるが、本図においては、理解を容易にするために、ブリスター包装材1個分のみを示す。本態様のブリスター包装材は、前面フィルム1が長辺側に延設されて封口片14が形成され、封口片に離型テープ15で覆われたかくれ線としての破線で示す接着剤16が貼着されている。接着剤は、感圧接着剤であることが好ましい。前面フィルム1に窓穴4を開け、後面フィルム2が二点鎖線で示す折り返し線において前面フィルム側に折り返され、上縁17と下縁18において溶断され、二方シールの平袋となる。本態様のブリスター包装材は、この二方シールの平袋と、ブリスター5とフランジ6からなるブリスター部3とを組み合わせて、包装に供することができる。
図5は、図4に示すブリスター包装材に商品を収納したブリスター包装体の後面図、前面図及びF−F線切断部端面図である。ブリスター部3に商品19を投入し、開口部を開いてブリスター部を平袋の中に入れ、窓穴4よりブリスターを内側から突出させる。次いで、封口片14の離型テープを剥がして接着剤16を露出させ、封口片を折り返して後面フィルム2に接着して開口部を封口し、ブリスター包装体を完成する。
本発明のブリスター包装材においては、前後面フィルムが形成する長方形の一辺を開口部とし、開口部において前面フィルムを延設して封口片を形成し、該封口片を折り返し、接着剤により後面フィルムに接着して開口部を封口することができる。図6は、本発明のブリスター包装材の他の態様の説明図である。本図は、封口片、前面フィルム及び後面フィルムを内側から眺めた展開図及びブリスター部の前面図である。本態様のブリスター包装材を製造するとき、長尺の合成樹脂フィルムを用いて連続的に加工されるが、本図においては、理解を容易にするために、ブリスター包装材1個分のみを示す。本態様のブリスター包装材は、前面フィルム1が短辺側に延設されて封口片14が形成され、封口片に離型テープ15で覆われたかくれ線としての破線で示す接着剤16が貼着されている。接着剤は、感圧接着剤であることが好ましい。前面フィルム1に窓穴4を開け、後面フィルム2が二点鎖線で示す折り返し線において前面フィルム側に折り返され、両側縁において溶断され、二方シールの平袋となる。本態様のブリスター包装材は、この二方シールの平袋と、ブリスター5とフランジ6からなるブリスター部3とを組み合わせて、包装に供することができる。
図7は、図6に示すブリスター包装材に商品を収納したブリスター包装体の後面図、前面図及びG−G線切断部端面図である。ブリスター部3に商品19を投入し、開口部を開いてブリスター部を平袋の中に入れ、窓穴4よりブリスターを内側から突出させる。次いで、封口片14の離型テープを剥がして接着剤16を露出させ、封口片を折り返して後面フィルム2に接着して開口部を封口し、ブリスター包装体を完成する。
本発明のブリスター包装材は、前面フィルム及び/又は後面フィルムに印刷を施すことができる。前面フィルム及び後面フィルムに印刷を施すときは、それぞれのフィルムの内側に文字、模様などを印刷し、その上に隠蔽性のベタ印刷を施すことが好ましい。前面フィルム又は後面フィルムの一方に印刷するときは、一方のフィルムの内側に文字、模様などを印刷し、その上に隠蔽性のベタ印刷を施し、さらにその上に文字、模様などを印刷し、他方のフィルムは透明のままとし、ブリスター包装材の前面と後面から文字、模様などを読み取り可能とすることができる。例えば、前面フィルムからは、商品名、メーカー名などを読み取り、後面フィルムからは、商品の仕様、使用方法などを読み取り可能とすることができる。文字、模様などを印刷する方法に特に制限はなく、例えば、グラビア印刷、スクリーン印刷、オフセット印刷、インクジェット印刷などを挙げることができる。
本発明のブリスター包装材は、前後面フィルムに芯材を挟持させることができる。図8は、本発明参考例のブリスター包装材の他の態様の前面図、該包装材に用いる芯材の前面図及びH−H線切断部端面図である。本態様のブリスター包装材においては、前面フィルム1と後面フィルム2により形成される長方形の内側に接する寸法の長方形の芯材20が、前後面フィルムにより挟持されている。前面フィルムに開けられた窓穴4より、ブリスターを内側から突出させている。ブリスター部3は、フランジにおいて、接着剤7により前面フィルムの内側に接着されている。前後面フィルムによって芯材を挟持することにより、ブリスター包装材に剛性を付与することができる。芯材の材質に特に制限はなく、例えば、合成樹脂シート、合成紙、板紙などを挙げることができる。
本発明のブリスター包装材において、芯材として不透明な材料を用いる場合は、前面フィルム及び後面フィルムに文字、模様などを印刷し、その上の隠蔽性のベタ印刷を省略することができる。また、芯材の表裏に文字、模様などを印刷し、前後面フィルムを透明フィルムとし、前後面フィルムを通して芯材に印刷された文字、模様などを読み取ることができる。
本発明のブリスター包装材においては、芯材にブリスターを突出させる窓穴を開けることができる。図9は、本発明参考例のブリスター包装材の他の態様の前面図、該包装材に用いる芯材の前面図及びI−I線切断部端面図である。本態様のブリスター包装材に用いる芯材20には、ブリスターを突出させる窓穴21が開けられている。ブリスター部3のブリスターは、芯材20の窓穴21と前面フィルム1の窓穴21より突出し、芯材は前面フィルム1と後面フィルム2より挟持されている。長方形の芯材は、前面フィルムと後面フィルムにより形成される長方形の内側に接し、ブリスター部3は芯材に開けられた窓穴21により位置決めされるので、接着剤によりフランジを前面フィルムの内側に接着することなく、ブリスター部を安定して保持することができる。
本発明のブリスター包装材においては、後面フィルムを覆うフラップを設けることができる。図10は、本発明のブリスター包装材の他の態様の前面図及び後面図である。本態様のブリスター包装材においては、前面フィルム1に窓穴4が開けられ、該窓穴よりブリスターが内側から突出している。後面フィルム2は、フラップ22に覆われ、フラップは下縁23において後面フィルムと接続し、両側縁24において後面フィルムと軽剥離性に接着又は溶着されている。また、ヘッダー部に吊下孔13が設けられている。フラップ24は、両側縁を外し、下縁を接続したまま、下方に展開することができる。
図11は、図10に示すブリスター包装材のJ−J線切断部端面図、フラップを下方に展開した状態を示す切断部端面図及び後面図である。フラップの外側及び内側は、文字、模様などを印刷する面として利用することができる。フラップの両側縁を外して下方に展開すると、後面フィルム2とフラップ24の内側がつながって広い面が形成されるので、この面に商品使用説明書などの大量の情報を印刷することができる。
本発明のブリスター包装材の製造方法は、前後2枚の合成樹脂フィルム及び周縁にフランジのついたブリスター部を有するブリスター包装材の製造方法であって、長尺の合成樹脂フィルムを巻き出す工程、長尺の合成樹脂フィルムの一方の側縁に離型テープに覆われた接着剤層を貼着する工程、接着剤層が貼着された部分を残して合成樹脂フィルムを半折重合し、接着剤層が貼着された封口片部、前面フィルム部及び後面フィルム部を形成する工程、前面フィルム部に窓穴を開ける工程、並びに、ブリスター包装材の長さごとに溶断する工程を有する。
本発明方法においては、長尺の合成樹脂フィルムを巻き出す工程が最初の工程であり、ブリスター包装材の長さごとに溶断する工程が最後の工程であるが、その他の工程は、任意の順序に実施することができる。例えば、長尺の合成樹脂フィルムを半折重合したのち、前面フィルム部に窓穴を開けることができ、あるいは、長尺の合成樹脂フィルムの前面フィルム部に窓穴を開けたのち、合成樹脂フィルムを半折重合することもできる。前面フィルム部に窓穴を開ける方法に特に制限はなく、例えば、切断刃を用いてフィルムを切断することができ、あるいは、溶断刃を用いて熱溶断することができる。フィルムを半折重合したのちに窓穴を開ける場合は、前面フィルム部と後面フィルム部の間に受け板を挟み、前面フィルム部のみに窓穴を開けることができる。ブリスター包装材の長さごとに溶断する工程を、ブリスター包装材の長さごとに溶着し、切断する工程とすることもできる。必要に応じて、ヘッダー部に吊下孔を設けることができる。本発明方法により、図4又は図6に示す展開図の形状を有する二方シール平袋からなるブリスター包装材を製造することができる。本発明方法により製造されたブリスター包装材は、別途に製造されたブリスター部と組み合わせて包装に供される。
図12は、本発明方法により製造されたブリスター包装材の使用状態の一態様の説明図である。本図は、商品を収納したブリスター包装体の後面図、前面図及びK−K線切断部端面図を示す。本図に示すブリスター包装体は、吊下孔25を有する。ブリスター部3に商品19を投入し、二方シール平袋の開口部を開いて窓穴よりブリスターを内側から突出させ、離型テープを剥がして接着剤を露出させ、封口片14を折り返して後面フィルム2に接着し、開口部を封口してブリスター包装体を完成する。
本発明のブリスター包装体の製造方法は、前後2枚の合成樹脂フィルム及び周縁にフランジのついたブリスター部を有するブリスター包装体の製造方法であって、長尺の合成樹脂フィルムを巻き出す工程、該フィルムに窓穴を開ける工程、該窓穴に周縁にフランジのついたブリスターを下向きに嵌挿する工程、該ブリスターに商品を投入する工程、後面フィルム部によりブリスター部を覆う工程、商品が収納されたブリスター包装材を、該包装材単位ごとに溶断する工程を有する。
本発明方法において、後面フィルム部によりブリスター部を覆う方法に特に制限はなく、例えば、長尺の合成樹脂フィルムを重ね合わせることにより、ブリスター部を覆う後面フィルム部を形成することができ、あるいは、窓穴を開けた合成樹脂フィルムを半折重合することにより、ブリスター部を覆う後面フィルム部を形成することができる。長尺の合成樹脂フィルムを重ね合わせる方法は、操作が簡便であり、簡単な装置を用いて容易に後面フィルム部を形成することができる。フィルムを半折重合する方法は、窓穴を開けた前面フィルム部と後面フィルム部の位置関係が一定しているので、前面フィルムと後面フィルムに印刷する場合でも印刷の位置合わせをする必要がない。長尺の合成樹脂フィルムを重ね合わせる場合には、フィルムの両側縁を溶着し、前面フィルム部と後面フィルム部が両側縁で閉じられた形状とし、フィルムを半折重合する場合は、フィルムの一方の側縁を溶着し、前面フィルム部と後面フィルム部が両側縁で閉じられた形状とすることが好ましい。
本発明方法においては、ブリスターに商品を投入する工程の後に、芯材をブリスター部に重ねる工程を加えることができる。芯材をブリスター部に重ねる方法としては、例えば、長尺の合成樹脂シート又は合成紙を重ねることができ、あるいは、ブリスター部を覆う大きさに切断した合成樹脂シート、合成紙又は板紙をブリスター部を覆うように載置することもできる。芯材の材質は、前面フィルム及び後面フィルムと同一の材質であることが好ましい。芯材、前面フィルム及び後面フィルムを同一の材質とすることにより、前面フィルム、芯材、後面フィルムの積層構造を溶断すると同時に、三者を溶着することができる。ブリスター部を覆う大きさに切断した合成樹脂シート又は合成紙をブリスター部を覆うように載置した場合は、ブリスター包装体の下縁の溶断線において、前面フィルム、芯材、後面フィルムの三者を溶着することができる。
本発明方法においては、商品が収納されたブリスター包装材を包装材単位ごとに溶断する工程の前に、又は、該工程と同時に吊下孔を開けることができる。
図13は、本発明方法により製造されたブリスター包装体の一態様の後面図、前面図及びL−L線切断部端面図である。本態様のブリスター包装体は、吊下孔25を有する。前面フィルム1、芯材20及び後面フィルム2が積層され、長方形の四辺において溶断され、前面フィルム、芯材、後面フィルムが溶着されている。商品19を収納したブリスターが、前面フィルム1に開けられた窓孔4より突出している。
本発明に用いる合成樹脂フィルム、合成樹脂シート及び合成紙の材質に特に制限はなく、例えば、ポリオレフィン類、ポリエステル類、ホリアミド類、生分解性ポリマーなどを挙げることができる。ポリオレフィン類としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレンなどを挙げることができる。ポリエステル類としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどを挙げることができる。ポリアミド類としては、例えば、ナイロン6、ナイロン66などを挙げることができる。生分解性ポリマーとしては、例えば、ポリ乳酸、ポリブチレンサクシート、ポリブチレンアジペートテレフタレートなどを挙げることができる。本発明においては、合成樹脂フィルムとして、ドライラミネートによる多層フィルムを用いることができる。
本発明のブリスター包装材は、長尺の合成樹脂フィルムを用いて連続的に製造することができる。本発明のブリスター包装材は、前後2枚のフィルムからなる袋体の一辺を封口片を有する開口部とし、周縁にフランジのついたブリスター部と組み合わせて、小ロット生産向けのブリスター包装体とすることができる。また、長尺の合成樹脂フィルムに窓穴を開け、該窓穴に周縁にフランジのついたブリスターを嵌挿し、ブリスターに商品を投入したのち後面フィルムを重ね合わせて、ブリスター包装体ごとに溶断することにより、自動化して連続的に効率よくブリスター包装体を大量生産することができる。
本発明参考例のブリスター包装材の一態様の前面図及び切断部端面図である。 本発明参考例のブリスター包装材の他の態様の前面図及び切断部端面図である。 本発明のブリスター包装材の態様の前面図及び切断部端面図である。 本発明のブリスター包装材の他の態様の説明図である。 図4に示すブリスター包装材の使用状態の説明図である。 本発明のブリスター包装材の他の態様の説明図である。 図6に示すブリスター包装材の使用状態の説明図である。 本発明参考例のブリスター包装材の他の態様の前面図及び切断部端面図である。ただし、開口部は図面から省略されている。 本発明参考例のブリスター包装材の他の態様の前面図及び切断部端面図である。ただし、開口部は図面から省略されている。 本発明のブリスター包装材の他の態様の前面図及び後面図である。ただし、開口部は図面から省略されている。 図10に示すブリスター包装材の切断部端面図及び後面図である。ただし、開口部は図面から省略されている。 本発明方法により製造されたブリスター包装材の使用状態の一態様の説明図である。ただし、開口部は図面から省略されている。 本発明方法により製造されたブリスター包装体の一態様の後面図、前面図及び切断部端面図である。ただし、開口部は図面から省略されている。
符号の説明
1 前面フィルム
2 後面フィルム
3 ブリスター部
4 窓穴
5 ブリスター
6 フランジ
7 接着剤
8 フランジ
9 辺
10 辺
11 下辺
12 下辺
13 吊下孔
14 封口片
15 離型テープ
16 接着剤
17 上縁
18 下縁
19 商品
20 芯材
21 窓穴
22 フラップ
23 下縁
24 側縁
25 吊下孔

Claims (10)

  1. 前後2枚の長方形合成樹脂フィルムからなり、前後面フィルムが形成する袋体の長方形の一辺が開口部であって、該長方形の対向する二辺が熱溶断シールによって形成された袋体及び周縁にフランジのついたブリスター部を有するブリスター包装材であって、袋体の前面フィルムに窓穴が熱溶刃による熱溶断によって開けられてなり、該窓穴よりブリスター部のブリスターを袋体の内側から突出させてブリスターを窓穴に嵌挿して、前後面のフィルムによってブリスター部のフランジを狭持させてなり、前後面フィルムが形成する袋体の長方形の一辺が開口部であることを特徴とするブリスター包装材。
  2. フランジが平行な二辺を有し、該二辺が前後面フィルムの内側において、前後面フィルムが形成する長方形袋体の対向する二辺の密溶断シールに接する請求項1記載のブリスター包装材。
  3. ブリスター部がフランジにおいて、感圧接着剤により前面フィルムの内側に接着されてなる請求項1又は請求項2記載のブリスター包装材。
  4. 前後面フィルムに芯材が挟持されてなる請求項1、請求項2又は請求項3記載のブリスター包装材。
  5. 後面フィルムを覆うフラップを有する請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載のブリスター包装材。
  6. 開口部において前面フィルムが延設されて封口片を形成し、該封口片が折り返され、感圧接着剤により後面フィルムに接着されて開口部を封口する請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5記載のブリスター包装材。
  7. 前後2枚の合成樹脂フィルム及び周縁にフランジのついたブリスター部を有するブリスター包装材の製造方法であって、長尺の合成樹脂フィルムを巻き出す工程、長尺の合成樹脂フィルムの一方の側縁に離型テープに覆われた感圧接着剤層を貼着する工程、感圧接着剤層が貼着された部分を残して合成樹脂フィルムを半折重合し、離型テープに覆われた感圧接着剤層が貼着された封口片部を有する開口部、前面フィルム部及び後面フィルム部を形成する工程、前面フィルム部の所定の位置に窓穴を熱溶刃による熱溶断によって開ける工程、前面フィルム部の該窓穴に周縁にフランジのついたブリスターを前面フィルム部の内側から外に向けて装嵌する工程並びにブリスター包装材の長さごとに溶断する工程を有することを特徴とする請求項6記載のブリスター包装材の連続製造方法。
  8. 前後2枚の合成樹脂フィルム及び周縁にフランジのついたブリスター部を有するブリスター包装体の製造方法であって、長尺の合成樹脂フィルムを巻き出す工程、該フィルムに窓穴を熱溶刃による熱溶断によって開ける工程、該窓穴に周縁にフランジのついたブリスターを下向きに嵌挿する工程、該ブリスターに商品を投入する工程、後面フィルム部によりブリスター部を覆う工程、商品が収納されたブリスター包装材を、該包装材単位ごとに溶断する工程を有することを特徴とするブリスター包装体の連続製造方法。
  9. 後面フィルム部よりブリスター部を覆う工程が、長尺の合成樹脂フィルムを重ね合わせる工程である請求項8記載のブリスター包装体の連続製造方法。
  10. 後面フィルム部よりブリスター部を覆う工程が、窓穴を開けた合成樹脂フィルムを半折重合することによりブリスター部を覆う工程である請求項8記載のブリスター包装体の連続製造方法。
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