JP2022019378A - 包装箱 - Google Patents
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Abstract
Description
本件は、上記のような課題に鑑みて創案されたものであり、包装箱において物品の保護性を高めることを目的の一つとする。なお、この目的に限らず、後述する「発明を実施するための形態」に示す各構成から導き出される作用及び効果であって、従来の技術では得られない作用及び効果を奏することも、本件の他の目的として位置付けることができる。
図1に示すように、本実施形態に係る包装箱3は、物品(図示略)を包装する立体的な箱である。包装箱3は、物品が出し入れされる開口部4を有する箱体1と、箱体1に内装される少なくとも二つの内装体2とを備えている。図1には、内装体2が箱体1の外側に展開(配置)された状態の包装箱3を示す。
本実施形態では、箱体1及び内装体2が単一のシート材で形成されている。すなわち、本実施形態の包装箱3は、一枚のシート材から組み立てられている。ただし、箱体1及び内装体2は、別々に形成されたうえで、互いに結合されてもよい。例えば、既存の箱体1に内装体2が後付けされることで、包装箱3が形成されてもよい。
図1には、開口部4が鉛直上方を向く縦置き状態の包装箱3を例示する。ただし、包装箱3は、いずれの向き(姿勢)で配置されてもよく、例えば、開口部4が水平方向に向く横置き状態とされてもよい。
箱体1は、物品を収容可能なトレー状に形成される。箱体1は、開口部4の反対側に配置された底面部11と、開口部4と底面部11との間に立設された複数の側面部12~14とを有する。本実施形態では、いずれも矩形状である底面部11及び側面部12~14が有底四角筒状をなす例を示す。箱体1において、四つの側面部12~14は、周方向に連続する。
凸片16は、包装箱3を封緘状態とするときに、側面部12~14で囲まれる空間に差し込まれる。凸片16は、封緘状態では、前面部13の内側に重なる。ここでは、台形状に形成された凸片16を例示する。
内装体2は、所定方向に沿って延在する複数の切れ込み部21が千鳥状に設けられたシート(クッションペーパーやハニーペーパーなどとも称される)で形成される。内装体2のうち、所定方向において隣接する切れ込み部21どうしの間には、切り込まれていない非切れ込み部24が設けられている。
内装体2は、切れ込み部21の延びる所定方向と交差する方向(以下、単に「交差方向」ともいう)に伸張することで、厚み方向(所定方向及び交差方向の双方に交差する方向)の寸法が増大してマット状に変形する。
本実施形態の包装箱3は、内装体2の姿勢を安定化するための構成として、内装体2の先端部に突設された差込片6と、差込片6が差し込まれるスリット5とを備えている。ここでいう「内装体2の先端部」とは、内装体2のうち、延出方向の最も下流側の部位であり、側対面部12に連設された基端部とは反対側の端部である。
スリット5は、箱体1において、差込片6の突設された内装体2が延出する側面部12~14と対向する位置に形成される。本実施形形態では、各側対面部12の上縁部17(あるいは、側対面部12と内装体2との境界)に形成されたスリット5を例示する。スリット5は、側対面部12の上縁部17における幅方向WDの中央部に形成されている。ここでは、幅方向WDに沿って延びる直線状のスリット5を例示する。
図3及び図4を参照して、包装箱3の使用手順(包装箱3で物品を包装する手順)を例説する。ここでは、二つの内装体2を互いに区別するために、図3及び図4における右側の内装体2を「第一内装体2A」ともいい、図3及び図4における左側の内装体2を「第二内装体2B」ともいう。また、第一内装体2Aが延出する側対面部12を「第一側対面部12A」ともいい、第二内装体2Bが延出する側対面部12を「第二側対面部12B」ともいう。なお、図3及び図4では、マット状の内装体2に出現する多数のセル構造23を格子状の線で簡略化して示す。
次いで、図4(b)に示すように、マット状の第二内装体2Bを物品7に被せる。そして、第二内装体2Bの先端部に突設された差込片6を、第一側対面部12Aの上縁部17に形成されたスリット5に差し込む。
このように、物品7は、二つの内装体2により底面部11側と開口部4側との両側(図4では上下)から挟まれた状態で、包装箱3に包装される。
続いて、図4(c)に示すように、天面部15を開口部4に被せて開口部4を閉鎖する。そして、凸片16を箱体1の内部に差し込み、前面部13の内側に重ねる。これにより、物品7を包装した包装箱3が封緘状態となる。
(1)包装箱3によれば、側面部12~14の少なくとも二つから延出して箱体1に内装される内装体2により、箱体1の内部に配置された物品7を底面部11側(本実施形態の例では下側)と開口部4側(本実施形態の例では上側)との両側から包める。このため、内装体2により、物品7に対する衝撃を底面部11側と開口部4側との双方で緩和できる。よって、物品7の保護性を高められる。
また、上記のスリット5への差込片6の差し込みにより両端支持状態とされた内装体2において、延出方向が所定方向と交差していれば、この内装体2に載置された物品7の重量によっても内装体2が延出方向(交差方向)に伸張する。このため、物品7の重量を利用して内装体2をマット状に変形させられる。よって、包装箱3で物品7を包装する作業を簡素化できる
また、側対面部12の上縁部17から延出した内装体2は、B式の箱の内フラップ部分に対応するため、既存のB式の箱体1への適用が容易である。よって、包装箱3の設計や製造の簡素化に寄与する。
また、上縁部17から延出した内装体2が上記のスリット5への差込片6の差し込みにより両端支持状態とされれば、内装体2を懸架状態にできる。これにより、内装体2に載置された物品7がより柔軟に支持されるため、物品7の保護性を更に高められる。
箱体1及び内装体2の各構成は、上記の実施形態で例示したものに限定されない。
箱体1の側面部は、少なくとも三つ設けられればよい。例えば、三角筒状に連設された三つの側面部と三角形状の底面部とにより、有底三角筒状をなす箱体が形成されてもよい。
天面部15及び凸片16は、箱体1から省略されてもよい。また、箱体1は、いわゆるC式の箱のように身とは別体の蓋で開閉される有底筒状のものであってもよい。具体的には、底面部11及び側面部12~14がなすトレー状の本体部とは別体の蓋部が、上記の天面部15及び凸片16に代えて用いられてもよい。
2 内装体
2A 第一内装体
2B 第二内装体
3 包装箱
4 開口部
5 スリット
6 差込片
7 物品
11 底面部
12 側対面部(側面部)
12A 第一側対面部
12B 第二側対面部
13 前面部(側面部)
14 後面部(側面部)
15 天面部
16 凸片
17 上縁部
21 切れ込み部
22 片部
23 セル構造
24 非切れ込み部
25 列
A 切れ込み長さ(切れ込み部の所定方向に沿う長さ寸法)
B 列間隔(列どうしの間隔)
C 非切れ込み長さ(非切れ込み部の所定方向に沿う長さ寸法)
D1 横方向
D2 縦方向
da 箱体の長さ方向の寸法
do 内装体の延出方向の寸法
HD 高さ方向
LD 長さ方向
WD 幅方向
Claims (9)
- 物品の出し入れされる開口部と底面部との間に複数の側面部が立設された箱体と、
少なくとも二つの前記側面部から延出して前記箱体に内装され、所定方向に沿って延在する複数の切れ込み部が千鳥状に設けられ、前記所定方向と交差する方向に伸張することでマット状に変形するシート状の内装体と、を備えた
ことを特徴とする包装箱。 - 前記箱体は、前記側面部において互いに対面する二つの側対面部を有し、
前記内装体は、互いに対面する二つの前記側対面部の各々から延出する
ことを特徴とする請求項1に記載の包装箱。 - 前記内装体の先端部に突設された差込片と、
前記箱体において前記差込片の突設された前記内装体が延出する前記側面部と対向する位置に形成され、前記差込片が差し込まれるスリットと、を備えた
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の包装箱。 - 前記内装体は、前記側面部から延出する方向に対して前記所定方向が交差する
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の包装箱。 - 前記内装体は、前記側面部のうち前記開口部を囲む縁部から延出する
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の包装箱。 - 前記箱体及び前記内装体は、単一のシート材で形成された
ことを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の包装箱。 - 前記箱体は、一つの前記側面部と連設され、前記開口部を覆う天面部を有する
ことを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の包装箱。 - 前記内装体は、紙で形成され、前記所定方向が前記紙の流れ方向と一致する
ことを特徴とする請求項1~7のいずれか一項に記載の包装箱。 - 前記切れ込み部の前記所定方向に沿う長さ寸法は、10mm以上かつ30mm以下であり、
前記所定方向において隣接する前記切れ込み部どうしの間に設けられた非切れ込み部の前記所定方向に沿う長さ寸法は、3mm以上かつ15mm以下であり、
前記所定方向に並ぶ複数の前記切れ込み部で構成される列のうち、前記所定方向と直交する方向において隣接する前記列どうしの間隔は、2mm以上かつ20mm以下である
ことを特徴とする請求項1~8のいずれか一項に記載の包装箱。
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