JP2016155555A - 包装体の製造方法、及び製造装置 - Google Patents

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忠 橋本
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Abstract

【課題】この発明は、包装体を製造する製造工程を機械化して、製造作業の省力化を図ることができる包装体の製造方法、及び製造装置の提供を目的とする。
【解決手段】カバー20における被収容物Aが収容された収容部21を、ケース本体30における表面シート31の窓部31aに嵌め込んだ後、カバー20が嵌め込まれたケース本体30を搬送コンベア210にて送り方向Gに搬送しながら、ケース本体30におけるシート31,32の内面同士が接する部分や、カバー20Bの鍔部22と裏面シート32とが接する部分に接着剤Sを塗布する塗布工程eと、シート31,32を内面同士が接する状態に折り曲げる折り曲げ工程fと、シート31,32を内面同士が押し付けられる方向に押圧する押え込み工程gとをこの順で行い、被収容物Aが包装された包装体10Aを製造する。
【選択図】図5

Description

この発明は、例えば、化粧品、医薬品、食品、衛生用品、文具(筆記具を含む)、電気製品、玩具、部品、電池等の被収容物を包装する際に用いられる包装体の製造方法、及び製造装置に関する。

上述のような被収容物を取り出し可能に包装する包装体としては、様々なものが多数提案されており、特許文献1に開示の包装ケースも、このような包装体の一つである。
特許文献1の包装ケースは、展開したケース本体を表面シート及び裏面シートの内面同士が接する状態に折り曲げた後、表面シートの両側辺部に連設した糊代部を、裏面シートの両側辺部に対して重ね合わされる方向に折り曲げるとともに、各部の内面同士が接する部分を接着剤で接着する。

しかし、ケース本体における表面シート及び裏面シートを折り曲げる工程に加えて、表面シートの糊代部及び蓋フラップを折り曲げる工程が必要であるため、包装ケースを製造する際の工程数が多くなるだけでなく、糊代部及び蓋フラップを折り曲げる作業、糊代部を接着する作業に手間及び時間が掛かる。
したがって、包装ケースの製造に要するコストが高くなるだけでなく、ロット単位で製造するには不向きな構造であるため、大量に製造することが困難である。

また、被収容物を、袋状に形成したケース本体の出入り口から収容して、表面シートの窓部に嵌め込まれた収納カバーの本体部に収納した後、表面シートの一側辺部に連設した蓋フラップを折り曲げるとともに、該蓋フラップの差込み片を裏面シートに形成した差込み口に差し込んで閉塞するため、被収容物を収容する際、及び取り出す際に手間が掛かる。

さらにまた、裏面シートにおける表面シートの糊代部を重ね合わせる部分に、被収容物に関する表示内容が印刷されている場合、糊代部の重ね合わせや接着剤の塗布によって、表示内容が読み取りにくくなるだけでなく、包装ケース全体の意匠的価値が低下する。特に、表示内容の文字数が多い場合、印刷する文字サイズを小さくする必要があるため、表示内容の読み取りがより困難となる。

特開2011−195184号公報

この発明は、包装体を製造する製造工程を機械化して、製造作業の省力化を図ることができる包装体の製造方法、及び製造装置を提供することを目的とする。

この発明は、被収容物が収容される透明な収容部及び該収容部の周囲に形成した鍔部を有するカバーと、略同一の大きさ及び形状に形成した表面シート及び裏面シートを有するケース本体と、該シート同士のうち少なくとも一方のシートの面内に形成した前記収容部の嵌め込みが許容される窓部と、を備えた包装体の製造方法であって、前記ケース本体を展開したまま、該ケース本体を送り方向に搬送する搬送手段に載置する載置工程と、前記一方及び他方のシート同士の内面同士が接する部分、及び前記カバーの鍔部と該他方のシートとが接する部分に対して接着剤を塗布手段で塗布する塗布工程と、前記シート同士を内面同士が接する状態に折り曲げ手段で折り曲げる折り曲げ工程と、前記シート同士を内面同士が押し付けられる方向に押え込み手段で押圧する押え込み工程を、この順で行い、前記ケース本体を前記搬送手段に載置する際、あるいは前記押え込み手段で押圧して前記シート同士を接着した後に、前記カバーにおける前記被収容物が収容された前記収容部を、前記ケース本体における一方のシートに形成した前記窓部に嵌め込むための嵌め込み工程を行う、ことを特徴とする。

またこの発明は、被収容物が収容される透明な収容部及び該収容部の周囲に形成した鍔部を有するカバーと、略同一の大きさ及び形状に形成した表面シート及び裏面シートを有するケース本体と、該シート同士のうち少なくとも一方のシートの面内に形成した前記収容部の嵌め込みが許容される窓部と、を備えた包装体の製造装置であって、前記カバーにおける前記被収容物が収容された前記収容部を、前記ケース本体における一方のシートに形成した前記窓部に嵌め込んだ後、あるいは、嵌め込まれる前の状態において、前記ケース本体を展開したまま、該ケース本体を載置して送り方向に搬送する搬送手段と、前記一方及び他方のシート同士の内面同士が接する部分、及び前記カバーの鍔部と前記他方のシートとの接する部分に対して接着剤を塗布する塗布手段と、前記シート同士を内面同士が接する状態に折り曲げる折り曲げ手段と、前記シート同士を内面同士が押し付けられる方向に押圧する押え込み手段と、を備えたことを特徴とする。

この発明によれば、包装体を製造する製造工程を機械化して、製造作業の省力化を図ることができる。
詳しくは、ケース本体を折り曲げる前に、カバーを一方のシートに形成した窓部に嵌め込んでおく場合、嵌め込み工程において、被収容物をカバーの収容部に収容した後、該カバーの収容部を、ケース本体における表面シート及び裏面シートのうち少なくとも一方のシートに形成した窓部に嵌め込むとともに、該収容部を一方のシートにおける他方のシートが重ね合わされる内面と反対側の外面より突出する。その際、収容部の周囲に形成した鍔部を、一方のシートに形成した窓部の内周縁部に係止する。

載置工程において、カバーが嵌め込まれたケース本体を、該カバーの収容部を突出した方の面が下向きとなるようにして搬送手段に載置した後、該搬送手段に載置されたケース本体を、塗布工程と、折り曲げ工程と、押え込み工程とに搬送する。

カバーが嵌め込まれたケース本体を搬送手段にて送り方向に搬送しながら、塗布工程において、ケース本体における一方及び他方のシート同士の内面同士が接する部分や、カバーの鍔部と他方のシートとの接する部分に対して接着剤を接着手段で塗布する。折り曲げ工程において、シート同士を内面同士が接するように折り曲げ手段で折り曲げる。押え込み工程において、シート同士を内面同士が押し付けられる方向に押え込み手段で押圧して、シート同士の内面同士が接する部分を接着する。

これにより、シート同士の内面同士が接する部分や、カバーの鍔部と他方のシートとの接する部分を接着剤により接着して、カバーにおける被収容物が収容された収容部の開口側を、ケース本体における他方のシートにより閉塞することができる。

例えば、ケース本体における表面シートと裏面シートを内面同士が接するように折り曲げた後、該表面シートの糊代部及び蓋フラップを折り曲げて、シート同士の内面同士が接する部分や、糊代部及び裏面シートの接する部分を接着剤で接着して製造する製造方法に対して、本発明の製造方法は、糊代部及び蓋フラップを折り曲げる工程が不要である。

すなわち、包装体を製造する際の工程数を少なくして、1つの包装体の製造に要する時間を大幅に短縮することができる。また、糊代部及び蓋フラップが不要となるため、包装体全体の面積が小さくて済み、製造コストを大幅に削減することができる。
この結果、包装体を製造する製造工程を機械化して、製造作業の省力化を図ることができるとともに、多数の包装体をロット単位で製造するのに適している。

しかも、被収容物に関する表示内容を、例えば、表面シートと裏面シートとが互いに重ね合わされる内面、あるいは内面と反対側の外面に印刷しても、ケース本体におけるシート同士の内面同士を接着する接着剤の接着層が、該シートに印刷した表示内容の印刷層より下側となるため、接着剤がシートの外側から見えにくくなるだけでなく、該シート同士の重ね合わせや接着剤の塗布によって、該シートに印刷された表示内容(例えば文字や図柄等)の読み取りが困難となることを防止することができる。
この結果、ケース本体に印刷された被収容物に関する表示内容を確実に読み取ることができるとともに、包装体の意匠的価値が低下することを防止できる。

また、ケース本体におけるシート同士の内面同士を接着する際に、例えば、シート同士の内面同士が接する部分のうち一部を接着せず、該一部に、カバーの出入りが許容される大きさ及び形状に開口可能な出入り口を形成すれば、ケース本体を袋状に形成することができる。

すなわち、被収容物が収容部に収容されたカバーを、ケース本体における未接着部の出入り口から収容して、カバーにおける被収容物が収容された収容部を、ケース本体における一方のシートに形成した窓部に嵌め込むことができる。つまり、被収容物が収容されたケース全体、あるいは被収容物のみを、ケース本体の出入り口から収容したり、取り出したりすることができる。

上記搬送手段は、例えば、展開したケース本体を厚み方向に挟持して搬送する上下一対の送りベルトを備えたベルト式の搬送コンベア、あるいは、上下一対の送りローラを備えたローラ式の搬送コンベア等で構成することができる。

塗布手段は、上述の接着剤を噴射する噴射ノズルで構成することができる。また、接着剤は、例えば、ホットメルト接着剤、溶剤系接着剤、瞬間接着剤、その他の接着剤で構成することができる。接着剤を使用する場合、包装体を構成するプラスチックシートの材質や種類に応じて、複数種の接着剤から単一又は複合した接着剤を選択して使用する。

折り曲げ手段は、例えば、展開したケース本体における表面シート及び裏面シートのうち一方の裏面シートを、他方の表面シートに対して重ね合わされる方向に折り返すための部材(具体的には板状や棒状の折り曲げ治具)、あるいは、一方の裏面シートを突き上げ、他方の表面シートに対して重ね合わされる方向に折り返すための部材、あるいは、一方の裏面シートをエアの吐出力により吹き上げ、他方の表面シートに対して重ね合わされる方向に折り返すためのエア噴射装置等で構成することができる。

押え込み手段は、例えば、シート同士を内面同士が押し付けられる方向に押え込むための押え込みベルト、押え込みローラ、あるいは板状や棒状の押え込み治具等で構成することができる。

この発明の態様として、前記載置工程の前段に、透明なプラスチックシートを前記収容部及び前記鍔部を有する前記カバーに成形手段で成形する成形工程と、透明なプラスチックシートを前記ケース本体と対応する大きさ及び形状に型抜き手段で型抜きする際に、前記窓部を前記一方のシートの面内に形成し、前記シート同士を内面同士が接する状態に折り曲げ可能な折り曲げ罫線を、該シート同士の連設部分に付設する型抜き工程と、を備えることができる。

また、透明なプラスチックシートを前記収容部及び前記鍔部を有する前記カバーに成形する成形手段と、透明なプラスチックシートを前記ケース本体と対応する大きさ及び形状に型抜きする際に、前記窓部を前記一方のシートの面内に形成するとともに、前記シート同士を内面同士が接する状態に折り曲げ可能な折り曲げ罫線を、該シート同士の連設部分に付設する型抜き手段を備えることができる。

この発明によれば、被収容物の大きさ及び形状に応じて、該被収容物の収容が許容される収容部を有するカバーと、該収容部の嵌め込みが許容される窓部を有するケース本体とを備えた包装体を製造することができる。

例えば、化粧品や医薬品等の短尺サイズを有する被収容物や、該短尺サイズの被収容物より長尺サイズを有する被収容物を包装する際に用いられる、短尺サイズ又は長尺サイズの包装体を製造することができる。

上記プラスチックシートは、例えば、アモルファスポリエチレンテレフタレート(A−PET)、塩化ビニル(PVC)、生分解性プラスチック、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)等で構成することができる。

成形手段は、例えば、真空成形方法、圧空成形方法等で構成することができる。また、型抜き手段は、例えば、型抜き刃、窓部抜き刃、罫線付設刃を備えた型抜き装置等で構成することができる。

またこの発明の態様として、前記塗布手段を、前記接着剤を噴射する噴射ノズルで構成するとともに、該噴射ノズルを、前記搬送手段が搬送する前記ケース本体の上面と対向して、該ケース本体の幅方向に所定間隔を隔てて複数配置することができる。

この発明によれば、噴射ノズルから噴射される接着剤を、カバー及びケース本体における所望する接着箇所や接着範囲に塗布することができる。
詳しくは、カバーが嵌め込まれたケース本体を搬送手段により送り方向に搬送しながら、複数の噴射ノズルから噴射される接着剤を、例えば、カバー及びケース本体の長手方向、幅方向、斜め方向等に塗布して、シート同士の内面同士が接する部分や、カバーの鍔部と他方のシートとの接する部分を接着する。

これにより、カバーにおける収容部の周囲に形成した鍔部と、ケース本体における一方のシートに形成した窓部との間に隙間が生じることを防止することができる。
この結果、被収容物が、カバーにおける収容部から外部に飛び出すことを防止することができる。しかも、包装体のバージン性を確保することができるため、包装された被収容物を安心して購入することができる。

またこの発明の態様として、前記窓部と対応する大きさ及び形状に破断開封可能な開封部を、前記他方のシートにおける前記窓部と対向する部分に形成することができる。
この発明によれば、ケース本体を折り曲げ前の状態に展開することなく、被収容物をカバーの収容部から取り出すことができる。

詳しくは、例えば、被収容物を、1枚のシートを二つ折りして形成した包装体から取り出す場合、シート同士の接合部分を分離して、シートを折り曲げ前の状態に展開する必要がある。

これに対して本発明の包装体は、ケース本体における他方のシートの開封部を破断開封して、該他方のシートにおける一方のシートの窓部と対応する部分を、被収容物の取り出しが許容される大きさ及び形状に開口する。
この結果、ケース本体を折り曲げ前の状態に展開することなく、被収容物を、他方のシートの開封部を破断開封してなる部分から容易に取り出すことができる。

またこの発明の態様として、前記他方のシートの厚み方向に貫通可能な切り込みを、前記開封部における前記窓部の上側縁部と対応する部分に形成し、前記他方のシートの厚み方向に破断可能な破断線を、前記開封部における前記窓部の両側縁部と対応する部分に前記切り込みの両端部に連続して形成することができる。

この発明によれば、一方のシートにおける他方のシートの窓部と対応する部分を、被収容物の取り出しが許容される大きさ及び形状に確実に破断開封することができる。
詳しくは、切り込みによって他方のシートから切り離された開封部の上端部を、該シートの外面より突出した状態に湾曲させるとともに、該シートより突出した開封部の上端部を指で摘まんだ後、該開封部を上端から下端に向けて引っ張ることにより、開封部の両側縁部に形成した破断線を上端から下端に向けて破断する。
これにより、一方のシートにおける他方のシートの窓部と対応する部分に形成した開封部を確実に破断開封することができる。

この結果、開封部の破断開封が容易に行えるとともに、被収容物を破断開封された部分から確実に取り出すことができる。
しかも、開封部の両側縁部に形成した破断線の全長を破断しても、該開封部の下側縁部はシートに連設されているため、開封部がシートから分離されることを防止することができる。

またこの発明の態様として、前記シート同士における前記窓部より外側の内面部分に、該シート同士を内面同士が接する状態に折り曲げた際に、互いに嵌合される凹状リブと凸状リブを前記窓部の周縁部に沿って形成することができる。

この発明によれば、被収容物を包装する包装体の大きさ及び形状が変位しにくく、包装当初の包装形態を確実に保つことができる。
詳しくは、例えば、表面シートと裏面シートを二つ折りした状態に折り曲げて形成した包装体の場合、シート同士の内面同士が接する部分を接着するため、シート同士の重ね合わせた面と平行する面方向に対して外力が付与された際に、該シート同士の接合部分が破断されやすく、包装当初の包装形態を保つことが困難である。

これに対して本発明の包装体は、ケース本体における表面シートと裏面シートを内面同士が接する状態に折り曲げる際に、該シート同士における窓部の周縁部より外側の内面部分に形成した凹状リブと凸状リブとを互いに嵌合するため、シート同士の内面同士が接する部分が面方向に変位することを防止することができる。

これにより、シート同士の内面同士が接する部分を接着するよりも、該シート同士の内面同士が接する部分を互いに嵌合した方が、該シート同士を互いに接する状態により強固に固定することができる。
この結果、被収容物を包装した状態において、包装体の大きさ及び形状が変位することを防止することができ、包装当初の包装形態を確実に保つことができる。

しかも、表面シート及び裏面シートの腰の強さが良好となるだけでなく、包装体全体の剛性及び強度が向上するため、被収容物を包装した包装体に、例えば、変形や撓み等が生じることを防止することができるとともに、包装当初の大きさ及び形状を保つことができる。

さらに、シート同士の内面同士が接する部分を互いに面接触させるよりも、凹状リブと凸状リブとを互いに嵌合して複数の面を互いに面接触させた方が、気密性及び密着性がより高くなるため、包装体の内部に、例えば、ゴミや塵埃等の異物が侵入することを防止することができるとともに、包装当初の品質や商品価値を保つことができる。

さらにまた、凹状リブと凸状リブとを互いに嵌合するのに加えて、シート同士の内面同士が接する部分を接着すれば、該シート同士をより強固に固定することができるため、包装体全体の構造的強度をより高めることができる。

またこの発明の態様として、前記窓部を、前記一方及び他方のシートの両方に形成することができる。
この発明によれば、被収容物を、一方及び他方のシートの外面より突出した状態に包装することができる。

詳しくは、例えば、略同一の大きさ及び形状に形成した一対のカバーを、ケース本体におけるシート同士に形成した窓部に嵌め込む際に、カバーの収容部を、該シート同士が互いに重ね合わされる内面側から嵌め込んで、該収容部をシート同士が互いに重ね合わさせる内面と反対側の外面より突出する。その際、収容部の周囲に形成した鍔部を、シート同士に形成した窓部の内周縁部に係止する。

被収容物が収容された一対のカバーを、ケース本体におけるシート同士の窓部に対してそれぞれ嵌め込んだ後、ケース本体を二つ折りした状態に折り曲げて、シート同士を内面同士が接する状態に重ね合わせるとともに、該シート同士の内面同士が接する部分を接着する。

すなわち、被収容物が収容されたカバーの収容部を、シート同士に形成した窓部より外側に突出するため、被収容物を、シート同士の外面より突出した状態に包装することができる。

また、窓部を、シート同士における互いに対向される部分に形成すれば、該シート同士の窓部に嵌め込まれた一対のカバーにおける収容部同士を互い対向して、該収容部同士の内部空間同士を1つに連通することができる。
つまり、1つのカバーにおける収容部の内部空間よりも、一対のカバーにおける収容部同士を互い対向させて内部空間を1つにした方が、被収容物が収容される内部空間をより大きくすることができる。

またこの発明の態様として、前記表シート同士の連設部分から離れた部分に、該シート同士を内面同士が接するように折り曲げた状態において、互いに連通される孔部を形成することができる。

この発明によれば、被収容物が包装された包装体を吊り下げた状態に陳列又は展示することができる。
詳しくは、ケース本体におけるシート同士を内面同士が接するように折り曲げて、該シート同士に形成した孔部同士を1つに連通する。
これにより、例えば、フックやピン等の係止部を、ケース本体におけるシート同士を重ね合わせて連通した孔部に係止することにより、被収容物が包装された包装体を吊り下げた状態に陳列又は展示することができる。

またこの発明の態様として、前記一方及び他方のシートのうち前記カバーにおける前記収容部の開口側を閉塞するシートにおける、前記収容部に収容された前記被収容物と対向する部分に、該被収容物に対して接触抵抗を付与する接触抵抗付与部を設けることができる。

この発明によれば、被収容物を包装した状態において、包装体におけるケースの収容部に収容した被収容物の回転及び移動することを防止することができる。
詳しくは、例えば、円筒形状又は円柱形状を有する被収容物をカバーの収容部に収容する場合、被収容物に関する表示内容(商品名等)が印刷された表示面を正面向けて収容しても、輸送中や運搬中に付与される振動によって被収容物が回転したり、移動したりするため、包装当初の向きや位置を保つことが困難である。

これに対して本発明の包装体は、カバーにおける被収容物が収容された収容部を、ケース本体における表面シート及び裏面シートのうち一方のシートに形成した窓部に嵌め込んだ状態において、シート同士を内面同士が接する状態に折り曲げて、カバーにおける収容部の開口側を他方のシートにより閉塞する際に、他方のシートに形成した接触抵抗付与部を、収容部に収容された被収容物の外面に接触させるとともに、該接触抵抗付与部の接触による接触抵抗を被収容物に対して付与する。

これにより、例えば、輸送中や運搬中等において、カバーの収容部に収容された被収容物の向きや位置が変位したり、ガタ付いたりすることを防止することができ、包装当初の向きや位置を保つことができる。

また、接触抵抗付与部を、例えば、再剥離可能な粘着力を有する粘着剤で構成するとともに、他方のシートに形成した開封部における収容部に収容された被収容物と対向する部分に設けてもよい。この場合、開封部を破断開封する際に、接触抵抗付与部の粘着力によって被収容物を開封部に貼り付けたまま、カバーの収容部から取り出すことができる。

上記接触抵抗付与部は、例えば、再剥離可能な粘着力を有する粘着剤、再剥離可能な接着力を有する接着剤、滑り止め剤、あるいは、粘着力を有する合成ゴム等で構成することができる。なお、これら各剤は、被収容部の外面を汚すことがなく、変形を生じさせないものを選定する。

この発明によれば、包装体を製造する製造工程を機械化して、製造作業の省力化を図ることができる包装体の製造方法、及び製造装置を提供することができる。

短尺サイズの被収容物を包装する実施例1の包装体の説明図。 実施例1の包装体を構成するカバー及びケース本体の説明図。 カバーを真空成形する真空成形装置の説明図。 ケース本体を型抜きする型抜き装置の説明図。 ケース本体を二つ折りして包装する折り重ね装置の平面図。 図5に示す折り重ね装置の側面図。 ケース本体を二つ折りする折り曲げ装置の側面図。 被収容物を包装体から取り出す際の説明図。 凹状リブと凸状リブとを互いに嵌合する他の例の説明図。 被収容物を表裏に突出させた状態に包装する他の例の説明図。 表裏に突出するサイズの被収容物を包装する他の例の説明図。 長尺サイズの被収容物を包装する実施例2の包装体の説明図。 実施例2の包装体を構成するカバー及びケース本体の説明図。 ケース本体を二つ折りする折り曲げ装置の平面図。 裏面シートを折り返す際の動作説明図。 他の例の三つ折り可能な包装体の説明図。 接触抵抗付与部を裏面シートの開封部に設けた他の例の説明図。 出入り口をケース本体に設けた他の例の説明図。

この発明の一実施形態を以下図面に基づいて詳述する。

(実施例1)
図1は実施例1の被収容物Aを包装する包装体10Aの説明図であり、詳しくは、図1(a)は短尺サイズの被収容物Aを包装する包装体10Aの正面図、図1(b)は(a)の包装体10Aを幅方向Wの中央部で分断した断面図、図1(c)は(a)の包装体10Aを長手方向Lの中央部で分断した断面図である。

図2は実施例1の包装体10Aを構成するカバー20及びケース本体30の説明図であり、詳しくは、図2(a)はカバー20の平面図及び幅方向Wの中央部で分断した断面図、図2(b)はケース本体30を長手方向Lに展開した平面図である。

上述の長手方向Lとは、被収容物Aを包装する包装体10Aの長手方向Lと一致する方向であり、幅方向Wとは、長手方向Lに対して平面方向において交差する方向である(図1、図2参照)。
実施例1の包装体10Aは、透明なプラスチックシートPで形成した短尺サイズの被収容物Aの収容が許容されるカバー20と、透明なプラスチックシートPを型抜きして形成した前記カバー20の嵌め込みが許容されるケース本体30とで構成され、平面視略矩形に形成している(図1、図2参照)。

カバー20は、短尺サイズの被収容物Aの収容が許容される大きさ及び形状に形成した凸状の収容部21と、該収容部21の周囲に形成した鍔部22とを備えている。
収容部21は、ケース本体30における表面シート31の窓部31aに対して嵌め込みが許容されるとともに、該表面シート31における裏面シート32が重ね合わされる内面と反対側の外面より突出される大きさ及び形状に形成している(図1(a)(b)(c)、図2(a)参照)。

鍔部22は、収容部21における開口側の外周縁部に対して外側に向けて突出するとともに、該収容部21の外周縁部に沿って周方向に連続して形成している。該鍔部22は、表面シート31における窓部31aの内周縁部に対して係止される幅に形成している。具体的には、鍔部22の幅Wを、1mm〜30mmの範囲に含まれる幅に形成している(図1(a)〜(c)、図2(a)参照)。

ケース本体30は、カバー20における収容部21の嵌め込みが許容される窓部31aを有する表面シート31と、被収容物Aの取り出しが許容される大きさ及び形状に破断開封可能な開封部32aを有する裏面シート32とを備え、該シート31,32同士を長手方向Lに連設して構成している(図2(b)参照)。

表面シート31における幅方向Wの中央部には、カバー20における収容部21の嵌め込みが許容される平面視略矩形の窓部31aを形成している。該窓部31aは、カバー20の収容部21が、該表面シート31における裏面シート32が重ね合わされる内面と反対側の外面より突出が許容される大きさ及び形状に形成している(図1(a)〜(c)、図2(b)参照)。

裏面シート32における幅方向Wの中央部には、被収容物Aの取り出しが許容される大きさ及び形状に破断開封可能な開封部32aを、表面シート31の窓部31aと対応して形成している(図2(b)参照)。

開封部32aは、表面シート31と裏面シート32とを互いに重ね合わせた状態において、表面シート31の窓部31aと略対応する大きさ及び形状に形成している。開封部32aにおける窓部31aの一側縁部(連設部分と反対側の縁部)と対向する部分には、裏面シート32の厚み方向Tに貫通する平面視略門形の切り込み32bを幅方向Wに付設している(図2(b)参照)。

開封部32aにおける窓部31aの両側縁部と対向する部分には、裏面シート32の厚み方向Tに対して破断可能な破断線32cを、切り込み32bの両端部に連続して裏面シート32の長手方向Lと平行して付設している。該破断線32bの長さは、窓部31aにおける長手方向Lの全長より短めに設定している(図2(b)参照)。

表面シート31と裏面シート32との連設部分には、該シート31,32同士を長手方向Lに対して二つ折りすることが可能な折り曲げ罫線33を幅方向Wに付設している。
表面シート31及び裏面シート32における連設部分と反対側の中央部には、該シート31,32同士を互いに重ね合わせた状態において互いに連通が許容される平面視略丸形の孔部34を、該シート31,32の厚み方向Tに貫通して形成している(図1(b)、図2(b)参照)。

表面シート31及び裏面シート32における表面及び裏面のうちいずれか一方の面には、被収容物A(B)に関する表示内容(例えば、商品の名前やデザイン、あるいは、用法や成分、分量、用量、効能、効果、保管、取り扱い等)を印刷している。

上述のように構成した包装体10Aを製造する包装体製造装置40は、透明なプラスチックシートPをドーム型のカバー20に真空成形する真空成形装置50と、該プラスチックシートPを展開したケース本体30に型抜きするトムソン型の型抜き装置100と、ケース本体30を二つ折りして包装する折り重ね装置200とを備えている。

図3はプラスチックシートPをドーム型のカバー20に真空成形する真空成形装置50の説明図、図4はプラスチックシートPを展開したケース本体30に型抜きする型抜き装置100の説明図である。

図5は被収容物Aを包装体10Aにて包装する折り重ね装置200の平面図、図6は図5に示す折り重ね装置の側面図、図7はケース本体30を二つ折りする折り曲げ装置240の側面図、図8は被収容物Aを包装体10Aから取り出す際の説明図である。

真空成形装置50は、図示しないシート供給部から供給されるプラスチックシートPを加熱及び軟化するためのヒータ51と、軟化したプラスチックシートPを収容部21と鍔部22とを有するカバー20に成形するための上型52と下型53とを備えている(図3参照)。

すなわち、図示しないシート供給部から供給されるプラスチックシートPをヒータ51で加熱して軟化させた後、上型52及び下型53により加圧して、収容部21と鍔部22とを有するカバー20に成形する。冷却して硬化させたカバー20を上型52及び下型53から離型するとともに、該カバー20をプラスチックシートPから分離して、カバー20を製造する(図3参照)。

型抜き装置100は、図示しないシート供給部から供給される透明なプラスチックシートPを水平に載置する載置台101と、該載置台101の上方に配置した上下動可能な可動台102とを備えている。

可動台102の下面には、載置台101に載置されたプラスチックシートPの上面と対向して、型抜き用の型抜き刃103と、窓部抜き用の窓部抜き刃104と、罫線付設用の罫線付設刃105と、切り込み付設用の切り込み刃106と、破断線付設用の破断線付設刃107と、孔部抜き用の孔部抜き刃108,109とを垂直に取り付けている(図4参照)。

型抜き装置100にて型抜きする場合、図示しないシート供給部から供給されるプラスチックシートPを載置台101に載置した後、可動台102を下降させて、型抜き用の型抜き刃103を用いて、展開したケース本体30と対応する大きさ及び形状に型抜き加工する際に、平面視略矩形の窓部31aを表面シート31に加工する窓部抜き加工と、折り曲げ罫線33をシート31,32同士の連設部分に付設する罫線付設加工と、平面視略門形の切り込み32bを裏面シート32に加工する切り込み加工と、破断可能な破断線32cを裏面シート32に付設する破断線付設加工と、平面視略丸形の孔部34をシート31,32同士に加工する孔部抜き加工と、を同時に行う(図4参照)。

詳しくは、表面シート31の中央部には、平面視略矩形の窓部抜き刃104を用いて、カバー20における収容部21の嵌め込みが許容される平面視略矩形の窓部31aを、表面シート31の厚み方向Tに対して抜き加工する。

表面シート31と裏面シート32との連設部分には、該連設部分の横幅と対応する幅に形成した罫線付設刃105を用いて、該シート31,32同士の重ね合わせが許容される方向に二つ折り可能な折り曲げ罫線33を幅方向Wに付設加工する(図4参照)。

裏面シート32の中央部には、該裏面シート32における窓部31aの一側縁部(連設部分と反対側の部分)に対して、平面視略門形の切り込み刃106を用いて、裏面シート32の厚み方向Tに貫通する平面視略門形の切り込み32bを付設する(図4参照)。

裏面シート32における窓部31aの両側縁部と対応する部分には、該窓部31aにおける長手方向Lの全長より短い破断線付設刃107を用いて、裏面シート32の厚み方向Tに対して破断可能な破断線32cを、切り込み32bの両端部に連続して裏面シート32の長手方向Lと平行して付設する(図4参照)。

表面シート31及び裏面シート32の遊端側(連設部分と反対側の部分)には、被収容物Aが包装された包装体10Aを吊り下げるために、平面視略丸形の孔部抜き刃108,109を用いて、該シート31,32同士を重ね合わせた際に厚み方向Tに対して連通が許容される平面視略丸形の孔部34を、該シート31,32の厚み方向Tに対して抜き加工する(図4参照)。

折り重ね装置200は、展開したケース本体30を裏面シート32側が先頭となる向きに載置して搬送する搬送コンベア210と、該ケース本体30をセンタリングした位置及び姿勢に規制する位置規制ガイド220と、表面シート31における裏面シート32が重ね合わされる部分に接着剤Sを塗布する接着剤塗布装置230と、ケース本体30の裏面シート32を折り返して表面シート31に重ね合わせる折り曲げ装置240と、表面シート31及び裏面シート32を互いに重ね合わせるとともに、該シート31,32同士を厚み方向Tに押圧する押え込み装置250と、を備えている(図5、図6参照)。

搬送コンベア210は、展開したケース本体30を水平に載置する2本の下送りベルト211と、該ケース本体30の上面と対向して下送りベルト211の上方に配置した2本の上送りベルト212と、を備えている(図5、図6参照)。

下送りベルト211と上送りベルト212は、モータ211a,212aの駆動力により送り方向Gに対して一定の速度で回転され、展開したケース本体30を、下送りベルト211と上送りベルト212とで厚み方向Tに挟持して送り方向Gに搬送する。

搬送コンベア210上には、展開したケース本体30を載置する載置工程dと、表面シート31に接着剤Sを塗布する塗布工程eと、裏面シート32を折り返して表面シート31の重ね合わせる折り曲げ工程fと、該シート31,32同士を厚み方向Tに押圧する押え込み工程gとを、送り方向Gに対してこの順に設定している(図5、図6参照)。

下送りベルト211は、展開したケース本体30が載置される間隔を隔てて配置するとともに、該送り方向Gの始端から終端に至る全長に亘って送り方向Gと平行して張架している。
隣り合う下送りベルト211の間は、表面シート31における窓部31aの横幅より幅広となる間隔(具体的には窓部31aより下方に突出したカバー20における収容部21の横幅より幅広となる間隔)に離間している。

上送りベルト212は、下送りベルト211の横幅より幅狭に形成され、下送りベルト211における幅方向Wの内側載置面と対向して、載置工程dの直後から折り曲げ工程fの中間に至る範囲に送り方向Gと平行して張架している。
なお、下送りベルト211及び上送りベルト212の載置幅は、カバー20及びケース本体30の横幅に応じて可変調節可能に設けている。

位置規制ガイド220は、下送りベルト211に載置されたケース本体30における幅方向Wの両側端部と対向して、載置工程dの両側部に送り方向Gと平行に配置している(図5、図6参照)。

位置規制ガイド220にてガイドする場合、下送りベルト211に載置されるケース本体30を、位置規制ガイド220によりケース本体30における幅方向Wの中央部に設定した仮想中心線と、搬送コンベア211における幅方向Wの中央部に設定した仮想中心線とが一致する状態にセンタリングする。

これにより、ケース本体30を、載置工程dにおける下送りベルト211に載置した際に、該ケース本体30の載置位置や載置姿勢が幅方向Wに多少変位することがあっても、該ケース本体30を、位置規制ガイド220によりセンタリングした位置及び姿勢に規制することができる。

接着剤塗布装置230は、図示しない接着剤供給部から供給される接着剤S(具体的にはホットメルト接着剤)を噴射する噴射ノズル231(231a,231b)を、塗布工程eに搬送されるケース本体30の上面と対向して、該ケース本体30の幅方向Wに対して所定間隔を隔てて複数配置(具体的には4箇所)している(図5、図6参照)。

幅方向Wの両端部に配置した噴射ノズル231aは、幅方向Wの両側部に張架した上送りベルト212より外側に配置され、下送りベルト211に載置されたケース本体30の幅方向Wの両端部上面と対向して垂直に配置している。

幅方向Wの中央部に配置した噴射ノズル231bは、幅方向Wの両側部に張架した上送りベルト212より内側に配置され、下送りベルト211に載置されたケース本体30の幅方向Wの中央部上面と対向して垂直に配置している。

接着剤Sを塗布する場合、塗布工程eをケース本体30が通過する際に、噴射ノズル231aから噴射される接着剤Sを、表面シート31における裏面シート32が重ね合わされる両端部平面や中央部平面に対して線状又は帯状に吹き付けるとともに、噴射ノズル231bから噴射される接着剤Sを、カバー20の鍔部22と裏面シート32とが重ね合わされる部分に対して点状に吹き付ける(図5参照)。

なお、噴射ノズル231の個数及び位置は、短尺サイズを有する包装体10A(具体的にはカバー20及びケース本体30)の大きさや形状に応じて可変調節可能に設けている。
また、ケース本体30(具体的には表面シート31)に対して吹き付けられる接着剤Sの位置、長さ、幅、面積等は、図示しない噴射制御装置にて制御可能に設けている。

折り曲げ装置240は、搬送コンベア210により搬送されるケース本体30の裏面シート32を、表面シート31に対して重ね合わされる方向に折り返すための折り曲げ治具241を備えている(図5、図6参照)。

折り曲げ治具241は、幅方向Wの両側部に配置した下送りベルト211の間よりも幅狭に形成した板バネで構成され、該治具241の上端を上送りベルト212の終端側上部に架設した支持部243に固定し、該治具241の下端を折り曲げ工程fにおける下送りベルト211の間に挿入して、上端から下端に向けて送り方向Gに対して斜めに架設している。

折り曲げ治具241における下送りベルト211の間に挿入した下端部には、ケース本体30を裏面シート32が先頭となる向きに載置して搬送する状態において、該裏面シート32における幅方向Wの中央部先端に対して係止される係止部242を形成している。

押え込み装置250は、折り曲げ装置240により表面シート31に対して重ね合わされる方向に折り返された裏面シート32を押え込むとともに、該表面シート31に対して厚み方向Tに押圧する幅広の押え込みベルト251を備えている(図5、図6、図7参照)。

押え込みベルト251は、展開したケース本体30が載置される間隔を隔てて配置した下送りベルト211の搬送幅と対応する横幅(具体的にはケース本体30の横幅と略同一幅)に形成され、折り曲げ工程fの直後から押え込み工程gの終端に至る範囲に送り方向Gと平行して張架している(図5、図6参照)。

押え込みベルト251は、モータ251aの駆動力により下送りベルト211の搬送速度と同期して送り方向Gに対して一定の速度で回転され、シート32,31同士が重ね合わされたケース本体30を、下送りベルト211とで挟持して送り方向Gに搬送する(図5、図6参照)。

上述の包装体10Aを製造する製造方法は、透明なプラスチックシートPをドーム型のカバー20に真空成形装置50で成形する成形工程aと、該プラスチックシートPを展開したケース本体30に型抜き装置100で型抜きする型抜き工程bと、カバー20における被収容物Aが収容された収容部21を、ケース本体30における表面シート31の窓部31aに嵌め込むための嵌め込み工程cと、カバー20が嵌め込まれたケース本体30を載置する載置工程dと、接着剤Sをケース本体30の表面シート31に対して接着剤塗布装置230にて塗布する塗布工程eと、裏面シート32を折り曲げ装置240で折り返して表面シート31の重ね合わせる折り曲げ工程fと、重ね合わされたシート31,32同士を押え込み装置250で厚み方向Tに押圧する押え込み工程gとを、この順で行う(図3〜図6参照)。

上述のように構成した包装体製造装置40を用いて、包装体10Aを製造する製造方法について説明する。
成形工程aにおいて、0.1mm〜1mmの範囲に含まれる厚みに形成した透明なプラスチックシートPを、真空成形装置50の上型52及び下型53で加圧して、収容部21と鍔部22とを有するカバー20に真空成形した後、上型52及び下型53から離型させて、冷却して硬化させたドーム型のカバー20を製造する(図3参照)。

型抜き工程bにおいて、上述のカバー20と略同一の厚み及び材質のプラスチックシートPを、展開したケース本体30と対応する大きさ及び形状に型抜き装置100で型抜き加工する際に、平面視略矩形の窓部31aをケース本体30における表面シート31に抜き加工するとともに、切り込み32b及び破断線32cを裏面シート32における窓部31aの一側縁部及び両側縁部と対応する部分に付設し、二つ折り可能な折り曲げ罫線33を表面シート31と裏面シート32との連設部分する(図4参照)。

嵌め込み工程cにおいて、短尺サイズの被収容物Aをカバー20の収容部21に収容した後、カバー20の収容部21を、ケース本体30における表面シート31の窓部31aに嵌め込むとともに、該収容部21を表面シート31における裏面シート32が重ね合わされた内面と反対側の外面より突出(窓部31aより下方に突出)する(図5、図6参照)。

載置工程dにおいて、カバー20が嵌め込みセットされたケース本体30を、ケース本体30におけるカバー20の収容部21を突出した方の面が下向きとなるように保持して、該下方に突出したカバー20の収容部21を、搬送コンベア210における下送りベルト211の間に挿入する。

ケース本体30を裏面シート32側が先頭となる向きにして下送りベルト211上に載置するとともに、該ケース本体30を下送りベルト211及び上送りベルト212で挟持して送り方向Gに向けて搬送する(図5、図6参照)。

塗布工程eをケース本体30が通過する際に、接着剤塗布装置230の噴射ノズル231(231a,231b)より噴射される接着剤Sを、表面シート31における裏面シート32が接する状態に重ね合わされる部分や、カバー20における鍔部22の裏面シート32が接する状態に重ね合わされる部分に対して帯状又は点状に塗布する(図5、図6参照)。

接着剤Sが塗布されたケース本体30を、折り曲げ工程fから押え込み工程gへ搬送する搬送途中において、折り曲げ装置240における折り曲げ治具241の係止部242をケース本体30における裏面シート32の先端に引っ掛ける(図5、図6、図7参照)。

搬送コンベア210の搬送力を利用して、折り曲げ治具241の係止部242が係止された裏面シート32の先端を上方へ引き上げるとともに、該裏面シート32を表面シート31に対して重ね合わされる方向に折り返す(図7(a)参照)。

押え込み工程gにおいて、折り曲げ工程fにおいて折り返された裏面シート32を、押え込み装置250の押え込みベルト251により押え込みながら、ケース本体30をシート31,32同士の連設部分から下送りベルト211と押え込みベルト251との間に挟み込むことにより、裏面シート32を表面シート31に対して重ね合わされる方向に折り曲げる(図7(b)参照)。

ケース本体30における裏面シート32を、押え込みベルト251により表面シート31に対して内面同士が押し付けられる厚み方向Tに押圧するとともに、該裏面シート32を表面シート31に重ね合わせて、カバー20における被収容物Aが収容された収容部21の開口側を覆う。

すなわち、表面シート31における裏面シート32が接する部分に塗布した接着剤Sを、該シート31,32同士の内面同士で押圧して面方向に押し広げるため、接着剤Sの塗布量が少量であっても、シート31,32同士を重ね合わせた状態に接合するのに必要な接着面積及び接着力を確保することができる。

表面シート31及び裏面シート32の内面同士を互いに押し付けて、シート31,32同士の内面同士が接する部分や、カバー20の鍔部22と裏面シート32との接する部分を接着剤Sで接着した後、短尺サイズの被収容物Aが包装された包装体10Aを冷却して硬化させてから、搬送コンベア210の終端から搬出する。

これにより、ケース本体30における表面シート31と裏面シート32とを二つ折りした状態に確実に接着することができるとともに、カバー20における被収容物Aが収容された収容部21の開口側を、ケース本体30における表面シート31に対して重ね合わされた裏面シート32により確実に閉塞することができる。
この結果、短尺サイズの被収容物Aをカバー20の収容部21に収容した状態に保持することができるとともに、該被収容物Aが包装された包装体10Aを多数連続して製造することができる(図1参照)。

しかも、カバー20が嵌め込まれたケース本体30を搬送コンベア210にて送り方向Gに搬送しながら、表面シート31における裏面シート32が重ね合わされる部分や、カバー20Bにおける鍔部22の裏面シート32が重ね合わされる部分に接着剤Sを塗布する塗布工程eと、裏面シート32を表面シート31に対して重ね合わせる方向に折り曲げる折り曲げ工程fと、裏面シート32を表面シート31に対して重ね合わされる方向に押圧する押え込み工程gとを、機械的に行うため、被収容物Aが包装された包装体10Aを多数連続して製造することができる。

例えば、ケース本体における表面シートと裏面シートを内面同士が接するように折り曲げた後、該表面シートの糊代部及び蓋フラップを折り曲げて、シート同士の内面同士が接する部分や、糊代部及び裏面シートの接する部分を接着剤で接着して包装体を製造する製造方法に対して、本発明の製造方法は、糊代部及び蓋フラップを折り曲げる工程が不要である。

これにより、包装体を製造する際の工程数を少なくして、1つの包装体の製造に要する時間を大幅に短縮することができる。また、糊代部及び蓋フラップが不要となるため、包装体10A全体の面積が小さくて済み、製造コストを大幅に削減することができる。

この結果、包装体10Aを製造する製造工程を機械化して、製造作業の省力化を図ることができる。
しかも、包装体10Aを専用の包装体製造装置40にて製造するため、包装体10Aの製造に要する人数が少なくて済み、人件費の大幅な削減を図ることができるとともに、少人数にて多数の包装体10Aを安定して製造することができる。

さらに、本発明の包装体10Aは、シート31,32同士の内面同士が接する部分や、カバー20の鍔部22と裏面シート32との接する部分を接着して閉塞する構造であるため、例えば、表面シートにおけるケース本体の出入り口と対応する一側辺部に連設した蓋フラップを折り曲げるとともに、該蓋フラップの差込み片を裏面シートに形成した差込み口に差し込んで閉塞する構造に比べて、カバー20における被収容物Aが収容された収容部21の開口側をより確実に閉塞することができる。
したがって、包装体10Aのバージン性をより確実に確保することができるとともに、多数の包装体10Aをロット単位で製造するのに適している。

さらにまた、本発明の包装体10Aは、例えば、表面シートの両側辺部に連設した糊代部を折り曲げて、該表面シートに重ね合わされた裏面シートの両側辺部に重ね合わせる構造ではなく、ケース本体30を二つ折りした状態に折り曲げて、表面シート31と裏面シート32を内面同士が接する状態に折り曲げたまま接着剤Sで接着する構造である。

つまり、シート31,32同士を接着する接着剤Sの接着層が、該シート31,32に印刷した表示内容の印刷層より下側となるため、接着剤Sがシート31,32の外側から見えにくくなるだけでなく、該シート31,32同士の重ね合わせや接着剤Sの塗布によって、該シート31,32に印刷された表示内容の読み取りが困難となることを防止することができる。
これにより、包装体10Aの意匠的価値が低下することを防止することができるとともに、表示内容の文字が小さくても明瞭であるため、確実に読み取ることができる。

さらにまた、カバー20(収容部21を含む)を印刷が施されてない透明なプラスチックシートPで形成しているため、該収容部21に収容された被収容物Aを包装体10Aの表面側から視認することができる。

加えて、裏面シート32(開封部32aを含む)を透明なプラスチックシートPで形成しているため、表示内容を、裏面シート32における開封部32aの表面及び裏面に印刷しないようにすることにより、収容部21に収容された被収容物Aを、包装体10Aの表面側及び裏面側のどちらからでも視認することができる。
これにより、被収容物Aに対する注目度を高めることができるとともに、訴求効果を高めることができる。

さらにまた、被収容物Aが包装された包装体10Aを陳列や展示する場合、例えば、フックやピン等の図示しない係止部を、ケース本体30におけるシート31,32同士を重ね合わせて連通した孔部34に係止することにより、被収容物Aが包装された包装体10Aを吊り下げた状態に陳列又は展示することができる。

上述のように包装した被収容物Aを包装体10Aから取り出す場合、切り込み32bによって裏面シート32から切り離された開封部32aの上端部を、該裏面シート32の外面より突出した状態に湾曲させる(図8参照)。

裏面シート32より突出した開封部32aの上端部を指で摘まんだ後、該開封部32aを上端から下端に向けて引っ張ることにより、開封部32aの両側縁部に形成した破断線32cを上端から下端に向けて破断する(図8参照)。
これにより、裏面シート32における表面シート31の窓部31aと対応する部分に形成した開封部32aを確実かつ容易に破断開封することができる。

この結果、被収容物Aを、裏面シート32における開封部32aを破断開封して開口した部分から容易に取り出すことができる。
しかも、開封部32aの両側縁部に形成した破断線32cの全長を破断しても、該開封部32aの下側縁部は裏面シート32に連設されているため、開封部32aが裏面シート32から分離されることを防止することができる。

以下、上述の包装体10Aのその他の例について説明する。この説明において、前記構成と同一または同等の部位については同一の符号を記してその詳しい説明を省略する。

上述の実施例1では、ケース本体30における表面シート31及び裏面シート32を互いに重ね合わせた状態に接着剤Sで接着する例について説明したが、図9に示すように、シート31,32同士における窓部31aの周縁部より外側の内面部分に形成した凹状リブ35と凸状リブ36とを互いに嵌合する他の例について説明する。

図9は凹状リブ35と凸状リブ36とを互いに嵌合する他の例の説明図であり、詳しくは、図9(a)はケース本体30を長手方向Lに展開した平面図、図9(b)は被収容物Aが包装された包装体10Aを幅方向Wの中央部で分断した断面図、図9(c)は(b)の包装体10Aを長手方向Lの中央部で分断した断面図である。

詳しくは、表面シート31及び裏面シート32における窓部31aの周縁部より外側の内面部分に、互いに嵌合される凹状リブ35と凸状リブ36とを窓部31aの周縁部に沿って連続して形成している(図9(a)参照)。

ケース本体30における表面シート31と裏面シート32とを内面同士が接する状態に折り曲げる際に、該シート31,32同士における窓部31aの周縁部より外側の内面部分に形成した凹状リブ35と凸状リブ36とを互いに嵌合するため、シート31,32同士の内面同士が接する部分が面方向に変位することを防止することができる(図9(b)(c)参照)。

これにより、表面シート31及び裏面シート32を互いに重ね合わせた状態に接着剤Sで接着するよりも、該シートに形成した凹状リブ35と凸状リブ36とを互いに嵌合した方が、該シート31,32同士を互いに重ね合わせた状態により強固に固定することができる。
この結果、被収容物Aを包装した状態において、包装体10Aの大きさ及び形状が変位することを防止することができ、包装当初の包装形態を確実に保つことができる。

しかも、表面シート31及び裏面シート32の腰の強さが良好となるだけでなく、包装体10A全体の剛性及び強度が向上するため、被収容物Aを包装した包装体10Aに、例えば、変形や撓み等が生じることを防止することができるとともに、包装当初の大きさ及び形状を保つことができる。

さらに、シート31,32同士の内面同士が接する部分を互いに面接触させるよりも、凹状リブ35と凸状リブ36とを互いに嵌合して複数の面を互いに面接触させた方が、気密性及び密着性がより高くなるため、包装体10Aの内部に、例えば、ゴミや塵埃等の異物が侵入することを防止することができるとともに、包装当初の品質や商品価値を保つことができる。

さらにまた、凹状リブ35と凸状リブ36とを互いに嵌合するのに加えて、シート31,32同士の内面同士が接する部分を接着剤Sで接着すれば、該シート31,32同士をより強固に固定することができるため、包装体10A全体の構造的強度をより高めることができる。

上述の実施例1では、カバー20を、表面シート31の一方に形成した窓部31aに嵌め込んで包装する包装体10Aについて説明したが、図10に示すように、一対のカバー20を、表面シート31及び裏面シート32の両方に形成した窓部37にそれぞれ嵌め込んで包装する包装体10Aの他の例について説明する。

図10は被収容物Aを表裏に突出させた状態に包装する他の例の説明図であり、詳しくは、図10(a)はケース本体30を長手方向Lに展開した平面図、図10(b)は被収容物Aが包装された包装体10Aを幅方向Wの中央部で分断した断面図である。

詳しくは、一対の窓部37を、ケース本体30におけるシート31,32の互い違いに対向される部分に形成している(図10(a)参照)。
被収容物Aが収容された一対のカバー20を、該シート31,32に形成した窓部37にそれぞれ嵌め込む際に、カバー21の収容部21を、シート31,32同士の互いに重ね合わされる内面側から嵌め込んで、収容部21を表面シート31及び裏面シート32が互いに接する状態に重ね合わされる内面と反対側の外面より突出する。その際、カバー20に形成した鍔部22を、シート31,32に形成した窓部37の内周縁部に係止する。

一対のカバー20を、シート31,32の窓部37に対してそれぞれ嵌め込んだ後、ケース本体30を二つ折りした状態に折り曲げて、該シート31,32同士を互いに重ね合わせるとともに、該シート31,32同士の内面同士が接する部分を接着剤Sで接着する(図10(b)参照)。
この結果、被収容物Aを、ケース本体30におけるシート31,32の外面より突出させた状態に包装することができるとともに、実施例1と略同等の作用及び効果を奏することができる。

上述の他の例では、一対の窓部37を、シート31,32の互いに違いに対向される部分に形成した例を説明したが、図11に示すように、一対の窓部37を、該シート31,32の互いに対向される部分に形成したその他の例について説明する。

図11は表裏に突出するサイズの被収容物Aを包装する他の例の説明図であり、詳しくは、図11(a)は一対の窓部37をシート31,32における互いに対向される部分に形成したケース本体30の平面図、図11(b)は被収容物Aが包装された包装体10Aを幅方向Wの中央部で分断した断面図である。

詳しくは、一対の窓部37を、ケース本体30におけるシート31,32の互いに対向される部分に形成している(図11(a)参照)。
被収容物Aが収容されたカバー20を、シート31,32に形成した窓部37にそれぞれ嵌め込んだ後、ケース本体30を二つ折りした状態に折り曲げてシート31,32を互いに重ね合わせるとともに、該シート31,32の窓部37に嵌め込まれた一対のカバー20における収容部21同士を互い対向して、該シート31,32同士の内面同士が接する部分を接着剤Sで接着する(図11(b)参照)。

これにより、1つのカバー20における収容部21の内部空間よりも、一対のカバー20を互い対向させて収容部21同士の内部空間を1つにした方が、被収容物Aが収容される内部空間をより大きくすることができる。

この結果、シート31,32を重ね合わせた状態において、シート31,32の外面より突出するような大きさ及び形状を有する被収容物Aを確実に包装することができるとともに、実施例1と略同等の作用及び効果を奏することができる。

(実施例2)
上述の実施例1では、短尺サイズの被収容物Aを包装する際に用いられる包装体10Aについて説明したが、図12に示すように、ケース本体30Bにおける表面シート31と裏面シート32とを幅方向Wに二つ折りして、長尺サイズの被収容物Bを包装する際に用いられる包装体10Aより長尺に形成した実施例2の包装体10Bについて説明する。

図12は長尺サイズの被収容物Bを包装した実施例2の包装体10Bの説明図であり、詳しくは、図12(a)は長尺サイズの被収容物Bを包装する包装体10Bの正面図、図12(b)は(a)の包装体10Bを幅方向Wの中央部で分断した断面図、図12(c)は(a)の包装体10Bを長手方向Lの中央部で分断した断面図である。

図13は実施例2の包装体10Bを構成するカバー20B及びケース本体30Bの説明図であり、詳しくは、図13(a)はカバー20Bの平面図及び幅方向Wの中央部で分断した断面図、図13(b)はケース本体30Bを幅方向Wに展開した平面図である。

実施例2の包装体10Bは、長尺サイズの被収容物Bを収容する凸状のカバー20Bと、該カバー20Bの嵌め込みが許容される略矩形の窓部31aを備えたケース本体30Bとで構成され、実施例1の包装体10Aより長尺の平面視略矩形に形成している(図12参照)。

カバー20Bは、図1に示す短尺サイズの被収容物Bより長尺サイズの被収容物Bの収容が許容される大きさ及び形状に形成した凸状の収容部21と、該収容部21の周囲に形成した鍔部22とで構成している(図12(a)(b)参照)。

ケース本体30Bは、カバー20Bにおける収容部21の嵌め込みが許容される窓部31aを有する表面シート31と、被収容物Aの取り出しが許容される大きさ及び形状に破断開封可能な開封部32aを有する裏面シート32とを備え、該シート31,32同士を幅方向Wに連設して構成している(図13(b)参照)。

表面シート31における幅方向Wの中央部には、カバー20Bにおける収容部21の嵌め込みが許容される平面視略矩形の窓部31aを形成している。裏面シート32における幅方向Wの中央部には、被収容物Bの取り出しが許容される大きさ及び形状に破断開封可能な開封部32aを形成している(図13(b)参照)。

表面シート31と裏面シート32との連設部分には、該シート31,32同士を幅方向Wに対して二つ折りすることが可能な折り曲げ罫線33を長手方向Lに付設している。
表面シート31及び裏面シート32における一方の短辺側の中央部対向面には、該シート31,32同士を互いに重ね合わせた際に厚み方向Tに対して連通される孔部34を形成している(図12(b)、図13(b)参照)。

以下、上述の折り曲げ装置240の他の例について説明する。この説明において、前記実施例1の包装体製造装置40と同一または同等の部位については同一の符号を記してその詳しい説明を省略する。

図14はケース本体30Bを幅方向Wに二つ折りする折り曲げ装置240の平面図、図15は裏面シート32を幅方向Wに折り返す際の動作説明図であり、詳しくは、図15(a)は表面シート31における折り曲げ罫線33に近い部分を押え込み治具244にて押え込んだ状態を示す断面図、図15(b)は裏面シート32を折り曲げ治具245により折り返す途中の状態を示す断面図、図15(c)は押え込みベルト251により裏面シート32を表面シート31に対して厚み方向Tに押圧した状態を示す断面図である。

実施例2の折り曲げ装置240は、幅方向Wに展開したケース本体30Bにおける表面シート31の折り曲げ罫線33に近い部分を押え込むための押え込み治具244と、裏面シート32を表面シート31に対して重ね合わされる方向に折り返しガイドする折り曲げ治具245と、を備えている。

押え込み治具244は、幅方向Wに展開したケース本体30Bの裏面シート32を搬送コンベア210の一側部に突出し、表面シート31を下送りベルト211に載置した状態において、下送りベルト211上に載置された表面シート31における折り曲げ罫線33に近い部分と対向して送り方向Gに平行して架設している(図14、図15(a)(b)参照)。

折り曲げ治具245は、搬送コンベア210における幅方向Wの一側部から、幅方向Wの中央部に向けて斜めに架設するとともに、折り曲げ工程fの始端から終端に向けて、裏面シート32が表面シート31に対して重ね合わされる方向に折り返しガイドされる曲面形状又は斜面形状に形成している。

折り曲げ治具245の始端は、搬送コンベア210の一側部に突出した裏面シート32の乗り上げが許容される高さに架設している。該折り曲げ治具245の終端は、押え込み装置250の押え込みベルト251により表面シート31に対して重ね合わされる方向に折り返された裏面シート32の押え込みが許容される高さに架設している(図14、図15(a)(b)参照)。

製造開始前において、搬送コンベア210の下送りベルト211及び上送りベルト212の載置幅と、接着剤塗布装置230の噴射ノズル231(231a,231b)とを、予め長尺サイズを有する包装体10B(具体的にはカバー20B及びケース本体30B)の大きさや形状に応じて可変調節しておく。

カバー20Bを、成形工程aにおける真空成形装置50により真空成形して製造するとともに、ケース本体30Bを、型抜き工程bにおける型抜き装置100により型抜きして製造する(図3、図4参照)。

載置工程dにおいて、被収容物Bが収容されたカバー20Bの収容部21を、ケース本体30Bにおける表面シート31の窓部31aに嵌め込んだ後、カバー20Bがセットされたケース本体30Bを孔部34側が先頭となる向きにして、搬送コンベア210における下送りベルト211上に載置する(図14参照)。

詳しくは、ケース本体30Bの裏面シート32を搬送コンベア210の一側部に突出し、表面シート31を搬送コンベア210の下送りベルト211及び上送りベルト212で挟持して送り方向Gに向けて搬送する(図14参照)。

塗布工程eを通過させる際に、接着剤塗布装置230の噴射ノズル231(231a,231b)から噴射される接着剤Sを、表面シート31における裏面シート32が重ね合わされる部分や、カバー20Bにおける鍔部22の裏面シート32が重ね合わされる部分に対して帯状又は点状に塗布する。

折り曲げ工程fから押え込み工程gへ搬送する搬送途中において、表面シート31における折り曲げ罫線33に近い部分を、折り曲げ装置240の押え込み治具244にて押え込むとともに、ケース本体30Bにおける裏面シート32を折り曲げ治具245に乗り上げさせる(図14、図15(a)参照)。

搬送コンベア210の搬送力を利用して、裏面シート32を折り曲げ治具245に乗り上げさせるとともに、該折り曲げ治具245に沿って表面シート31に対して重ね合わされる方向に折り返しながら、ケース本体30Bを折り曲げ工程fから押え込み工程gへ搬送する(図14、図15(b)参照)。

ケース本体30Bを押え込み工程gへ搬送する際に、表面シート31に対して重ね合わされる方向に折り返された裏面シート32を、押え込み装置250の押え込みベルト251により押え込みながら、下送りベルト211と押え込みベルト251との間に挟み込んで、裏面シート32を表面シート31に対して重ね合わされた状態に折り曲げる(図14、図15(c)参照)。

カバー20Bにおける被収容物Aが収容された収容部21の開口側を覆うように、ケース本体30Bにおける裏面シート32を表面シート31に対して重ね合わせるとともに、ケース本体30Bの裏面シート32を、押え込みベルト251により表面シート31に対して厚み方向Tに押し付ける(図15(c)参照)。

上述のように、表面シート31と裏面シート32とを互いに押し付けて、シート31,32同士の内面同士が接する部分や、カバー20の鍔部22と裏面シート32との接する部分を接着剤Sで接着した後、長尺サイズの被収容物Aが包装された包装体10Aを冷却して硬化させてから、搬送コンベア210の終端から搬出する。

これにより、カバー20Bにおける被収容物Bが収容された収容部21の開口側を、ケース本体30Bにおける表面シート31に対して重ね合わされた裏面シート32により確実に閉塞することができる。
この結果、長尺サイズの被収容物Bが包装された包装体10Bを多数連続して製造することができるとともに、実施例1と略同等の作用及び効果を奏することができる。

しかも、包装体10Bにおけるケース本体30Bを幅方向Wに二つ折りして包装するため、ケース本体30Bにおける表面シート31と裏面シート32とを長手方向Lに二つ折りするよりも、ケース本体30Bの二つ折りに要する時間及び搬送距離が短くて済み、長尺サイズの被収容物Bが包装された包装体10Bをより効率よく製造することができる。
また、搬送コンベア210から搬出される長尺サイズの被収容物Bが包装された包装体10Bを、例えば、梱包工程等の次工程へ供給して梱包処理してもよい。

上述の実施例2では、ケース本体30Bを幅方向Wに二つ折りして包装する包装体10Bについて説明したが、図16に示すように、ケース本体30Bを幅方向Wに三つ折りして包装する包装体10Bについて説明する。

図16は他の例の三つ折り可能な包装体10Bの説明図であり、詳しくは、図16(a)は三つ折り可能なケース本体30Bを幅方向Wに展開した平面図、図16(b)は三つ折り状態のケース本体30Bを幅方向Wの中央部で分断した断面図である。

三つ折り可能な包装体10Bは、ケース本体30Bを、幅広に形成した表面シート31の一側辺部に、該表面シート31よりも幅狭に形成した裏面シート32を幅方向Wに対して折り曲げ可能に連設している。

表面シート31の他側辺部には、裏面シート32を表面シート31に重ね合わせた際に露出される部分と対応する幅に形成した舌片38を幅方向Wに対して折り曲げ可能に連設している。

すなわち、裏面シート32と舌片38を、表面シート31に対して重ね合わされる方向に折り返すとともに、該表面シート31と裏面シート32及び舌片38との接する部分を接着剤Sで接着する。

これにより、カバー20Bにおける被収容物Bが収容された収容部21の開口側を、ケース本体30Bにおける表面シート31に対して重ね合わされた裏面シート32にて覆うように閉塞することができるため、実施例2と略同等の作用及び効果を奏することができる。

上述の実施例1では、被収容物Aをケース20の収容部21に収容して保持する例について説明したが、図17に示すように、ケース20の収容部21に収容した被収容物Aに対して、裏面シート32の開封部32aに塗布した接触抵抗付与部39により接触抵抗を付与する他の例について説明する。

図17は接触抵抗付与部39を裏面シート32の開封部32aに設けた他の例の説明図であり、詳しくは、図17(a)は包装体10Aを幅方向Wの中央部で分断した断面図、図17(b)は包装体10Aを長手方向Lの中央部で分断した断面図である。

詳しくは、ケース20の収容部21に収容された被収容物Aに対して接触抵抗を付与する接触抵抗付与部39を、該収容部21の開口側を閉塞する裏面シート32の開封部32aに形成している。つまり、接触抵抗付与部39は、再剥離可能な粘着力を有する粘着剤を、開封部32aにおける収容部21に収容された被収容物Aの外面と対向する部分に塗布して形成している。

接触抵抗付与部39の接触抵抗を、ケース20の収容部21に収容された被収容物Aに付与する場合、ケース本体30におけるシート31,32同士を内面同士が接する状態に折り曲げて、カバー20における収容部21の開口側を裏面シート32で閉塞する際に、裏面シート32の開封部32aに形成した接触抵抗付与部39を、収容部21に収容された被収容物Aの外面に接触させるとともに、該接触抵抗付与部39の接触による接触抵抗を被収容物Aに対して付与する(図17(a)(b)参照)。

これにより、被収容物Aを包装した状態において、接触抵抗付与部39が付与する接触抵抗により、ケース20の収容部21に収容された被収容物Aが回転及び移動することを防止することができる。例えば、輸送中や運搬中等において、収容部21に収容された被収容物Aの向きや位置が変位したり、ガタ付いたりすることを防止することができ、包装当初の状態を保つことができる。

また、接触抵抗付与部39を、再剥離可能な粘着力を有する粘着剤で構成しているため、裏面シート32の開封部32aを破断開封する際に、接触抵抗付与部39の粘着力によって被収容物Aを開封部32aに貼り付けたまま、カバー20の収容部21から破断開封される開封部32aと一緒に取り出すことができる(図17(a)の二点鎖線参照)。
つまり、被収容物Aが取り出す際に困難を要する大きさや形状を有していても、カバー20の収容部21から簡単かつ容易に取り出すことができるとともに、実施例1と略同等の作用及び効果を奏することができる。

また、上述の実施例1では、ケース20の収容部21に収容された被収容物Aを、裏面シート32の開封部32aを破断開封した部分から取り出す例について説明したが、図18に示すように、ケース本体30におけるシート31,32同士の連設部分と反対側の部分に、カバー20の出入りが許容される大きさ及び形状に開口可能な出入り口30aを設けた他の例について説明する。

図18は出入り口30aをケース本体30に設けた他の例の説明図であり、詳しくは、図18(a)は出入り口30aをケース本体30に設けた包装体10Aの正面図、図18(b)は包装体10Aを長手方向Lの中央部で分断した断面図である。

詳しくは、平面視略雲形に形成した包装体10Aにおいて、ケース本体30におけるシート31,32同士の内面同士を接着剤Sで接着する際に、シート31,32同士の連設部分と反対側の部分を接着せず、該反対側の部分に、カバー20全体の出入りが許容される大きさ及び形状に開口可能な出入り口30aを形成して、ケース本体30を袋状に形成している。また、表面シート31における出入り口30aと対応する縁部に、該出入り口30aを閉塞するための閉塞片30bを折り返し可能に連設している(図18(a)(b)参照)。

すなわち、ケース本体30の閉塞片30bを外側へ折り返して、該ケース本体30の出入り口30aを開口すれば、被収容物Aが収容部21に収容されたケース20全体を、出入り口30aからケース本体30の内部に収容して、カバー20における被収容物Aが収容された収容部21を、ケース本体30における表面シート31の窓部31aに嵌め込むことができる。

つまり、被収容物Aが収容部21に収容されたケース20全体、あるいは被収容物Aのみを、ケース本体30の出入り口30aから収容したり、取り出したりすることができるとともに、実施例1と略同等の作用及び効果を奏することができる。

この発明の構成と、前記実施形態との対応において、
この発明の製造装置は、実施形態の包装体製造装置40に対応し、
以下同様に、
搬送手段は、搬送コンベア210に対応し、
塗布手段は、噴射ノズル231(231a,231b)に対応し、
折り曲げ手段は、折り曲げ治具241,245、押え込み治具244に対応し、
押え込み手段は、押え込みベルト251に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、請求項に示される技術思想に基づいて応用することができ、多くの実施の形態を得ることができる。

上述の図9、図10、図11、図17、図18に示す他の例で説明した構成は、実施例2の包装体10Bにも適用することができる。また、包装体10A,10Bの大きさ及び形状は、実施例の矩形のみに限定されるものではなく、例えば、雲形、楕円形、丸形、正方形、菱形等の所望する大きさ及び形状に形成してもよい。

実施例1,2では、カバー20(20B)に対する表示内容を、シート31,32における表面及び裏面のうちいずれか一方の面に印刷しているが、接着剤Sによっては表示内容を印刷した部分が良好に接着できないものもある。そこで、ラミネート加工した複合シートのうち一方のシートに印刷することにより、表示内容を印刷した部分が接着できるラミネート加工した複合シートを包装体10A(10B)に用いることができる。

また、破断線32cを、裏面シート32における窓部31aの一側縁部及び両側縁部と対応する部分に連続して形成してもよく、破断線32cを連続して破断することにより、裏面シート32における表面シート31の窓部31aと対応する部分に形成した開封部32aを容易に破断開封することができる。

a…成形工程
b…型抜き工程
c…嵌め込み工程
d…載置工程
e…塗布工程
f…折り曲げ工程
g…押え込み工程
G…送り方向
A,B…被収容物
P…プラスチックシート
S…接着剤
L…長手方向
W…幅方向
T…厚み方向
10A,10B…包装体
20,20B…カバー
21…収容部
22…鍔部
30,30B…ケース本体
30a…出入り口
30b…閉塞片
31…表面シート
31a…窓部
32…裏面シート
32a…開封部
32b…切り込み
32c…破断線
33…折り曲げ罫線
34…孔部
35…凹状リブ
36…凸状リブ
37…窓部
38…舌片
39…接触抵抗付与部
40…包装体製造装置
50…真空成形装置
51…ヒータ
52…上型
53…下型
100…型抜き装置
101…載置台
102…可動台
103…型抜き刃
104…窓部抜き刃
105…罫線付設刃
106…切り込み刃
107…破断線付設刃
108,109…孔部抜き刃
200…折り重ね装置
210…搬送コンベア
211…下送りベルト
212…上送りベルト
220…位置規制ガイド
230…接着剤塗布装置
231…噴射ノズル
240…折り曲げ装置
241…折り曲げ治具
242…係止部
244…押え込み治具
245…折り曲げ治具
250…押え込み装置
251…押え込みベルト

Claims (18)

  1. 被収容物が収容される透明な収容部及び該収容部の周囲に形成した鍔部を有するカバーと、略同一の大きさ及び形状に形成した表面シート及び裏面シートを有するケース本体と、該シート同士のうち少なくとも一方のシートの面内に形成した前記収容部の嵌め込みが許容される窓部と、を備えた包装体の製造方法であって、
    前記ケース本体を展開したまま、該ケース本体を送り方向に搬送する搬送手段に載置する載置工程と、
    前記一方及び他方のシート同士の内面同士が接する部分、及び前記カバーの鍔部と該他方のシートとが接する部分に対して接着剤を塗布手段で塗布する塗布工程と、
    前記シート同士を内面同士が接する状態に折り曲げ手段で折り曲げる折り曲げ工程と、
    前記シート同士を内面同士が押し付けられる方向に押え込み手段で押圧する押え込み工程を、この順で行い、
    前記ケース本体を前記搬送手段に載置する際、あるいは前記押え込み手段で押圧して前記シート同士を接着した後に、
    前記カバーにおける前記被収容物が収容された前記収容部を、前記ケース本体における一方のシートに形成した前記窓部に嵌め込むための嵌め込み工程を行う、
    包装体の製造方法。
  2. 前記載置工程の前段に、
    透明なプラスチックシートを前記収容部及び前記鍔部を有する前記カバーに成形手段で成形する成形工程と、
    透明なプラスチックシートを前記ケース本体と対応する大きさ及び形状に型抜き手段で型抜きする際に、
    前記窓部を前記一方のシートの面内に形成し、前記シート同士を内面同士が接する状態に折り曲げ可能な折り曲げ罫線を、該シート同士の連設部分に付設する型抜き工程と、を備えた
    請求項1に記載の包装体の製造方法。
  3. 前記塗布手段を、
    前記接着剤を噴射する噴射ノズルで構成するとともに、該噴射ノズルを、前記搬送手段が搬送する前記ケース本体の上面と対向して、該ケース本体の幅方向に所定間隔を隔てて複数配置した
    請求項1又は2に記載の包装体の製造方法。
  4. 前記窓部と対応する大きさ及び形状に破断開封可能な開封部を、前記他方のシートにおける前記窓部と対向する部分に形成した
    請求項1〜3のいずれか一つに記載の包装体の製造方法。
  5. 前記他方のシートの厚み方向に貫通可能な切り込みを、
    前記開封部における前記窓部の上側縁部と対応する部分に形成し、
    前記他方のシートの厚み方向に破断可能な破断線を、
    前記開封部における前記窓部の両側縁部と対応する部分に前記切り込みの両端部に連続して形成した
    請求項4に記載の包装体の製造方法。
  6. 前記シート同士における前記窓部より外側の内面部分に、該シート同士を内面同士が接する状態に折り曲げた際に、互いに嵌合される凹状リブと凸状リブを前記窓部の周縁部に沿って形成した
    請求項1〜5のいずれか一つに記載の包装体の製造方法。
  7. 前記窓部を、
    前記一方及び他方のシートの両方に形成した
    請求項1〜6のいずれか一つに記載の包装体の製造方法。
  8. 前記シート同士の連設部分から離れた部分に、
    該シート同士を内面同士が接するように折り曲げた状態において、互いに連通される孔部を形成した
    請求項1〜7のいずれか一つに記載の包装体の製造方法。
  9. 前記一方及び他方のシートのうち前記収容部の開口側を閉塞するシートにおける、前記収容部に収容された前記被収容物と対向する部分に、該被収容物に対して接触抵抗を付与する接触抵抗付与部を設けた
    請求項1〜8のいずれか一つに記載の包装体の製造方法。
  10. 被収容物が収容される透明な収容部及び該収容部の周囲に形成した鍔部を有するカバーと、略同一の大きさ及び形状に形成した表面シート及び裏面シートを有するケース本体と、該シート同士のうち少なくとも一方のシートの面内に形成した前記収容部の嵌め込みが許容される窓部と、を備えた包装体の製造装置であって、
    前記カバーにおける前記被収容物が収容された前記収容部を、前記ケース本体における一方のシートに形成した前記窓部に嵌め込んだ後、あるいは、嵌め込まれる前の状態において、
    前記ケース本体を展開したまま、該ケース本体を載置して送り方向に搬送する搬送手段と、
    前記一方及び他方のシート同士の内面同士が接する部分、及び前記カバーの鍔部と前記他方のシートとの接する部分に対して接着剤を塗布する塗布手段と、
    前記シート同士を内面同士が接する状態に折り曲げる折り曲げ手段と、
    前記シート同士を内面同士が押し付けられる方向に押圧する押え込み手段と、を備えた
    包装体の製造装置。
  11. 透明なプラスチックシートを前記収容部及び前記鍔部を有する前記カバーに成形する成形手段と、
    透明なプラスチックシートを前記ケース本体と対応する大きさ及び形状に型抜きする際に、
    前記窓部を前記一方のシートの面内に形成するとともに、前記シート同士を内面同士が接する状態に折り曲げ可能な折り曲げ罫線を、該シート同士の連設部分に付設する型抜き手段を備えた
    請求項10に記載の包装体の製造装置。
  12. 前記塗布手段を、
    前記接着剤を噴射する噴射ノズルで構成するとともに、該噴射ノズルを、前記搬送手段が搬送する前記ケース本体の上面と対向して、該ケース本体の幅方向に所定間隔を隔てて複数配置した
    請求項10又は11に記載の包装体の製造装置。
  13. 前記窓部と対応する大きさ及び形状に破断開封可能な開封部を、前記他方のシートにおける前記窓部と対向する部分に形成した
    請求項10〜12のいずれか一つに記載の包装体の製造装置。
  14. 前記他方のシートの厚み方向に貫通可能な切り込みを、
    前記開封部における前記窓部の上側縁部と対応する部分に形成し、
    前記他方のシートの厚み方向に破断可能な破断線を、
    前記開封部における前記窓部の両側縁部と対応する部分に前記切り込みの両端部に連続して形成した
    請求項13に記載の包装体の製造装置。
  15. 前記シート同士における前記窓部より外側の内面部分に、該シート同士を内面同士が接する状態に折り曲げた際に、互いに嵌合される凹状リブと凸状リブを前記窓部の周縁部に沿って形成した
    請求項10〜14のいずれか一つに記載の包装体の製造装置。
  16. 前記窓部を、
    前記一方及び他方のシートの両方に形成した
    請求項10〜15のいずれか一つに記載の包装体の製造装置。
  17. 前記シート同士の連設部分から離れた部分に、
    該シート同士を内面同士が接するように折り曲げた状態において、互いに連通される孔部を形成した
    請求項10〜16のいずれか一つに記載の包装体の製造装置。
  18. 前記一方及び他方のシートのうち前記カバーにおける前記収容部の開口側を閉塞するシートにおける、
    前記収容部に収容された前記被収容物と対向する部分に、該被収容物に対して接触抵抗を付与する接触抵抗付与部を設けた
    請求項10〜17のいずれか一つに記載の包装体の製造装置。
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