JP2023084420A - 窓付き包装袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】窓打ち抜き片を発生させずに、内部のぞき見用の透明窓部8を形成する包装袋を提供する。【解決手段】内部のぞき見用の透明窓部8を残部全体9を不透明に印刷することで帯状体10を形成し、その帯状体10を溶着する。【選択図】図1

Description

本発明は、窓付き包装袋及びその製造方法に関する。
従来から、内部の商品等を開封せずに見るためののぞき窓を有する包装袋が色々と用いられている(例えば、特許文献1,特許文献2参照)。
登録実用新案第3122975号公報 登録実用新案第3189306号公報
特許文献1,特許文献2に記載の窓付き包装袋については、これを手作業等で少数枚ずつ作製する場合は、窓を打ち抜いた際に発生する「窓打ち抜き片」の処理に関して、ほとんど問題がない。
しかしながら、これを多量生産する場合には、以下のような問題が発生する。
即ち、図7は従来の窓51付きの包装袋52を示し、図8は、図7のVIII-VIII拡大断面図である。この図7と図8に示すように、矩形状クラフト紙の下端縁53が折返されて、表て面部54と裏面部55が形成され、次に、左右側端縁56,56は相互に溶着されて、上方開口状の袋が形成される。
上端縁57の近くには、開閉自在として、上方開口部58を閉鎖するためのプラスチック製ファスナー59が、付設されている。
そして、表て面部54には、円形打抜き穴部60が貫設され、内面側から透明プラスチック膜61が張設されている。即ち、円形の透明プラスチック膜61の外周端が、表て面部54の穴部60の周囲縁に、溶着一体化されている。62はその周囲縁に沿った溶着部を示す。
図7,図8に示した形状・構造の包装袋52の製造方法としては、(図9の右方図外に於て)ロール状に巻設された長尺帯状のクラフト紙原布63を、矢印F63のように間欠的に送りを与えつつ、ポンチ等の打抜具(図示省略)にて打抜いて、穴部60を所定ピッチにて形成する工程が必須である。
穴部60を形成するために打抜いたものを、「窓打ち抜き片65」と呼ぶこととすると、図9に示したように、多数枚の窓打ち抜き片65…が分離しつつ、飛散する。
真空集塵装置等にて、吸引除去しようとしても、全ての窓打ち抜き片65を除去することが難しく、一部が飛散して、原布63の一部に付着したり、折曲げ工程や溶着工程によって、図7,図8の直前状態まで出来上がった袋に、窓打ち抜き片65が付着するという問題があった。
これに伴って、製造されてくる窓付き包装袋52の不良率が高まったり、さらには、製造装置を一旦止めて、窓打ち抜き片65の除去作業を行う必要もあった。
そこで、本発明は、このような従来の問題点を解決して、窓打ち抜き片65の発生と付着等を防ぐことを目的とする。さらに、窓付き包装袋の製造能率を改善して、かつ、不良率の発生も低減することを別の目的とする。
そこで、本発明の窓付き包装袋は、表て面部には、上下中間位置に、左右全幅にわたっての帯状空間部が、形成され;内部のぞき見用の透明窓部を部分的に形成するように、残部全体を半透明乃至不透明に印刷したプラスチック製帯状体の上端縁部・下端縁部を、各々、上記帯状空間部を形成する上方端縁部・下方端縁部に、溶着して、上記帯状空間部を閉鎖状とした。
また、表て面部と裏面部は、下端縁にて折返されて連続すると共に、上記帯状体以外はクラフト紙から成り;上記表て面部の上縁と、上記裏面部の上縁を、開閉自在として閉鎖するプラスチック製ファスナーが、付設され;上記表て面部と、上記裏面部、及び、上記帯状体の、左右各端縁は、溶着一体化され;上記プラスチック製ファスナーが閉鎖状態では、密閉状物品収納空間が、形成されるように構成した。
また、本発明に係る包装袋製造方法は、幅狭の第1長尺クラフト紙と、幅広の第2長尺クラフト紙とを、相互に所定幅寸法の帯状空間部を維持しつつ、長手方向に送りを与え;所定ピッチをもって、透明窓部が配設されて、残部全体を半透明乃至不透明に予め印刷して成る長尺印刷プラスチック帯にも、長手方向に送りを与え;該長尺印刷プラスチック帯の左右外端縁部を、上記第1・第2長尺クラフト紙の上記帯状空間部を形成する左右内端縁部に、小幅寸法だけ重ね合わせた状態で、加熱加圧を行うことによって、相互に熱溶着して;上記第1長尺クラフト紙と上記長尺印刷プラスチック帯と第2長尺クラフト紙の一体化された幅広中間長尺体を、作製し;引続いて長手方向に送りを与えつつ、上記幅広中間長尺体を長手方向に沿っての折曲げ工程と、熱溶着工程と、幅方向の切断分離工程を、順次経ることで窓付き包装袋を、連続的に順次製造する方法である。
本発明に係る窓付き包装袋によれば、透明窓部を除いて残部全体を印刷したプラスチック製帯状体は、安価に作製できると共に、従来の包装袋の製造時に生じていた窓打ち抜き片の発生が全くなくなる。これに伴って、従来の窓打ち抜き片の存在による製造能率の低下を防ぎ、かつ、製品(窓付き包装袋)の不良の発生率を、著しく低減できる。
さらに、本発明に係る包装袋製造方法によれば、長尺の第1クラフト紙と長尺印刷プラスチック帯と長尺の第2クラフト紙とを、能率的に一体化して幅広中間長尺体が高精度の寸法に作製できる。その後、折曲げ工程と熱溶着工程と切断分離工程といった、従来からの工程を、付加するだけで、高精度寸法で美しく窓付き包装袋が、能率的に、製造できる。
本発明の実施の一形態を示す正面図である。 一部破断して示した斜視図である。 印刷したプラスチック製帯状体の4つの実施例を示した平面図である。 第1クラフト紙と印刷プラスチック帯と第2クラフト紙とを一体化する方法と構造を説明した斜視図である。 本発明に係る製造方法と製造装置を示した斜視図である。 本発明に係る製造方法と製造装置を示した斜視図である。 従来例を示す正面図である。 図7のVIII-VIII断面図である。 従来の製造方法の一工程を説明する斜視図である。
以下、図示の実施の形態に基づき本発明を詳説する。
図1と図2に於て、表て面部1には、その上下中間位置に、左右全幅W1 にわたって帯状空間部5が形成されている。
そして、プラスチック製帯状体10を、表て面部1の上記帯状空間部5を閉鎖状として溶着する。
この帯状体10は、素材は透明な帯状プラスチックであって、図1,図2では、動物の顔をした透明窓部8を、左右中央に有し、残部全体9は半透明乃至不透明となるように、印刷する。
例えば、残部全体9は、図2では微小点々を散らした半透明の場合を示し、図1及び図3(A)では、タテ・ヨコ方向の縞模様のある半透明乃至不透明の印刷から成る。また、図3(B)では、多数の三角波模様を描いて半透明乃至不透明の印刷から成る。また、図3(C)(D)のように、残部全体9を無模様で、半透明又は不透明とする。しかも、図1~図3のいずれにあっても、色彩を付加することも好ましい。
また、透明窓部8は、図3(B)(C)のような多角形や、図3(D)のような楕円や円形とするも、自由に設定できる。
そして、帯状体10の材質は、例えば、ポリエチレンとPETとポリエチレンの3層積層構造のフィルム材とすると共に、それ以外の表て面部1及び裏面部2は、ポリエチレンコーティング又はポリエチレンラミネート(積層)を(袋内面側に)施したクラフト紙が望ましい。
図1,図2に示すように、内部のぞき見用の透明窓部8を一個(又は図示省略したが2~3個)有するプラスチック製帯状体10の上端縁部11・下端縁部12を、各々、帯状空間部5を形成する上方端縁部6・下方端縁部7に、熱溶着して、帯状空間部5を閉鎖状とする。
さらに追加説明すると、図1,図2に於て、表て面部1と裏面部2は、下端縁3にて折返されて連続する(プラスチックコーティング)クラフト紙から成る。但し、帯状体10は別材質(溶着可能なプラスチック)である。
また、(図1,図2に示すように)表て面部1の上縁13と、裏面部2の上縁14を、開閉自在として閉鎖するプラスチック製ファスナー19が付設されている。
さらに、表て面部1と、裏面部2、及び、帯状体10の、左右各端縁は、熱溶着にて一体化され、左右側縁溶着部20,20が形成されている。
即ち、下端縁3及び左右側縁が完全封鎖されて、上縁13,14のみが開閉自在な構造となっている。
このようにして、上記プラスチック製ファスナー19が閉鎖状態では、内部に密閉状物品収納空間Sが、形成できる。なお、この収納空間Sに各種物品(商品)を収納した後に、図1,図2のファスナー19よりも上方近傍を、熱溶着することも自由である(図示省略)。
次に、上述した窓付き包装袋30の製造方法を、説明する。
図4に示すように、幅狭の第1長尺クラフト紙21と、幅広の第2長尺クラフト紙22とを、相互に所定幅寸法W5 の帯状空間部5を、維持しつつ、長手方向N5 に送りを与える。
10Yは、所定ピッチP10をもって、透明窓部8が配設され、残部全体9を半透明乃至不透明に、予め、印刷して成る長尺印刷プラスチック帯である(図4参照、及び、既述した図3を参照)。
このような長尺印刷プラスチック帯10Yも、長手方向N5 に(クラフト紙21,22と)同じ送り速度をもって、送りを与える。
このように長手方向N5 に、同じ速度をもって送りを与えつつ、長尺印刷プラスチック帯10Yの左右外端縁部11Y,12Yを、上記第1・第2長尺クラフト紙21,22の(帯状空間部5を形成する)左右内端縁部21A,22Aに対して、小幅寸法W21,W22だけ重ね合わせた状態で、加熱加圧を行うことによって、相互に熱溶着させる。
このようにして、第1長尺クラフト紙21と長尺印刷プラスチック帯10Yと第2長尺クラフト紙22が一体化された幅広中間長尺体23を、作製する。引続いて長手方向N5 に送りを与えつつ、幅広中間長尺体23を、長手方向に沿って折曲げる折曲げ工程を行う(図4における一点鎖線L1 参照)。
その後、引続いて熱溶着工程を行う。つまり、図4における二点鎖線L2 に沿って溶着する。
次に、図4の二点鎖線L2 に沿って、(溶着帯の幅中心に沿って、)幅方向の切断分離工程を行えば、図1,図2に示す窓付き包装袋30が、作製できる。
なお、長手方向N5 への送りを与えつつ、一点鎖線L1 に沿って折曲げ工程を行い、引続いて二点鎖線L2 に沿って溶着し、さらに、二点鎖線L2 に沿って、幅方向の切断分離工程は、従来例として示した図7,図8,図9の窓付き包装袋52の製造工程と、同様の従来から公知の技術を利用すれば良い。
次に、図5と図6は、図1に例示の窓付き包装袋30を製造するための製造装置及び製造方法を、具体的に例示した図である。
図5と図6に於て、26は、クラフト紙原布29が送り出されるクラフト紙送り出しロールである。
複数の送り棒(ローラ)27を介して、チャックテープ(ファスナー)ローラ28までクラフト紙原布29が送られる。図2のファスナー19を形成するために、このチャックテープローラ28において、長尺チャックテープ(ファスナー雄体・ファスナー雌体)31,31をクラフト紙原布29の左右側端に沿って熱溶着してゆく。
次に、複数の送り棒(ローラ)27を介して、チャックテープ31,31付のクラフト紙は、送られてゆくが、2枚のスリットカッター33,33によって、(図4に示した)所定幅寸法W5 の帯状空間部5を形成する。34は捨て材であり、上記所定幅寸法W5 をもってクラフト紙が細帯状捨て材34として除去されてゆく。
ところで、35は、長尺印刷プラスチック帯10Yを送り出す長尺印刷プラスチック帯送り出しロールである。
前記スリットカッター33,33の下流近傍領域Xに配設した回転ローラ36に於て、下方へ(分岐して)送られてゆく帯状の捨て材34に代って、長尺印刷プラスチック帯10Yが、クラフト紙に重ね合わされる。
図4に示した帯状空間部5は、(図5,図6の製造方法によれば、)帯状の捨て材34によって、高精度な幅寸法W5 を維持できる。故に、図4に示した小幅寸法W21,W22を高精度に保ちつつ、第1長尺クラフト紙21と第2長尺クラフト紙22の左右内端縁部21A,22Aに対して、長尺印刷プラスチック帯10Yの左右各外端縁部11Y,12Yを重ね合わせることが、可能となる。
図5と図6に於て、38は円弧状凹部を有する熱溶着用加熱押圧具であり、熱溶着用ローラ37に対して、押付けられて、(上述した)第1クラフト紙21と第2クラフト紙22の左右内端縁部21A,22Aに対し、長尺印刷プラスチック帯10Yの外端縁部11Y,12Yを、熱溶着してゆくことができる(図4参照)。
要約すれば、図4に於て、幅狭の第1長尺クラフト紙21と、幅広の第2長尺クラフト紙22とを、別々の送り出しロールから供給するのではなく、単数個(共通)の送り出しロール26からクラフト紙原布29を送り出した後に、スリットカッター33にて、極めて高精度間隔寸法(図5のW5 参照)に分離して、直ちに加熱押圧具38,38にて、熱溶着を行い、図5の溶着小幅寸法W21,W22を高精度として、破断しない十分な溶着強度をもって、図1と図2に例示したような窓付き包装袋30を作製できる。
次に、図5と図6に示す下流領域39に於て、図4で説明した一点鎖線L1 に沿って、長手方向の折曲げ工程が、連続して行われる。
その後の工程は、(図4において説明済みであるので)図5,図6では省略する。
本発明は、以上詳述したように、表て面部1には、上下中間位置に、左右全幅W1 にわたっての帯状空間部5が、形成され;内部のぞき見用の透明窓部8を部分的に形成するように、残部全体9を半透明乃至不透明に印刷したプラスチック製帯状体10の上端縁部11・下端縁部12を、各々、上記帯状空間部5を形成する上方端縁部6・下方端縁部7に、溶着して、上記帯状空間部5を閉鎖状とした構成であるので、透明窓部8から内部に収容した商品(物品)を確認できると共に、製造工程において、窓打ち抜き片65(図9参照)が全く発生せず、この窓打ち抜き片65が最終製品に混入したり、付着するような不良発生の虞れが無い。さらに、印刷したプラスチック製帯状体10は、意匠上、優れたデザインを施すことができると共に、窓部8については、円形以外の複雑なデザインとすることも可能であり、かつ、袋破損の虞れも減少できる。
また、表て面部1と裏面部2は、下端縁3にて折返されて連続すると共に、上記帯状体10以外はクラフト紙から成り;上記表て面部1の上縁13と、上記裏面部2の上縁14を、開閉自在として閉鎖するプラスチック製ファスナー19が、付設され;上記表て面部1と、上記裏面部2、及び、上記帯状体10の、左右各端縁は、溶着一体化され;上記プラスチック製ファスナー19が閉鎖状態では、密閉状物品収納空間Sが、形成されるように構成したので、内部に収容した商品(物品)は、不透明なクラフト紙、及び、プラスチック製帯状体10の半透明乃至不透明な印刷部にて、外からは見えず、透明窓部8のみからのぞき見することができ、従来の図7,図8と同様の機能を発揮しつつ、製造が容易であって、最終製品に窓打ち抜き片65(図9参照)が混入したり付着する問題が防止できる。さらに、このような窓付き包装袋は、安価に多量生産することも容易である。
また、本発明に係る包装袋製造方法は、幅狭の第1長尺クラフト紙21と、幅広の第2長尺クラフト紙22とを、相互に所定幅寸法W5 の帯状空間部5を維持しつつ、長手方向N5 に送りを与え;所定ピッチP10をもって、透明窓部8が配設されて、残部全体9を半透明乃至不透明に予め印刷して成る長尺印刷プラスチック帯10Yにも、長手方向N5 に送りを与え;該長尺印刷プラスチック帯10Yの左右外端縁部11Y,12Yを、上記第1・第2長尺クラフト紙21,22の上記帯状空間部5を形成する左右内端縁部21A,22Aに、小幅寸法W21,W22だけ重ね合わせた状態で、加熱加圧を行うことによって、相互に熱溶着して;上記第1長尺クラフト紙21と上記長尺印刷プラスチック帯10Yと第2長尺クラフト紙22の一体化された幅広中間長尺体23を、作製し;引続いて長手方向N5 に送りを与えつつ、上記幅広中間長尺体23を長手方向に沿っての折曲げ工程と、熱溶着工程と、幅方向の切断分離工程を、順次経ることで窓付き包装袋を、連続的に順次製造する方法であるので、従来のような打抜き工程を省略することができ、窓打ち抜き片65の発生を防止して、不良品発生の問題もなく、安価かつ能率的に製造できる。さらに、従来の打抜きのための打抜金型も不要となり、一層能率的な窓付き包装袋の製造が可能となる。
1 表て面部
2 裏面部
3 下端縁
5 帯状空間部
6 上方端縁部
7 下方端縁部
8 透明窓部
9 残部全体
10 プラスチック製帯状体
10Y 長尺印刷プラスチック帯
11 上端縁部
11Y 左外端縁部
12 下端縁部
12Y 右外端縁部
13 上縁
14 上縁
19 ファスナー
21 第1長尺クラフト紙
21A 左内端縁部
22 第2長尺クラフト紙
22A 右内端縁部
23 幅広中間長尺体
5 長手方向
10 所定ピッチ
S 密閉状物品収納空間
1 左右全幅
5 所定幅寸法
21 小幅寸法
22 小幅寸法
本発明は、窓付き包装袋に関する。
従来から、内部の商品等を開封せずに見るためののぞき窓を有する包装袋が色々と用いられている(例えば、特許文献1,特許文献2参照)。
登録実用新案第3122975号公報 登録実用新案第3189306号公報
特許文献1,特許文献2に記載の窓付き包装袋については、これを手作業等で少数枚ずつ作製する場合は、窓を打ち抜いた際に発生する「窓打ち抜き片」の処理に関して、ほとんど問題がない。
しかしながら、これを多量生産する場合には、以下のような問題が発生する。
即ち、図7は従来の窓51付きの包装袋52を示し、図8は、図7のVIII-VIII拡大断面図である。この図7と図8に示すように、矩形状クラフト紙の下端縁53が折返されて、表て面部54と裏面部55が形成され、次に、左右側端縁56,56は相互に溶着されて、上方開口状の袋が形成される。
上端縁57の近くには、開閉自在として、上方開口部58を閉鎖するためのプラスチック製ファスナー59が、付設されている。
そして、表て面部54には、円形打抜き穴部60が貫設され、内面側から透明プラスチック膜61が張設されている。即ち、円形の透明プラスチック膜61の外周端が、表て面部54の穴部60の周囲縁に、溶着一体化されている。62はその周囲縁に沿った溶着部を示す。
図7,図8に示した形状・構造の包装袋52の製造方法としては、(図9の右方図外に於て)ロール状に巻設された長尺帯状のクラフト紙原布63を、矢印F63のように間欠的に送りを与えつつ、ポンチ等の打抜具(図示省略)にて打抜いて、穴部60を所定ピッチにて形成する工程が必須である。
穴部60を形成するために打抜いたものを、「窓打ち抜き片65」と呼ぶこととすると、図9に示したように、多数枚の窓打ち抜き片65…が分離しつつ、飛散する。
真空集塵装置等にて、吸引除去しようとしても、全ての窓打ち抜き片65を除去することが難しく、一部が飛散して、原布63の一部に付着したり、折曲げ工程や溶着工程によって、図7,図8の直前状態まで出来上がった袋に、窓打ち抜き片65が付着するという問題があった。
これに伴って、製造されてくる窓付き包装袋52の不良率が高まったり、さらには、製造装置を一旦止めて、窓打ち抜き片65の除去作業を行う必要もあった。
そこで、本発明は、このような従来の問題点を解決して、窓打ち抜き片65の発生と付着等を防ぐことを目的とする。さらに、窓付き包装袋の製造能率を改善して、かつ、不良率の発生も低減することを別の目的とする。
そこで、本発明の窓付き包装袋は、クラフト紙から成る不透明な表て面部と裏面部とを有すると共に;表て面部には、上下中間位置に、左右全幅にわたっての帯状空間部が、形成され;内部のぞき見用の透明窓部を部分的に形成するように、残部全体を半透明乃至不透明に印刷したプラスチック製帯状体の上端縁部・下端縁部を、各々、上記帯状空間部を形成する上方端縁部・下方端縁部に、溶着して、上記帯状空間部を閉鎖状とした。
また、表て面部と裏面部は、下端縁にて折返されて連続すると共に;上記表て面部の上縁と、上記裏面部の上縁を、開閉自在として閉鎖するプラスチック製ファスナーが、付設され;上記表て面部と、上記裏面部、及び、上記帯状体の、左右各端縁は、溶着一体化され;上記プラスチック製ファスナーが閉鎖状態では、密閉状物品収納空間が、形成されるように構成した
本発明に係る窓付き包装袋によれば、透明窓部を除いて残部全体を印刷したプラスチック製帯状体は、安価に作製できると共に、従来の包装袋の製造時に生じていた窓打ち抜き片の発生が全くなくなる。これに伴って、従来の窓打ち抜き片の存在による製造能率の低下を防ぎ、かつ、製品(窓付き包装袋)の不良の発生率を、著しく低減できる
本発明の実施の一形態を示す正面図である。 一部破断して示した斜視図である。 印刷したプラスチック製帯状体の4つの実施例を示した平面図である。 第1クラフト紙と印刷プラスチック帯と第2クラフト紙とを一体化する方法と構造を説明した斜視図である。 本発明に係る包装袋についての製造方法と製造装置を示した斜視図である。 本発明に係る包装袋についての製造方法と製造装置を示した斜視図である。 従来例を示す正面図である。 図7のVIII-VIII断面図である。 従来の製造方法の一工程を説明する斜視図である。
以下、図示の実施の形態に基づき本発明を詳説する。
図1と図2に於て、表て面部1には、その上下中間位置に、左右全幅W1 にわたって帯状空間部5が形成されている。
そして、プラスチック製帯状体10を、表て面部1の上記帯状空間部5を閉鎖状として溶着する。
この帯状体10は、素材は透明な帯状プラスチックであって、図1,図2では、動物の顔をした透明窓部8を、左右中央に有し、残部全体9は半透明乃至不透明となるように、印刷する。
例えば、残部全体9は、図2では微小点々を散らした半透明の場合を示し、図1及び図3(A)では、タテ・ヨコ方向の縞模様のある半透明乃至不透明の印刷から成る。また、図3(B)では、多数の三角波模様を描いて半透明乃至不透明の印刷から成る。また、図3(C)(D)のように、残部全体9を無模様で、半透明又は不透明とする。しかも、図1~図3のいずれにあっても、色彩を付加することも好ましい。
また、透明窓部8は、図3(B)(C)のような多角形や、図3(D)のような楕円や円形とするも、自由に設定できる。
そして、帯状体10の材質は、例えば、ポリエチレンとPETとポリエチレンの3層積層構造のフィルム材とすると共に、それ以外の表て面部1及び裏面部2は、ポリエチレンコーティング又はポリエチレンラミネート(積層)を(袋内面側に)施したクラフト紙が望ましい。
図1,図2に示すように、内部のぞき見用の透明窓部8を一個(又は図示省略したが2~3個)有するプラスチック製帯状体10の上端縁部11・下端縁部12を、各々、帯状空間部5を形成する上方端縁部6・下方端縁部7に、熱溶着して、帯状空間部5を閉鎖状とする。
さらに追加説明すると、図1,図2に於て、表て面部1と裏面部2は、下端縁3にて折返されて連続する(プラスチックコーティング)クラフト紙から成る。但し、帯状体10は別材質(溶着可能なプラスチック)である。
また、(図1,図2に示すように)表て面部1の上縁13と、裏面部2の上縁14を、開閉自在として閉鎖するプラスチック製ファスナー19が付設されている。
さらに、表て面部1と、裏面部2、及び、帯状体10の、左右各端縁は、熱溶着にて一体化され、左右側縁溶着部20,20が形成されている。
即ち、下端縁3及び左右側縁が完全封鎖されて、上縁13,14のみが開閉自在な構造となっている。
このようにして、上記プラスチック製ファスナー19が閉鎖状態では、内部に密閉状物品収納空間Sが、形成できる。なお、この収納空間Sに各種物品(商品)を収納した後に、図1,図2のファスナー19よりも上方近傍を、熱溶着することも自由である(図示省略)。
次に、上述した窓付き包装袋30の製造方法を、説明する。
図4に示すように、幅狭の第1長尺クラフト紙21と、幅広の第2長尺クラフト紙22とを、相互に所定幅寸法W5 の帯状空間部5を、維持しつつ、長手方向N5 に送りを与える。
10Yは、所定ピッチP10をもって、透明窓部8が配設され、残部全体9を半透明乃至不透明に、予め、印刷して成る長尺印刷プラスチック帯である(図4参照、及び、既述した図3を参照)。
このような長尺印刷プラスチック帯10Yも、長手方向N5 に(クラフト紙21,22と)同じ送り速度をもって、送りを与える。
このように長手方向N5 に、同じ速度をもって送りを与えつつ、長尺印刷プラスチック帯10Yの左右外端縁部11Y,12Yを、上記第1・第2長尺クラフト紙21,22の(帯状空間部5を形成する)左右内端縁部21A,22Aに対して、小幅寸法W21,W22だけ重ね合わせた状態で、加熱加圧を行うことによって、相互に熱溶着させる。
このようにして、第1長尺クラフト紙21と長尺印刷プラスチック帯10Yと第2長尺クラフト紙22が一体化された幅広中間長尺体23を、作製する。引続いて長手方向N5 に送りを与えつつ、幅広中間長尺体23を、長手方向に沿って折曲げる折曲げ工程を行う(図4における一点鎖線L1 参照)。
その後、引続いて熱溶着工程を行う。つまり、図4における二点鎖線L2 に沿って溶着する。
次に、図4の二点鎖線L2 に沿って、(溶着帯の幅中心に沿って、)幅方向の切断分離工程を行えば、図1,図2に示す窓付き包装袋30が、作製できる。
なお、長手方向N5 への送りを与えつつ、一点鎖線L1 に沿って折曲げ工程を行い、引続いて二点鎖線L2 に沿って溶着し、さらに、二点鎖線L2 に沿って、幅方向の切断分離工程は、従来例として示した図7,図8,図9の窓付き包装袋52の製造工程と、同様の従来から公知の技術を利用すれば良い。
次に、図5と図6は、図1に例示の窓付き包装袋30を製造するための製造装置及び製造方法を、具体的に例示した図である。
図5と図6に於て、26は、クラフト紙原布29が送り出されるクラフト紙送り出しロールである。
複数の送り棒(ローラ)27を介して、チャックテープ(ファスナー)ローラ28までクラフト紙原布29が送られる。図2のファスナー19を形成するために、このチャックテープローラ28において、長尺チャックテープ(ファスナー雄体・ファスナー雌体)31,31をクラフト紙原布29の左右側端に沿って熱溶着してゆく。
次に、複数の送り棒(ローラ)27を介して、チャックテープ31,31付のクラフト紙は、送られてゆくが、2枚のスリットカッター33,33によって、(図4に示した)所定幅寸法W5 の帯状空間部5を形成する。34は捨て材であり、上記所定幅寸法W5 をもってクラフト紙が細帯状捨て材34として除去されてゆく。
ところで、35は、長尺印刷プラスチック帯10Yを送り出す長尺印刷プラスチック帯送り出しロールである。
前記スリットカッター33,33の下流近傍領域Xに配設した回転ローラ36に於て、下方へ(分岐して)送られてゆく帯状の捨て材34に代って、長尺印刷プラスチック帯10Yが、クラフト紙に重ね合わされる。
図4に示した帯状空間部5は、(図5,図6の製造方法によれば、)帯状の捨て材34によって、高精度な幅寸法W5 を維持できる。故に、図4に示した小幅寸法W21,W22を高精度に保ちつつ、第1長尺クラフト紙21と第2長尺クラフト紙22の左右内端縁部21A,22Aに対して、長尺印刷プラスチック帯10Yの左右各外端縁部11Y,12Yを重ね合わせることが、可能となる。
図5と図6に於て、38は円弧状凹部を有する熱溶着用加熱押圧具であり、熱溶着用ローラ37に対して、押付けられて、(上述した)第1クラフト紙21と第2クラフト紙22の左右内端縁部21A,22Aに対し、長尺印刷プラスチック帯10Yの外端縁部11Y,12Yを、熱溶着してゆくことができる(図4参照)。
要約すれば、図4に於て、幅狭の第1長尺クラフト紙21と、幅広の第2長尺クラフト紙22とを、別々の送り出しロールから供給するのではなく、単数個(共通)の送り出しロール26からクラフト紙原布29を送り出した後に、スリットカッター33にて、極めて高精度間隔寸法(図5のW5 参照)に分離して、直ちに加熱押圧具38,38にて、熱溶着を行い、図5の溶着小幅寸法W21,W22を高精度として、破断しない十分な溶着強度をもって、図1と図2に例示したような窓付き包装袋30を作製できる。
次に、図5と図6に示す下流領域39に於て、図4で説明した一点鎖線L1 に沿って、長手方向の折曲げ工程が、連続して行われる。
その後の工程は、(図4において説明済みであるので)図5,図6では省略する。
以上説明した包装袋製造方法は、幅狭の第1長尺クラフト紙21と、幅広の第2長尺クラフト紙22とを、相互に所定幅寸法W 5 の帯状空間部5を維持しつつ、長手方向N 5 に送りを与え;所定ピッチP 10 をもって、透明窓部8が配設されて、残部全体9を半透明乃至不透明に予め印刷して成る長尺印刷プラスチック帯10Yにも、長手方向N 5 に送りを与え;該長尺印刷プラスチック帯10Yの左右外端縁部11Y,12Yを、上記第1・第2長尺クラフト紙21,22の上記帯状空間部5を形成する左右内端縁部21A,22Aに、小幅寸法W 21 ,W 22 だけ重ね合わせた状態で、加熱加圧を行うことによって、相互に熱溶着して;上記第1長尺クラフト紙21と上記長尺印刷プラスチック帯10Yと第2長尺クラフト紙22の一体化された幅広中間長尺体23を、作製し;引続いて長手方向N 5 に送りを与えつつ、上記幅広中間長尺体23を長手方向に沿っての折曲げ工程と、熱溶着工程と、幅方向の切断分離工程を、順次経ることで窓付き包装袋を、連続的に順次製造する方法であるので、従来のような打抜き工程を省略することができ、窓打ち抜き片65の発生を防止して、不良品発生の問題もなく、安価かつ能率的に製造できる。さらに、従来の打抜きのための打抜金型も不要となり、一層能率的な窓付き包装袋の製造が可能となる。
本発明は、以上詳述したように、クラフト紙から成る不透明な表て面部1と裏面部2とを有すると共に;表て面部1には、上下中間位置に、左右全幅W1 にわたっての帯状空間部5が、形成され;内部のぞき見用の透明窓部8を部分的に形成するように、残部全体9を半透明乃至不透明に印刷したプラスチック製帯状体10の上端縁部11・下端縁部12を、各々、上記帯状空間部5を形成する上方端縁部6・下方端縁部7に、溶着して、上記帯状空間部5を閉鎖状とした構成であるので、透明窓部8から内部に収容した商品(物品)を確認できると共に、製造工程において、窓打ち抜き片65(図9参照)が全く発生せず、この窓打ち抜き片65が最終製品に混入したり、付着するような不良発生の虞れが無い。さらに、印刷したプラスチック製帯状体10は、意匠上、優れたデザインを施すことができると共に、窓部8については、円形以外の複雑なデザインとすることも可能であり、かつ、袋破損の虞れも減少できる。
また、表て面部1と裏面部2は、下端縁3にて折返されて連続すると共に;上記表て面部1の上縁13と、上記裏面部2の上縁14を、開閉自在として閉鎖するプラスチック製ファスナー19が、付設され;上記表て面部1と、上記裏面部2、及び、上記帯状体10の、左右各端縁は、溶着一体化され;上記プラスチック製ファスナー19が閉鎖状態では、密閉状物品収納空間Sが、形成されるように構成したので、内部に収容した商品(物品)は、不透明なクラフト紙、及び、プラスチック製帯状体10の半透明乃至不透明な印刷部にて、外からは見えず、透明窓部8のみからのぞき見することができ、従来の図7,図8と同様の機能を発揮しつつ、製造が容易であって、最終製品に窓打ち抜き片65(図9参照)が混入したり付着する問題が防止できる。さらに、このような窓付き包装袋は、安価に多量生産することも容易である
1 表て面部
2 裏面部
3 下端縁
5 帯状空間部
6 上方端縁部
7 下方端縁部
8 透明窓部
9 残部全体
10 プラスチック製帯状体
10Y 長尺印刷プラスチック帯
11 上端縁部
11Y 左外端縁部
12 下端縁部
12Y 右外端縁部
13 上縁
14 上縁
19 ファスナー
21 第1長尺クラフト紙
21A 左内端縁部
22 第2長尺クラフト紙
22A 右内端縁部
23 幅広中間長尺体
5 長手方向
10 所定ピッチ
S 密閉状物品収納空間
1 左右全幅
5 所定幅寸法
21 小幅寸法
22 小幅寸法
本発明は、窓付き包装袋に関する。
従来から、内部の商品等を開封せずに見るためののぞき窓を有する包装袋が色々と用いられている(例えば、特許文献1,特許文献2参照)。
登録実用新案第3122975号公報 登録実用新案第3189306号公報
特許文献1,特許文献2に記載の窓付き包装袋については、これを手作業等で少数枚ずつ作製する場合は、窓を打ち抜いた際に発生する「窓打ち抜き片」の処理に関して、ほとんど問題がない。
しかしながら、これを多量生産する場合には、以下のような問題が発生する。
即ち、図7は従来の窓51付きの包装袋52を示し、図8は、図7のVIII-VIII拡大断面図である。この図7と図8に示すように、矩形状クラフト紙の下端縁53が折返されて、表て面部54と裏面部55が形成され、次に、左右側端縁56,56は相互に溶着されて、上方開口状の袋が形成される。
上端縁57の近くには、開閉自在として、上方開口部58を閉鎖するためのプラスチック製ファスナー59が、付設されている。
そして、表て面部54には、円形打抜き穴部60が貫設され、内面側から透明プラスチック膜61が張設されている。即ち、円形の透明プラスチック膜61の外周端が、表て面部54の穴部60の周囲縁に、溶着一体化されている。62はその周囲縁に沿った溶着部を示す。
図7,図8に示した形状・構造の包装袋52の製造方法としては、(図9の右方図外に於て)ロール状に巻設された長尺帯状のクラフト紙原布63を、矢印F63のように間欠的に送りを与えつつ、ポンチ等の打抜具(図示省略)にて打抜いて、穴部60を所定ピッチにて形成する工程が必須である。
穴部60を形成するために打抜いたものを、「窓打ち抜き片65」と呼ぶこととすると、図9に示したように、多数枚の小面積の窓打ち抜き片65…が分離しつつ、飛散する。
真空集塵装置等にて、吸引除去しようとしても、全ての小面積の窓打ち抜き片65を除去することが難しく、一部が飛散して、原布63の一部に付着したり、折曲げ工程や溶着工程によって、図7,図8の直前状態まで出来上がった袋に、小面積の窓打ち抜き片65が付着するという問題があった。
これに伴って、製造されてくる窓付き包装袋52の不良率が高まったり、さらには、製造装置を一旦止めて、小面積の窓打ち抜き片65の除去作業を行う必要もあった。
そこで、本発明は、このような従来の問題点を解決して、小面積の窓打ち抜き片65の発生と付着等を防ぐことを目的とする。さらに、窓付き包装袋の製造能率を改善して、かつ、不良率の発生も低減することを別の目的とする。
そこで、本発明の窓付き包装袋は、クラフト紙から成る不透明な表て面部と裏面部とを有すると共に;表て面部には、上下中間位置に、左右全幅にわたっての帯状空間部が、形成され;内部のぞき見用の小面積の透明窓部を部分的に形成するように、大面積の残部全体を半透明乃至不透明に印刷したプラスチック製帯状体の上端縁部・下端縁部を、各々、上記帯状空間部を形成する上方端縁部・下方端縁部に、溶着して、上記帯状空間部を閉鎖状とした。
また、表て面部と裏面部は、下端縁にて折返されて連続すると共に;上記表て面部の上縁と、上記裏面部の上縁を、開閉自在として閉鎖するプラスチック製ファスナーが、付設され;上記表て面部と、上記裏面部、及び、上記帯状体の、左右各端縁は、溶着一体化され;上記プラスチック製ファスナーが閉鎖状態では、密閉状物品収納空間が、形成されるように構成した。
本発明に係る窓付き包装袋によれば、小面積の透明窓部を除いて大面積の残部全体を印刷したプラスチック製帯状体は、安価に作製できると共に、従来の包装袋の製造時に生じていた小面積の窓打ち抜き片の発生が全くなくなる。これに伴って、従来の小面積の窓打ち抜き片の存在による製造能率の低下を防ぎ、かつ、製品(窓付き包装袋)の不良の発生率を、著しく低減できる。
本発明の実施の一形態を示す正面図である。 一部破断して示した斜視図である。 印刷したプラスチック製帯状体の4つの実施例を示した平面図である。 第1クラフト紙と印刷プラスチック帯と第2クラフト紙とを一体化する方法と構造を説明した斜視図である。 本発明に係る包装袋についての製造方法と製造装置を示した斜視図である。 本発明に係る包装袋についての製造方法と製造装置を示した斜視図である。 従来例を示す正面図である。 図7のVIII-VIII断面図である。 従来の製造方法の一工程を説明する斜視図である。
以下、図示の実施の形態に基づき本発明を詳説する。
図1と図2に於て、表て面部1には、その上下中間位置に、左右全幅W1 にわたって帯状空間部5が形成されている。
そして、プラスチック製帯状体10を、表て面部1の上記帯状空間部5を閉鎖状として溶着する。
この帯状体10は、素材は透明な帯状プラスチックであって、図1,図2では、動物の顔をした透明窓部8を、小面積をもって左右中央に有し、大面積の残部全体9は半透明乃至不透明となるように、印刷する。
例えば、大面積の残部全体9は、図2では微小点々を散らした半透明の場合を示し、図1及び図3(A)では、タテ・ヨコ方向の縞模様のある半透明乃至不透明の印刷から成る。また、図3(B)では、多数の三角波模様を描いて半透明乃至不透明の印刷から成る。また、図3(C)(D)のように、残部全体9を無模様で、半透明又は不透明とする。しかも、図1~図3のいずれにあっても、色彩を付加することも好ましい。
また、小面積の透明窓部8は、図3(B)(C)のような多角形や、図3(D)のような楕円や円形とするも、自由に設定できる。
そして、帯状体10の材質は、例えば、ポリエチレンとPETとポリエチレンの3層積層構造のフィルム材とすると共に、それ以外の表て面部1及び裏面部2は、ポリエチレンコーティング又はポリエチレンラミネート(積層)を(袋内面側に)施したクラフト紙が望ましい。
図1,図2に示すように、内部のぞき見用の透明窓部8を一個(又は図示省略したが2~3個)有するプラスチック製帯状体10の上端縁部11・下端縁部12を、各々、帯状空間部5を形成する上方端縁部6・下方端縁部7に、熱溶着して、帯状空間部5を閉鎖状とする。
さらに追加説明すると、図1,図2に於て、表て面部1と裏面部2は、下端縁3にて折返されて連続する(プラスチックコーティング)クラフト紙から成る。但し、帯状体10は別材質(溶着可能なプラスチック)である。
また、(図1,図2に示すように)表て面部1の上縁13と、裏面部2の上縁14を、開閉自在として閉鎖するプラスチック製ファスナー19が付設されている。
さらに、表て面部1と、裏面部2、及び、帯状体10の、左右各端縁は、熱溶着にて一体化され、左右側縁溶着部20,20が形成されている。
即ち、下端縁3及び左右側縁が完全封鎖されて、上縁13,14のみが開閉自在な構造となっている。
このようにして、上記プラスチック製ファスナー19が閉鎖状態では、内部に密閉状物品収納空間Sが、形成できる。なお、この収納空間Sに各種物品(商品)を収納した後に、図1,図2のファスナー19よりも上方近傍を、熱溶着することも自由である(図示省略)。
次に、上述した窓付き包装袋30の製造方法を、説明する。
図4に示すように、幅狭の第1長尺クラフト紙21と、幅広の第2長尺クラフト紙22とを、相互に所定幅寸法W5 の帯状空間部5を、維持しつつ、長手方向N5 に送りを与える。
10Yは、所定ピッチP10をもって、透明窓部8が配設され、残部全体9を半透明乃至不透明に、予め、印刷して成る長尺印刷プラスチック帯である(図4参照、及び、既述した図3を参照)。
このような長尺印刷プラスチック帯10Yも、長手方向N5 に(クラフト紙21,22と)同じ送り速度をもって、送りを与える。
このように長手方向N5 に、同じ速度をもって送りを与えつつ、長尺印刷プラスチック帯10Yの左右外端縁部11Y,12Yを、上記第1・第2長尺クラフト紙21,22の(帯状空間部5を形成する)左右内端縁部21A,22Aに対して、小幅寸法W21,W22だけ重ね合わせた状態で、加熱加圧を行うことによって、相互に熱溶着させる。
このようにして、第1長尺クラフト紙21と長尺印刷プラスチック帯10Yと第2長尺クラフト紙22が一体化された幅広中間長尺体23を、作製する。引続いて長手方向N5 に送りを与えつつ、幅広中間長尺体23を、長手方向に沿って折曲げる折曲げ工程を行う(図4における一点鎖線L1 参照)。
その後、引続いて熱溶着工程を行う。つまり、図4における二点鎖線L2 に沿って溶着する。
次に、図4の二点鎖線L2 に沿って、(溶着帯の幅中心に沿って、)幅方向の切断分離工程を行えば、図1,図2に示す窓付き包装袋30が、作製できる。
なお、長手方向N5 への送りを与えつつ、一点鎖線L1 に沿って折曲げ工程を行い、引続いて二点鎖線L2 に沿って溶着し、さらに、二点鎖線L2 に沿って、幅方向の切断分離工程は、従来例として示した図7,図8,図9の窓付き包装袋52の製造工程と、同様の従来から公知の技術を利用すれば良い。
次に、図5と図6は、図1に例示の窓付き包装袋30を製造するための製造装置及び製造方法を、具体的に例示した図である。
図5と図6に於て、26は、クラフト紙原布29が送り出されるクラフト紙送り出しロールである。
複数の送り棒(ローラ)27を介して、チャックテープ(ファスナー)ローラ28までクラフト紙原布29が送られる。図2のファスナー19を形成するために、このチャックテープローラ28において、長尺チャックテープ(ファスナー雄体・ファスナー雌体)31,31をクラフト紙原布29の左右側端に沿って熱溶着してゆく。
次に、複数の送り棒(ローラ)27を介して、チャックテープ31,31付のクラフト紙は、送られてゆくが、2枚のスリットカッター33,33によって、(図4に示した)所定幅寸法W5 の帯状空間部5を形成する。34は捨て材であり、上記所定幅寸法W5 をもってクラフト紙が細帯状捨て材34として除去されてゆく。
ところで、35は、長尺印刷プラスチック帯10Yを送り出す長尺印刷プラスチック帯送り出しロールである。
前記スリットカッター33,33の下流近傍領域Xに配設した回転ローラ36に於て、下方へ(分岐して)送られてゆく帯状の捨て材34に代って、長尺印刷プラスチック帯10Yが、クラフト紙に重ね合わされる。
図4に示した帯状空間部5は、(図5,図6の製造方法によれば、)帯状の捨て材34によって、高精度な幅寸法W5 を維持できる。故に、図4に示した小幅寸法W21,W22を高精度に保ちつつ、第1長尺クラフト紙21と第2長尺クラフト紙22の左右内端縁部21A,22Aに対して、長尺印刷プラスチック帯10Yの左右各外端縁部11Y,12Yを重ね合わせることが、可能となる。
図5と図6に於て、38は円弧状凹部を有する熱溶着用加熱押圧具であり、熱溶着用ローラ37に対して、押付けられて、(上述した)第1クラフト紙21と第2クラフト紙22の左右内端縁部21A,22Aに対し、長尺印刷プラスチック帯10Yの外端縁部11Y,12Yを、熱溶着してゆくことができる(図4参照)。
要約すれば、図4に於て、幅狭の第1長尺クラフト紙21と、幅広の第2長尺クラフト紙22とを、別々の送り出しロールから供給するのではなく、単数個(共通)の送り出しロール26からクラフト紙原布29を送り出した後に、スリットカッター33にて、極めて高精度間隔寸法(図5のW5 参照)に分離して、直ちに加熱押圧具38,38にて、熱溶着を行い、図5の溶着小幅寸法W21,W22を高精度として、破断しない十分な溶着強度をもって、図1と図2に例示したような窓付き包装袋30を作製できる。
次に、図5と図6に示す下流領域39に於て、図4で説明した一点鎖線L1 に沿って、長手方向の折曲げ工程が、連続して行われる。
その後の工程は、(図4において説明済みであるので)図5,図6では省略する。
以上説明した包装袋製造方法は、幅狭の第1長尺クラフト紙21と、幅広の第2長尺クラフト紙22とを、相互に所定幅寸法W5 の帯状空間部5を維持しつつ、長手方向N5 に送りを与え;所定ピッチP10をもって、透明窓部8が配設されて、残部全体9を半透明乃至不透明に予め印刷して成る長尺印刷プラスチック帯10Yにも、長手方向N5 に送りを与え;該長尺印刷プラスチック帯10Yの左右外端縁部11Y,12Yを、上記第1・第2長尺クラフト紙21,22の上記帯状空間部5を形成する左右内端縁部21A,22Aに、小幅寸法W21,W22だけ重ね合わせた状態で、加熱加圧を行うことによって、相互に熱溶着して;上記第1長尺クラフト紙21と上記長尺印刷プラスチック帯10Yと第2長尺クラフト紙22の一体化された幅広中間長尺体23を、作製し;引続いて長手方向N5 に送りを与えつつ、上記幅広中間長尺体23を長手方向に沿っての折曲げ工程と、熱溶着工程と、幅方向の切断分離工程を、順次経ることで窓付き包装袋を、連続的に順次製造する方法であるので、従来のような打抜き工程を省略することができ、窓打ち抜き片65の発生を防止して、不良品発生の問題もなく、安価かつ能率的に製造できる。さらに、従来の打抜きのための打抜金型も不要となり、一層能率的な窓付き包装袋の製造が可能となる。
本発明は、以上詳述したように、クラフト紙から成る不透明な表て面部1と裏面部2とを有すると共に;表て面部1には、上下中間位置に、左右全幅W1 にわたっての帯状空間部5が、形成され;内部のぞき見用の小面積の透明窓部8を部分的に形成するように、大面積の残部全体9を半透明乃至不透明に印刷したプラスチック製帯状体10の上端縁部11・下端縁部12を、各々、上記帯状空間部5を形成する上方端縁部6・下方端縁部7に、溶着して、上記帯状空間部5を閉鎖状とした構成であるので、小面積の透明窓部8から内部に収容した商品(物品)を確認できると共に、製造工程において、小面積の窓打ち抜き片65(図9参照)が全く発生せず、この小面積の窓打ち抜き片65が最終製品に混入したり、付着するような不良発生の虞れが無い。さらに、印刷したプラスチック製帯状体10は、意匠上、優れたデザインを施すことができると共に、小面積の窓部8については、円形以外の複雑なデザインとすることも可能であり、かつ、袋破損の虞れも減少できる。
また、表て面部1と裏面部2は、下端縁3にて折返されて連続すると共に;上記表て面部1の上縁13と、上記裏面部2の上縁14を、開閉自在として閉鎖するプラスチック製ファスナー19が、付設され;上記表て面部1と、上記裏面部2、及び、上記帯状体10の、左右各端縁は、溶着一体化され;上記プラスチック製ファスナー19が閉鎖状態では、密閉状物品収納空間Sが、形成されるように構成したので、内部に収容した商品(物品)は、不透明なクラフト紙、及び、プラスチック製帯状体10の半透明乃至不透明な印刷部にて、外からは見えず、小面積の透明窓部8のみからのぞき見することができ、従来の図7,図8と同様の機能を発揮しつつ、製造が容易であって、最終製品に小面積の窓打ち抜き片65(図9参照)が混入したり付着する問題が防止できる。さらに、このような窓付き包装袋は、安価に多量生産することも容易である。
1 表て面部
2 裏面部
3 下端縁
5 帯状空間部
6 上方端縁部
7 下方端縁部
8 透明窓部
9 残部全体
10 プラスチック製帯状体
10Y 長尺印刷プラスチック帯
11 上端縁部
11Y 左外端縁部
12 下端縁部
12Y 右外端縁部
13 上縁
14 上縁
19 ファスナー
21 第1長尺クラフト紙
21A 左内端縁部
22 第2長尺クラフト紙
22A 右内端縁部
23 幅広中間長尺体
5 長手方向
10 所定ピッチ
S 密閉状物品収納空間
1 左右全幅
5 所定幅寸法
21 小幅寸法
22 小幅寸法

Claims (3)

  1. 表て面部(1)には、上下中間位置に、左右全幅(W1 )にわたっての帯状空間部(5)が、形成され、
    内部のぞき見用の透明窓部(8)を部分的に形成するように、残部全体(9)を半透明乃至不透明に印刷したプラスチック製帯状体(10)の上端縁部(11)・下端縁部(12)を、各々、上記帯状空間部(5)を形成する上方端縁部(6)・下方端縁部(7)に、溶着して、上記帯状空間部(5)を閉鎖状としたことを、
    特徴とする窓付き包装袋。
  2. 表て面部(1)と裏面部(2)は、下端縁(3)にて折返されて連続すると共に、上記帯状体(10)以外はクラフト紙から成り、
    上記表て面部(1)の上縁(13)と、上記裏面部(2)の上縁(14)を、開閉自在として閉鎖するプラスチック製ファスナー(19)が、付設され、
    上記表て面部(1)と、上記裏面部(2)、及び、上記帯状体(10)の、左右各端縁は、溶着一体化され、
    上記プラスチック製ファスナー(19)が閉鎖状態では、密閉状物品収納空間(S)が、形成されるように構成した請求項1記載の窓付き包装袋。
  3. 幅狭の第1長尺クラフト紙(21)と、幅広の第2長尺クラフト紙(22)とを、相互に所定幅寸法(W5 )の帯状空間部(5)を維持しつつ、長手方向(N5 )に送りを与え、
    所定ピッチ(P10)をもって、透明窓部(8)が配設されて、残部全体(9)を半透明乃至不透明に予め印刷して成る長尺印刷プラスチック帯(10Y)にも、長手方向(N5 )に送りを与え、
    該長尺印刷プラスチック帯(10Y)の左右外端縁部(11Y)(12Y)を、上記第1・第2長尺クラフト紙(21)(22)の上記帯状空間部(5)を形成する左右内端縁部(21A)(22A)に、小幅寸法(W21)(W22)だけ重ね合わせた状態で、加熱加圧を行うことによって、相互に熱溶着して、
    上記第1長尺クラフト紙(21)と上記長尺印刷プラスチック帯(10Y)と第2長尺クラフト紙(22)の一体化された幅広中間長尺体(23)を、作製し、
    引続いて長手方向(N5 )に送りを与えつつ、上記幅広中間長尺体(23)を長手方向に沿っての折曲げ工程と、熱溶着工程と、幅方向の切断分離工程を、順次経ることで窓付き包装袋を、連続的に順次製造することを、
    特徴とする包装袋製造方法。
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