JP7087943B2 - 包装袋 - Google Patents
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Description
そこで、緩衝材を有する包装袋が開発されている。たとえば、複数の空気室が設けられた一対のシートの端縁どうしが封止された包装袋が提案されている(特許文献1参照)。
本件の包装袋は、上記のような課題に鑑みて創案されたもので、未使用時の嵩張りを抑えることを目的の一つとする。なお、この目的に限らず、後述する「発明を実施するための形態」に示す各構成から導き出される作用および効果であって、従来の技術では得られない作用および効果を奏することも、本件の他の目的として位置付けることができる。
(3)前記緩衝部は、前記第一端縁部および前記第二端縁部の少なくとも一方の内面に貼り付けられる貼付端部を有することが好ましい。
(4)さらに、前記第一端縁部および前記第二端縁部の何れか他方から突出して設けられ、前記開口を開閉するフラップを備え、前記フラップを折り返したとき、前記スリットを覆うことができることが好ましい。
(5)または、前記第一端縁部および前記第二端縁部の何れか他方から突出して設けられ、前記開口を開閉するフラップを備え、前記フラップを折り返したとき、前記スリットを覆わないことが好ましい。
(6)さらに、前記第一面部または/および前記第二面部の一部に前記書類の少なくとも一部を外部から目視できるようにするための窓を有することが好ましい。
(7)そのうえ、前記窓が透明または半透明材料で形成されていることが好ましい。
以下の実施形態では、開口が上向きに配置された状態の包装袋について述べる。なお、重力の作用方向を下方とし、下方の反対方向を上方とする。
[1.包装袋の構成]
まず、図1および図2を参照して、包装袋の本体袋10を説明する。
本体袋10は、フラップ19で開閉される開口9が上部に形成されたマチ無しの封筒型に設けられる。ここでは、本体袋10として角形封筒を例示するが、長形封筒や洋形封筒を本体袋に用いてもよい。
この本体袋10には、互いに対向する第一面部11と第二面部12とが設けられる。
さらに、第一面部11には、上方に突出して設けられたフラップ19が連設される。
前記スリットの幅は、挿入される書類の大きさに応じて適宜調整される。
前記スリットの形状は、直線、折線、曲線、波線などが挙げられる。
具体的には、開口9より物品を包装体に入れた後、フラップ19を折り返して第一接着部を接着して開口9を封緘し、配送可能状態にして保管する。その後配送の発注を受けた時点で送り状を作成してスリット5から挿入して包装体内に格納する。
更に前記窓7を透明樹脂フィルムやグラシン紙などの透明または半透明の材料で形成することは、書類の汚れを防止することができ好ましい。
緩衝部20は、クッションペーパやハニーペーパなどとも称され、複数の切れ込み部23aが千鳥状に設けられたシート状の緩衝材である。
また、緩衝部20は、第一面部11の上端縁部110と第二面部12の上端縁部120との間に架け渡されて懸架される。
ここでは、第一面部11の上端縁部110のうち内面111に対して第一貼付端部21が貼り付けられ、同様に、第二面部12の上端縁部120のうち内面121に対して第二貼付端部22が貼り付けられる。一方、本体部23は、何れの部位にも貼り付けられることはない。
いて中央の折線部230で二つ折りにされた状態の緩衝部20を例示する。
このように二つ折りにされた緩衝部20の本体部23は、図2に示すように、折線部230を挟んで第一貼付端部21側の第一本体部231と第二貼付端部22側の第二本体部232との二つの部位に大別される。
つまり、物品1が包装袋に入れられる前(包装袋の未使用時)には緩衝部20が伸張していない状態(以下「未伸張状態」という)であり、物品1が包装袋に入れられた後(包装袋の使用時)には緩衝部20が伸張した状態(以下「伸張状態」という)となる。
このように緩衝部20を伸張可能とする構造は、本体部23に設けられる。
以下、未伸張状態の本体部23を説明し、その後に伸張状態の本体部23を説明する。
本体部23には、多数の切れ込み部23aが切り込まれて形成されている。これらの切れ込み部23aは、緩衝部20のうち少なくとも本体部23に設けられている。
切れ込み部23aは、懸架方向(ここでは上下方向)に対して直交する方向(以下「幅方向」という)に延びている。
切れ込み部23aの寸法を「L1」とし、非切れ込み部23bの寸法を「L2」とすれば、不等式1「L1>L2」が満たされる。
交互に並んで設けられる。
第一片部31は、第一パターンP1の切れ込み部23aのうち幅方向一方(図3では左方)と第二パターンP2の切れ込み部23a′のうち幅方向他方(図3では右方)とで挟まれる部位である。第二片部32は、第一パターンP1の切れ込み部23aの幅方向中央と第二パターンP2の非切れ込み部23b′とで挟まれる部位である。第三片部33は、第一パターンP1の切れ込み部23aのうち幅方向他方と第二パターンP2の切れ込み部23a′のうち幅方向一方とで挟まれる部位である。
第四片部34は、第一パターンP1の切れ込み部23aのうち幅方向一方と第二パターンP2の切れ込み部23a′の幅方向他方とで挟まれる。第五片部35は、第一パターンP1の切れ込み部23aの幅方向中央と第二パターンP2の非切れ込み部23a′とで挟まれる。第六片部36は、第一パターンP1の切れ込み部23aのうち幅方向他方と第二パターンP2の切れ込み部23a′のうち幅方向一方とで挟まれる。
図4に示すように、伸張状態の本体部23は、非伸張状態の本体部23と比較して、懸架方向に伸びている。このときの本体部23では、懸架方向から面部11,12の厚み方向(非伸張状態における本体部23の厚み方向)へ片部31~36(図5および図6参照)が立ち上がり、立ち上がった片部31~36によって立体状の緩衝セル40が形成される。言い換えれば、一つの切れ込み部23aに対して周囲に配置された片部31~36が立ち上がることで、一つの緩衝セル40が出現する。
具体的には、最大伸張状態の緩衝部20において最も下方に位置する折線部230と本体袋10の底部13とが接触しないように設けられる。言い換えれば、緩衝部20のうち貼付端部21,22の上端21a,22aと本体袋10の底部13との間の上下寸法を「M1」とし、上端21a,22aと最大伸張状態の緩衝部20における折線部230との間の上下寸法を「M2」とすれば、不等式2「M1>M2」が満たされる。
逆に言えば、図2に示すように、最大伸張状態の緩衝部20が本体袋10の底部13と接触しないように、未伸張状態の緩衝部20における折線部230が本体袋10の底部13に対して予め所定寸法「M3」だけ上方に設けられている。すなわち、緩衝部20は、伸び代を見越して短く形成されている。
緩衝部20におけるパターンP1,P2の行数を「N」とし、貼付端部21,22の上下寸法を「M4」とすれば、近似式3「M2-M4≒(L1-L2)×(N/4)」が成立する。
この近似式3の左辺は、最大伸張状態における第一本体部231または第二本体部232の上下寸法を表している。
一方、近似式3の右辺のうち(L1-L2)は、最大伸張状態における緩衝セル40一つあたりの懸架方向寸法、即ち、第一壁部41および第四壁部44の懸架方向の寸法を表している。
ここで、幅方向に延びる第二壁部42および第五壁部45の懸架方向寸法を無視すれば、第一本体部231または第二本体部232において緩衝セル40が懸架方向に並ぶ数(N/4)を、最大伸張状態における緩衝セル40一つあたりの懸架方向寸法(L1-L2)に乗算した値(近似式3の右辺)は、第一本体部231または第二本体部232の最大伸張状態における上下寸法に近似するものと言える。
そのほか、緩衝部20の幅方向寸法は、面部11,12の幅方向寸法よりもやや小さく設けられている。
つぎに、図7を参照して、上述した包装袋に組み立てられるシート材を説明する。
このシート材は、本体袋10に組み立てられる本体シート材10Sと、緩衝部に組み立てられる緩衝シート材20Sとの二部材から構成される。すなわち、包装袋は、第一面部11および第二面部12をもつ本体袋10と緩衝部20とが別部材であり、本体シート材10Sおよび緩衝シート材20Sの二部材どうしを貼り付けて組み立てられる。
以下、本体シート材10Sの構成を述べた後に、緩衝シート材20Sの構成を述べる。
図7(A)に示すように、本体シート材10Sには、X方向に延びる二本の横罫線RX1,RX2(折曲線)がY方向に並んで設けられ、Y方向に延びる二本の縦罫線RY1,RY2(折曲線)がX方向に並んで設けられている。横罫線RX1,RX2は、一方の第一横罫線RX1が他方の第二横罫線RX2よりもY1方向側に配置されている。また、縦罫線RY1,RY2は、一方の第一縦罫線RY1が他方の第二縦罫線RY2よりもX1方向側に配置されている。
これらの罫線RX1,RX2,RY1,RY2で本体シート材10Sが折り曲げられることによって、本体袋10が組み立てられる。
この第一シート片11Sに対してY方向側には、第一横罫線RX1を介してY1方向側にフラップ19に対応するフラップシート片19Sが連設され、第二横罫線RX2を介してY2方向側に第二面部12に対応する第二シート片12Sが連設されている。
さらに、第一シート片11SのうちY1方向側の端縁には、緩衝シート材20Sの貼り付けられる第一本体貼付領域110Sが設定されている。同様に、第二シート片12SのうちY2方向側の端縁には、緩衝シート材20Sの貼り付けられる第二本体貼付領域120Sが設定される。
スリット5は、第一シート片11Sおよび第二シート片12Sのうち、第一本体貼付領域110Sと第二本体貼付領域120Sに挟まれた領域に設けられる。スリットの位置、方向、形状、大きさは、書類の大きさ、挿入方法と包装袋の強度を考慮して設計される。
また、スリットをミシン目状に形成しておき、使用時においてミシン目を裂いて書類を挿入するようにすることもできる。
窓7は、第一シート片11Sおよび第二シート片12Sのうち、第一本体貼付領域110Sと第二本体貼付領域120Sに挟まれた領域に設けられる。窓の位置、方向、形状、大きさは、書類上の情報の位置、大きさ、と包装袋の強度を考慮して設計される。
また、窓を覆うように第一シート片11Sまたは第二シート片12Sに透明または半透明のシート材料を積層することもできる。
図7(B)に示すように、緩衝シート材20SのY1方向側およびY2方向側の各端部には、本体貼付領域110S,120Sに貼り付けられる緩衝貼付領域21S,22Sが設定される。緩衝貼付領域21S,22Sは、上述した貼付端部21,22に対応する領域である。なお、緩衝貼付領域21S,22Sには、切れ込み部23aが設けられていない。
また、緩衝シート材20Sには、X方向に延びる第三横罫線RX3がY方向中央に設けられている。この第三横罫線RX3は、折線部230に対応する折曲線である。
さらに、本体シート片23Sには、第三横罫線RX3に対してY1方向側に第一本体部231に対応する第一本体シート片231Sが設けられる。一方、第三横罫線RX3に対してY2方向側には、第二本体部232に対応する第二本体シート片232Sが設けられる。
つぎに、包装袋の使用方法を説明する。
図1および図2に示すように、はじめにフラップ19を開いて開口9を開放し、本体袋10を開封する。
そして、本体袋10における第二面部12の上端縁部120にフラップ19を貼り付けて、包装袋を封緘する。このとき、物品1が緩衝セル40で囲まれる。
本実施形態の包装袋は、上述のように構成されるため、以下のような作用および効果を得ることができる。
(1)包装袋に物品1を入れて緩衝部20の本体部23に載せることで、未伸張状態ではシート状の本体部23が伸び、伸張状態となった本体部23には、切れ込み部23aのそれぞれに対応する立体状の緩衝セル40が出現する。本体袋10の内部に出現した緩衝セル40で物品1が囲まれることにより、物品1の保護性を確保することができ、包装袋に緩衝性を持たせることができる。
そのうえ、未伸張状態の本体部23がシート状であることから、エアクッションやフォーミングクッション,片面段ボールといった緩衝用の変形代が設けられた緩衝材が用いられた包装袋と比較して、未使用時の包装袋の嵩張りを抑えることができる。
更に、書類を差し込んで包装袋内に書類を格納するためのスリットを有するため、送り状、配送伝票、物品の取扱い説明書、広告などを容易に添付することができるため、配送作業の効率化に寄与する。
また、緩衝部20は、本体袋10の内部で伸びることによって緩衝機能を発揮することから、伸び代を見越して短く形成されている。そのため、平面状の材料シートを波打たせる加工(フルート加工)を施して製造される片面段ボールシートが緩衝材に用いられる包装袋と比較して、緩衝材の量あるいは重さを抑えることができる。
そのほか、内面111,121に貼付端部21,22が貼り付けられることで、本体袋10のフラップ19と緩衝部20との干渉が防止され、開口9を円滑に開閉することができる。
つぎに、第二実施形態の包装袋を説明する。
本実施形態の包装袋は、第一実施形態の包装袋と異なり、本体袋と緩衝部とが一部材である点が異なる。なお、ここで説明する点を除いては、第一実施形態と同様の構成となっている。これらの構成については、同様の符号を付し、各部の説明を省略する。
以下、図8を参照して、本実施形態の包装袋を述べる。
本実施形態の包装袋では、本体袋10′に対して緩衝部20′が連設されている。
具体的に言えば、緩衝部20′のうち、懸架方向の一端側の縁部22′は、第二面部12′の上端縁部120′(第二端縁部)に対して折り返された状態で連設されている。このことから、以下の説明では、緩衝部20′の一端側の縁部22′を「連設端縁部22′」と呼ぶ。
そのほか、本体袋10′は、面部11′,12′のうち上下に延びて対面する側縁部112′,122′どうしが貼り合わせられている。
つぎに、図9を参照して、上述した包装袋に組み立てられるシート材を説明する。
本実施形態のシート材は、第一実施形態で上述したシート材10S,20Sと異なり、一部材で構成される。
このフラップ貼付領域21R′には、第五横罫線RX5′を介してY1方向側に緩衝シート片20S′の他部が連設され、この他部のY方向中央に第四横罫線RX4′が設けられている。この第四横罫線RX4′は、折線部230′に対応する折曲線である。また、第五横罫線RX5′は、包装袋に組み立てられた状態で第一横罫線RX1′と重ね合わせられ、フラップ19の開閉にともなって折り曲げられる折曲線である。
また、フラップシート片19S′のうちY2方向側には、フラップ貼付領域21R′が貼り付けられる対応貼付領域191R′が設定されている。
本実施形態の包装袋は、上述のように構成されるため、第一実施形態の作用および効果のうち、本体袋10と緩衝部20とが別部材であることによる作用および効果を除いて、第一実施形態と同様の作用および効果を得ることができる。そのうえ、以下のような作用および効果を得ることができる。
(2)具体的には、緩衝部20′の連設端縁部22′が第二面部12′の上端縁部120′に対して折り返された状態で連設されることから、第一実施形態の包装袋の製袋で必要とされる第二貼付端部22を省略することができ、この第二貼付端部22の貼付作業も省略することができる。
最後に、本実施形態のその他の変形例について述べる。
たとえば、切れ込み部および非切れ込み部は、幅方向に延びる配向に限らず、少なくとも懸架方向に対して交差する方向に延びていればよい。このような配向により、緩衝部を懸架方向に伸張させることができる。
そのほか、本体袋には、フラップが設けられたマチ無しの封筒型に限らず、たとえば角底袋,ガセット袋,ピロー袋、スタンディングパウチといったさまざまな型式の袋を用いることができ、マチ付きの袋やフラップ無しの袋を用いてもよい。
フラップ無しの袋が本体袋に用いられる場合には、貼付端部と本体部との間で緩衝部が山折りされて、上端縁部の外面に貼付端部が貼り付けられてもよい。このときには、面部に引っ掛かるようにして緩衝部が懸架されることで、本体袋に対して確実に緩衝部を取り付けることができ、緩衝部の耐荷重を高めることができる。
なお、緩衝部に設けられた二つの貼付端部うち一方を本体袋の内面に貼り付け、他方を外面に貼り付けてもよい。
あるいは、両面テープ30′に替えて、グラシンテープやアラビア糊を封緘用の接着部に用いてもよい。この場合にも、フラップ貼付端縁部21′の確実な貼付および剥離の抑制が可能となる。
第一実施形態の本体シート材および緩衝シート材や第二実施形態のシート材に使用可能なシート材としては、使用時に破損しない程度の強度を有するシート状の材料であれば、特に限定されるものではない。たとえば、上質紙,中質紙,アート紙,コート紙,キャストコート紙,クラフト紙,クルパック紙,ライナーといった紙や板紙をはじめ、スパンボンドやスパンレースなどの不織布,合成紙,フィルムなどのプラスチックシートなどをシート材に使用することができる。また、これらを積層したもの(たとえば、積層紙や段ボール,ラミネート紙など)もシート材に使用可能である。なかでも、紙や板紙は古紙を再生することが容易であるため、シート材に用いるのが好適である。特に、クラフト紙,クルパック紙,板紙は、強度が優れるため、シート材に用いるのが好ましい。なお、シート材には、耐水性や印刷適性の付与、強度の向上といった目的で片面あるいは両面に塗工層が設けられていてもよい。
本体シート材を袋状にする際や緩衝シート材を本体シート材に接合する際の貼り付けには、公知の粘着剤や接着剤(以下まとめて「接着剤等」という)を用いることができる。シート材や包装袋に接着剤等を塗布または印刷により予め付与してもよく、テープ状の接着剤等をシート材や包装袋に付与してもよく、貼り付け直前に刷毛などの手段で接着剤等をシート材や包装袋に付与してもよい。
特に、本体シート材の内側となる面に、ポリエチレン樹脂などの熱可塑性樹脂を用いたヒートシール接着剤を設けておき、ヒートシール接着剤を付与した面どうしを対向させ、熱圧をかけることにより接合したものは、強固な接着力が得られることから、シート材や包装袋の接着剤等に用いることが好ましい。また、緩衝シート材の本体シート材側の面にヒートシール接着剤を設けておくと、接合部を熱圧処理することで包装袋を製造することができる。
なお、接着剤等に替えてまたは加えて、ステープルなどの手段を採用することも可能である。
5 スリット
6 書類
7 窓
9 開口
10 本体袋
11 第一面部
110 上端縁部(第一端縁部)
111 内面
12 第二面部
120 上端縁部(第二端縁部)
121 内面
13 底部
14,15 側部
19 フラップ
20 緩衝部
21 第一貼付端部
21a 上端
22 第二貼付端部
22a 上端
23 本体部
80 フラップ側第一接着部
81 第二面部側第一接着部
90 フラップ側第二接着部
91 第二面部側第二接着部
230 折線部
231 第一本体部
232 第二本体部
23a,23a′ 切れ込み部
23b,23b′ 非切れ込み部
31,32,33,34,35,36 片部
40 緩衝セル
41,42,43,44,45,46 壁部
Ca,Ca′ 切れ込み部23a,23a′の幅方向中心
Cb,Cb′ 非切れ込み部の23b,23b′幅方向中心
L1 切れ込み部23a,23a′の幅方向寸法
L2 非切れ込み部23b,23b′の幅方向寸法
M1 上端21a,22aと本体袋20の底部13との間の上下寸法
M2 上端21a,22aと最大伸張状態の折線部230との間の上下寸法
M3 底部13に対する未伸張状態の折線部230の上下寸法
M4 貼付端部21、22の上下寸法
N パターンP1,P2の行数
P1 第一パターン
P2 第二パターン
Claims (8)
- 開口の一側に配置された第一端縁部を有する第一面部と、
前記開口の他側に配置された第二端縁部を有し、前記第一面部と対向する第二面部と、
を有する本体袋と、
前記第一端縁部と前記第二端縁部との間に懸架され、懸架方向に交差する方向に延びる複数の切れ込み部が千鳥状に設けられた伸張可能なシート状の緩衝部と、
を備えた包装袋であって、
前記本体袋の前記第一面部または/および前記第二面部に書類を差し込んで前記包装袋内に前記書類を格納するためのスリットを有する包装袋。
- 前記緩衝部は、伸張した状態で底部と非接触に設けられた請求項1に記載の包装袋。
- 前記緩衝部は、前記第一端縁部および前記第二端縁部の少なくとも一方の内面に貼り付けられる貼付端部を有する請求項1または2に記載の包装袋。
- 前記第一端縁部および前記第二端縁部の何れか他方から突出して設けられ、前記開口を開閉するフラップを備え、前記フラップは、前記第一面部または前記第二面部と接着する接着部を有し、前記フラップを折り返したとき、前記フラップが前記スリットを覆い、且つ前記接着部により前記スリットを封緘できる請求項1~3の何れか1項に記載の包装袋。
- 前記第一端縁部および前記第二端縁部の何れか他方から突出して設けられ、前記開口を開閉するフラップを備え、前記フラップを折り返したとき、前記スリットを覆わない請求項1~3の何れか1項に記載の包装袋。
- 前記第一端縁部および前記第二端縁部の何れか他方から突出して設けられ、前記開口を開閉するフラップを備え、前記フラップは、前記第一面部または前記第二面部と接着する第一接着部および第二接着部を有し、前記第一接着部は前記フラップを折り返したとき、前記スリットを封緘しない位置に配置されるものであり、前記第二接着部は前記フラップを折り返したとき、前記スリットを封緘する位置に配置されるものである請求項1~3の何れか1項に記載の包装袋。
- 前記第一面部または/および前記第二面部の一部に前記書類の少なくとも一部を外部から目視できるようにするための窓を有する請求項1~6の何れか1項に記載の包装袋。
- 前記窓が透明または半透明材料で形成された請求項7に記載の包装袋。
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