JP6881265B2 - 包装袋 - Google Patents

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Description

本発明は、物品を包装する袋に関する。
緩衝材の一つとして、直線状に延びる複数の切れ込み部が千鳥状に設けられたシートが知られている。このシートは、その延在平面において切れ込み部の延びる方向に対して直交する方向に伸長させると、切れ込み部に対応する目が蜂の巣状に開く(このことから「ハニーペーパー」とも称される)。そして、厚み方向の寸法が増大して緩衝代の形成されたマット状に変化する(機能に着目して「クッションペーパー」とも称される)。このようなシートが緩衝部として内装された包装具も提案されている(特許文献1参照)。
特開2016-34852号公報
しかし、上記した緩衝部を伸長させた際には、切れ込み部が伸長方向に直交して延びる直線状であることから、切れ込み部の延在方向以外には方向性が無く、目の開く向きを調節することができない。たとえば伸長された緩衝部の外観や機能を高める観点から、切れ込み部がなす目の開く向きを調整することが望ましい。
本件の包装袋は、上記のような課題に鑑みて創案されたもので、緩衝部の切れ込み部がなす目の開く向きを調節することを目的の一つとする。なお、この目的に限らず、後述する「発明を実施するための形態」に示す各構成から導き出される作用および効果であって、従来の技術では得られない作用および効果を奏することも、本件の他の目的として位置付けることができる。
ここで開示する包装袋は、開口をもつ袋状の外装体と、前記外装体に内装された緩衝部とを備え、物品を包装する。前記緩衝部には、所定方向に沿って切り込まれた主部の設けられた切れ込み部が千鳥状に設けられている。また、前記切れ込み部の少なくとも一部は、前記所定方向に対して交差する方向に前記主部の端部から延出して切り込まれた補助部を有する鉤形をなす。
本件の包装袋によれば、主部の端部から延出して切り込まれた補助部によって切れ込み部に主部の延在方向以外の方向性をもたせ、切れ込み部のなす目の開く向きを調節することができる。延いては、伸長された緩衝部の外観や機能を高めることができる。
シート状の緩衝部における要部を拡大して示す平面図である。 マット状の緩衝部における要部を拡大して示す平面図である。 図2のA−A断面を示す断面図である。 第一包装袋を示す斜視図である。 図4の縦断面図である。 使用時の第一包装袋を示す縦断面図である。 第一包装袋の変形例を示す斜視図である。 第二包装袋を示す斜視図である。 第二包装袋の第一変形例を示す斜視図である。 第二包装袋の第二変形例を示す斜視図である。 第二包装袋の第三変形例を示す斜視図である。
以下、図面を参照して、実施形態としての包装袋について説明する。
包装袋とは、物品を包装する袋である。本実施形態では、包装される物品を保護する緩衝部(内装体)が本体袋(外装体)に設けられた包装袋を説明する。
この包装袋に設けられる緩衝部は、伸張可能であり、本体袋に内装されている。
この緩衝部は、伸張前の状態(以下「未伸張状態」という)ではシート状(枚葉状)であり、伸張後の状態(以下「伸張状態」という)ではシート状よりも厚みを増した状態(以下「マット状」という)をなす。
シート状よりもマット状のほうが緩衝部の厚み方向の寸法が大きい。このように厚み方向の寸法が確保されたマット状の緩衝部には、緩衝用の変形代が形成される。なお、シート状であってもマット状であっても、緩衝部は厚み方向に直交する方向に面状に延在している。
本実施形態では、二種の包装袋を例示する。具体的には、未伸長状態の緩衝部が内装された包装袋(以下「第一包装袋」という)と、伸長状態の緩衝部が内装された包装袋(以下「第二包装袋」という)とを例に挙げる。
上記した二種の包装袋では、その状態(フェーズ)によって、緩衝部の形態が異なる。第一包装袋の緩衝部は、未使用状態でシート状をなし、包装袋に物品を包装するときに伸張されて、使用状態でマット状をなす。一方、第二包装袋の緩衝部は、包装袋の製造時に予め伸張されて、製造完了後には使用前からマット状をなす。そのため、第二包装袋では、使用者による緩衝部の伸張作業が不要である。
これらの包装袋を構成する本体袋および緩衝部は、クラフト紙,上質紙,中質紙,アート紙,コート紙,キャストコート紙,インクジェット記録紙,クルパック紙,ライナー,白板紙などの紙や板紙から形成することができる。また、これらの紙や板紙の片面あるいは両面にポリエチレン樹脂などの熱可塑性樹脂をラミネートしたラミネート紙,スパンボンドやスパンレースなどの不織布,合成紙やフィルムなどのプラスチックシートなどのシート材、積層紙や段ボール紙などから形成することもできる。なかでも、紙や板紙は古紙を再生することが容易であるため、シート材に用いるのが好適である。特に、クラフト紙,クルパック紙,板紙は、強度が優れるため、シート材に用いるのが好ましい。なお、シート材には、耐水性や印刷適性の付与、強度の向上といった目的で片面あるいは両面に塗工層が設けられていてもよい。
また、本体袋および緩衝部は、紙あるいは樹脂といった同一の材料から形成されることが好ましい。ただし、本体袋および緩衝部のそれぞれを異なる材料から形成してもよい。
なお、包装袋の説明では、開口が上向きに配置された状態の包装袋について述べる。また、重力の作用方向を下方とし、下方の反対方向を上方とする。
[I.構成]
まず、二種の包装袋に共通して用いられる緩衝部の構成を説明する。
以下、未伸長状態の緩衝部を説明し、その後に、伸長状態の緩衝部を説明する。
――未伸長状態の緩衝部――
図1に示すように、未伸長状態の緩衝部20には、複数の切れ込み部3が千鳥状に設けられている。
切れ込み部3には、X方向(所定方向)に沿って主部3aが切り込まれている。ここでは、直線状に延在する主部3aを例示する。
主部3aは、X方向に沿って断続的に並んで設けられている。すなわち、X方向に隣接する主部3aどうしの間には、切り込まれていない非切れ込み部4が設けられている。
主部3aのX方向寸法は、非切れ込み部4のX方向寸法よりも大きく設定されている。すなわち、主部3aのX方向寸法を「L1」とし、非切れ込み部4のX方向寸法を「L2」とすれば、不等式1「L1>L2」が満たされる。
ここで、主部3aおよび非切れ込み部4がX方向に沿って交互に並んで設けられた一行の配置を第一パターンP1とする。また、第一パターンP1の主部3aおよび非切れ込み部4とは半ピッチずらされて配置された主部3aおよび非切れ込み部4がX方向に沿って交互に並んで設けられた他行の配置を第二パターンP2とする。これらの第一パターンP1および第二パターンP2は、Y方向に沿って交互に並んで設けられる。
詳細に言えば、第一パターンP1における主部3aのX方向中心Caと第二パターンP2における非切れ込み部4のX方向中心CbとがY方向に沿って並んで配置される。同様に、第一パターンP1における非切れ込み部4のX方向中心Cbと第二パターンP2における主部3aのX方向中心CaとがY方向に沿って並んで配置される。
ところで、切れ込み部3が主部3aのみから構成される場合には、[発明が解決しようとする課題]の欄で上述したように、その目の開く向きを調節することができない。
そこで、本実施形態の切れ込み部3には、主部3aの延在方向以外に方向性をもたせて目の開く向きを調節するため、主部3aのほかに補助部3bが設けられている。このことから、補助部3bは、目の開く向きを調整する「調整部」とも言え、切れ込み部3の主部3aに方向性をもたせる「方向性付与部」とも言える。
補助部3bは、X方向に交差する方向、たとえば直交するY方向に主部3aの端部から延出して切り込まれている。具体的に言えば、主部3aのX1方向端部(一端部)からY2方向に向けて第一補助部31bが延出するとともに、主部3aのX2方向端部(他端部)からY2方向に向けて第二補助部32bが延出する。すなわち、切れ込み部3は、開放側をY2方向に向けたコ字形(鉤形)をなしている。
また、補助部31b,32bの各Y方向寸法(切れ込み寸法)は、主部3aのX方向寸法よりも小さく、更にパターンP1,P2どうしが離間するY方向寸法よりも小さく設定される。なかでも、使用の強度低下や伸長の際の意図としない破断を防ぐ観点から、パターンP1,P2どうしが離間するY方向寸法の1/2以下であることが好ましく、1/4以下であることがより好ましい。
なお、以下の説明では、第一補助部31bと第二補助部32bとを区別しない場合には、単に「補助部3b」と称する。
ここでは、全ての切れ込み部3においてその両端から延出方向の統一された補助部3bが連設された構成を例示する。ただし、切れ込み部のうち一方の端部だけに補助部が連設されてもよい。この場合は、L字形(鉤形)の切れ込み部が設けられる。さらに、切れ込み部のうち、一部だけに補助部が設けられていてもよい。言い換えれば、切れ込み部のうち、補助部および主部から構成される切れ込み部と、主部のみからなる切れ込み部とが混在していてもよい。
このような緩衝部20は、切れ込み部3の主部3aおよび補助部3bに対応した形状の刃部(カッタ)が外周に設けられたロータリダイカッタによって、切れ込まれていないシート材を回転しながら切り込むことで製造することができる。あるいは、主部3aおよび補助部3bに対応した形状の刃部が設けられた平板ダイカッタによって、切り込まれていないシート材をプレスしながら切り込むことで、緩衝部20を製造することもできる。さらに、レーザーカッタやウォータージェットなど公知の加工機を用いて切れ込み部3を製造することもできる。
ここで、第一パターンP1における一つの切れ込み部3における主部3aに着目すると、第一パターンP1の主部3aに対してY1方向のシート片は、第二パターンP2の主部3aおよび非切れ込み部4に対する位置によって、第一片部31,第二片部32および第三片部33に大別される。
第一片部31は、第一パターンP1の主部3aにおけるX1方向側の部分と第二パターンP2の主部3aにおけるX2方向側の部分とで挟まれる部位である。
第二片部32は、第一パターンP1の主部3aにおけるX方向中央の部分と第二パターンP2の非切れ込み部4の全部とで挟まれる部位である。
第三片部33は、第一パターンP1の主部3aにおけるX2方向側の部分と第二パターンP2の主部3aにおけるX1方向側の部分とで挟まれる部位である。
また、第一パターンP1の主部3aに対してY2方向のシート片は、上記の片部31,32,33と同様に、第四片部34,第五片部35および第六片部36に大別される。
第四片部34は、第一パターンP1の主部3aにおけるX1方向側の部分と第二パターンP2における主部3aのX2方向側の部分とで挟まれる。この第四片部34に対してX方向側の境界上には、Y1方向側の一部に第一補助部31bが配置されている。
第五片部35は、第一パターンP1の主部3aにおける幅方向中央の部分と第二パターンP2の非切れ込み部4の全部とで挟まれる。
第六片部36は、第一パターンP1の主部3aにおけるX2方向側の部分と第二パターンP2の主部3aにおけるX1方向側の部分とで挟まれる。この第六片部36に対してX2方向側の境界上には、Y1方向側の一部に第二補助部32bが配置されている。
――伸長状態の緩衝部――
つぎに、図2および図3を参照して、伸張状態の緩衝部20を説明する。
図2および図3に示すように、伸張状態の緩衝部20は、非伸張状態の緩衝部20と比較して、Y方向に伸びている。このときの緩衝部20では、上記した未伸張状態における緩衝部20の厚み方向へ片部31〜36が立ち上がり、切れ込み部3に対応する目が開く。そして、立ち上がった片部31〜36によって立体状の緩衝セル40が形成される。言い換えれば、一つの切れ込み部3に対して周囲に配置された片部31〜36が立ち上がることで、一つの緩衝セル40が出現する。
詳細に言えば、第一片部31に対応する第一壁部41,第二片部32に対応する第二壁部42,第三片部33に対応する第三壁部43,第四片部34に対応する第四壁部44,第五片部35に対応する第五壁部45および第六片部36に対応する第六壁部46が、六角筒の各側壁をなすように緩衝セル40において立設される。
このようにして厚み方向の寸法が確保されたマット状の緩衝部20には、緩衝用の変形代、すなわち、緩衝代が形成される。
なお、緩衝部20が破損しない範囲で幾何学的に最も伸張した状態(以下「最大伸張状態」という)では、第一壁部41および第四壁部44が同一平面に沿うとともに、第三壁部43および第六壁部46が他の同一平面に沿って第一壁部41および第四壁部44と対向する。そのため、最大伸張状態の緩衝セル40では、四角筒の各側壁をなすように壁部41〜46が立設される。
図2には、補助部3bによって片部31〜36の立ち上がる向きがY方向側に調節された状態を例示する。すなわち、切れ込み部3に対応する目の開く向きがY2方向側に調節されている。この目開き方向は、Y1方向からY2方向へ向けて「順目」をなし、Y2方向からY1方向へ向けて「逆目」をなす。
敷衍して言えば、切れ込み部3に対応する目の開く向きは、補助部3bの延出方向と同じ方向またはこれとは反対の方向に調節される。すなわち、切れ込み部3に対応する目の開く向きは、Y1方向からY2方向へ向けて「順目」およびY2方向からY1方向へ向けて「順目」の何れか一方に調節される。
[1.第一包装袋]
では、第一包装袋1を説明する。
まず、図4および図5を参照して、第一包装袋1の本体袋10を説明する。
本体袋10は、フラップ19で開閉される開口9が上部に形成されたマチ無しの封筒型に設けられる。ここでは、本体袋10として角形封筒を例示するが、長形封筒や洋形封筒あるいは規格外の封筒を本体袋に用いてもよい。
この本体袋10には、互いに対向する第一面部11と第二面部12とが設けられる。
これらの面部11,12は、本体袋10において開口9の下方に設けられた底部13と、この底部13と開口9とを結ぶように立設された二つの側部14,15とにおいて互いに連設される。また、第一面部11の上端縁部(第一端縁部)110が開口9の一側(図1では右上側)に配置され、第二面部12の上端縁部(第二端縁部)120が開口9の他側(図1では左下側)に配置される。
さらに、第一面部11には、上方に突出して設けられたフラップ19が連設される。
つぎに、第一包装袋1の緩衝部20Aを説明する。
緩衝部20Aは、本体袋10に内装され、第一面部11の上端縁部110と第二面部12の上端縁部120との間に架け渡されて懸架される。
この緩衝部20Aは、面部11,12の上端縁部110,120に貼り付けられる貼付端部21,22と、これらの貼付端部21,22の間において吊り下げられた状態(懸架状態)で本体袋10の内部に設けられる本体部23との二種の部位に大別される。
ここでは、第一面部11の上端縁部110のうち内面111に対して第一貼付端部21が貼り付けられ、同様に、第二面部12の上端縁部120のうち内面121に対して第二貼付端部22が貼り付けられる。一方、本体部23は、何れの部位にも貼り付けられることはない。
また、緩衝部20Aに沿って第一貼付端部21と第二貼付端部22とを結ぶ懸架方向において中央の折線部230で二つ折りにされた状態の緩衝部20Aを例示する。
このように二つ折りにされた緩衝部20Aの本体部23は、図5に示すように、折線部230を挟んで第一貼付端部21側の第一本体部231と第二貼付端部22側の第二本体部232との二つの部位に大別される。
図6に示すように、本体部23は、開口9から包装袋に入れられた物品8が載せられることで、物品8の重量によって伸張する。
つまり、物品8が包装袋に入れられる前(包装袋の未使用時)には緩衝部20Aが未伸張状態であり、物品8が包装袋に入れられた後(包装袋の使用時)には緩衝部20Aが伸張状態となる。
このように緩衝部20Aを伸張可能とする構造は、本体部23に設けられる。
図4に示すように、本体部23には、上述した複数の切れ込み部3が千鳥状に設けられている。これらの切れ込み部3は、緩衝部20Aのうち少なくとも本体部23に設けられている。
切れ込み部3のうち主部3aは、懸架方向(ここでは上下方向)に対して直交(交差)する方向(以下「幅方向」という)に延びている。一方、補助部3bは、物品8を挿入する方向(挿入方向)および物品8を取り出す方向(抜去方向)の二方向(挿抜方向)のうち、何れか一方に延出して設けられる。図4では、物品8の挿入方向(ここでは下方)に主部3aから延出した補助部3bを例示している。
この切れ込み部3の製法としては、折線部230で折り畳まれて二層をなす緩衝部20を、切れ込み部3に対応する形状(折線部230側に開放側を向けたコ字形)のカッタで二枚とも切り込む製法が挙げられる。あるいは、折線部230で折られる前の一層をなす緩衝部20を、第一本体部231に対応する領域と第二本体部232に対応する領域とでコ字形の開放側が反対を向く形状のカッタで切り込む製法も挙げられる。
また、伸張状態の緩衝部20Aは、本体袋10の底部13と非接触に設けられる。
図6に示すように、最大伸張状態の緩衝部20Aにおいて最も下方に位置する折線部230と本体袋10の底部13とが接触しないように設けられる。言い換えれば、緩衝部20のうち貼付端部21,22の上端21a,22aと本体袋10の底部13との間の上下寸法を「M1」とし、上端21a,22aと最大伸張状態の緩衝部20Aにおける折線部230との間の上下寸法を「M2」とすれば、不等式2「M1>M2」が満たされる。
さらに、この不等式2を満たしたうえで「M2」をできるだけ大きく設定して「M1」に近づけることが好ましい。
逆に言えば、図5に示すように、最大伸張状態の緩衝部20Aが本体袋10の底部13と接触しないように、未伸張状態の緩衝部20Aにおける折線部230が本体袋10の底部13に対して予め所定寸法「M3」だけ上方に設けられている。すなわち、緩衝部20Aは、伸び代を見越して短く形成されている。
つづいて、図6を参照して、上記の非接触構造を実現するための緩衝部20Aの寸法設定例を述べる。
図1に例示した緩衝部20AにおけるパターンP1,P2の行数を「N」とし、貼付端部21,22の上下寸法を「M4」とすれば、近似式3「M2−M4≒(L1−L2)×(N/4)」が成立する。
この近似式3の左辺は、最大伸張状態における第一本体部231または第二本体部232の上下寸法を表している。
一方、近似式3の右辺のうち(L1−L2)は、最大伸張状態における緩衝セル40一つあたりの懸架方向寸法、即ち、第一壁部41および第四壁部44の懸架方向の寸法を表している。
また、本体部23において緩衝セル40が懸架方向に並ぶ数がパターンP1,P2の行数の半数(N/2)であることから、近似式3の右辺のうち(N/4)は、第一本体部231または第二本体部232において緩衝セル40が懸架方向に並ぶ数を表している。
ここで、幅方向に延びる第二壁部42および第五壁部45の懸架方向寸法を無視すれば、第一本体部231または第二本体部232において緩衝セル40が懸架方向に並ぶ数(N/4)を、最大伸張状態における緩衝セル40一つあたりの懸架方向寸法(L1−L2)に乗算した値(近似式3の右辺)は、第一本体部231または第二本体部232の最大伸張状態における上下寸法に近似するものと言える。
そのため、切れ込み部3あるいは非切れ込み部4の幅方向寸法L1,L2やパターンP1,P2の行数、貼付端部21,22の上下寸法M4といった近似式3における各項に対応するパラメータを適宜設定することで、上記の非接触構造を設計することができる。
――第一包装袋の変形例――
つづいて、図7を参照して、上述した第一包装袋1の変形例(「第一包装袋1A」という)を説明する。
変形例の第一包装袋1Aは、上述した第一包装袋1に対して、補助部3b′の延出方向が反対向きである点が異なる。すなわち、第一包装袋1Aの緩衝部20Bには、切れ込み部3′において、物品の抜去方向に補助部3b′が主部3a′から延出している。その他の構成は、上述した第一包装袋1と同様の構成になっている。
[2.第二包装袋]
つづいて、図8を参照して、第二包装袋2を説明する。
第二包装袋2には、第一包装袋1に内装された未伸長状態の緩衝部20Aと異なり、伸長状態の緩衝部20″が内装されている。この緩衝部20″は、本体袋10″に貼り合わせられている。図8には、本体袋10″の第一面部11″と第二面部12″との間に緩衝部20″が挟み込まれた第二包装袋2を例示する。
この第二包装袋2には、物品の挿入方向へ向けて順目の緩衝部20″が内装されている。この緩衝部20″では、伸長状態の緩衝部20Aと同様に、切れ込み部3″において、補助部3b″が物品の挿入方向に主部3a″から延出している。その他の構成は、上述した第一包装袋1と同様の構成になっている。
――第二包装袋の第一変形例――
つぎに、図9を参照して、上述した第二包装袋2の第一変形例(「第二包装袋2A」という)を説明する。
第一変形例の第二包装袋2Aには、物品の抜去方向へ向けて順目の緩衝部20A″が内装されている。この緩衝部20A″の切れ込み部3A″においては、物品の抜去方向に補助部3Ab″が主部3Aa″から延出している。その他の構成は、上述した第二包装袋2と同様の構成になっている。
――第二包装袋の第二変形例――
さらに、図10を参照して、上述した第二包装袋2の第二変形例(「第二包装袋2B」という)を説明する。
第二変形例の第二包装袋2Bは、上述した第二包装袋2に対して、切れ込み部3B″の配向が異なる。
詳細に言えば、緩衝部20B″において、切れ込み部3B″の主部3Ba″は、物品の挿抜方向に切り込まれている。さらに、本変形例の第二包装袋2Bは、第二包装袋2Bの緩衝部20B″をその延在平面で幅方向一方から幅方向他方へ向けて逆目となるように構成されている。ここでは、幅方向の一方(図10では右下側)に向けて主部3Ba″から延出して補助部3Bb″が切り込まれている。その他の構成は、上述した第二包装袋2と同様の構成になっている。
――第二包装袋の第三変形例――
最後に、図11を参照して、上述した第二包装袋2の第三変形例(「第二包装袋2C」という)を説明する。
第三変形例の第二包装袋2Cは、第二変形例の第二包装袋2Bに対して、目の開く向きが反対向きである点が異なる。すなわち、緩衝部20C″は、その延在平面で幅方向一方から幅方向他方へ向けて順目となるように構成されている。この緩衝部20C″では、切れ込み部3C″の補助部3Cb″が幅方向の他方(図11では左上側)に向けて主部3Ca″から延出して切り込まれている。
[II.作用および効果]
本実施形態は、上述のように構成されるため、以下のような作用および効果を得ることができる。
[1.第一包装袋]
以下、第一包装袋1の基本的な作用および効果を述べた後に、第一包装袋1の補助部3bによる詳細な作用および効果を述べる。
[1−1.基本的な作用および効果]
(1)包装袋1Aに物品8を入れて緩衝部20の本体部23に載せることで、未伸張状態ではシート状の本体部23が伸び、伸張状態となった本体部23には、切れ込み部3のそれぞれに対応する立体状の緩衝セル40が出現する。本体袋10の内部に出現した緩衝セル40で物品8が囲まれることにより、物品8の保護性を確保することができ、包装袋に緩衝性を持たせることができる。
そのうえ、未伸張状態の本体部23がシート状であることから、エアクッションやフォーミングクッション,片面段ボールといった緩衝用の変形代が設けられた緩衝材が用いられた包装袋と比較して、未使用時の包装袋の嵩張りを抑えることができる。
そのほか、従来の包装袋において本体袋とは別に緩衝材を設ける場合には、本体袋に対して緩衝材を固定するために、緩衝材の全体を本体袋に貼り付ける必要がある。これに対して、本包装袋では緩衝部20が懸架されているため、緩衝部20の一部を本体袋10に貼り付ければよく、接着材や粘着材の使用量を低減させることができる。
また、緩衝部20は、本体袋10の内部で伸びることによって緩衝機能を発揮することから、伸び代を見越して短く形成されている。そのため、平面状の材料シートを波打たせる加工(フルート加工)を施して製造される片面段ボールシートが緩衝材に用いられる包装袋と比較して、緩衝材の量あるいは重さを抑えることができる。
(2)伸張状態の緩衝部20が底部13と非接触に設けられているため、包装袋に入れられる物品8と本体袋10の底部13との接触(底付き)が抑えられ、物品8の保護性を高めることができる。
(3)緩衝部20の貼付端部21,22は、本体袋10の上端縁部110,120における内面111,121に貼り付けられる。そのため、貼付端部と本体部との間で緩衝部が山折りされて上端縁部110,120の外面に貼付端部が貼り付けられる包装袋に比較して、緩衝部20の材料の量や重さを抑えることができる。
そのほか、内面111,121に貼付端部21,22が貼り付けられることで、本体袋10のフラップ19と緩衝部20との干渉が防止され、開口9を円滑に開閉することができる。
(4)第一面部11,第二面部12およびフラップ19から構成される本体袋10ならびに緩衝部20が何れも同種の材料から形成される場合には、使用後の包装袋の処理性を向上させることができる。たとえば、包装袋を再生利用(リサイクル)あるいは廃棄する際に、材料の種別ごとに分別する必要がなく、処理作業性を向上させることができる。本体袋10および緩衝部20が紙製(たとえばクラフト紙)であれば、古紙回収や可燃ごみに使用後の包装袋をそのまま出すことができる。
(5)緩衝部20が二つ折りにされた状態で懸架されるため、たとえば緩衝部が三つ以上に折られた状態で懸架される包装袋と比較して、未使用時の包装袋の厚みを抑えることができる。
具体的には、未使用時の包装袋において本体部23が設けられる箇所では、第一面部11,第一本体部231,第二本体部232,第二面部12の順に四つのシート片が積層される。これに対して、三つ以上に折られた緩衝部では、三つ以上の本体部が折り畳まれ、五つ以上のシート片が積層される。したがって、折り畳まれた本体部23の厚みが抑えられることで、包装袋の嵩張りを抑えることができる。
(6)そのほか、第一面部11および第二面部12をもつ本体袋10と緩衝部20とが別部材であることから、さまざまな形状や大きさの本体袋10に対して緩衝部20を貼り付けることができる。反対に、種々の大きさの緩衝部20を本体袋10に貼り付けることもできる。そのため、物品8の大きさや形状に応じた種々の包装袋を効率よく製袋することができる。
[1−2.詳細な作用および効果]
(1)第一包装袋1の緩衝部20には、幅方向に沿って切り込まれた主部3aの端部から補助部3bが挿入方向に延出して切り込まれた切れ込み部3が千鳥状に配置される。そのため、切れ込み部3に主部の延在方向以外の方向性が設定される。よって、緩衝部20を伸長させたときに、切れ込み部3に対応する目の開く向きを揃えることができる。
このように開く向きが調節された目が物品の挿入方向へ向けて順目の場合には、第一包装袋1へ物品8を挿入しやすくなり、包装作業性の低下を抑えることができる。逆に言えば、切れ込み部3が物品の抜去方向に対して逆目となる向きであることから、物品の不意な飛び出しを抑えることもできる。
一方、開く向きが調節された目が物品の抜去方向へ向けて順目の場合には、第一包装袋1から物品を取り出しやすくなり、開封作業性の低下を抑えることができる。
(2)また、緩衝部20には、全ての切れ込み部3に補助部3bが設けられている。そのため、切れ込み部3に対応する目の開く向きは、物品の挿入方向または抜去方向の何れか一方に統一することができる。したがって、伸長状態の緩衝部20の見栄え(外観)を向上させることもできる。物品の挿入方向へ向けて順目の場合には、包装作業性の低下を確実に抑えることができる。
(3)なお、緩衝部20には、全ての切れ込み部3に補助部3bが設けられていない場合であっても、切れ込み部の一部に補助部が設けられていれば、見栄えの向上にも寄与し、上述した包装作業性の向上に寄与しうる。そのほか、補助部3bの形成コストを低減させることに寄与しうる。
(4)つづいて、変形例の第一包装袋1Aに関する作用および効果を述べる。
変形例の第一包装袋1Aには、物品の抜去方向に補助部3b′が主部3a′の端部から延出している。よって、緩衝部20Bを伸長させたときに、切れ込み部3′に対応する目の開く向きを物品の抜去方向へ向けて順目または逆目となるように調整することができる。物品の抜去方向へ向けて順目の場合には、第一包装袋1Aから物品を取り出しやすくなり、開封作業性の低下を抑えることができる。物品の挿入方向へ向けて順目の場合には、第一包装袋1Aへの物品の挿入しやすくなり、包装作業性の低下を抑えることができる。
[2.第二包装袋]
以下、第二包装袋2の作用および効果を述べる。
(1)予め伸張された緩衝部20″が本体袋10″の内側に配置されるため、伸長させることで緩衝代が出現するシート状の緩衝部20″に緩衝機能をもたせることができる。
さらに、予め伸長させられた緩衝部20″が第二包装袋2に内装されるため、平面状の材料シートを波打たせたり皺を寄せたりする収縮加工を施して製造される緩衝部が用いられる包装袋と比較して、材料の量を低減させてコストを抑えることができ、重量を抑えることもできる。
(2)さらに、第二包装袋2には、物品の挿入方向へ向けて順目の緩衝部20″が内装されているため、包装作業性の低下を抑えることができる。
(3)つづいて、第一変形例の第二包装袋2Aに関する作用および効果を述べる。
第二包装袋2Aは、物品の抜去方向へ向けて順目の緩衝部20A″が内装されているため、開封作業性の低下を抑えることができる。
(4)つづいて、第二変形例および第三変形例の第二包装袋2B,2Cによれば、切れ込み部3B″,3C″の主部3Ba″,3Ca″が物品の挿抜方向に沿って延在するため、出し入れされる物品の引っ掛かりが抑えられ、包装作業性や開封作業性を向上させることができる。
(5)翻って言えば、第二包装袋2,2Aの緩衝部20″,20A″には、物品の挿抜方向と交差する幅方向に沿って延在する切れ込み部3″,3A″が設けられている。このことから、包装袋に出し入れされる物品が引っ掛かりやすいものの、第二包装袋2,2Aに収容された物品の移動を規制することができる。これにより、物品の保護性を高めることができる。
[III.その他]
上述した実施形態はあくまでも例示に過ぎず、この実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、適宜組み合わせることもできる。
たとえば、本体袋には、フラップが設けられたマチ無しの封筒型に限らず、たとえば角底袋,ガセット袋,ピロー袋、スタンディングパウチといったさまざまな型式の袋を用いることができ、マチ付きの袋やフラップ無しの袋を用いてもよい。
また、第一包装袋における切れ込み部の主部は、幅方向に延びる配向に限らず、少なくとも懸架方向に対して交差する方向に延びていればよい。このような配向により、緩衝部を懸架方向に伸張させることができる。
第二包装袋における切れ込み部の主部は、挿抜方向や幅方向に延びる配向に限らず、種々の方向の延びる配向を採用することができる。ただし、緩衝部を伸長させる方向は、切れ込み部の延在方向に対して少なくとも交差する方向である。
さらに、補助部の延出方向は、統一される配向に限らず、不統一であってもよい。すなわち、主部に対する補助部の延出方向を意図的に相違させてもよい。この場合には、補助部の設けられた切れ込み部の目が開く向きが不揃いになりうることから、包装された物品の変位を抑制することができ、輸送時や保管時における物品の保護性を高めることができる。
1 第一包装袋(包装袋)
1A 変形例の第一包装袋(包装袋)
2 第二包装袋(包装袋)
2A 第一変形例の第二包装袋(包装袋)
2B 第二変形例の第二包装袋(包装袋)
2C 第三変形例の第二包装袋(包装袋)
3,3′,3″,3A″,3B″,3C″ 切れ込み部
3a,3a′,3a″,3Aa″,3Ba″,3Ca″ 主部
3b,3b′,3b″,3Ab″,3Bb″,3Cb″ 補助部
31b,31b′,31b″,31Ab″,31Bb″,31Cb″ 第一補助部
32b,32b′,32b″,32Ab″,32Bb″,32Cb″ 第二補助部
4 非切れ込み部
8 物品
9 開口
10 本体袋(外装体)
11,12 面部
110,120 上端縁部(第一端縁部,第二端縁部)
13 底部
14,15 側部
19 フラップ
20,20A,20′,20″,20A″,20B″,20C″ 緩衝部(内装体)
21,22 貼付端部
23 本体部
230 折線部
31,32,33,34,35,36 片部
40 緩衝セル
41,42,43,44,45,46 壁部

Claims (9)

  1. 開口をもつ袋状の外装体と、前記外装体に内装された緩衝部とを備え、物品を包装する包装袋であって、
    前記緩衝部には、所定方向に沿って切り込まれた主部の設けられた切れ込み部が千鳥状に設けられ、
    前記切れ込み部の少なくとも一部は、前記所定方向に対して交差する方向に前記主部の端部から延出して切り込まれた補助部を有する鉤形をなし、
    前記補助部は、前記端部から前記所定方向に対して交差する方向の一方には延出せずに、前記端部からの延出方向が前記所定方向に対して交差する方向の他方のみに統一された
    ことを特徴とする包装袋。
  2. 前記補助部は、前記主部の両端部からそれぞれに延出している
    ことを特徴とする請求項1に記載された包装袋。
  3. 前記切れ込み部の全てが前記補助部を有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載された包装袋。
  4. 前記補助部の切れ込み寸法が、前記所定方向に対して直交する方向に前記主部どうしが離間する寸法の1/2以下である
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載された包装袋。
  5. 前記補助部の切れ込み寸法が、前記所定方向に対して直交する方向に前記主部どうしが離間する寸法の1/4以下である
    ことを特徴とする請求項4に記載された包装袋。
  6. 前記緩衝部は、前記外装体において前記開口の一側に配置された第一端縁部と前記外装体において前記開口の他側に配置された第二端縁部との間に懸架され、懸架方向に対して交差する方向に沿って前記所定方向が配向された伸長可能なシート状をなす
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載された包装袋。
  7. 前記緩衝部は、前記切れ込み部が設けられたシート状の内装材を前記所定方向と交差する方向に伸長させた状態で、前記切れ込み部の周囲の片部が立ち上がって形成された複数の緩衝セルを有するマット状をなす
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載された包装袋。
  8. 前記所定方向は、前記物品の挿抜方向に沿って配向された
    ことを特徴とする請求項7に記載された包装袋。
  9. 前記所定方向は、前記物品の挿抜方向に対して交差する方向に沿って配向された
    ことを特徴とする請求項7に記載された包装袋。
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