JP2003165583A - 手提断熱袋 - Google Patents

手提断熱袋

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JP2003165583A
JP2003165583A JP2001362968A JP2001362968A JP2003165583A JP 2003165583 A JP2003165583 A JP 2003165583A JP 2001362968 A JP2001362968 A JP 2001362968A JP 2001362968 A JP2001362968 A JP 2001362968A JP 2003165583 A JP2003165583 A JP 2003165583A
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Takeo Miyata
丈夫 宮田
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MISUMO KAKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第一に袋本体と一体に設ける提げ手の構造強
度を高める、又は提げ手の支持基礎の構造強度を高め、
第二に前記提げ手下方に設ける嵌合チャックの操作性向
上を実現した断熱袋を提供する。 【解決手段】 少なくとも一面にアルミ蒸着面3を有す
る複数の熱可塑性樹脂の面材4,6を積層状態で二つ折
にして両側で前記面材4,6相互を固着する溶着シール
8,8を施すことで全面材4,6の折返縁を袋底7、全面
材4,6の端縁に囲まれる端面を袋開口10とする断熱袋
において、前記袋開口10から袋底7に向けた深さ方向一
定範囲を補強部9として全面材4,6を連続的に固着す
る溶着シールを幅方向に施した固着面12を形成し、この
固着面12内で全面材4,6を貫通する提げ手孔2を設け
た手提断熱袋1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも一面に
金属薄膜面を有する複数の熱可塑性樹脂の面材(樹脂フ
ィルム又はシート、不織布等)を積層状態で二つ折にし
て両側で前記面材相互を固着する溶着シールを施すこと
で全面材の折返縁を袋底、全面材の端縁に囲まれる端面
を袋開口とする断熱袋に関する。
【0002】
【従来の技術】収納した物品の保冷又は保温を図る断熱
袋として、少なくとも一面に金属薄膜面(アルミ蒸着面
等)を有する複数の熱可塑性樹脂の面材(樹脂フィルム又
はシート、不織布等)を積層状態で二つ折にして両側で
前記面材相互を固着する溶着シールを施すことで全面材
の折返縁を袋底、全面材の端縁に囲まれる端面を袋開口
とする商品が既に見られるところである。開示されてい
る先行技術としては、特開平11-059738号「プラスチッ
ク製保温・保冷袋」や、登録実用新案第3008459号「断
熱包装用袋体」を挙げることができる。
【0003】特開平11-059738号は、金属蒸着樹脂フィ
ルムに不織布を貼り合わせた外層シートと、不織布から
なる内層シートとの二重袋を基本とする。より具体的に
は、自動化製造に適した構成として、底部は二重ガセッ
ト、口部は内層シートの折返し二重紐通し部、側部は内
外層シートの熱融着縁部からなる構成としたり、底部は
二重ガセット、口部は内層シートの舌片で、この舌片の
中央にボトルネックを挿入する長穴を、先端に面ファス
ナーを設け、袋本体口部下方の面ファスナーと係合可能
にした構成を提示している。
【0004】また、登録実用新案第3008459号は、樹脂
シートにて構成された一端開口の袋本体と、袋本体の外
面乃至内面のすくなくともいずれか一方に取り付けられ
た断熱シートとで構成され、袋本体の開口部に、開口部
を開閉する密閉チャックが形成されている構成を提示し
ている。より具体的には、袋本体の外面乃至内面のすく
なくともいずれか一方にはキルト状断熱シートを取り付
けたりする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のような断熱袋
は、安価で加工が容易な樹脂フィルム又はシート、不織
布等を用い、溶着シールといった簡易な手法で製造でき
る利点があり、製品自体も軽量で、折り畳めば収容容積
を抑えてコンパクトに取扱うことができる利便性を有す
る。しかし、一般に保温又は保冷を要する物品は重量物
になりがちで、断熱袋を手提袋として構成した場合、提
げ手をどのように構成するかが構造的な問題点となる。
【0006】手提袋として断熱袋を構成した上記登録実
用新案第3008459号は、袋本体を構成する樹脂シートを
一体に打ち抜いた通孔を提げ手として用いている。袋本
体と一体に提げ手を構成しているので、強度的に十分に
見えるが、実際には袋本体を構成する樹脂シート自体が
可撓性に富むため、単に樹脂シートを打ち抜いた通孔で
は内周縁部の強度が不十分で、保形性に劣り、実際には
提げ手として機能しないことが考えられる。別途提げ手
を取り付けることも考えられるが、こうした別体の提げ
手はコストを高めたり、折り畳んで収容容積を抑える利
便性を損なわせることにもなるため、できれば袋本体に
提げ手を構成したい。
【0007】また、収容した物品の保温又は保冷を十分
にするため、断熱袋には提げ手より下方で袋開口に対し
て内部を閉塞する嵌合チャックを設けることが多く、こ
うした構造は上記登録実用新案第3008459号にも見られ
る。ところが、袋本体に設けた提げ手の構造強度を確保
するには、提げ手は袋開口から一定程度離れたところに
設ける必要があり、嵌合チャックを更にこの提げ手より
下方に設けると、嵌合チャック自体が袋開口から遠ざか
り、開閉、特に嵌合チャックを閉じて閉塞する操作が難
しくなる問題がある。そこで、第一に袋本体と一体に設
ける提げ手の構造強度を高め、第二に前記提げ手下方に
設ける嵌合チャックの操作性向上を目指し、断熱袋の構
造について検討した。
【0008】
【課題を解決するための手段】検討の結果開発したもの
が、少なくとも一面に金属薄膜面を有する複数の熱可塑
性樹脂の面材を積層状態で二つ折にして両側で前記面材
相互を固着する溶着シールを施すことで全面材の折返縁
を袋底、全面材の端縁に囲まれる端面を袋開口とする断
熱袋において、前記袋開口から袋底に向けた深さ方向一
定範囲を補強部として全面材を一体に固着する溶着シー
ルの固着面を形成し、該固着面を支持基礎として提げ手
を設けた手提断熱袋である。前記提げ手は、固着面から
別体の提げ手紐又はテープを突設してもよいが、固着面
を利用して提げ手を形成することもできる。例えば、
(a)全面材を連続的に固着する溶着シールを幅方向に施
して固着面を形成してなり、該固着面内で全面材を貫通
する提げ手孔を設けて提げ手とする、又は(b)全面材を
断続的に固着する溶着シール列を施した固着面を形成し
てなり、該固着面の溶着シール列を横断して全面材を貫
通する提げ手孔を設けて提げ手とする。
【0009】「少なくとも一面に金属薄膜面を有する」
とは、断熱袋を構成する複数の熱可塑性樹脂の面材のう
ち、最低1枚の前記面材における外面又は内面に金属薄
膜面を形成することを意味する。本発明では、各面材の
一体化に溶着シール(熱シール、超音波シールを含む)を
用いているため、積層する面材の対面には金属薄膜面を
形成できないが、例えば金属薄膜面表面へ更に樹脂層を
被覆すれば、溶着シールによる面材相互の接合が可能に
なる。また、金属薄膜面とは、基本的に金属蒸着面を指
すが、例えば薄膜状に成形した金属面材を樹脂フィルム
又は不織布に貼り合わせてもよい。この金属薄膜面は、
輻射による熱交換を抑制する働きを有する。
【0010】本発明の手提断熱袋は、提げ手を設ける支
持基礎として固着面を形成する補強部を構成すること
で、構造強度の高い提げ手を実現している。積層した複
数の熱可塑性樹脂の面材は、側縁の溶着シールによって
一体化しているが、更に前記固着面を設けることで、袋
開口における一体感も実現できる。とりわけ、提げ手孔
周囲の固着面による各面材の一体化は、提げ手の一体感
のある取扱いを可能にする。補強部は、提げ手孔周囲全
体を連続して溶着シールすると固着面が板状になるが、
前記提げ手孔周囲を溶着シール列で囲むと、各溶着シー
ル間の非接合部は柔軟な面材の性状に従うので、断熱袋
として適度な可撓性を残すことができる。
【0011】ここで、断熱袋には嵌合チャックを用いて
袋開口を閉塞することが多いため、この嵌合チャックの
取扱いを容易にするため、最内層となる面材に、補強部
より下方で袋開口に対して内部を閉塞する嵌合チャック
を設け、補強部の固着面は提げ手を設ける近傍に留め、
該嵌合チャックの両端は外層の面材から離隔して自由状
態にするとよい。この場合、補強部は、固着面両脇を全
面材の側縁から切除し、最内層の面材が離隔する外層の
面材の内側へ指を挿入できるようにする指挿入脇を設け
ると好ましい。嵌合チャック直上又は直下で、この嵌合
チャックに沿う溶着シールにより内外層の面材を結合
し、嵌合チャックの変形を外層の面材に従わせてもよい
が、この場合、前記溶着シールは嵌合チャック両端付近
では設けず、嵌合チャックの自由状態を確保する。
【0012】既述したように、嵌合チャックは補強部よ
り下方に設けるが、本発明のように提げ手孔周囲に設け
る固着面が袋開口全域にわたって存在すると、積層した
面材が一体として開閉するため、当然嵌合チャックも前
記面材の動きに追随する。しかも、断熱性を高めるため
に比較的厚みのある面材を用いると、袋開口より深くか
つ外層の面材に追随して動く嵌合チャックの嵌合、分離
の操作が難しくなる。そこで、本発明では、まず補強部
における固着面の形成範囲を限定し、嵌合チャックの始
端における嵌合開始が容易となるように、嵌合チャック
を設ける最内層の面材を、この面材直近外層の面材と離
隔したわけである。この嵌合チャックは、前記面材の離
隔によってできる隙間へ指を差し込むことで、嵌合チャ
ックを直接摘むようにして容易に閉塞操作ができる。側
縁から切り欠いた指挿入脇は、更に指を差し込みやすく
する利点がある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図を参照しながら説明する。図1は本発明を適用し
た手提断熱袋1の一例を表す部分破断斜視図、図2は図
1中A−A断面図、図3は図1中B−B断面図であり、
図4は同断熱袋1の製造ラインの一例を表す斜視図であ
る。本例の手提断熱袋1は、およそ現行の樹脂フィルム
製買い物袋程度の大きさで、前記買い物袋の代替品とし
て繰返し使用できる耐久性を備えた袋として提供する。
【0014】本発明の手提断熱袋1は、例えば図1に見
られるように、外観的には提げ手孔2を袋本体へ一体に
設けた既存の各種手提袋と変わりはない。本例の断熱袋
1は、外層の熱可塑性樹脂の面材としてアルミ蒸着面3
を外面に形成した不織布4、内層の熱可塑性樹脂の面材
として嵌合チャック(いわゆるポリチャック)5を一体に
形成したインフレーション樹脂フィルム6を用いてい
る。前記不織布4及び樹脂フィルム6は、積層状態で二
つ折にして折返縁を袋底7とし、両側に溶着シール8,
8を施して一体化している。袋底は、両側にマチを設け
て広幅に形成してもよい。補強部9は、袋開口10から約
1/5の深さの範囲であり、両側を残して断続的な溶着シ
ール列11からなる固着面12を形成し、この固着面12中央
に提げ手孔2を貫設している。逆に言えば、提げ手孔2
周囲の固着面12は、補強部9としての構造強度を確保し
ており、重い物品を袋内に収納しても、縒れずに持ちや
すい補強部9となっている。嵌合チャック5は、前記固
着面12直下に位置するように、不織布4及び樹脂フィル
ム6を積層している。
【0015】具体的な面材の組合わせとして、(A)アル
ミ蒸着したLL40μm/VM30μm/LLスパンボンド不織布30g/
m2からなる外層の不織布4(薄手の断熱袋の場合)、又は
(B)アルミ蒸着したVM PET12μm/PE発泡1.0m/LL30μmか
らなる外層の不織布4(厚手の断熱袋の場合)と、LL40μ
mチャック付インフレーション樹脂フィルム6との組合
わせを例示できる。いずれも、基本的には熱可塑性樹脂
の面材を2層に重ね合わせて形成する断熱袋1であり、
不織布4及び樹脂フィルム6間に空気層13が形成され
て、高い断熱効果を発揮する。これから、積層する面材
の数が多い方が好ましいが、積層数が多すぎるとかさば
るため、本例のように2層に留め、外層の面材外面又は
内層の面材内面に金属蒸着面を形成する構成が好まし
い。
【0016】本発明の断熱袋1は、図2に見られるよう
に、内外層の不織布4及び樹脂フィルム6を、両側及び
補強部9の固着面12でのみ接合している。内層の樹脂フ
ィルム6内面に形成した嵌合チャック(ポリチャック)5
は、外層の不織布4と離れているが、固着面12の存在に
より提げ手孔2近傍では外層の不織布4に従って変形す
る。しかし、図3に見られるように、固着面12から離れ
た両側近傍では、内外層の不織布4及び樹脂フィルム6
は互いに離隔して嵌合チャック5の両端を外層の不織布
4から自由状態にしている。これにより、嵌合チャック
5は、前記自由状態に基づいて形成される隙間14(図3
参照)へ指を差し込むことで容易に閉塞でき、とりわけ
上記厚手の断熱袋の場合における嵌合チャックの取扱い
性を改善できる。
【0017】本例の断熱袋1は、連続的な工程に従って
大量生産することができ、例えば図4に見られる製造ラ
インを示すことができる。本例の製造ラインでは、断熱
袋1の深さの2倍幅を有するアルミ蒸着不織布4と、ス
リットを入れて二つ折状態にしたポリチャック付インフ
レーション樹脂フィルム6とを、原材料としている。ま
ず、不織布4はアルミ蒸着面を下面にして繰出し、樹脂
フィルム6はスリットによる開口を前記不織布4の側縁
に揃えて繰出す。両者は、密着状態で連続的に繰り出さ
れる過程で、半折ガイド15により不織布4を折り曲げて
いき、共に二つ折にして内外層の2層構造にする。
【0018】次に、内外層の不織布4及び樹脂フィルム
6を一体に、補強部9の固着面12を形成する溶着シール
列11を施す。本例では、樹脂フィルム6内に金属製受け
板16を挿入し、上下から内外層の不織布4及び樹脂フィ
ルム6を一体に挟持するように固着面形成ヒータ17,17
を押し当てる。この段階での固着面12の形成は、未だ断
熱袋としての体をなしていない不織布4及び樹脂フィル
ム6の位置ずれを防止する働きを有している。そして、
固着面12に対して提げ手打ち抜きカッタ18を用いて提げ
手孔2を貫設する。前述のように、固着面12では既に内
外層の不織布4及び樹脂フィルム6が一体になっている
ため、前記提げ手孔2の貫設では、両者の位置ずれが生
じない。
【0019】最後に、補強部9の固着面12を挟む対称位
置で、不織布4及び樹脂フィルム6の繰出し直交方向に
横断するように、送りローラ22で押えながらサイドシー
ルカッタ19を降ろし、断熱袋単位に分離しながら各断熱
袋1側縁に溶着シール8を施し、不織布4及び樹脂フィ
ルム6の一体化を図る。断熱袋1の側縁の溶着シール8
は、前記分断毎に、片側ずつ設けられる。以上のよう
に、製造手順は簡易であり、連続的な生産ラインを構築
できるため、大量生産が可能となり、本発明に基づく断
熱袋1の単価を低廉に抑えることができる。
【0020】図5は別例の手提断熱袋1を表す斜視図で
あり、図6は更に別例の手提断熱袋1を表す斜視図であ
る。嵌合チャック5の操作をより簡易にするには、例え
ば図5に見られるように、固着面12脇を全面材の側縁か
ら切除し、隙間14(図3参照)へ直接指を挿入できるよう
にする指挿入脇を形成するとよい。この例の固着面12
は、連続的な溶着シールであり、この固着面12の略中心
に提げ手孔2に穿設している。また、図6に見られるよ
うに、補強部9の固着面12を支持基礎として、提げ手テ
ープ21を固着面12から突設してもよい。従来に比べ、補
強部9に設けた固着面12は支持基礎としての強度が高い
ため、重量物をも安心して収納できる断熱手提袋1を提
供できる。
【0021】
【発明の効果】本発明により、第一に提げ手の構造強度
を高める、又は提げ手の支持基礎の構造強度を高め、第
二に前記提げ手下方に設ける嵌合チャックの操作性向上
を実現した手提断熱袋を、安価に提供できるようにな
る。一般に、断熱袋は袋内外の熱交換を遮断し、収容物
を保温又は保冷する機能に特徴を有するが、例えば樹脂
フィルム製買い物袋に比較して高価で、代替品になり難
かった。しかし、本発明により、買い物袋として重量の
ある収容物に耐える程度に提げ手の構造強度を高めなが
ら、安価に断熱袋を製造できるようになるので、実用的
な買い物袋の代替品として断熱袋を提供できるようにな
る。
【0022】このほか、保温又は保冷の効果を高める袋
の閉塞手段である嵌合チャックの操作性改善は、繁雑に
収容物の出し入れを図る買い物袋にとって有用である。
嵌合チャック両端において、内外層の面材は接合してい
ないことになるが、断熱袋としての各層の一体感は、補
強部に設けた固着面及び両側の溶着シールによって十分
確保されており、また断熱袋としての効果(熱交換遮断)
は多層構造及び金属薄膜面により実現されているので、
なんら問題はない。むしろ、こうした断熱袋としての性
能を維持したまま、実用的な嵌合チャックの操作性改善
を果たした点に、本発明の効果が認められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した手提断熱袋の一例を表す部分
破断斜視図である。
【図2】図1中A−A断面図である。
【図3】図1中B−B断面図である。
【図4】同断熱袋の製造ラインの一例を表す斜視図であ
る。
【図5】別例の手提断熱袋を表す斜視図である。
【図6】更に別例の手提断熱袋を表す斜視図である。
【符号の説明】
1 手提断熱袋 2 提げ手孔 3 アルミ蒸着面 4 不織布 5 嵌合チャック 6 インフレーション樹脂フィルム 7 袋底 8 溶着シール 9 補強部 10 袋開口 11 溶着シール列 12 固着面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B31B 23/86 B31B 23/86 23/90 23/90 B65D 30/02 B65D 30/02 33/02 33/02 33/08 33/08 33/25 33/25 A Fターム(参考) 3E064 AA03 BA22 BA60 BB03 BC18 BC20 EA07 EA30 GA01 HF09 HG06 HJ01 HN13 HN17 3E067 BA12A BB06C BB14B BB25A BB26C CA18 EA21 EE12 EE59 FC01 GA11 3E075 AA07 BA42 BB14 BB15 CA02 DA03 DA14 DA32 DB07 DB16 DC15 DC45 DD13 DD45 DD47 DE07 DE17 GA05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一面に金属薄膜面を有する複
    数の熱可塑性樹脂の面材を積層状態で二つ折にして両側
    で前記面材相互を固着する溶着シールを施すことで全面
    材の折返縁を袋底、全面材の端縁に囲まれる端面を袋開
    口とする断熱袋において、前記袋開口から袋底に向けた
    深さ方向一定範囲を補強部として全面材を一体に固着す
    る溶着シールの固着面を形成し、該固着面を支持基礎と
    して提げ手を設けたことを特徴とする手提断熱袋。
  2. 【請求項2】 補強部は、全面材を連続的に固着する溶
    着シールを幅方向に施して固着面を形成してなり、該固
    着面内で全面材を貫通する提げ手孔を設けて提げ手とし
    た請求項1記載の手提断熱袋。
  3. 【請求項3】 補強部は、全面材を断続的に固着する溶
    着シール列を施した固着面を形成してなり、該固着面の
    溶着シール列を横断して全面材を貫通する提げ手孔を設
    けて提げ手とした請求項1記載の手提断熱袋。
  4. 【請求項4】 最内層となる面材は、補強部より下方で
    袋開口に対して内部を閉塞する嵌合チャックを設けてな
    り、補強部の固着面は提げ手を設ける近傍に留め、該嵌
    合チャックの両端は外層の面材から離隔して自由状態に
    ある請求項1記載の手提断熱袋。
  5. 【請求項5】 補強部は、固着面両脇を全面材の側縁か
    ら切除し、最内層の面材が離隔する外層の面材の内側へ
    指を挿入できるようにする指挿入脇を設けた請求項4記
    載の手提断熱袋。
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