JP2023052608A - 包装袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】包装袋の緩衝性を高める。【解決手段】包装袋1は、一対の面部11,12と緩衝部20とを備える。一対の面部11,12は、マチを二分する中罫線CCに対して一側および他側のそれぞれに設けられ、中罫線CCで二分されたマチをなすマチ面部1L,1Rとマチを折り畳む外罫線COを介してマチ面部1L,1Rに連設された巾面部1F,1Bとを有し、開口9の周縁に端縁部110,120が設けられている。緩衝部20は、端縁部110,120のそれぞれにおいて外罫線COを跨ぐ領域Rどうしの間に懸架され、懸架方向に交差する方向に延びる複数の切れ込み部23aが千鳥状に設けられた伸張可能なシート状をなす。【選択図】図2

Description

本発明は、物品を包装する袋に関する。
包装資材の一つとして、複数の切れ込み部が千鳥状に配置されたシート材が知られている。このシート材は、クッションペーパやハニーペーパとも称され、切れ込み部の延びる方向と交差する方向に引っ張って伸長させることで、ハニカム状の立体的なセル構造が出現する。このような伸長状態のシート材で物品が被包されることで、物品に対する衝撃が立体状のセル構造で緩和される。
そこで、上記のシート材を設けた袋が提案されている。たとえば、開口の周縁で互いに対向する端縁どうしの間に、端縁に沿って延びる複数の切れ込み部が設けられたシート材が架け渡されたマチ無し袋が検討されている(特許文献1参照)。
特開2017-193376号公報
ところで、上述のようなマチ無し袋の構成をマチ付き袋に適用することを想定すれば、マチを介して互いに対向する端縁どうしの間に上記のシート材が懸架された包装袋が考えられる。
このように懸架されたシート材は、懸架された端縁の設けられた面部だけに沿って延在するため、マチをなす面部が設けられた方向に対する緩衝性の低下を招くおそれがある。たとえば、前後の面部に対してはシート材が内装されるものの、左右の面部に対してはシート材が内装されず、包装される物品への左右方向からの衝撃の緩和が不十分となるおそれがある。
よって、包装袋の緩衝性を高めるうえで改善の余地がある。
ここで開示する包装袋は、上記のような課題に鑑みて創案されたものであり、緩衝性を高めることを目的の一つとする。なお、この目的に限らず、後述する「発明を実施するための形態」に示す各構成から導き出される作用および効果であって、従来の技術では得られない作用および効果を奏することも、本件の他の目的として位置付けることができる。
ここで開示する包装袋は、一対の面部と緩衝部とを備えている。前記一対の面部は、マチを二分する中罫線に対して一側および他側のそれぞれに設けられ、前記中罫線で二分された前記マチをなすマチ面部と前記マチを折り畳む外罫線を介して前記マチ面部に連設された巾面部とを有し、開口の周縁に端縁部が設けられている。前記緩衝部は、前記端縁部のそれぞれにおいて前記外罫線を跨ぐ領域どうしの間に懸架され、懸架方向に交差する方向に延びる複数の切れ込み部が千鳥状に設けられた伸張可能なシート状をなす。
開示の包装袋によれば、緩衝性を高めることができる。
未使用時の包装袋を示す斜視図である。 平面状に収容された状態の包装袋を分解して示す斜視図である。 図1の縦断面図である。 未伸長状態の緩衝部の要部を拡大して示す平面図である。 使用時の包装袋を示す縦断面図である。 伸長状態の緩衝部の要部を拡大して示す平面図である。 図6のA-A断面を示す断面図である。 包装袋の第一変形例を示す斜視図である。 包装袋の第二変形例の要部を示す斜視図であり、(A)に全開状態を示し、(B)に半開状態を示す。 包装袋の第三変形例を示す分解斜視図であり、(A)に第一形態を示し、(B)に第二形態を示し、(C)に第三形態を示す。 第三変形例の包装袋に適用可能な持ち手の変形例を示す斜視図であり、(A)に第一形態を示し、(B)に第二形態を示す。
以下、実施形態としての包装袋を説明する。
包装袋とは、物品を包装する袋である。本実施形態では、包装される物品を保護する緩衝部が本体袋に設けられた包装袋を説明する。
本体袋および緩衝部は、クラフト紙、上質紙、中質紙、アート紙、コート紙、キャストコート紙、インクジェット記録紙、クルパック紙、ライナー、白板紙などの紙や板紙、これらの紙の片面あるいは両面にポリエチレン樹脂などの熱可塑性樹脂をラミネートしたラミネート紙、スパンボンドやスパンレースなどの不織布、合成紙やフィルムなどのプラスチックシートなどのシート材から形成でき、特にクラフト紙やクルパック紙を用いることが好ましい。ただし、本体袋および緩衝部のそれぞれを異なる材料から形成してもよい。
本実施形態では、水平方向を前方(図面では「F」で表記),後方(図面では「B」で表記),左方(図面では「L」で表記)および右方(図面では「R」で表記)の四方向に細別する。また、鉛直方向を下方(図面では「D」で表記)および上方(図面では「U」で表記)の二方向に細別する。
[I.一実施形態]
以下に述べる一実施形態では、項目[1]で包装袋の構成を説明し、その後の項目[2]で項目[1]の構成による作用および効果を述べる。
[1.構成]
図1~図3に示すように、包装袋1では、本体袋10に緩衝部20が取り付けられている。ここでは、左右対称かつ前後対称であって上部に開口9の設けられた包装袋1を例説する。
[1-1.本体袋]
本体袋10は、上部に矩形の開口9が設けられたマチ付きの袋体である。
この本体袋10は、一対の巾面部1F,1Bおよび一対のマチ面部1L,1Rが底面部1D(底部)から折り立てられた有底の四角筒状をなす。
一対の巾面部1F,1Bでは、前側の前面部1F(第一巾面部)と後側の後面部1B(第二巾面部)とが前後方向に対向して設けられる。また、一対のマチ面部1L,1Rでは、左側の左面部1L(第一マチ面部)と右側の右面部1R(第二マチ面部)とが左右方向に対向して設けられる。これらのマチ面部1L,1Rが本体袋10のマチをなす。
マチ面部1L,1Rのそれぞれと前面部1Fとの間には、外罫線COが上下に延設されている。同様に、マチ面部1L,1Rのそれぞれと後面部1Bとの間に外罫線COが延設される。これら四つの外罫線COが四角筒の角をなす。
また、マチ面部1L,1Rのそれぞれには、中罫線CCが上下に延設されている。
外罫線COおよび中罫線CCは、包装袋1を平面状に収容するときにマチ面部1L,1Rを折り畳むための罫線である。外罫線COは巾面部1F,1Bとマチ面部1L,1Rの境界をなし、中罫線CCはマチ面部1L,1Rを前後に二分する。
中罫線CCを基準にすれば、左面部1Lは、前側の左前面部1LFと後側の左後面部1LBとに細別される。同様に、右面部1Rも、前側の右前面部1RFと後側の右後面部1RBとに細別される。
図2に示すように、中罫線CCが山折りされた場合には、巾面部1F,1Bが互いに重ね合わせられた状態でマチ面部1L,1Fが露出する。このようにして、本体袋10は平面状に収容することが可能である。
なお、中罫線CCが谷折りされた場合には、互いに重ね合わせられた巾面部1F,1Bどうしの間にマチ面部1L,1Fが挟まれる。このようにして本体袋10を平面状に収容することも可能である。
さらに、中罫線CCを基準にすれば、本体袋10の巾面部1F,1Bおよびマチ面部1L,1Rは、前側(一側)の第一面部11と後側(他側)の第二面部12とに大別することができる。
第一面部11は、前面部1Fならびに外罫線COを介して連設された左前面部1FLおよび右前面部1FRから構成される。また、第二面部12は、後面部1Bならびに外罫線COを介して連設された左後面部1BLおよび右後面部1BRから構成される。
開口9の周縁のうち、前側の半部に第一面部11の上端縁部110(端縁部)が配置され、後側の半部に第二面部12の上端縁部120(端縁部)が配置されている。すなわち、一対の面部11,12には、開口9の周辺に端縁部110,120が設けられる。
上記の本体袋10には、つぎに説明する緩衝部20が内装されている。このことから、本体袋10は外装体(外装袋)と言え、緩衝部20は内装体(内装袋)と言える。
[1-2.緩衝部]
緩衝部20は、クッションペーパやハニーペーパとも称され、複数の切れ込み部23a(図面では一箇所のみに符号を付す)が千鳥状に設けられた伸張可能なシート状の緩衝材である。
緩衝部20には、外罫線COに対応する位置に罫線(以下「内罫線」という)CIが設けられている。具体的に言えば、内罫線CIは、外罫線CO に対して内側で上下に延設され
ている。
この緩衝部20は、第一面部11の上端縁部110と第二面部12の上端縁部120との間に架け渡されている。
上記のように懸架される緩衝部20は、面部11,12の上端縁部110,120に貼り付けられる貼付端部21,22と、これらの貼付端部21,22の間に設けられる本体部23との二種の部位に大別される。
貼付端部21,22のうち、一方の第一貼付端部21が第一面部11の上端縁部110に対して内面111に貼り付けられ、他方の第二貼付端部22が第二面部12の上端縁部120に対して内面121に貼り付けられる。
具体的には、第一面部11の上端縁部110において二つの外罫線COを跨ぐ領域R(図2参照)に第一貼付端部21が貼り付けられている。同様に、第二面部12の上端縁部120において二つの外罫線COを跨ぐ領域Rに第二貼付端部22が貼り付けられる。ただし、貼付端部21,22は、中罫線CCを跨がずに上端縁部110,120に貼り付けられる。
本体部23は、何れの部位にも貼り付けられておらず、貼付端部21,22の間でハンモックのように吊り下げられ、本体袋10の内部に配置される。
ここでは、図3に示すように、本体部23に沿って貼付端部21,22どうしを結ぶ懸架方向において中央の折曲線230(折曲部)で二つ折りにされた状態の緩衝部20を例示する。このように二つ折りにされた本体部23は、折曲線230に対して第一貼付端部21側の第一本体部231と第二貼付端部22側の第二本体部232とに大別される。
上記の本体部23は、開口9から包装袋1に入れられた物品2(図5参照)が載せられることで、物品2の重量によって伸長する。
つまり、物品2が包装袋1に入れられる前(包装袋1の未使用時)には緩衝部20が伸長していない状態(以下「未伸長状態」という)であり、物品2が入れられた後(包装袋1の使用時)には緩衝部20が伸長した状態(以下「伸長状態」という)となる。
このように緩衝部20を伸長可能とする構造は、本体部23に設けられる。
以下、未伸長状態の本体部23を説明し、その後に伸長状態の本体部23を説明する。
〈未伸長状態の本体部〉
図4に示すように、未伸長状態の本体部23には、多数の切れ込み部23aが切り込まれて形成されている。これらの切れ込み部23aは、緩衝部20のうち少なくとも本体部23に設けられている。
切れ込み部23aは、懸架方向に対して直交(交差)する方向に延びている。具体的には、本体部23のうち、巾面部1F,1Bに対面する箇所では左右方向(巾方向)に沿って切れ込み部23aが延在し、マチ面部1L,1Rに対面する箇所では前後方向(マチ方向)に沿って切れ込み部23aが延在する。
このように面部11,12の上端縁部110,120に沿って延在する切れ込み部23aは、断続的に並んで設けられている。すなわち、隣接する切れ込み部23aどうしの間には、切り込まれていない非切れ込み部23bが設けられている。
切れ込み部23aの寸法は、非切れ込み部23bの寸法よりも大きく設定されている。すなわち、切れ込み部23aの寸法を「L1」とし、非切れ込み部23bの寸法を「L2」とすれば、不等式1「L1>L2」が満たされる。
ここで、切れ込み部23aおよび非切れ込み部23bが交互に並んで設けられた一行の配置を第一パターンP1とする。また、第一パターンP1の切れ込み部23aおよび非切れ込み部23bとは半ピッチずらされて配置された切れ込み部23a′および非切れ込み部23b′が交互に並んで設けられた他行の配置を第二パターンP2とする。これらの第一パターンP1および第二パターンP2は、懸架方向に沿って交互に並んで設けられる。
詳細に言えば、第一パターンP1における切れ込み部23aの延在方向中心Caと第二パターンP2における非切れ込み部23b′の延在方向中心Cb′とが懸架方向に沿って並んで配置される。同様に、第一パターンP1における非切れ込み部23bの延在方向中心Cbと第二パターンP2における切れ込み部23a′の延在方向中心Ca′とが懸架方向に沿って並んで配置される。
このような切れ込み部23a,23a′および非切れ込み部23b,23b′が設けられた本体部23を有する緩衝部20は、切れ込み部23a,23a′に対応した形状の刃部(カッタ)が外周に設けられたロータリダイカッタによって、切れ込まれていないシート材を回転しながら切り込むことで製造される。または、切れ込み部23a,23a′に対応した形状の刃部が設けられた平板ダイカッタによって、切り込まれていないシート材をプレスしながら切り込むことで、緩衝部20が製造される。
第一パターンP1の切れ込み部23aに対して懸架方向のうち一方(図4では上方)のシート片は、第二パターンP2の切れ込み部23a′および非切れ込み部23b′に対する位置によって第一片部31,第二片部32および第三片部33に細別される。
第一片部31は、第一パターンP1の切れ込み部23aのうち一方(図4では左方)と第二パターンP2の切れ込み部23a′のうち他方(図4では右方)とで挟まれる部位である。第二片部32は、第一パターンP1の切れ込み部23aの中央と第二パターンP2の非切れ込み部23b′とで挟まれる部位である。第三片部33は、第一パターンP1の切れ込み部23aのうち他方と第二パターンP2の切れ込み部23a′のうち一方とで挟まれる部位である。
また、第一パターンP1の切れ込み部23aに対して懸架方向のうち他方のシート片は
、上記の片部31,32,33と同様に、第四片部34,第五片部35および第六片部36に細別される。
第四片部34は、第一パターンP1の切れ込み部23aのうち一方と第二パターンP2の切れ込み部23a′の他方とで挟まれる。第五片部35は、第一パターンP1の切れ込み部23aの中央と第二パターンP2の非切れ込み部23b′とで挟まれる。第六片部36は、第一パターンP1の切れ込み部23aのうち他方と第二パターンP2の切れ込み部23a′のうち一方とで挟まれる。
〈伸長状態の本体部〉
図5に示すように、伸張状態の本体部23は、非伸張状態の本体部23(図3参照)と比較して、懸架方向に伸びている。このときの本体部23では、懸架方向から面部11,12の厚み方向(非伸張状態における本体部23の厚み方向)へ片部31~36(図6および図7参照)が立ち上がり、立ち上がった片部31~36(図6および図7参照)によって立体状の緩衝セル40(図6および図7参照)が形成される。言い換えれば、一つの切れ込み部23aに対して周囲に配置された片部31~36が立ち上がることで、一つの緩衝セル40が出現する。
詳細に言えば、図6に示すように、第一片部31に対応する第一壁部41,第二片部32に対応する第二壁部42,第三片部33に対応する第三壁部43,第四片部34に対応する第四壁部44,第五片部35に対応する第五壁部45および第六片部36に対応する第六壁部46が、六角筒の各側壁をなすように緩衝セル40において立設される。
なお、本体部23が破損しない範囲で幾何学的に最も伸張した状態(以下「最大伸張状態」という)では、第一壁部41および第四壁部44が同一平面に沿うとともに、第三壁部43および第六壁部46が他の同一平面に沿って第一壁部41および第四壁部44と対向する。そのため、最大伸張状態の緩衝セル40では、四角筒の各側壁をなすように壁部41~46が立設される。
上記したように、伸張された後の本体部23は、伸長される前の本体部23がシート状をなすのに対し、このシート状よりも厚みを増した状態(以下「マット状」という)をなす。このように厚み方向の寸法が確保されたマット状の本体部23には、緩衝用の変形代、すなわち、緩衝代が形成される。このように、未伸張状態から伸張状態となった本体部23の形態は、伸張することでシート状からマット状に変化する。なお、基本的には、シート状からマット状に変化した本体部23が再びシート状となることはなく、復元力で僅かに復元するだけで不可逆的に本体部23の形態が変化する。
また、図5に示すように、伸張状態の緩衝部20は、本体袋10の底面部1Dと非接触に設けられる。
具体的には、最大伸張状態の緩衝部20において最も下方に位置する折曲線230と本体袋10の底面部1Dとが接触しないように設けられる。言い換えれば、緩衝部20のうち貼付端部21,22の上端21a,22aと本体袋10の底面部1Dとの間の上下寸法を「M1」とし、上端21a,22aと最大伸張状態の緩衝部20における折曲線230との間の上下寸法を「M2」とすれば、不等式2「M1>M2」が満たされる。
さらに、この不等式2を満たしたうえで「M2」をできるだけ大きく設定して「M1」に近づけることが好ましい。
逆に言えば、図3に示すように、最大伸張状態の緩衝部20が本体袋10の底面部1Dと接触しないように、未伸張状態の緩衝部20における折曲線230が本体袋10の底面部1Dに対して予め所定寸法「M3」だけ上方に設けられている。すなわち、緩衝部20は、伸び代を見越して短く形成されている。
つづいて、図5を参照して、上記の非接触構造を実現するための緩衝部20の寸法の設定例を述べる。
緩衝部20におけるパターンP1,P2の行数を「N」とし、貼付端部21,22の上下寸法を「M4」とすれば、近似式3「M2-M4≒(L1-L2)×(N/4)」が成立する。
この近似式3の左辺は、最大伸張状態における第一本体部231または第二本体部232の上下寸法を表している。
一方、近似式3の右辺のうち(L1-L2)は、最大伸張状態における緩衝セル40一つあたりの懸架方向寸法、即ち、第一壁部41および第四壁部44の懸架方向の寸法を表している。
また、本体部23において緩衝セル40が懸架方向に並ぶ数がパターンP1,P2の行数の半数(N/2)であることから、近似式3の右辺のうち(N/4)は、第一本体部231または第二本体部232において緩衝セル40が懸架方向に並ぶ数を表している。
ここで、第二壁部42および第五壁部45の懸架方向寸法を無視すれば、第一本体部231または第二本体部232において緩衝セル40が懸架方向に並ぶ数(N/4)を、最大伸張状態における緩衝セル40一つあたりの懸架方向寸法(L1-L2)に乗算した値(近似式3の右辺)は、第一本体部231または第二本体部232の最大伸張状態における上下寸法に近似するものと言える。
そのため、寸法L1,L2,M2,M4やパターンP1,P2の行数といった近似式3における各項に対応するパラメータを適宜設定することで、上記の非接触構造を設計することができる。
[2.作用および効果]
本実施形態の包装袋1は、上述のように構成されるため、以下のような作用および効果を得ることができる。
開口9から物品2を包装袋1に入れて、緩衝部20の本体部23に物品2を載置すると、緩衝部20の本体部23が懸架方向に伸びる。これにより、面部11,12の厚み方向へ切れ込み部23a周辺の片部31~36が立ち上がり、本体部23に緩衝セル40が出現する。このようにして、物品2が緩衝セル40で囲まれる。
よって、包装袋1の物品2に対する緩衝性を確保することができる。
さらに、上端縁部110,120において外罫線COを跨ぐ領域Rに貼付端部21,22が貼り付けられた緩衝部20の本体部23が懸架されることから、前後の巾面部1F,1Bのみならず左右のマチ面部1L,1Rに沿って本体部23が延在する。したがって、物品2が包装袋1に入れられた使用時に、伸張状態の本体部23が物品2の前後だけでなく左右にも延在するため、物品2に対して前後方向だけでなく左右方向からの衝撃も緩和される。
よって、包装袋1の緩衝性を高めることができる。
緩衝部20には中罫線CCに対応する位置に内罫線CIが設けられることから、本体袋10におけるマチ面部1L,1Rの折り込みにあわせて緩衝部20を円滑に折り曲げることができる。そのため、外罫線COあるいは中罫線CCでのマチ面部1L,1Rの折り立てにあわせて緩衝部20が円滑に折り曲げられ、包装袋1のユーザビリティを向上させることができる。
巾面部1F,1Bが互いに重ね合わせられた状態であって中罫線CCが山折りされてマチ面部1L,1Fが露出した状態の本体袋10であれば、内罫線CIで折り畳むことなく緩衝部20を本体袋10に取り付けることができる。よって、包装袋1を容易に製造することが可能となる。延いては、包装袋1の製造コスト低減に資する。
一方、巾面部1F,1Bが互いに重ね合わせられた状態であって中罫線CCが谷折りされてマチ面部1L,1Fが巾面部1F,1Bどうしの間に挟まれた状態の本体袋10であれば、上記のようにマチ面部1L,1Fが露出した状態の本体袋10よりも平面状に収容された包装袋1のサイズを抑えることができる。
伸張状態の緩衝部20が底面部1Dと非接触に設けられていることから、包装袋1に入れられる物品2と本体袋10の底面部1Dとの接触(いわゆる「底付き」)が抑えられ、物品2の保護性を高めることができる。
緩衝部20が二つ折りにされた状態で懸架されることから、たとえば緩衝部が三つ以上に折られた状態で懸架される包装袋と比較して、未使用時における包装袋1の厚みを抑えることができる。
具体的には、未使用時の包装袋1における左右方向中央の上側では、第一面部11,第一本体部231,第二本体部232,第二面部12の順に四つのシート片が積層される。これに対して、三つ以上に折られた緩衝部では、三つ以上の本体部が折り畳まれ、五つ以上のシート片が積層される。このように折り畳まれた本体部23の厚みが抑えられることで、包装袋1の嵩張りを抑えることができる。
そのほか、本体袋10と緩衝部20とが別部材であることから、さまざまな形状や大きさの本体袋10に対して緩衝部20を貼り付けることができる。反対に、さまざまな大きさの緩衝部20を本体袋10に貼り付けることもできる。そのため、物品2の大きさや形状に応じた種々の包装袋1を効率よく製袋することができる。
なお、本体袋10および緩衝部20が何れも同種の材料から形成される場合には、使用後の包装袋1の処理性を向上させることができる。たとえば、包装袋1を再生利用(リサイクル)あるいは廃棄する際に、材料の種別ごとに分別する必要がなく、処理作業性を向上させることができる。本体袋10および緩衝部20が紙製(たとえばクラフト紙)であれば、古紙回収や可燃ごみに使用後の包装袋をそのまま出すことができる。
[II.その他]
上述した実施形態はあくまでも例示に過ぎず、この実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、適宜組み合わせることもできる。
たとえば、切れ込み部および非切れ込み部は、懸架方向の直交する方向に延びる配向に限らず、少なくとも懸架方向に対して交差する方向に延びていればよい。このような配向により、緩衝部を懸架方向に伸張させることができる。
また、本体袋には、一対の面部どうしの間に他の面部が設けられた袋であれば、上述の角底袋に限らず、フラップ付きの袋や手提げ紐付きの袋といったさまざまな袋を用いてもよい。
フラップ無しの袋が本体袋に用いられる場合には、貼付端部と本体部との間で緩衝部が山折りされて、上端縁部の外面に貼付端部が貼り付けられてもよい。このときには、本体袋の面部に引っ掛かるようにして緩衝部が懸架されることにより、本体袋に対する緩衝部の脱落が確実に抑えられ、緩衝部の耐荷重が高められうる。
あるいは、本体袋に対する緩衝部の取り付け手法は、貼り付ける手法に限らず、さまざまな公知の取付手法を用いてもよい。
そのほか、包装袋は、図8に例示する第一変形例の包装袋1′や図9に例示する第二変形例の包装袋1″であってもよく、図10に例示する第三変形例の包装袋13A,13B,13Cであってもよい。
――第一変形例――
図8に示すように、第一変形例の包装袋1′には、巾面部1F′,1B′における上端縁部110′,120′の一方(図8では後面部1B′の上端縁部120′)から延出するフラップ部8′(封止部)が追加されている。たとえば、フラップ部8′には両面粘着シートS′(封止用材)が貼付されており、包装袋1′の未使用時は両面粘着シートS′の露出面が剥離シート(図示省略)で覆われている。
上記の包装袋1′は、たとえば下記の手順1′~4′によって封緘することができる。
・手順1′:物品(図示省略)を包装袋1′の内部に収納(包装)する
・手順2′:両面粘着シートS′の剥離シートを除去する
・手順3′:罫線CO′,CC′,CI′を折り畳んで開口9′を閉鎖する
・手順4′:上端縁部110′,120′の他方(図8では前面部1F′の上端縁部
110′)にフラップ部8′を両面粘着シートS′で貼り付ける
――第二変形例――
図9に示すように、第二変形例の包装袋1″には、内フラップ部7″および外フラップ部8″が設けられている。
内フラップ部7″は、マチ面部1L″,1R″(図9には右面部1R″のみを示す)における上端縁部110″,120″から延出している。この内フラップ部7″は、下罫線7D″を介して右面部1R″に連設され、右面部1R″に対して揺動自在に設けられている。
内フラップ部7″には、前後方向の中央に補助罫線CS″が設けられている。補助罫線CS″は、内フラップ部7″の延出方向に沿って延設され、中罫線CC″と連続的に設けられる。補助罫線CS″を基準にすれば、内フラップ部7″は、前側の前内フラップ部7F″と後側の後内フラップ部7B″とに細別される。
外フラップ部8″は、第一変形例の包装袋1′と同様に、巾面部1F″,1B″における上端縁部110″,120″の一方から延出している。ここで例示する外フラップ部8″は、下罫線8D″を介して後面部1B″に連設され、後面部1B″に対して揺動自在に設けられている。
この外フラップ部8″は、N式箱のように、矩形の開口9″を全体的に覆うことが可能なサイズに設定される。
上記の外フラップ部8″には、外フラップ部8″によって矩形の開口9″が覆われた状態において前面部1F″の上端縁部110″に外フラップ部8″が突き当てられる箇所に、先罫線8U″が左右方向に沿って延設されている。
先罫線8U″を基準にすれば、外フラップ部8は、下罫線8D″側(基端側)の本体部8M″と先端側の先端部8T″とに細別される。
なお、内フラップ部7″および外フラップ部8″は、互いに独立して揺動可能であれば、内フラップ部7″における下罫線7D″側の一部と外フラップ部8″における下罫線8D″側の一部とが切り離し可能なミシン目を介して連設されていてもよい。もちろん、内フラップ部7″と外フラップ部8″とが完全に切り離されていてもよい。
内フラップ部7″は、図9に例示するような矩形に限らず、さまざまな形状を採用しうる。たとえば、先窄まりのテーパー形状をなす内フラップ7″を用いてもよい。また、外フラップ部8″は、少なくとも矩形の開口9″を全面的に閉鎖可能であれば、種々の形状が採用可能である。
上記の包装袋1″は、たとえば下記の手順1″~4″によって封緘することができる。
・手順1″:物品(図示省略)を包装袋1″の内部に収納(包装)する
・手順2″:内フラップ部7″を下罫線7D″で右面部1R″(マチ面部)に対して
折り倒す
・手順3″:外フラップ部8″を下罫線8D″で後面部1B″(巾面部)に対して折
り倒す
・手順4″:外フラップ部8″の先端部8T″を先罫線8U″で本体部8M″に対し
て折り倒す
なお、手順4″で折り倒された先端部8T″は、巾面部1F″,1B″における上端縁部110″,120″の他方(図9では前面部1F″の上端縁部110″)に貼り付けられる。
上記の手順1″~4″で封緘され、開口9″の形状が矩形に保持された包装袋1″は、外フラップ部8″が天面蓋をなし、直方体状の包装体をなす。そのため、包装袋1″で包装可能な容積を確保することができ、収容性を向上させることができる。また、外フラップ部8″に加えて内フラップ部7″が設けられることから、包装袋1″の封緘性を確保することもできる。
――第三変形例――
図10に示すように、第三変形例の包装袋13A,13B,13Cには、持ち手用のユニットUA,UB,UCが設けられている。
ユニットUA,UB,UCには、包装袋13A,13B,13Cを使用するユーザの手に提げられる持ち手HA,HB,HCと、持ち手HA,HB,HCを包装袋13A,13B,13Cに取り付けるための接着部GA,GB,GCとが設けられている。ここでは、第一ユニットUA1,UB1,UC1および第二ユニットUA2,UB2,UC2の一対が前後に設けられたユニットUA,UB,UCを例に挙げる。
持ち手HA,HB,HCは、紐状あるいは帯状をなす長手状の部材であり、紙,天然繊維,合成繊維といった公知の材料で構成することができる。
上記の持ち手HA,HB,HCは、接着部GA,GB,GCに取り付けられている。たとえば、持ち手HA,HB,HCの両端が接着部GA,GB,GCに結合されている。
以下、第三変形例の包装袋13A,13B,13Cについて、図10(A)を参照して第一形態の包装袋13Aを説明し、図10(B)を参照して第二形態の包装袋13Bを説明し、図10(C)を参照して第三形態の包装袋13Cを説明する。
〈第一形態〉
図10(A)に示すように、第三変形例の第一形態にかかる包装袋13Aには、ユニットUAの接着部GAが本体袋10Aと緩衝部20Aとの間に介装され、本体袋10Aおよび緩衝部20AのそれぞれにユニットUAの接着部GAが接着(貼付)されている。
詳細に言えば、第一ユニットUA1の接着部GAは、第一面部11Aの上端縁部110Aと緩衝部20Aの第一貼付端部21Aとの間で挟まれる状態に配置され、上端縁部110Aおよび第一貼付端部21Aのそれぞれに接着される。同様に、第二ユニットUA2の接着部GAは、第二面部12Aの上端縁部120Aと緩衝部20Aの第二貼付端部22Aとの間で挟まれる状態に配置され、上端縁部120Aおよび第二貼付端部22Aのそれぞれに接着される。
たとえば、図10(A)における破線で囲まれた領域のように、上端縁部110A,120Aおよび貼付端部21A,22Aに対して接着部GAの一部の領域が接着される。ただし、上端縁部110A,120Aおよび貼付端部21A,22Aに対して、接着部GAが全面的に接着されてもよい。
上記のように上端縁部110A,120Aおよび貼付端部21A,22Aに対して接着部GAの接着された包装袋13Aには、持ち手HAが増設される。そのため、包装袋13Aを手から提げることができ、ユーザビリティを高めることができる。
〈第二形態〉
図10(B)に示すように、第三変形例の第二形態にかかる包装袋13Bには、ユニットUBの接着部GBが本体袋10Bの外側に接着(貼付)されている。言い換えれば、包装袋13Bは、一実施形態で上述した包装袋1に持ち手用のユニットUBが後付けされている。
上記の包装袋13Bによれば、第三変形例の第一形態にかかる包装袋13Aと同様の作用および効果を得ることができるうえに、一実施形態で上述した包装袋1に対して簡単な作業で持ち手HBを増設することができる。
〈第三形態〉
図10(C)に示すように、第三変形例の第三形態にかかる包装袋13Cは、折曲線230Cに対応する箇所で切断された状態の緩衝部20Cが折曲線230Cに対応する箇所およびその周辺箇所で貼り合わせられている。このように二分割された緩衝部20Cが貼付される構成を除いて、第三形態にかかる包装袋13Cは、第一形態にかかる包装袋13Aの構成と同様である。
上記の包装袋13Cによれば、製袋工程の対応自由度を高めうる。
三形態を上述した第三変形例のユニットUA,UB,UCには、上述の形態に限らず、図11に示すように他の形態のユニットUX,UYを用いてもよい。
たとえば、図11(A)に示すように、持ち手HXの両端が接着部GXに挿通されたうえで抜け止め用の結び目が設けられたユニットUXを用いてもよい。図11(B)に示すように、両端が互いに結び留められた輪状の持ち手HYが接着部GYに挿通されたユニットUyを用いてもよい。
なお、包装袋は、開口が上部に設けられた配向に限定されず、任意の配向であってもよい。具体例を挙げれば、下記の表1に示すように、上述の実施形態に記された方向を他の配向1~5の方向に読み替えてもよい。
Figure 2023052608000002
1,1′ 包装袋
2 物品
1F,1B 巾面部
1F 前面部(第一巾面部)
1B 後面部(第二巾面部)
1L,1R マチ面部
1L 左面部(第一マチ面部)
1LF 左前面部
1LB 左後面部
1R 右面部(第二マチ面部)
1RF 右前面部
1RB 右後面部
1D 底面部(底部)
8′ フラップ部(封止部)
9,9′ 開口
10 本体袋
11,12 一対の面部
11,11′ 第一面部
110,110′ 上端縁部(第一端縁部)
12,12′ 第二面部
120,120′ 上端縁部(第二端縁部)
20 緩衝部
21 第一貼付端部
22 第二貼付端部
23 本体部
230 折曲線(折曲部)
231 第一本体部
232 第二本体部
23a,23a′ 切れ込み部
23b,23b′ 非切れ込み部
O,CO′ 外罫線
C,CC′ 中罫線
I,CI′ 内罫線
a,Ca′ 切れ込み部23a,23a′の延在方向中心
b,Cb′ 非切れ込み部23b,23b′の延在方向中心
1 切れ込み部23aの寸法
2 非切れ込み部23bの寸法
1 第一パターン
2 第二パターン
R 領域
S′ 両面粘着シート(封止用材)

Claims (6)

  1. マチを二分する中罫線に対して一側および他側のそれぞれに設けられ、前記中罫線で二分された前記マチをなすマチ面部と前記マチを折り畳む外罫線を介して前記マチ面部に連設された巾面部とを有し、開口の周縁に端縁部が設けられた一対の面部と、
    前記端縁部のそれぞれにおいて前記外罫線を跨ぐ領域どうしの間に懸架され、懸架方向に交差する方向に延びる複数の切れ込み部が千鳥状に設けられた伸張可能なシート状の緩衝部と、
    を備えたことを特徴とする包装袋。
  2. 前記緩衝部は、前記外罫線に対応する位置に設けられた罫線である内罫線を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
  3. 前記一対の面部は、それぞれの前記巾面部が互いに重ね合わせられた状態で前記中罫線が山折りされて前記マチ面部が露出する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の包装袋。
  4. 前記一対の面部は、それぞれの前記巾面部が互いに重ね合わせられた状態で前記中罫線が谷折りされて前記マチ面部が前記巾面部どうしの間に挟まれる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の包装袋。
  5. 前記緩衝部は、伸長した状態で底部と非接触に設けられた
    ことを特徴とする請求項1~4の何れか1項に記載の包装袋。
  6. 前記緩衝部は、前記領域どうしの間で二つ折りにされた状態で懸架された
    ことを特徴とする請求項1~5の何れか1項に記載の包装袋。
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