JP2001522049A - 分散式の同期と制御を具有するモジュラー化された集積回路テスタ - Google Patents

分散式の同期と制御を具有するモジュラー化された集積回路テスタ

Info

Publication number
JP2001522049A
JP2001522049A JP2000519307A JP2000519307A JP2001522049A JP 2001522049 A JP2001522049 A JP 2001522049A JP 2000519307 A JP2000519307 A JP 2000519307A JP 2000519307 A JP2000519307 A JP 2000519307A JP 2001522049 A JP2001522049 A JP 2001522049A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tester
module
measurement
signal
dut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000519307A
Other languages
English (en)
Inventor
アーキン・ブライアン・ジェイ
ジレット・ギャリー・シー
チャン・デービット
Original Assignee
クリーダンス システムズ コーポレイション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by クリーダンス システムズ コーポレイション filed Critical クリーダンス システムズ コーポレイション
Publication of JP2001522049A publication Critical patent/JP2001522049A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/319Tester hardware, i.e. output processing circuits
    • G01R31/31903Tester hardware, i.e. output processing circuits tester configuration
    • G01R31/31908Tester set-up, e.g. configuring the tester to the device under test [DUT], down loading test patterns
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/319Tester hardware, i.e. output processing circuits
    • G01R31/31903Tester hardware, i.e. output processing circuits tester configuration
    • G01R31/31907Modular tester, e.g. controlling and coordinating instruments in a bus based architecture
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/319Tester hardware, i.e. output processing circuits
    • G01R31/31917Stimuli generation or application of test patterns to the device under test [DUT]
    • G01R31/31922Timing generation or clock distribution

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 モジュラー化された集積回路テスタ(10)は、被測定集積回路(DUT)(12)に対して一連の測定を実行する一組のテスタモジュール(14)を有する。それぞれのモジュールは、モジュールが一連の測定のうちの各測定においてどのように構成されるべきかを示す命令セットを記憶するメモリ(54)を有する。それぞれの測定の開始前に、それぞれのモジュールのマイクロコントローラ(30)は、命令セットを実行して測定に対してモジュールを適切に構成する。その後、それぞれのモジュールのマイクロコントローラ(30)は、測定の実施が準備されていることを示す準備信号をそれぞれの他のモジュールのスタート論理回路(20)に送る。測定に参加している全てのモジュールのマイクロコントローラがそれらが準備できているとの信号を送ったときに、それぞれのモジュールのスタート論理回路はそのマイクロコントローラに信号を送って測定を開始する。そして、モジュールは、その作業をマスタクロックに同期させた状態で測定を実施する。モジュールを構成する方法、準備信号を発生する方法、測定を開始する方法は、連続する各測定の間において繰り返される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の背景 発明の技術分野 本発明は、一般的には、集積回路テスタに関するが、特には、多重化した自己
同期型のテスタモジュールで構成された集積回路テスタに関する。
【0002】 関連技術の説明 代表的な集積回路(IC)テスタは、一連の測定サイクル中に被測定集積回路
デバイス(DUT)の入力ターミナルをデジタル論理測定信号によって刺激する
ことによって、デジタル論理テストを実施する。テスタは、それぞれの測定サイ
クル中にDUTのデジタル出力信号を監視して、それらが前記刺激に対して予想
される応答をするか否かを判定する。代表的なICテスタは、それぞれが一又は
それ以上のテスタチャネルを有する一組の回路ボードを有する。それぞれの測定
サイクルの開始時において、それぞれのテスタチャネルは測定サイクル中にDU
Tターミナルで行われるべき運転を定義する入力制御データを受け取る。測定作
業には、測定サイクル中の特定の時点で測定信号のステートを変更すること、又
は、DUT出力信号が測定サイクル中のある特定の時点である特定のステートで
あるか否かを確認することが含まれる。初期のテスタにおいては、大規模な中央
パターン発生器がそれぞれの測定サイクルの開始時にそれぞれのテスタチャネル
に対する入力データを生成していた。このデータは、同時に前記パターン発生器
から大規模なスターバスを介して全てのテスタボードに送られていた。しかし、
DUTターミナルの数が増えると、データを各テスタチャネルに送るのに必要な
スターバスが余りにも大きすぎることとなったので、パターン発生器を中央に置
くこのアーキテクチュアは幾分実用的ではなくなってしまった。
【0003】 現在、ICテスタは、主に、それぞれのテスタボードがそれ自体のパターン発
生器を有するようにして、パターン発生機能を分散させている。代表的なパター
ン発生器はパターンメモリを有しており、それぞれのアドレスに、測定の対応す
るサイクルの間に一又はそれ以上のテスタチャネルに提供されるべきデータを記
憶する。それぞれの測定サイクルの開始時点で、シーケンサはパターンメモリの
アドレスをインクリメントして、パターンメモリがそのサイクルのための制御デ
ータをテスタチャネルに読み出すようにする。テスタボードをプログラミングし
て測定を実行するために、中央のホストコンピュータは、高速並列データバスを
経由してそれぞれのテスタボードのパターンメモリにデータを連続して書き込む
。ホストは、また、それぞれのボード内の各種のレジスタに構成データを書き込
み、例えば、測定信号によって使用された論理レベルのような各種の測定パラメ
ータを制御する。そして、ホストは全てのパターン発生器のシーケンサに同時に
スタート信号STARTを送り、それらがパターンメモリを同時にアドレスし始
めるようにする。その後、中央のクロック源によって全て同時にクロックされた
各シーケンサはそれらのカウントを同期して、全てのパターンメモリが同時に同
じ測定サイクル内でデータを読み出すようにする。
【0004】 多くの集積回路テスタは、集積回路に対して他タイプの測定を実施することが
ある。例えば、漏れ電流合格/不合格測定(leakage current pass/fail test)
において、既知の電圧が抵抗を介してDUTターミナルに供給される。DUTタ
ーミナルにおいて電流によって抵抗の両端に発生する電圧は基準電圧と比較され
て、DUTターミナルの電流が特定の範囲内にあるか否かが判定される。パラメ
トリック漏れ電流計測テスト(parametric leakage current measurement test )において、テスタはDUTにおける漏れ電流の実際の値を計測する。度々、幾
つかの異なるタイプの測定がDUTに対して順々に実施される。連続する測定の
各測定に先立って、ホストコンピュータはテスタボードに新たなデータを送り、
それらを測定のために再構成しなければならない。度々、連続する測定の各測定
に先立って、ホストが全てのモジュールを再構成するために必要な時間量は、実
際に測定を実施するために必要な時間の量をはるかに超える。全体の測定時間を
軽減するには、特にホストが各測定の後でモジュールを再プログラムしなくては
ならないときには、ホストと各モジュール間の高速のコンピュータバス接続が必
要とされる。各測定間においてデータ伝送時間を少なくするために、ある種のテ
スタのホストコンピュータはパターンデータを各種のテスタボードに送る前にそ
れを圧縮する。これらのテスタにおいて、それぞれのテスタボードは、測定開始
前か、若しくは、測定進行中にパターンデータを解凍するためのプロセッサを設
ける。パターンデータは多くの場合高度に圧縮できるので、ホストがデータを回
路ボードに送るために必要な時間量はデータを圧縮することによって非常に少な
くすることができる。にもかかわらず、各測定の間のデータ伝送時間は、依然と
して、テスタがDUTに対して一連の測定を行うために必要な時間の無視できな
い部分のままである。
【0005】 代表的な大規模な集積回路テスタは、テスタの電子機器とICの間に物理的な
接触を提供する構造の測定ヘッドを有する。測定ヘッドは、該測定ヘッドに対し
てICを連続的に引き渡す機械であるICハンドラーに取り付けられる。テスタ
の回路ボードは、測定ヘッドか又は近くのシャーシに取り付けられる。ホストコ
ンピュータが高速並列コンピュータバスを介してテスタボードと接続されている
ので、そして、そのようなバスが比較的に短いので、ホストコンピュータはテス
タボードの近傍に配置されねばならない。
【0006】 単独のホストコンピュータが幾つかの個々のICテスタのテスタボードを制御
できるようにすることが望ましい。しかし、先行技術がこのことを実現可能にし
てこなかった理由が幾つか存在する。第一に、集積回路テスタの全てのチャネル
が同期して作動するものなので、個々のICに対する測定は同時に開始して、同
時に終了し、同じ測定期間の長さを有しなければならない。したがって、二つの
グループのテスタボードをプログラムして同時に異なる測定を実施することは難
しい。先行技術のテスタは二以上のDUTを同時に測定できるが、測定中の全て
のDUTは同じものでなければならず、同じ方法で測定されねばならない。また
、テスタボードが短い並列のコンピュータバスを介してホストに接続されねばな
らないので、テスタボードのグループを分離して、互いに若干離れた個々のハン
ドラーに取り付けられた測定ヘッド上又はその近傍にそれらをおくことは実用的
でない。コンピュータバスの長さに対する制約は、また、該バスに接続されるテ
スタボードの数に制限を加える。
【0007】 大規模なICテスタによってなされるホストに対する要求は、ホストが大量の
テスタボードを制御することを難しくしている。DUTに対して二以上のタイプ
の測定を実施することができる集積回路テスタにおいては、ホストコンピュータ
は、それぞれの測定に先立って、相当多くのデータ量をそれぞれのテスタボード
に供給しなくてなならない。この作業は、ホストが主に一度に一つのボードしか
構成しかしないので、ホストを全くビジーにしてしまう。ホストをテスタボード
に接続するバスのバンド幅の制約は、ホストが各測定間において妥当な時間内で
再プログラムをすることができるテスタボードの数に実際上の制限を加える。
【0008】 必要なのは、単独のホストコンピュータが多重のテスタモジュールを制御する
ことができるモジュラー化された集積回路テスタであり、このモジュールは独立
して、又は、グループで活動して、個々の組の集積回路に対して異なる測定シー
ケンスを実行し、各モジュールは比較的に大きな距離ホストから物理的に離れて
いて、そして、ホストはそれぞれの測定間においてそれぞれのモジュールを再構
成しないものである。
【0009】発明の要約 本発明に関する集積回路テスタは、ホストコンピュータと、被測定集積回路デ
バイス(DUT)に対して一連の測定を実行する一組のテスタモジュールを有す
る。それぞれのテスタモジュールは、DUTのターミナルのサブセットにおいて
全ての測定作業を実施する。
【0010】 本発明のある局面に関して、ホストコンピュータは、それぞれのモジュール内
のコントローラに対し、モジュールコントローラが一連の測定のうちの各測定に
対してどのようにモジュールを構成するのかを示すと共に、前記コントローラが
どのようにして各種のモジュール構成要素をプログラムしてそれぞれの測定に対
する一連の作業を実行するのかを示す個々の組の命令を伝送する。モジュールコ
ントローラは、各命令をモジュール内のプログラムメモリにロードし、そして、
それらの実行を開始し、それによって、モジュールが一連の測定を実施すること
ができるようにする。
【0011】 本発明の他の局面に関して、測定のためにモジュールを構成した後で、モジュ
ールコントローラは、ホストからの監督なしで、測定の開始と同期する。ホスト
がそれぞれのモジュールに提供する命令は、モジュールコントローラに対して、
一連の測定のうちの最初の測定のためにそのモジュールをまず構成して、そして
、出力準備信号READYをアサートする。それぞれのモジュールコントローラ
によって生成された準備信号READYは、他の全てのモジュールに送られる。
測定に参加している全てのモジュールのコントローラがそれらの出力準備信号R
EADYをアサートしたときに、個々のモジュールの測定作業がマスタクロック
に同期させた状態で測定の実行を開始する。一連の測定のうちの最初の測定の最
後において、それぞれのモジュールコントローラは一連の測定のうちの次の測定
のためにそのモジュールを再構成し、その出力準備信号READYを再びアサー
トする。第二の測定に参加している全てのモジュールがその出力準備信号REA
DYをアサートしたときに、モジュールは第二の測定を開始する。この方法は、
一連の測定のうちのそれぞれの測定に対して引き続き行われ、それぞれのモジュ
ールコントローラは、各測定に先立って、独立して、そのモジュールを構成し、
その出力準備信号READYをアサートし、そして、全てのモジュールが準備で
きたときに、その後それぞれのモジュールがその測定の一部を実施する。
【0012】 本発明の別の局面に関して、ホストは、各モジュールを個々のワーキンググル
ープに組織して、それらのワーキンググループの各モジュールによって生成され
る入力準備信号READYのサブセットに対してのみ応答するようにそれぞれの
モジュールをプログラミングすることによって、独立して個々のDUTに対する
測定を実施することができる。このことは、モジュールの個々のワーキンググル
ープが個別に測定開始に同期したり、独立して測定を実施することを可能にする
【0013】 本発明の更に別の局面に関して、各モジュールが好ましくはイーサネットのよ
うなネットワークを介してホストコンピュータに連結し、従来のネットワークプ
ロトコルを用いてホストコンピュータと通信する。シリアルイーサネットバスは
、高速並行コンピュータバスよりももっと長くすることができるので、モジュー
ルの各グループはホストコンピュータと、及び、互いにもっと離れて配置される
。したがって、一つのホストは、ワーキンググループがホストから遠く離れてい
ても、モジュールの個々のワーキンググループを制御することができる。高速並
行コンピュータバスを介して送るよりも、ホストがイーサネットを介して各モジ
ュールにデータを送るのに時間がかかるかもしれないが、ホストは多くのDUT
のそれぞれに対して実行すべき一連の測定を定義する命令を一旦各モジュールに
送ってしまえば、それらの命令を一度送るだけである。ホストはモジュールを再
構成する必要がなく、一連の測定のうちのそれぞれの測定の間ではいかなる手段
においてもそれらと通信する必要もない。測定結果を得るためにそれぞれのDU
Tに対してそれぞれの測定シーケンスを実行した後で、ホストはローカルモジュ
ールと通信するかもしれないが、測定結果は、DUTハンドラーがテスタに対し
て測定されるべき次のDUTを動かしている間にイーサネットを介して直に転送
される程度の通常比較的に小量のデータだけを含んでいる。
【0014】 したがって、単独のホストが多重のテスタモジュールを制御することを可能に
するモジュラー化された集積回路テスタアーキテクチュアであり、モジュールが
単独で、又は、独立的なグループのいずれかで活動して一又はそれ以上の異なる
集積回路に対して測定シーケンスを実行し、各モジュールを比較的に大きな距離
ホストから物理的に離して、そして、ホストがDUTに対して実行されるべき一
連の測定のうちのそれぞれの測定の間においてはそれぞれのモジュールを再構成
しないか、又は、それぞれのモジュールと通信しないものを提供することが本発
明の目的である。
【0015】 本明細書の結論部分は本発明の主題を特に指摘し明確に権利を主張している。
しかし、いわゆる当業者は、同じ参照符号が同じ部材を指し示している添付の図
面を参照して明細書の残りの部分を読むことによって、本発明の機構と操作方法
の双方を、さらにその効果と目的と共に、最もよく理解するだろう。
【0016】好適な実施の形態の説明 テスタアーキテクチュア 図1は、一又はそれ以上の被測定集積回路デバイス(DUT)12に対し一連
の測定を実施するための本発明に関する集積回路テスタ10を図示している。テ
スタ10は一組のテスタモジュールを有しており、その各モジュールはそれぞれ
の測定中にDUT12の対応する組のターミナルにおいて全ての測定作業を行う
。テスタ10は図1においてたった三つのテスタモジュールを有するものとして
描かれているが、テスタ10は容易に拡張されて多数のテスタモジュールを有す
るようにすることができる。この発明の好適実施形態において、一連の測定には
、一又はそれ以上のデジタル論理測定(digital logic tests)と漏れ電流合格 /不合格測定(leakage current pass/fail test)及び/又はパラメトリック漏
れ電流計測測定(parametric leakage current measurement test)が含まれる 。
【0017】 DUT12に対するデジタル論理測定を実施するときに、それぞれのテスタモ
ジュール14は論理測定信号を48以上のDUT12のターミナルに提供するか
、又は、それらのDUTターミナルのうちの一又はそれ以上のターミナルにおい
てDUT12が生成する出力信号を監視して、DUT12が前記測定信号に対し
て予想されるように応答しているか否かを判定する。デジタル論理測定中、各テ
スタモジュール14の活動はクロック信号源15によって生成された集中発生マ
スタクロックMCLKに対して同期される。漏れ電流合格/不合格測定をすると
き、それぞれのテスタモジュール14はDUTターミナルを流れる電流によって
抵抗の両端に発生した電圧を基準電圧と比較してDUTターミナルにおける電流
が許容範囲内にあるか否かを判定する。パラメトリック漏れ電流計測測定におい
ては、テスタモジュール14はDUTターミナル内において漏れ電流を計測する
【0018】 テスタ10は、また、好ましくは、従来のネットワークハブ17と各シリアル
ネットワークバス19を有するイーサネットである従来のネットワーク18を介
してテスタモジュール14(1)−14(3)に接続するホストコンピュータ1
6を有する。ホスト16は、実施されるべき一連の測定におけるそれぞれのモジ
ュールの役割を定義する命令を利用者から受け取って、従来のイーサネットプロ
トコルを利用して、それらの命令をネットワーク18を経由してモジュール14
に転送する。この命令は実施されるべき測定の順序を示し、モジュールがどのよ
うに構成されて一連の測定のうちのそれぞれの測定を実施するのかを示し、更に
、それぞれの測定中に実施されるべき一連の作業を示す。デジタル論理測定のた
めには、命令は、DUT12に供給された測定信号がいつステート変更すべきか
を示し、モジュールがいつDUT出力信号をサンプリングすべきかを示し、更に
、それぞれのDUT出力信号サンプルの予想されるステートを示す。漏れ電流合
格/不合格測定又はパラメータ漏れ電流計測測定のためには、命令は、どのDU
Tターミナルが測定されるべきか、それらのDUTターミナルに加えられるべき
測定電圧を示す。漏れ電流合格/不合格測定の命令は、また、予想される漏れ電
流の許容範囲を定義するデータも有する。
【0019】 各命令をモジュール14に送った後で、ホスト16はネットワーク18を経由
して全てのモジュール14(1)−14(3)内のモジュールコントローラに「
スタート」メッセージを一斉に送信する。それぞれのモジュールコントローラは
前記命令中に含まれたメインプログラムを実行することによって、スタートメッ
セージに応答する。メインプログラムは、モジュールコントローラに対して、ホ
スト16がそのために提供した一組のセットアップ命令に基づいて一連の測定の
うちの最初の測定のためのそのモジュール14をセットアップするように命じる
。その後、メインプログラムは、それぞれのモジュール14(1)−14(3)
のモジュールコントローラに対して、対応する準備信号READY(1)−RE
ADY(3)を他のモジュールに対して送る。それぞれのモジュール内のスター
ト論理回路は、全ての準備信号READY(1)−READY(3)を受信して
、測定に含まれたモジュールからの準備信号READY(1)−READY(3
)信号が全てアサートされたときに、全てのプレスタート(PRESTART)
信号をローカルモジュールコントローラに送る。それぞれのモジュール内のモジ
ュールコントローラは、モジュールに信号を送って次のMCLK信号の縁部にお
いて一連の測定のうちの最初の測定を開始することによって、プレスタート(P
RESTART)信号に対し応答する。それに応じて、モジュールコントローラ
はマスタ命令の実行を停止して測定が完了したとのモジュールからの終了(EN
D)メッセージを待つ。
【0020】 モジュール14が測定を実行したときに、それらの活動はMCLK信号と同期
される。最初の測定が完了した時点で、それぞれのモジュール14は終了(EN
D)信号をそのローカルモジュールコントローラに送る。それぞれのモジュール
コントローラは、メイン命令の実行を再開することによって終了(END)信号
に応答する。メイン命令は、モジュールコントローラに対して、一連の測定のう
ちの次の測定のためにそのモジュール14を構成し、その後、その出力準備信号
READYを他のモジュールに送って、モジュールに信号を送って第二の測定を
開始するに先立って、プレスタート信号PRESTARTを待つ。そして、それ
ぞれのモジュールコントローラは、再び、第二の測定が完了したことを示す、そ
れ自身のモジュール14からの終了(END)信号を待つ。
【0021】 それぞれのモジュールコントローラは、一連の測定のうちのそれぞれの測定中
に、その測定のためにモジュールをセットアップし、準備信号READYを他の
モジュールに送り、プレスタート信号PRESTARTを待ち、モジュールに信
号を送って測定を開始し、そして、終了(END)信号を待つ処理を繰り返す。
DUTが全ての測定をパスしたときである一連の測定のうちの最後の測定が完了
したときには、モジュール14のうちの一つのメインプログラムは、それに対し
て、ネットワーク18を経由してホスト16に「DUTパス」メッセージを送る
ように命じる。そして、モジュールコントローラは、ホスト16からのメッセー
ジを受信するまでは何もしない。ホスト16は、例えば、テスタ10へ、及び、
そこからDUTを動かして、テスタ10からDUT12を取り出すと共に、それ
を測定されるべき次のDUTに置き換えるDUTハンドリング装置に信号を送る
ことによって、DUTパスメッセージに応答する。測定のうちの一つがパラメト
リック測定若しくは測定結果としてデータを生成するタイプの他の測定である場
合には、ホスト16は、また、ネットワーク18を経由して適切なモジュールの
コントローラから測定結果データを得ることができる。次のDUTが所定の位置
に置かれて測定準備がなされたときには、ホスト16は他のスタートメッセージ
をネットワーク18を経由してそれぞれのモジュール14のコントローラに送り
、それぞれのコントローラに対して、もう一度メインプログラムを実行すること
を始め、それによって、次のDUTのための測定シーケンスを初期化するように
命じる。
【0022】 一連の測定のうちのいずれかの測定の間において、DUT12が予想されるよ
うには挙動していないことをいずれかのモジュール14(1)−14(3)が検
出した場合には、それは出力故障信号FAIL(1)−FAIL(3)を他のモ
ジュール14に送る。それぞれのモジュール14は、全てのFAIL(1)−F
AIL(3)信号を監視して、測定に含まれたいずれかのモジュールがFAIL
(1)−FAIL(3)信号を発生したときにDUT故障信号DUT_FAIL
を発生するプログラム可能な故障論理回路を有する。以下に記載するように、い
ずれかのモジュール14(1)−14(3)は、「DUT故障(fail)」メ
ッセージをネットワーク18を経由してホスト16に送って、ホストに対して、
DUTが欠陥品であることを知らせることによって、そのローカルDUT_FA
IL信号に応答することができる。そして全てのモジュールは、それ以上の測定
作業を停止し、ネットワーク18を経由してホスト16からの次のメッセージを
待つ。ホスト16は、例えば、DUTハンドラーに信号を送って欠陥DUT12
を測定すべき次のDUTに置き換え、その後、スタートメッセージをそれぞれの
モジュール14のコントローラに送り、該モジュールに対して、そのメインプロ
グラムの再実行を開始するように命じ、それによって、次のDUTの測定シーケ
ンスを再スタートすることによって、DUT故障(fail)メッセージに応答
することができる。
【0023】 したがって、ホスト16は、測定シーケンスを定義する命令を幾つかのモジュ
ール14のそれぞれに送り、スタートメッセージをそれぞれのモジュールコント
ローラに送った後で、DUTが測定シーケンスをパスしたか、又は、失敗したと
のメッセージを受け取るまでは、それ以上の測定作業には参加しない。モジュー
ル14内のコントローラは、一連の測定のうちのそれぞれの測定に先立ってモジ
ュールを構成し、ホスト16とそれ以上の通信をすることなくそれぞれの測定の
開始と同期する。
【0024】 このモジュラーアーキテクチュアは、テスタ10が非集中化された構成と同期
能力を具備する場合には、単独のホストコンピュータがDUTに対して実行すべ
き一連の測定のうちのそれぞれの測定に先立って、全てのテスタモジュールを直
接に構成する従来の集積回路テスタに比べていくつかの利点を有する。従来のテ
スタにおいては、それぞれの測定に先立って、ホストは大量の構成データをモジ
ュールに送らねばならない。このデータをモジュールに送るために必要な時間量
を最小にするために、先行技術システムのホストコンピュータは大容量の高速並
列コンピュータバスを通じてモジュールと通信しなければならない。そのような
並列バスは高価であり、場所を取り、高速で作動するためには比較的短くしなけ
ればならない。ホスト16よりも、図1のテスタ10のモジュール14内のロー
カル命令プロセッサは、各測定の間にモジュールセットアップを処理するので、
ホスト16と各モジュール14の間の高速接続は不必要である。勿論、ホスト1
6は、実行すべき一連の測定を定義するためにネットワーク18を経由して全て
のモジュールに大量のデータをまず送らねばならない。しかし、最初のDUTが
測定されるに先立ってそのことをしなくてはならないのはたった一度だけなので
、プログラミングデータ転送時間は、特に多くのDUTが測定されるべきである
ときには、全測定時間のうちの重要な部分ではない。例えば、テスタ10がDU
T製造設備内で使用される場合、DUTが陳腐化されるか、又は、もはや製造さ
れなくなるまで、ホスト16はもう一度モジュールをプログラムしなくてもよい
かもしれない。勿論、それぞれのDUTが測定されて測定結果を取得して、モジ
ュールに対して次のDUTがいつ所定の場所に置かれて測定準備されるのかを教
えた後で、ホストコンピュータ16はモジュール14と短時間通信するけれども
、これらの行為はネットワーク18を経由して転送されるべき比較的に少量のデ
ータのみを必要とする。
【0025】 モジュール14の命令メモリが十分大容量である場合、モジュール14は二以
上のタイプのDUTを測定するための命令であってもよい。ホスト16がモジュ
ールに送るスタートメッセージは、測定されるべき次のDUTを測定するために
使用されるべき特定のメインプログラムの第一の命令の命令メモリアドレスを単
に示している。したがって、モジュール14は多くの異なるタイプのDUTを測
定するようにプログラムされ、ホスト16から新たにデータをプログラミングす
る必要なく、一のタイプのDUTの測定から他のものへといつでも切り替えるこ
とができる。
【0026】 最後に、図1のモジュラー化されたテスタのアーキテクチュアは、テスタが容
易に拡張されて柔軟に構成されることを可能にする。モジュールが一旦プログラ
ムされてしまえば、ホスト16が相対的に言ってほとんど何もすることはないの
で、単独のホスト16は、幾つかのグループのモジュールを、その各グループが
独立したテスタとして活動する状態で、制御することができる。モジュールがイ
ーサネットネットワーク18を通じてホストと接続されているので、例えば、各
モジュールが個々のICハンドラーに取り付けられているときのような場合、各
グループのモジュールは物理的に相当な距離だけ他のものから離すことができる
。したがって、この柔軟な同期システムにすると、全てのテスタが単独のホスト
によって制御される一組の独立したテスタにモジュールが組織されることとなる
。そのような容易で柔軟なシステムの拡張と構成は、高度にホストに依存した処
理に起因した、そして、高速並列バスによって相互に接続されたときのホストと
テスタモジュールの間の距離の制約に依存した従来のテスタのアーキテクチュア
では不可能である。
【0027】 テスタモジュールアーキテクチュア 図2は図1のテスタモジュール14(1)をより詳細なブロック図形式で図示
したものである。他のテスタモジュール14も同様である。テスタ14(1)は
、イーサネットポート32とイーサネットバス19を介して図1のホスト16と
通信する、好ましきはインテル社製のモデルi960マイクロコントローラであ
るローカルマイクロコントローラ30を有する。マイクロコントローラ30は、
従来の並列コンピュータバス38Aを介して、イーサネットポート32とRAM
34とROM36にアクセスする。ROM36は、マイクロコントローラ30が
ホスト16と通信してホスト16から命令を受け取ってその命令の実行を開始す
ることを可能にするサブルーティンを記憶している。それがホスト16から命令
を受けたときに、マイクロコントローラ30はそれらをRAM34に書き込む。
【0028】 スタート論理回路20は各モジュールによって生成された準備信号READY
(1)−READY(3)の全てを受け取って、該準備信号READY(1)−
READY(3)の特定のサブセットのそれぞれがアサートされたことを検出さ
れたときにプレスタート信号PRESTARTをマイクロコントローラ30に供
給する。事実、スタート論理回路20はREADY信号を組み合わせて出力プレ
スタート信号を生成するANDゲートとして機能する。同様に、故障(fail
)論理回路24は故障信号FAIL(1)−FAIL(3)の全てを受け取って
、作動して、そして、それがFAIL(1)−FAIL(3)信号の特定のサブ
セットのうちのいずれか一つがアサートされたことを検出したときにDUT故障
信号DUT_FAILを発生するORゲート。スタート論理回路と故障論理回路
20と24は、バス38Aを経由してそれらに供給されたデータによってプログ
ラムされる従来のプログラム可能な論理回路によって実現される。ホストコンピ
ュータ16がモジュール14(1)に提供する命令は、マイクロコントローラ3
0に対して、スタート論理回路と故障論理回路20と24をどのようにプログラ
ムするのかを知らせる。特に、プログラミング命令は、スタート論理回路と故障
論理回路20と24に対して、それらが論理的に論理積(AND)すべきか、又
は、論理和(OR)すべきなのはREADY信号のサブセットか、又は、FAI
L信号のサブセットのどちらかであるかを知らせる。
【0029】 図1のモジュール14(1)−14(3)は、それぞれのグループが独立のテ
スタとして活動する個々のワーキンググループに組織される。このことは、個々
のワーキンググループが個々のDUTを独立して測定すべきであるときに有効で
ある。例えば、個々のワーキンググループは個々のDUTハンドラーによって処
理されるか、又は、同じDUTハンドラーによって処理された個々のワーキング
グループは個々のDUTを同時に測定することができる。論理回路20と24の
プログラミングは、実際に、モジュール14(1)を特定のモジュールワーキン
ググループにアサインする。例えば、モジュール14(1)が他の全てのモジュ
ールとは無関係に操作されるべきである場合、スタート論理回路と故障論理回路
20と24は故障信号FAIL(1)と準備信号READY(1)にのみ応答す
るようにプログラムされる。そのような場合、モジュール14(1)がアサイン
されるワーキンググループはたった一つのモジュールそれ自体を所有する。他の
例として、モジュール14(1)が三つのモジュール14(1)−14(3)信
号の全てを有するワーキンググループにアサインされるべきである場合には、ス
タート論理回路と故障論理回路20と24は準備信号READY(1)−REA
DY(3)と故障信号FAIL(1)−FAIL(3)をANDとするか、又は
、ORとするようにプログラムされる。
【0030】 従来のバスコントローラ35は、バス38Aを他のバス38Bに連結する。バ
スコントローラ35は、通常、バス38Bから35を分離しており、それぞれの
バスが無関係に作動できるようにする。しかし、バスコントローラ35は、必要
に応じて、バス38Aに接続されたデバイスがデータをバス38Aに接続される
デバイスに送るか、又は、その逆に送ることができるようにする。テスタモジュ
ール14(1)はバス38Bにリンクされた48個一組のテスタチャネル40(
1)−40(48)を有する。それぞれのテスタモジュール14(1)は、デジ
タル論理測定中に図1のDUT12の個々のターミナルにおいて測定作業を実施
する。スイッチ回路42は、選択的にそれぞれのチャネルを対応するDUTター
ミナルに接続する。デジタル論理測定は、一組の連続する測定サイクルの組織さ
れ、それぞれの測定サイクルの開始時点でそれぞれのテスタチャネル40(1)
−40(48)に供給される入力チャネルデータ(CDAT)は、チャネルに対
して、測定サイクル中にその出力信号がどのようにしていつステートを変更すべ
きであるか教え、測定サイクル中においていつDUT出力信号をサンプリングす
るのかを教え、更に、サンプリングされたDUT出力が有すると予想されるのは
どんな論理ステートなのかを教える。それぞれのチャネル40(1)−40(4
8)は、それがDUT出力信号が測定のいずれかのサイクル中において予想され
るステートを示せないことを検出したときには、出力故障(FAIL)信号を生
成する。それぞれのチャネル40(1)−40(48)の故障(FAIL)信号
出力はORゲート58によって論理和演算されてFAIL(1)信号を生成する
【0031】 テスタチャネル40(1)−40(48)は、図1のクロック源15からのM
CLK信号によってクロックされる同期回路である。これもMCLK信号によっ
てクロックされる期間発生器44は、それぞれの測定サイクルがいつ始まるかを
示す出力信号BOCとCVRNを生成する。それぞれの測定期間は、各期間の開
始の直前に期間発生器44に供給される入力データPSETによって決定される
。期間発生器44はBOC信号とCVRN信号をそれぞれのテスタチャネル40
(1)−40(48)に供給して、デジタル論理測定中にテスタチャネル40(
1)−40(48)の同期をとる。デジタル論理測定のそれぞれのサイクルに先
立って、テスタモジュール14(1)内のパターン発生器46は、それぞれのテ
スタチャネル40(1)−40(48)にCDAT入力を供給し、PSET入力
データを期間発生器44に供給する。期間発生器44からのBOC出力信号は、
パターン発生器46に対して、次の測定期間のためのPSET値とCDAT値を
いつ供給するのかを知らせる。
【0032】 テスタモジュール14(1)は、また、スイッチ42を介してDUT12に連
結されて、DUT12のターミナルにおいて漏れ電流を計測する従来のパラメト
リック計測ユニット(PMU)50を有する。漏れ電流測定ユニット(LCTU
)51は、DUT12に対する合格/不合格漏れ電流測定の間に測定信号を生成
する。モジュール14(1)は、また、スイッチ42用のコントローラ52と、
DUT12に電力を供給するための電源54と、テスタチャネル40(1)−4
0(48)とLCTU51に基準電圧を供給するための基準レベル発生器56を
有する。チャネル40(1)−40(48)は、それらがDUT12に供給する
測定信号の論理レベルを設定するときには、そして、それらが監視するDUT信
号の論理レベルを判定するときに、標準としてこの基準電圧を用いる。
【0033】 実施すべき測定のためにRAM34に記憶されたセットアップ命令を実行する
ときには、マイクロコントローラ30がモジュール14(1)の他の各種の構成
要素の作動を制御するためのデータを発生し、それらをコンピュータバス38A
と38Bを経由してそれらの構成要素内のアドレス可能なメモリか、又は、レジ
スタに書き込む。パターン発生器46に供給されるデータは、デジタル論理測定
と漏れ電流合格/不合格測定の間にそれが生成して期間発生器34とチャネル4
0(1)−40(48)に供給すべき出力PSET及びCDATシーケンスを定
義する。マイクロコントローラ30はデータを期間発生器44に送って、それに
対して、パターン発生器46から入力されたそのPSETデータをどのようにデ
コードするのかを教える。PSETデータはたった4ビットのデータ幅であるの
で、たった16個の異なる測定サイクル長のうちから選択できる。しかし、パタ
ーン発生器44が非常に多数の測定サイクル長のいずれかを確立することができ
るので、マイクロコントローラ30がそれぞれの測定に先立って期間発生器に提
供することのできるプログラミングデータは、16個の可能なPSET値のそれ
ぞれを特定の期間長にアサインする。したがって、いずれかの16個までの異な
る測定サイクル長は、所定の測定中において選択可能である。
【0034】 マイクロコントローラ30は、また、それぞれの測定に先立って、制御データ
をテスタチャネル40(1)−40(48)に書き込み、それらに対して、パタ
ーン発生器46からのCDAT入力の各値に対してどのように応答するのかを教
える。上記のように、パターン発生器46はそのCDAT入力をそれぞれのチャ
ネル40(1)−40(48)にそれぞれの測定サイクルの初めにおいて供給し
、チャネルに対して、サイクル中に何をなすのかを知らせる。測定サイクル中に
それぞれのテスタチャネル40(1)−40(48)が実施することのできる異
なるタイプの作業(アクションとタイミングの組み合わせ)の数は、制限された
数のビットだけを有する一意のCDAT値に永久的にアサインされたものに比べ
てはるかに大きい。しかし、所定の測定中に実際に必要とされるアクションとタ
イミングの異なる組み合わせの数は、主に、比較的に小さい。したがって、測定
の開始に先立って、マイクロコントローラ30がそれぞれのテスタに供給する制
御データは、それぞれのパターン発生器の出力CDATを測定中に使用されるア
クションとタイミングの特定の組み合わせに関連付ける。マイクロコントローラ
30は、また、バス38A/38Bを経由して入力制御データをPMU50、ス
イッチコントローラ52、デバイス電源54及び/又は基準レベル発生器56に
供給して、それらの作動パラメータ又は制御設定をそれぞれの測定に先立って適
切に調整する。
【0035】 パターン発生器 図3は図2のパターン発生器46をより詳細なブロック図形式で図示している
。セットアップ処理の間、図2のローカルマイクロコントローラ30は、データ
をバス38Aと従来のバスインタフェース回路61を経由してプログラムメモリ
60とパターンメモリ62に書き込むことによって前記データをパターン発生器
46に供給する。パターンメモリ62は、いずれかの所定のアドレスに一の測定
サイクル中に期間発生器44とテスタチャネル40(1)−40(48)に提供
されるべきCDATデータとPSETデータを記憶することができる。プログラ
ムメモリ60は測定中にアドレスをパターンメモリ62に供給して、パターンメ
モリ62がそれぞれの測定サイクル中に適切なCDATデータとPSETデータ
を読み出すようにする。プログラムメモリ60は、また、それぞれの領域にパタ
ーンメモリアドレスを記憶するのに加えて、図2の期間発生器44からのBOC
信号によってそれぞれの測定サイクルの開始時点でクロックされる、命令プロセ
ッサ64のための命令も記憶する。
【0036】 図2のマイクロコントローラ30がスタート論理回路60からプレスタート信
号PRESTARTを受け取ったときに、それはスタートメッセージをバスイン
タフェース回路61に送る。バスインタフェース回路61は、スタート信号ST
ARTを命令プロセッサ64に送ることによって応答する。スタート信号STA
RT受け取ったときに、命令プロセッサ64はプログラムメモリ60の第一の記
憶領域にアドレスして、該メモリ60が第一のアドレスをパターンメモリ62に
供給して、第一の命令をプロセッサ64に提供するようにする。そして、パター
ンメモリ62は、第一の測定サイクル中にCDATデータとPSETデータを読
み出す。プロセッサ64に提供された第一の命令INSTは、該プロセッサ64
に対して、次のBOC信号パルスの受信時において、プログラムメモリ60に対
する次のアドレス(ADDR)をどのように生成するのかを命じる。その後、プ
ログラムメモリ60はパターンメモリ62に対する新たなアドレス(ADDRE
SS)を読み出し、次の命令INSTをプロセッサ64に供給する。測定が終了
していることを示す、プログラムメモリ60からの停止命令を命令プロセッサ6
4が受け取るまでその処理は続行する。この停止命令は、プロセッサ64が終了
信号ENDをバスインタフェース61に送って、バスインタフェース61からの
他の信号を待つことができるようにする。インタフェース回路61は、アンド終
了メッセージをマイクロコントローラ30に送ることによって終了信号ENDに
応答する。
【0037】 その時点で、図2のマイクロコントローラ30は、必要ならば、いずれかが新
たなデータをパターンメモリ62のプログラムメモリ60へ提供する次の測定の
ためにテスタを再構成する。しかし、次の測定がパターン発生器46を必要とし
ており、プログラムメモリ60とパターンメモリ62が第一と第二の測定の両方
のためのデータを保有するのに十分なほど大容量であるのであれば、マイクロコ
ントローラ30はいかなる新たなデータをメモリ60又は62に送る必要はない
かもしれない。
【0038】 次の測定のためにモジュールをセットアップして、プレスタート信号PRES
TARTを受け取った後で、マイクロコントローラ30は、次の測定がパターン
発生器46を必要とするのであれば、スタートメッセージかリスタートメッセー
ジのいずれかをバスインタフェース61に送って、バスインタフェース回路がス
タート信号STARTかリスタート信号RESTARTのいずれかを命令プロセ
ッサ64に送れるようにする。スタート信号STARTは、命令プロセッサに対
して、プログラムメモリ60の第一の記憶領域にアドレスするように命じるが、
マイクロコントローラ30が新たなプログラムデータをプログラムメモリ60に
書き込んだときに使用される。リスタート信号RESTARTは、マイクロコン
トローラ30が新たなプログラムデータをプログラムメモリ60に書き込まなか
ったときで、命令プロセッサ64が前回の測定の最後の命令のアドレスに引き続
く次のアドレスにおいてプログラムメモリ60のアドレスを再開すべきに使用さ
れる。
【0039】 測定中に図2の故障論理回路24がDUT故障信号DUT_FAILを発生す
るときは、それはその信号を割り込みとしてパターン発生器の命令プロセッサ6
4に送る。そして、命令プロセッサ64はプログラムメモリ60に記憶された割
り込みルーティンを実行する。例えば、その割り込みルーティンは、命令プロセ
ッサに対して、DUT故障信号DUT_FAILをバスインタフェース61に送
って、スタート信号STARTかリスタート信号RESTARTのいずれかを受
信するまで更なる操作を停止するように命じる。バスインタフェース61は、D
UT故障メッセージをマイクロコントローラ30に送ることによって、DUT故
障信号DUT_FAILに対して応答する。そしてまた、マイクロコントローラ
30はDUT故障メッセージを図1のホスト16に送る。そして、ホストは新た
なDUTを測定ヘッドに挿入する状態にして、スタートメッセージをそれぞれの
モジュールのマイクロコントローラ30に送って測定を再開することができる。
【0040】 期間発生器 図4は図2の期間発生器44をより詳細なブロック図形式で図示している。期
間発生器44は、出力BOC信号及び出力CVRNデータ値を生成することによ
って、パターン発生器46のPSET出力に応答する。BOC信号は、次の測定
サイクルの開始の直前のMCLKパルスを示すが、一方、CVRNデータは、次
の測定サイクルが実際に始まるそのMCLKパルスの後の一のMCLKサイクル
の小数部分を示す。
【0041】 メイン測定サイクルは、マスタクロックMCLKサイクルの整数と小数に亘る
。図2のパターン発生器46のPSET出力は、それがセットアップ命令を実行
するときに、RAM66をアドレスする。バス38Bを経由してマイクロコント
ローラ30からのデータによってロードされたRAM66は、16個の可能なP
SET値のそれぞれを測定サイクルの長さを定義するデータに変換するための参
照テーブルとして作用する。図1のRAM66のデータ出力は、それぞれ次のメ
イン測定サイクルの期間の整数部分と小数部分を示す整数値WHOLEと小数値
FRACTIONを有する。次のBOC信号パルスの後縁において、整数値WH
OLEはカウンタ68にロードされ、小数値FRACTIONはアキュムレータ
70によって累算される。そして、カウンタ68はMCLK信号パルスのカウン
トを始める。そのカウントがWHOLEに達したときに、カウンタ68は次のB
OCパルスを発生する。BOCパルスの前縁は、図2のパターン発生器46に対
して、新たなPSET値を生成するように命じ、それによって、RAM66が次
の測定サイクルのための整数/小数(WHOLE/FRACTION)データ対
を生成するようにする。アキュムレータ70は、連続する小数データ値FRAC
TIONを累算してCVRNデータを生成する。累算されたCVRNデータが一
MCLKサイクルを超えた期間を示したときにアキュムレータ70がオーバーフ
ローして、カウンタ68の+1入力にオーバーフロー信号OFを提供する。カウ
ンタ68が次に整数値WHOLEをロードしたときには、それはカウント制限を
前記整数値WHOLE+1に設定する。したがって、カウンタ68のBOC出力
は、次の測定サイクルの開始の直前のMCLKパルスを示すが、一方、CVRN
データは次の測定サイクルが実際に始まるそのMCLKパルスの後の一のMCL
Kサイクルの小数部分を示す。
【0042】 テスタチャネル 図5は図2のテスタチャネル40(1)をより詳細なブロック図形式で図示し
ている。テスタチャネル40(2)−40(48)も同様である。図2のパター
ン発生器46がそれぞれの測定サイクル中にそれぞれのテスタチャネル40(1
)−40(48)に供給するチャネルデータCDATは、フォーマット設定デー
タ(FSET)とタイム設定データ(TSET)と基準データ(PG)を含んで
いる。FSETデータは、チャネルが測定サイクル中に使用すべき特定のドライ
ブフォーマット又は比較フォーマットを参照する。「ドライブフォーマット」は
、チャネルが測定サイクル中にその出力測定信号のステートを制御する特定の方
法である。ドライブフォーマットは、チャネルが測定サイクル中に連続する測定
信号のステートを判定するデータを得る方法とチャネルが測定信号のステート変
更のタイミングをとる方法を含んでいる。「比較フォーマット」は、DUT出力
信号が測定サイクル中に予測されるように挙動しているか否かをチャネルが判定
する特別な方法である。比較フォーマットは、チャネルが出力信号の予想される
ステートを決定する方法と、チャネルが出力信号をその予想されるステートと比
較して故障信号FAILを生成する方法を含んでいる。TSETデータは、例え
ば、測定信号のステートの変更やDUT出力信号の比較のような、イベントが発
生すべき測定サイクル中のある時点を示す。
【0043】 テスタチャネル40(1)は、一組のドライブ制御信号(DとVHとZ)に応
じてDUTターミナルに対して測定信号を供給するためのピンエレクトロニクス
回路72を有する。D制御信号は、ピンエレクトロニクス回路72に対し、その
出力テスト信号(DRIVE)をハイ論理レベルに駆動するか、又は、ロー論理
レベルに駆動するのかを教える。VH信号は、ピンエレクトロニクス回路72に
対し、そのDRIVE信号を二次電圧に駆動するか否かを教える。Z制御信号は
、ピンエレクトロニクス回路72に対し、DRIVE信号をいつ三状態にするの
かを教える。それぞれの測定サイクル中に、ピンエレクトロニクス回路72は、
また、DUTターミナルDUT出力信号COMPAREを監視して、DUT出力
信号が現状でハイ論理レベルを超えているか、又は、ロー論理レベルを下回って
いるかを示す比較ハイと比較ロー信号(CHとCL)を生成する。ピンエレクト
ロニクス回路72は、DUTのハイ論理レベルとロー論理レベルを決定するとき
に、基準として図2のレベル発生器56からの信号を利用する。
【0044】 ピンエレクトロニクス回路72に加えて、テスタチャネル40(1)は、フォ
ーマッタ回路74と二つのタイミング信号発生器76と78を有する。それぞれ
のタイミング信号発生器76又は78は、それぞれの測定サイクルの開始時にパ
ターン発生器20からTSETデータを、期間発生器20からBOC信号とCV
RN信号を受信して、それぞれの測定サイクル中に一度出力タイミング信号T1
又はT2を、TSETデータによって示された測定サイクルの開始に引き続くあ
る遅延を伴って、パルス化する。BOCデータとCVRNデータは、それぞれの
測定サイクルがいつ始まるのかを示す。
【0045】 フォーマッタ回路74は、パターン発生器20からFSETデータを受信し、
ドライブ制御信号D、Z及びVHをピンエレクトロニクス回路72に供給してそ
れがFSETデータによって示されたドライブフォーマットを実施できるように
する。FSETデータがドライブフォーマットを参照したとき、PGデータは、
フォーマッタがドライブ制御信号を設定すべきステートを示すことができ、タイ
ミング信号T1又はT2は、示すフォーマッタ回路74に対して、いつドライブ
制御信号DとZとVHのステートを調整するのかを知らせる。FSETデータが
比較フォーマットを参照したとき、フォーマッタ回路74はT1及び/又はT2
タイミング信号によって示された時点においてピンエレクトロニクス回路の比較
ハイと比較ロー出力CHとCLをサンプリングし、そして、それから測定サイク
ル中に故障信号FAILをアサートするか否かを決定する。ある種の比較フォー
マットにおいては、PGデータはCHデータとCLデータの予想されるステート
を参照する。
【0046】 それがデジタル論理測定の開始前にそのセットアップ命令を実行するときには
、図2のマイクロコントローラ30はバス38Bを経由して制御データをタイミ
ング信号発生器76と78とフォーマッタ74に書き込む。タイミング信号発生
器76と78に供給された制御データは、特定のT1とT2タイミング信号パル
ス遅延をTSETのそれぞれの可能な値に関連付けをする。それぞれのチャネル
のフォーマッタ74に供給されたプログラミングデータは特定のドライブ及び制
御フォーマットをFSETデータとPGデータの可能なそれぞれの組み合わせに
関連付けをする。
【0047】 フォーマッタ 図6は、図5のフォーマッタ74を詳細なブロック図形式で図示している。図
6に関連して、フォーマッタ74は、各主測定サイクル中に図2のパターン発生
器46から4ビットのFSETデータ値を受信する。FSETデータは、測定サ
イクル中にDUTターミナルにおいてテスタチャネルによって実行されるべき特
定のテストフォーマットを示す。4ビットのFSETデータ値は、その一つ一つ
がそれぞれのFSETデータの値に対応している16個の記憶領域を有するRA
M80にアドレスする。測定開始前に、図2のインストラクターマイクロコント
ローラ30は、バス38Bを経由してRAM80のそれぞれの記憶領域にフォー
マット制御データ(FORMAT)を書き込む。それぞれのチャネルは多くの異
なる種類のテストフォーマットを実行できるけれども、フォーマッタ74に供給
されたFSETデータ値はたった4ビットを有し、16の異なる値をとることし
かできない。したがって、FSETデータ値はフォーマッタ74が生成すること
のできる多くの異なるテストフォーマットのうちの16個しか表すことができな
い。RAM80の16個の記憶領域に記憶されたデータは、チャネル74が測定
サイクル中に実行できる多くの可能なテストフォーマットのうちからどの16個
かを決定する。インストラクションマイクロコントローラ30が異なる制御デー
タを図2のそれぞれのテスタチャネル40(1)−40(48)のフォーマッタ
74のRAM80に書き込むことができるので、テスタチャネルは、必ずしも同
じ16個のフォーマットのためにプログラムされるべきではない。
【0048】 測定中、到来したFSETデータ値がRAM80にアドレスされると、RAM
80はアドレスされたFORMATデータの一部をドライブ論理回路82に読み
出し、そして、アドレスされたFORMATデータの他の部分を比較論理回路8
4に読み出す。ドライブ論理回路82は、また、図1のタイミング発生器18か
らT1及びT2タイミング信号を受信すると共に、図2のパターン発生器46か
らチャネルデータCDATの基準データビットPGを受信する。D、Z、VH信
号の特定の一連のステート変更がFORMATデータによって制御され、これら
のステート変化のタイミングがT1及びT2タイミング信号によって制御されな
がら、ドライブ論理回路82は、D、Z、VH出力信号を図5のピンエレクトロ
ニクス回路72に供給する。ある種のドライブフォーマットの場合には、PGデ
ータの各ビットはD、Z及び/又はVH信号が駆動されるべきステートを示す。
他のドライブフォーマットにおいては、D、Z及び/又はVH信号の新たなステ
ートは、フォーマット自体によって特定され、PGデータには依存しない。
【0049】 比較論理回路84は、また、図5のピンエレクトロニクス回路72の比較ハイ
(CH)及び比較ロー(CL)出力信号と共に、T1及びT2タイミング信号と
PGデータを受信する。比較論理回路84は、CH及び/又はCL信号をそれら
の予想されるステートと比較して、CHとCL信号のステートが測定サイクル中
において予想されるものでない場合には、MOD_FAIL信号をアサートする
。FORMATデータは、比較論理回路84が比較を実行する方法(フォーマッ
ト)を制御する。比較論理回路へのFORMATデータ入力はタイミングT1及
び/又はT2タイミング信号を選択して比較のタイミングを制御する。ある種の
比較フォーマットの場合、2ビットの基準データPGは、CH及びCL信号が状
態を示す予測されるステートを示す。他の比較フォーマットにおいては、予測さ
れるステートは、フォーマットそれ自体によって特定され、そして、PGデータ
には依存しない。
【0050】 漏れ電流計測と合格/不合格測定 図7は、図2のPMU50とLCTU51とスイッチコントローラ51とルー
ティングスイッチ42をより詳細なブロック図形式で図示している。ルーティン
グスイッチ42は、テスタチャネル40(1)−40(48)とPMU50とL
CTU51をそれぞれのDUTターミナルに選択的に接続する。切り替え位置は
、図2のマイクロコントローラ30がセットアップ処理中にスイッチコントロー
ラ52のレジスタ88に書き込む制御データの各ビットによって制御される。デ
ジタル論理測定中、スイッチ90は閉じられており、図2のテスタチャネル40
(1)−40(48)のうちの一つのピンエレクトロニクス回路72(図5)の
ドライブ信号DRIVE出力に接続する。スイッチ91は閉じられて比較信号入
力COMPAREとしてDUT出力信号を図5のピンエレクトロニクス回路72
に提供する。スイッチ92と93と94が開放されて、DUTターミナルからP
MU50とLCTU51を分離する。
【0051】 LCTU51は、それぞれが漏れ電流合格/不合格測定中にルーティングスイ
ッチ42を介して個々のDUTターミナルに測定電圧を提供する48個の電圧源
回路を有する。図7には、たった一つのそのような電圧源回路51Aが示されて
いる。漏れ電流合格/不合格測定中、スイッチ90と91と92は開放されてい
る。スイッチ93は閉じられてLCTU51内の増幅器A1が測定電圧VLを可 変抵抗器R1を介してDUTターミナルに加えることができるようにする。DU
Tターミナルへの電流又はそこからの電流は、抵抗器R1の両端に電圧を生成す
る。LCTU51内の増幅器A3は、R1の両端に現れる電圧を増幅して、それ
を比較信号入力COMPAREとして閉成されたスイッチ94を介してテスタチ
ャネル40(1)−40(48)のうちの一つのピンエレクトロニクス回路72
(図5)に供給する。テスタチャネル40(1)−40(48)は、比較信号C
OMPAREの電圧が所定の閾値を超えていて、DUTターミナルにおける電流
が所定の範囲外にある場合にはその故障信号FAILをアサートする。所望の電
圧レベルVLを示す図2のレベル発生器51からの基準電圧VPが差動増幅器A1
の一方の入力に供給される。ユニティゲイン増幅器A2は増幅器A1の他の入力
にVLをフィードバックする。増幅器A2によって提供されたフィードバックは 、DUTターミナルを介した漏れ電流の量にもかかわらず、増幅器A1が所望の
測定電圧VPにVLを維持できるようにする。レジスタ95は、測定中にR1の値
を制御するために図2のマイクロコントローラ30からセットアップデータを格
納する。
【0052】 パラメトリック漏れ電流計測テストの間、PMU50はスイッチ92を介して
DUTターミナルのうちの一つと接続され、その漏れ電流を計測する。スイッチ
90と91と93と94は開放されたままである。パラメトリック測定において
、漏れ電流が計測されるべき特定の電圧は、DUTターミナルに強制的に負荷さ
れており、DUTターミナルへの又はそこからの結果としての漏れ電流が計測さ
れる。パラメトリックテスタ50は、システムのセットアップ中にバス38Bを
経由して図2のマイクロコントローラ30によって提供される制御データを格納
するアドレス可能なレジスタ96を有する。レジスタ96内に格納されたデータ
値は、デジタル−アナログコンバータ(DAC)97を駆動して、基準電圧を差
動増幅器A4に提供する。増幅器A4は、容量C1と並列な抵抗器R2とスイッ
チ98を介してDUTターミナルで電圧を発生する。DUTターミナルにおける
電圧がユニティゲイン増幅器A5を介して増幅器A4の入力へフィードバックさ
れる状態で、増幅器A4はDUTターミナルの電圧をDAC97の出力によって
示されたレベルに保持する。増幅器A6は、R2の両端に現れた電圧を増幅して
アナログ−デジタル(A/D)コンバータ99へ入力を提供する。A/Dコンバ
ータ99は増幅器A6の出力をデジタイズして、それをバス38を経由して図2
のマイクロコントローラ30によってリードアクセスされるレジスタ101に供
給する。測定中、シーケンサ103はスイッチ98とレジスタ101を制御する
ための出力制御信号S1とS2を生成する。
【0053】 スイッチコントローラ52のレジスタ88内にデータを格納して、スイッチ9
2を介してPMU50を所望のDUTターミナルに接続した後で、図2のマイク
ロコントローラ30はバス38を介してシーケンサ103に信号を送る。シーケ
ンサ103はS1信号をアサートしてスイッチ98を閉じ、それによって、容量
C1を放電させ増幅器A4がDUTターミナルを測定電圧に駆動することを可能
にする。シーケンサ103は、そして、S1をデアサートしてスイッチ98を開
放し、DUTターミナルでの漏れ電流が容量C1を充電できるようにする。増幅
器A6は、C1の両端の電圧を増幅する。所定時間経過後、シーケンサ103は
直に出力信号S2をアサートし、A/Dコンバータ99が増幅器A6の出力をサ
ンプリングしてレジスタ101の入力へ供給されるデジタル量に変換するように
する。シーケンサ103の出力信号S3は、レジスタ101に対して、A/Dコ
ンバータ99のデータ出力を格納するように命じる。そして、シーケンサ103
は測定メッセージの終了をバス38を介してマイクロコントローラ30に送る。
マイクロコントローラ30は、その後バス38Bを経由してレジスタ101から
データを読み込んで、それを測定メッセージの終了と共に図1のホスト16に送
る。ホスト16はレジスタ101から読み出されたデータを基に漏れ電流を計算
することができる。なぜならば、シーケンサ103がS1をとめる時間とそれが
S2をパルス化する時間の間のインターバルで、それがC1が充電できた時間に
よって分割された増幅器A6のサンプリングされた出力と比例しているからであ
る。
【0054】 テスタのプログラミングの例 図8は、図1のホストコンピュータ16が図2のテスタモジュール14(1)
にネットワーク18を経由して供給することのできるメインプログラム例のフロ
ーチャートである。図9は、図8のメインルーティンが呼び出してモジュール1
4(1)の操作を図1のテスタ10の他のモジュールと同期する同期スタートS
TART SYNCサブルーティンを示すフローチャートである。図2のマイク
ロコントローラ30は、RAM34内に各種のサブルーティンの全てと図1のホ
スト16によって提供されるデータファイルと共にメインプログラムを記憶する
。ホスト16がスタートメッセージをネットワーク18を経由してマイクロコン
トローラ30に送ったとき、マイクロコントローラはスタートメッセージに含ま
れたRAM34のアドレスにおいて始まるメインプログラムを実行し始める。
【0055】 図8に示された例においては、テスタモジュール14(1)は、連続してデジ
タル論路測定と漏れ電流合格/不合格測定とパラメトリック漏れ電流計測テスト
を行うべきである。工程100において、図2のローカルマイクロコントローラ
30は、デジタル論理測定のためのセットアップ命令を実行する。ホスト16か
らの命令は、それぞれのデータ値が記憶されるべきメモリ又はレジスタのアドレ
スと共に、各種のモジュール構成要素内の各種のメモリやレジスタに記憶格納さ
れるべき全てのデータ値を含んだそれぞれの測定のためのセットアップデータフ
ァイルを有する。工程100において、マイクロコントローラ30は最初の測定
のためのセットアップファイルからのそのデータをバス38A/38Bを介して
全て適切なアドレスに書き込む。このデータは、スタート論理回路と故障論理回
路20と24をプログラムするためのデータと、期間発生器44とパターン発生
器46とテスタチャネル40(1)−40(48)内の各RAMに書き込まれる
べきデータと、PMU50とデバイス電源5454とレベル発生器56内の各レ
ジスタに書き込まれるべきパラメータ制御データとスイッチコントローラ52内
のレジスタに書き込まれるべきスイッチ構成データを含む。
【0056】 最初の測定のためのセットアップデータを各種のモジュール構成要素に書き込
んだ後に、マイクロコントローラ30は図9に示された同期スタートサブルーテ
ィンSTART SYNC102を実行する。図9に関連して、デジタル論理測
定を行うためのモジュール14(1)のセットアップを完了したマイクロコント
ローラ30は、まず、図2の準備信号READY(1)をアサートして(工程1
04)、モジュール14(1)がデジタル論理測定を行うための準備ができてい
ることを示す。そして、マイクロコントローラ30は、該測定に含まれる他のモ
ジュールもまた測定準備が完了していることを示す図2のスタート論理回路20
のプレスタート信号出力を待ち(工程106)、更に、準備信号READY(1
)をデアサートする(工程108)。そして、マイクロコントローラ30は、ス
タートメッセージを図2のパターン発生器46に送り、それに対して測定を開始
するように命じる(工程109)。
【0057】 図9のSYNCルーティンは、RAM34又はROM36にアクセスしないよ
うに、それぞれのモジュールのマイクロコントローラ30にコード化さる。全て
のマイクロコントローラ30がMCLK信号でクロックされるので、同期SYN
Cルーティンの各工程は同期して実施される。したがって、全てのモジュールの
パターン発生器46はそれらのスタートメッセージを同時に受け取り、同時に最
初の測定サイクルのためのPSET/CDATを読み出す。このことは、全ての
モジュール14のテスタチャネル40(1)−40(48)がその後に同時に最
初の測定サイクルを始めることを可能にする。
【0058】 再度図8に関連して、同期スタートルーティンSTART SYNCを実行し
た後で、マイクロコントローラ30は、それがパターン発生器46から図1のモ
ジュール14のうちの一つがDUTの故障を検出して故障信号FAILをアサー
トしたことを示すDUT故障DUT_FAILメッセージを受け取るまでか、若
しくは、それが図2のパターン発生器46からDUT測定がうまく完了したこと
を示す測定終了メッセージを受け取る(工程112)までのいずれかまで、待機
する(工程110)。DUT故障DUT_FAILメッセージを受け取った時点
で、マイクロコントローラ30はDUT故障メッセージを図1のホスト16に送
り(工程114)、そして、マイクロコントローラがホストから他のメッセージ
を受け取るまではマイクロコントローラの作動を停止する(工程115)。
【0059】 図2のパターン発生器46が工程112でDUTの論理測定がうまく行ったこ
とを示す測定終了メッセージをマイクロコントローラ30に送った場合、マイク
ロコントローラ30はセットアップデータを図2のテスタチャネル40(1)−
40(48)と期間発生器44とスイッチコントローラ52と電源54とレベル
発生器56に送って、それらの構成要素の漏れ電流合格/不合格測定を実行する
ための準備をする(工程116)。この例においては、図3のパターン発生器4
6のプログラムメモリ60とパターンメモリ62がデジタル論理測定と漏れ電流
合格/不合格測定の双方のための全てのデータを保持する程十分大容量であるこ
とと、マイクロコントローラ30がデジタル論理測定のためにモジュールをセッ
トアップするときに両測定のためのデータをそれらのメモリに書き込んでいるこ
とを想定している。
【0060】 漏れ電流合格/不合格測定のためにモジュールをセットアップした後で、メイ
ンルーティンは、スタートメッセージよりもむしろリスタートメッセージが工程
109でパターン発生器22に送られることを除いて、図9の同期スタートサブ
ルーティンSTART SYNCと同様の同期リスタートサブルーティンRES
TART SYNCを呼び出す(工程118)。リスタートメッセージは図3の
パターン発生器命令プロセッサ64に対して、プログラムメモリ60にアドレス
することを再開して、デジタル論理測定のための最後の命令を含むアドレスに引
き続くアドレスでアドレスするように命じる。このことは、漏れ電流測定の最初
の命令が記憶された場合である。
【0061】 マイクロコントローラ30は、再び、パターン発生器46からのDUT故障D
UT_FAILメッセージ(工程120)か、測定終了メッセージ(工程122
)のいずれかを待つ。パターン発生器からDUT故障DUT_FAILメッセー
ジを受け取ったときに、マイクロコントローラ30はDUT故障メッセージをホ
スト16に送り(工程121)、そして、停止してホストからの次のメッセージ
を待つ(工程123)。図2のパターン発生器46が、工程122で、DUTの
漏れ電流合格/不合格測定が成功したことを示す測定終了メッセージを送った場
合、マイクロコントローラ30はセットアップデータを図2のPMU50とスイ
ッチコントローラ52とレベル発生器56に送って、パラメトリック漏れ電流計
測テストのためにモジュールを準備する(工程124)。そして、工程109で
マイクロコントローラ30がスタートメッセージを図7のPMU50のシーケン
サ103にして、それに対して、漏れ電流計測テストを始めるように命じるする
ことを除いて図9の同期スタートルーティンSTART SYNCと同様である
並列同期ルーティンPARA SYNCを実行する。そして、マイクロコントロ
ーラ30はPMU50が測定が完了したことを示す終了メッセージを返すまで待
機する(工程130)。その後、マイクロコントローラ30は図7のPMU50
のレジスタ101から漏れ電流の大きさをあらわすデータを読み出し(工程13
2)、測定完了メッセージをホストに送り漏れ電流データを搬送する(工程13
4)。そして、マイクロコントローラ30は停止して、次に何をするのかを命じ
るホストからのメッセージを待つ。
【0062】 したがって、プログラミングされて、ホストコントローラからの干渉されるこ
となく、DUTに対して実施されるべき一連の測定に先立って、自動的に構成す
ると共に、それら自体を再同期化する一組のテスタモジュール14を有するモジ
ュール化された集積回路テスタ10を明らかにし、説明してきた。このテスタア
ーキテクチュアは、モジュール14が、異なるタイプのDUTを同時に測定し、
そして、互いに並びにホストから物理的に相当の距離離れることのできる独立し
たワーキンググループに組織化されることを可能にする。上記の明細書は本発明
の好適な実施の形態を説明してきたが、いわゆる当業者は本発明から逸脱するこ
となくその広範な諸相において前記好適な実施の形態に対して多くの改作をする
ことができる。したがって、添付の特許請求の範囲は、本発明の真の範囲内及び
本発明の精神の範囲内にある全ての改作を保護することを意図している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に関するモジュール化された集積回路テスタを図示している。
【図2】 図1の代表的なテスタモジュールをより詳細なブロック図形式で図示している
【図3】 図2のパターン発生器をより詳細なブロック図形式で図示している。
【図4】 図2の期間発生器をより詳細なブロック図形式で図示している。
【図5】 図2の代表的なテスタチャネルをより詳細なブロック図形式で図示している。
【図6】 図5のフォーマッタをより詳細なブロック図形式で図示している。
【図7】 図2のパラメトリック計測ユニット(PMU)と漏れ電流測定ユニット(LC
TU)とルーティングスイッチをより詳細なブロック図形式で図示している。
【図8】 図1のホストコンピュータが図1のテスタに供給する代表的なメインプログラ
ムのフローチャートである。
【図9】 図9のメインルーティンによって呼び出される同期サブルーティンSYNCを
示すフローチャートである。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成11年5月13日(1999.5.13)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】 本発明の他の局面に関して、測定のためにモジュールを構成した後で、モジュ
ールコントローラは、ホストからの監督なしで、測定の開始と同期する。ホスト
がそれぞれのモジュールに提供する命令は、モジュールコントローラに対して、
一連の測定のうちの最初の測定のためにそのモジュールをまず構成して、そして
、出力準備信号READYをアサートする。それぞれのモジュールコントローラ
によって生成された準備信号READYは、他の全てのモジュールに送られる。
測定に参加している全てのモジュールのコントローラがそれらの出力準備信号R
EADYをアサートしたときに、個々のモジュールの測定作業がマスタクロック
に同期させた状態で測定の実行を開始する。一連の測定のうちの最初の測定の最
後において、それぞれのモジュールコントローラは一連の測定のうちの次の測定
のためにそのモジュールを再構成し、その出力準備信号READYを再びアサー
トする。第二の測定に参加している全てのモジュールがその出力準備信号REA
DYをアサートしたときに、モジュールは第二の測定を開始する。これらの方法
は、一連の測定のうちのそれぞれの測定に対して引き続き行われ、それぞれのモ
ジュールコントローラは、各測定に先立って、独立して、そのモジュールを構成
し、その出力準備信号READYをアサートし、そして、全てのモジュールが準
備できたときに、その後それぞれのモジュールがその測定の一部を実施する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】 DUT12に対するデジタル論理測定を実施するときに、それぞれのテスタモ
ジュール14は論理測定信号を48以上のDUTのターミナルに提供するか、又
は、それらのDUTターミナルのうちの一又はそれ以上のターミナルにおいてD
UT12が生成する出力信号を監視して、DUT12が前記測定信号に対して予
想されるように応答しているか否かを判定する。デジタル論理測定中、各テスタ
モジュール14の活動はクロック信号源15によって生成された集中発生マスタ
クロックMCLKに対して同期される。漏れ電流合格/不合格測定をするとき、
それぞれのテスタモジュール14はDUTターミナルを流れる電流によって抵抗
の両端に発生した電圧を基準電圧と比較してDUTターミナルにおける電流が許
容範囲内にあるか否かを判定する。パラメトリック漏れ電流計測測定においては
、テスタモジュール14はDUTターミナル内の漏れ電流を計測する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】 スタート論理回路20は各モジュールによって生成された準備信号READY
(1)−READY(3)の全てを受け取って、該準備信号READY(1)−
READY(3)の特定のサブセットのそれぞれがアサートされたことを検出さ
れたときにプレスタート信号PRESTARTをマイクロコントローラ30に供
給する。事実、スタート論理回路20はREADY信号を組み合わせて出力プレ
スタート信号を生成するANDゲートとして機能する。同様に、故障(fail
)論理回路24は故障信号FAIL(1)−FAIL(3)の全てを受け取って
、そして、それがFAIL(1)−FAIL(3)信号の特定のサブセットのう
ちのいずれか一つがアサートされたことを検出したときにDUT故障信号DUT
_FAILを発生するORゲートとして作動する。スタート論理回路と故障論理
回路20と24は、バス38Aを経由してそれらに供給されたデータによってプ
ログラムされる従来のプログラム可能な論理回路によって実現される。ホストコ
ンピュータ16がモジュール14(1)に提供する命令は、マイクロコントロー
ラ30に対して、スタート論理回路と故障論理回路20と24をどのようにプロ
グラムするのかを知らせる。特に、プログラミング命令は、スタート論理回路と
故障論理回路20と24に対して、それらが論理的に論理積(AND)すべきか
、又は、論理和(OR)すべきなのはREADY信号のサブセットか、又は、F
AIL信号のサブセットのどちらかであるかを知らせる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】 漏れ電流計測と合格/不合格測定 図7は、図2のPMU50とLCTU51とスイッチコントローラ52とルー
ティングスイッチ42をより詳細なブロック図形式で図示している。ルーティン
グスイッチ42は、テスタチャネル40(1)−40(48)とPMU50とL
CTU51をそれぞれのDUTターミナルに選択的に接続する。切り替え位置は
、図2のマイクロコントローラ30がセットアップ処理中にスイッチコントロー
ラ52のレジスタ88に書き込む制御データの各ビットによって制御される。デ
ジタル論理測定中、スイッチ90は閉じられており、図2のテスタチャネル40
(1)−40(48)のうちの一つのピンエレクトロニクス回路72(図5)の
ドライブ信号DRIVE出力に接続する。スイッチ91は閉じられて比較信号入
力COMPAREとしてDUT出力信号を図5のピンエレクトロニクス回路72
に提供する。スイッチ92と93と94が開放されて、DUTターミナルからP
MU50とLCTU51を分離する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に関するモジュール化された集積回路テスタを図示している。
【図2】 図1の代表的なテスタモジュールをより詳細なブロック図形式で図示している
【図3】 図2のパターン発生器をより詳細なブロック図形式で図示している。
【図4】 図2の期間発生器をより詳細なブロック図形式で図示している。
【図5】 図2の代表的なテスタチャネルをより詳細なブロック図形式で図示している。
【図6】 図5のフォーマッタをより詳細なブロック図形式で図示している。
【図7】 図2のパラメトリック計測ユニット(PMU)と漏れ電流測定ユニット(LC
TU)とルーティングスイッチをより詳細なブロック図形式で図示している。
【図8】 図1のホストコンピュータが図1のテスタに供給する代表的なメインプログラ
ムのフローチャートである。
【図9】 図8のメインルーティンによって呼び出される同期サブルーティンSYNCを
示すフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジレット・ギャリー・シー アメリカ合衆国,カリフォルニア州 95138,サン ノゼ,タイバー コート 1642 (72)発明者 チャン・デービット アメリカ合衆国,カリフォルニア州 94583,サンラモン,オータムウィンド コート 68 Fターム(参考) 2G032 AE06 AE07 AE08 AE10 AE12 AE14 AF10 AG04 AG07 【要約の続き】 る各測定の間において繰り返される。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のターミナルを有する被測定集積回路デバイス(DUT
    )を測定するためのモジュラー化された集積回路テスタであって、該テスタが、 各命令を運ぶためのネットワーク手段と、 該ネットワーク手段を経由して複数の命令セットを送信するための前記ネット
    ワーク手段に接続されたホストコンピュータと、 該ホストコンピュータによって送信された前記命令セットのうちの対応するも
    のを受け取るための前記ネットワーク手段に接続された複数のテスタモジュール
    とからなり、それぞれのテスタモジュールが、 バス手段と、 受け取った命令セットを記憶するために前記バス手段と接続するメモリ手段と
    、 前記バス手段を経由してパターン制御データを受け取って記憶し、その後記憶
    されたパターン制御データに応じてチャネルデータを発生する、前記バス手段に
    接続されたパターン発生器と、 前記バス手段に接続して、前記バス手段を経由して前記メモリ手段から、受け
    取った命令セットを読み出して、その命令セットを実行するコントローラ手段で
    あって、前記命令セットが前記コントローラ手段に対して前記バス手段を経由し
    て前記パターン制御データを前記パターン発生器に提供するように命じるものと
    、 前記パターン発生器によって発生されたチャネル制御データを受け取るために
    接続された複数のテスタチャネルであって、それぞれのテスタチャネルが受け取
    ったチャネル制御データに応じて前記ターミナルにおける測定作業を行うために
    前記DUTのターミナルと接続されているものとからなるモジュラー化された集
    積回路テスタ。
  2. 【請求項2】 それぞれのテスタモジュールが、更に、入力準備信号REA
    DYの論理的組み合わせに応じてプレスタート信号PRESTARTを前記テス
    タモジュールのコントローラ手段に送るスタート論理手段とからなり、 前記パターン制御データをパターン発生器に送った後で、それぞれのテスタモ
    ジュールのコントローラ手段によって実行される前記命令が前記コントローラ手
    段に対して準備信号READYをそれぞれのテスタモジュールのスタート論理手
    段に送るように命じ、 それぞれのテスタモジュールのパターン発生器が、スタートメッセージを受信
    したときに、前記チャネル制御データの発生を始め、更に、 それぞれのモジュールのコントローラ手段が、スタートメッセージに応じて、
    該スタートメッセージを前記モジュールのパターン発生器に送ることを特徴とす
    る前記請求項1に記載のモジュラー化された集積回路テスタ。
  3. 【請求項3】 前記準備信号READYの論理的組み合わせが前記スタート
    論理回路への入力として提供されるデータをプログラミングすることによって決
    定されることを特徴とする前記請求項2に記載のモジュラー化された集積回路テ
    スタ。
  4. 【請求項4】 前記ホストコンピュータが、入力としての前記プログラミン
    グデータを前記ネットワーク手段を経由して前記スタート論理回路に提供するこ
    とを特徴とする請求項3に記載のモジュラー化された集積回路テスタ。
  5. 【請求項5】 前記ネットワーク手段がホストコンピュータから前記テスタ
    モジュールへ前記命令セットをシリアルデータ転送として運ぶことを特徴とする
    前記請求項1に記載のモジュラー化された集積回路テスタ。
  6. 【請求項6】 それぞれのテスタチャネルが、更に、入力された一組のモジ
    ュール故障信号の論理的組み合わせに応じて、DUT故障信号を発生する故障論
    理手段とからなり、 それぞれのテスタモジュールが、更に、一組のチャネル故障信号に応じて前記
    モジュール故障信号のうちの一つを発生する手段とからなり、更に、 前記テスタチャネルのうちのいずれか一つによって行われる測定作業が、それ
    が接続されているDUTターミナルにおいて発生されるDUT出力信号を監視す
    ることと、出力信号が予想されるステートではないときに前記チャネル故障信号
    のうちの一つを発生することを含んでいることを特徴とする前記請求項1に記載
    のモジュラー化された集積回路テスタ。
  7. 【請求項7】 それぞれのテスタモジュールのメモリ手段に記憶された命令
    セットが、前記故障論理手段から前記DUT故障信号を受信したときに、前記チ
    ャネルのマイクロコントローラ手段によって実行されるルーティンを有すること
    を特徴とする前記請求項6に記載のモジュラー化された集積回路テスタ。
  8. 【請求項8】 それぞれのテスタモジュールが、更に、 入力された準備信号READYの論理的組み合わせに応じて前記テスタモジュ
    ールのコントローラ手段にプレスタート信号PRESTARTを送るスタート論
    理手段であって、それぞれのテスタモジュールのコントローラ手段によって実行
    される前記命令が、パターン発生器に前記パターン制御データを提供した後で、
    前記コントローラ手段に対して準備信号READYをそれぞれのテスタモジュー
    ルのスタート論理手段に送るように命じ、それぞれのテスタモジュールのパター
    ン発生器がスタートメッセージの受信時に前記チャネル制御データの発生を始め
    、更に、それぞれのモジュールのコントローラ手段が、スタートメッセージに応
    じて、該スタートメッセージを前記モジュールのパターン発生器に送るものと、 一組の入力されたモジュール故障信号の論理的組み合わせに応じてDUT故障
    信号を発生する故障論理手段であって、それぞれのテスタモジュールが、更に、
    一組のチャネル故障信号に応じて前記モジュール故障信号のうちの一つを発生す
    る手段を有し、更に、前記テスタチャネルのうちのいずれか一つによって行われ
    る測定作業が、それが接続されているDUTターミナルにおいて発生するDUT
    出力を監視することと、出力信号が予想されるステートでないときには前記チャ
    ネル故障信号のうちの一つを発生することを含んでいるものとからなることを特
    徴とする請求項1に記載のモジュラー化された集積回路テスタ。
  9. 【請求項9】 前記第一と第二の論理的組み合わせが、前記ネットワーク手
    段を経由して前記スタート論理回路と前記故障論理回路への入力として提供され
    たデータをプログラミングすることによって決定されることを特徴とする請求項
    8に記載のモジュラー化された集積回路テスタ。
  10. 【請求項10】 前記ホストコンピュータが、入力としての前記プログラミ
    ングデータを前記スタート論理回路と前記故障論理回路へ提供することを特徴と
    する前記請求項9に記載のモジュラー化された集積回路テスタ。
  11. 【請求項11】 複数のターミナルを有する被測定集積回路デバイス(DU
    T)に対して一連の測定を行うモジュラー化された集積回路テスタであって、該
    テスタが複数のテスタモジュールを有し、それぞれのテスタモジュールが、 入力された準備信号READYの論理的組み合わせに応じて開始信号STAR
    Tを発生するスタート手段と、 測定中に少なくとも一つのDUTターミナルにおいてなされるべき一連の測定
    作業を定義する制御データセットを受信し、前記スタート論理手段によって発生
    された前記スタートメッセージを受信し、更に、前記スタートメッセージに応じ
    て受け取った制御データによって定義された一連の測定作業を行う試験手段と、 命令を記憶するメモリ手段と、 前記メモリ手段に記憶された命令を実行するコントローラ手段であって、前記
    命令が前記コントローラ手段に対して前記測定のそれぞれに対する個々の組の制
    御データを連続的に提供するように命じ、それぞれの制御データセットが前記少
    なくとも一つのDUTターミナルにおいてなされるべき一連の測定作業を定義し
    、それぞれの制御データセットを試験手段に提供した後で、前記準備信号REA
    DYのうちの一つを前記複数のテスタモジュールのそれぞれのスタート論理手段
    に提供するものとからなるモジュラー化された集積回路テスタ。
  12. 【請求項12】 前記複数のテスタモジュールのそれぞれが、更に、 一組の入力モジュール故障信号の論理的な組み合わせに応じて、DUT故障信
    号を発生する故障論理手段と、 一組のチャネル故障信号に応じて前記モジュール故障信号のうちの一つを発生
    する手段とからなり、前記テスタチャネルのうちのいずれか一つによってなされ
    る測定作業が、それが接続されているDUTターミナルにおいて発生するDUT
    出力信号を監視することと、該出力信号が予想されるステートでないときには前
    記チャネル故障信号のうちの一つを発生することを含んでいることを特徴とする
    前記請求項11に記載のモジュラー化された集積回路テスタ。
  13. 【請求項13】 それぞれのテスタモジュールのメモリ手段に記憶された命
    令セットが、前記故障論理手段からDUT故障信号を受信したときに、前記チャ
    ネルのコントローラ手段によって実行されるルーティンを有することを特徴とす
    る前記請求項12に記載の集積回路テスタ。
JP2000519307A 1997-10-31 1998-10-26 分散式の同期と制御を具有するモジュラー化された集積回路テスタ Pending JP2001522049A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/962,472 US6028439A (en) 1997-10-31 1997-10-31 Modular integrated circuit tester with distributed synchronization and control
US08/962,472 1997-10-31
PCT/US1998/022701 WO1999023499A1 (en) 1997-10-31 1998-10-26 Modular integrated circuit tester with distributed synchronization and control

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001522049A true JP2001522049A (ja) 2001-11-13

Family

ID=25505913

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000519307A Pending JP2001522049A (ja) 1997-10-31 1998-10-26 分散式の同期と制御を具有するモジュラー化された集積回路テスタ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6028439A (ja)
EP (1) EP1032844A4 (ja)
JP (1) JP2001522049A (ja)
KR (1) KR100589084B1 (ja)
WO (1) WO1999023499A1 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007502434A (ja) * 2003-05-22 2007-02-08 テセダ コーポレーション 半導体集積回路を試験するための試験機アーキテクチャ
JP2007512502A (ja) * 2003-11-26 2007-05-17 株式会社アドバンテスト オープンアーキテクチャ試験システムにおけるアナログ・混成信号試験のためのモジュールの同期化
US7272765B2 (en) 2003-03-31 2007-09-18 Advantest Corporation Test apparatus and test method for testing plurality of devices in parallel
JP2008524597A (ja) * 2004-12-17 2008-07-10 テラダイン・インコーポレーテッド パラメトリック測定ユニットを用いて被試験デバイスにおける電圧を検出する回路及び方法
JP2008524598A (ja) * 2004-12-17 2008-07-10 テラダイン・インコーポレーテッド 被試験デバイスのための電源としてパラメトリック測定ユニットを使用する方法及び装置
JP2008524629A (ja) * 2004-12-21 2008-07-10 テラダイン・インコーポレーテッド 半導体デバイスを試験する方法及びシステム
JP2010101681A (ja) * 2008-10-22 2010-05-06 Yokogawa Electric Corp 半導体試験装置
JP2011059112A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Advantest Corp 試験装置および試験方法
JP2011059109A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Advantest Corp 試験装置、同期モジュールおよび同期方法
JP2011059113A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Advantest Corp 試験装置および試験方法
JP2011080797A (ja) * 2009-10-05 2011-04-21 Anritsu Corp 誤り率測定システム
JP2011154027A (ja) * 2010-01-26 2011-08-11 Advantest Corp 試験装置および試験方法
KR20180137945A (ko) * 2017-06-20 2018-12-28 포스필 주식회사 피시험 디바이스를 테스트하기 위한 프로세서 기반의 계측 방법 및 이를 이용한 계측 장치
JP2021523438A (ja) * 2018-05-10 2021-09-02 テラダイン、 インコーポレイテッド バス同期システム

Families Citing this family (72)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6289472B1 (en) * 1997-08-07 2001-09-11 Texas Instruments Incorporated Method and test system for testing under a plurality of test modes
US6145104A (en) * 1998-02-12 2000-11-07 Motorola, Inc. Data processing system external pin connectivity to complex functions
DE19836361C1 (de) * 1998-08-11 2000-03-30 Siemens Ag Verfahren zur Leckstromprüfung einer Kontaktierungsstelle einer integrierten Schaltung
US6732053B1 (en) * 1998-09-30 2004-05-04 Intel Corporation Method and apparatus for controlling a test cell
US6324665B1 (en) * 1998-11-03 2001-11-27 Agilent Technologies, Inc. Event based fault diagnosis
US6351769B1 (en) * 1998-12-04 2002-02-26 Dell Usa, L.P. Dynamic burn rack monitor listener server
US6202186B1 (en) * 1999-01-29 2001-03-13 Credence Systems Corporation Integrated circuit tester having pattern generator controlled data bus
JP3710639B2 (ja) * 1999-02-24 2005-10-26 株式会社東芝 半導体装置
US6476628B1 (en) * 1999-06-28 2002-11-05 Teradyne, Inc. Semiconductor parallel tester
US6591211B1 (en) * 1999-08-27 2003-07-08 Intel Corporation Testing unit and self-evaluating device
US6681351B1 (en) * 1999-10-12 2004-01-20 Teradyne, Inc. Easy to program automatic test equipment
JP4444419B2 (ja) * 1999-11-10 2010-03-31 東京エレクトロン株式会社 データ通信方法及びデータ通信システム
DE60001254T2 (de) * 2000-06-16 2003-07-10 Agilent Technologies Inc Testgerät für integrierte Schaltungen mit Multiportprüffunktionalität
US6779140B2 (en) * 2001-06-29 2004-08-17 Agilent Technologies, Inc. Algorithmically programmable memory tester with test sites operating in a slave mode
US6560756B1 (en) * 2001-07-02 2003-05-06 Ltx Corporation Method and apparatus for distributed test pattern decompression
US6754763B2 (en) * 2001-07-30 2004-06-22 Axis Systems, Inc. Multi-board connection system for use in electronic design automation
US7272528B2 (en) * 2001-10-01 2007-09-18 Tektronix, Inc. Reloadable word recognizer for logic analyzer
JP2003139822A (ja) * 2001-11-01 2003-05-14 Mitsubishi Electric Corp メモリテスタを用いたテストシステムおよびテスト方法
US6976183B2 (en) * 2001-11-09 2005-12-13 Teradyne, Inc. Clock architecture for a frequency-based tester
US20030115517A1 (en) * 2001-12-18 2003-06-19 Rutten Ivo Wilhelmus Johaooes Marie Microprocessor-based probe for integrated circuit testing
US7278079B2 (en) * 2002-04-12 2007-10-02 Broadcom Corporation Test head utilized in a test system to perform automated at-speed testing of multiple gigabit per second high serial pin count devices
US7363557B2 (en) * 2002-04-12 2008-04-22 Broadcom Corporation System for at-speed automated testing of high serial pin count multiple gigabit per second devices
US7502326B2 (en) * 2002-04-12 2009-03-10 Broadcom Corporation Methods used to simultaneously perform automated at-speed testing of multiple gigabit per second high serial pin count devices
DE60306008T2 (de) * 2002-04-12 2007-01-11 Broadcom Corp., Irvine Einrichtungen und Verfahren für die Hochgeschwindigkeitsprüfung von Schaltungen mit hoher Pinzahl und mehreren Gigabit
US7184917B2 (en) * 2003-02-14 2007-02-27 Advantest America R&D Center, Inc. Method and system for controlling interchangeable components in a modular test system
US7437261B2 (en) * 2003-02-14 2008-10-14 Advantest Corporation Method and apparatus for testing integrated circuits
US7209851B2 (en) * 2003-02-14 2007-04-24 Advantest America R&D Center, Inc. Method and structure to develop a test program for semiconductor integrated circuits
US7197417B2 (en) 2003-02-14 2007-03-27 Advantest America R&D Center, Inc. Method and structure to develop a test program for semiconductor integrated circuits
CN100456043C (zh) * 2003-02-14 2009-01-28 爱德万测试株式会社 检测集成电路的方法和装置
TWI344595B (en) * 2003-02-14 2011-07-01 Advantest Corp Method and structure to develop a test program for semiconductor integrated circuits
EP1666904A4 (en) * 2003-05-21 2010-09-08 Advantest Corp TEST APPARATUS AND TEST MODULE
US7053648B2 (en) * 2003-06-09 2006-05-30 Credence Systems Corporation Distributed, load sharing power supply system for IC tester
DE10345979A1 (de) * 2003-10-02 2005-05-04 Infineon Technologies Ag Verfahren zum Testen von zu testenden Schaltungseinheiten und Testvorrichtung
JP2005127765A (ja) * 2003-10-22 2005-05-19 Toshiba Corp 半導体試験モジュールおよび半導体装置の試験方法。
TWI299407B (en) * 2003-11-26 2008-08-01 Advantest Corp Testing apparatus
US7627445B2 (en) * 2003-11-26 2009-12-01 Advantest Corporation Apparatus for testing a device with a high frequency signal
US7237167B2 (en) * 2004-02-06 2007-06-26 Advantest Corporation Testing apparatus
US7202687B2 (en) * 2004-04-08 2007-04-10 Formfactor, Inc. Systems and methods for wireless semiconductor device testing
US7362089B2 (en) * 2004-05-21 2008-04-22 Advantest Corporation Carrier module for adapting non-standard instrument cards to test systems
US7430486B2 (en) * 2004-05-22 2008-09-30 Advantest America R&D Center, Inc. Datalog support in a modular test system
US7197416B2 (en) * 2004-05-22 2007-03-27 Advantest America R&D Center, Inc. Supporting calibration and diagnostics in an open architecture test system
US7210087B2 (en) * 2004-05-22 2007-04-24 Advantest America R&D Center, Inc. Method and system for simulating a modular test system
US7188044B1 (en) * 2004-07-29 2007-03-06 National Semiconductor Corporation World-wide distributed testing for integrated circuits
US7913002B2 (en) * 2004-08-20 2011-03-22 Advantest Corporation Test apparatus, configuration method, and device interface
US7555690B1 (en) * 2004-12-23 2009-06-30 Xilinx, Inc. Device for and method of coupling test signals to a device under test
US7292059B2 (en) * 2005-03-31 2007-11-06 Credence Systems Corporation Power supply assembly for a semiconductor circuit tester
DE602005002131T2 (de) * 2005-05-20 2008-05-15 Verigy (Singapore) Pte. Ltd. Prüfvorrichtung mit Anpassung des Prüfparameters
US20070094557A1 (en) * 2005-10-21 2007-04-26 Skala Kenneth L Semiconductor integrated circuit tester
US7921344B2 (en) * 2006-02-07 2011-04-05 Verigy (Singapore Pte. Ltd. Multi-stage data processor with signal repeater
US7743304B2 (en) * 2006-02-17 2010-06-22 Verigy (Singapore) Pte. Ltd. Test system and method for testing electronic devices using a pipelined testing architecture
US7475164B2 (en) * 2006-02-28 2009-01-06 International Business Machines Corporation Apparatus, system, and method for automated device configuration and testing
US7906982B1 (en) * 2006-02-28 2011-03-15 Cypress Semiconductor Corporation Interface apparatus and methods of testing integrated circuits using the same
US7552370B2 (en) * 2006-03-31 2009-06-23 Robert Pochowski Application specific distributed test engine architecture system and method
US7449876B2 (en) * 2006-05-03 2008-11-11 Agilent Technologies, Inc. Swept-frequency measurements with improved speed using synthetic instruments
US7908531B2 (en) * 2006-09-29 2011-03-15 Teradyne, Inc. Networked test system
KR100829402B1 (ko) * 2006-11-01 2008-05-15 주식회사 유니테스트 순차적 반도체 테스트 장치
TWM317575U (en) * 2007-02-14 2007-08-21 Princeton Technology Corp Circuit testing apparatus
DE112007003424T5 (de) * 2007-03-27 2010-01-21 Advantest Corp. Prüfgerät
US8295182B2 (en) * 2007-07-03 2012-10-23 Credence Systems Corporation Routed event test system and method
TWM330475U (en) * 2007-10-30 2008-04-11 Princeton Technology Corp Test system
US7779313B2 (en) * 2008-03-30 2010-08-17 Advantest Corporation Testing apparatus and testing method
WO2009122315A1 (en) * 2008-03-31 2009-10-08 Nxp B.V. Integrated circuit with test arrangement, integrated circuit arrangement and text method
US8374552B2 (en) * 2008-09-22 2013-02-12 National Instruments Corporation Concurrent testing of multiple communication devices
JP5183447B2 (ja) * 2008-12-12 2013-04-17 株式会社アドバンテスト 試験装置および診断方法
US8258803B2 (en) * 2010-01-26 2012-09-04 Advantest Corporation Test apparatus and test method
KR101640831B1 (ko) * 2010-03-16 2016-07-20 삼성전자주식회사 반도체 소자 및 이를 포함하는 테스트 장치
KR20120069404A (ko) * 2010-12-20 2012-06-28 삼성전자주식회사 테스터 및 이를 포함하는 테스트 시스템
US10776233B2 (en) 2011-10-28 2020-09-15 Teradyne, Inc. Programmable test instrument
US9759772B2 (en) 2011-10-28 2017-09-12 Teradyne, Inc. Programmable test instrument
US10296433B2 (en) * 2012-06-01 2019-05-21 Litepoint Corporation Method for transferring and confirming transfer of predefined data to a device under test (DUT) during a test sequence
US20140160955A1 (en) * 2012-12-12 2014-06-12 Apple Inc. Method for Validating Radio-Frequency Self-Interference of Wireless Electronic Devices
FR3025906B1 (fr) * 2014-09-16 2016-12-09 Schneider Electric Ind Sas Module d'entrees pour automate programmable industriel

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4768195A (en) * 1985-07-03 1988-08-30 Stoner Donald W Chip tester
SE461939B (sv) * 1988-09-12 1990-04-09 Kjell Moum Instrument foer kontroll av ic-kretsar
CA2002344C (en) * 1989-03-29 2000-03-28 John C. Eidson Measurement system control using real-time clocks and data buffers
JPH0670668B2 (ja) * 1989-09-08 1994-09-07 株式会社東芝 電子部品の検査装置
US5280486A (en) * 1990-03-16 1994-01-18 Teradyne, Inc. High speed fail processor
FR2733058B1 (fr) * 1995-04-11 1997-05-30 Schlumberger Ind Sa Procede et equipement de test automatique en parallele de composants electroniques
JP3948764B2 (ja) * 1995-07-28 2007-07-25 株式会社アドバンテスト Ic試験システム

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7272765B2 (en) 2003-03-31 2007-09-18 Advantest Corporation Test apparatus and test method for testing plurality of devices in parallel
US7290192B2 (en) 2003-03-31 2007-10-30 Advantest Corporation Test apparatus and test method for testing plurality of devices in parallel
JP2007502434A (ja) * 2003-05-22 2007-02-08 テセダ コーポレーション 半導体集積回路を試験するための試験機アーキテクチャ
JP2007512502A (ja) * 2003-11-26 2007-05-17 株式会社アドバンテスト オープンアーキテクチャ試験システムにおけるアナログ・混成信号試験のためのモジュールの同期化
JP2008524597A (ja) * 2004-12-17 2008-07-10 テラダイン・インコーポレーテッド パラメトリック測定ユニットを用いて被試験デバイスにおける電圧を検出する回路及び方法
JP2008524598A (ja) * 2004-12-17 2008-07-10 テラダイン・インコーポレーテッド 被試験デバイスのための電源としてパラメトリック測定ユニットを使用する方法及び装置
JP4689681B2 (ja) * 2004-12-17 2011-05-25 テラダイン・インコーポレーテッド 被試験デバイスのための電源としてパラメトリック測定ユニットを使用する方法及び装置
JP2008524629A (ja) * 2004-12-21 2008-07-10 テラダイン・インコーポレーテッド 半導体デバイスを試験する方法及びシステム
JP4758439B2 (ja) * 2004-12-21 2011-08-31 テラダイン・インコーポレーテッド 半導体デバイスを試験する方法及びシステム
JP2010101681A (ja) * 2008-10-22 2010-05-06 Yokogawa Electric Corp 半導体試験装置
JP2011059113A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Advantest Corp 試験装置および試験方法
JP2011059109A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Advantest Corp 試験装置、同期モジュールおよび同期方法
JP2011059112A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Advantest Corp 試験装置および試験方法
US8261119B2 (en) 2009-09-10 2012-09-04 Advantest Corporation Test apparatus for testing device has synchronization module which synchronizes analog test module to digital test module based on synchronization signal received from digital test module
US8405415B2 (en) 2009-09-10 2013-03-26 Advantest Corporation Test apparatus synchronous module and synchronous method
JP2011080797A (ja) * 2009-10-05 2011-04-21 Anritsu Corp 誤り率測定システム
JP2011154027A (ja) * 2010-01-26 2011-08-11 Advantest Corp 試験装置および試験方法
CN102193057A (zh) * 2010-01-26 2011-09-21 爱德万测试株式会社 测试装置及测试方法
US8258802B2 (en) 2010-01-26 2012-09-04 Advantest Corporation Test apparatus and test method
KR20180137945A (ko) * 2017-06-20 2018-12-28 포스필 주식회사 피시험 디바이스를 테스트하기 위한 프로세서 기반의 계측 방법 및 이를 이용한 계측 장치
KR102039112B1 (ko) 2017-06-20 2019-10-31 포스필 주식회사 피시험 디바이스를 테스트하기 위한 프로세서 기반의 계측 방법 및 이를 이용한 계측 장치
JP2021523438A (ja) * 2018-05-10 2021-09-02 テラダイン、 インコーポレイテッド バス同期システム

Also Published As

Publication number Publication date
KR20010031522A (ko) 2001-04-16
WO1999023499A1 (en) 1999-05-14
EP1032844A4 (en) 2001-03-21
EP1032844A1 (en) 2000-09-06
US6028439A (en) 2000-02-22
KR100589084B1 (ko) 2006-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001522049A (ja) 分散式の同期と制御を具有するモジュラー化された集積回路テスタ
US5951705A (en) Integrated circuit tester having pattern generator controlled data bus
US6202186B1 (en) Integrated circuit tester having pattern generator controlled data bus
US4517661A (en) Programmable chip tester having plural pin unit buffers which each store sufficient test data for independent operations by each pin unit
US6195772B1 (en) Electronic circuit testing methods and apparatus
EP0154048A2 (en) Circuit for generating test signals for in-circuit digital testing
US20050114550A1 (en) Synchronization of modules for analog and mixed signal testing in an open architecture test system
KR19990066930A (ko) 병렬 처리 집적회로 테스터
JP2001174522A (ja) 複数の仮想テスタをサポートする半導体テストシステム
JPH0416752B2 (ja)
JP2000074997A (ja) Ic試験装置及び複合ic試験装置
US4594544A (en) Participate register for parallel loading pin-oriented registers in test equipment
JP2001516030A (ja) 複式周期発生器を具備する集積回路テスタ
JP2002131397A (ja) 半導体試験装置
EP0281620B1 (en) Apparatus and method for testing an equipment and stimulating apparatus
JP2006170761A (ja) 半導体集積回路テストシステム
EP0432292A1 (en) Logic IC tester
US5944846A (en) Method and apparatus for selectively testing identical pins of a plurality of electronic components
JP3210236B2 (ja) Ic試験装置のパターン発生装置
JP2003035753A (ja) Lsiテスタ及びlsiテスタにおけるパターンデータのダウンロード方法
JP2000097994A (ja) 半導体試験装置
JP2001083216A (ja) 半導体試験装置
JP2605858B2 (ja) 半導体集積回路装置のモニタダイナミックバーンインテスト装置
JP2962552B2 (ja) Ic試験装置
JPS60372A (ja) テストパタ−ン発生器