JP7439967B2 - 包装袋 - Google Patents
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Description
そこで、上記のシート材を設けた袋が提案されている。たとえば、開口の周縁で互いに対向する端縁どうしの間に、端縁に沿って延びる複数の切れ込み部が設けられたシート材が架け渡されたマチ無し袋が検討されている(特許文献1参照)。
このように懸架されたシート材は、懸架された端縁の設けられた面部だけに沿って延在するため、マチをなす面部が設けられた方向に対する緩衝性の低下を招くおそれがある。たとえば、前後の面部に対してはシート材が内装されるものの、左右の面部に対してはシート材が内装されず、包装される物品への左右方向からの衝撃の緩和が不十分となるおそれがある。
よって、包装袋の緩衝性を高めるうえで改善の余地がある。
包装袋とは、物品を包装する袋である。本実施形態では、包装される物品を保護する緩衝部が本体袋に設けられた包装袋を説明する。
本体袋および緩衝部は、クラフト紙、上質紙、中質紙、アート紙、コート紙、キャストコート紙、インクジェット記録紙、クルパック紙、ライナー、白板紙などの紙や板紙、これらの紙の片面あるいは両面にポリエチレン樹脂などの熱可塑性樹脂をラミネートしたラミネート紙、スパンボンドやスパンレースなどの不織布、合成紙やフィルムなどのプラスチックシートなどのシート材から形成でき、特にクラフト紙やクルパック紙を用いることが好ましい。ただし、本体袋および緩衝部のそれぞれを異なる材料から形成してもよい。
以下に述べる一実施形態では、項目[1]で包装袋の構成を説明し、その後の項目[2]で項目[1]の構成による作用および効果を述べる。
[1.構成]
図1~図3に示すように、包装袋1では、本体袋10に緩衝部20が取り付けられている。ここでは、左右対称かつ前後対称であって上部に開口9の設けられた包装袋1を例説する。
本体袋10は、上部に矩形の開口9が設けられたマチ付きの袋体である。
この本体袋10は、一対の巾面部1F,1Bおよび一対のマチ面部1L,1Rが底面部1D(底部)から折り立てられた有底の四角筒状をなす。
また、マチ面部1L,1Rのそれぞれには、中罫線CCが上下に延設されている。
中罫線CCを基準にすれば、左面部1Lは、前側の左前面部1LFと後側の左後面部1LBとに細別される。同様に、右面部1Rも、前側の右前面部1RFと後側の右後面部1RBとに細別される。
なお、中罫線CCが谷折りされた場合には、互いに重ね合わせられた巾面部1F,1Bどうしの間にマチ面部1L,1Fが挟まれる。このようにして本体袋10を平面状に収容することも可能である。
第一面部11は、前面部1Fならびに外罫線COを介して連設された左前面部1FLおよび右前面部1FRから構成される。また、第二面部12は、後面部1Bならびに外罫線COを介して連設された左後面部1BLおよび右後面部1BRから構成される。
上記の本体袋10には、つぎに説明する緩衝部20が内装されている。このことから、本体袋10は外装体(外装袋)と言え、緩衝部20は内装体(内装袋)と言える。
緩衝部20は、クッションペーパやハニーペーパとも称され、複数の切れ込み部23a(図面では一箇所のみに符号を付す)が千鳥状に設けられた伸張可能なシート状の緩衝材である。
緩衝部20には、外罫線COに対応する位置に罫線(以下「内罫線」という)CIが設けられている。具体的に言えば、内罫線CIは、外罫線CO に対して内側で上下に延設され
ている。
上記のように懸架される緩衝部20は、面部11,12の上端縁部110,120に貼り付けられる貼付端部21,22と、これらの貼付端部21,22の間に設けられる本体部23との二種の部位に大別される。
具体的には、第一面部11の上端縁部110において二つの外罫線COを跨ぐ領域R(図2参照)に第一貼付端部21が貼り付けられている。同様に、第二面部12の上端縁部120において二つの外罫線COを跨ぐ領域Rに第二貼付端部22が貼り付けられる。ただし、貼付端部21,22は、中罫線CCを跨がずに上端縁部110,120に貼り付けられる。
ここでは、図3に示すように、本体部23に沿って貼付端部21,22どうしを結ぶ懸架方向において中央の折曲線230(折曲部)で二つ折りにされた状態の緩衝部20を例示する。このように二つ折りにされた本体部23は、折曲線230に対して第一貼付端部21側の第一本体部231と第二貼付端部22側の第二本体部232とに大別される。
上記の本体部23は、開口9から包装袋1に入れられた物品2(図5参照)が載せられることで、物品2の重量によって伸長する。
このように緩衝部20を伸長可能とする構造は、本体部23に設けられる。
以下、未伸長状態の本体部23を説明し、その後に伸長状態の本体部23を説明する。
図4に示すように、未伸長状態の本体部23には、多数の切れ込み部23aが切り込まれて形成されている。これらの切れ込み部23aは、緩衝部20のうち少なくとも本体部23に設けられている。
切れ込み部23aは、懸架方向に対して直交(交差)する方向に延びている。具体的には、本体部23のうち、巾面部1F,1Bに対面する箇所では左右方向(巾方向)に沿って切れ込み部23aが延在し、マチ面部1L,1Rに対面する箇所では前後方向(マチ方向)に沿って切れ込み部23aが延在する。
切れ込み部23aの寸法は、非切れ込み部23bの寸法よりも大きく設定されている。すなわち、切れ込み部23aの寸法を「L1」とし、非切れ込み部23bの寸法を「L2」とすれば、不等式1「L1>L2」が満たされる。
第一片部31は、第一パターンP1の切れ込み部23aのうち一方(図4では左方)と第二パターンP2の切れ込み部23a′のうち他方(図4では右方)とで挟まれる部位である。第二片部32は、第一パターンP1の切れ込み部23aの中央と第二パターンP2の非切れ込み部23b′とで挟まれる部位である。第三片部33は、第一パターンP1の切れ込み部23aのうち他方と第二パターンP2の切れ込み部23a′のうち一方とで挟まれる部位である。
、上記の片部31,32,33と同様に、第四片部34,第五片部35および第六片部36に細別される。
第四片部34は、第一パターンP1の切れ込み部23aのうち一方と第二パターンP2の切れ込み部23a′の他方とで挟まれる。第五片部35は、第一パターンP1の切れ込み部23aの中央と第二パターンP2の非切れ込み部23b′とで挟まれる。第六片部36は、第一パターンP1の切れ込み部23aのうち他方と第二パターンP2の切れ込み部23a′のうち一方とで挟まれる。
図5に示すように、伸張状態の本体部23は、非伸張状態の本体部23(図3参照)と比較して、懸架方向に伸びている。このときの本体部23では、懸架方向から面部11,12の厚み方向(非伸張状態における本体部23の厚み方向)へ片部31~36(図6および図7参照)が立ち上がり、立ち上がった片部31~36(図6および図7参照)によって立体状の緩衝セル40(図6および図7参照)が形成される。言い換えれば、一つの切れ込み部23aに対して周囲に配置された片部31~36が立ち上がることで、一つの緩衝セル40が出現する。
具体的には、最大伸張状態の緩衝部20において最も下方に位置する折曲線230と本体袋10の底面部1Dとが接触しないように設けられる。言い換えれば、緩衝部20のうち貼付端部21,22の上端21a,22aと本体袋10の底面部1Dとの間の上下寸法を「M1」とし、上端21a,22aと最大伸張状態の緩衝部20における折曲線230との間の上下寸法を「M2」とすれば、不等式2「M1>M2」が満たされる。
逆に言えば、図3に示すように、最大伸張状態の緩衝部20が本体袋10の底面部1Dと接触しないように、未伸張状態の緩衝部20における折曲線230が本体袋10の底面部1Dに対して予め所定寸法「M3」だけ上方に設けられている。すなわち、緩衝部20は、伸び代を見越して短く形成されている。
緩衝部20におけるパターンP1,P2の行数を「N」とし、貼付端部21,22の上下寸法を「M4」とすれば、近似式3「M2-M4≒(L1-L2)×(N/4)」が成立する。
この近似式3の左辺は、最大伸張状態における第一本体部231または第二本体部232の上下寸法を表している。
また、本体部23において緩衝セル40が懸架方向に並ぶ数がパターンP1,P2の行数の半数(N/2)であることから、近似式3の右辺のうち(N/4)は、第一本体部231または第二本体部232において緩衝セル40が懸架方向に並ぶ数を表している。
そのため、寸法L1,L2,M2,M4やパターンP1,P2の行数といった近似式3における各項に対応するパラメータを適宜設定することで、上記の非接触構造を設計することができる。
本実施形態の包装袋1は、上述のように構成されるため、以下のような作用および効果を得ることができる。
開口9から物品2を包装袋1に入れて、緩衝部20の本体部23に物品2を載置すると、緩衝部20の本体部23が懸架方向に伸びる。これにより、面部11,12の厚み方向へ切れ込み部23a周辺の片部31~36が立ち上がり、本体部23に緩衝セル40が出現する。このようにして、物品2が緩衝セル40で囲まれる。
よって、包装袋1の物品2に対する緩衝性を確保することができる。
よって、包装袋1の緩衝性を高めることができる。
一方、巾面部1F,1Bが互いに重ね合わせられた状態であって中罫線CCが谷折りされてマチ面部1L,1Fが巾面部1F,1Bどうしの間に挟まれた状態の本体袋10であれば、上記のようにマチ面部1L,1Fが露出した状態の本体袋10よりも平面状に収容された包装袋1のサイズを抑えることができる。
緩衝部20が二つ折りにされた状態で懸架されることから、たとえば緩衝部が三つ以上に折られた状態で懸架される包装袋と比較して、未使用時における包装袋1の厚みを抑えることができる。
なお、本体袋10および緩衝部20が何れも同種の材料から形成される場合には、使用後の包装袋1の処理性を向上させることができる。たとえば、包装袋1を再生利用(リサイクル)あるいは廃棄する際に、材料の種別ごとに分別する必要がなく、処理作業性を向上させることができる。本体袋10および緩衝部20が紙製(たとえばクラフト紙)であれば、古紙回収や可燃ごみに使用後の包装袋をそのまま出すことができる。
上述した実施形態はあくまでも例示に過ぎず、この実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、適宜組み合わせることもできる。
たとえば、切れ込み部および非切れ込み部は、懸架方向の直交する方向に延びる配向に限らず、少なくとも懸架方向に対して交差する方向に延びていればよい。このような配向により、緩衝部を懸架方向に伸張させることができる。
フラップ無しの袋が本体袋に用いられる場合には、貼付端部と本体部との間で緩衝部が山折りされて、上端縁部の外面に貼付端部が貼り付けられてもよい。このときには、本体袋の面部に引っ掛かるようにして緩衝部が懸架されることにより、本体袋に対する緩衝部の脱落が確実に抑えられ、緩衝部の耐荷重が高められうる。
あるいは、本体袋に対する緩衝部の取り付け手法は、貼り付ける手法に限らず、さまざまな公知の取付手法を用いてもよい。
――第一変形例――
図8に示すように、第一変形例の包装袋1′には、巾面部1F′,1B′における上端縁部110′,120′の一方(図8では後面部1B′の上端縁部120′)から延出するフラップ部8′(封止部)が追加されている。たとえば、フラップ部8′には両面粘着シートS′(封止用材)が貼付されており、包装袋1′の未使用時は両面粘着シートS′の露出面が剥離シート(図示省略)で覆われている。
・手順1′:物品(図示省略)を包装袋1′の内部に収納(包装)する
・手順2′:両面粘着シートS′の剥離シートを除去する
・手順3′:罫線CO′,CC′,CI′を折り畳んで開口9′を閉鎖する
・手順4′:上端縁部110′,120′の他方(図8では前面部1F′の上端縁部
110′)にフラップ部8′を両面粘着シートS′で貼り付ける
図9に示すように、第二変形例の包装袋1″には、内フラップ部7″および外フラップ部8″が設けられている。
内フラップ部7″は、マチ面部1L″,1R″(図9には右面部1R″のみを示す)における上端縁部110″,120″から延出している。この内フラップ部7″は、下罫線7D″を介して右面部1R″に連設され、右面部1R″に対して揺動自在に設けられている。
この外フラップ部8″は、N式箱のように、矩形の開口9″を全体的に覆うことが可能なサイズに設定される。
先罫線8U″を基準にすれば、外フラップ部8は、下罫線8D″側(基端側)の本体部8M″と先端側の先端部8T″とに細別される。
内フラップ部7″は、図9に例示するような矩形に限らず、さまざまな形状を採用しうる。たとえば、先窄まりのテーパー形状をなす内フラップ7″を用いてもよい。また、外フラップ部8″は、少なくとも矩形の開口9″を全面的に閉鎖可能であれば、種々の形状が採用可能である。
・手順1″:物品(図示省略)を包装袋1″の内部に収納(包装)する
・手順2″:内フラップ部7″を下罫線7D″で右面部1R″(マチ面部)に対して
折り倒す
・手順3″:外フラップ部8″を下罫線8D″で後面部1B″(巾面部)に対して折
り倒す
・手順4″:外フラップ部8″の先端部8T″を先罫線8U″で本体部8M″に対し
て折り倒す
上記の手順1″~4″で封緘され、開口9″の形状が矩形に保持された包装袋1″は、外フラップ部8″が天面蓋をなし、直方体状の包装体をなす。そのため、包装袋1″で包装可能な容積を確保することができ、収容性を向上させることができる。また、外フラップ部8″に加えて内フラップ部7″が設けられることから、包装袋1″の封緘性を確保することもできる。
図10に示すように、第三変形例の包装袋13A,13B,13Cには、持ち手用のユニットUA,UB,UCが設けられている。
ユニットUA,UB,UCには、包装袋13A,13B,13Cを使用するユーザの手に提げられる持ち手HA,HB,HCと、持ち手HA,HB,HCを包装袋13A,13B,13Cに取り付けるための接着部GA,GB,GCとが設けられている。ここでは、第一ユニットUA1,UB1,UC1および第二ユニットUA2,UB2,UC2の一対が前後に設けられたユニットUA,UB,UCを例に挙げる。
上記の持ち手HA,HB,HCは、接着部GA,GB,GCに取り付けられている。たとえば、持ち手HA,HB,HCの両端が接着部GA,GB,GCに結合されている。
以下、第三変形例の包装袋13A,13B,13Cについて、図10(A)を参照して第一形態の包装袋13Aを説明し、図10(B)を参照して第二形態の包装袋13Bを説明し、図10(C)を参照して第三形態の包装袋13Cを説明する。
図10(A)に示すように、第三変形例の第一形態にかかる包装袋13Aには、ユニットUAの接着部GAが本体袋10Aと緩衝部20Aとの間に介装され、本体袋10Aおよび緩衝部20AのそれぞれにユニットUAの接着部GAが接着(貼付)されている。
詳細に言えば、第一ユニットUA1の接着部GAは、第一面部11Aの上端縁部110Aと緩衝部20Aの第一貼付端部21Aとの間で挟まれる状態に配置され、上端縁部110Aおよび第一貼付端部21Aのそれぞれに接着される。同様に、第二ユニットUA2の接着部GAは、第二面部12Aの上端縁部120Aと緩衝部20Aの第二貼付端部22Aとの間で挟まれる状態に配置され、上端縁部120Aおよび第二貼付端部22Aのそれぞれに接着される。
上記のように上端縁部110A,120Aおよび貼付端部21A,22Aに対して接着部GAの接着された包装袋13Aには、持ち手HAが増設される。そのため、包装袋13Aを手から提げることができ、ユーザビリティを高めることができる。
図10(B)に示すように、第三変形例の第二形態にかかる包装袋13Bには、ユニットUBの接着部GBが本体袋10Bの外側に接着(貼付)されている。言い換えれば、包装袋13Bは、一実施形態で上述した包装袋1に持ち手用のユニットUBが後付けされている。
上記の包装袋13Bによれば、第三変形例の第一形態にかかる包装袋13Aと同様の作用および効果を得ることができるうえに、一実施形態で上述した包装袋1に対して簡単な作業で持ち手HBを増設することができる。
図10(C)に示すように、第三変形例の第三形態にかかる包装袋13Cは、折曲線230Cに対応する箇所で切断された状態の緩衝部20Cが折曲線230Cに対応する箇所およびその周辺箇所で貼り合わせられている。このように二分割された緩衝部20Cが貼付される構成を除いて、第三形態にかかる包装袋13Cは、第一形態にかかる包装袋13Aの構成と同様である。
上記の包装袋13Cによれば、製袋工程の対応自由度を高めうる。
たとえば、図11(A)に示すように、持ち手HXの両端が接着部GXに挿通されたうえで抜け止め用の結び目が設けられたユニットUXを用いてもよい。図11(B)に示すように、両端が互いに結び留められた輪状の持ち手HYが接着部GYに挿通されたユニットUyを用いてもよい。
2 物品
1F,1B 巾面部
1F 前面部(第一巾面部)
1B 後面部(第二巾面部)
1L,1R マチ面部
1L 左面部(第一マチ面部)
1LF 左前面部
1LB 左後面部
1R 右面部(第二マチ面部)
1RF 右前面部
1RB 右後面部
1D 底面部(底部)
8′ フラップ部(封止部)
9,9′ 開口
10 本体袋
11,12 一対の面部
11,11′ 第一面部
110,110′ 上端縁部(第一端縁部)
12,12′ 第二面部
120,120′ 上端縁部(第二端縁部)
20 緩衝部
21 第一貼付端部
22 第二貼付端部
23 本体部
230 折曲線(折曲部)
231 第一本体部
232 第二本体部
23a,23a′ 切れ込み部
23b,23b′ 非切れ込み部
CO,CO′ 外罫線
CC,CC′ 中罫線
CI,CI′ 内罫線
Ca,Ca′ 切れ込み部23a,23a′の延在方向中心
Cb,Cb′ 非切れ込み部23b,23b′の延在方向中心
L1 切れ込み部23aの寸法
L2 非切れ込み部23bの寸法
P1 第一パターン
P2 第二パターン
R 領域
S′ 両面粘着シート(封止用材)
Claims (4)
- マチを二分する中罫線に対して一側および他側のそれぞれに設けられ、前記中罫線で二分された前記マチをなすマチ面部と前記マチを折り畳む外罫線を介して前記マチ面部に連設された巾面部とを有し、開口の周縁に端縁部が設けられた一対の、紙または板紙よりなる面部と、
前記端縁部のそれぞれにおいて前記外罫線を跨ぐ領域どうしの間に懸架され、懸架方向に交差する方向に延びる複数の切れ込み部が千鳥状に設けられた伸張可能なシート状の、紙または板紙よりなる緩衝部と、を備え、
前記緩衝部は、前記端縁部のそれぞれの前記領域に貼り付けられた一対の貼付端部と、前記一対の貼付端部どうしの間に懸架された本体部と、前記外罫線に対応する位置に設けられた罫線である内罫線を有し、前記領域どうしの間で二つ折りにされた状態で懸架された
ことを特徴とする包装袋。 - 前記一対の面部は、それぞれの前記巾面部が互いに重ね合わせられた状態で前記中罫線が山折りされて前記マチ面部が露出する
ことを特徴とする請求項1に記載の包装袋。 - 前記一対の面部は、それぞれの前記巾面部が互いに重ね合わせられた状態で前記中罫線が谷折りされて前記マチ面部が前記巾面部どうしの間に挟まれる
ことを特徴とする請求項1に記載の包装袋。 - 前記緩衝部は、伸長した状態で底部と非接触に設けられた
ことを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載の包装袋。
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