JP6690630B2 - 包装袋の製造方法 - Google Patents
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Description
しかしながら、上述したような厚み方向の緩衝代が予め設けられたマット状の緩衝材を用いた包装袋の製法は、緩衝代を形成するための緩衝材の伸張が考慮されていないため、シート状の緩衝材を用いた包装袋の製造にそのまま適用することはできない。
本体袋および緩衝部は、紙あるいは樹脂といった同一の材料から形成られることが好ましい。ただし、本体袋および緩衝部のそれぞれを異なる材料から形成してもよい。
包装袋の説明では、開口が上向きに配置された状態の包装袋について述べる。なお、重力の作用方向を下方とし、下方の反対方向を上方とする。
包装袋の製造方法では、緩衝部となる内装材として用いられる帯状の連続体が繰り出される形態を例示する。この繰出方向については、連続体の長手方向(帯の延びる方向)と一致し、MD方向と呼ぶ。このMD方向に直交する方向については、連続体の帯幅方向と一致し、CD方向と呼ぶ。
まず、図1および図2を参照して、包装袋の本体袋10を説明する。
本体袋10は、フラップ19で開閉される開口9が上部に形成されたマチ無しの封筒型に設けられる。ここでは、本体袋10として角形封筒を例示するが、長形封筒や洋形封筒あるいは規格外の封筒を本体袋に用いてもよい。
この本体袋10には、互いに対向する第一面部11と第二面部12とが設けられる。
さらに、第一面部11には、上方に突出して設けられたフラップ19が連設される。
緩衝部20は、クッションペーパーやハニーペーパーなどとも称され、複数の切れ込み部23aが千鳥状に設けられたシート状の緩衝材である。
また、緩衝部20は、本体袋10に内装され、第一面部11の上端縁部110と第二面部12の上端縁部120との間に架け渡されて懸架される。
ここでは、第一面部11の上端縁部110のうち内面111に対して第一貼付端部21が貼り付けられ、同様に、第二面部12の上端縁部120のうち内面121に対して第二貼付端部22が貼り付けられる。一方、本体部23は、何れの部位にも貼り付けられることはない。
このように二つ折りにされた緩衝部20の本体部23は、図2に示すように、折線部230を挟んで第一貼付端部21側の第一本体部231と第二貼付端部22側の第二本体部232との二つの部位に大別される。
つまり、物品1が包装袋に入れられる前(包装袋の未使用時)には緩衝部20が伸張していない状態(以下「未伸張状態」という)であり、物品1が包装袋に入れられた後(包装袋の使用時)には緩衝部20が伸張した状態(以下「伸張状態」という)となる。
このように緩衝部20を伸張可能とする構造は、本体部23に設けられる。
以下、未伸張状態の本体部23を説明し、その後に伸張状態の本体部23を説明する。
本体部23には、多数の切れ込み部23aが切り込まれて形成されている。これらの切れ込み部23aは、緩衝部20のうち少なくとも本体部23に設けられている。
切れ込み部23aは、懸架方向(ここでは上下方向)に対して直交する方向(以下「幅方向」という)に延びている。
切れ込み部23aの幅方向寸法は、非切れ込み部23bの幅方向寸法よりも大きく設定されている。すなわち、切れ込み部23aの寸法を「L1」とし、非切れ込み部23bの寸法を「L2」とすれば、不等式1「L1>L2」が満たされる。
第一片部31は、第一パターンP1の切れ込み部23aのうち幅方向一方(図3では左方)と第二パターンP2の切れ込み部23a′のうち幅方向他方(図3では右方)とで挟まれる部位である。第二片部32は、第一パターンP1の切れ込み部23aの幅方向中央と第二パターンP2の非切れ込み部23b′とで挟まれる部位である。第三片部33は、第一パターンP1の切れ込み部23aのうち幅方向他方と第二パターンP2の切れ込み部23a′のうち幅方向一方とで挟まれる部位である。
第四片部34は、第一パターンP1の切れ込み部23aのうち幅方向一方と第二パターンP2の切れ込み部23a′の幅方向他方とで挟まれる。第五片部35は、第一パターンP1の切れ込み部23aの幅方向中央と第二パターンP2の非切れ込み部23b′とで挟まれる。第六片部36は、第一パターンP1の切れ込み部23aのうち幅方向他方と第二パターンP2の切れ込み部23a′のうち幅方向一方とで挟まれる。
図4に示すように、伸張状態の本体部23は、非伸張状態の本体部23と比較して、懸架方向に伸びている。このときの本体部23では、懸架方向から面部11,12の厚み方向(非伸張状態における本体部23の厚み方向)へ片部31〜36(図5および図6参照)が立ち上がり、立ち上がった片部31〜36によって立体状の緩衝セル40が形成される。言い換えれば、一つの切れ込み部23aに対して周囲に配置された片部31〜36が立ち上がることで、一つの緩衝セル40が出現する。
具体的には、最大伸張状態の緩衝部20において最も下方に位置する折線部230と本体袋10の底部13とが接触しないように設けられる。言い換えれば、緩衝部20のうち貼付端部21,22の上端21a,22aと本体袋10の底部13との間の上下寸法を「M1」とし、上端21a,22aと最大伸張状態の緩衝部20における折線部230との間の上下寸法を「M2」とすれば、不等式2「M1>M2」が満たされる。
逆に言えば、図2に示すように、最大伸張状態の緩衝部20が本体袋10の底部13と接触しないように、未伸張状態の緩衝部20における折線部230が本体袋10の底部13に対して予め所定寸法「M3」だけ上方に設けられている。すなわち、緩衝部20は、伸び代を見越して短く形成されている。
緩衝部20におけるパターンP1,P2の行数を「N」とし、貼付端部21,22の上下寸法を「M4」とすれば、近似式3「M2−M4≒(L1−L2)×(N/4)」が成立する。
この近似式3の左辺は、最大伸張状態における第一本体部231または第二本体部232の上下寸法を表している。
一方、近似式3の右辺のうち(L1−L2)は、最大伸張状態における緩衝セル40一つあたりの懸架方向寸法、即ち、第一壁部41および第四壁部44の懸架方向の寸法を表している。
ここで、幅方向に延びる第二壁部42および第五壁部45の懸架方向寸法を無視すれば、第一本体部231または第二本体部232において緩衝セル40が懸架方向に並ぶ数(N/4)を、最大伸張状態における緩衝セル40一つあたりの懸架方向寸法(L1−L2)に乗算した値(近似式3の右辺)は、第一本体部231または第二本体部232の最大伸張状態における上下寸法に近似するものと言える。
つぎに、図7を参照して、上述した包装袋に組み立てられるシート材を説明する。
このシート材は、本体袋10に組み立てられる本体シート材10Sと、緩衝部20に組み立てられる緩衝シート材20Sとの二部材から構成される。すなわち、包装袋は、第一面部11および第二面部12をもつ本体袋10と緩衝部20とが別部材であり、本体シート材10Sおよび緩衝シート材20Sの二部材どうしを貼り付けて組み立てられる。
以下、本体シート材10Sの構成を述べた後に、緩衝シート材20Sの構成を述べる。
図7(A)に示すように、本体シート材10Sには、X方向に延びる三本の横罫線RX1,RX2,RX3(折曲線)がY方向に並んで設けられ、Y方向に延びる二本の縦罫線RY1,RY2(折曲線)がX方向に並んで設けられている。横罫線RX1,RX2,RX3は、Y2方向に向かってこの順で配置されている。すなわち、第一横罫線RX1よりも第二横罫線RX2がY2方向側に配置され、第二横罫線RX2よりも第三横罫線RX3がY2方向側に配置されている。また、縦罫線RY1,RY2は、一方の第一縦罫線RY1が他方の第二縦罫線RY2よりもX1方向側に配置されている。
この第一シート片11Sに対してY方向側には、第一横罫線RX1を介してY1方向側にフラップ19に対応するフラップシート片19Sが連設され、第二横罫線RX2を介してY2方向側に第二面部12に対応する第二シート片12Sが連設されている。
第二シート片12Sには、第三横罫線RX3に対してY1方向側に内側第二シート片121Sが設けられ、第三横罫線RX3に対してY2方向側に外側第二シート片122Sが設けられる。
さらに、第一シート片11SのうちY1方向側の端縁には、緩衝シート材20Sの貼り付けられる第一本体貼付領域110Sが設定されている。同様に、第二シート片12SのうちY2方向側の端縁(すなわち、外側第二シート片122SのY2方向側の端縁)には、緩衝シート材20Sの貼り付けられる第二本体貼付領域120Sが設定される。本体貼付領域110S,120Sは、上述した面部11,12の上端縁部110,120の内面111,121に対応する領域である。すなわち、本体貼付領域110S,120Sは、第一シート片11Sおよび第二シート片12Sの表面のうち、本体袋10で内側となる表面に設けられる。
また、このようにZ字状に折り畳まれた本体シート材10Sでは、Y方向に互いに離隔する本体貼付領域110S,120S間の略中間部に、第三横罫線RX3に対応する折部16が形成される。折部16は、第二シート片12Sの表面のうち、本体袋10で内側となるとなる面(第二面部12の内面)が山折りされた部分である。
本体シート材10SがZ字状に折り畳まれた状態では、折り畳まれていない(展開された)状態と比べて、本体貼付領域110S,120S間の寸法L3が短くなる。
図7(C)に示すように、緩衝シート材20SのY1方向側およびY2方向側の各端部には、本体貼付領域110S,120S(外装端縁領域)に貼り付けられる緩衝貼付領域21S,22S(内装端縁領域)が設定される。緩衝貼付領域21S,22Sは、上述した緩衝部20の貼付端部21,22に対応する領域である。なお、緩衝貼付領域21S,22Sには、切れ込み部23aが設けられていない。
また、緩衝シート材20Sには、X方向(所定方向)に延びる第四横罫線RX4がY方向中央に設けられている。この第四横罫線RX4は、折線部230に対応する折曲線である。
さらに、本体シート片23Sには、第四横罫線RX4に対してY1方向側に第一本体部231に対応する第一本体シート片231Sが設けられる。一方、第四横罫線RX4に対してY2方向側には、第二本体部232に対応する第二本体シート片232Sが設けられる。
つぎに、包装袋の使用方法を説明する。
図1および図2に示すように、はじめにフラップ19を開いて開口9を開放し、本体袋10を開封する。
そして、本体袋10における第二面部12の上端縁部120にフラップ19を貼り付けて、包装袋を封緘する。このとき、物品1が緩衝セル40で囲まれる。
つぎに、包装袋の製造方法を説明する。
本方法の製造対象である包装袋は、上述したように、物品1によって緩衝部20が伸長させられることで、緩衝セル40が立ち上がって出現し、緩衝機能を発揮する状態に変化する。逆に言えば、未伸長状態の緩衝部20がシート状であることから、エアクッションやフォームクッションといった緩衝用の変形代の設けられた緩衝材が用いられた包装袋と比較して、未使用時における包装袋の嵩張りを抑えることができる。
内装原反は、繰り出すことが可能な状態であれば配置の状態は特に限定されるものではない。たとえば、内装原反が配置された状態としては、巻回された状態、Z字状に折り畳んだ状態などが挙げられる。ここでは、巻回された状態の内装原反を例示する。
なお、ここで用いられる内装原反は、折り重ねられておらず、単層をなす状態である。
まず、図8(A)に示すように、本体シート材10Sを供給し、供給された本体シート材10SをZ字状に折り畳む。具体的には、本体シート材10Sを上記の第二横罫線RX2と第三横罫線RX3とで互いに逆方向に折り曲げる。これにより、第一シート片11S,内側第二シート片121Sおよび外側第二シート片122Sがこの順で重ねられるとともに、底部13と折部16とが形成される。折部16は、本体貼付領域110S,120Sの間に配置される。
なお、緩衝シート材20Sを本体シート材10Sに貼り合わせる際や本体シート材10Sを袋状にする糊付けには、公知の粘着剤や接着剤(以下「接着剤」と略称する)を用いることができる。接着剤の付与には、噴霧器や刷毛による塗布,印刷により塗布,テープ状の付与といった種々の付与形態が含まれる。
この内装原反20Wは、CD方向へ伸張されることなくMD方向に繰り出される。言い換えれば、内装原反20Wは、繰り出しによる送給時に未伸張状態が保持される。
はじめに、本体シート材10Sを供給する第一供給工程が実施される(ステップA10)。つづいて、第一供給工程で供給された本体シート材10Sを底部13に対応する第二横罫線RX2と折部16に対応する第三横罫線RX3との双方で折り曲げて、本体シート材10SをZ字状に折り畳む折曲工程(第一折曲工程,第二折曲工程)が実施される(ステップA20)。その後、折曲工程で折り曲げられた本体シート材10Sの本体貼付領域110S,120Sの夫々に接着剤を付与する付与工程(貼合工程)が実施される(ステップA30)。
つづいて、付与工程で接着剤が付与された本体貼付領域110S,120Sと、第二供給工程で供給された緩衝シート材20Sの緩衝貼付領域21S,22Sとを接着(貼合)する接着工程(貼合工程)が実施される(ステップA50)。この接着工程では、第一本体貼付領域110Sと第一緩衝貼付領域21Sとが接着されるのと同時に第二本体貼付領域120Sと第二緩衝貼付領域22Sとが接着される。
その後、通常の製袋工程と同様に、糊代シート片18Sを第二シート片12Sに折り重ねて糊付ける他の製袋工程が実施される(ステップA70)。
本実施形態に係る包装袋の製造方法によれば、以下のような作用および効果を得ることができる。
(1)第二供給工程において緩衝シート材20Sに裁断される内装原反20WがCD方向へ伸張されることなく供給される。すなわち、包装袋の緩衝部20がユーザによって伸張させられることを考慮して、製造時には、緩衝部20に対応する内装原反20Wや緩衝シート材20Sを伸張させないようにしている。このように未伸張状態の保持された緩衝シート材20Sと本体シート材10Sとが貼り合わせられることにより、伸張することで緩衝代が出現するシート状の緩衝材を用いた包装袋を製造することができる。
これに対し、上述した製造方法では、本体シート材10Sの第二面部12となる第二シート片12Sを折部16に対応する第三横罫線RX3で折り曲げたうえで、緩衝シート材20Sを供給する。すなわち、本体シート材10Sが折部16で折り曲げられることで、展開された状態よりも本体貼付領域110S,120S間の寸法L3が短くされたうえで、緩衝シート材20Sが供給される。このため、緩衝シート材20Sを未伸長状態に保ちながら本体貼付領域110S,120Sと緩衝貼付領域21S,22Sとを貼り合わせやすくすることができる。よって、本体シート材10Sと緩衝シート材20Sとの貼合作業が容易になることから、包装袋の製造効率の向上に寄与することができる。
さらに、緩衝シート材20Sが展開された状態で供給され、本体シート材10Sに貼り付けられてから折線部230で折り曲げられるため、単層の内装原反20Wを用いることができる。よって、予め二層に折り重ねられた内装原反を用意しなくてもよく、資材コストの上昇を抑えることができる。
(6)第二供給工程では、繰り出された内装原反20Wを裁断することで枚葉状の緩衝シート材20Sを得るため、連続的に緩衝シート材20Sを製造することができ、包装袋の製造効率を向上させることができる。
以下、本実施形態の変形例について述べる。
まず、図10〜図12を参照して、一変形例に係る包装袋の製造方法について説明する。
本変形例に係る製造方法は、上述した実施形態に係る製造方法に対して、下記の点が主に相異する。
相違点1:本体シート材が二つのシート材(二部材)からなる点
相違点2:熱可塑性の層がラミネートされた本体シート材を用いる点
相違点1により、本変形例では包装袋を製造する際に本体シート材を構成する二つのシート材どうしを連結させる作業が必要となる。
一方で、相違点2により、本変形例では本体シート材のラミネート層を溶融または軟化(以下、単に「溶融」という)させて加熱および加圧することで熱圧着(接着作用)が得られる。このため、本変形例では、この熱圧着を利用して二つのシート材どうしを連結させるとともに、本体シート材と緩衝シート材とを貼り合わせる。したがって、上述したような接着剤の付与や付与された接着剤による接着の工程を省略することができる。
まず、図10を参照して、本変形例で用いられる本体シート材について説明する。以下の説明では、上述した実施形態で説明した要素と同一または対応する要素に同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図10(A)に示すように、本変形例に係る本体シート材10S′は、上述した第一シート片11Sおよびフラップシート片19Sを構成する第一シート材10S1と、上述した第二シート片12Sを構成する第二シート材10S2との二部材からなる。言い換えると、本変形例に係る本体シート材10S′は、上述した実施形態の本体シート材10Sを第二横罫線RX2で切断するとともに、糊代シート片18Sを省略して得られる二つのシート材10S1,10S2で構成されている。
第一シート材10S1のY2方向側の端部130S(第一面部11の下端縁部130に対応,図1参照)と、第二シート材10S2のY1方向側の端部140S(第二面部12の下端縁部140に対応,図1参照)とは、包装袋の製造過程で互いに貼り合わせられて本体袋10の底部13となる部分である。以下、第一シート材10S1のY2方向側の端部130Sを第一貼合端部130Sともいい、第二シート材10S2のY1方向側の端部140Sを第二貼合端部140Sともいう。
なお、本変形例で用いられる緩衝シート材20Sは、上述した実施形態のものと同一である。緩衝シート材20Sには、熱可塑性の層がラミネートされていない。
条件1:第二シート材10S2を折部16で折り曲げた場合に、第二本体貼付領域120Sと第二貼合端部140Sとが重なる。
条件2:シート材10S1,10S2を、折部16が本体貼付領域110S,120S間に位置する状態で貼合端部130S,140Sどうしが重なるように配置した場合に、本体貼付領域110S,120S間の距離D(寸法)が展開された緩衝シート材20Sの緩衝貼付領域21S,22S間の寸法L4〔図7(C)参照〕と等しくなる。
以下、図11を参照して、本変形例に係る包装袋の製造方法について順を追って説明する。
まず、図11(A)に示すように、第一シート材10S1および第二シート材10S2を供給し、第二シート材10S2を第三横罫線RX3で折り曲げる。このとき、折部16が形成される。つぎに、折部16が本体貼付領域110S,120S間に位置するように、シート材10S1,10S2どうしを配置する。ここでは、第一貼合端部130Sと第二貼合端部140Sとが重なるように、シート材10S1,10S2を重ねて配置する。この結果、本体シート材10S′では、本体貼付領域110S,120S間の距離Dが緩衝貼付領域21S,22S間の寸法L4と等しくなるとともに、貼合端部130S,140Sおよび第二本体貼付領域120Sが重なって配置される。
つづいて、図11(B)に示すように、内装原反20Wを繰り出すことで緩衝シート材20Sを供給する。このように送給される内装原反20Wは、上述した実施形態と同様に、CD方向への未伸張状態が保持される。
得られた緩衝シート材20Sの緩衝貼付領域21S,22Sは、供給された本体シート材10S′の本体貼付領域110S,120Sに対して載置される。これにより、第一本体貼付領域110Sと第一緩衝貼付領域21Sとが対面した状態となるとともに、貼合端部130S,140Sと重なって配置されている第二本体貼付領域120Sと、第二緩衝貼付領域22Sとも対面した状態となる。したがって、第二緩衝貼付領域22Sと第一貼合端部130Sとの間に、第二シート材10S2の第二本体貼付領域120Sと第二貼合端部140Sとが挟まれた状態で積層される。
それから、図11(E)に示すように、本体シート材10S′の側部領域141S,142S,151S,152Sを熱圧処理し、上述した貼合端部130S,140Sと同様に熱圧着させる。これにより、図11(F)に示すように、二つの側部14,15が形成される。
はじめに、本体シート材10S′を供給する第一供給工程が実施される(ステップB10)。この第一供給工程では、上述した第一シート材10S1と第二シート材10S2との双方が供給される。つづいて、第一供給工程で供給された第二シート材10S2を折部16に対応する第三横罫線RX3で折り曲げる第一折曲工程が実施される(ステップB20)。それから、第一供給工程で供給された第一シート材10S1と第一折曲工程で折り曲げられた第二シート材10S2とを、本体貼付領域110S,120S間に折部16が位置するように重ねて配置する配置工程が実施される(ステップB30)。本変形例の配置工程では、貼合端部130S,140Sどうしが重なるように第一シート材10S1と第二シート材10S2とが位置決めされる。
また、緩衝シート材20Sを供給する第二供給工程が実施される(ステップB40)。この第二供給工程では、上述した実施形態と同様に繰出工程と裁断工程とが実施される(ステップB42,B44)。
本変形例に係る包装袋の製造方法によれば、以下のような作用および効果を得ることができる。
(1)本変形例に係る本体シート材10S′は、本体袋10で対向する面部11,12となるシート片11S,12Sが互いに異なるシート材10S1,10S2で構成されている。このような二枚物の本体シート材10S′を適用する場合、第一シート材10S1と折部16で折り曲げられた第二シート材10S2とを、本体貼付領域110S,120Sの間に折部16が位置するように重ねて配置することで、本体シート材10S′と緩衝シート材20Sとを貼り合わせやすくすることができる。また、この場合、貼合端部130S,140Sどうしを貼り合わせることで底部13が形成されるため、上述したような一枚物の本体シート材10Sにおける第二横罫線RX2での折り曲げ作業を不要とすることができる。
以下、その他の変形例について述べる。
まず、包装袋に関する変形例を述べる。
切れ込み部および非切れ込み部は、幅方向に延びる配向に限らず、少なくとも懸架方向に対して交差する方向に延びていればよい。このような配向により、緩衝部を懸架方向に伸張させることができる。この場合の内装原反における切れ込み部の配向は、MD方向に対して平行ではないものの、MD方向に沿う(CD方向に交差する)配向となる。
本体袋には、フラップが設けられたマチ無しの封筒型に限らず、たとえば角底袋,ガセット袋,ピロー袋、スタンディングパウチといったさまざまな型式の袋を用いることができ、マチ付きの袋やフラップ無しの袋を用いてもよい。この場合には、さまざまな型式の袋に対応して形状の本体シート材が用いられる。
つぎに、包装袋の製造方法に関する変形例を述べる。
第一本体貼付領域と第一緩衝貼付領域との貼合と、第二本体貼付領域と第二緩衝貼付領域と貼合とは、同時に実施されなくてもよい。同様に、接着剤は、第一本体貼付領域と第二本体貼付領域とに対して同時に付与されなくてもよい。なお、接着剤の付与領域は、本体貼付領域に加えてまたは替えて、緩衝貼付領域であってもよい。
また、繰り出される内装原反には、CD方向(所定方向)に沿って複数の切れ込み部が千鳥状に設けられていてもよい。この場合には、内装原反をCD方向に沿って裁断してからCD方向に沿う折曲線で折り曲げる。このようにして得られた緩衝シート材の緩衝貼付領域と、本体シート材の本体貼付領域とを貼り合わせる。たとえば、内装原反から裁断された二つ折りの緩衝シート材と、上述した本体シート材をその延在平面において90°回転させた配向の本体シート材とが貼り合わせられる。
また、本体シート材を構成する二つのシート材のうち、折部が設けられない第一シート材のラミネート加工を省略してもよい。この場合には、第一本体貼付領域と第一緩衝貼付領域との貼合に、接着剤を用いてもよいし、ラミネート加工した緩衝シート材を適用することで、第一緩衝貼付領域の熱可塑性の層を溶融させて得られる熱圧着を用いてもよい。
なお、貼付領域や貼合端部や側部領域の貼合に、上述した熱圧着と接着剤による接着とを併用してもよい。この場合、貼付領域や貼合端部や側部領域をより強固に結合させることができる。
10 本体袋(外装体)
10S,10S′ 本体シート材(外装材)
10S1 第一シート材(シート材,接着シート材)
10S2 第二シート材(シート材,接着シート材)
11 第一面部(面部)
12 第二面部(面部)
13 底部
16 折部
20 緩衝部(内装体)
20S 緩衝シート材(内装材)
20W 内装原反(内装材)
21S 第一緩衝貼付領域(内装端縁領域)
22S 第二緩衝貼付領域(内装端縁領域)
23a,23a′ 切れ込み部
110,120 上端縁部(一端縁部)
110S 第一本体貼付領域(外装端縁領域)
120S 第二本体貼付領域(外装端縁領域)
130,140 下端縁部(他端縁部)
Claims (8)
- 互いに対向する二つの面部と前記面部の縦方向の各一端縁部で形成される開口と前記面部の前記縦方向の各他端縁部で形成される底部とをもつ袋状の外装体となるシート状の外装材を供給する第一供給工程と、
前記第一供給工程で供給された前記外装材の一方の前記面部を横方向に沿う折部で折り曲げる第一折曲工程と、
所定方向に沿って延在する複数の切れ込み部が千鳥状に設けられ、前記外装体に内装される内装体となるシート状の内装材を前記所定方向と交差する方向へ伸張することなく供給する第二供給工程と、
前記第一折曲工程で折り曲げられた前記面部と他方の前記面部とが重ねられるとともに二つの前記面部の前記一端縁部の間に前記折部が配置された状態で、前記一端縁部の夫々に設定された外装端縁領域と前記第二供給工程で供給された前記内装材の前記所定方向に交差する方向の両端縁部に設定された内装端縁領域とを貼り合わせる貼合工程と、
前記貼合工程の実施後に前記折部を平面状に戻すとともに前記内装材を前記所定方向に沿う折線部で折り曲げて、二つの前記面部の間に前記内装材を介在させる折戻工程とを含む
ことを特徴とする包装袋の製造方法。 - 前記貼合工程は、一方の前記外装端縁領域と一方の前記内装端縁領域とを貼り合せるのと同時に他方の前記外装端縁領域と他方の前記内装端縁領域とを貼り合せる
ことを特徴とする請求項1に記載された包装袋の製造方法。 - 前記折部は、前記第一折曲工程の実施後であって前記貼合工程の実施前に前記外装端縁領域間の寸法が前記内装端縁領域間の寸法と等しくなるように、前記縦方向の位置が設定されている
ことを特徴とする請求項1または2に記載された包装袋の製造方法。 - 前記第一供給工程は、二つの前記面部の前記他端縁部どうしが前記底部を介して連設された前記外装材を供給し、
前記貼合工程の実施前に、前記第一供給工程で供給された前記外装材を前記底部において前記折部と逆方向に折り曲げる第二折曲工程を含む
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載された包装袋の製造方法。 - 前記第一供給工程は、二つの前記面部が互いに異なるシート材で構成される前記外装材を供給し、
前記貼合工程の実施前に、前記第一折曲工程で折り曲げられた一方の前記面部を構成する前記シート材の前記一端縁部と、他方の前記面部を構成する前記シート材の前記一端縁部との間に前記折部が位置するように、前記シート材どうしを重ねて配置する配置工程を含む
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載された包装袋の製造方法。 - 少なくとも一方の前記シート材は、当該シート材が構成する前記面部の前記外装端縁領域と前記他端縁部とを少なくとも含む領域に熱可塑性の層がラミネートされた接着シート材であって、
前記第一折曲工程は、前記接着シート材で構成される一方の前記面部の前記外装端縁領域と前記他端縁部とが重なるように前記接着シート材を折り曲げ、
前記配置工程は、前記シート材を前記他端縁部どうしが重なるように配置し、
前記貼合工程は、前記第一折曲工程で折り曲げられた前記接着シート材の前記外装端縁領域および前記他端縁部と他方の前記シート材の前記他端縁部と一方の前記内装端縁領域とが重ねられた状態で、前記接着シート材の前記外装端縁領域および前記他端縁部における前記熱可塑性の層を溶融または軟化させる熱圧着工程を含む
ことを特徴とする請求項5に記載された包装袋の製造方法。 - 前記貼合工程は、前記内装端縁領域および前記外装端縁領域の少なくとも一方に接着剤を付与する付与工程と、前記付与工程で付与された前記接着剤で前記内装端縁領域と前記外装端縁領域とを接着する接着工程と
を含むことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載された包装袋の製造方法。 - 前記折戻工程の実施後に前記外装材を製袋する製袋工程を含む
ことを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載された包装袋の製造方法。
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