JP2010083073A - 包装用袋の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】合成樹脂製シート等からなる包装用袋であって、封筒等の郵送用、ダイレクトメール等の輸送用、或いは手提げ用袋等として使用され、使用後はファイル等、被包装物の整理、保管等用として再利用することのできるような包装用袋の製造方法に関し、一次使用時には封筒や手提げ袋等として使用され、二次使用時にはファイル等として使用される包装用袋の製造に際し、製造工程を合理化することができ、製造コストを低減することができる包装用袋の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】長尺状の合成樹脂製シートを移送する工程と、製造後の包装用袋の底縁となるべき位置を対称軸として対称となる長尺状の合成樹脂製シートの位置にミシン目を形成する工程と、前記底縁となるべき位置に沿って合成樹脂製シートを半折する工程と、前記半折された合成樹脂製シートの、製造後の包装用袋の側縁となるべき位置をシールした後、切断し、又は該側縁となるべき位置を溶断シールする工程とを含むことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は包装用袋、さらに詳しくは、合成樹脂製シート等からなる包装用袋であって、封筒等の郵送用、ダイレクトメール等の輸送用、或いは展示会等において配布されたカタログ等が収納されて、そのまま持ち帰ることができる手提げ用袋等として使用され、使用後はファイル等、被包装物の整理、保管等用として再利用することのできるような包装用袋の製造方法に関する。
合成樹脂等の樹脂フィルムからなる包装用袋は、従来から種々の用途に用いられており、たとえば紙封筒に代えて郵送用として樹脂製の封筒が使用されつつある。このような樹脂製の封筒は、フィルムに着色や印刷を施すことができ、またコストも紙封筒に比べて安価になることから、需要が増大しつつある。また、フィルムが透明であることにより封入物を透視させることができる等の紙製の袋にはない特性があるので、近年では特にダイレクトメール用等の輸送用袋も普及しつつある。
さらに、展示会等においては複数のカタログ等が配布され、それらを持参して持ち帰る便宜のために、樹脂製フィルムからなる袋が利用されることもある。このような袋も製作コストが安価であるので、展示会等の主催者が、カタログ等とともに持ち帰り用として無償で提供したとしても、それに要するコストの面で特に問題となるようなこともなく、むしろ無償でカタログ等を提供した後の販売促進効果によってもたらされる利益の方が大きいものと認識されている。従って、このような樹脂製フィルムからなる包装用袋の利用頻度も大きいものである。
しかしながら、上記のような樹脂製の封筒やダイレクトメール用等の樹脂製輸送用袋は、郵送用若しくは輸送用として使用された後は、再利用されることはなく、そのまま廃棄されていた。また手提げ袋は、繰り返して使用できるような形態に形成されているものではあるが、上記のような展示会等でカタログ等とともに配布されるような持ち帰り用の袋は、本来使い捨てを前提として、特に手提げ部分の強度等を考慮することなく、全体を樹脂フィルムで構成する等、コストが安価になるよう製作されているものであるため、実際には再利用されていない。
尚、ポリエチレンテレフタレート等の一部の合成樹脂については、溶融して再生し、別種の製品に成形して再利用するような技術も開発されている。しかし、このような再生する技術を実施すること自体にコストがかかり、汎用性の合成樹脂であるポリエチレンやポリプロピレンについては、溶融、再生等の技術は実施されておらず、燃焼等によって廃棄処理されていたのが現状である。このように合成樹脂製品を燃焼して廃棄処理することは、紙の場合と相違し、燃焼による排気ガスが環境にもたらす影響が懸念される。
そこで、このような点に鑑み、封筒等の郵送用、ダイレクトメール等の輸送用等の一次使用後に、包装用袋の一部を切り取って、ファイル等、被包装物の整理、保管等用として二次使用しうるような包装用袋も開発されており、そのような一次、二次使用しうる包装用袋として、たとえば下記特許文献1のような出願がなされている。
この特許文献1に係る出願は、当該特許文献1の明細書の段落〔0006〕にも記載されているように、「書類の郵送等に使用された封筒を効果的に再利用することができ、廃棄物の減量化を図ることができ、しかも、ダイレクトメール等の開封率を向上させることができ、ダイレクトメールによる宣伝広告効果を高くすることができる封筒を提供することを課題とするものである。
そして、実用新案登録請求の範囲にも記載されているように、表裏一対のシートを有し、該表裏一対のシートにおいて、その左側端縁同士を連結する左側端部と、その下端縁同士を連結する下端部と、その上端縁間に開口部とを有する封筒であって、前記開口部の内方に上下分離縁が形成されており、該上下分離縁を前記下端部との間において、該上下分離縁と前記下端部との間において、該上下分離縁と前記下端部を結ぶように他方分離縁が形成されていることを特徴とするものである。
この特許文献1に記載されたような封筒は、枚葉の合成樹脂製シートを用い、その合成樹脂製シートに印刷等を行った後に、裁断機で不要な部分を除去するためのカットやミシン目を形成し、そのカットやミシン目に沿って不要な部分を除去した後に上記シートを半折し、半折したシートの他の2辺をシールする等の工程を経て製造されているもので、枚葉の合成樹脂製シートを用いるために、製造工程の合理化を図ることができず、その分、製造される包装用袋の製造コストの高くなっていた。
上記のような包装用袋は、二次使用時にファイルとして使用されるものであるので、合成樹脂製シートにある程度の厚みが要求され、結果として上記のような枚葉の合成樹脂製シートを用いて製造せざるを得ず、多数の包装用袋を連続的に製造するようなことはできず、製造工程の合理化を図ることができないばかりか、製造コストも高くつくこととなっていたのである。
実用新案登録第3104782号公報
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、上記のように一次使用時には封筒や手提げ袋等として使用され、二次使用時にはファイル等として使用される包装用袋の製造に際し、製造工程を合理化することができ、製造コストを低減することができる包装用袋の製造方法を提供することを課題とする。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、長尺状の合成樹脂製シートを移送する工程と、製造後の包装用袋の底縁となるべき位置を対称軸として対称となる長尺状の合成樹脂製シートの位置にミシン目を形成する工程と、前記底縁となるべき位置に沿って合成樹脂製シートを半折する工程と、前記半折された合成樹脂製シートの、製造後の包装用袋の側縁となるべき位置をシールした後、切断し、又は該側縁となるべき位置を溶断シールする工程とを含むことを特徴とする包装用袋の製造方法を提供するものである。
本発明の包装用袋の製造方法には、製造後の包装用袋の底縁となるべき位置を対称軸として、対称となる長尺状の合成樹脂製シートの位置に、把持用孔を形成する工程をさらに含むことができる。
本発明において、長尺状の合成樹脂製シートとしては、80〜200μmの厚さに形成されているものが主として用いられる。また合成樹脂製シートの材質としては、たとえば延伸ポリプロピレンフィルムと、無延伸ポリプロピレンフィルムとの2層のフィルムのラミネートによって構成されたようなものが用いられる。
その場合には、延伸ポリプロピレンフィルムが外面側に位置し、無延伸ポリプロピレンフィルムが内面側に位置するように、長尺状の合成樹脂製シートを半折するのが望ましい。さらに、この場合には、ミシン目を形成する工程を、無延伸ポリプロピレンフィルム側から入刃することによってなすことが望ましい。
さらに、ミシン目を形成する工程は、たとえばトムソン刃3のようなものによってなされる。また、合成樹脂製シートを半折する工程の前に、製造後の包装用袋の底縁となるべき位置に、切れ目を形成する工程をさらに含むことも可能である。
本発明は、上述のように、製造後の包装用袋の底縁となるべき位置を対称軸として対称となる長尺状の合成樹脂製シートの位置にミシン目を形成する工程と、該底縁となるべき位置に沿って合成樹脂製シートを半折する工程と、前記半折された合成樹脂製シートの、製造後の包装用袋の側縁となるべき位置をシールした後、切断し、又は該側縁となるべき位置を溶断シールする工程とを含むので、一次使用後の包装用袋をミシン目を介して分断することでファイル等の二次使用に供することのできるような包装用袋を、長尺状の合成樹脂製シートを用いた上記のような製造工程によって連続的に製造することができ、上記従来の特許文献1のように枚葉の合成樹脂製シートを用いる製造方法に比べて、製造工程の合理化を図ることができ、包装用袋の製造コストも低減することができるという効果がある。
しかも、ミシン目を形成する工程においては、製造後の包装用袋の底縁となるべき位置を対称軸として対称となる位置にミシン目が形成されるので、製造後の包装用袋の表裏両片においてミシン目の位置がずれるおそれもなく、一次使用後、二次使用時に、ミシン目の位置で分断する際に、好適に分断することができる。
さらに、合成樹脂製シートとして、延伸ポリプロピレンフィルムと、無延伸ポリプロピレンフィルムとの2層のフィルムのラミネートによって構成したようなものを用いる場合には、延伸ポリプロピレンフィルムを外面側に位置させ、無延伸ポリプロピレンフィルムを内面側に位置するように、長尺状の合成樹脂製シートを半折することにより、その後の側縁のシール強度を維持することができるという効果がある。
さらに、この場合において、ミシン目を形成する工程を、無延伸ポリプロピレンフィルム側から入刃してなすことにより、ミシン目等の位置で、合成樹脂製シートが不用意に切断されるのを防止できるという効果がある。
また、合成樹脂製シートを半折する工程の前に、製造後の包装用袋の底縁となるべき位置に切れ目を形成する工程をさらに含むことで、合成樹脂製シートの半折作業を容易に行うことができるという効果がある。
以下、本発明の実施形態について図面に従って説明する。
(実施形態1)
本実施形態は、包装用袋の製造方法の一実施形態であり、図1は、その製造方法に用いる装置の概略側面図である。この包装用袋の製造装置は、同図に示すように、合成樹脂製の長尺状シート1を巻装するロール2と、トムソン刃3を具備する打抜装置4と、長尺状シート1を2つ折りするための半折装置5と、2つ折りされた長尺状シート1の両側部を所定幅にシールするためのシール装置6と、シールされた両側部を切断するための切断装置7と、両側部が切断されて製造された包装用袋を集積するための集積装置8とを具備して構成されている。このような装置により、本実施形態の包装用袋を製造する方法について説明する。
先ず、図2に示すような長尺状の合成樹脂製シート1を準備し、図1に示す装置のロール2に巻装する。この長尺状の合成樹脂製シート1は、図3に示すように、2層のフィルムがラミネートされて構成されている。このフィルムの材質は特に限定されるものではないが、たとえば延伸ポリプロピレンフィルム9と、無延伸ポリプロピレンフィルム10との2層のフィルムで構成することができる。延伸ポリプロピレンフィルム9と、無延伸ポリプロピレンフィルム10とは、それぞれがたとえば約50μmの厚さに形成されており、全体が約100μmの厚さとなるように形成されている。
そして、ロール2に巻装された長尺状の合成樹脂製シート1を引き出し、打抜装置4側へ移送する。このような長尺状の合成樹脂製シート1において、図4の2点鎖線に示すように、短手方向の所定間隔毎に隔てた位置が、製造後の包装用袋の側縁となるべき位置11aであり、長尺状の合成樹脂製シート1の長手方向の中央が、製造後の包装用袋の底縁となるべき位置11bである。底縁となるべき位置11bには、後述する半折工程における半折作業が容易となるように、予めカッター等によって切れ目を形成しておくことも可能である。特に、合成樹脂製シート1にある程度の厚みがある場合には、このような切れ目を形成しておくことが望ましい。
打抜装置4においては、図5に示すように、長尺状の合成樹脂製シート1の両側に長円状の把持用孔12を形成する。この把持用孔12は、打抜装置4のトムソン刃3で、長尺状の合成樹脂製シート1を打ち抜くことによって形成される。また把持用孔12は、底縁となるべき位置11bを対称軸として対称となる位置に形成される。
さらに、打抜装置4においては、図6に示すように、長尺状の合成樹脂製シート1の所定間隔毎にミシン目13を形成する。このミシン目13も、底縁となるべき位置11bを対称軸として対称となる位置に形成される。これら把持用孔12の形成、並びにミシン目13の形成は、別々に行ってもよく、また同時に行ってもよい。
打抜装置4としては、本実施形態では図7に示すようなものを用いている。この打抜装置4の打抜装置本体14の上部に、作業台15が設けられている。また、打抜装置本体14の前面側の略中央には、ハンドル16が設けられている。このハンドル16は、合成樹脂製シート1に対してトムソン刃3が入る深度を調整するためのものである。
トムソン刃3は、本実施形態では、図8に示すように、長尺状の合成樹脂製シート1の下側から入る。従って、合成樹脂製シート1を構成する2層のフィルムのうち、無延伸ポリプロピレンフィルム10側からトムソン刃3が入ることになる。このように無延伸ポリプロピレンフィルム10側からトムソン刃3を入れることとしたのは、延伸ポリプロピレンフィルム9側からトムソン刃3を入れると、合成樹脂製シート1が裂け易くなり、トムソン刃3によって形成されるミシン目13の位置で不用意に切断されるおそれがあるからである。
次に、上記のように打抜装置4のトムソン刃3によって、把持用孔12を形成し、ミシン目13を形成した後、半折装置5によって図9に示すように底縁となるべき位置11bに沿って長尺状の合成樹脂製シート1を長手方向に半折する。この場合において、底縁となるべき位置11bには、上記のようにカッター等で切れ目が形成されているため、合成樹脂製シート1にある程度の厚みがあるにもかかわらず、合成樹脂製シート1の長手方向への半折作業を容易に行うことができる。
次に、上記のように半折装置5で長尺状の合成樹脂製シート1を長手方向に半折した後、シール装置6によって、図10に示すように、合成樹脂製シート1の短手方向の所定間隔毎にシール部17aを形成するとともに、長手方向の一側縁側にシール部17bを形成する。
その後、切断装置7によって、図11に示すように、短手方向のシール部17aの中間部分を切断することによって、図12に示すような包装用袋18が製造されることとなる。製造された包装用袋18は、集積装置8に集積されることとなる。
このようにして製造された包装用袋18は、袋本体19の全体が透明な合成樹脂製シートからなり、図12に示すように、袋本体19の一片19aと他片19bとの両側縁及び底縁が所定幅にシールされてシール部17a、17a、17bが形成され、袋本体19の上部には開口部20が形成され、該開口部2より少し下側には把持用孔12が形成され、さらに袋本体1の表裏両片19a、19bには、略L字状の軌道を描くようにミシン目13が形成された構成からなるものである。
袋本体19を構成する合成樹脂製シートとしては、たとえば上記のように延伸ポリプロピレンフィルム9と無延伸ポリプロピレンフィルム10とをラミネートしたようなものが用いられる。そして、無延伸ポリプロピレンフィルム10が袋本体1の内面側に位置するように構成されている。これは、延伸ポリプロピレンフィルム9を袋本体1の内面側に位置させるよりも、無延伸ポリプロピレンフィルム10を内面側に位置させる方が、両側縁及び底縁のシール部17a、17a、17bのシール性が良好となるからである。
そして、このような構成からなる包装用袋18は、図15に示すように開口部20から袋本体1の収納部27内に被収納物21を収納し、把持用孔12に手を挿入する等によって、手提げ袋等として使用される。その一例としては、たとえば展示会等で配布されたカタログやパンフレット等の被収納物を収納して持ち帰るための手提げ袋等である。
このような手提げ袋としての一次使用後に、図16に示すようにミシン目13を介して切除片22を袋本体1から分断する。このようにミシン目13を介して切除片22を分断することで、同図のように上部と側部とに開口部24、25を有するファイル23が形成されることとなる。
そして、上記手提げ袋としての一次使用後の被収納物21とは別の被収納物26を、図17に示すようにファイル23内に収納することで、書類等の被収納物の整理、保管用としての使用が可能となる。
このように、本実施形態では、手提げ袋としての一次使用後にファイルとして二次使用することが可能な包装用袋を提供することが可能となり、ファイルとして再利用することができることから、一次使用後に直ちに廃棄されるような可能性が少なくなり、ひいては環境保護にも寄与することとなる。
そして、このように再利用可能な包装用袋を、上記従来の再利用可能な包装用袋のように
枚葉ごとの合成樹脂製シートを用い、裁断機で不要な部分を除去し、その不要な部分が除去されたシートを半折し、側縁をシールする等の工程を経て製造する製造方法に比べると、上記のような長尺状の合成樹脂製シート1の移送工程、把持用孔12の形成、並びにミシン目13の形成工程、合成樹脂製シート1の半折工程、シール部17a、17bを形成する工程、所定間隔毎にシール部17aを切断する工程を経ることによって、特殊な形態であるにもかかわらず、多数の包装用袋を連続的、自動的に製造することができる。
(実施形態2)
本実施形態の包装用袋18は、図25に示すように、袋本体19の他片19b側が開口部20から延長されて封緘片28が形成された構成からなるもので、一次使用時に封筒として使用されるものである。この点で、把持用孔12が形成されて手提げ袋として使用される実施形態1乃至3の場合と相違する。
袋本体1の全体が透明な合成樹脂製シートからなる点、図25に示すように、袋本体19の一片19aと他片19bとの両側縁及び底縁が所定幅にシールされてシール部17a、17a、17bが形成されている点、袋本体1の表裏両片19a、19bに、略L字状の軌道を描くようにミシン目13が形成されている点は、実施形態1と共通する。
本実施形態の包装用袋18も、上記実施形態1と同様に、長尺状の合成樹脂製シート1の移送工程、ミシン目13の形成工程、合成樹脂製シート1の半折工程、シール部17aを形成する工程、所定間隔毎にシール部17aを切断する工程を経ることによって製造される。
ただし、本実施形態においては、封緘片28を有する包装用袋を製造するので、底縁となるべき位置11bは、図18に示すように、長尺状の合成樹脂製シート1の中央よりもいずれか一方に偏芯した位置に設定されている。
このように、中央よりもいずれか一方に偏芯した位置に底縁となるべき位置11bが設定されていても、半折工程の後には、半折された長尺状の合成樹脂製シート1の重ね合わされた部分においてミシン目13が位置ずれすることがないように、ミシン目13は、図19に示すように底縁となるべき位置11bを対称軸として対称となる合成樹脂製シート1上の位置に形成されることとなる。
また、底縁となるべき位置11bが、長尺状の合成樹脂製シート1の中央よりもいずれか一方に偏芯した位置に設定されているので、半折工程後には、図20に示すように、重ね合わされた長尺状の合成樹脂製シート1の一片が他片より延長されて延長片38が形成されることとなる。
このような半折工程後、図21に示すように、合成樹脂製シート1の短手方向の所定間隔毎にシール部17aを形成するとともに、長手方向の一側縁側にシール部17bを形成した後、その短手方向のシール部17aの側方における延長片38の部分を、図22に示すように略V字状に切断して溝部39を形成する。
その後、図23に示すように、短手方向のシール部17aの中間部分を切断することによって、図25に示すような包装用袋18が製造されることとなる。
尚、製造後の包装用袋18の封緘片28の折り曲げを容易にするために、図24に示すように折曲線部40を形成しておくことも可能である。特に、厚みのある合成樹脂製シートを用いる場合に、このような折曲線部40を形成しておくことは有効である。
本実施形態では、封筒としての一次使用後に、図26に示すように、ミシン目13を介して切除片22を袋本体1から分断する。このようにミシン目13を介して切除片22を分断することで、実施形態1と同様に、上部と側部とに開口部24、25を有するファイル23が形成され、封筒としての一次使用後に、ファイル23として二次使用に供することができる。
(実施形態3)
本実施形態の包装用袋18は、図32及び図33に示すように、袋本体19を構成するフィルムからなる両片が区画シール部29を介して上部に延長され、その上部に延長されたフィルムが頂部31で折り返され、前記区画シール部29の上部がヘッダー部30として形成されている。そして、このヘッダー部30に、把持用孔12、12が穿設されている。本実施形態では、このように袋本体19から延長されたフィルムでヘッダー部30が形成されているのであるが、この延長されたフィルム内に、該フィルムより厚手の合成紙のような補強片を挿入することも可能である。
また、同図に示すように、袋本体19の下部には開口部20が形成され、該開口部20から、袋本体19を構成するフィルムからなる他片19bが一片19aより下部に延長され、その延長された部分が封緘片28として形成されている。また、封緘片28の内面側には、図33に示すように、接着剤32を介して離型材33が設けられている。尚、このような接着剤32及び離型材33は、かかる封緘片28と対面する袋本体19の一片19a側に設けることも可能である。
さらに、袋本体1の一片19a及び他片19bには、略L字状の軌道を描くようにミシン目13が形成されている。この点では上記実施形態1等と共通する。さらに、区画シール部29のわずか上側にも、前記略L字状のミシン目13とは別にミシン目13aが形成されている。このようなミシン目13aが形成されている点では、上記実施形態1等とは相違している。
また、本実施形態では、上記実施形態1、2のように、袋本体19の一片19aと他片19bとの両側縁及び底縁が所定幅にシールされてシール部17a、17a、17bが形成されておらず、この点で実施形態1、2と相違している。
本実施形態の包装用袋も封緘片28を有するので、その製造工程においては、実施形態2と同様に、包装用袋の底縁となるべき位置11bは長尺状の合成樹脂製シート1の中央よりもいずれか一方に偏芯した位置に設定されている。また図27に示すように略L字状のミシン目13が形成され、その工程において上記実施形態1、2と共通している。このミシン目13が、底縁となるべき位置11bを対称軸として対称となる位置に形成されている点も、上記実施形態1、2と同様である。
さらに本実施形態では、把持用孔12、12が、図27に示すように、上記底縁となるべき位置11bを対称軸として対称となる位置であって、該底縁となるべき位置11bの近傍に形成される。この点で、長尺状の合成樹脂製シート1の両側に把持用孔12が形成されていた実施形態1の場合と相違している。
上記のような把持用孔12やミシン目13の形成の後、図28に示すように長尺状の合成樹脂製シート1を半折する。本実施形態においても、上記実施形態2と同様に、底縁となるべき位置11bが、長尺状の合成樹脂製シート1の中央よりもいずれか一方に偏芯した位置に設定されているので、半折工程後には、図28に示すように、重ね合わされた長尺状の合成樹脂製シート1の一片が他片より延長されて延長片38が形成されることとなる。
次に、合成樹脂製シート1を半折した後、図29に示すように把持用孔12の近傍を溶着シールして区画シール部29を長手方向に連続して形成し、該区画シール部29よりもわずかに把持用孔12側に、ミシン目13aを形成する。このミシン目13aは、上記略L字状のミシン目13のようにトムソン刃で形成されるのではなく、ローラー状の刃で形成される。従って、このミシン目13aは、長手方向に連続して形成されることとなる。
次に、図30に示すように、延長片38上に、接着剤32を介して離型材33を設ける。その後、図31に示すように、側縁となるべき位置11aに沿って熱や超音波等によって半折された合成樹脂製シートを溶断シールする。本実施形態においては、上記実施形態1、2のように、短手方向と長手方向のシール部17a、17bを形成する工程はなく、従って、所定間隔毎にシール部17aを切断する工程も存在しない。すなわち、側縁となるべき位置11aに沿って溶断シールすることにより、溶着と切断が同時になされるのである。
以上のような工程を経て、図32及び図33に示すような包装用袋18が製造されることとなる。本実施形態では、一次使用時には、上記実施形態1等と同様に、被収納物の持ち帰り用の袋と同様に使用することもできるが、ヘッダー部30が設けられているので、商品を袋本体1内に収納し、店頭等で吊下展示されるような包装用袋として使用することもできる。その場合、把持用孔12は吊杆等を挿入するための孔としても用いられ、商品を購入した消費者等は、把持用孔12に手を挿入することによって持ち帰り用の袋と同様に使用することができる。
一次使用後には、図34に示すように、ミシン目13及びミシン目13aを介して2つの切除片22a、22bを袋本体1から分断することで、上記実施形態1、2と同様に、上部と側部とに開口部24、25を有するファイル23として二次使用に供することができる。
(実施形態4)
本実施形態では、図35に示すように、開口部20の下部に延長された封緘片のようなものが形成されておらず、この点で、封緘片28が形成されていた上記実施形態3の場合と相違する。封緘片が存在しないので、本実施形態では、図35に示すように、袋本体19の他片19bに接着剤32及び離型材33が設けられ、その接着剤32と離型材33は袋本体19内に位置している。
袋本体19を構成するフィルムからなる両片が区画シール部29を介して上部に延長され、該区画シール部29の上部がヘッダー部30として形成されている点、そのヘッダー部30に把持用孔12、12が穿設されている点等は上記実施形態3と共通する。
(実施形態5)
本実施形態では、図36乃至38に示すように、袋本体19の上部に開口部20が形成され、該開口部20から、袋本体19を構成するフィルムからなる一片19aが他片19bより上部に延長され、その開口部20の上部に延長された一片19aを構成するフィルムが頂部31で折り返されるとともに、折り返されたフィルムと前記上部に延長されたフィルムとが熱溶着されて区画シール部29が形成され、該区画シール部29の上部がヘッダー部30として形成されている。
本実施形態では、このように延長されたフィルムと折り返されたフィルムとでヘッダー部30が形成されているのであるが、この延長されたフィルムと折り返されたフィルムとの間に、該フィルムより厚手の合成紙のような補強片を挿入することも可能である。
このヘッダー部30に、把持用孔12、12が穿設されている。また前記頂部31で折り返されたフィルムは、前記区画シール部29から下部に延長され、その延長された部分が封緘片28として形成されている。
また、封緘片28の内面側には、図38に示すように、接着剤32を介して離型材33が設けられている。尚、このような接着剤32及び離型材33は、かかる封緘片28と対面する袋本体19の他片19b側に設けることも可能である。
さらに、袋本体1の一片19a及び他片19bには、略L字状の軌道を描くようにミシン目13が形成されている。この点では上記実施形態1等と共通する。
本実施形態においても、上記実施形態1等と同様に、被収納物の持ち帰り用の袋と同様に使用することもできるが、ヘッダー部30が設けられているので、商品を袋本体1内に収納し、店頭等で吊下展示されるような包装用袋として使用することもできる。その場合、把持用孔12は吊杆等を挿入するための孔としても用いられ、商品を購入した消費者等は、把持用孔12に手を挿入することによって持ち帰り用の袋と同様に使用することができる。
また一次使用後には、上記実施形態1等と同様に、ミシン目13を介して切除片を袋本体1から分断することで、ファイル23として二次使用に供することができる。尚、上記
接着剤32及び離型材33は、かかる封緘片28と対面する袋本体19の他片19b側に設ける場合、二次使用時のファイル23の部分に接着剤32が残存しないように、そのファイル23の部分の外側、すなわち切除片となる部分に設けることが望ましい。接着剤32及び離型材33を封緘片28側に設ける場合においても、袋本体19の他片19bの切除片となる部分に対面する位置に設けることが望ましい。
本実施形態の包装用袋18も、上記実施形態3等と同様に、長尺状の合成樹脂製シート1の移送工程、把持用孔12の形成工程、ミシン目13の形成工程、合成樹脂製シート1の半折工程を経ることによって製造される。また本実施形態においても、上記実施形態3と同様に、短手方向と長手方向のシール部17a、17bを形成する工程はなく、従って、所定間隔毎にシール部17aを切断する工程も存在しない。すなわち、本実施形態においても、上記実施形態3と同様に、包装用袋の側縁となるべき位置11aにおいて、熱、超音波などによる溶断シールがなされることとなる。尚、区画シール部29の形成やヘッダー部30の形成は、これらの工程の間に適宜なされることになる。
(実施形態6)
本実施形態では、図39乃至41に示すように、袋本体1の上部に開口部20が形成され、該開口部20から、袋本体19を構成するフィルムからなる一片19aが他片19bより上部に延長されて封緘片28が形成され、その封緘片28の内面側に前記フィルムより厚手の合成紙からなる補強片34が設けられることによってヘッダー部30が形成されている。
ヘッダー部34には、図39及び図40に示すように、把持用孔12が上下2箇所に形成されており、その上下2箇所の把持用孔12は、図示しないが、封緘片28を折り曲げて開口部20を封緘したときに、2箇所の把持用孔12が前後に連通状態となるように構成されている。
さらに、袋本体1の一片19a及び他片19bには、上記実施形態1等と同様に、略L字状の軌道を描くようにミシン目13が形成されている。
本実施形態では、一次使用時には、上記実施形態1等と同様に、被収納物の持ち帰り用の袋と同様に使用することができ、その一次使用後には、上記実施形態1等と同様に、ミシン目13を介して切除片を袋本体1から分断することで、ファイル23として二次使用に供することができる。
本実施形態の包装用袋18も、上記実施形態1等と同様に、長尺状の合成樹脂製シート1の移送工程、把持用孔12の形成工程、ミシン目13の形成工程、合成樹脂製シート1の半折工程を経ることによって製造されるが、本実施形態においても、上記実施形態1、2のようなシール部17a、17bの形成工程や、所定間隔毎にシール部17aを切断する工程は存在せず、上記実施形態3と同様に、包装用袋の側縁となるべき位置11aにおいて、熱、超音波などによる溶断シールがなされることとなる。
(実施形態7)
本実施形態では、図42に示すように、補強片34が封緘片28の中央より下側のみに設けられており、この点で、封緘片28の全体に補強片34が設けられていた実施形態6と相違している。
この点以外の構成、すなわち、袋本体1の上部に開口部20が形成され、該開口部20から、袋本体19を構成するフィルムからなる一片19aが他片19bより上部に延長されて封緘片28が形成され、その封緘片28の内面側に前記フィルムより厚手の合成紙からなる補強片34が設けられることによってヘッダー部30が形成されている点等は、上記実施形態4と共通する。
また、一次使用時、二次使用時の使用方法、製造工程等も上記実施形態6と同じであるため、その説明は省略する。
(実施形態8)
本実施形態では、図43に示すように、袋本体19に、人の顔等の図柄34が印刷されており、その図柄34を構成する人の顔の頭部の先端の位置沿ってミシン目13が形成されている。このような図柄34が印刷されている点で、図柄34が印刷されていない上記実施形態1乃至7と相違する。
袋本体19の一片19aと他片19bとの両側縁及び底縁が所定幅にシールされてシール部17a、17a、17bが形成されている点、袋本体1の上部に開口部20が形成されている点、該開口部2より少し下側には把持用孔12が形成されている点等は上記実施形態1等と共通する。
本実施形態においても、一次使用時には、上記実施形態1等と同様に手提げ袋として使用され、その一次使用後は、ミシン目13の部分を切り取り、図44に示すように、紐状体35を一対の止具36、36で止着することによって、一次使用時の手提げ袋とは異なる趣の手提げバッグを構成することができ、二次使用に供することができる。
すなわち、二次使用時に用いられる手提げバッグは、図44に示すように、上部が人の頭部の先端の位置に沿って形成されているため、一次使用時の手提げ袋とは異なる興趣を使用者にもたらすことができる。
本実施形態の包装用袋18も、上記実施形態1等と同様に、長尺状の合成樹脂製シート1の移送工程、把持用孔12の形成工程、ミシン目13の形成工程、合成樹脂製シート1の半折工程、シール部17aを形成する工程、所定間隔毎にシール部17aを切断する工程を経ることによって製造される。
人の顔等の図柄34の印刷工程は、ミシン目13の形成工程等の前に適宜なされるが、図柄34の印刷やミシン目13が、半折工程後の2つ折り状態の合成樹脂製シートにおいて合致している必要がある。
(実施形態9)
本実施形態は、上記実施形態8のような図柄34が印刷された包装用袋の他の実施形態である。本実施形態では、図柄34を構成する人の顔の頭部の先端の位置沿ってミシン目13が形成されているだけでなく、図45に示すように、シール部17aの内側の縦方向にもミシン目13が形成されている。
従って、本実施形態では、ミシン目13の部分を切り取った後に、図46に示すように上部と側部とに開口部24、25を有するファイル23が形成されることとなる。
長尺状の合成樹脂製シート1の移送工程、図柄の印刷工程、ミシン目13の形成工程、合成樹脂製シート1の半折工程、シール部17aを形成する工程、所定間隔毎にシール部17aを切断する工程を経ることによって製造される点は、実施形態8と同様である。
(実施形態10)
本実施形態は、上記実施形態8のような図柄34が印刷された包装用袋の他の実施形態である。本実施形態の包装用袋18は、一次使用時には図47に示すように封筒として使用されるもので、袋本体1の上部には封緘片28が形成されている。二次使用時には、図44或いは図46のような態様で使用される。
長尺状の合成樹脂製シート1の移送工程、図柄の印刷工程、トムソン刃3による側縁輪郭線11a及び底縁輪郭線11bの形成、ミシン目13の形成工程、合成樹脂製シート1の半折工程、シール部17aを形成する工程、所定間隔毎にシール部17aを切断する工程を経ることによって製造される点は、実施形態8と同様である。
(その他の実施形態)
尚、上記実施形態では、合成樹脂製シート1として、延伸ポリプロピレンフィルムと、無延伸ポリプロピレンフィルムとの2層のフィルムのラミネートによって構成したものを用いたが、合成樹脂製シート1の材質は上記実施形態に限定されるものではなく、ポリプロピレン、ポリエチレン等の単層のフィルムを用いることも可能である。
また、包装用袋の用途も、上記実施形態1、3乃至9のような手提げ袋、実施形態2、10のような郵送用の封筒に限定されるものではなく、これら以外の用途の包装用袋であってもよい。
さらに、包装用袋の形態も用途に応じて適宜変更することができる。たとえば手提げ用袋として使用される場合には、上記のような把持用孔12が形成されることとなり、封筒として使用される場合には、封緘片28が形成されることとなる。
さらに、上記実施形態1では、2つ折りされた長尺状シート1を所定幅にシールしてシール部17a、17aを形成し、そのシール部17a、17aの位置を切断することによって袋本体19の一片19aと他片19bとの両側縁が所定幅に形成されていたが、このような長尺状シート1を所定幅にシールしてシール部17a、17aを形成する工程は本発明に必須のものではなく、たとえば熱などによって溶断シールすることによって袋本体19の両側縁が形成されていてもよい。
その他、本発明の意図する範囲内で任意に変更可能である。
一実施形態としての包装用袋を製造する装置の概略正面図。 長尺状合成樹脂製シートを移送する工程の概略平面図。 長尺状合成樹脂製シートの部分拡大断面図。 長尺状合成樹脂製シートに側縁輪郭線及び底縁輪郭線を形成する工程の概略平面図。 長尺状合成樹脂製シートに把持用孔を形成する工程の概略平面図。 長尺状合成樹脂製シートにミシン目を形成する工程の概略平面図。 打抜装置を示す概略正面図。 トムソン刃の入刃の方向を示す部分拡大断面図。 半折工程を示す概略平面図。 シール部を形成する工程の概略平面図。 シール部の切断工程の概略平面図。 製造後の包装用袋の正面図。 図12のA−A線断面図。 図12のB−B線断面図。 被収納物を入れた状態の包装用袋の断面図。 ミシン目に沿って分断した状態の包装用袋の正面図。 分断後のファイルの横断面図。 他実施形態の製造方法における長尺シートを移送する工程の概略平面図。 同ミシン目を形成する工程の概略平面図。 同半折工程を示す概略平面図。 同シール部を形成する工程の概略平面図。 同略V字状の溝部を形成する工程の概略平面図。 同シール部の切断工程の概略平面図。 他実施形態の製造方法における折曲線部を形成する工程の概略平面図。 製造後の包装用袋の正面図。 同ミシン目に沿って分断した状態の正面図。 他実施形態の製造方法におけるミシン目の形成及び把持用孔の形成工程の概略平面図。 同半折工程を示す概略平面図。 同区画シール部の形成及びミシン目の形成工程を示す概略平面図。 同離型材を設ける工程の概略平面図。 同側縁となる位置の溶断シール工程の概略平面図。 製造後の包装用袋の正面図。 図32のC−C線断面図。 同ミシン目に沿って分断した状態の正面図。 他実施形態の包装用袋の断面図。 他実施形態の包装用袋の正面図。 同背面図。 図36のD−D線断面図。 他実施形態の包装用袋の正面図。 同背面図。 図39のE−E線断面図。 他実施形態の包装用袋の断面図。 他実施形態の包装用袋の正面図。 ミシン目に沿って分断し、紐状体を取り付けた状態の正面図。 他実施形態の包装用袋の正面図。 同分断状態を示す正面図。 他実施形態の包装用袋の正面図。
符号の説明
1 合成樹脂製シート
3 トムソン刃
9 延伸ポリプロピレンフィルム
10 無延伸ポリプロピレンフィルム
11a 側縁となるべき位置
11b 底縁となるべき位置
12 把持用孔
13 ミシン目
17a シール部

Claims (8)

  1. 長尺状の合成樹脂製シート(1)を移送する工程と、製造後の包装用袋の底縁となるべき位置(11b)を対称軸として対称となる長尺状の合成樹脂製シート(1)の位置にミシン目(13)を形成する工程と、前記底縁となるべき位置に沿って合成樹脂製シート(1)を半折する工程と、前記半折された合成樹脂製シート(1)の、製造後の包装用袋の側縁となるべき位置(11a)をシールした後、切断し、又は該側縁となるべき位置(11a)を溶断シールする工程とを含むことを特徴とする包装用袋の製造方法。
  2. 製造後の包装用袋の底縁となるべき位置(11b)を対称軸として、対称となる長尺状の合成樹脂製シート(1)の位置に、把持用孔(12)を形成する工程をさらに含む請求項1記載の包装用袋の製造方法。
  3. 長尺状の合成樹脂製シート(1)が、80〜200μmの厚さに形成されている請求項1又は2記載の包装用袋の製造方法。
  4. 長尺状の合成樹脂製シート(1)が、延伸ポリプロピレンフィルム(9)と、無延伸ポリプロピレンフィルム(10)との2層のフィルムのラミネートによって構成されている請求項請求項1乃至3のいずれかに記載の包装用袋の製造方法。
  5. 延伸ポリプロピレンフィルム(9)が外面側に位置し、無延伸ポリプロピレンフィルム(10)が内面側に位置するように、長尺状の合成樹脂製シート(1)を半折する請求項4記載の包装用袋の製造方法。
  6. ミシン目(13)を形成する工程が、無延伸ポリプロピレンフィルム(10)側から入刃することによってなされる請求項4又は5記載の包装用袋の製造方法。
  7. ミシン目(13)を形成する工程が、トムソン刃(3)によってなされる請求項1乃至6のいずれかに記載の包装用袋の製造方法。
  8. 合成樹脂製シート(1)を半折する工程の前に、製造後の包装用袋の底縁となるべき位置(11b)に、切れ目を形成する工程をさらに含む請求項1記載の包装用袋の製造方法。
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