JP7312602B2 - 食品用包装材、食品包装体及び包装材原反の製造方法 - Google Patents
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シートを用いて構成される食品用包装材であって、
シートは、
シートの流れ方向である第1方向及び第1方向と交差する第2方向に沿って4辺を有する矩形状であり、
切込線の形成により形成される遊離片であって、曲げると開いて開口を形成する遊離片と、
シートの内面に第2方向に沿って配置され、遊離片から第2方向に延びる開封用条体と、
シートの内面にシートの第1方向における一方の辺から他方の辺にかけて第1方向に沿って配置され、シートの内面側から切込線及び遊離片を覆って封止する封止材とを備え、
開封用条体の一端部は、切込線からシートの外面側に突出して開封用の摘み片となる
食品用包装材である。
シートを用いて構成される食品用包装材であって、
シートは、
シートの流れ方向である第1方向及び第1方向と交差する第2方向に沿って4辺を有する矩形状であり、
開口と、
シートの内面に第2方向に沿って配置され、開口から第2方向に延びる開封用条体と、
シートの内面にシートの第1方向における一方の辺から他方の辺にかけて第1方向に沿って配置され、シートの内面側から開口を覆って封止する封止材とを備え、
開封用条体の一端部は、開口からシートの外面側に突出して開封用の摘み片となる
食品用包装材である。
正面、背面及び周状の側面を有する食品を上記一の食品用包装材を用いて包み込むように包装した食品包装体であって、
食品の正面によって形成される正面部、食品の背面によって形成される背面部及び食品の側面によって形成される周状の側面部を有し、
シートの切込線及び遊離片は、側面部に位置し又は正面部から側面部に跨って位置し、
切込線からシートの外面側に突出する開封用条体の一端部は、シートの外面から浮いて離間する
食品包装体である。
正面、背面及び周状の側面を有する食品を上記別の食品用包装材を用いて包み込むように包装した食品包装体であって、
食品の正面によって形成される正面部、食品の背面によって形成される背面部及び食品の側面によって形成される周状の側面部を有し、
シートの開口は、側面部に位置し又は正面部から側面部に跨って位置し、
開口からシートの外面側に突出する開封用条体の一端部は、シートの外面から浮いて離間する
食品包装体である。
シートと、シートへの切込線の形成により形成され、曲げると開いて開口を形成する遊離片と、シートの内面に配置され、遊離片から所定方向に延びる開封用条体と、シートの内面に配置され、シートの内面側から切込線及び遊離片を覆って封止する封止材とを備える包装材が所定方向と交差する方向に連続する包装材原反の製造方法であって、
シート原反に、切込線を形成する工程と、
シート原反の内面に、開封用条体の一端部よりも内側の部分が遊離片上に重なるようにして開封用条体を配置するとともに、遊離片から開封用条体の他端側の所定範囲で開封用条体を接合する工程と、
遊離片に向けて外力を加えることにより、開封用条体の一端部を、遊離片が形成する開口を介してシート原反の外面側に移動させ、切込線からシート原反の外面側に突出させて、開封用の摘み片とする工程と、
シート原反の内面に、切込線及び遊離片を覆うように封止材を配置して接合する工程とを備える。
シートと、シートに形成される開口と、シートの内面に配置され、開口から所定方向に延びる開封用条体と、シートの内面に配置され、シートの内面側から開口を覆って封止する封止材とを備える包装材が所定方向と交差する方向に連続する包装材原反の製造方法であって、
シート原反に開口を形成する工程と、
シート原反の内面に、開封用条体の一端部よりも内側の部分が開口上に重なるようにして開封用条体を配置するとともに、開口から開封用条体の他端側の所定範囲で開封用条体を接合する工程と、
開口に向けて外力を加えることにより、開封用条体の一端部を、開口を介してシート原反の外面側に移動させ、開口からシート原反の外面側に突出させて、開封用の摘み片とする工程と、
シート原反の内面に、開口を覆うように封止材を配置して接合する工程とを備える。
切込線は、両端点が開封用条体の他端側に向かう形状を有し、
これにより、遊離片は、切込線の両端点間を固定端とし、その反対側である一端縁側を自由端とする形状を有する
との構成を採用することができる。
封止材は、両側部にてシートに接合される帯状シートである
との構成を採用することができる。
開封用条体の一端部は、帯状シートの両側部の接合部間の非接合領域に位置する
との構成を採用することができる。
封止材は、シートの第2方向における一方の辺から第2方向に突出するようにシートに接合される幅広の帯状シートである
との構成を採用することができる。
以下、本発明の第1実施形態として、突き上げ包装用の包装材及び突き上げ包装体について、図1ないし図12を参酌して説明する。
以下、本発明の第2実施形態として、ピロー包装用の包装材及びピロー包装体について、図13ないし図16を参酌して説明する。なお、ピロー包装用の包装材とは、包装材原反から1つ単位に切断されて分離され、枚葉状にされたものをいう。また、第1実施形態に係る包装材1、包装材原反1X及び包装材原反1Xの製造方法に係る構成と同じ構成ないし共通する構成については、同じ符号を用いている。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
Claims (10)
- シートを用いて構成される食品用包装材であって、
シートは、
シートの流れ方向である第1方向及び第1方向と交差する第2方向に沿って4辺を有する矩形状であり、
切込線の形成により形成される遊離片であって、曲げると開いて開口を形成する遊離片と、
シートの内面に第2方向に沿って配置され、遊離片から第2方向に延びる開封用条体と、
シートの内面にシートの第1方向における一方の辺から他方の辺にかけて第1方向に沿って配置され、シートの内面側から切込線及び遊離片を覆って封止する封止材とを備え、
開封用条体の一端部は、切込線からシートの外面側に突出して開封用の摘み片となる
食品用包装材。 - シートを用いて構成される食品用包装材であって、
シートは、
シートの流れ方向である第1方向及び第1方向と交差する第2方向に沿って4辺を有する矩形状であり、
開口と、
シートの内面に第2方向に沿って配置され、開口から第2方向に延びる開封用条体と、
シートの内面にシートの第1方向における一方の辺から他方の辺にかけて第1方向に沿って配置され、シートの内面側から開口を覆って封止する封止材とを備え、
開封用条体の一端部は、開口からシートの外面側に突出して開封用の摘み片となる
食品用包装材。 - 正面、背面及び周状の側面を有する食品を請求項1に記載の食品用包装材を用いて包み込むように包装した食品包装体であって、
食品の正面によって形成される正面部、食品の背面によって形成される背面部及び食品の側面によって形成される周状の側面部を有し、
シートの切込線及び遊離片は、側面部に位置し又は正面部から側面部に跨って位置し、
切込線からシートの外面側に突出する開封用条体の一端部は、シートの外面から浮いて離間する
食品包装体。 - 正面、背面及び周状の側面を有する食品を請求項2に記載の食品用包装材を用いて包み込むように包装した食品包装体であって、
食品の正面によって形成される正面部、食品の背面によって形成される背面部及び食品の側面によって形成される周状の側面部を有し、
シートの開口は、側面部に位置し又は正面部から側面部に跨って位置し、
開口からシートの外面側に突出する開封用条体の一端部は、シートの外面から浮いて離間する
食品包装体。 - シートと、シートへの切込線の形成により形成され、曲げると開いて開口を形成する遊離片と、シートの内面に配置され、遊離片から所定方向に延びる開封用条体と、シートの内面に配置され、シートの内面側から切込線及び遊離片を覆って封止する封止材とを備える包装材が所定方向と交差する方向に連続する包装材原反の製造方法であって、
シート原反に、切込線を形成する工程と、
シート原反の内面に、開封用条体の一端部よりも内側の部分が遊離片上に重なるようにして開封用条体を配置するとともに、遊離片から開封用条体の他端側の所定範囲で開封用条体を接合する工程と、
遊離片に向けて外力を加えることにより、開封用条体の一端部を、遊離片が形成する開口を介してシート原反の外面側に移動させ、切込線からシート原反の外面側に突出させて、開封用の摘み片とする工程と、
シート原反の内面に、切込線及び遊離片を覆うように封止材を配置して接合する工程とを備える
包装材原反の製造方法。 - シートと、シートに形成される開口と、シートの内面に配置され、開口から所定方向に延びる開封用条体と、シートの内面に配置され、シートの内面側から開口を覆って封止する封止材とを備える包装材が所定方向と交差する方向に連続する包装材原反の製造方法であって、
シート原反に開口を形成する工程と、
シート原反の内面に、開封用条体の一端部よりも内側の部分が開口上に重なるようにして開封用条体を配置するとともに、開口から開封用条体の他端側の所定範囲で開封用条体を接合する工程と、
開口に向けて外力を加えることにより、開封用条体の一端部を、開口を介してシート原反の外面側に移動させ、開口からシート原反の外面側に突出させて、開封用の摘み片とする工程と、
シート原反の内面に、開口を覆うように封止材を配置して接合する工程とを備える
包装材原反の製造方法。 - 切込線は、両端点が開封用条体の他端側に向かう形状を有し、
これにより、遊離片は、切込線の両端点間を固定端とし、その反対側である一端縁側を自由端とする形状を有する
請求項1に記載の食品用包装材。 - 封止材は、両側部にてシートに接合される帯状シートである
請求項1、請求項2又は請求項7に記載の食品用包装材。 - 開封用条体の一端部は、帯状シートの両側部の接合部間の非接合領域に位置する
請求項8に記載の食品用包装材。 - 封止材は、シートの第2方向における一方の辺から第2方向に突出するようにシートに接合される幅広の帯状シートである
請求項1、請求項2又は請求項7に記載の食品用包装材。
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JP2019088789A JP7312602B2 (ja) | 2019-05-09 | 2019-05-09 | 食品用包装材、食品包装体及び包装材原反の製造方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019088789A JP7312602B2 (ja) | 2019-05-09 | 2019-05-09 | 食品用包装材、食品包装体及び包装材原反の製造方法 |
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JP3072028U (ja) | 2000-03-27 | 2000-09-29 | ウインテック株式会社 | 食品の包装袋 |
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- 2019-05-09 JP JP2019088789A patent/JP7312602B2/ja active Active
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